~俺の部屋~


俺「俺の部屋から出てけ」

エーリカ「ん~」パリパリ

俺「俺のベットの上で煎餅を食うな」

エーリカ「い~じゃん別に~」

俺「汚れる」

エーリカ「汚れない、汚れない~」ボロボロ

俺(こいつ・・・!)

エーリカ「ふんふ~ん」ボロボロ

プチン!


俺「はぁぁぁぁぁぁ!」ゴゴゴゴゴ

エーリカ「え?ちょっと俺!?」

ゴロゴロゴロ・・・!

俺「最下位雷撃・・・!」

エーリカ「ごめん!どける!どけるから落ち着い―――」

俺「『雷光』!」

ピシャアアアアアアアアアアアアアアアアン!!!






エーリカ「なんで人間相手に雷を落とすんだよー!死んじゃうだろー!」

俺「俺の寝床を汚した」

エーリカ「別に汚してないじゃーん!」

俺「煎餅のカスで汚れた」

エーリカ「うぅ・・・」

俺「異論は?」

エーリカ「ないです・・・」

俺「よろしい」



トゥルーデ「一体何をやってるんだお前らは・・・」

エーリカ「あ、トゥルーデだ。なんか用?」

俺「・・・」

トゥルーデ「ミーナが今すぐブリーフィングルームに集まれ、だそうだ」

俺「・・・」スタスタスタ

トゥルーデ「おい、俺。ちゃんと私の話を聞いてたか?」

俺(聞きたくなくても聞こえてくる・・・)スタスタスタ

トゥルーデ「待て!」


エーリカ「あちゃ~、あの二人はまだ仲良くなってないのか~」






ミーナ「やっと集まったわね」

俺「・・・」

エーリカ「そんでミーナ。なんかあったの?」

ミーナ「ロマーニャの南方に陸戦型ネウロイが出現したらしいわ」

俺(地上にネウロイ?)

ミーナ「本日未明ロマーニャの航空部隊が接触し、交戦を行ったそうよ」

俺「・・・結果は?」

ミーナ「返り討ちになって・・・多数の犠牲者が出たらしいわ」

俺(あの馬鹿共め・・・!)ギリッ

ミーナ「俺さん・・・?」

俺「・・・すまない・・・話を続けてくれ」

ミーナ「それでそのネウロイを撃墜するよう要請がありました」


トゥルーデ「陸戦型ネウロイか・・・このあたりじゃ珍しいな・・・」

エーリカ「私も数体しか倒したことないよ~」

宮藤「陸戦型ネウロイなんているんだ・・・リーネちゃん知ってた?」

リーネ「話には聞いたことあるけど・・・」

ペリーヌ「実物を見たことないのも仕方ないことですわ」

坂本「ペリーヌの言うとおりだ。この辺では本当に珍しいからな」


ミーナ「明日の午後に撃破に向かうわ。それまで皆さんは待機していてください」

一同「了解!」


エーリカ「・・・」

ミーナ「どうしたの?そんな顔して」

エーリカ「俺の座ってたソファーの下・・・」

ミーナ「・・・これは・・・血? なんでこんなところに血が・・・」

エーリカ「俺は馬鹿だね・・・爪が肉に食い込むほど強く拳を握りしめるなんてさ・・・」

ミーナ「やっぱり伝えなかったほうが良かったかしら・・・」













  ~ハンガー~


俺「お前らにしては遅かったな」

黒服A「マリア様も行くと言ってきかなくて・・・ちょっと抑えるのに時間がかかりました」

俺「あのじゃじゃ馬娘め・・・」

黒服B「ふふっ・・・俺様が愛されている証拠ですよ」

俺「俺とマリア様とでは立場が違いすぎる」
 「それより、ストライカーは持ってきたか?」

黒服A「はい、ここに」

俺(これを使うのも久しぶりだな・・・)

黒服B「・・・俺様・・・手が・・・」

俺「気にするな・・・ちょっと切っただけだ」


黒服A「ネウロイがロマーニャに南下してきてるらしいですね・・・もしかして俺様の探している・・・」

俺「かもしれない・・・だがアイツは陸戦機型ではない」

黒服B「見つかるといいですね・・・」


俺「・・・すまなかったな、こんなところまで」

黒服B「いえいえ、それではお体にお気を付けください」
   「悲しむ民は大勢いますからね・・・」

俺「・・・」




シャーリー「おぉ!それ俺のストライカーか!?」

俺(うっ・・・厄介なのに見つかったな・・・)

シャーリー「ちょっと見せてくれよ!」

俺(明日出撃なのに何を言ってるんだコイツは・・・)

シャーリー「いいじゃないか別に、減るもんじゃあないし。それに出撃は明日だろ?」

俺(壊されたら減ると思うんだが・・・)

シャーリー「なぁいいだろ?」

俺「・・・30分だけだぞ」

シャーリー「30分あれば十分だ!」






シャーリー「ふんふ~ん♪」ガチャガチャ

俺「・・・」ペラッペラッ

シャーリー「なぁ俺。ストライカーの正しい扱い方基礎編なんか読んでて楽しいか?」フゥ

俺「少なくともお前が今やってることよりは楽しい」

シャーリー「おぉ~言ってくれるねぇ~」

俺「・・・」ペラッペラッ

シャーリー(ルッキーニが前使ってたストライカーと同じファロット G55チェンタウロだな)
     (でもなんでストライカーの装甲の部分だけこんな固い機材を使ってるんだ?)

俺「・・・ストライカーを無断解体することを禁ずる」

シャーリー「」ギクッ

俺「ってここに書いてあるんだが・・・どういうことだ?」

シャーリー「い、いやだなぁ俺中佐。そんな昔の本なんてあてにならないぞー(棒」

俺「・・・」

シャーリー(不味いな・・・もしばれたら結構やばいんじゃないのか?)
     (案外こういうことには厳しい奴かもしれないし・・・)


宮藤「あれ?俺さんだ!」

リーネ「シャーリーさんもいるね」

シャーリー「よう宮藤!リーネ!どうしたんだ?」

宮藤「ちょっとリーネちゃんと飛行訓練でもしようかと思って・・・」

シャーリー「ほぉ~自主訓練か~。偉いなぁ~お前らは」


俺「イエーガー、30分だ」

シャーリー「へいへい、っていうかシャーリーって呼んでくれよ。堅苦しいだろ?」

俺「関係ないな」

シャーリー「はぁ・・・・・・何なんだ?お前は本当に」


俺「・・・」スタスタスタ

シャーリー「おい、何する気だ?」

俺「変なことをされてないか、テスト飛行でチェックする」

シャーリー「そんなめんどくさいことしなくても大丈夫さ」

俺「?」


シャーリー「私と宮藤ペア、リーネ俺ペアで模擬戦すればいい話だろ?」

芳ーネ「えええええええええええええええええええぇぇぇ!?」

俺(結局メンドクサイ話しに戻ってるだろ・・・)










  ~基地上空~


シャーリー「ルールは簡単。ペイント弾を相手に当てる。もしくはシールドを先に展開したら離脱する」
     「それで先に二人共離脱したら負け。いいな?」

宮藤「絶対勝つからね!」

俺「リネット・・・この前のように落ち着いてやればいい」

リーネ「わかりました!」

シャーリー「3・・・2・・・1・・・」


           「スタートだ!!!」






トゥルーデ「おい、あいつらは明日出撃だというのに何をやってるんだ!?」

エーリカ「模擬戦だって~」

ミーナ「はぁ・・・頭痛の種は尽きないわ・・・」

トゥルーデ「今すぐ止めてくる!」

エーリカ「ストーップ、トゥルーデー!」

トゥルーデ「何故止めるハルトマン!!」

エーリカ「ミーナ~」

ミーナ「落ち着きなさいトゥルーデ・・・最近のあなたはどこか血の気が多いわ」

エーリカ「だってトゥルーデ」

トゥルーデ「くっ!」

エーリカ「まぁそんなカリカリしないで、出撃までの暇つぶし程度に見とこうよ~」

トゥルーデ「・・・ま、まぁ暇つぶし程度には・・・なるか」

エーリカ(本当は見たいくせに・・・こっちも素直じゃないね・・・)






シャーリー「逃げてばかりじゃ倒せないぞ!?」ドドドドド

俺「銃の扱いは得意じゃない・・・」

シャーリー「なんなら魔法を使ってもいいんだぞ?」ドドドドド

俺「魔法を使って勝っても嬉しくないからな」

シャーリー「いいのか~?使わないと負けるぞ~」

俺(一人でそう思ってろ)

シャーリー「変なとこだけスカしやがって~!宮藤!」

宮藤「はい!」

シャーリー「一気に決めるぞ!」

二人は俺の両極に回り、ペイント弾を乱射する

俺「リネット・・・頼む・・・!」


リーネ「当たって・・・!」ドォン!

宮藤「わ、わわわわわわ!」

シャーリー「高度を上げろぉ!」

シャーリーの声に反応した宮藤は高度を上げ、銃弾を避ける
安堵の時間もつかの間。俺は素早くシャーリーの後方に回り込む

ガチャン!

シャーリー「!?」

俺(当たってくれよ・・・!)ドドドドド

シャーリー「うわあああああああああああああああああ!!!・・・ってあれ?」

俺「チッ!」

シャーリー「銃の扱いの下手さは芸術級だな~俺・中・佐♪」


俺「階級を聞こうシャーロット・イエーガー」

シャーリー「え?私?そうだな~もう大尉になるかな?」

俺「それほどの実力で大尉は惜しいな・・・上層部の目は節穴なのか?
 「それとも何か昇進できない問題でも起こし続けているからか?」

シャーリー「流石左官クラスは皆鋭いな!」ドドドドド

俺(さてどうする・・・俺が銃を撃ったところでまず当たらない・・・)
 (リネットは・・・)


リーネ「芳佳ちゃん!」フフフ

芳佳「リーネちゃん!」アハハ


俺(花園モードに突入・・・か)


俺(こっちのストライカーじゃあいつの驚異的なスピードには勝てないし・・・仕留めるには―――)

シャーリー「零距離からの発砲しかない。だろ?」

俺「・・・」

シャーリー「図星だな」

俺「何も零距離からの発砲だけが手って訳じゃない・・・」

シャーリー「じゃあどうする気だ?」

俺「ペイント弾を当てるだけなら・・・」チャリチャリチャリン

シャーリー「・・・?」

俺「素手でもできる・・・!」ブン!


シャーリー「確かに撃つよりは正確さが増したが、逆にスピードがなくなったぞ!」ヒョイ

俺(これでいい・・・)






エーリカ「あははははははははは!あーーーーーっははははははははは!!!」

トゥルーデ「ぷっ・・・ぷくくくく・・・」

ミーナ「はぁ・・・」

エーリカ「何あの銃の扱い方ー!初めて銃持った子供みたーい!!!あははははは!!!」

トゥルーデ「はぁ・・・はぁ・・・あ、あれが本当に軍人の腕か?」

ミーナ「戦場にただ出てなかったっていうだけでもなさそうね・・・元から得意じゃなかったのかしら?」


トゥルーデ「ハルトマン・・・お前が俺ならこの状況をどう切り抜ける?」

エーリカ「う~ん・・・シャーリー相手じゃ難しいけど頑張って零距離からの発砲に挑戦するかな?」

トゥルーデ「じゃあ今、俺がやってる行動はどう思う?」

エーリカ「本当の戦闘じゃあ絶対無理な戦闘法だけど、正確さが少しでも増すなら素手でもいいと思うよ」

ミーナ「どうしてかしら?」

エーリカ「それは見てればわかるよ・・・そのうちね」






シャーリー「カウンター攻撃でも狙うつもりか?」

俺「これしか当てる方法がないからな」

シャーリー「それで私のスピードに反応できるのか?」

俺「お前のそのスピードの速さが自分の首を絞める羽目になる」


俺「いいから黙ってかかってこい」

シャーリー「はは!大した自信だな!」ブォン!

シャーリーは一気に空高く上昇する

俺(降下しながらの一撃離脱か・・・)


シャーリー「勝負だ俺!」

俺「・・・」スッ


シャーリー「いくぞ!」ブォン!

シャーリーが銃を構え、降下してくる

シャーリー「くらえええええええええええ!!!」

引き金を引き絞り、多量のペイント弾を発射する
俺はそれを華麗に避け、ポケットの中から玉を取り出し、コイントスの応用で親指でペイント弾を弾く


シャーリーの眉間に向かったそれを驚異的な反射神経でかわす
恐らく、魔法で強化されたからこそできる技であろう

もう一度俺が弾を弾こうとした時に誤ってペイント弾を落とす

俺「しまっ―――」


俺とシャーリーが空中で交差した時シャーリーが微笑む

シャーリー「私の勝ちだ!」

俺の右を通り抜けたシャーリーは素早く振り向き、引き金を絞ろうとした時―――俺の服が風に靡き、翻る

そこから空一面に広まったのは多量のペイント弾


シャーリー「なっ!」

俺「それだけのペイント弾を避ける術はない・・・!」


ビチャビチャビチャ!

―――勝敗は決した




シャーリー「ペッペッ!あーあー・・・勝てたと思ったんだけどなぁ~・・・」

俺「残念だったな」

シャーリー「なーに、まだ宮藤がいるさ」


俺「すぐにお前の後を追わせてや―――」

バチィィィィン!


俺「・・・」ポタッポタッ

リーネ「あっ」

宮藤「リーネちゃん・・・」

シャーリー「ダァーーーッハッハッハッハッハ!!!」


俺「・・・」

リーネ「あっ・・・あっ・・・」オドオド

宮藤「隙あり!」ドドドドド

リーネ「きゃあっ!」ビチャビチャビチャ

宮藤「やりましたよ!シャーリーさん!」

シャーリー「うんうん、よくやったぞ宮藤!」


俺「・・・」

リーネ「ご、ごめんなさい!」

俺「・・・」

リーネ(あうぅぅぅぅ・・・やっちゃったよぉ・・・)

俺「リネット・・・」

リーネ「は、はい!」

俺「後でいいから俺の部屋を掃除しろ」

リーネ「わかりました!」












  ~ハンガー~


シャーリー「まぁまぁ怒るなって俺♪」

俺「・・・」


エーリカ「いや~おもしろいもの見れたよ~」

俺(どこから見てたんだ・・・こいつ・・・)

トゥルーデ「リベリアンを仕留めたから俺の方が優勢かと思ったらまさかの誤射とはな・・・」

リーネ「うぅ・・・」グスッ

俺「・・・」

ミーナ「大丈夫ですか?俺中佐・・・」

俺「あぁ・・・問題ない・・・ちょっと額が痛いがな・・・」

リーネ「ごめんなさい・・・」


シャーリー「さて罰ゲームだ!」

リーネ「えぇ!?罰ゲームですか!?」

俺(そんなの聞いてないぞ・・・)

シャーリー「むっふっふ・・・罰ゲームは・・・!」










  ~浴場~


シャーリー「俺・・・もっと優しく頼むよ~」

俺「ごちゃごちゃ抜かすな。黙って洗われろ」

シャーリー「だって結構痛いぞ?」

俺(なんで俺がこんなことを・・・)

シャーリー「宮藤とリーネも同じように洗ってやるんだぞ~」

俺「リネット?・・・あいつは負けただろ」

シャーリー「アッハッハ!敗者は勝者の言うことを聞くルールだったろ?」

俺「・・・聞いてないぞ」

シャーリー「言ってないからな!」

俺(・・・コイツ・・・!)


俺「雹よ・・・」ポトンポトン

シャーリー「おーい!はやく流してくれよ~!」

ザバァ!

シャーリー「つめたっ!おい、俺!なんで雹入れんだよ~」

俺「・・・」


宮藤「あの・・・」

リーネ「私達はいいですから・・・」

シャーリー「駄目だ!俺の罰ゲームだからな!頭と体を洗ってもらうまで風呂から逃がさん!」

芳ーネ「えぇぇぇぇぇぇぇ・・・」

俺「・・・嫌そうだな・・・じゃあ俺は帰らせてもら―――」

芳ーネ「嫌じゃないです!」

俺(嫌って言えよ・・・!)


こうして俺はシャーリー、宮藤、リーネの頭と体を洗う羽目になった

洗う描写はまた今度




  ~シャーリーのうさうさ日記~


グラマラス・シャーリーだ!


いや~あの俺がまさか罰ゲームを本当に実行してくれるなんて思わなかったよ

変なところも触られたけど、わざと触ったってわけでもなさそうだったな

興奮するどころかずっと無表情でお固い奴だよな~

少しぐらい赤くなってもいいのにさ。意外とバルクホルンより固い奴だったりして・・・?


リーネも宮藤もなんだか赤い顔しておもしろかったし

なんていうかまた俺と風呂入ってみたいっていう気分だな


次の罰ゲームは全裸で全員の体でも洗ってもらおっかな~




  ~次回予告


ミーナ「俺さんの僚機には・・・そうね・・・」

トゥルーデ「私がつこう」

俺「断る」

トゥルーデ「何だと!?」



エーリカ「トゥルーデ!トゥルーデ!!!」

トゥルーデ『私は大丈夫だ・・・それより俺が・・・』


俺(誰も傷つけない・・・傷つく人を見るのはもうたくさんだ・・・!)


俺「いくぞ・・・」

トゥルーデ「あぁ・・・!」
最終更新:2013年03月30日 01:25