プロローグ的な何か『ようこそ炎の匂い漂うSW世界へ』
俺「よいしょっと……よいしょっと……あぁ…ちかれた」ザクザク
ばあちゃん「あぁ俺。すまないねぇ…ばあちゃんが腰やってなけりゃやるんだけど…」
俺「ああ、いいよいいよ。ばあちゃんはそこ座ってて。今日は俺が田んぼの手入れすっからさ……その代わりSSはかけそうにないか」
ばあちゃん「すまないねぇ……せっかく仕事がお休みだって言うのに」
俺「気にしないでよっと…。っと、よっせい……よっしょ……っと」ザクザク
ばあちゃん「あとでだちんあげるよぉ」
俺「もうそんな貰うような歳でもないさ。いいって……よいしょっと(ガツン!)あ?」
俺「ガツン?……なにこれ?……oh...こいつは…」
く \
┌――。ヽ ┌ヽ
;-‐ ´´ ̄( ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ-∠;`ヽ二二⊃
/二二`゜ゝ-ゝ―――――――――――― ''" ̄|__/
 ̄く/| ̄
└┘
どうみても不発弾です。
俺「あー……ばあちゃん?お願いがあるんだけど」
ばあちゃん「ん?なにかね?」
俺「可及的速やかにかえって警察に連絡して」
ばあちゃん「どしたの!?俺ちゃんなにかわるいことしたの!?」
俺「ち、ちがうよ。不発弾見つけたから…あぶないからね。すぐ連絡しなきゃ」
ばあちゃん「わ、わかったよ…ちょっと家かえるね。俺ちゃんさわっちゃだめだよ!」テクテクテク
俺「……」
俺「……っは、俺も離れるか」
俺「……そーっと…そーっと……(カツン)」
拳大石<ヤッハァ! ゴロンゴロン……ガツゥゥゥン!!
俺「!?」
爆弾<……
俺「……」
爆弾<……
俺「っほ、……そーっと…そーっと……(カツン)あ!?って……なんだ小石か」」
小石<イヤッホォォォォォォ!!コロンコロンコロン……カツン☆
爆弾<ッカ!!!
俺「あ」
ブロロロロ……
シュミット「まったく…いまだ試作機本体は届かず、一体全体いつまで待てばいいのやら」
兵士「そうぼやかないでくださいシュミット大尉。今日中には補充要員と一緒に入ってくるってはなしなんすから…っと危ない」
シュミット「まあ、そうなのだけどね。問題はアレだよ」
兵士「あれ?……あぁあれですか…」チラ
フレデリカ「……」プンスカ
シャーロット「……」ダルー
シュミット「試験もできない。乗るユニットもなくこのクソ暑いとこにいて、娯楽がこのオンボロジープでのケツが痛くなるドライブだけじゃ
だれだってああなるさ」
兵士「なにか刺激になることが……あればいいですけどねぇ……ん?」
シュミット「どうした」
兵士「前方……人だ。人が倒れてる」
シュミット「なに!?止めてくれ!」
フレデリカ「どおしたの?突然止まって。って、あら?」
シャーロット「……人?」
兵士「……」
シュミット「どおだ?」
兵士「裂傷が数箇所と打撲……命には別状無し、どうやら気絶してるだけみたいですね。どうします?」
シュミット「どうしますって、このままほったらかしにするわけにもいかんだろ。つれて帰ろう」
シャーロット「……」ツンツン
シュミット「こらこらお嬢さん。けが人さんなんだから丁重に扱いなさい……おい、そっちもて……せーの!」
俺「…………っは」
俺(……どこだここは……この匂い……消毒液のにおい……病院か?(ツンツン))
俺(でも、天井が布っぽいな。テント?……は?なんでテント?(ツンツン))
俺(つか、なんで病院……あぁ、思い出した。確か不発弾が爆発してそれで……よく生きてたな俺(ツンツン))
俺(でも、天井が布っぽいな。テント?……え?なんで今のご時世にテント?(ツンツン))
俺(わけがわからん……しかも頭がまだぽーっとするな……あぁ、これじゃしばらくSSはかけそうにないな。ってそんなことより(ツンツン))
俺「……だれ…だ?さっきから俺をツンツンしてくる…や…つは」
シャーロット「……」ツンツン
俺「……」
シャーロット「……」ツンツン
俺「……よ…う」
シャーロット「……?」
俺「……」
シャーロット「……」
俺「……あ…れ?」
シャーロット「!?」ガタン!タッタタ……
俺(なんか俺怖がらせるようなことしたっけか?ちょっと話を聞こうと思ったが…ん?)
シュミット「やぁ、目が覚めたようだね。気分はどうだい?お話はできそうかい?」
シャーロット「……」ヒョコ
俺(……あれ?なんかこのナイスミドルなおっさんどっかで見たことあるような。てかおっさんの後ろに隠れてるこの子もどっかで)
シュミット「どうかしたかい?」
俺「い、いえ何でもありません。……体中痛みますけど。会話くらいなら」
シュミット「そうか、ならよかったよ。じゃ、早速本題なんだけど。君、この世界の人間じゃないね?」
俺「は?」
アフリカ 野戦基地・ハンガー
俺(はぁ、まさか俺がストパンの……それも地獄の最前線アフリカにぶち込まれちまうとはなぁ。
幸い俺には魔力の反応はあったけど既にエクスウィッチ化して使い物にならんから戦いには出なくてすむっぽいけど)
シュミット「~~♪~~♪」
俺(シュミット大尉の開口一番が「帰る場所がないなら私と契約してここの部隊の雑用係になってよ」ってどういうこった)
シャーロット「……」パタパタパタ
俺(よくて整備兵…最悪本当に雑用のまま一生を過ごしそうな勢いだ…せっかくアフリカにいるんだから。おケイさんとか
ライーサさんにお近づきになりたかったなぁ……まぁ、整備兵って時点でアウトだよね……けど)チラ
シャーロット「……?」パタパタパタ
俺(シャーロット覚醒前とこうして一緒に歩いてるだけましか)
俺「はぁ~~」
シュミット「~~♪どうしたのかね俺君そんなため息ばかり付いていると幸せが逃げてしまうぞ♪」
俺(シュミット大尉ってこんなキャラだっけ?つか、もう雑用係りっていうのが決定してるみたいで生きる希望がありません)
シュミット「ところで俺君。なにか乗り物を運転できるかい?」
俺「え、乗り物ですか……あー、AT・MT両方とも運転できますけど」
シュミット「え?なんでAT操縦できるの?」
俺「え、普通じゃないんですか?」
シュミット「……ふむ、コレは中々面白い拾い物をしたかもしれないね」
俺「?」
ワイワイ ガヤガヤ トンデンガン
シュミット「おお、どうやらナイスタイミングだったようだ」
整備員「あぁ、シュミット大尉!お疲れ様です」
シュミット「やぁおつかさん、この様子だとやっと届いたようだね」
整備員「えぇ、やっときましたよ。待ちに待った
ティーガーの心臓が!」
俺(ティーガーの心臓?……魔導エンジンの事…か。っつうことは俺はティーガー完成前の世界にいるのか)
シュミット「あぁ、コレで試験が開始できるよ。っと言っても、ここの設備で組み立ててもあと2ヶ月以上はかかるだろうから
ソレからだけどね」
シャーロット「……」ジー…ツンツン
俺「なにみてるんだい?って…エンジンか。そんなに気になるのか?」
シャーロット「!?」パタタタ・・・!ガシ
シュミット「おっとっとっと…こらこらシャーロット。俺君に失礼じゃないか」
シャーロット「……」ジー
俺「あはは…完璧に嫌われてますね俺」
シャーロット「……」プイ
俺(もうこころがおれそうです。もとのせかいにかえりたいです。俺の成長活躍できずに終わりそうです…「
やっぱり俺は俺」みたいに
めちゃくちゃ活躍しそうなイケメンウィッチがいたら自殺するかも判らんね)
シュミット「なに、この子は人見知りが激しくてね。特に男に対してひどくてねぇ…最初は私も苦労したもんさ
あぁ、そうそう。君、エンジンが届いたという事は彼も此処に来ているのかい?」
整備員「えぇ、来てますよ。向こうのほうで早速怒鳴り散らしてますよ」
シュミット「そうか、彼も相変わらずだね」
俺(彼?……誰だ?氷野さんかガードナーさんか?……大穴でまじ「彼」だったらどうしよう目もあてらんないなこれ)
俺「……はぁ」
シャーロット「……?」
シュミット「じゃ、俺君。君に合わせたい人がいるんだ付いておいで…おいおい本当にため息が多いね君は。ほら、しゃきしゃき歩く!」
~ハンガーの一角~
オラー!シャキシャキヤレ!ア、バカ!ソコジャナイ!
俺(誰か叫んでるな……ん?あれは…)
シュミット「あぁ、いたいた彼だよ」
「おら!何ちんたらやってんだ!A班はさっさとエンジンの組み立てを開始!B班は持ってきたアハトアハトの点検だ!
……あぁ、おい!だからそっちじゃねぇつってんだろぉが!」
俺(うわぁ…すげぇ迫力。まさかこの人が俺の上司ってことになるんじゃ……最悪この人が「彼」かぁ)
シャーロット「……」ビクビク
俺「大丈夫かい?すごいビクビクしてるけど」
シャーロット「!?!?」パダダダ!
俺(そんなにビビらなくても…傷つくナァ)
シュミット「彼が君の面倒を見てくれる人だよ俺君。おーい!整備班長~はんちょ~う!」シャーロットナデナデ
整備班長「ったく…ここに着いたからってたるんでんじゃねぇぞ!おらぁ!たらたらしてる奴はオアシスにたたこむぞぉ!!」
俺(…?なーんか今のせりふ聞いたことがあるようなないような……気のせいか)
整備員「はんちょー!シュミット大尉がよんでますよぉ!」
整備班長「っといまいきますよー!」ダダダ
シュミット「やぁ、久しぶりだね。元気してたかい?」
整備班長「おお!シュミットの旦那じゃないっすか!懐かしいですねぇ~カールスラント以来ですかい?」ダダダ
シュミット「そうだねぇ。向こうじゃ君には世話になりっぱなしだったからね……っと、積もる話は後にして。
本題だよ。ちょっと現地で志願してきた新人君の面倒を見てもらいたくてね。なんでも、ATからトラックまで運転できるそうだよ?」
整備班長「新人?……まぁーたやっかいごとですかい?まぁ、いいですけど……この方で?」
俺「お、俺といいます。よろしくお願いします!」
整備班長「あぁ、よろしくお願いします。ん、俺と同じ扶桑人?……だんな~現地ってどういうことですか?」
シュミット「そこら辺はあまり詮索しないでやってくれ。ちょいと事情が複雑でね」
整備班長「……なんかめっちゃ厄介ゴト臭いです。いま立て込んでましてねぇ…ちょいと後回しにしてもいいですかい?」
シュミット「……シャーロットちょーっとおいで」
シャーロット「?」パタパタ
シュミット「コショコショ……OK?」
シャーロット「コクコク」
俺「?」
シャーロット「…整備班長。このおじさんの面倒を見てあげてください。お願いします」ペコ
俺「お、おじさん!?」
俺(えぇ……そんなこの子に言わせたからってこの人がうんっていうわけが…つかおじさん……)
整備班長「……はい。やらせていただきます」
俺(言ったー)
シャーロット「……」オオー
シュミット「はっはっはっはっは!相変わらず魔女の頼みには弱いねぇ~。魔女の僕(パシリ)の名は伊達ではないという事かな?」
俺「は?」
整備班長「……旦那。パシリは余計です。魔女の僕ってのは結構気に入ってんですけど!……はぁ、まぁいいや
んじゃATの操縦できるって話だから荷物運びでもやってもらおうかねぇ…」
俺「え?」
シュミット「気に入ってるならいいじゃないか。はっはっは。じゃ、よろしくね」
俺(ちょ、ちょっとまて。魔女の僕?整備班長…パシリ?え、まさか…)
俺「あ、あの……ちょっと質問いいですか?」
整備班長「あ?どったの?」
俺「……ATって…もしかしてアーマードトルーパー……ですか?」
整備班長「え?なに言ってんだあったりまえじゃないか。操縦できるんじゃないの?」
俺「えっ?」
整備班長「えっ?」
シュミット「えっ?」
俺(あぁ、間違いない。ここ俺が書いた俺がいる世界だ)
俺「ちょ、むりむりむりむりATの操縦なんてできないっすよ!」
シュミット「え、でもさっきできるって」
俺「ATはATでもオートマチックトランスミッションだとおもったんです!」
整備班長「じゃあ。AT操縦できないんだ……ん~~、それじゃあ覚えてもおっか」
俺「え?」
整備班長「あー大丈夫大丈夫。荷物運びで使うだけだから戦場に出す気はないから安心してね?
ん~、でもうちの整備班でやってくには体力もいるしなぁ~……志願兵だし、ブートキャンプでも軽く行ってもらおうかな」
俺「え、あの」
整備班長「おーい!ぐんそー?ぐんそー!」
軍曹「あ?呼んだか坊主」
整備班長「よんだよんだ。今ってちょうど新人キャンプやってたよね。志願兵がきたからしごいてやって欲しいんだけど問題ない?」
軍曹「こいつか?……ふん、体格は悪くない…だが、しまりのない顔がよろしくねぇなぁ…まぁ、うちで訓練すればしまりのある顔に
なるだろうよ。じゃ、早速キャンプ10kmの爽やか糞兵隊さんマラソンだ!」
俺「oh...」
シャーロット「……」ジー
軍曹「なんだ。嬉しくて声も出ないか?いくぞクソッタレ!」
俺「……」ズルズル
シャーロット「……」バイバイ
最終更新:2013年03月30日 02:12