俺「加東圭子大尉!命令により、カールスラント陸軍第103戦隊所属、俺以下2名着任いたしました!」
圭子「そんなに堅くならなくてもいいわよ。 それより…肝心の
ティーガーは…?」
俺「あの……木っ端微塵に…」
圭子「…はぁ…まぁ、こればっかりは仕方が無いわね。 じゃぁ新しいティーガーが届くまで、ここで大人しく待機していてちょうだい」
俺「了解です」
圭子「えっと…俺中尉にハンス上等兵、それとカネパルト軍曹ね。 これからよろしくね」
ハンス「これからは迷惑を掛けてしまうかもしれませんが、よろしくお願いします」
カネパルト「あなたが有名な加東大尉ですね! 想像していた以上にお美しい!!見惚れてしまいます!」
圭子「あら、一体どういう事かしら? 俺中尉の部下はおもしろいわね、上官を口説くなんて」
俺「ご無礼をお許しください。 なにぶん、コイツは女に餓えているので」
圭子「そうなの? 結構、いい顔立ちしてるのに?」
カネパルト「な、な……おれ、褒められてる…
初めて、女性に褒められた…!!ヒャーハー!!」
ハンス「カネパルト軍曹、落ち着いてください」
圭子「に、賑やかね…あなたたち…」
俺「本当にスミマセン!」
圭子「では、俺中尉とは話があるのでカネパルト軍曹とハンス上等兵は退室してくれるかしら?」
ハンス「了解です」
カネパルト「顔立ちが良い……グヒヒヒヒヒwww」
ハンス「ほら、カネパルト軍曹…早く行きますよ…」
バタン
圭子「…ホント、賑やかね」
俺「いや…申し訳ない」
圭子「まぁ、いいわ。それより、あなた達の実戦経験はどれ位かしら?」
俺「俺とカネパルトは、アフリカで戦って2年になりますが…ハンスは最近、こっちへ来たもんで実戦経験は殆ど無いですね」
圭子「教えてくれてありがとう。確かにハンス君は子供の顔が抜け気ってなかったもんね。 ハンス君は何歳なの?」
俺「19歳です。 でも、ハンスはもう既に結婚していて、最近子供が出来たみたいですよ」
圭子「こ、子供!? ハンス君の子供って事!!?」
俺「ええ、俺も聞いた時はビックリしましたよ」
圭子「へぇ…人って見かけによらないわねぇ…」
俺「ホント、その通りです」
俺「ふぃ~ 話も一段落ついたし、「アフリカ」のみんなとの顔合わせでもしておくか!」
― テント ―
俺「お~い、カネパルト、ハンスはいるか?」
ハンス「稲垣軍曹は料理が得意なんですか~」
真美「はい!でも、扶桑食だけですけど…」
ハンス「それでも、十分スゴイですよ! おれなんか、お湯を沸かすので精一杯です」
カネパルト「シャーロット・リューダー軍曹…小さくてカワイイねぇ…フヒッwww」
シャーロット「ル、ルコ!! この人コワイっ!!」
古子「だ、大丈夫だよ!シャーロットちゃん!! カネパルトさんは真面目だと思うよ! たぶん…」
俺「…あいつ等、もう打ち解けてるじゃねぇか……なぁカネパルト、ハンス! トランプでもやらないか?」
カネパルト「おれはパス。 シャーロットちゃんと北野軍曹と喋ってるから」
ハンス「おれもパスでお願いしま~す」
俺「…そ、そうか……仕方が無いな…」
俺は誰も座っていないテーブル前の椅子に腰掛け、煙草を吸い始めた。トランプ、やりたかったんだけどな…
マルセイユ「トランプなら、私が相手してやるか?」
俺「マ、マルセイユ中尉! でも…」
マルセイユ「別に気にするな、同階級じゃないか。 ほら、ライーサもこっちへ」
ライーサ「わ、私も?」
マルセイユ「ああ、2人だけじゃつまらないからな」
ライーサ「そ、そういう事なら…よろしくお願いします、俺中尉」
俺「こ、こ…こちらこそ…!」
マルセイユ「私が一位で、ライーサが2位、そして俺がビリッケツか! 弱いな、俺!!」
俺「ま、まぁ…」
ライーサ「ポーカー、楽しかったです! またやる時は誘ってください、俺中尉! それじゃぁっ」
俺「ま、またな!」
マルセイユ「それじゃぁ、私はケイの所に行ってくるよ。」
俺「付き合ってくれて、ありがとうございました」
マルセイユ「私も楽しかったぞ。 またな!」
俺「……ふぅ…ところで、あいつ等は…」
ハンス「へぇ~! その"オミソシル"っての食べてみたいな!」
真美「明日の朝に作る予定なので、よかったら食べてみますか?」
ハンス「はい!是非!!」
カネパルト「おお!おれの髪型がスゲェ事に!! スゴイな!ルコちゃんは!!」
古子「い、いえ…! そんな事…///」
シャーロット「カネッパの髪、さらさらしてそう!触ってみてもいい!?」
カネパルト「ん? 遠慮せずに触っていいんだぞ?シャーロットちゃ~ん……フヒヒヒヒ…」
シャーロット「……やっぱ止めようかな…」
俺「……あいつ等、フレンドリーすぎるぜ…」
俺は特にやる事も無いので、夜景を眺めようと、テントの外へと出た
俺「…やっぱ夜は寒いな…」
テントを出て、すぐ近くでは整備員たちが暖を取っていた
整備員「おっ! 今日、来たティーガーの人か?」
俺「ああ、そうだよ。 でも、肝心のティーガーは無いけど…」
整備員「はははっ、そりゃ残念だ。 それより、アンタの名前は?」
俺「名前は俺」
整備員「階級は?」
俺「一応、中尉をやらせてもらっているよ」
整備員「中尉かぁ~ アンタすごいな。 ところで、俺中尉」
俺「ん?」
整備員「こういう写真には興味ある?」
俺「こ、これは…!!」
整備員たちから差し出されたのは、ウィッチたちが写ったプロマイド写真だった
マルセイユ中尉だったり、稲垣軍曹だったり…世界各国のウィッチたちの様々な写真があった
整備員「なぁ、どれか買う気はないかい?」
俺「……ペットゲン少尉のは…あるのか?」
整備員「ああ、勿論! ほら、ペットゲン少尉がよだれを垂らしながら寝ている貴重な写真だぞ~」
俺「!! (か、可愛い!!) 」
整備員「どうだ? 買うか?」
俺「…いくらだ?」
整備員「100ドルでどうだ?」
俺「ひゃ、100ドル!? いくらなんでも高い!!」
整備員「仕方が無いなァ~ それじゃぁ、70ドルでどうだ?」
俺「…それなら、買おう」
整備員「毎度ありっと!!」
続く
最終更新:2013年03月30日 02:15