167 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/01(金) 04:13:53.73 ID:nAOXNBT/0
[前スレから男の娘
そろそろ締めて行きたいところ、とりあえず男を活躍させよう。]

男「よくあさ!」

男「すう……。」

バルクホルン「ん……朝か……。うわ!?」

バルクホルン(男と添い寝しかも男全裸……!?これは!!)

バルクホルン(ん……あ、そういや男はオトコだったな……。昨日は……やってしまったな……///)

男「すや……。」

バルクホルン「しかし……やはり可愛いなあハアハア。シーツから覗く体が実にエロい!」

バルクホルン「はっ!?いかんいかん朝っぱらからこんなのでは。よし、おい男。」

ガラッ
シャーリー「おーっす。男起きてるk……。」

バルクホルン「は!?」

168 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/01(金) 04:15:04.94 ID:nAOXNBT/0
シャーリー「……。(状況確認。バルクホルンが裸と思われる男に手を出そうとしている。)」

バルクホルン「……どうした、シャーリー?」

シャーリー「こ、この変態が!!」

バルクホルン「な!何を言うか!?」

シャーリー「現行犯だぞ!おい男!起きろ!」

男「むにゃ……?」

バルクホルン「あ、おはよう男。」

男「(あ……大尉じゃなくて……。)おはようお姉ちゃん///」

シャーリー「」

バルクホルン「よく眠れたか?」

男「はい……にしても昨夜はほんとに……///」

シャーリー「」

170 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/01(金) 04:19:07.41 ID:nAOXNBT/0
男「ん……って!?シャーリー大尉!?(やば、体隠せ!)」

シャーリー「お、おはよう男……。(あ、うん実際可愛いよ?それは分かるぞバルクホルンよ?)」

男「も、もしかして今の会話、聞いてました?」

シャーリー「あーあっと……うん……。ってそうだ男!?まさかバルクホルンに襲われたのか!?」

バルクホルン「おい!私はべつに襲ってなど……ない?」

男「べ、べつに襲われ……たか……?な?」

シャーリー「……。そうだな、とりあえず男。服を着て起きろ。」

男「は……はい。」

シャーリー「それでバルクホルン。中佐のとこに行くぞ。」

バルクホルン「な、なんでミーナに?」

シャーリー「いや、これはな……。うん。」

171 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/01(金) 04:24:16.17 ID:nAOXNBT/0
ミーナ「え……シャーリーさん、もう一度言ってもらえるかしら?」

シャーリー「だから……バルクホルンと男がその……あんなことやこんなことを。」

ミーナ「な、なにをしたのトゥルーデ!?」

バルクホルン「そ、それは……。具体的に言うと……後ろからその、胸だとか……アソコとかを……して……。」

ミーナ「そそそそれは本当なの!?男さん!?」

男「あ……はい///」

ミーナ「それは……同意の上なの?」

男「同意……というか……まあ、嫌じゃなかったです……。」

バルクホルン「男……///」

172 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/01(金) 04:28:21.84 ID:nAOXNBT/0
ミーナ「そう……なら……うん。ほどほどにね。」

シャーリー「!?それでいいのか中佐!?」

ミーナ「まあ、相互の同意があるようですし。」

シャーリー「こいつは男に、お姉ちゃんと呼ばせてるんだぞ!?」

ミーナ「え……。(なにそれうらやましい)」

シャーリー「そんなうらやまゲフンゲフンひどいことがあるか!?」

バルクホルン「うるさいぞリベリアン。」

男「まあ、そのくらいで勘弁してください。(あんまり掘り下げられると色々ヤバイ)」

ミーナ「……分かったわ、この件はこれで。」

173 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/01(金) 04:32:35.49 ID:nAOXNBT/0
芳佳「あ、おはようございます皆さん。」

バルクホルン「ああ、おはよう。」

ミーナ「おはようございます。」

芳佳「どうしたんですか?遅かったじゃないですか。」

ミーナ「ちょっと事務的な話をね。」

芳佳「そうですか。」

バルクホルン「さて朝飯だ。」

男「今日もご飯がうまい。」

シャーリー「……。」

バルクホルン「そんなに腹へってたのか男?」

男「うん、お姉ちゃ……ハッ!?」

一同「!?」

174 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/01(金) 04:34:58.43 ID:nAOXNBT/0
ハルトマン「トゥ、トゥルーデ……。」

バルクホルン「な、なんだ……?」

ハルトマン「一体男になにを……。」

男「ナナなななにもされてないですよ!?」

バルクホルン「そそそうだぞハルトマン!変なことを言うんじゃない!」

ハルトマン「うわあ……。」

バルクホルン「さ、さあ!今日も訓練だ!」

男「仕事仕事!」

一同「こいつら……。」

288 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/01(金) 19:30:42.34 ID:nAOXNBT/0
174から、なんとか無理やり男を活躍させる

A「ちゅちゅ中尉!」

男「ん?」

A「せ、昨夜の件ですが!」

男「(あ……あれか……。)Aよ……すまんな。」

A「え……ああ……はい……。」

B「A……元気出せ。」

A「ちょっと……顔洗ってくる。」

男(オトコに振られてそう落ち込むな……。)

ウーッ

男「!?警報!?ネウロイか!」

289 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/01(金) 19:34:26.36 ID:nAOXNBT/0
ミーナ「みんな、ネウロイよ。洋上に多数の機影が確認されたわ。」

坂本「数が多いな……これは総出で行くか。」

ミーナ「ええ。男さん、ストライカーユニットは?」

男「全機いつでも出せます。」

坂本「よし、出撃!」

ハルトマン「久しぶりの戦闘だね。」

シャーリー「もしかしたらネウロイが戦力を集結させていたのかもしれないな。」

芳佳「今回は少しきつそうですね。」

坂本「一機たりとも防衛線を突破させてはならんぞ。」

ハルトマン「わかってるって。」

290 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/01(金) 19:37:12.19 ID:nAOXNBT/0
バルクホルン「さあ、腕がなまってないか……。」

男「あの、たい……お姉ちゃん。」

バルクホルン「ん、どうした?」

A(お、お姉ちゃん……?)

男「性能は上げましたが、完璧じゃありません。だから」

バルクホルン「気をつけろ、ってことか?分かってるよ。」

男「あ、はい……。」

バルクホルン「(あーいいなあこの表情。……ん、こういう時って……///)あ、おと、おと男!」

男「は、はい?」

291 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/01(金) 19:41:58.17 ID:nAOXNBT/0
バルクホルン「その……(ええい!)」ダキッ

男「え!?抱き寄せって、ん!?」

バルクホルン「男!」チュッ

男「むぐ!?(あ……ファーストキスだ……。)」

A「なん……だと?」

B「A……。」

バルクホルン「よし!じゃあ行ってくるぞ男!(グフフ、いまの私はかこいい)」ブロロロ

男「ほわあ……は、はい!御武運を!」

292 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/01(金) 19:44:59.99 ID:nAOXNBT/0
坂本「く!?なんて数だ!おい、敵位置確認怠るな!」

シャーリー「これで何機だ!?」

ハルトマン「たぶん全部で30は落としてる!」

芳佳「へ、へらない!?」

リーネ「芳佳ちゃん後ろ!」

芳佳「うわ!?」

バルクホルン「く、気を抜くな!」

ミーナ「さすがにこの数は……。」

坂本「れっぷううざあああんん!」

サーニャ「数は……減ってますが、まだたくさん。」

坂本「エイラ!サーニャの護衛!」

エイラ「ヤッテルヨ!」

バルクホルン「くそっ……。」

294 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/01(金) 19:48:44.37 ID:nAOXNBT/0
男「おい、戦況はどうなっているか!?」

C「は、はい。着実に迎撃はしていますが。」

D「数が多すぎます!」

男「本体と子機じゃないのか?」

D「それもありますが、小型ネウロイがほとんどです!」

C「これでは突破されるのも……。」

男「く……。大尉が戦ってるのに……。」ドンッ

B「中尉!落ち着いてください!中尉は機械担当でしょう!?」

男「だが軍人なんだよ!」

男「おい!この基地に通常兵器はあるか!?」

C「艦砲を流用した127ミリが一門ありますが……。」

男「近接信管とはいえ……一門では対空戦には……。」

D「て、敵機が防衛線を突破しました!」

男「!?」

295 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/01(金) 19:52:36.08 ID:nAOXNBT/0
坂本「突破して行ったぞ!落とせ!」

ハルトマン「く!」ダダダダ

シャーリー「間に合わない!」ダダダダ

サーニャ「さらに突破されます!」

坂本「何機超えた!?」

サーニャ「少なくとも15、まだ来ます!」

坂本「二手に分かれる!バルクホルン、ハルトマン、シャーリーは突破した敵を追え!」

バルクホルンたち「了解!」


バルクホルン「かなり食い込まれてる!」

ハルトマン「基地に一発打たれた!?」

バルクホルン「な!おとこお!」

296 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/01(金) 19:58:53.26 ID:nAOXNBT/0
D「き、きます……!大砲もぜんぜん当たってません。」

C「やばいぞ……!?うわ!……」ドガッ

D「……くらった……」

C「ちょいと崩れましたが、けが人はいませんね。」

男「く……なめられたな……。」

D「中尉、ここは危険です!……中尉?」

男「当たらないなら……当てればいいだけじゃないか。」

男「……大砲は、高初速のものだったな……?」

C「?え、ええ……。」

男「初速も安定、ほぼ平均値で出る……。」

男「……よし……。」

B「中尉?」

男「……おい、大砲担当。いるな?」

A「いますよ!……ですが、敵はまだ視認困難な距離です。」

297 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/01(金) 20:03:39.68 ID:nAOXNBT/0
男「お前……よし……こちらで指示する!電探、かわれ!」

D「は、はい!(な、なにをするんだ?)」

男「……すうっ……敵機は時速600kmで接近中。高度一定直線飛行……簡単すぎる、東大理系の計算力をなめんなよ……っ!」カキカキ

C「迎撃追いついてません!(け、計算!?)」

男「主砲の初速、微分方程式からの射角θと向きφによる砲弾位置x(θ.φ.t)……。」カキカキ

男「現時刻t=-sにおける敵位置確認、発射時刻をt=0とし、座標一致条件のs,θ.φ……!」カカカカ

男「よし、A!合図で発射だ!射角は20度、右に10度!タイミング間違えるなよ!」

A「了解!ぴったしあてます!」

男「よし……3,2,1、てえ!」ドスン

298 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/01(金) 20:08:36.85 ID:nAOXNBT/0
ネウロイ(たかが一門の砲で何が出来る)

C「弾着、今!」

C「……!?一機消えました!当たってます!」

D「そ、そんなばかな。」

男「すうはああ!次!」カカカカ!


シャーリー「!?……な!?」

ハルトマン「大砲でネウロイを打ち落とした!?」ダダダダ

バルクホルン「ま、まぐれか!?」ダダダダ

ハルトマン「でも一発しかうってないよ!?」ダダダ

バルクホルン「そんなことが!?」ドスン

シャーリー「!もう一発!?」

ハルトマン「……また当たった!?それも優先順位の高いほうから狙ってる!?」

300 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/01(金) 20:13:22.42 ID:nAOXNBT/0
男「……。」カカカカ!

B「ちゅ、中尉……。」

男「ハア、次、近いぞ!射角32、左21度!」

A「了解!」

男「2,1、てえ!」


ハルトマン「すごい……これで8機目だよ!?」ダダダ

シャーリー「いったいどうやって……新兵器か?」ダダダ

バルクホルン「いや、そんな話は聞いてないが。」


男「はあ……はあ……。(こんなに頭使うのも……久しぶりだな……。)」

B「中尉、そろそろ……。」

男「まだ……。」

C「これは……ネウロイ、直線飛行を避け始めました。これでは!」

男「不規則運動ではない……この軌道の式を立てるまで!人類を……なめるなっ!」カカカカ

301 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/01(金) 20:17:12.67 ID:nAOXNBT/0
ハルトマン「あの動きに命中させてる!?」

シャーリー「なんだよあれ。」

バルクホルン(まさかとは思うが……。)

ハルトマン「!また!これで12機……。」


男「まだ残ってるか……。」クラッ

D「中尉!」

男「まだまだ……。次、いくぞA!」鼻血タラー


ドスン……
ハルトマン「ん……はずした!?」

シャーリー「かなり逸れたぞ!?」

302 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/01(金) 20:21:16.97 ID:nAOXNBT/0
C「は……外れてます!このズレはタイミングの誤差範囲外です!」

男「計算……ミス……だと……。」バタッ

B「中尉!?」

D「おい、医務室へ!」


ハルトマン「大砲が止んだよ?」

シャーリー「トラブルか!?でももう突破してきた敵は殲滅できた。」

バルクホルン「中佐たちと合流しよう!」


バルクホルン「中佐!」

ミーナ「トゥルーデ!突破したネウロイは!?」

バルクホルン「殲滅済みです!あとは?」

芳佳「これで!らすとおおおおお!!」ダダダダ

ミーナ「おわったわね……。」

303 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/01(金) 20:26:17.02 ID:nAOXNBT/0
バルクホルン(男が待ってるだろうなあ~///)

坂本「全員怪我は無いな?」

ミーナ「着陸するわよ。」


B「お疲れ様です。」

バルクホルン「あれ?男は?」

B「男は……医務室に。」

バルクホルン「!?」ダッ

B「た、大尉!?」

バルクホルン(ま、まさか突破した敵の攻撃を……!?そんな……。)タタッ

バルクホルン「男!」ガラッ

304 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/01(金) 20:30:36.58 ID:nAOXNBT/0
男「すう……。」

バルクホルン「男……?け、けがはないのか?どこか打ったり……。」

医師「ああ、その子は寝てるだけだ。安心しろ。」

バルクホルン「寝てる……?」

B「ちょっと大尉、話も聞かずに……。」

バルクホルン「B、いったいこれは?」

B「大尉もあの大砲、ご覧になったでしょう?」

バルクホルン「あ、ああ……まさか!?」

B「中尉ときたら、手計算で大砲に指示を出してたんですよ……。それはもうすごい迫力でした。」

305 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/01(金) 20:32:02.27 ID:nAOXNBT/0
バルクホルン「手計算……?」

B「はい、この紙です。」ドサッ

バルクホルン「うわ……。」

B「すごい勢いで計算していたんです、それこそ全力で。最後のほうなんか式が複雑すぎてもう……。」

バルクホルン「それで……。」

B「ええ、最後に計算ミスして、ちょうどそれが限界だったみたいです。」

バルクホルン「……はあ、安心した。」

B「それじゃあ大尉、中尉は任せましたよ?」タタッ

バルクホルン「って……おい!……たく。」

バルクホルン「まったく……可愛い顔して、男らしいんだな。」


最終更新:2013年01月28日 13:46