43 :ナイトウィッチな俺[地の文は進むにつれて少なくなるよ]:2010/09/30(木) 22:13:09.51 ID:dU6sSSX30
ミーナ「皆さんも分かっていると思いますが、ネウロイの活動が活発になってきています。 
    最近では、夜間のネウロイによる襲撃も増えてきており・・・・・・」 

俺が配属された部隊の隊長が10人ほどの隊員に向かって色々と喋っている中、 
俺は欠伸を噛み殺しながら、なんとか意識が途切れないように背筋を伸ばして立っていた。 

ミーナ「・・・・・・・・・・・・新たな仲間になる、俺少佐です」 

その言葉に俺は半ば反射的に敬礼をする。 

俺「えーっと、中佐から紹介にあずかりました、俺です。皆さんの輝かしい活躍は・・・・・・耳にしております。 
  私もこの501に来たからには、自分の役目をしっかりと果たしたいと思っている所存です。 
  これから、よろしくお願い致します」 

途中の間は、欠伸をこらえたものである。多分ばれていないと思う。 

ミーナ「では、男少佐。我々501のメンバーを紹介します・・・・・・」

44 :ナイトウィッチな俺[修正忘れあっても気にせずにw]:2010/09/30(木) 22:17:21.43 ID:dU6sSSX30
それにしても、この部隊は中々面白そうだ。 
いかにも堅そうなカールスラント人から、まだまだ無邪気なロマーニャ人まで、さまざまな隊員がいる。 

一通り紹介が終わった後で、俺は一人の少女に視線を向ける。 
これでも自分の『嗅覚』には自信を持っている。 

ミーナ「先ほども言った通り、今回、俺少佐がこの501に来たのはネウロイによる夜間襲撃の対策の為です。 
今までは夜間哨戒をサーニャさん一人でやってきましたが、明日からは俺少佐と共に夜間哨戒に出てもらいます」 

鋭い視線を感じた気がするが、きっと眠気による勘違いだろう。 
やはり、自分の『嗅覚』は正しかったらしい。 

サーニャ「よ、よろしく、お願いします・・・・・・」 

と、おどおどとした様子で挨拶する一人のか弱そうな少女。 
その挨拶に俺は顔に微笑みを浮かべ、 

俺「よろしくお願いします」 

と返す。

45 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 22:19:14.29 ID:dU6sSSX30
夜間任務にあたっているウィッチの殆どは昼間を寝過ごすため、 
他の隊員とのコミュニケーションをとる機会が少ない。 
多分、あの子もそうなのであろう。 

ミーナ「では、一旦解散します。俺少佐は、私が部屋まで案内しますので」 

と、隊長の言葉で隊員が去ってゆく。 
質問でもされるのかと思ったが、そのようなことはせずに解散したのは自分への配慮なのだろうか。 
だが、そうしてくれたのは今の自分にとってはありがたい。 

ミーナ「では、こちらへ」 

そういうと、隊長はすたすたと歩いていく。 
俺はそれについていきながら、つい欠伸を漏らしてしまった。

46 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/30(木) 22:20:16.30 ID:SgqBR8gY0
支援
47 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 22:21:52.61 ID:dU6sSSX30
ミーナ「やはりお疲れですか?」 

気付かれてしまった。 

俺「いえ、すみません・・・・・・」 

ミーナ「今日は休んでもらって構わないですから。きっとしばらく寝ていないんでしょう?」 

俺「ばれてましたかね・・・・・・」 

ミーナ「ふふ・・・・・・、きっと私以外にはばれてないと思いますよ」 

そんな話をしながら、俺は隊長の後についていく。 

ミーナ「ここが、俺さんの部屋です。必要なものはこちらで用意しましたので」 

俺「ありがとうございます。えーと・・・・・・」 

ミーナ「ミーナで構いませんよ」 

俺「はい、ミーナ中佐」 

ミーナ「うふふ・・・・・・」 


部屋に案内されたあとベッドに倒れこむと、自分でも気づかぬまま深い眠りへと落ちてしまった。

48 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 22:23:24.37 ID:dU6sSSX30
俺「・・・・・・」 

目が覚めると共に、ぐぅ、と腹の音が鳴った。窓から日が差していないので、きっともう夜なのだろう。
思えば朝も昼も食べていないのである。腹が減っては戦どころか寝ることさえ出来ない。 
食事はどうすればよいのだろうか、と考えていたとき、ドアからコンコンと音がした。 

『あの、そろそろ食事の準備が出来るので呼びに来たんですけど、起きていらっしゃいますか・・・?』 

この声の主は記憶に残っている。確か扶桑人のウィッチで、並外れた魔力を持っているらしい。 
これは風の便りに聞いたものだが、一昔前には軍が開発した対ネウロイ兵器の暴走を止めたとか。 

ここまで考えたところで思考を止め、 

俺「わかりました。今行きます」 

と、ドアに向かって返事をする。 

宮藤『あ、はい!』 

と、声が聞こえ、ドアの向こうから気配が消えた。

49 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 22:26:03.15 ID:dU6sSSX30
そういえば、どこで食事をするのか聞くのを忘れた。 

何故気づかなかったのだろうか。しっかりと考えておけばよかった。 
そもそもあの子が案内してくれれば。 
そんなことを考えながら廊下に立ち尽くしていると、一人の隊員が近づいてきた。 

バルクホルン「どうかされましたか、俺少佐」 

と、声をかけてきたのは、『いかにも堅そうなカールスラント人』である。 

男「あ、えーっと・・・・・・」 

眠気で殆ど残っていない午前中の記憶を必死に搾り出して名前を探していると、 

バルクホルン「・・・・・・ゲルトルート・バルクホルン。バルクホルンと呼んでいただければ」 

と、呆れの混じった声で言われる。 

俺「すみません、バルクホルン大尉」 

顔と階級だけはなんとか覚えている。 

俺「どこで食事をするのか、わからなくて・・・・・・」

50 :前1[]:2010/09/30(木) 22:27:16.63 ID:ODjQWD1kO
支援
51 :男→俺 修正忘れまくりんぐ[sage]:2010/09/30(木) 22:29:02.56 ID:dU6sSSX30
そのまま、バルクホルン大尉に案内され、食堂へとたどり着いた。 
自分とバルクホルン大尉以外は既に席についていた。 
テーブルには扶桑料理が並んでいる。扶桑料理は割りと好みなので自分としては嬉しい。 

俺「いただきます」 



料理の味は、かなり美味しかった。 
腹が減っていたのもあるだろうが、味付け加減も自分の好みにピッタリと当てはまった。 



俺「ごちそうさまでした」 

久々に満腹になるまで食べた気がする。小食を自称していたが、そうでもないらしい。

52 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 22:32:05.65 ID:dU6sSSX30
椅子に座ったまま、何をしようかと考えていた頃、横からか細い声が聞こえてきた。 

サーニャ「あの・・・・・・」 

俺「ん・・・・・・、サーニャさん、でしたっけ」 

サーニャ「は、はい。あの、改めて、ご挨拶を・・・・・・」 

俺「そんなに気を遣ってくれなくても構わないですよ。これから夜間哨戒を共にするんですから、 
お堅いことは気にせずに、ね」 

うまく笑って返せたと思う。 
あまり気を遣われるのは慣れていない。階級を考えるとこの態度は正しいのであろうが、 
そもそも自分は階級を意識しないほうである。 
今は少佐ということになっているが、所詮成り行きに過ぎないのである。

53 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 22:35:03.57 ID:dU6sSSX30
その後は、出身が同じということもあって、なんだかんだで話が弾んだ。 
彼女も最初はおどおどとして、何故かこっちが申し訳なくなってくるような感じだったが、 
話していくうちに、少しずつ笑顔を見せるようになった。 
この調子なら、明日からの夜間哨戒も気楽にできるはずだ。 
時々、あの時の鋭い視線を感じたような気がしたが、深くは考えないようにする。 

さらに話していくうちに、あの鋭い視線の主が現れた。 

エイラ「・・・・・・サーニャ、そろそろ戻らナイカー」

あからさまに不機嫌な声音で、ちらちらとこちらに敵意に満ちた視線を送りながらそういうのは一度も被弾したことがないというスオムス人のウィッチである。 

サーニャ「あ・・・・・・。それじゃあ私はこれで・・・・・・」 

俺「はい。改めて、明日からよろしくお願いしますね」 

サーニャ「はいっ。よろしくお願いします」 


その後は自室に戻り、ベッドに寝転がりながら今日の事を思い返してみたりしていると、 
自然と眠りに吸い込まれていった。

54 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/30(木) 22:35:38.26 ID:6LfdTnxW0
しえんしえん
55 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 22:38:01.40 ID:dU6sSSX30
翌朝、早くに目が覚めた。 
時計を見るとまだ6時を回っていない。いつもならこの時間から眠りについている。 
今日から夜間哨戒の任務にあたる訳だが、この時間に起きてしまうと飛行中に寝てしまわないかが心配になってくる。 

俺「散歩でもするか」 



この基地の周りは海に囲まれていて、外を歩くと実に気持ち良い。 

俺「・・・・・・お、あれは」 

海岸で刀の素振りをしているのは坂本少佐であろう。 
話しかけるか否かを考えながらその姿を眺めていると、坂本少佐に気づかれてしまった。 

坂本「俺少佐、おはようございます」 

俺「おはようございます。坂本少佐。朝早くから訓練とは精が出ますね」

56 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/30(木) 22:38:51.96 ID:7hA2vjR6O
さるよけ
57 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 22:40:07.96 ID:dU6sSSX30
坂本「いえ、これくらいは当たり前です。それより、どうされたんですか?」 

俺「いえ、珍しくこんな時間に目が覚めたものですから、散歩でもしようかと思いましてね。 
邪魔になってしまったのなら申し訳ありません」 

坂本「いえ、そんなことは」 

俺「ははは、これ以上邪魔になるわけにはいかないので、私はもう行きますね」 

とりあえずそう言って、この場をあとにした。 

別に坂本少佐が嫌いな訳ではないが、どうも話しづらい相手である。 
ただ単に相性の問題だろうか。

58 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 22:43:03.29 ID:dU6sSSX30
基地に戻った後、しばらく風呂に入っていないことを思い出した。 
この時間帯なら誰もいないだろう、ということで早速風呂に行ってみることにした。 

俺「しかし立派な風呂だな・・・・・・」 

よくよく考えてみれば、この基地自体が豪華である。この風呂も然り、食堂も然り。 
やはり実績をあげているからなのだろうか。 
そして、その実績を上げている部隊に自分が配属された訳だが、 
その理由はネウロイによる夜間襲撃の対策のためである。 
元々ナイトウィッチが少ないということは知っている。 
自分が知っているナイトウィッチはこの部隊にいるサーニャさんとカールスラント最強のナイトウィッチと謳われるシュナウファー大尉くらいである。 
だからと言って、何故この部隊に来る必要があったのだろうか。 
なんだか最近、ふとしたことで無駄なことを考えるようになってきたな。 

そこまで考えたところで、思考が止まった。否、止めざるを得なかった。 

シャーリー「お?」 

ルッキーニ「???」

59 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 22:46:04.55 ID:dU6sSSX30
シャーリー「これはこれは、俺少佐じゃありませんか」 

今、俺の眼には美しい海が映っている。 

シャーリー「こんな朝早くにどうされたんですか?」 

そんな風に話しかけてくるのは・・・・・・、イェーガー大尉であろう。 

俺「いつもより早く目が覚めただけですよ。そちらこそ、どうしてこんな時間に?」 

直接顔を見ずとも、相手がどんな表情を浮かべているのかは手に取るようにわかる。 
ロマーニャ人に至っては、こちらのことなど気にせず思い切り湯船に飛び込んだ。 

シャーリー「いつもより早く目が覚めただけですよ」 

俺「・・・・・・」

60 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 22:49:00.35 ID:dU6sSSX30
俺「何をする気です?」 

挑発だろう。 

シャーリー「ふふん」 

どうやら続ける気らしい。 
あろうことか、今度はこちらに近寄ってきた。恐らく人一人分くらいあけた距離であろう。 

俺「・・・・・・もしかして俺以外にもこういうことしてます?」 

シャーリー「そもそもこの風呂に男が入ったのは俺少佐が初めてですよ」 

反論できない。 

俺「いつまで続ける気です?」 

シャーリー「そちらが降伏するまで」 

降伏ということは、即ち自分が振り向くということだろう。 
このまま湯に浸かり続けて上せるよりは素直に降伏したほうが良いだろう。やましい意味では断じてない。 
ロマーニャ人がこちらに興味を示したのか、ちらちらと見ているのが窺える。

61 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 22:52:00.69 ID:dU6sSSX30
少し考えてから、俺は覚悟を決め、後ろを振り向いた。 

俺「・・・・・・」 

そして、俺はそのまま手を額にあて、がっくりと項垂れた。 

俺「・・・・・・完敗ですよ」 

イェーガー大尉は既に立ち上がっており、こちらには形の良い尻が向けられていた。 

シャーリー「ふっふ~ん」 

次は負けない、と心の中で静かに誓った。

62 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 22:54:07.21 ID:dU6sSSX30
その後は、最近頻繁に現れているネウロイが出るわけでもなく、気がつけば夜になっていた。 

俺「そろそろ時間だな・・・・・・」 


ハンガーへ行くと、既にサーニャさんは準備を済ませていた。 

俺「こんばんは」 

サーニャ「こんばんは」 

俺「それじゃ、早速行きますか」 

サーニャ「はい」

63 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 22:57:00.50 ID:dU6sSSX30
クランプに固定されているストライカーユニットを履く。 

俺「・・・・・・」 

体中を魔法力が巡って行くようなこの快感は、どんなにいい女を抱いても超えることはできない。 
もっとも、女を抱いたことは一度もないのだが。 

俺(男性ウィッチの性ってやつか・・・・・・) 

俺(覚悟はできているつもりなんだけどなぁ) 

サーニャ「・・・・・・?」 

俺「・・・・・・あ、ごめんごめん。行こうか」 

クランプを外し、一気にハンガーを出て、空へと飛ぶ。

64 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 23:00:00.23 ID:dU6sSSX30
ひとつ深呼吸をする。 
夜の冷えた空気がたまらなく気持ちいい。 

高度を上げ、低速で哨戒飛行を続ける。 

気持ち良いのは隣で飛んでいる彼女も同じなのか、薄っすらと、上品な笑みを浮かべていた。 

サーニャ「・・・・・・あの」 

その声で我に返った。そして思わず、 

俺「はえ?」 

と間抜けな声をあげてしまった。 

俺「いや、あの、えっとですね」 

そんな自分の様子を見て、彼女はくすくすと笑っている。

65 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 23:03:00.39 ID:dU6sSSX30
ただ、笑われっぱなしというわけにもいかない。 

俺「月明かりに照らされた貴方がとても美しかったのでね。つい見惚れてしまいました」 

自分でもあまりうまく言えていないというのはわかっていたが、それでも彼女には十分だったらしい。 

サーニャ「っ・・・///」 

すっかり顔を真っ赤にしてそっぽを向いてしまった。 

俺(やっぱり、いくらウィッチとはいえ) 

俺(こういうところは女の子なんだなぁ)

66 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 23:06:00.34 ID:dU6sSSX30
すると、彼女は頬を膨らませてこちらを睨み、こう言ってきた。 

サーニャ「冗談はよしてくださいっ」 

俺「冗談じゃありませんよ」 

更に頬を膨らませる彼女をなだめるように、 

俺「嘘なんかじゃありません」 

と続ける。 

すると彼女はまた顔を少し赤くしてしまった。 

そんな彼女の様子を見ていると―――不意に違和感が体を襲った。

67 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 23:09:00.99 ID:dU6sSSX30
サーニャ「・・・・・・俺さん?」 

俺「・・・・・・いる」 

サーニャ「え・・・・・・」 

俺「ネウロイだ」 

サーニャ「でも・・・・・・私は何も」 

俺「今は俺を信じてほしい」 

サーニャ「・・・・・・」 

俺「これでも『嗅覚』には自信があるんだ」 

サーニャ「・・・・・・わかりました」 

俺「ありがとう」

68 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/09/30(木) 23:10:46.74 ID:SgqBR8gY0
wktk
69 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 23:12:00.28 ID:dU6sSSX30
サーニャ「基地への連絡は?」 

俺「いや、大丈夫だ。敵は恐らくラロス級が3ケファラス級が1。十分に対処できる」 

少し速度を上げながら、ネウロイのいる方へと向かう。 

俺「・・・・・・いた」 

サーニャ(私は全然気づかなかったのに・・・・・・) 

俺「俺がまずラロスの撃墜に向かいます。その間にサーニャさんはケファラスを削ってください」 

サーニャ「わかりました」 

俺「それじゃ、行きますよっ」

70 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 23:15:00.15 ID:dU6sSSX30
ミーナ「・・・・・・何故、連絡しなかったんですか?」 

俺「それは自分が十分に対処できると判断したからです。責任は自分にあります」 

ミーナ「俺少佐の言ってることに間違いはありませんか?」 

サーニャ「は、はい・・・・・・」 

ミーナ「・・・・・・わかりました。今回は厳重注意ということにしておきます。今後は気をつけるように」 

俺「はっ」 

ミーナ「二人とも、戻っていいわよ」 

俺「中佐、今回発生したネウロイについて話したいことがあるのですが」 

ミーナ「・・・・・・わかりました。話は執務室で聞きます」

71 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 23:18:00.02 ID:dU6sSSX30
ミーナ「・・・・・・それで、話というのは?」 

俺「今回のネウロイは、普段のネウロイとは明らかに違いました」 

ミーナ「・・・・・・続けて」 

俺「今回のネウロイの発生に気付いたのは、私だけです」 

ミーナ「俺少佐は気付いて、サーニャさんは気付かなかったと・・・・・・?」 

俺「ええ、恐らく軍のレーダーにも反応しなかったかと思われます」 

ミーナ「・・・・・・どういうことかしら」 

俺「中佐はご存知かと思いますが、私の固有魔法と、リトヴャク中尉の固有魔法は似ているようで全くの別物です。 
  そして、レーダーのような能力を持つ彼女は気付かず、全く別の能力を持つ私は気付いた。 
  そこから導き出される結論は―――」

72 :ナイトウィッチな俺[sage]:2010/09/30(木) 23:20:01.11 ID:dU6sSSX30
ミーナ「まさか・・・・・・そんなことが起こり得るというの?」 

男「・・・・・・私が、今までの事を踏まえた上で出した結論です」 

ミーナ「そんな・・・・・・」 




ミーナ「―――ステルス型のネウロイなんて」 


第一部 終

73 :ナイトウィッチな俺 おまけ[sage]:2010/09/30(木) 23:22:00.06 ID:dU6sSSX30
全くだ。全くだ、全くだ。 
なんなのだ、あの男は。急にうちの部隊に来て、サーニャと夜間哨戒を共にするなんて。 
しかもサーニャとなんだかんだで打ち解けてしまっている。 
サーニャがあんな男に心を開くなんて思いもしなかった。 

大体、夜間襲撃の対策なんて、私がサーニャと一緒に出ればいいだけの話ではないか。 
それなのに、それなのに。 

ミーナ中佐に、私がサーニャと共に夜間哨戒行く、と言ってはみたものの、 

ミーナ「いいえ、それは許可できないわ。あなたにはネウロイとの戦闘に控えて 
    できるだけ体力を温存しておいてもらわないと。そのために、男少佐がうちに来たのよ?」 

などと返されてしまった。勿論、反論もしてみたが、やはり許可はしてくれなかった。

74 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/09/30(木) 23:22:24.47 ID:K70FU2C50
きっと夜鷹だ!
75 :ナイトウィッチな俺 おまけ[sage]:2010/09/30(木) 23:25:00.48 ID:dU6sSSX30
今はネウロイが発生する回数が増え、だんだん厳しくなってきているのもわかる。 
だが、だからといって。 

なんだか、こんなことを考えるのも馬鹿馬鹿しくなってきた。 
気分は最悪だ。そんな気分は寝て忘れてしまおうと、ベッドに倒れこんだ。 


急に、何かがどさっとベッドに落ちて来た。 

エイラ「うわっ」 

ベッドに落ちてきたのは――― 

エイラ「・・・・・・ショウガネーナー」 

エイラ「・・・・・・今日だけだかんナー」 



エイラ「今日だけだかんナ・・・・・・」


最終更新:2013年01月28日 13:55