記憶の無い俺9
777 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/17(日) 16:03:51.43 ID:eI4DlRsMO
ウルスラ「……」
バルクホルン「……」
ミーナ「二人とも落ち着いた?」
エーリカ「なあウルスラ、どういう事なんだ?」
ウルスラ「……元々私はR-9WFのエンジン部を調整するために呼ばれました
アレもジェットストライカーですから、Me262V1のノウハウを生かして欲しいと」
ミーナ「エンジンだけ?」
ウルスラ「そもそもブラックボックス化された中心部は提督にしか扱う事が出来ません」
そして、エンジン部もほぼ完成してあり私がするような事はほとんどありませんでした」
エーリカ「そうか、そういうことか」
ウルスラ「はい、私が呼ばれたのは彼……俺さんと暮らす為に」
バルクホルン「……!!」
ウルスラ「R-9WFの起動実験までに私を餌にした記憶を作る為です」
778 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 16:11:00.09 ID:eI4DlRsMO
――――
ウルスラ「彼は部隊のモルモットにされながらも……
それでも彼は名目だけだった料理長待遇に誇りを持ち、毎日皆の為に料理を作り続けました」
宮藤「やっぱり、俺さんお料理が大好きなんですね」
ウルスラ「正確には自分の料理を食べている人の笑顔を見るのが好き、との事です」
ウルスラ「いつもそうなんです、自分の事より人の事ばかり……」
バルクホルン「そうだ、あいつはいつも人の事ばかり、自分の事はほったらかしにして」
ウルスラ「なんでもかんでも抱え込んで、全部1人で何とかしようとして」
バルクホルン「何でもないことに恩を感じすぎなんだ」
ウルスラ「自分がしてもらった事に対して、大きく返さないと納得できないんです」
バルクホルン「そのくせ自分を追い込みすぎて処理しきれなくなって」
779 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 16:16:12.43 ID:eI4DlRsMO
ウルスラ「結局自分が損をみてばかりなんです」
バルクホルン「人を頼ったり甘える事が出来ないんだ」
ウルスラ「人に頼る事を迷惑と勘違いしてるんです」
バルクホルン「ああ、本当に馬鹿だ、大馬鹿だ」
ウルスラ「馬鹿なんです、本当に」
バルクホルン・ウルスラ「……」
リーネ「二人とも、俺さんの事本当に好きなんですね」
バルクホルン「ああそうだ!悪いか!」///
ウルスラ「任務と割り切っていた筈なんですけどね……でも私にはその資格がありません」
エーリカ「なんで?」
780 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/17(日) 16:18:54.13 ID:cNiyHO1pP
なんと影でウルスラルートも攻略していたとは
781 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/17(日) 16:23:04.73 ID:eI4DlRsMO
ウルスラ「彼を事故に追い込んだのは私です」
坂本「先程の話か」
ウルスラ「R-9WFの起動実験の際、彼の魔力を限界まで引き出す様子を
私は別室でモニターしていました」
ペリーヌ「その時点ではまだ……」
ウルスラ「彼の能力については聞かされていませんでした」
ウルスラ「提督からはリミッターがかかっているから安心するようにと言われて……
でも嫌な予感がした私は彼を止めようとしたのですが……」
782 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 16:30:14.80 ID:eI4DlRsMO
『料理しか脳のない俺が人の為に戦えるなんて、これほど嬉しい事はありません』
『その為の実験なら喜んで引き受けますよ』
『ウルスラさん、なにより貴女の携わったストライカーなら信頼して命を預ける事が出来ます』
ウルスラ「なんの根拠もないくせに……自分は人から信用されないと思ってるくせに
人の事はすぐ信用するんです、彼の悪い癖です」
エーリカ(ああ、元からそういう性格だったんだ……)
ウルスラ「気づいた時にはもう暴走が始まって……もともとリミッターなんてかかっていなかったんです」
783 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/17(日) 16:33:59.29 ID:cNiyHO1pP
攻略したけど忘れてたのか……
784 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 16:36:34.12 ID:eI4DlRsMO
ウルスラ「ただ、提督の予想外だったのは暴走時の計測だけのつもりが
彼の魔力が大きすぎて抑え切れなかった事、そして彼が消えてしまった事」チラッ
エーリカ「……」
ウルスラ「先程も申し上げた通りこれは私の憶測に過ぎませんが……彼はねえさまに引っ張られてここに飛ばされたのかと」
エーリカ「私に?」
ウルスラ「そもそも事故の原因となったのは私との記憶です、そして事故の後には空間に歪みも検出されています」
ウルスラ「恐らくストライカー内部の次元と何らかのイレギュラーが発生した結果、私と波長の近いねえさまに
引っ張られたのかと、彼が消えてからねえさまの元に現れるまでのタイムラグも……」
バルクホルン「……なんでもいい、私のやる事は決まった」
785 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 16:43:19.87 ID:eI4DlRsMO
エーリカ「トゥルーデ……」
バルクホルン「さっきは怒鳴ってすまなかった……お前も同じ想いを」
ウルスラ「いいんです、私はもう」
バルクホルン「俺には会ったのか?」
フルフル
ウルスラ「忘れられている事実を認めるのが怖くて、結局会う勇気がでませんでした」
バルクホルン「そうか……」ジャラ
シャーリー「お、おい、それでお前どうするつもりなんだよ」
バルクホルン「決まっている」キィィィィン
787 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 16:48:34.49 ID:eI4DlRsMO
ミーナ「トゥルーデ!」
バルクホルン「リミッターさえ外させなければいいんだろう、簡単な話だ」ビキビキ
宮藤「バルクホルンさん!無理ですよ!いくらなんでもそんな鎖と手錠!」
バルクホルン「宮藤、知っているか?カールスラント軍人に無理と言う言葉は無い」ビキビキ
バルクホルン「あるとするなら……無茶と無謀だッ!」バギィィン
ルッキーニ「ほえー」
サーニャ「すごい……」
エイラ「まるでゴリラダナ」
788 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/17(日) 16:53:20.03 ID:8AmNmiGO0
>>787
エイラ「まるでゴリラダナ」
だめだwww
789 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 16:55:24.91 ID:eI4DlRsMO
バルクホルン「はぁ、はぁ……少佐も無茶と無謀、好きだろ?」
坂本「当然だ、ウィッチに不可能は無い」
坂本「だがバルクホルン、無茶と無謀が押し通るのは勝った時だけだ」
バルクホルン「心得ている」
ミーナ「行くのね?」
バルクホルン「結果はどうあれ今行かなかったら一生後悔する。ミーナ、止めるなよ」
ミーナ「止めないわよ、でもね……必ず二人で生きて帰ってくると約束して」
バルクホルン「俺が私の言う事を聞いてくれればな」フッ
790 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/17(日) 16:57:31.14 ID:cNiyHO1pP
名言頂きましたー
791 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 17:03:49.42 ID:eI4DlRsMO
ウルスラ「バルクホルン大尉、ハンガーに私が調整しなおしたMe262V2があります、使ってください」
バルクホルン「すまない、恩に着る」
ウルスラ「実地試験と称して特殊弾倉を積んだ8.8cm FlaK 37も持ってきています、きっと役に立つと思います」
バルクホルン「分かった、使わせてもらう」
『……』
バルクホルン「じゃあ行って来る……俺を、迎えに!」キィィィン
792 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/17(日) 17:05:46.03 ID:4fYBk/bY0
アハトアハトォ―――!!!
アレ6トンはあるぞ
真美ちゃんですら運ぶのがやっとだっというのに・・・・
795 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 17:11:22.09 ID:eI4DlRsMO
――――
ドガァァァァァァァァァァァァン!!!
門番1「な、なんだ!ドアが吹っ飛んだぞ!!」
バルクホルン「うわああああああああああああ!!!」
門番2「何っ、あの拘束をどうやtt」ドガァ!
門番2「ぐっはあああああああ」
ドサッ
門番1「なっ、なn」バギィ
門番1「どぅふふ」
ドサッ
バルクホルン(俺……待ってろ!)キッ
798 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 17:20:15.09 ID:eI4DlRsMO
――――ハンガー
扶桑皇族提督「そろそろ作戦エリアに到達する頃か?まあ我々は果報を寝て待つとしよう」
ワーワー ギャーギャー
扶桑皇族提督「何の騒ぎだ?」
近衛兵「ウィッチです!脱走したウィッチがストライカーを強奪して!」
扶桑皇族提督「なんだと?」
近衛兵「シュヴァルベとアハトアハトが奪われました!!」
扶桑皇族提督「馬鹿を言うな、あんなもの持って飛べる魔女なぞがいるはずがなかろう」
ヒィィィィィィィィィン
バルクホルン「どおおおおおおおおおおけえええええええええええええええ!!!」
ギューーーーーーーン
扶桑皇族提督「ぬおっ!」
バオーーーーーーーーーーン
扶桑皇族提督「なっ、馬鹿な!!」
扶桑皇族提督「何をしている!追え!追って打ち落とせ!!!!」
803 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 17:31:40.67 ID:eI4DlRsMO
――――
ワーワー ギャーギャー
整備班長「よォ、手前ェ等」
整備員『へい、おやっさん』
整備班長「今の見たか?」
整備員『へい』
整備班長「若ェ二人のあの覚悟ォ見せられて俺等ァ何してんだ」
整備員『縛られてますァ』
整備班長「このままでいいと思うか?」
整備員『……』
整備班長「全員覚悟は決まってらァな」
整備員『勿論でさァ』
整備班長「ンならやる事ァ決まってらァな」
805 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/17(日) 17:32:22.42 ID:4fYBk/bY0
おやっさんktkr
808 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/17(日) 17:34:31.61 ID:cNiyHO1pP
おやっさんが一方通行に見える
俺の脳は病気だ……
809 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 17:36:38.56 ID:eI4DlRsMO
近衛兵「ん?何ださっきからコソコソと」
整備班長「いやぁ兵隊さんよ、俺ももう年でさァ……漏れそうなんだ、ちょいとこれ外してくれねェか」ジャラ
近衛兵「だめだだめだ、今それどころじゃないんだ」
整備班長「なァ、頼むよ、ここでしちまうぞォ」
近衛兵「~~~、わかったよ、しょうがねえな」カチャカチャ
整備班長「ぁぁ~……ありがと、よッ!」ガスッ!
近衛兵「なっ……」ドサッ
整備班長「ヘッ、ジジイが全員弱いと思ったら大間違いだこの馬鹿ヤロウ」
810 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/17(日) 17:41:05.78 ID:TQkIsZjiP
>>809
近衛兵アホ杉www
811 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 17:41:34.41 ID:eI4DlRsMO
―――――
近衛兵「提督―!提督―!」
扶桑皇族提督「なにをもたもたしている!騒がしいぞ!早くウィッチを追え!!!」
近衛兵「そ、それが、拘束したはずの整備員が……」
整備班長「暴れろ野郎共ォォォォ!!!少佐と嬢ちゃんの邪魔ァ絶対ェさせんじゃねェぞォォォ!!」
ワーワー ギャーギャー
扶桑皇族提督「なっ……何が起こってるんだ!!早くあいつらをとめ」ゴンッ!
扶桑皇族提督「ぶべらっ!」
バタッ
整備班長(死ぬんじゃねェぞ……二人とも)
812 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 17:48:12.14 ID:eI4DlRsMO
――――
俺「……見えた!」
巣(オォォォン)
俺(予想以上に遥かにでかい……本当にやれるのか)
ヒュンヒュンヒュンヒュン
俺(迷ってる時間も与えちゃくれない、か)
ヒュンヒュンヒュンヒュン キーーーーン
俺(接近?体当たり……違う!)キィィィン
バゴンバゴンバゴンバゴン!!
俺(前に見た自爆型と同系統か、なら……)
ヒュンヒュン キーーーーン
俺「ほらこっちだ追って来い!」ギューーーーン
俺「連鎖しろ!」ガォン!
ボボボボボボン
俺「よし、いける……次ッ!」
813 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 17:55:37.34 ID:eI4DlRsMO
――――
ガォン!ガォン!ガォン!
俺「はあっ、はあっ……思った以上に消耗するもんなんだな……」
俺(頭が重い……何の記憶を犠牲にしているのかすら分からないってのも難儀な話だな)
ヒュンヒュンヒュン
俺(まだ来るかッ!)ガォン!
ボボボボン
俺(きりが無い……これで本当に本体に打ち込むまでもつのか)
俺「まあ、文句を言っても仕方ないか」
ヒュンヒュンヒュンヒュン
俺「覚悟は完了してるんだ、ならやるしかないよなッ!」
俺(宮藤さん、リーネさん、ペリーヌさん、サーニャさん、エイラさん、坂本少佐、ミーナ隊長)
俺(ルッキーニ、シャーリー、ハルトマン中尉、……大尉)
俺「まだ覚えてる!まだ俺は戦えるぞ!どうした!もっとかかって来い!」ガォン!
814 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/17(日) 17:58:14.19 ID:cNiyHO1pP
きつい対価だな
815 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 17:59:21.59 ID:eI4DlRsMO
バギンバギンバギンバギン!
俺「まだまだ!」
俺(宮藤さん、リーネさん、ペリーヌさん、サーニャさん、坂本少佐、ミーナ隊長)
俺(ルッキーニ、シャーリー、ハルトマン中尉、大尉)
俺「俺は何一つ忘れてなんかいない!」ガォン!
バギンバギンバギンバギンバギン!
俺「こんな、こんな事で!俺の記憶が奪われてたまるか!俺は俺なんだ!」ガォン!
バギンバギンバギンバギンバギンバギン!
俺「覚悟は決めた!だからといって納得なんてしてる訳があるか!」ガォン!
バギンバギンバギンバギン!
俺「だから、この憂さ晴らし……お前らでさせてもらう!」
巣(オォォォン)
俺「うおおおおおおおおおおおお!!」
816 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/17(日) 18:00:23.78 ID:pQ2fFCzM0
エイラ真っ先に消えたw
817 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/17(日) 18:02:17.25 ID:cNiyHO1pP
えいらああああ!
818 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 18:05:47.62 ID:eI4DlRsMO
――――
巣(……)
俺「はあっ、はあっ、止まった……か?」
俺「はぁっ、ゲホッ、ゴホゴホ、俺は……何発撃った?」
俺(いい加減脳内もぼやけてきている……きっともう色々と忘れているんだろう)
俺(でもせめて、大尉の事だけは……最後まで)
ゴソゴソ ピラッ
俺(大尉……)
巣(オォォォォォン)
俺()ピクッ
ズォォォッ
俺(来たな、トゥーパリェフ級が1、2、3……10機、仕留めに来たか)
819 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 18:10:08.02 ID:eI4DlRsMO
俺(意力を振り絞れ、ここが正念場だ)
ギュィィィィィィン
ビュゴンビュゴンビュゴンビュゴン
俺「さすがに弾幕が激しいな……だがッ!」ガォン!
パキィィィィィィン
俺「こちとら掛かってるもんが違うんだよ!負けてられないんだ!!」ガォン!
パキィィィィィン
ビュゴンビュゴンビュゴン
俺「遅いッ!」ガォン!
パキィィィィィン
俺「っく……まだだ!ゲホッ、がぁぁっ!」ガォン!
パキィィィィィィィィン
820 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/17(日) 18:12:59.18 ID:cNiyHO1pP
ガォン!
ってなんか、ザ・ハンドぽい
821 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 18:16:23.56 ID:eI4DlRsMO
俺「っぐぐぐ、あああああああああああああ!!」ガォン!
パキィィィィィィィイン
俺「ゲホッ、あと5体!」
ビュゴンビュゴン ギュィィィィィィン
ビシュン
俺「ツッ!かすったくらいで止められると思うなあああああああああ!!」ガォン!ガォン!ガォン!
パキィィィィィイイン
俺「はぁ……ゲホッ、ガハッ、あと2体!」
ビュゴン ズバァッ
俺「っがあああああ、左腕くらい……くれてやらああああああああああああ!!!」ガォン!
パキィィィィィィン
822 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 18:21:04.07 ID:eI4DlRsMO
俺「これで、ラストオオオオオオ!!」
バキン
俺「痛ッ……しまった、落とした奴の破片か!」
俺(まずい、この位置は!)
ネウロイ(キィィィィイィン)
俺「しまっ」
ドガォン
キュィン
パキィィィィィィィン
俺「……え……砲撃?どこから」キョロキョロ
823 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/17(日) 18:23:21.21 ID:cNiyHO1pP
まだ覚えてるか?
824 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/17(日) 18:23:57.53 ID:l6AZ2Uxw0
なんかすごい燃えるぞこういう展開
825 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 18:26:24.53 ID:eI4DlRsMO
ゴォォォォォォォォォォォォォ
バルクホルン「俺――――――――――――――――――――――――――ッ!!!」
俺「た、大尉!?」
俺「な、なんですかその砲、そんなもの持tt」パシーン
俺「……ッ」
バルクホルン「」ボロボロ
俺「大尉……」
バルクホルン「この馬鹿!大馬鹿者!大大馬鹿!いつもいつも!こんな無茶ばかりして!」ボロボロ
ギュー
バルクホルン「本当に最低だ、黙ってこんな……どうしてなんで何も言わないで行ってしまうんだ」ボロボロ
826 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 18:31:09.04 ID:eI4DlRsMO
俺「……すいません」
バルクホルン「謝っても許さないからな……一緒に、帰るまでは」ボロボロ
俺「……はい」
バルクホルン「うっ……うぅぅ……」ボロボロ
俺「泣かないで下さい、大尉」
バルクホルン「誰のせいだと思ってるんだ!!この馬鹿!!」ゴシゴシ
俺「はいはい」ナデナデ
バルクホルン「~~」///
俺「痛ッ」
バルクホルン「ッ!そうだ、その左腕、大丈夫なのか!」
827 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 18:36:03.61 ID:eI4DlRsMO
俺「ええ、ネウロイのビームを食らって神経系が焼かれてますね、ちょっと動かないです」
バルクホルン「そうか……帰ったらすぐ宮藤に治療させよう」
俺「……みや、ふじ?」
バルクホルン「…………いや、なんでもない、戻ったらすぐ治療しような」サスサス
俺「ええ、右腕さえ動けば俺は戦えますから、心配要りませんよ」
バルクホルン「……」
俺「さあ、では最後の仕上げにかかりましょうか」キィィィン
バルクホルン「……あ、ああ!そうだ、その為にこいつを持ってきた」ジャキッ
バルクホルン「カールスラントの誇る8.8cm対ネウロイ携行型高射砲、通称アハトアハトだ」
俺「携行型って……そんなの大尉くらいしか持ち運べないじゃないですか……」
829 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 18:44:53.55 ID:eI4DlRsMO
バルクホルン「う、うるさい///と、とにかく、こいつは対ネウロイ用の新型弾を18発搭載している」
バルクホルン「これと俺の力を一点集中させれば、巣の外殻を何とか破壊できないか?」
俺「ええ、このストライカーでリミッターさえ外せば」
バルクホルン「それはさせられない」
俺「大尉、俺なら覚悟は出来ています……それに」
バルクホルン「……」
俺「それに、もう思い出を頂きました、想いも残しました……だからもう未練なんて」
バルクホルン「じゃあ、私の気持ちはどうなるんだ!!」
俺「……」
830 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/17(日) 18:45:13.88 ID:cNiyHO1pP
>バルクホルン「カールスラントの誇る8.8cm対ネウロイ携行型高射砲、通称アハトアハトだ」
有澤重工が興味深いを示しているようです
831 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 18:51:04.58 ID:eI4DlRsMO
バルクホルン「散々好き勝手言って!好き勝手して!残された私はどうすればいいんだ!!」
俺「……」
バルクホルン「お願いだから……いかないでくれ」
俺「大尉、ですが……」
バルクホルン「」キッ
俺「俺の……むぐっ」
バルクホルン「んん……む……はぁ……」
俺「な、大尉何をっ……むぐっ」
バルクホルン「……ん……んん……ちゅっ……」
俺「むぐぐ……ぷはっ、た、大尉!?」
バルクホルン「どうだ、少しは頭冷えたか?」
832 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/17(日) 18:52:52.72 ID:rsjDGlQlO
壁ぇ
833 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/17(日) 18:54:13.18 ID:m1CSiEru0
※戦場です
835 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/17(日) 18:54:54.42 ID:PNUGCFrc0
壁…と思ったけど、もうゲルトのことしか覚えてないなら気の毒だし…今後に備えて壁直すわ…。
836 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 18:56:11.96 ID:eI4DlRsMO
俺「なな、何を言ってるんですかこんな時に」
バルクホルン「何だ、まだ足りないのか?わがままな奴だな」
俺「い、いやいや、冷えました!冷えましたかむぐっ」
バルクホルン「んー…………」
俺「んー!んー!」ジタバタ
バルクホルン「……はぁ、どうだ、観念したか?」
俺「わ、わかりました、わかりましたから、やれるだけやってみましょう」
バルクホルン「よろしい」
俺(そうだ、俺は何を自棄になっているんだ、1人で抱える必要なんてないじゃないか)
俺(そんな当たり前の事……どうして忘れていたんだ)
俺「大尉、力を貸してくれますか?」
バルクホルン「当然だ、俺の背中くらい私が守って見せる」
837 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 19:01:13.68 ID:eI4DlRsMO
――――
ジャキッ
バルクホルン「こいつに搭載されている弾丸は着弾の際に、載せた魔力を針の様に圧縮して内側へ炸裂させるように出来ている」
バルクホルン「魔導フレシェット弾とでも呼べば分かりやすいか」
俺「そこに俺の幻影波動を乗せる事で拡散してしまう筈の衝撃波動エネルギーを一点集中させるって事ですか」
バルクホルン「これならお前がリミッターを外すなんて無茶をする必要は無いかもしれない」
俺「ですが、着弾と同時に俺が魔法を当てる必要がありますね」
バルクホルン「出来るか?」
俺「当然、俺は大尉の息遣いから何から全て体が知っていますから」
バルクホルン「あ、ああ、そうだ、その通りだったな」///
俺「では」
俺・バルクホルン「行くぞ!!」
838 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/17(日) 19:02:08.16 ID:3rOlTe4Q0
いいや、限界だ!殴るねッ!
839 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/17(日) 19:03:12.94 ID:l6AZ2Uxw0
キングクリムゾンしたお姉ちゃんとの一夜を書いてくれないかなぁ~(チラッチラッ
840 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/17(日) 19:03:51.93 ID:4fYBk/bY0
そういや88mmってアフリカ編で相当な魔力使ってた気がすんだがジェットストライカーと一緒に使ってお姉ちゃん心配
841 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/17(日) 19:04:07.83 ID:PNUGCFrc0
あぁ、そういえばギシアンしたのか……壁足りない。
842 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/17(日) 19:04:43.72 ID:SyvAesYE0
そんな描写あったっけ?
843 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/17(日) 19:05:08.73 ID:m1CSiEru0
>>842
最終回のいっこ前に朝チュン
844 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 19:06:17.57 ID:eI4DlRsMO
―――――
バルクホルン「ふっ!」ガシャコン
ドガォン!ドガォン!ドガォン!ドガォン!
バルクホルン「4点集中!行くぞ!」
俺「うおおおおおおおおおおおおおおっりゃああああああああ」ガォン!ガォン!ガォン!ガォン!
ガギィィン!ガギィィン!ガギィィン!ガギャン!
ピキピキ
バルクホルン「効いてるぞ!いける!」
俺「修復してるッ!大尉!続けて!」
バルクホルン「ああ!」
845 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/17(日) 19:10:22.57 ID:usWnL/K70
ぜったいにゆるさない
846 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 19:11:02.99 ID:eI4DlRsMO
ドガォン!ドガォン!ドガォン!ドガォン!
ガォン!ガォン!ガォン!ガォン!
ピキ……パキ……
俺「これが新型弾の威力……すごい、予想以上だ、これなら本当に、ゲホッ」
巣(オォォォ)
ズォッ
バルクホルン「ふん、ラロス級1機か、その程度今更呼んだところで……遅いッ!」
ドガォン!ドガォン!ドガォン!ドガォン!
ガォン!ガォン!ガォン!ガォン!
俺「……くっ、ゲホッ……ガハァッ」ビシャッ
バルクホルン「俺ッ!!!」
848 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/17(日) 19:11:53.25 ID:SyvAesYE0
よし死んだ!
849 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/17(日) 19:13:36.27 ID:5ncKVhy60
壁どこ~?
あ、俺ホームレスだ
850 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 19:16:18.68 ID:eI4DlRsMO
俺「構うな!!!今は巣を狙う事だけ考えろ!!!」
バルクホルン「」ビクッ
バルクホルン「わ、分かった、残り6発……待て!俺ッ!後ろ!」
ラロス級(キュイィィィィン)
俺「邪魔を、するなァッ!!」ガォン!
パキィィィィィン
俺「ゲッホァ、ガハッ」ビシャビシャ
バルクホルン(だめだ、迷うな、まずは巣を落とす事を最優先に考えるんだ!俺がそう言ったんだ!)
俺「そうだ!撃て!!大尉!!」
バルクホルン「うわああああああああああ」
852 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/17(日) 19:20:28.34 ID:SyvAesYE0
ガオン!
853 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 19:21:09.75 ID:eI4DlRsMO
ドガォン!ドガォン!ドガォン!ドガォン!
ガォン!ガォン!ガォン!ガォン!
……パキィィィィィン
バルクホルン「やった!!」
俺「巣のコアが……見えた!」
俺「これで、終わりだあああああああああああああああ」
……
俺「なっ、撃てない!?馬鹿な……こんなときに魔力が……」
バルクホルン「まだだ!こっちに2発残ってる!着弾点を重ねれば……」
ドガォン!
カキン
バルクホルン「なっ、弾切れ!?」
俺「まだ17発……そうだ、最初に俺を助ける為に!」
854 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 19:29:58.88 ID:eI4DlRsMO
バルクホルン「いや、まだだ!」ギュィン
ギューーーーーーーン
俺「大尉!何を!」
バルクホルン「こいつを、この砲本体をぶつけてやる!!!」
俺「大尉!」
バルクホルン「砕けろおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
ガィン!!!
バルクホルン「ああああああああああああああああああああああああああ!!!」ギギギギギギ
ビキ……キキ……
バルクホルン「お前なんかに!お前なんかに俺を!くれてやるもんかああああああああああああああ!!!!」キィィィィィィィン
ビギッ……
パキィィィィィィィィィィィィィィン
855 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/17(日) 19:31:25.46 ID:SyvAesYE0
まだ俺は氏なないのか
856 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/17(日) 19:33:30.53 ID:usWnL/K70
死んだ俺もいるがな
喉と人工ウィッチ
857 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/17(日) 19:33:31.82 ID:3rOlTe4Q0
インデペンデンス・デイのあれいいよな
858 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 19:35:28.74 ID:eI4DlRsMO
キラキラキラ
バルクホルン「はぁっ、はぁっ、はぁっ、はぁっ……」
俺「やった……のか?」
バルクホルン「……やった」
俺「やった?」
バルクホルン「やった……はは、やったぞ!!!」ギューーーン
ダキッ
バルクホルン「あはははははは、やった!やったぞ!私たちがやったんだ!!」グルグル
俺「ま、回るうううう回るううううう」グルグル
バルクホルン「もうこれで俺が戦う必要もなくなったんだ、これからは
ずっと一緒にいられるんだ」ウルッ
バルクホルン「そんなに傷ついて、血まで吐いて……もうそんな必要もないんだ」ポロポロ
859 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/17(日) 19:35:50.99 ID:5ncKVhy60
代行 2時間お願いします~
861 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/17(日) 19:37:13.67 ID:usWnL/K70
\ヽ ノノノノ
\\ヽ( ゚∋゚)
\ヽ(m\\ヽ ⌒\・,‘
\ヽ ノ\\ヽ\m/ /・,‘
(\ヽ m∧ \m・,‘ ・,‘
ミヘ丿\∩ ∴.' д∴.' ∴) ・,‘←>>859
.(ヽ_ノゝ\ヽノ_・,‘__∴
862 :記憶の無い俺 >>860多分違う何故なら初だから[]:2010/10/17(日) 19:44:00.79 ID:eI4DlRsMO
俺「ええ、大尉……もう離しません、もう勝手にどこかへ行ったりなんてしませんから」
ギュー
バルクホルン「うん…うん…」ボロボロ
俺「あはは、大尉また泣いてるじゃないですか」ナデナデ
バルクホルン「これは嬉し涙だ!」
俺「はいはい」ナデナデ
ギューーーーーン
エーリカ「おーーーい!二人とも無事かーーー!!」
エーリカ「って、本当に二人で終わらせたのか!?」
バルクホルン「ああ、これが愛の為せる業だ」キリッ
エーリカ「ええー、こんなんもう私の知ってるトゥルーデじゃなーい」
864 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 19:51:16.50 ID:eI4DlRsMO
俺「あ、えっと」
バルクホルン「そうだ、皆は無事なのか?」
エーリカ「安心してよ、整備班の皆が拘束を解いてくれて基地も制圧してあるよ」
エーリカ「扶桑の偉いさんもミーナがひっ捕らえて拘束してる、あんなに本気で怒ってるミーナ
初めて見るよ……」ガタガタ
バルクホルン「ははっ、怒らせた相手が悪かったな」
エーリカ「今回の件も、私達に対する不当な拘束も洗い浚い上層部に報告するって話だしさ
聞いてみればほとんどあの偉いさんの独断だってんだからいくらなんでも処分は免れないだろうって」
866 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/17(日) 19:54:32.81 ID:usWnL/K70
エーリカのことは覚えてるのか?
っていうかなぜ自分がそこにいるか分かってるのか?
867 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 19:56:03.49 ID:eI4DlRsMO
バルクホルン「そうか……まあ、あの提督にも感謝すべき所はあるがな」
エーリカ「なにが?」
バルクホルン「俺と出会えたのはあの提督のおかげだしな」///
エーリカ「ああー、もうごちそうさまごちそうさま」ヒラヒラ
俺「あ、あはは」///
バルクホルン「んふふ~」ギュー
868 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/17(日) 19:56:49.14 ID:l6AZ2Uxw0
>>866
適当に濁してるし、覚えてないんじゃないか?
869 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/17(日) 19:58:01.50 ID:usWnL/K70
戦ってる最中に、なんで自分が戦ってるか分らなくなるとは、悲劇だな……
870 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 20:01:52.06 ID:eI4DlRsMO
エーリカ「まったくこのバカップルときた……ら……?」
バルクホルン「どうした、ハルトマン?」
俺「」ゾクッ
ハルトマン「な、なんだよあれ……」
バルクホルン「?」クルッ
オオォォォォォオン
俺「な、なんだあの巨大なコアは……」
バルクホルン「まさか、さっきのはダミーだったとでも言うのか」
871 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 20:08:42.92 ID:eI4DlRsMO
エーリカ「市街地へ向かってる!まずいよ!」
バルクホルン「急いで救援を!」
エーリカ「だめだ、この距離じゃ間に合わない!」
バルクホルン「かといって、俺だってもう攻撃に回す魔力だって残ってないし、私だって砲を破壊してしまった」
エーリカ「私も手ぶらで来ちゃったし……」
バルクホルン「そんな……」
俺「……」
872 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/17(日) 20:09:38.83 ID:8AmNmiGO0
おいまさか…
873 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 20:12:04.88 ID:eI4DlRsMO
バルクホルン「そうだ、とにかく一旦逃げよう!救援を呼ばない事には私たちに出来る事なんて!」
俺「……」
バルクホルン「な、俺、逃げよう?早く、一緒に行こう!」
俺「……」チラッ
エーリカ「……」
俺「」コクン
エーリカ「……一つだけ約束してくれるなら」
俺「わかりました」
874 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/17(日) 20:13:32.28 ID:wClmG4lZO
途中から読み始めたのに泣きそうになるとかなんなの
875 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 20:18:52.80 ID:eI4DlRsMO
バルクホルン「二人で何を話してるんだ?いいから早く逃げ」ドスッ
バルクホルン「がっ……俺?……どう、して……」ガクッ
俺「すみません、大尉」
エーリカ「……」スッ
俺「大尉をお願いします、えっと……」
エーリカ「ハルトマン」
俺「ハルトマンさん、お願いします」
エーリカ「……やっぱり私の事も、もう覚えてないんだね」
俺「すみません」
876 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 20:23:20.06 ID:eI4DlRsMO
エーリカ「あはは、覚悟してたつもりだったけど思った以上に応えるねこりゃ」ポロッ
俺「すみません……」
エーリカ「ん、いいよ、トゥルーデの事はわかるみたいだし」ゴシゴシ
俺「それで、約束というのは」
エーリカ「うん、一つだけ約束」
エーリカ「トゥルーデの事だけは死んでも忘れるな」
俺「……」
エーリカ「もし忘れたら、地獄の果てでも追い掛けて、こうだ」ポコン
俺「……心得ました」
エーリカ「ほんとにさ、頼むからね……」
877 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/17(日) 20:25:12.40 ID:l6AZ2Uxw0
エーリカマジ男前
878 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2010/10/17(日) 20:27:13.72 ID:TQkIsZjiP
やめろおおおお
879 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 20:29:16.14 ID:eI4DlRsMO
俺「……はい」
エーリカ「ほんとのほんとに、頼むからね」
ゴソゴソ ピラッ
俺「大尉に貰った写真がありますから、大丈夫ですよきっと」
エーリカ「……」
俺「あ、そういえば」
ゴソゴソ
俺「何故か貴女の写真がポケットに入ってたんです、初めて着る服なのに」
エーリカ(ウルスラ……)
880 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 20:34:07.34 ID:eI4DlRsMO
俺「お返しした方がいいですか?」
エーリカ「ううん、それは俺が持っててよ、その写真の事も忘れないように」
俺「わかりました」
エーリカ「……」
俺「……」
エーリカ「いってらっしゃい」
俺「逝ってきます」
ゴォォォォォォ
―――――
―――
――
881 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/17(日) 20:35:00.18 ID:jw/P9rg90
逝ってきますて・・・・・・・・
882 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 20:38:37.01 ID:eI4DlRsMO
俺(……)
コア(オオォォォォォオン)
俺(ほんと、恨むぜ)
キィィィィィィン
俺(今の暮らしが本当に幸せだったんだよ)
キィィィィィィン
俺(もうほとんど覚えていないけど、俺は幸せだったんだよ……)
キィィィィン
俺(……行くぞ)キッ
俺「幻影波動、最終行程に移行」
883 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2010/10/17(日) 20:39:27.24 ID:usWnL/K70
忘れないだけじゃだめだぞ、生きて帰らねーと!
885 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 20:45:50.10 ID:eI4DlRsMO
魔導過給機全線直結
滞空偏向翼展開、固定
心神流過経路接続完了
魔導過給機全線正常加圧中
右腕魔導砲身展開
目標対象物確認
全機体要素、問題無し
射線状況、問題無し
砲身回転開始
魔力変換開始
認証符号『桜花』確認完了
出力制限装置全門、解除
最終安全装置、解除
最終幻影波動砲、待機完了
キィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィィイン
俺「発射」
カッ
887 :記憶の無い俺[]:2010/10/17(日) 20:50:36.58 ID:eI4DlRsMO
自分で自分の愛する人間だけは
自分の愛する人間たったひとりだけは
最低限絶対に守るのが俺のささやかな世界
だから、大尉の事だけは何があっても手放さない
そう、決めていた
大尉の目、大尉の髪、大尉の手
大尉の耳、大尉の唇、大尉の体
大尉の涙
大尉の笑顔
大尉の笑顔
大尉の笑顔
笑顔
……
……笑顔?
……
……誰の?
……光が……広がってゆく……
最終更新:2013年01月28日 14:11