227
悪運な俺 sage 2010/10/18(月) 15:37:20.70 ID:pREvvfEA0
食堂
俺「おはようございます、お!和食だ」
宮藤「おはようございます、今ご飯を出しますのでちょっと待ってくださいね~」
バルクホルン「遅いぞ俺!カールスラント軍人たるもの朝からしゃきっとだな」
俺「だ、そうだがどうなんだ?」
俺の後ろからエーリカがあくびをしながら出てくる
バルクホルン「ハルトマン、お前まで…」
あきれるバルクホルンを横にエーリカがバルクホルンの隣へ その左隣に俺が座った
宮藤「俺中尉は扶桑の料理は大丈夫でしたか?」
俺「ああ、扶桑は俺の生まれ故郷だからね!大好物だ」
宮藤「へぇ~!俺中尉って扶桑出身なんですか~」
228 悪運な俺 sage 2010/10/18(月) 15:40:13.96 ID:pREvvfEA0
バルクホルン「宮藤、そいつはカールスラント出身だ」
宮藤「え?そうなんですか?」
俺「そうなの?」
バルクホルン「貴様、軍に入る前はカールスラントで生活していたろ…」
俺「まあねぇ、心は扶桑出身ってことで」
バルクホルン「訳の分からない事を言うのは変わらんな俺」
俺「それが俺の取り柄なんでね」
エーリカ「zzz」
ミーナ「そういえば自己紹介がうやむやなままだったわね」
バルクホルン「う…すまない…」
エイラ「大尉ノあの行動ニハビックリしたゾ」
229 悪運な俺 sage 2010/10/18(月) 15:43:09.08 ID:pREvvfEA0
ミーナ「私はミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ、階級は中佐よ。今は医務室で寝てますが昨日俺中尉が運んでくれた人が坂本美緒少佐です」
シャーリー「シャーロット・E・イェーガー、階級は大尉だがシャーリーって呼んでくれ。私の隣にいるのが」
ルッキーニ「ルッキーニだよ!よろしくね俺~」
シャーリー「階級は少尉だ、ルッキーニ、上官なんだからいきなり呼び捨ては…」
俺「構いませんよシャーリー大尉、俺もフランクに呼んでもらえたほうが気が楽なのでw」
シャーリー「そうか?なら私も階級は無しに呼んでくれよな」
俺「了解、みんなも俺のことは呼びやすいように呼んでもらえると嬉しいな」
ペリーヌ「真面目なのかフランクなのか良く分からない殿方ですわね…ペリーヌ・クロステルマン、あなたと同じ中尉ですわ」
エイラ「エイラ・イルマタル・ユーティライネン 階級は中尉ダ、ちなみニ夜間哨戒で今は寝てるケド同じ階級にサーニャがイルゾ」
宮藤「私は宮藤芳佳、階級は軍曹です…えっと俺さんよろしくお願いします!」
俺「ああ、よろしくな宮藤!」
バルクホルン「…ゲルトルート・バルクホルンだ、階級は大尉だよろしく 中 尉 !」
俺(なんか怖いが何かしたかな?)
リーネ「えっと…リネット・ビショップ軍曹です。リーネとお呼びください」
230 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします sage 2010/10/18(月) 15:44:09.70 ID:YZcEcbeLP
エイラが中尉ならリネは曹長じゃないのか
231 悪運な俺 sage 2010/10/18(月) 15:47:23.94 ID:pREvvfEA0
エーリカ「私は自己紹介しなくていいよね~誰だか解るでしょ?」
俺「ん~ハルトマン…少尉?」
エーリカ「酷いなぁ、忘れちゃったの?エーリカ・ハルトマンだよ~ん ちなみに今は同じ階級の中尉ダヨ」
俺「悪い悪いw階級に自信が無くてな、よろしくエーリカ」
ミーナ「一通り自己紹介が終わったところで暖かいうちに朝食を頂きましょう」
一同「いただきま~す」
233 悪運な俺 sage 2010/10/18(月) 15:51:46.08 ID:pREvvfEA0
シャーリー「すごいな俺…」
ペリーヌ「信じられませんわ…」
俺「そんなこと無いと思うが?」
ペリーヌ「だってあんなものを…あのオゾマシイ食べ物を私たちの分まで食べるなんて…」
俺「要らないっていったのはそっちだろ~納豆は好物なんだ」
宮藤「納豆は体に良いし美味しいですよね俺さん!」
俺「ああ、刻み葱にしょうゆをかけてご飯にかけて食べる、これが扶桑の『イキ』ってやつだよ!」
宮藤「からしも付けるともっと美味しいですよ!」
バルクホルン「貴様はカールスラント人だろうが…手が止まってるぞ俺中尉」
俺「あ、はいはい…」ジャー 皿洗イ皿洗イ
リーネ「すみませんバルクホルン大尉、皿洗い手伝ってもらっちゃって」
バルクホルン「構わない、今日は休みだからな こいつもストライカーが来るまで実質待機だし問題ない」
234 悪運な俺 sage 2010/10/18(月) 15:53:34.18 ID:pREvvfEA0
坂本「俺、味噌汁を取ってくれないか」
俺「了解です少佐」
坂本「すまないな、一緒に朝食を取れたらよかったが」
俺「いえ、怪我をされてたなら仕方ないですよ。でも遅れてでも朝食を食べるのは見習いたいですね」
坂本「朝食は1日の要だからな!訓練にしろ、ネウロイの襲撃にしろ朝食を食べねば力が出んからな、はっはっはっは!」
バルクホルン「すまない坂本少佐、私が取り乱したばかりに…」
坂本「気にするな、まだジェットストライカーからの疲労が回復してないのだろう。もう少し休め。ところで俺」
俺「味噌汁は豆腐多めでいいですか?」
坂本「ああ、具も沢山で頼むっとそれだけではなく、ストライカーはいつ搬入されるんだ?」
俺「本日の午前より搬入作業、機体整備に時間は掛かりますが昼過ぎから訓練に参加できます」
坂本「わかった、午後から要望のあった機体のテストをしよう」
俺「了解」
坂本「ごちそうさま 宮藤、リーネ、訓練だ付いて来い!」
宮藤・リーネ「はい!」
235 悪運な俺 sage 2010/10/18(月) 15:55:01.19 ID:pREvvfEA0
ハンガー内
エーリカ「これが俺のストライカーユニット?」
シャーリー「私のP-51に似てるな、エアインテークとか ちょっと大きいが」
新しく搬入されたストライカーユニットを整備していた俺の後ろから現れた2人は
通常より大きめの外装をしたストライカーをまじまじと見る
俺「ああ、ちょっとエンジンに細工があっておかげで大きくなったんだよ」
シャーリー「早いのか?」
俺「ん~、たぶん早いと思うが全力飛行を試して無いから訓練に期待だなぁ」
シャーリー「ほっほ~…じゃあ訓練の相手は私にしてもらおう、そろそろ飛べるんだろ?」
俺「ああ、中身の整備は終わったからあとは締めるだけだ」
坂本「俺ー、そろそろいけるかー?」
ハンガーの外から坂本少佐の声が聞こえる
236 悪運な俺 sage 2010/10/18(月) 15:57:03.34 ID:pREvvfEA0
俺「少佐ー、いけますよー!」
シャーリー「少佐ー、訓練の相手私にやらせてくれー!」
坂本「戦闘訓練ではなく計測だが良いかー?」
シャーリー「オーケーだー! よし俺のストライカーの性能じっくり見せてもらうぞ」
俺「お手柔らかに、シャーリー」
シャーリーは自分のストライカーに向かい、装備を取り出撃準備をする
俺も整備道具を片付けてストライカーを履き、MG131 13mm機関銃を手に取る
シャーリー「先に空にあがってるぞー」ドドドドドドド
ストライカーの轟音とともに長い髪をなびかせて上空へあがる
俺「エンジン始動、リミッターOK、潤滑オイルOK」
独り言のように俺はつぶやき確認を行い出撃体制を取る
俺「俺中尉、出撃します」ヴウウウゥゥゥ…
554 悪運な俺 sage 2010/10/19(火) 10:30:48.27 ID:Dt+fiVnD0
501統合戦闘航空団基地上空
坂本「あがってきたな、まずは全速飛行によるテストを行う 先にルッキーニを5km先に待機させているからそこまで全速飛行 その後折り返してここまで戻って来い」
俺・シャーリー「了解」
シャーリー(なんか俺のストライカーの音が聞きなれない音だが大丈夫か?)
坂本「俺、ストライカーの調子はどうだ」
俺「大丈夫です、問題ありません」
坂本「わかった、では始めるぞ」
坂本少佐はその場で右手を上げ、そのまま上げた手を振り下ろした
坂本「始めっ!」
シャーリーのストライカーから力強い轟音とともに一気に彼女は加速する
それに続いて俺が加速するもシャーリーよりも緩やかな立ち上がりで
スタートを切っていた
シャーリー「なんだなんだ、試作機っていうから期待したがそうでもなかったな」ヴウウウウウウウウウン
俺「ま、試作機だからな…」ヴヴヴヴヴヴヴ…ウウウウウウウ
俺(回転数があがってきた、そろそろだ)
555 悪運な俺 sage 2010/10/19(火) 10:35:52.99 ID:Dt+fiVnD0
シャーリー「私のP-51は音速を超えたことがあるからな~相手が悪かったって」ブウウウウウウウウ
俺「そいつは驚きだ、相手が悪くて嬉しくなるよ!」ウウウウウウウ…キイイイイイイイイ…
シャーリー(な、差が縮んでる!?)
俺機がシャーリー機のスタートダッシュで離された差をドンドンと縮めていく
ルッキーニ「シャーリーがんばって~」旗フリフリ
シャーリー「あいよ!急速旋回!」ヴウウウウウウウウ
俺「こっちも急速旋回!」イイイイイ……
ドリフトのようにシールドを張りつつ体を反転させ減速させる二人だが
理想的なU字カーブを描いたシャーリーの後ろで俺がシャーリーのU字カーブよりも大きいV時カーブを描いて再び差が開いた
シャーリー「悪いけどこのまま逃げさせてもらうよ」ヴウウウウウウウウ
俺「逃げるウサギには目が無くてね、捕まえさせてもらうぜ!」キイイイ……
50メートル以上カーブ時に開いた差をドンドン縮めていくが
シャーリーの体1つ分まで詰め寄ったところで坂本少佐のゴール地点を過ぎてしまった
556 悪運な俺 sage 2010/10/19(火) 10:38:44.40 ID:Dt+fiVnD0
坂本「それまで!」
俺「っぷはー…さすが音速を超えただけあって…すごい速さだな…ふぅ」
シャーリー「なにいってんだ、カーブが無かったら今頃私は狼に食べられてた所さ」
坂本「俺、少し余裕がなさそうだな、明日からみっちり訓練してやるからそのつもりでいろよ」
俺「うそ!?」
坂本「返事はどうした!」
俺「りょ、了解!」
その後の上昇テスト、積載量テストもつつがなく終了し、夕食まで時間があったため俺は宮藤とリーネと共に坂本少佐の指示の下一日早くみっちりとしごかれた。
557 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 10:39:55.87 ID:6n0Rlic30
流石シャーリー
558 悪運な俺 sage 2010/10/19(火) 10:41:51.93 ID:Dt+fiVnD0
テスト飛行と訓練後、夜間ガレージ
俺「あー、しんどい…」カチャカチャ…
俺(同じ訓練をこなした後でも美味しい料理を作る宮藤とリーネは専任だけあってさすがだなぁ…)
シャーリー「よう、夜中なのにセイが出るな俺!」
俺「シャーリーか?まあな、こいつは小まめに整備しないといけないからな」
シャーリー「ふうん、疲れてたら整備兵に任せればいいのに」
俺「それはたぶん無理だなぁ…w」
シャーリー「そうなのか?なんだこれ?」
俺とストライカーの様子を見るために近くまで歩いたら取り出された部品の中に三角形のたまに芳香が作ってくれる『オムスビ』型の形状に真ん中に穴が開いた部品が気になって手にとってみた
俺「あ、おい!?」
シャーリー「なんだこれ…ヌルヌルする…」
触った瞬間ヌルヌルする部品をもとの場所に戻すと俺は急に立ち上がってこちらに歩いて私の手を取り無言のまま手を引かれる
シャーリー「あ、お、おい俺、どうしたんだ?なにか不味かったか?」
背丈は私と同じくらいの俺は私の問いに無言のまま手を引き、ガレージの外へ引っ張られる
シャーリー「俺…?ぁ…!」
559 悪運な俺 sage 2010/10/19(火) 10:43:04.56 ID:Dt+fiVnD0
ふっと短い間だったがリベリオン空軍にいたことを思い出す
気軽に話していた専任がウィッチが引退した理由を話してくれたんだ
専任『私の機体を含む皆の機体を完璧に整備する
整備士がいたんだけど、夜中に差し入れでも持っていこうと思って
夜食をもっていったら、部品に対してその整備士が自慰をしていたんだ』
シャーリー『自慰?』
専任『自分を慰めることさ、私は慌てたが悪いと思って音を立てず引き返そうとしたら持っていたフライドポテトの皿を落として
しまってね』
シャーリー『ばれたんじゃないか?』
専任『うん、ばれた。私に気がついた彼は私の手をつかんでガレージの外に出て暗闇に連れて行かれて…』
シャーリー『だ、大丈夫だったのか?』
専任『この子をそこで作っちゃったのよ!』
専任は膨らんだおなかをぽんぽんと優しく叩いた
シャーリー『なんだ、暴力でもされたのかt えええええ!?』
専任『もともと気にかけてたし、結果オーライなんだけどね~。いまだに部品に欲情するような変態だけど根はいいやつよw』
561 悪運な俺 sage 2010/10/19(火) 10:45:33.64 ID:Dt+fiVnD0
シャーリー(専任は笑ってたけど、子供を作ったってことはつまり…)
俺に手を引かれるままに回想をしていたらいつのまにかガレージの外に出ており夜中ともあって周りが暗かった
視界が夜の暗さにもかかわらずガレージ横の暗がりへ私は引っ張られる
シャーリー「お、俺?私が悪かった。 ぶ、部品に対して愛情を注ぐのは良いがこういうのはお互いの気持ちをだな…」
抵抗を試みるも体が言うことを聞かないのか気持ち程度しか体が動かない、そういえば…
『逃げるウサギには目が無くてね、捕まえさせてもらうぜ!』
飛行テストで叫んでいた俺の台詞、狼のようなその台詞は使い魔と相まってさながら私は捕まえられたウサギ…
シャーリー(つ、捕まえられるのか?私は食べられてしまうのか…?)
ガレージ横の暗がりに引き込まれようやく手を離してくれた俺は私の両肩に手をかける
562 悪運な俺 sage 2010/10/19(火) 10:48:00.87 ID:Dt+fiVnD0
シャーリー「あ、はは、愛の告白はもうちょっと明るい場所で、し、したほうがいいぞ?」
暗がりでも俺の表情は月明かりで見える、まっすぐ私を見つめている
その表情に余裕を保とうと発した言葉が逆に焦ってる様に聞こえるのが自分でも解る
そして両肩にかけられた手に力が入ったのか私はしゃがみこまされ目の前には俺の顔から下半身に視界が移る
シャーリー「ひゃ…!?」
目の前に映る俺の下半身、これは知識として知っている
男性器を咥えることで男を喜ばす方法、だがリベリオンでは変態行為で嫌われているんだけど…
シャーリー(俺はカールスラント出身だから関係無いのか?でも出身は扶桑って…あれ…?)
思考がグルグルめぐって行く間に良く分からないが頭があったかくなって目が熱い…
乱暴にされるならせめて受け入れてやろう 覚悟を決めて私は眼を瞑り、自分にできる精一杯口を開いた
それを合図に俺は動いた
563 悪運な俺 sage 2010/10/19(火) 10:51:19.64 ID:Dt+fiVnD0
俺「なにやってんだシャーリー?」ジャーバシャバシャ
シャーリー「…あえ?」
口を開いたまま目を瞑ったシャーリーは再び目を開けるとそこに俺の姿は無かった
シャーリーの背後にまわり水道で彼女の手を両手を掴み洗っている
俺「特別な潤滑オイルを触ったんだ、すぐ手を洗わないと手がかぶれて酷いことになるぞ」
シャーリー「あ、ああ…///」
さっきまでの熱が水道によって冷やされるのか冷静になっていくシャーリー
シャーリー(そ、そうだよな。専任の例のほうが異常だよな!ハハハハ…)
俺「ちょっとお湯とってくるからそのまま洗って待っててくれ」
シャーリー「あいよ、出来るだけ早くしてくれ~さすがに夜は寒いからな~」
565 悪運な俺 sage 2010/10/19(火) 10:54:33.99 ID:Dt+fiVnD0
俺は程なくしてお湯の入った洗面器のようなものとタオルを持って再びシャーリーの手を取る
俺「洗い終わったらお湯に手をつけてっと…」
シャーリー「痛ッ…!」
俺「ちょっと我慢してくれ、今オイルが出てきてるところだから…」
シャーリーの手からオイルが染み出し、お湯の表面に油膜を張っている
俺「これくらいでいいかな、あとは蒸しタオルを巻いて、完成」
シャーリー「ここまでしなくても良いんじゃないか?」
俺「ダメダメ、このオイルはキメが細かくて手の細胞より小さいから沁みたら綺麗な手が台無しになるよ」
シャーリー「私の手だって結構オイルまみれな環境で酷使してるけどな、ハッハッハ」
俺「なら元がいいんだろうなw」
俺「んじゃ戻るか~」
シャーリー「整備の様子見てっていいか?」
俺「いいよ、飽きるまでドーゾ~」
566 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2010/10/19(火) 10:55:02.71 ID:g/NjQ2cMO
妄想した壁を具現化する魔法がほしいです
567 悪運な俺 sage 2010/10/19(火) 10:56:17.64 ID:Dt+fiVnD0
再びガーレジ
シャーリー「さっきの部品は結局なんだったんだ?あのオムスビに穴が開いたような部品は」
俺「これか?これはエンジンの部品だ」
シャーリー「私もストライカーを弄っているけどこんな部品見たことが無いな」
俺「そりゃそうだ、こいつは今までのレシプロエンジンとは別だからね」
シャーリー「レシプロとは違う?そういえばエンジン音も独特だったし何が違うんだ?」
俺「こいつはレシプロのピストン運動を回転運動に変えるエンジンではなくて、回転をそのまま伝えるエンジン、
正式な名前はないが俺はこいつをロータリーストライカーって言ってる」
シャーリー「ロリ…?お前まさかルッキーニの事を…」
俺「ロリじゃねぇ!ロータリーだ!」
シャーリー「冗談だ冗談w」
俺「そのシャーリーが言うオムスビ型のパーツがレシプロのピストンと回転力を生むクランクシャフトの代わりなんだ」
シャーリー「へぇ~、こんな一個のパーツがねぇ…」
569 悪運な俺 sage 2010/10/19(火) 11:00:13.99 ID:Dt+fiVnD0
俺「レシプロより簡易的になったおかげで普通のレシプロがクランクシャフトが1回転する間にロータリーエンジンは2回転できるから理論値は2倍の回転数を生むんだ、実質はテストしてみてそこまでは行かなかったけど」
シャーリー「けどトップスピードは早かったな、私も最初に広げた差が縮められて驚いたよ!」
俺「テストでわかったけど、低回転時ではレシプロより性能は劣るみたいだ 高回転域では伸びるがそこが欠点だなぁ」
シャーリー「なぁなぁ、やっぱレシプロとは違うのか?」
俺「振動は少ないね、あとはレシプロとのエンジン音が違うからフィーリングはちょっと違う味かもしれない」
シャーリー「へぇー!ちょっと履かせてくれよ!」
俺「待て待て、今は整備中だ エンジンが特別だから俺が整備しなくちゃいけないし、小まめなメンテナンスが必要なんだ」
シャーリー「ちぇ~、ちょっと履いてみたかったのに…」
俺「整備が終わって時間空いたらいいぜ」
バルクホルン「そろそろ消灯だ、リベリアン! っと俺もいたのか」
シャーリー「はいよ~、んじゃ約束守れよ俺~」
俺「はいよっと、大尉ー必要な整備が終わったら寝ますので戸締りはお任せくださいー!」
バルクホルン「…わかった、ほどほどにしろよ俺」
570 悪運な俺 sage 2010/10/19(火) 11:03:48.29 ID:Dt+fiVnD0
夜間海岸
俺「ふぅー…」
吸い込まれそうな黒の空と海を見渡しながら葉巻を咥え火をつけ、煙を肺いっぱいに溜め込み吐き出す
緑の光を小さく放つウィッチに手を振ってみるが反応は返ってこない
俺「当たり前か…」
バルクホルン「何が当たり前なんだ?」
俺「うわぁ!? トゥル…バルクホルン大尉か…脅かさないで下さいよ」
バルクホルン「消灯は過ぎてるぞ、俺中尉」
俺「あれの整備には時間掛かりますからね…やっと終わってこうやって一服ですよ」
バルクホルン「部屋ですれば良いだろうに」
俺「部屋でやると臭いが部屋についちゃいますからねぇ、それに外で吸うのが一番旨いんですよ」
バルクホルン「ただの煙に旨いも不味いも無いと思うがな」
座り込んでる俺の少し後ろにバルクホルンが立ち俺と同じく空を見上げる
571 悪運な俺 sage 2010/10/19(火) 11:06:55.54 ID:Dt+fiVnD0
バルクホルン「サーニャが夜間哨戒に出たか…」
俺「エイラ中尉が言っていたサーニャ中尉でしたっけ?」
バルクホルン「ああ、ここの貴重なナイトウィッチだ」
俺「そのうち挨拶しないとだなぁ…」
バルクホルン「そうだな、朝方には帰ってくるからその時で良いだろう」
そこで会話が途切れ、二人の間に沈黙と煙が流れる
俺「怒ってます、大尉?」
バルクホルン「何がだ?」
俺「朝食の時に怒ったみたいだったので…」
バルクホルン「怒ってなどいない」
俺「いーや怒ってました」
バルクホルン「だから怒ってなどいない!」
俺「オー怖い怖い、ただ変に静かよりはましですかね、バルクホルン大尉は」
572 悪運な俺 sage 2010/10/19(火) 11:08:08.64 ID:Dt+fiVnD0
バルクホルン「…貴様が変なことを思い出させるからだ」
俺「変っていうのは心外ですねぇ」
バルクホルン「ん…すまない。それにしても貴様に敬語を使われるとムズムズするな」
俺「バルクホルン大尉のカールスラント軍人論からすれば当たり前じゃないですか?」
バルクホルン「そ、それはそうだがなんというか調子がな…」
俺「…トゥルーデも良く分からない事言うなぁ」
バルクホルン「貴様ほどでないさ」
俺「ご要望なら崩してしゃべりますよ?バルクホルン大尉」
バルクホルン「…場を弁えれば許可しよう俺中尉」
俺「ふ、っはははw」
バルクホルン「何がおかしい?」
573 悪運な俺 sage 2010/10/19(火) 11:10:02.51 ID:Dt+fiVnD0
俺「場所は違うけど帰ってこれたんだなぁって思ってね」
バルクホルン「…そうだな貴様は私たちの下へ帰ってきた」
俺「最前線転勤なんて地獄のような物かとおもったが結果的には良かったっと」
俺は持っていた葉巻を灰皿に押し付け火を消す
俺「これで結婚でも出来ればもっと良かったけどね」
バルクホルン「貴様の力量では不安があるな」
俺「これは手厳しい事で、そんじゃあ戻るわ トゥルーデも休みだったんだから見回りもそこそこに早く休めよ~」
バルクホルン「ああ」
最終更新:2013年01月28日 14:39