955 名前:主人公っぽい俺[] 投稿日:2010/11/05(金) 05:08:22.48 ID:UHJ+xAUN0
うぃき編集してくれた人ありがとう!多謝!
前前スレ>>37の続きからを今から投稿してもよさげ?
956 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 05:09:46.47 ID:CI6eR5xiO
ならば支援させていただく!
957 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 05:10:14.84 ID:j3MCGDVD0
おっと、俺の支援も忘れないでくれよ
958 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 05:10:48.61 ID:yBjbab8T0
おk!支援なら任せろ!
959 名前:主人公っぽい俺[] 投稿日:2010/11/05(金) 05:11:28.35 ID:UHJ+xAUN0
もう何人かは起きていたようで、今はバルクホルンさんとエーリカさん、そして宮藤が寝ているだけだ。
宮藤「…すぅ……」
宮藤の横に座る。小さな体。俺と同い年のわりにまだ幼さが残る顔。
俺「ネウロイと戦ってるなんて信じられないよな……」
頭をつい撫でてみる。
宮藤「ふにゅ……すぅ……」
サラサラした髪が指を擦り抜ける。
俺「……助けてくれて、ありがとう」
俺「俺も、一緒に戦えたら……」
帰ったら、軍の養成所に行ってみようか。
場所は違っても、ウィッチ並みの事は出来なくても。
960 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 05:12:26.89 ID:Ai9q4LQiO
俺もいるぜ!
961 名前:主人公っぽい俺[なんという紫煙これはかつる] 投稿日:2010/11/05(金) 05:12:43.76 ID:UHJ+xAUN0
坂本「おーい俺ー、どこだー」
俺「うわ!?は、はーい!」
坂本「お、ここか。輸送機に乗る際の注意点なんかの説明をしたいんだが、今大丈夫か?」
俺「あ、はい。大丈夫です」
坂本「よし、ではついてこい!」
俺「了解っす」
宮藤「…………」
宮藤「頭撫でられた……」
宮藤「ありがとうだって、なんか恥ずかしいな」
宮藤「……嬉しいな」
バルクホルン「ううん、俺は妹だったのか……むにゃむにゃ」
963 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 05:14:44.15 ID:ilk41YMWO
あぁ……残念な方のお姉ちゃんだ
964 名前:主人公っぽい俺[] 投稿日:2010/11/05(金) 05:15:23.76 ID:UHJ+xAUN0
食堂で昼食を食べる。この基地で最後に食べる食事だ。何人かは訓練中だった。宮藤も。
シャーリー「昨日の残りのハンバーグを同じく残りのサラダと一緒にパンで挟んでリベリオン名物ハンバーガーの出来上がりだ」
俺「これサンドウィッチの一種じゃないんすか?」
シャーリー「気にしたら負けだ。まあ食べてみろ、美味いぞ?」
俺「あ、確かに美味いです」
エーリカ「でもこれってハンバーグが美味しいだけなんじゃない?」
ミーナ「あら、それはサンドウィッチにも言えるわよ?」
シャーリー「そういうことさ。まだ残ってるし、何個か俺に持たせてやるよ。輸送機の中で食べな」
俺「やった。ありがとうございます」
966 名前:主人公っぽい俺[頭なでるのっていいよね] 投稿日:2010/11/05(金) 05:16:44.64 ID:UHJ+xAUN0
ミーナ「あと一時間後に輸送機が到着するわ。注意点は坂本少佐から聞いてるわね?」
俺「はい。浮き袋の使い方とかも教えてもらいました」
ミーナ「そう、大丈夫みたいね。輸送機には非難所にあなたと一緒に少ないけど基地の物資も運んでもらおうと思うの」
俺「基地の物資って、食糧とかですか?ありがたいですけどいいんですか?」
ミーナ「ええ、困った時はお互い様よ」
俺「ありがとうございます!」
シャーリー「そういや例の試作機はどうするんだ?」
ミーナ「まだ指令部からの指示は来ていないけれど、恐らくノイエ・カールスラントの技術部に送ることになるんじゃないかしら」
968 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 05:19:19.83 ID:yBjbab8T0
シャーリーのハンバーガーか
腹減ってきた支援
970 名前:主人公っぽい俺[頭なでるのっていいよね] 投稿日:2010/11/05(金) 05:20:37.24 ID:UHJ+xAUN0
俺「へー、ずいぶん遠くに行っちゃうんすね」
シャーリー「それじゃあ今から見納めに行くか、俺。良いだろ、中佐」
ミーナ「ええ。ただし、他の機材にはくれぐれも触れないようにおねがいね?」
シャーリー「うっし、そんじゃ早速行くか!俺、ついてこいよー」
俺「あ、待ってくださいまだ食べかけ……」
シャーリー「そんなもん歩きながら食えよー」
俺「まっふぇふばはひほー」
ミーナ「ふふっ」
エーリカ「……」
エーリカ「やっぱ無理だったかなー……」
ミーナ「どうしたの?フラウ」
エーリカ「いやあ、実はさあ……」
972 名前:主人公っぽい俺[頭なでなでうひゃあああ] 投稿日:2010/11/05(金) 05:22:18.15 ID:UHJ+xAUN0
シャーリー「お、あったあった」
俺「あれ、なんかやけにピカピカになってる……」
整備俺「ああ、その機体なら整備しておきましたよ。動力系は勝手が分からずちょっと手が出せなかったんですけどそれ以外の錆ついてたパーツなんかは交換しておきましたよ」
整備俺「過酷な状況にいらしたのかもしれませんが、あんな一月もほったらかしたような状態で飛ぶなんて危険すぎますよ?」
俺「え。あ、いやーあのー」
シャーリー「ははは、残念だがこの機体はお倉行きが決まってるんだ。ついでにこいつは民間人さ」
整備俺「えぇー!!そんなあ、せっかく交換したパーツが……。あと民間人がどうしてここに?」
俺「まあ話せば長くなるんですけど……」
973 名前:主人公っぽい俺[] 投稿日:2010/11/05(金) 05:24:17.91 ID:UHJ+xAUN0
整備俺「そりゃまたなんとも無茶苦茶な話だねえ。それにしても新技術か、道理で見たことないはずだよ」
俺「そうなんすかー」
シャーリー「私も昨日見たけど、通常のエンジンに見たことのない装置と繋がる管が何本もあってなー」
整備俺「そうなんですよ、新型の液冷システムかとも思ったんですけどねえ」
シャーリー「ああなるほど、言われてみれば」
俺「話についていけません」
整備俺「まあ、民間さんにはちょっとわからないかな。とにかく見たことのない技術だってことだよ」
シャーリー「そういうこった」
俺「はあ。あっ飛行機の音が……」
シャーリー「輸送機か?もうそんな時間だったのか。もう乗る準備は出来てるんだよな?」
俺「はい、もともと荷物なんてありませんし」
シャーリー「よしよし、それじゃ私はハンバーガーを包んでくるよ。また後でなー」
俺「はーい。それじゃ俺もそろそろ……」
974 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 05:24:40.70 ID:j3MCGDVD0
支援ラッシュ
975 名前:主人公っぽい俺[] 投稿日:2010/11/05(金) 05:25:36.08 ID:UHJ+xAUN0
整備俺「……なあ君、初めて飛んだ空はどうだった?」
俺「え、それは……。無我夢中だったんで覚えてないっす、ネウロイもいたし」
整備俺「そうか、まあそうだよな。いつか、君が再び飛ぶときは敵のいない空を飛ばせてあげたいね」
敵がいない空。
そこにはどんなに素晴らしい景色が広がっているんだろう。
悲鳴も、恐怖もない空。
ウィッチ達も、戦う必要のない空。
そこを、宮藤と一緒に飛べたら……。
俺に、勝ち取りたいものが出来た。
976 名前:主人公っぽい俺[] 投稿日:2010/11/05(金) 05:26:52.23 ID:UHJ+xAUN0
俺「……敵がいなくなるのをのんびり待つ気はないっすよ」
整備俺「ほう。と、言うと?」
俺「決めました。俺、帰ったら軍に志願します。そして自分の力で空を勝ち取ります」
整備俺「……いいねえ、気に入ったよ。」
整備俺「いつかこの基地まで君の名が轟く日を期待するよ」
俺「いや、ウィッチじゃないんでそこまでの活躍は……」
整備俺「そんなことより、時間は大丈夫なのかい?輸送機が到着して結構経つよ?」
俺「ああっ!?やっば、急がないと!」
整備俺「はは、そらそら急げよー」
俺「あの!ありがとうございました!!」
整備士さんはひらひらと手を振った。
983 名前:主人公っぽい俺[] 投稿日:2010/11/05(金) 05:35:45.02 ID:UHJ+xAUN0
坂本「まったく、予定した時間から20分も経ってから来るとは。お前はよほど置いて行かれるのが好きなようだな」
俺「はあっはあ。すいません……」
エイラ「今度は寝てたら避難所においてかれたりしてナ」
ペリーヌ「まったく、人騒がせな人ですわ」
バルクホルン「ふむ……」
宮藤「どうしたんですか?バルクホルンさん」
バルクホルン「いや、俺を見たらふと今朝見た夢をぼんやり思い出してな。何か幸せな夢だったような気がするんだが」
エーリカ「ミーナ、やっぱりまだ……」
ミーナ「ええ、司令部からも技術部からも連絡は来ないわ……」
エーリカ「そっか……」
ミーナ「仕方ないわ、あなたは出来ることをやったのよ。それでも駄目なら仕方ないわ……」
エーリカ「うん……」
984 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/05(金) 05:35:46.36 ID:v/IfOjEgP
なんだこの支援ラッシュ
埋める気か
988 名前:主人公っぽい俺[] 投稿日:2010/11/05(金) 05:45:03.02 ID:UHJ+xAUN0
俺「宮藤、あのさ」
宮藤「あ、はい。なんですか?」
俺「あの日、墜ちてく俺を捕まえてくれてありがとうな」
宮藤「あっ。いえ、そんな……えへへ」
俺「お礼を言うのが遅くなっちゃったな。昨日にでも言えば良かったんだけど」
宮藤「わたしなんかたいしたことできないけど。でも、俺君を助けられて、良かった」
俺「皆さんも、本当にありがとうございました!!」
俺「俺、帰ったら軍に志願しようと思います!」
バルクホルン「ほう、なかなか見上げた根性だ」
エーリカ「……なんだ、私が心配しなくてもよかったのかもね♪」
989 名前:主人公っぽい俺[] 投稿日:2010/11/05(金) 05:52:28.17 ID:UHJ+xAUN0
輸送機に乗り込む。
既にエンジンはかかっている。
シャーリー「気をつけて帰れよー!乗り物酔いには気をつけろー」
バルクホルン「お前もカールスラント軍人の一員になるわけだ!しっかり覚悟するんだぞ!」
エイラ「そんじゃまったなー」
リーネ「元気でねー!街の復興、がんばってー!」
宮藤「俺くーん!!」
宮藤「頭なでてくれたの、嬉しかったよー!!」
思わず窓から身を乗り出す。
俺「えええ!起きてたの!?」
パイロット「離陸します!ベルトをつけて!」
俺「あ、ちょっえええええええええええ!?」
宮藤「絶対また、どこかで会おうねー!!」
俺「ちょ、まってえええええええええええええぇぇぇぇぇぇ……」
990 名前:主人公っぽい俺[] 投稿日:2010/11/05(金) 05:58:58.43 ID:UHJ+xAUN0
ミーナ「行ってしまったわね……。あら、司令部からの通信?」
ミーナ「もしかして……!」
エーリカ「はー、俺いっちゃったなー」
ミーナ「大変よフラウ!俺君を連れ戻さなきゃ!」
エーリカ「へ?」
ミーナ「彼が試作機のテストパイロットに決定して、この基地に配属されることになったの!」
エーリカ「うっそ!もう飛行機行っちゃったよ!ストライカーユニット使うよ!?」
ミーナ「ええ!急いで追いかけてちょうだい!」
ミーナ「しばらく、彼と私達の縁は切れそうにないわね。ふふっ」
991 名前:主人公っぽい俺[] 投稿日:2010/11/05(金) 06:00:08.32 ID:UHJ+xAUN0
とりあえずここまでっす
今からうぃきに俺の設定とか書いてくるよ
273 名前:主人公っぽい俺[] 投稿日:2010/11/11(木) 04:35:53.33 ID:qbaHFId70
俺「ストライクウィッチーズぅ?」
990から
俺が基地に来てから2週間経った。
{坂本「どうした、もうばてたのか!男のくせに情けないぞ」
俺「はあっはあっ、まだ、余裕っすよ!」
坂本「ほほう、ならばもう3セット追加だ!」
俺「ぎゃあああああ」
エーリカ「相変わらずハードだねえ」
ペリーヌ「毎日毎日少佐と二人っきりで!!くぅーっ!!」
俺が『イカルス』のテストパイロットに決まったのは、ハルトマンさんが色々手を回してくれたかららしい。
そして中佐がテスト機の管理や各実験のデータ記録、パイロットの世話を501部隊が全て引き受けると言ってくれたそうだ。
隊のみんなもそれを了承してくれた。
みんなのおかげで、俺はこの隊に残ることができた。
後悔はしてない。
少ししかしてない。
275 名前:主人公っぽい俺[] 投稿日:2010/11/11(木) 04:44:06.54 ID:qbaHFId70
武器はアレだよ、お姉ちゃんのと同じなんだよ
銃が描けなかったんだよ
坂本「ふむ、こんなところか。今日はここまでとする!」
俺「終わった……。今日も無事生き延びた……」
坂本「もうすぐ夕食の時間だろう、風呂で汗を流してくるといい」
俺「了解……」
体を引きずるように大浴場へ向かった。
坂本「失礼する。ミーナ、今日の俺の訓練記録を持ってきたぞ」
ミーナ「お疲れさま、それにしても毎日ずいぶん厳しいメニューね」
坂本「今あいつに必要なのは基礎体力だ。長時間の飛行に耐えるにはどれだけ身体強化に割く魔力を減らせるかにかかっているからな」
276 名前:主人公っぽい俺[] 投稿日:2010/11/11(木) 04:50:18.85 ID:qbaHFId70
ミーナ「それにしても、このペースじゃ彼の身体が持たないわよ」
坂本「……我々は女の指導しかした事がないからな、あのくらいの男は恐ろしい速さで成長する」
坂本「男子三日会わざれば刮目して見よ。よく言ったものだ」
ミーナ「それは扶桑の諺?」
坂本「ああ、今あいつを三日も見なかったら本当に驚きそうだ……」
坂本「鍛えるのが楽しくてしかたないんだ……ふっふっふっ」
ミーナ「俺君、生きるのよ……」
俺「なんか寒気がする……。早く風呂入ろ」
シャーリー「ありゃ、俺も今から風呂かー」
俺「あ、シャーリーさん。じゃあ俺は後でいいっすよ」
シャーリー「んー。一緒に入るか?」
俺「え!いや、ちょっ!?」
278 名前:主人公っぽい俺[] 投稿日:2010/11/11(木) 04:55:08.28 ID:qbaHFId70
シャーリー「冗談だよ、と思ったけど夕飯まで時間がないしなあ。風呂は広いし大丈夫だろう」
俺「うええ!?いやいやいや、大丈夫じゃないっす!」
シャーリー「気にすんなって。それとも私と入るのがそんなに嫌か?傷つくなあ」
俺「いやそりゃご一緒したいです、じゃなくてそんな」
シャーリー「はいはい時間がないぞー入った入った」
俺「いやこれ絶対マズいですってちょっ引っ張らないであああああ……」
279 名前:主人公っぽい俺[] 投稿日:2010/11/11(木) 04:56:11.40 ID:qbaHFId70
シャーリー「はー、いい湯だなあ。訓練の後は格別だよ」
俺「そうですね……」
シャーリー「おーい、あんまり気にするなよ。そりゃジロジロ見られたら恥ずかしいけど、見られても減るもんじゃないし」
俺「そうですね……」
シャーリー「おーい、聞いてるかー」
俺「そうですね……」
シャーリー「この野郎ー」
俺「うわあああ!!せ、背中に当たってます!!」
シャーリー「ひひっ、無視した罰だ、ほれほれ」
俺「柔らかっ!じゃなくて誰か入ってきたらどうすんすかー!?」
エイラ「ヤーリガフッテモっと。お?」
282 名前:主人公っぽい俺[] 投稿日:2010/11/11(木) 05:02:26.08 ID:qbaHFId70
俺「うわあっ!!いやっ違うんすよこれはネウロイのしわざでしてっ」
エイラ「なんか面白そうなことやってんナー。私も混ぜろよー」
シャーリー「よーし、エイラは右翼から、私は左翼から攻めるぞー」
エイラ「任セロー」
俺「なんでだー!?」
俺はこの基地に来たことを微塵も後悔していない。
宮藤「はっ!この感じ、おっぱ…」
リーネ「どうしたの?芳佳ちゃん」
宮藤「んー、気のせいかな……」
リーネ「?」
284 名前:主人公っぽい俺[おっぱいっていいよね] 投稿日:2010/11/11(木) 05:10:06.45 ID:qbaHFId70
シャーリー「さあ、飯だ飯だー」
俺「あー……。止まらない……」
宮藤「あれ、俺さん鼻血ですか?私が治しますよ」
俺「あ、それじゃお願いします……」
宮藤「はい!それにしてもどうしたんですか?」
エイラ「キシシ、実はなあ……」
俺「わー!ちょっとまっ」
シャーリー「実は俺の奴のぼせててさー、私達が偶然風呂に行かなければ危なかったんだぞー?」
俺「いやいや、何言ってんですか!」
シャーリー「おやおや、違うのかな?それとも鼻血を出すようなことが他にあったのかな?」
俺「い、いえ!何も無かったですよ!?」
エイラ「ムフフ」
宮藤「?よくわかんないですけど、止まったみたいですよ。鼻血」
俺「あ、ホントだ。ありがとな宮藤」
宮藤「いえ、どういたしまして」
285 名前:主人公っぽい俺[] 投稿日:2010/11/11(木) 05:20:36.86 ID:qbaHFId70
エーリカ「あー、それ私のお芋だよー?」
バルクホルン「何を言う!お前が私の皿から取ったんじゃないか!」
エーリカ「ちぇー、けちー」
バルクホルン「何がケチーっだ!」
エーリカ「あ、そういえば俺ー。俺の固有魔法ってなんなのー?」
バルクホルン「あ、こら!話をそらすな!」
宮藤「すごく強引なそらし方ですね……」
俺「はは……、えっと。まだよくわからないです」
坂本「いろいろ試させてみたんだがどうも変わっていてなあ」
ミーナ「そうねえ、報告書を見たときは驚いたわ」
シャーリー「どういうことだ?」
ミーナ「そうね、では食後にハンガーで説明することにします」
288 名前:主人公っぽい俺[] 投稿日:2010/11/11(木) 05:28:23.16 ID:qbaHFId70
エーリカ「今ここだと説明できないの?」
ミーナ「いいえ、そんなことないわ。でも、どうせなら実際に見たほうが驚くと思うわ」
エイラ「オイ俺、こっそり教えろよー」
俺「はあ、でも俺自身はよくわかってないんすよ?ミーナ中佐と坂本さんはわかったみたいですけど……」
坂本「まあな。だが、口で説明するより実際に見たほうが早いのは確かだ」
エーリカ「えー、気になるよーっと。ぱくっ」
バルクホルン「あ、こらハルトマン!それは私の芋だぞ!?」
エーリカ「もう私の一部だよーん」
バルクホルン「おまえというやつはー!!」
289 名前:主人公っぽい俺[] 投稿日:2010/11/11(木) 05:39:13.57 ID:qbaHFId70
食事が終わり、全員でハンガーにやってきた。
俺はユニットから魔力供給を受けないと魔法が使えないのでユニットを履く準備をする。
整備俺「言われた通り、魔力槽は空にしてあります」
ミーナ「ありがとう。機体に異常は無いわね?」
整備俺「はい。飛行だってできますよ」
ミーナ「わかりました。それでは今から説明します。そうね、まず初めに私の魔力から使ってみましょうか」
俺「了解です」
魔力が蓄えられる様子が感覚的にわかる。
少し魔法を使う程度なら満タンにする必要はない。
俺「このくらいで大丈夫です」
坂本「よし、それでは俺。目隠しをしろ」
俺「バンダナおろせばいいですよね?」
坂本「かまわんぞ。よし、みんな離れるんだ」
エーリカ「りょうかーい」
292 名前:主人公っぽい俺[] 投稿日:2010/11/11(木) 05:53:18.94 ID:qbaHFId70
坂本「それでは今から私が指をさした者は前に出てくるんだ、いいな?」
エイラ「よくわかんないけどりょうかーい」
坂本「よし、始めろ俺」
俺「了解っす。すぅ……」
魔力槽から魔力を体内へ導入。
傾向、濃度、流量を解析。
なんというか、中佐らしい魔力だなと感じる。
魔法発動式を構築。
構築した式に魔力を入力。
俺「……、よし。いけます」
坂本「今、お前の半径5メートル以内にいる人数を答えろ」
俺「3……いや、4人です。前に3人、頭上に一人います」
坂本「うむ!正解だ!」
ルッキーニ「ひゃ!?なんでなんでー?」
293 名前:主人公っぽい俺[ズボンは履いてていいよ] 投稿日:2010/11/11(木) 06:00:02.50 ID:qbaHFId70
俺「ふー、感知系はなんか難しいっす」
シャーリー「おいおい、結局お前は空間把握系の固有魔法なんじゃないか」
宮藤「ミーナ中佐と同じなんですね!」
ミーナ「うふふ、違うわよ?」
バルクホルン「ん?どういうことだ?」
ミーナ「そうねえ、今度はあなたが魔力補充してみて?」
バルクホルン「よくわからないが、まあいいだろう」
バルクホルンさんの魔力は力強いというか、猪突無新というか。
俺「よし、OKです」
坂本「では、そうだな。バルクホルンと腕相撲をしてみろ」
バルクホルン「私も魔法を使った状態でか?」
坂本「ああ。もちろんだ」
296 名前:主人公っぽい俺[] 投稿日:2010/11/11(木) 06:09:13.99 ID:qbaHFId70
バルクホルン「では、全力で行くぞ!!」
俺「ちょ、これ魔力全部固有魔法にまわしますよ!?」
坂本「では、初め!」
バルクホルン「うおおおおおおおおおおおおおおお!!」
俺「く、ぐおおおおおおおおおおおおお!!」
シャーリー「さすがにあの馬鹿力に相手は無理だろー」
エーリカ「でも、トゥルーデ相手によく耐えてるよ?」
ペリーヌ「確かに、あの力に耐えるとなりますと、念動系の固有魔法でないと無理ですわね……」
リーネ「えっと、どういうことなんでしょう?」
バルクホルン「ふふ、少し驚いたが所詮はこの程度かあああああああああああああああ」
俺「ぐああああああああああああああああああああああああああ」
腕を思いっきり机に叩きつけられた。
301 名前:主人公っぽい俺[] 投稿日:2010/11/11(木) 06:16:09.49 ID:qbaHFId70
(わかりにくいから魔力=電気みたいなものだと思い込んでください)
坂本「そこまで!どうだ、みんなわかってきたか」
宮藤「えっと、俺さんは固有魔法が二つ使えるんですか?」
坂本「はは、違うぞ。よし、宮藤の魔力で試してみろ」
俺「その前に腕を治療してください……」
宮藤の魔力は、優しさに溢れていて温かかった。
なんでか分からないけど、少し泣きそうになった。
俺「こんな感じかな……」
エイラ「おお、擦り傷が治っていくぞ」
俺「なんで自分の怪我を自分で治癒してるんだろう……」
坂本「ちょうどよかったじゃないか、はっはっは」
シャーリー「なるほどな、だいたいわかったよ。器用な奴だとは思ったがここまで器用だったとはなー」
ルッキーニ「にゃ?ねえねえシャーリー、どういうこと?」
304 名前:主人公っぽい俺[] 投稿日:2010/11/11(木) 06:24:01.78 ID:qbaHFId70
ミーナ「そろそろ種明かしをしましょうか。俺さんの固有魔法はいうなれば『魔法力制御』です」
ミーナ「普段私達はほぼ無意識に魔法をつかってるでしょ?」
エイラ「どういうことだろう」
サーニャ「えっと……?」
ミーナ「例えば、息を吸うのはとても簡単よね?でも本当は体の中の筋肉を動かして空気を肺に取り込んでいるの」
ミーナ「その筋肉を意識的に動かして呼吸するなんてことは本来しないわね?」
ミーナ「俺さんの固有魔法はこの筋肉を自分の意思で正確に動かすようなもの、といったところかしら」
ミーナ「つまり俺さんは私達が普段固有魔法を使う際に行っている手順を解析してその魔法を実行できるみたいなの」
306 名前:主人公っぽい俺[] 投稿日:2010/11/11(木) 06:33:10.48 ID:qbaHFId70
宮藤「えええええええ!それって、すごくすごいことじゃないですか!」
ミーナ「とは言っても、色々制約はあるわ」
坂本「まず、供給された魔力の主であるウィッチの固有魔法しか真似できない」
俺「はい、なんていうか。魔力にも向き不向きな魔法があるみたいなんですよね。それに魔力から逆算して魔法を使う方法を知るっていう感じなんです」
バルクホルン「つまりミーナの魔力で私や宮藤の固有魔法を使うというのは難しいのか」
俺「無理にやっても多分使い物にならないと思います」
坂本「それと、オリジナルの固有魔法ほどの能力は発揮できない」
俺「さすがに完璧に真似るのは無理ですよ。お手本を見ながらそれを模写するような感覚なんで、有名な絵画を鉛筆でデッサンするみたいな感じです」
坂本「蓄えておける魔力の量も限られているしな。とはいえ、非常に応用がききそうな固有魔法だ」
308 名前:主人公っぽい俺[] 投稿日:2010/11/11(木) 06:44:59.76 ID:qbaHFId70
ルッキーニ「ねえねえ俺!俺もシャーリーみたいに音速出せるの?」
俺「いやー、まだ試してないからわかんないけど、多分他のみんなより少し速く飛べる程度じゃないかなあ」
ミーナ「これから試作機の性能のテスト以外にも、俺君の固有魔法についてもテストしていこうと思っているの」
ミーナ「みんな、協力してくれるかしら?」
宮藤「もちろんです!」
ペリーヌ「私の固有魔法を真似ようなんて十年早いですけど、まあやってみなさい?」
エーリカ「は!俺がシュトゥルムを使えたら長年温めてたあの技が使える!」
ミーナ「うふふ、大丈夫みたいね」
俺「あのー、もうユニット脱いでいいですか?いろんな種類の魔法を使うと疲れるんですよ」
坂本「ああ。よし、今夜はこれで解散!明日から交代で俺の実験につきあってもらうぞ」
「「了解!」」
俺「しまった、これ結構疲れるぞ……。明日から体もつかなあ……」
309 名前:主人公っぽい俺[] 投稿日:2010/11/11(木) 06:47:18.45 ID:qbaHFId70
終わりです
まあようするに回路を真似て冷蔵庫や掃除機になれるって感じの固有魔法ですだいたい
あと飛行魔法にまわす魔力をカットしてシールドにまわしたりもできます
でも出力が大きくないんで器用貧乏とも言います
最終更新:2013年01月28日 15:41