261 自分:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/06/02(木) 23:06:24.41 ID:ZkakNxJd0 [4/11]
俺「ストライクウィッチーズ無双?」>>625から
前回のあらすじ
宮藤「俺君がジャガイモを茹でていたら芋が爆発した……。何を(ry」
あらすじ終わり。以下本編です。
あの日の夢を見ていた。
俺と宮藤で作ったトルテをみんなで食べた夜の夢だ。
はしゃぐルッキーニに、それを叱るバルクホルン大尉。ハルトマンさんはひたすら食べ続けていたな。
そんな様子をミーナ中佐は楽しそうに眺めていた。
宮藤はリーネと楽しそうに話していて、そんな宮藤を俺は少し離れてチラチラ見ていた。
すると、時々目が合ってしまう。
俺は見ていた事を宮藤に気付かれたくなくて、パッと視線をずらすんだ。
数秒待ってまた宮藤に視線を移すと、今度は宮藤が俺をじっと見ていた。
目が合っても、宮藤は視線を外さなかった。宮藤がすう、と立ち上がり俺の方へ歩いてくる。
ぼんやりしたような目に頬をほんのり赤く染めたその表情は、今まで見たことない可愛さで、そしてエロかった。
宮藤は俺の前で立ち止まり、俺の首の後ろへ手を回し、顔が近づいてきて、
「さっさとオキロー!!」
ヘッドバッドを食らった。
雲が多く、東の空では時折太陽が顔を覗かせる。そんな地中海の夜明けを進むブリタニア所属の空母、ヴィクトリアス。
その艦内からはネウロイの接近を告げるサイレンが響いていた。
エイラ「なんで警報で起きないんだよお前!」
狭い廊下を駆け抜けながらエイラさんが怒る。おでこが赤くなっていて、肌が白いからそれがよく目立つ。
262 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/02(木) 23:08:23.03 ID:WL/suBoa0 [9/9]
先に壁殴り代行呼んどきますか
263 自分:なんか本文が長いってエラーが出るけどこれ忍法帖のせい?[sage] 投稿日:2011/06/02(木) 23:14:47.59 ID:ZkakNxJd0 [5/11]
俺「慣れてるんですよ!俺んち金物屋だったんで昔から騒音には慣れてるんです」
朝から晩までドンドンガンガンと騒々しい家に生まれた俺が身につけたスキルだ。
エイラ「ああ、だからお前町がネウロイにやられてても起きなかったのか。お前そのうち死ぬぞ」
エイラさんが結構さらりと言う。無表情なのが余計に怖かった。
格納庫に着くと、誰もがみんな走り回って戦闘準備をしていた。その真ん中には見慣れた顔が。
もう宮藤達はストライカーユニットを履いて準備万端だった。
バルクホルン「遅いぞお前たち!」
到着早々バルクホルン大尉に怒られる。今日はそういう日なのかな。
エイラ「私のせいじゃねーヨ。俺が起きなかったんだ」
坂本「これだけの喧騒で起きないのか?まったくお前というやつは……」
呆れ顔の坂本少佐の前を謝りながら通りすぎ、自分のユニットへ向かう。整備俺さんが待機して、ユニットに魔力槽を装着していた。
整備俺「今日の魔力補充は宮藤軍曹にお願いしたよ。急げよ、お前が履きしだいエレベータを上げるぞ」
整備俺さんの宮藤、の言葉で今朝の夢を思い出してしまう。くそう、あともう少しだったのに……。
整備俺「なにニヤニヤしてんの。さっさと履いた履いた!」
バシッと背中を叩かれ、慌てて発進ユニットに飛び上がる。靴を脱ぎ捨てストライカーユニットへ両足を差し込んでいく。
身体を魔力が駆け巡り、ウィッチの証である使い魔の象徴が生える。
俺「お待たせしました、準備完了です!」
ミーナ「行くわよ、みんな。エレベータ、リフトアップ!」
中佐の号令で、エレベータが上昇していく。次第に流れ込んでくる朝の空気が、寝ぼけた頭を覚醒させる。
上まで上がる間に、中佐が状況を説明しはじめた。
264 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/02(木) 23:18:20.22 ID:VjzEgTw40 [2/2]
しえん
265 返信:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/02(木) 23:19:34.74 ID:gDdMHT5t0 [3/3]
263
容量制限が付くんダナ
266 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2011/06/02(木) 23:19:44.98 ID:Uk64suqAO
支援
267 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/02(木) 23:20:28.21 ID:vE/7TRfJO
うじゅ
268 自分:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/06/02(木) 23:21:20.15 ID:ZkakNxJd0 [6/11]
ミーナ「敵ネウロイは数3、いずれも小型です。現在この艦の針路上およそ10000に停止中。不気味なくらい動きは無いわ」
シャーリー「どうする?私が先行して様子を見てくるか?」
ミーナ「いいえ、罠の可能性もあるわ。メンバーをネウロイへの攻撃と、艦隊の防衛の二つに分けます」
インカムには、絶えず敵ネウロイの状況が飛び込んでくる。今のところ前方の三機以外はいないらしい。
ミーナ「宮藤さんと俺君は艦隊の防衛を。宮藤さんが空母、俺君は巡洋艦の上空についていてもらうわ。
残りは目標に接近し、私の合図で散開。エイラさんに単独で数回攻撃をしてもらい、相手の反応を見た上で一斉に攻撃します」
未来予知が使えるエイラさんなら相手がどんな反応をしても大丈夫、ということだろうな。
本当にすごいなあ未来予知。俺も試してみたけど、これとサーニャの魔道針はうまく真似できなかったなあ。
使い魔曰く、未来予知は情報処理が追いつかない。魔道針は出力不足だそうな。
エイラ「ちぇー、私はサーニャと一緒のほうがいいのにな」
サーニャ「だめよ、エイラ。私じゃ足手まといになっちゃう」}
俺「もうすぐ戦闘なのにちょっと気を抜きすぎじゃないっすかエイラさん」
エイラ「敵襲に気付かず寝てたやつの台詞じゃねーナ、それ」
軽口を叩いている間に、エレベータが止まった。海の上だからか、風が強く感じる。
ごうごうと唸るように吹き付けてきて、時折水滴が顔に当たる。
俺には見えないけど、この空の先にはネウロイがいる。
宮藤「二人だけどがんばろうね、俺君」
宮藤が笑いかけてくる。ただそれだけの事なのに、体に力がみなぎってくるように感じる。
俺「うん、がんばろうな」
今ならどんな事でも出来そうな、そんな気分だ。
269 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/02(木) 23:22:10.63 ID:j/j8W46w0 [15/15]
しえんぬ
270 自分:>>265サンクスです。きついなあ。[sage] 投稿日:2011/06/02(木) 23:27:23.90 ID:ZkakNxJd0 [7/11]
インカムから聞こえてくるのは発進許可の言葉。いよいよ戦闘が始まる。
ふと、銃のグリップを握る手に汗がうっすら感じられる。緊張しているのかな。
俺「行くぞ、イカロス」
愛機の名を呼ぶ。自身を落ち着かせるように、おまじないのように。
ミーナ「ストライクウィッチーズ、発進!」
その号令を合図に、凄まじい風と光と共にウィッチ達は飛び立った。
シャーリー「囲んでみても、全然反応しないな。こいつ」
今、ウィッチ達は三機のネウロイを取り囲んでいた。そんな状況にもネウロイは不気味に沈黙を守ったままだ。
エイラ「それじゃ、私が攻撃してみる。五秒数えたら撃つからな」
エイラがネウロイに近付いていく。その表情からかなり集中していることがわかる。
坂本「さて、鬼が出るか蛇が出るか。全員、気を引き締めろよ」
坂本も眼帯を外し、敵の動きを感じ取ろうとしている。
エイラ「5、4、3、2、1……っ!?」
エイラの引き金を引く指が止まり、その表情には驚愕が現れる。上半身を捻り、敵に背を向けながら大声で叫ぶ。
エイラ「ヤバい!全員目をつむれ!!」
瞬間、三機のネウロイから白い閃光が放たれる。その光は10000メートル後方の宮藤と俺の目にも届くほどだった。
坂本「ぐっ!?目くらましか!」
エイラの言葉で瞬間的に眼帯を装着したが、襲ってきた強烈な光に目をやられていた。
他の者も同様だった。多少の距離の差異はあったが、ほとんど無意味だった。
271 自分:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/06/02(木) 23:33:24.51 ID:ZkakNxJd0 [8/11]
ミーナ「……っ、敵が動いたわ!エイラさん、攻撃を!」
不意打ちにも慌てず、固有魔法で敵を捕捉しながら冷静に指示をだす。
唯一無事なエイラがネウロイを撃とうとするが、今までの沈黙が嘘のような俊敏さでネウロイ達は艦隊へ向けて一列になり飛んでいく。
エイラ「くっそ、このお!」
なんとか最後尾の一機をしとめるも、残りの二機の速度はぐんぐん上がっていく。
艦隊には宮藤と俺がいるとはいえ、今の攻撃をされたらおそらく二人は対応できないだろう。
エイラとミーナが追いかけるも、引き離されてしまう。
ミーナ「速すぎるわね、追いつけないわ」
坂本「シャーリー、行けるか!?」
インカムから聞こえる状況から、坂本が指示を飛ばす。
シャーリー「ああ、少し目がガンガンするけど大丈夫!」
そう言うが早いか、シャーリーが敵機を追いかけ始めた。だが、間に合うかは微妙なところだ。
坂本が再びインカムに怒鳴る。
坂本「宮藤、そっちに敵が二機接近中だ!なんとしてでも食い止めろ!」
宮藤「は、はい。わかりました!」
銃を構え、照準をつける。彼方から接近してくる黒い物体を見つけた。
宮藤「いた。坂本さん、見えました」
坂本「よし、ギリギリまで引き付けろ。そいつは強烈な光を放つぞ、注意しろ。」
エイラ「私が光るタイミングを教えてやるから安心シロ」
宮藤「わかりました!」
俺「少佐、俺も宮藤の援護に!」
俺が空母へ向かおうとするが、坂本がそれを制した。
坂本「お前はそこで待機のままだ。的が小さく素早いんだ、守りに構えて隙が出来るのを待ったほうがいい」
272 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/02(木) 23:42:32.31 ID:D9zMZ/EO0 [16/16]
さるったそうな
273 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/02(木) 23:43:03.79 ID:UrQdCXkx0
さる回避支援
274 自分:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/06/02(木) 23:46:07.45 ID:ZkakNxJd0 [9/11]
シャーリー「私もすぐにそっちに着くよ。それまで守りに撤していればいいさ」
俺「ぐっ、わかりました」
ミーナ「宮藤さんを信じなさい。そろそろ交戦距離に入るわ。私達が追い付くまで、耐えてちょうだい」
俺「了解っす」
宮藤の前方1000メートルをネウロイが通過。その時、ネウロイが速度を落とす。
間を置かず、先頭を飛行していたネウロイが突如ビームを放ちながら突進してきた。
反応して宮藤が引き金を引く。
バララ、と放たれた数発がネウロイに命中。しかしコアに当たらなかったのか、勢いは止まらない。
宮藤「わっ、うわっ」
自身に向かって突っ込んでくる敵に宮藤が慌てだす。
坂本「落ち着け宮藤。敵は小さい、お前のシールドを全開にすればコアごと相手を砕ける」
宮藤「はっ、はい!」
銃を放し、両手を前へ突き出す。シールドに魔力を最大限まわし、衝撃に備える。
ネウロイが弾丸となって宮藤の張ったシールドに激突した。
その衝撃は凄まじく、体が揺さ振られ、ネウロイの破片が飛び散る。
その様子を魔眼で視ていた坂本が、ハッとする。
坂本「宮藤、銃を構えろ!」
衝撃に耐え、ホッと息をついた宮藤。直後に耳に響いた坂本の言葉で、自身の状況に気付く。
もう一機のネウロイは、宮藤の正面5メートルの位置で静止していた。
エイラ「光が来るぞ!目を瞑れ宮藤!」
エイラが叫んだのと同時に宮藤を光が飲み込んだ。
275 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/02(木) 23:53:11.54 ID:3K96kPbv0 [8/8]
651 名前:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/06/02(木) 23:41:04 ID:uZpQ9ybY [3/4]
さるったorz
誰か本スレに伝えていただけないでしょうか……
652 名前:名無しの俺[sage] 投稿日:2011/06/02(木) 23:46:57 ID:uZpQ9ybY [4/4]
支援してくれた方、多謝!
276 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2011/06/02(木) 23:53:30.02 ID:maOFyMCu0 [3/3]
しえ
277 自分:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/06/02(木) 23:55:50.93 ID:ZkakNxJd0 [10/11]
俺「宮藤ー!」
俺が宮藤の下へ飛んでいく。宮藤は咄嗟に目を庇ったが、フラフラとしていた。
宮藤「うう、目が……」
シャーリー「不味い、ネウロイが抜けたぞ!」
閃光に紛れてネウロイは宮藤を突破していた。
坂本「ネウロイめ、これを狙ってたのか!?」
エイラ「まさか、ネウロイが作戦を立てるってのカ?」
空母が弾幕を張るが、ネウロイを止めることができない。
坂本「シャーリー、俺!ネウロイを撃ち落とせ!空母の対空砲火じゃ止められん!」
シャーリー「ネウロイが攻撃態勢に入った、ダメだ、間に合わない!」
ネウロイの先端が赤く輝き、ビームが放たれる。
空母の甲板に直撃し、ドウッと爆音が響く。ビームの威力は弱いものの、位置が悪かったのか火の手が上がった。
ネウロイはそのまま空母の上空を通過していく。
俺「少佐、空母が!」
坂本「慌てるな、あの程度で艦は沈まん!」
空母では、消火活動にあたるためにブリタニア兵や基地から乗り込んだ整備兵が甲板を走り回っていた。
整備俺「火の回りが速いな、急ぐぞ!」
整備兵A「おう!」
ブリタニア兵A「そこの配管がやられたらエレベーターが動かなくなるぞ、気を付けろ!」
ホースで水をかけたり、上着や毛布で火をもみ消したり、各々が火を消すべく奮闘していた。
そこへネウロイが引き返して再び艦を狙う。
335 自分返信:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/06/03(金) 04:10:04.30 ID:/PF3/D0l0 [3/6]
保守がてら続きでも。>>277からです。
ブリタニア兵B「ネウロイが来るぞ、総員退避!」
整備兵B「畜生、まだ火が消えてないってのに!」
ネウロイは先ほど攻撃した地点へもう一度ビームを撃つつもりのようだった。
俺「そう何回もやらせるか!」
それを、上着を風にバタつかせながらエンジンを全開にして俺が追う。
高速で追尾しながら、銃を構える。
先ほどまでの回避機動が嘘のように、敵はただ真っ直ぐ目標へ向け飛んでいた。
敵を照準に捉え、引き金を強く引く。
俺「コイツをくらえ!」
俺が放った弾丸が、ネウロイの装甲を削る。ネウロイは次第にふらつきだすが止まらず、甲板の整備俺達との距離も詰まっていく。
坂本「落とせ俺!」
俺「うおおおおおお!!」
銃身から吐き出された無数の弾丸がコアを貫き、遂にネウロイは砕けた。
その位置は、甲板の兵士達の10メートル手前だった。
ネウロイの破片が周囲に拡散する。かなりの速度を持つそれらは、逃げ遅れた兵士達を襲った。
336 自分:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/06/03(金) 04:13:28.27 ID:/PF3/D0l0 [4/6]
整備兵C「ぐあっ!」
ブリタニア兵C「クソッタレ、腕に刺さった!」
鋭利な刃となって破片が兵士達の体を切り裂いていく。
整備兵A「うわ、やばい!」
整備俺「馬鹿、何してんの!」
立ちすくんだ仲間を押しとばす整備俺。
シャーリー「避けろ整備俺!」
シャーリーが叫ぶ。整備俺が振り向くと、彼女が自身の方へ飛来してきていた。何でそんな、怖いものを見た子供のような顔をしているんだ、などと呑気に思った。
その瞬間、ネウロイの破片が整備俺の左膝下を切断した。
バランスを崩し整備俺がグラリと傾く。
シャーリーは空中でユニットを脱ぎ捨て、着地時に甲板を激しく転がりながらも整備俺を抱き受けた。
シャーリー「おい、しっかりしろ!おい!整備俺!」
シャーリーが呼び掛けると、整備俺が呟く。
整備俺「はは……。ケガするな、なんて言ったのに、格好つかないね……」
軽口を叩くが、脚だけではなく身体中に傷があった。
シャーリー「いやだ、整備俺。誰か、宮藤、助けてくれ!」
うめき声と怒鳴り声が飛び交う中、彼女の悲痛な叫びが響く。
337 自分:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/06/03(金) 04:19:47.45 ID:/PF3/D0l0 [5/6]
ブリタニア兵D「瘴気が回る前に破片を抜け!救護室へ」
整備兵C「ぐうう、いてえよ畜生……」
シャーリー「宮藤、宮藤!!整備俺が、いやだ、整備俺が!」
宮藤「落ち着いてください、シャーリーさん!すぐに救護室へ!」
俺は甲板の上に浮いていた。
ぽろ、と俺の手からMG42がこぼれ落ち、甲板にぶつかり鈍い音をさせた。
頭の翼、尻の尾羽がしゅるっと体内に消え、ユニットから音が消えた。
翼を失った俺は、撃ち抜かれた鳥のように落下し、体を甲板へ打ちつけた。
意識が途切れながらも、俺は思った。
また守れなかった、と。
努力をしたけど守れなかった。
自分に人を守ることなんか、出来なかったんだ、と。
所詮は蝋の翼だったんだ、本物の鳥にはなれなかったんだ、と。
俺の目から涙が溢れる。
俺「ちくしょう……また駄目なのかよ……」
悔しそうに呟き、俺は目を閉じた。
『Hero』を目指した少年は、翼を焼かれて地に落ちた。
338 自分:主人公っぽい俺[sage] 投稿日:2011/06/03(金) 04:32:04.70 ID:/PF3/D0l0 [6/6]
ここまでです。
主人公俺にはまた落ちてもらいました。あれ、主人公が戦闘後に無事だったシーンを書いた記憶無いよ?
あと三、四回の投下で終わる予定です。それまでもう少しお付き合いくだされば幸いです。
それでは皆様、おやすみなさい。
最終更新:2013年01月28日 15:46