Episode 18 『選択』

---基地内調理室---

俺「♪~」シャカシャカ

エイラ「・・・・・」

ここは501の調理室。俺とエイラの2人は現在ケーキ作りに勤しんでいる。

基地に帰還後、俺は脱走罪として1週間の自室禁固兼療養を。エイラもストライカーの無断使用により3日間の自室禁固及び飛行停止命令を経て今に至る。

俺の怪我は、魔力のおかげで治りが早く、今となっては傷痕一つ残っていなかった。

しかし、なぜ2人がこんな状況にあるかというと、事は3日前にさかのぼる。

~3日前~

---基地内食堂---

エーリカ「そういえばさ、もうサトゥルナーリアの時期だよね。」

ミーナ「あら、そうね。このところゴタゴタが続いていたから、すっかり忘れてたわ。」

芳佳「サトゥルナーリア・・・ってなんですか?」

ゲルト「そうか、扶桑には無い文化だったな。我々カールスラント人は、12月の17日から24日まで農耕神であるサトゥルヌス神に祈りをささげるんだ。太陽が、冬至の後にもう一度大地を明るく照らしますように、とな。」

エーリカ「トゥルーデは難しい事言ってるけど、要はそのサトゥルナーリアの間は国中のみんながお休みして、パーティーしたり贈り物を交換したりとか、色々どんちゃんするんだ。」

芳佳「へぇー!そうなんですか!」

エイラ「24日・・・クリスマスもちょうどそのころダナ。」

芳佳「クリスマス?」

エイラ「そのサトゥルなんとかってやつと似てて、スオムスでも24日になるとみんなでパーティーを開いたり、贈り物をしたりするんダ。ただ違うのは、その日の夜にサンタさんって言う赤い服の妖精が家に来て、ワタシたちが寝ている間に、自分の欲しいプレゼント枕の側において行ってくれるんダ。」

俺「それ、確かオラーシャでもやった気がするっス。でも、あれって年明けてからじゃなかっスか?」

サーニャ「オラーシャは1月7日にやりますけど、エイラの国では12月にやるんですよ。」

俺「へぇ・・・」

芳佳「へぇー!なんだか素敵な日ですね、クリスマスって!」

シャーリー「なぁ、その24日ってさ、ルッキーニの誕生日もかぶってるんだけど・・・」

リーネ「そっか。ルッキーニちゃんも24日生まれだったよね。」

ルッキーニ「うん!」

ミーナ「ちょうどいいわ。それじゃあ、24日にルッキーニさんのお祝いも兼ねてパーティーを開きましょう!」

ルッキーニ「ほんと!?やったー!!」

シャーリー「よかったな、ルッキーニ!」

ミーナ「ここのところ息が詰まることばかりだったもの。たまには、こうしたイベントも必要よね。」ニコ

坂本「うむ。そうだな。」

~現在~

---基地内調理室---

そう言う訳で俺は毎度の事ケーキ作りを任されていた。エイラは自ら進んで俺のケーキ作りの手伝いを申し出た。ある一言を言うために。

エイラ「・・・・・」チラッ

俺「♪~♪♪」シャカシャカ

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

俺「俺は、エイラさんのいない世界なんか絶対に嫌です。」



俺「大丈夫っス。エイラさんには指一本触れさせません。俺が絶対に守ります。」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

エイラ(な・・・ナンダ・・・この変な、モヤモヤした気持ちは・・・)

エイラ(前とは違う・・・ってあれ?ワタシなんでドキドキしてるんダ!?///)ドキドキ

俺「♪~・・・?エイラさん、どうかしたっスか?」

エイラ「ふぇ!?」

俺「いや、なんかずっとボーっとしてたみたいっスけど・・・俺の顔になんかついてますか?」

エイラ「な、何でもない!なんでも・・・ない・・・」

俺「そうっスか?ならいいっスけど・・・」

エイラ(何やってるんだワタシは・・・俺にちゃんと言うために来たんダロ・・・よし、言おう・・・)

エイラ「あのさ、俺・・・」

俺「はい?」

エイラ「その・・・この前は、ありがとナ・・・助けてくれて・・・」

俺「ああ、いえ。そんなの、家族なんだから当たり前じゃないっスか。」

エイラ「うん・・・それと・・・ゴメン・・・」

俺「?」

エイラ「オマエに・・・ひどいこと言っちゃってさ・・・オマエがこなけりゃよかったって・・・だからオマエ、出て行ったりしたんダロ・・・?」

俺「いえ、違いますけど。」

エイラ「え?」

俺「あれはストライカーが急に故障しちゃって、そのまま海に落ちて遭難したんスよ。そんで、たまたま海に打ち揚げられてた所をある人に助けてもらったんス。」

俺「だから、全然エイラさんのせいなんかじゃないっス。むしろ謝るのは俺の方っス。こんな、エイラさんたちが苦しまなきゃいけないような状況を作った俺のほうがよっぽど・・・」

エイラ「俺・・・」

俺「だから、こうしましょう。」スッ

そう言って、右手を差し伸べる俺。

エイラ「・・・?」

俺「仲直りの握手。エイラさんが気にしてることについては、これでチャラっス。ね。」ニッ

エイラ「・・・うん。」スッ

パシッ

固く結ばれた手。二人は仲直りの握手を交わした。

俺「・・・じゃあ、この話はおしまいっス。ルッキーニさんとみんなのためにも、ケーキ作っちゃいましょっか!」

エイラ「・・・ああ。とびっきりの、ダナ!」

と、二人が意気込んだ時だった。

サーニャ「あ・・・あの・・・///」モジモジ

俺&エイラ「?」クルッ

突然聞こえてきた声。振り向けば、目線の先にはエプロン姿のサーニャがいた。しかし、どうも様子がおかしい。

サーニャ「わ、私も、お手伝い・・・します・・・///」モジモジ

俺「サーニャさん、どうかしたんスかね。」ヒソヒソ

エイラ「さ、さぁ・・・ん?」

よく見ると、心なしかサーニャの肌の露出がいつもより多い。というより寧ろエプロンのみを着用しているようにも見える。

・・・ってかエプロンしか着てない。

エイラ「わ!わわっ!!サーニャ!!///」

俺「? どうしたんスか、エイラさん?あれ、サーニャさんなんかいつもより・・・」

エイラ「わっ!バカっ!見るなァァァ!!///」ドゴォッ!

俺「おぅふ!?」ドサッ

腹パンならぬ、みぞ蹴りをエイラからくらう俺。

エイラ「ほら、サーニャ!服着るぞ服!!///」グイッ

サーニャ「ま、待ってエイラ・・・あ・・・///」

そのままサーニャの手を引いてエイラは調理室から出て行った。

俺「ゲホッ!ゴホッ!い・・・いきが・・・ゲフッ!」

エーリカ「ありゃ・・・しっぱいしっぱい。エイラも引っかかると思ったんだけどな~」

気づけば、倒れた俺の横には小悪魔的な微笑みを浮かべたエーリカが立っていた。

俺「ちゅ・・・ちゅうい・・・ゲホッ!いつのま・・・ゴホゴホ!に・・・」

エーリカ「大丈夫、俺?あぁ、みぞおちに入ったんだ。無理に息吸おうとすると苦しいからゆっくりね。はい、すってー、はいてー。」

しばらくして俺は落ち着きを取り戻す。

俺「はぁ・・・はぁ・・・死ぬかと思った・・・」

エーリカ「それより俺、さっきサーニャのこと、ちゃんと見た?」

俺「いえ・・・エイラさんに蹴りくらって、よくは・・・」

エーリカ「そっか。さっきね、サーニャ、裸エプロンしてたんだよ?」

俺「は、裸!?///」カアァァ~

エーリカ「あはは、俺、顔真っ赤だよ。カワイイ~。・・・でもさ、なんでサーニャがそんなことしたか俺、わかる?」

俺「いえ・・・皆目見当もつかないっス・・・」

エーリカ「ふーん・・・俺って、相変わらずニブチンなんだね。」

俺「・・・?」

エーリカ「ま、きっとすぐにその意味は分かるよ。」

俺「はぁ・・・(きっとこの人の差し金なんだろうな・・・)」

エーリカ「さてと、エイラもいなくなっちゃったし、私が手伝ったげよっか?ケーキ?」

俺「いえ、ミーナ隊長からハルトマン中尉が来たら即刻追い返すように言われてますんで。」

エーリカ「ぶーぶー!俺のいじわる~!」

俺「あはは・・・クレームは隊長にお願いするっス・・・」

エーリカ「ちぇー・・・せっかくつまみ食いできると思ったのに・・・ミーナは用意周到だよな~・・・」ブツブツ

渋々調理室を後にするエーリカ。

俺「さてと、仕上げちゃうか。」

再びケーキの仕上げに取り掛かる俺。が、

俺(サーニャさんの・・・裸・・・///)ボーッ…

俺(・・・って何考えてんだ俺!!くそっ・・・俺、最低だ・・・)ブンブン

俺「顔洗ってこよう・・・」

そう言って、調理室を出ていく俺。

この後、ケーキが何者かによってつまみ食いされるのだが、その真相はエーリカしか知らない。

数時間後・・・


♪Time -Persona music band arrange-

---基地内食堂---

501隊員による、ささやかなクリスマスイヴ兼ルッキーニの誕生日パーティーが執り行われた。

シャーリー「ルッキーニ!」

全員「誕生日おめでとう!!」

パンッ!パンッ!

ルッキーニ「うわ~!ありがとう!みんな!」

ミーナ「それじゃあ、恒例のプレゼントタイムね。」

それぞれがルッキーニにプレゼントを手渡す。

芳佳「じゃあ、これは私から。こんなものしか用意できなかったけど・・・」

ルッキーニ「なになに!?開けてもいい?」

芳佳「う、うん。」

バリバリ

ルッキーニ「わー!むしー!!」キラキラ

包みを開けたルッキーニの目に飛び込んできたのは『世界の昆虫図鑑』と銘打たれた本であった。

芳佳「昔、お父さんが持ってて、こっちに来る前にルッキーニちゃんにあげようと思って持ってきてたんだ。ただ、忘れてて遅くなっちゃったけど・・・プレゼント、これでよかったかな?」

ルッキーニ「すっごくうれしいよ!!ありがとう、芳佳!!」

芳佳「うん!喜んでくれてよかった・・・」ホッ

坂本「よし、次は私からのプレゼントだ。」

ルッキーニ「え!?少佐もくれるの!?」

坂本「ああ。普段から頑張ってくれているルッキーニに、感謝とその努力を称えこれを進呈する!」

そう言って坂本が手渡したのは、坂本がいつか使っていた虫取り網と虫かごであった。

坂本「それは我が家に伝わる由緒正しき虫取り網、風神丸だ。虫かご共々、大切に使うんだぞ。」

ルッキーニ「ほ、ホントにいいの?」

坂本「はっはっは!ああ、遠慮なくもらってくれ。それを託せるのはお前しかいない。」

ルッキーニ「うん!ありがとう!少佐!!大切にするね!」

その後も各々がプレゼントを渡してゆく。

ゲルトはルッキーニのおさげを結ぶための新しいリボンを。エーリカからは、お菓子の詰め合わせ。ミーナからは新しい私服。

リーネとペリーヌからは共同で作ったという手編みのセーター。サーニャからはマフラーを。エイラからはどこかの国の占いグッズを。

そして・・・

シャーリー「私からは、これだ。」スッ

ルッキーニ「え・・・?でも、これ・・・」

シャーリーからのプレゼント。それは、いつかルッキーニが羨ましがっていた、シャーリー愛用のゴーグルであった。

ルッキーニ「なんで?だってこれ、シャーリーの大切な物でしょ・・・?」

シャーリー「ああ。とっても、とっても大切な物だ。でもルッキーニ、前にあげたやつ、失くしちゃっただろ?」

ルッキーニ「うん・・・」

以前も同じように、シャーリーはルッキーニに自分と同じゴーグルを探してプレゼントしていた。しかし、ルッキーニはこちらの戦線へ赴く際、そのゴーグルをどこかで失くしてしまっていた。

ルッキーニ「でもこれ・・・シャーリーの思い出がいっぱい・・・いっぱい詰まってるものでしょ・・・?なのに・・・」

シャーリー「いいんだ。だってルッキーニも、もう15歳だ。それに、今まではずっと一緒だったけど、きっと、いつかは私ともお別れしなくちゃいけない時が来る。」

ルッキーニ「なんで・・・?嫌・・・シャーリーとお別れしたくないよ・・・」

シャーリー「アタシだって、お別れしたくないさ。でもなルッキーニ、ずっとはアタシも無理だ。それに、ルッキーニにもそのうち、一人で立ち向かわなくちゃいけない大きな壁にぶつかるときが来るかもしれない。」

ルッキーニ「壁・・・?」

シャーリー「ああ、それがどんな壁かはわからない。でもきっと、それはとっても辛いことだ。もしかしたら、挫けそうになるかもしれない。」

ルッキーニ「・・・・・」

シャーリー「その時に、アタシは傍にいてあげることはできない。だから、ルッキーニにその時が来ても、一人でちゃんと前を見れるように、そのゴーグルをあげようと思ったんだ。」

シャーリー「そのゴーグルに詰まった思い出は、ボンネビル・フラッツの時だけじゃない。アタシとルッキーニとの思い出や、501のみんなとの思い出も沢山詰まってる。」

シャーリー「だから、もしルッキーニが立ち上がれなくなりそうになった時は、そのゴーグルを見て、私たちと過ごしてきたこれまでの事を思い出してほしい。きっとそれは、壁を乗り越えるための勇気になるはずだから・・・」

ルッキーニ「うん・・・」

シャーリー「だから、受け取ってくれルッキーニ。私も、ほかの皆も、いつでもお前を見守ってるからな。」ニコッ

ルッキーニ「・・・うん・・・うん・・・!ありがとう・・・シャーリー・・・グスッ・・・ずっと、ずっと大事にするね・・・!」ポロポロ

シャーリー「ああ。でも、もう失くしたりするんじゃないぞ?」

ルッキーニ「うん・・・!ぜったいに、なくさない・・・!!ヒック・・・」ポロポロ

シャーリー「よしよし、おいで、ルッキーニ。」ギュッ

ルッキーニ「シャーリー・・・うえええぇぇぇぇん!!」ポロポロ

ルッキーニを大切に思うからこそ、シャーリーは自分の宝物を渡した。自分が、これほどまで大切に思われていることを知ったルッキーニは、心の底から嬉しく思い、そのまま暫くあふれ出る涙を止めることができなかった。

そんなルッキーニを、仲間たちは優しい目で見守った。

それからしばらくして・・・

俺「さて、じゃあ俺からのプレゼントっス!途中、誰か知らないけどつまみ食いされて時間かかっちゃいましたけどねー」チラッ

エーリカ「♪♪~」

ミーナ「ハルトマン中尉。後で執務室に出頭しなさい。」

エーリカ「げっ!バレてるし・・・」

俺「では気を取り直して。」カパッ

ステンレス製のふたを取ると、中からショートケーキが現れた。

その上には、チョコレート文字で『 MERRY CHRISTMAS & HAPPY BIRTHDAY LUCCHINI ! 』と大きく書かれていた。さらに

ペリーヌ「あら・・・?これは・・・」

リーネ「わぁ!ルッキーニちゃんですよね、これ!」

さらにケーキの縁には器用に、そりに乗った小さなルッキーニが描かれていた。そのそりを引いている動物はどうやらトナカイではなく、ルッキーニの使い魔である黒ヒョウのようだ。

ところどころに、クリスマスの象徴である、もみの木も描かれている。

俺「はいっス。書くのが結構難しかったんスけど・・・あ、もみの木はエイラさんが書いてくれたんスよ。」

サーニャ「エイラ、とっても上手・・・」

エイラ「そ、そうカ?サーニャに喜んでもらえて何よりなんダナ!」

シャーリー「あっはっは!おいおい、今日はルッキーニの誕生日なんだぞ?」

エイラ「そうだったナ。どうダ、ルッキーニ?」

ルッキーニ「うん!すっごく上手だよ!ありがとう!俺!エイラ!」

俺「どういたしましてっス!喜んでもらえてよかったっス!」

エイラ「どういたしましてダナ。」

ミーナ「それじゃあ、みんなでいただきましょう。」

それから、全員でケーキを食べた後、パーティーは更なる盛り上がりを見せた。

坂本「わっしょおおおおおい!!///」ドンガラガッシャーン

芳佳「さ、坂本さん、暴れちゃ駄目です!!」

シャーリー「なんだ~バルクホルン・・・ヒック!・・・アタシはまだいけるぞ~?///」

ゲルト「ふっ・・・何をぬかすか・・・リベリアン・・・私はまだ・・・うぷっ・・・いけるぞ・・・///」

シャーリー「よーし・・・じゃあ、8ラウンド目だぁ!ヒック!///」

ゲルト「の、望むところだ・・・!///」

エイラ「サーニャぁぁぁ~♪///」

サーニャ「エイラ・・・少し飲みすぎよ・・・」

エイラ「えへへ~サーニャ~♪///」ギュゥ

サーニャ「もう・・・バカ・・・///」

俺「・・・・・」チウチウ

酒を飲み始めてから、皆の様相が一変してしまった。俺は一人、その様子を見ながらカルピスを啜る。

ミーナ「あらぁ?俺さんは飲まないのかしら~?」

俺「すみません・・・俺、酒はちょっと・・・」

ミーナ「あらそう?たまにはいいものよ、お酒も。ウフフ♪」

俺「は、はぁ・・・(ダメだ、ミーナ隊長もちょっとキャラ変わってる・・・俺がしっかりしなきゃな・・・)」

エーリカ「おーれ!」ダキッ

俺「うわっ!」ドスン!

俺は突然飛びついてきたエーリカによって押し倒される。

俺「っつー・・・何するんスか、中尉・・・」

エーリカ「・・・ひどいよ・・・俺・・・」

俺「・・・はい?」

エーリカ「みんなの事は名前で呼ぶくせに、私の事は中尉中尉って・・・どうしてエーリカって呼んでくれないの・・・?」

俺「いや・・・それはまだ中尉に呼んでいいって言われてないっスから・・・」

エーリカ「じゃあ、呼んでよ・・・」

俺「は、はぁ・・・え、エーリカ・・・さん・・・」

エーリカ「むぅ・・・ほんとは『さん』もいらないのに・・・」

俺「あはは・・・」

エーリカ「ねぇ・・・俺・・・」

俺「・・・?」

エーリカ「俺は・・・好きな人・・・いるの・・・?」

俺「はい!?」

エーリカ「いるの・・・?いないの・・・?」

俺「な、なんでそんな事急に・・・」

エーリカ「・・・いなかったら・・・私が・・・貰っちゃおうかなって・・・」ボソッ

俺「な・・・なな!?///」

エーリカ「だって・・・こんなに長く一緒に居るのに・・・隊でたった一人しかいない男を、好きにならないわけ・・・ないじゃん・・・」

俺「え、エーリカさん・・・?」

エーリカ「今日の11:00。バルコニーで待ってるから・・・」

俺「えっ?」

エーリカ「じゃあね・・・」

チュッ

俺「!!?///」

エーリカは俺の額に一度キスを落とし、そのままゲルトの元へと向かっていった。

俺(・・・エーリカさん、酒の匂い、しなかった・・・)

その後もどんちゃん騒ぎが続いた後、パーティーは終息していった。


続き→ペルソナ18.5
最終更新:2013年01月29日 14:22