『汚された対決』 その2
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404 :試作な俺-15話[sage]:2011/01/28(金) 12:52:57.03 ID:oATZHqL20
ミーナ「・・・わかりました。そういう事ならば」
バルクホルン「ミーナ!」
ダルシム「助かります。では、30分後開始と言うことで・・・」 テクテク
――――――――――――――――――――
バルクホルン「ミーナ、何故あんな条件を飲んだんだ。3対1だなんて勝負になるわけがない」
ミーナ「ここで断ったら上官命令だとか言って、6対1なり11対1なりやらされてしまうわ」
バルクホルン「だが・・・」
ミーナ「・・・それにいい機会よ。大佐や実験の真意が見極められる───とまでは行かないだろうけど、何かわかるかもしれない」
ミーナ「ごめんなさいトゥルーデ。ここは飲んでもらえないかしら」
バルクホルン「・・・・・わかった。そういう事なら、今回はそうしよう」
宮藤「それにしても3対1。それも全員撃墜数200機以上のバルクホルンさん達とだなんて・・・。ダルシム大佐はどういうつもりなんでしょうか」
シャーリー「おっと、ちょっと待ってくれ。勝負は4対1になったぞ」
坂本「どういう事だシャーリー?」
シャーリー「私も参戦させてもらうように、大佐に頼みに行ったのさ。あっさりOKしてくれたよ」
ミーナ「何故、あなたまで……」
シャーリー「テウルギスト・・・だっけ?あれと1回戦り合ってみたくてね。世界最速を目指す者として、負けてなんていられないからな」
シャーリー「それに、あの爺さんに一泡吹かせるいいチャンスだ。鼻っ柱を圧し折ってやる。俺には悪いけどな」
宮藤「でも、だからって4対1だなんて・・・。なんか俺さんが可哀想です……」
シャーリー「
模擬戦だし大丈夫だって。それに4対1なんて勝てなくて当然だ。負けても俺が弱いなんて事には到底ならないだろう?」
坂本(しかし、大佐のあの自信は一体・・・)
テクテクテクテク・・・・・
俺「ちょっといいか?」
少々気まずそうな顔をしつつ、俺が話しかけてきた
バルクホルン「俺……」
シャーリー「お、噂をすればだな」
俺「えっと・・・。バルクホルン、中佐、シャーリー、ハルトマン。その……」
俺「先に謝っておく。・・・ごめん」 ペコッ
エーリカ「………………」
坂本「何故謝る?」
俺「とにかくだよ、すまん。それと…………」
俺「怪我だけは、無いようにな」
シャーリー「そんなのお互い様だろ?俺も怪我とか無いようになっ」
俺「ありがと。・・・それじゃ」 クルッ
タッタッタッタッ・・・・・
シャーリー「どうしたんだ?アイツ」
エーリカ「・・・気をつけた方がいいよ」
先程からずっと黙りこくっていたエーリカが、ふと口を開いた
宮藤「ハルトマンさん?」
エーリカ「あのおじさんの言葉といい、今の俺といい、・・・何だろう」
エーリカ「何か、危険な感じがする……」
普段私生活はだらしのないエーリカだが、今は違う。戦士の目をしている。
幾多もの激戦を戦い抜いて来た彼女の勘が、あの2人の様子からただ事ではない”何か”を感じ取ったのだろう
シャーリー(幾ら最高飛行速度が凄いからって、それを100%戦いに活かせる訳じゃない。って思ってたんだが・・・)
シャーリー「確かに。何かありそうだな」
バルクホルン「油断は禁物と言うことだ」
エーリカ「私は本気で戦る。だから、みんなも本気の方がいいよ」
ミーナ「わかっているわ」
――――――――――30分後――――――――――
基地付近の上空に俺、バルクホルン、エーリカ、ミーナ、シャーリー、そして審判の坂本を含めた6人が待機している
坂本以外の5人は銃を持っているが、勿論中身は訓練用のペイント弾だ
俺と4人は距離を取って相対しており、坂本は全員を視界に入れられるほど離れた中空に待機
地上では実験部隊の面々と宮藤が、様子を見守っている。まもなく模擬戦開始だ
俺の背中にはテウルギストが装着され、手には昼間に受け取ったばかりのブレイドライフルを装備。
γ-グリフェプタンは既に服用済みだ
ミーナ「私とシャーリーさん。トゥルーデとフラウが編隊を組むわ。俺さんを包囲、撃破します」
シャーリー「了解だ。悪く思うなよ俺ー。あの爺さんに一泡吹かせる為だ」
エーリカ「俺には悪いけど、本気でやらせてもらうからね」
バルクホルン(・・・・・気乗りしないな)
バルクホルンは遠く、豆粒のように小さくなった俺を見つめる
ダルシム『直ぐには決めるな。力の差を存分に見せつけてから落とせ。戦闘中は、随時こちらの指示に従え』
俺「・・・・・了解」
坂本「では、始め!」 ピイィーーッ!!
そして坂本が笛を吹き、模擬戦が開始された
推進BGM的な物
俺「・・・・・テウルギスト、リミッター解除」
ギュイーン・・・・・・ゴオオオオオォッッ!!
ミーナ「行くわ──────」
ギュオッッ!!!
ミーナ、バルクホルン、エーリカ、シャーリー「「「「!??」」」」
その時4人は、何が起きたのか直ぐにわからなかった
開始の笛と共に、4人の間を”何か”が一陣の風と共に駆け抜ける
そして、正面遠くに居て豆粒のように小さかった筈の俺が、いつの間にか自分たちの”後ろ”に移動していた
エーリカ「っ!」 バッ!
一番に動いたのはエーリカ。即座に反応して撃とうと───
ギュオォッッ!!
エーリカ(もういない!?)
4人の後ろに一瞬で移動した俺は、エーリカが反応して銃を向けきる前にバーニア向きを変えて真下に急降下。
超スピードで海面に突っ込むかと思われたが、直前でバーニアの角度を変えて再噴射。そのまま斜め後ろに背中向きで飛行して、再び4人の正面に姿を現す
ミーナ「な、何!?今の・・・!」
その一連の動作はとても目で追えるような物では無く、4人は今何が起きたのかほとんど把握出来なかった
バルクホルン「っ!」 ズドドドドドドドド!!
バルクホルンが俺目掛けて両手に持つ銃を連射する。何が起きたかはともかく、対戦相手は正面に居るのだ。撃たない理由は無い
俺「・・・・・」 ギュオッッ!!
正面で静止状態だったにもかかわらず、弾が通過する時には既に俺はそこにいなかった
バーニアの超加速で急上昇し、あっと言う間に4人から距離を取る
シャーリー「は、速ぁっ!」
バルクホルン「なんて機動性・・・あの時(※4話)以上だ!」
ミーナ「行くわよ!当初の作戦通り、包囲して撃破!」 ドシューン!
エーリカ「わかった!」 ドシューン!
4人は何度も俺の後ろをとろうとしたり、挟み撃ちにしようとするが全く通用しない
俺はまるで空中の見えない壁にでも弾かれているかのように、縦横無尽に飛び続ける。急降下、急上昇、急旋回・・・。
バーニアの角度を変えて、ほぼ”減速無し”での激しい方向転換を無理やり”連続”でしている。時にはほぼ直角で飛ぶ向きを変えている
時には正面に現れ、時には背後に回り、俺からは一切仕掛けずにひたすら4人を翻弄し続ける
<地上>
宮藤「俺さんすごい・・・。ミーナさん達を完璧に手玉に取っている。4対1だって言うのに・・・」
宮藤「それにあの動き・・・速すぎてよくわかんないよぉ……」
ダルシム「彼にウィッチの常識は通用しません。あの状態の彼は、あなた達の二手三手先を行っている・・・。超越しているのですよ、ウィッチの壁をね」
宮藤「ウィッチの壁を・・・」
ダルシム「遷音速連続性加速軌道転換飛行───『エクストリームブースト』」
宮藤「せんお・・・?」
ダルシム(強化ウィッチの「超反射」。γ-グリフェプタンによる肉体「超強化」。そして、テウルギストの「超加速」)
ダルシム(その3つが合わさって、
初めて可能になる超飛行・・・)
ダルシム「あれこそが、テウルギストの真価なのですよ」
宮藤「す、すごい…………」
ダルシム「どんなウィッチが何人居たところで、あれを使っている俺中尉を捉える事は不可能だ」
ダルシム「まぁ、動きを止めるような魔法があれば別かもしれませんが。そんな物は存在しませんがねぇ・・・」 ククク
宮藤「え・・・?じゃあ───」
宮藤(この戦いは、何の為に・・・・・)
411 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/28(金) 13:00:53.37 ID:bac0WhMO0
なんて速さだ・・・
412 :試作な俺-15話 >>411チートですな[sage]:2011/01/28(金) 13:06:17.77 ID:oATZHqL20
<上空>
ダルシム『まずはリベリアンの小娘からだ。落とせ』
俺「・・・了解」 ギュオッッ!!
シャーリー「来るっ!」 ズドドドドドドドドドドド!!
俺は正面から突っ込んだのにもかかわらず、シャーリーの銃撃の嵐を全てかいくぐって距離を詰めると、急降下、前進、急上昇であっと言う間に背後に回り込む
シャーリー「っ!」 ドシューン!
シャーリーは急加速により逃れようとするが───
シャーリー「!!?」(前!?)
パァンッ!
シャーリー「くっ・・・!」 ベタベタ
俺「・・・・・・・・・」 ギュオッッ!!
俺が一瞬で前に回り込み発砲。ペイント弾が一発服に着弾した
着弾を確認すると俺は、さっさと次の目標へと向かっていった
シャーリー「なんだよあのスピード・・・速すぎだろ・・・」
シャーリー(いや、それよりも・・・)
シャーリー(バーニアの角度を変えて、スピードを相殺。無理やり曲がっているってのか・・・?どんな出力なんだよ……)
413 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/28(金) 13:09:14.91 ID:e77MR31A0
SUGEE!
それなんてドップ
414 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/28(金) 13:11:06.80 ID:Zj2sr2GV0
いいよいいよ、超兵器最高や
415 :試作な俺-15話[sage]:2011/01/28(金) 13:12:17.93 ID:oATZHqL20
ギュオォッッ!!
エーリカ(来た!)
エーリカ「シュトゥルム!!」 キュイーン!
エーリカはシュトゥルムを使って体に風を纏い、常人には到底不可能な変則飛行で俺を振り切ろうとするが───
俺「・・・・・・・・」 ギュオォッッ!
変則的のレベルが違った。一瞬で俺は背面飛行でエーリカの下側に入り、なんなく変則飛行について行く。まるで鏡に映った姿のように、ぴったりとだ
エーリカ「っ!」 ズドドドドドドドドドドド!!
俺「・・・・・・・」 ギュオォッッ!
エーリカが即座に発砲したが、それも回避。
一瞬で下から上に回り込み、背中にペイント弾の雨を降らせる
エーリカ「わっ!」 ベタベタベタ
ミーナ「! フラウがやられた・・・!?くっ……!」
ミーナは固有魔法である『三次元空間把握能力』を使い、俺の動きを追おうとするが───
ミーナ(だ、駄目・・・。速すぎて感知仕切れな────!?) ギュオォッッ!!
俺「・・・・・・・・」 チャキッ
ミーナは感知に集中しようと、一瞬だけ意識を視界から逸らした。だが、その一瞬の内に俺はミーナに急接近し、銃口を突きつけていた
パァンッ!
ミーナ「くっ・・・・・」 ベタベタ
俺「・・・・・・・」 ギュオォッッ!!
ペイント弾の着弾を確認すると、俺は残る最後の1人─────バルクホルンの元へと向かって行く
ダルシム『直ぐには攻撃するな。こちらが指示を出すまでは、ひたすら翻弄し続けろ』
俺「・・・・・了解」 ギュオォッ!!
バルクホルン「来たか!」 チャキ!
超高速で真っ正面から突っ込んで来る俺相手に、バルクホルンは銃を構えて撃とうとするが───
フ ッ !
バルクホルン「!? 消え─────『下だ』
バルクホルン「!」 チャキ!
バルクホルン「居な───『後ろ』
バルクホルン「なっ、なにが───『上』
『右だ』
『後ろ』
『下』
『左だ』
417 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/28(金) 13:19:56.95 ID:e77MR31A0
支援
418 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/28(金) 13:21:51.07 ID:6qpqT3/0O
試作さんきてるやないか!
支援
419 :試作な俺-15話 支援ありがとう[sage]:2011/01/28(金) 13:23:55.63 ID:oATZHqL20
バルクホルンは、何が起きているのかまったく把握仕切れずにいた
真っ正面から突っ込んで来た筈の俺が不意に姿を消し、直後には自分の真下で銃を構えていた
とっさに反応して撃とうとするが、その時にはもう居ない。
まるで瞬間移動でもしたかのように、いつの間にか自分の背後に廻っている。不気味なバーニアの音のみが聞こえる
狙いをつけるどころか姿を見る事すら出来ない。前後上下左右を自由自在に飛び回られ、ひたすら翻弄され続ける。遊ばれている
バルクホルン「くっ!これほどとは・・・!」
ダルシム『いいぞ。次は銃口を切り落とせ』
ダルシム『そして蹴り落として墜落させてやれ。力の違いを存分に見せつけろ』
俺「・・・・・・・」 ジャキン!
魔改造されたMG42───ブレイドライフルの銃身がスライドして、両横から鋭い刃が出現する
即座にサイドグリップに持ち替えると超加速でバルクホルンに肉迫し、両手に持っていたMG42の銃口を切り落とした
バルクホルン「なっ!」 (銃口が・・・!?)
ダルシム『いいぞ!そのまま海に叩き落として───』
パァンッ!!
ダルシム『なっ・・・!』
俺「・・・・終わり」
俺はバルクホルンのストライカーに、一発だけペイント弾を当てる。勝負がついた
ダルシム『どういうつもりだ?01』
俺「・・・どうにも何も、間違えて撃っちまっただけだっつーの」 ケッ
ダルシム『間違えた?”蹴り”と”銃撃”を間違えたとでも言うつもりか?』
俺「そうだっつってんだろうが。ミスだよミス」
ピイィーーッ!
坂本「・・・この勝負、俺の勝ちだ」
俺「・・・通信終わり。帰投する」
ダルシム『おい、01───ブツン』
俺「・・・・・・・・くそが!」
――――――――――――――――――――
<地上>
ダルシム「通信を切ったか…………ふん。まあいい」
宮藤「お、俺さん。勝っちゃった・・・・・」
やがて、坂本含めた6人全員が帰投した
宮藤(でもなんか、俺さん全然嬉しくなさそう・・・)
宮藤(それどころか…………すごい悲しそうな目をしているよ・・・)
421 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/28(金) 13:34:01.72 ID:Zj2sr2GV0
ほうほう
422 :試作な俺-15話 今回ずっとこんな感じだよごめんねリーネちゃん・・・[sage]:2011/01/28(金) 13:35:04.50 ID:oATZHqL20
ダルシム「ご協力感謝しますよ。ヴィルケ中佐」 ククク……
ミーナ「ダルシム大佐・・・」
ダルシム「確かにあなたの言った通りでしたねぇ……。”勝負にならなかった”」
ミーナ「っ・・・!」
ダルシム「柏葉剣付騎士鉄十字章授与者が3人も居てこの様ですか。残念ですよ」
ダルシム「おっといけない。イェーガー大尉も居たんでしたっけ。これは失敬」 ククク
シャーリー「な、なに!?」
バルクホルン「・・・っ!」
宮藤(な、何でこんな酷い事・・・!)
坂本(この男・・・どういうつもりだ?)
ダルシム「エース様達が聞いて呆れますね。そんなんでネウロイから世界を救え───「うるせえよ」
ダルシム「!」 クルッ
テウルギストの脱着を終えた俺が、いつの間にかダルシムの後ろに立っていた
バルクホルン「お・・・、俺?」
ダルシム「・・・俺中尉。何か言いましたか?」 ギロッ
俺「うるせえって言ってんだよ!」
ダルシム「なっ・・・!」
助手(・・・いけない!) サアァ……
ミーナ(俺さん!?)
俺「テウルギスト・・・・・あんなんただの反則だろうが!」
俺「アレ装着けて勝って、何が誇れるってんだ!何が喜べるってんだ!浮かれてんじゃねぇよバカかテメェは!?」
シャーリー(俺・・・・・)
501の誰もが今まで見たこと無いような剣幕で、俺は猛り、叫び続ける
戦闘中のハイとはまるで違う。そこには確かな”怒り”が在った
俺「だってそうだろうがッ!アレ装着けた俺に!普通のウィッチが何人居たところで!!勝てるわけねぇだろうがぁァッ!!!」
俺「そういう風になっちまってんだよ・・・!そう出来ちまってんだよ・・・俺はぁ!!テメェは誰よりも知ってんだろっ!!」
端から聞いたらそれは、自分の力も理解出来ないような愚か者が、勘違いして言ったような妄言にしか聞こえなかっただろう
だがそれは違った
その叫びには傲りや慢心はどこにも無い。ただ真実を語っているような口調。・・・むしろ、怒りと悲しみと嘆きに包まれた、酷く悲痛な叫びに聞こえた
助手「ダメっ!止めて下さい!お願いだから落ち着いて───」
俺「」 バシッ!
助手「きゃっ!」 ドサッ!
424 :試作な俺-15話-汚された対決[sage]:2011/01/28(金) 13:44:16.82 ID:oATZHqL20
俺の怒号を聞いて青ざめていた助手が我に返り、俺を抑えようとするが突き飛ばされる
俺「ふざけんじゃねぇぞ!真剣勝負を汚しやがってッ!!」
俺「”自分の力”で勝たなきゃ意味ねぇんだよ!”俺自身”が強くならなきゃ意味がねぇんだよ!!」
バルクホルン(俺・・・・・)
宮藤(こんなに怒っている俺さんを見るのは、初めて……)
エーリカ(・・・・・・・)
俺「あんなん使ったって嬉しくねぇんだよ・・・!こんな勝ち方したって、嬉しくねえ。楽しくねえ!」
俺「つまんねえって言ってんだよクソジジィ!!」
ダルシム「貴様・・・!」
助手(あ、ああ…………)
俺「あんなモン使わせて!γ-グリフェプタンまで飲ませやがって!!俺は─────」
ド ク ン ッ ! !
俺「じ・・・・がはっ…グぁ…………あア"あ"ガっ……・・・」
バルクホルン「お、俺!?」
俺「チク、ショウ・・・・・”時間切れ”、かよ…………!」
ダルシム(よりによって、ウィッチ共の目の前で・・・)
ダルシム(出来損ないが・・・!!)
バルクホルン「おいどうしたんだ俺!?大丈夫か─────」
ダルシム「A、B、急いでラオホウへ連れて行きなさい。そのままでです」
研究者A「了解しました」
研究者B「・・・了解」
俺「ぐッ・・・がっ、ああアっ…………」_
テクテクテクテク・・・・・
2人の研究者により、俺はラオホウへと連れ去られて行った
坂本「ダルシム大佐。今の俺は一体どういう事なのですか?」
ダルシム「今の、とは何ですか?」
シャーリー「何って・・・・・明らかに苦しんでいたじゃないか!」
ダルシム「短時間の間に魔法力を使いすぎただけです。一時的なものですよ」
宮藤「でも、だからってあんな苦しみ方・・・」
ダルシム「彼の介抱は我々がしておきますよ。心配は要りません」
バルクホルン「・・・私も行かせてもらいます」
宮藤「わ、私もお願いします!」
ダルシム「いけません。ラオホウには軍事機密に触れる物もある。軽々しく第三者を入れるわけには行かないのですよ」
バルクホルン「っ・・・・」
ダルシム「……では、皆さん。実験協力ありがとうございました。行きますよ、助手軍曹」 テクテクテクテク・・・
助手「・・・・・はい」 テクテクテクテク・・・
半分放心状態だった助手を連れてダルシムは足早に去ってしまい、バルクホルン達はハンガーに取り残された
シャーリー「・・・なんだってんだ?」
エーリカ「さぁ?」
シャーリー「ああ"~~!色々ありすぎて疲れた・・・」
エーリカ「私もー・・・。お腹減ったよ~……」
シャーリー「それにしても、俺があんなに声を荒げて怒るだなんて。やっぱり俺も俺で、あのおっさんにはムカついてたのか」
エーリカ「そりゃあんなだもん。俺だって色々溜まってたんだよねきっと」
ミーナ「美緒。あとでちょっと・・・」
坂本「ああ、わかっている」
宮藤「俺さん、大丈夫かな・・・・・」
バルクホルン(あの時(※3話)、一瞬俺が苦しんだように見えたのは、気のせいでは無かったのか・・・)
<その日の夜・基地内執務室>
ミーナ「───という訳で、彼女に協力を仰ごうと思うの」
坂本「ジェットストライカーは我々の専門外だからな。彼女なら、何か分かるかもしれん」
坂本「・・・で、この件をバルクホルンには伝えないのか?」
ミーナ「トゥルーデは俺さんと相当仲が良いから。もし”何か”わかった時に熱くなり過ぎて周りが見えなくなったりしたら困るのよ。この件は慎重に扱うべきよ」
ミーナ「・・・それに、あまり心配かけたくないもの。今日、あんな事があったばかりだし……」
坂本「・・・そうだな。そっとしておいてやろう」
ミーナ「あと、休日くらいこんな事を考えずに、羽伸ばして楽しんで貰いたいもの。この事伝えたらきっと、トゥルーデの頭の中がこの事ばっかりになってしまうわ」
坂本「休日・・・?」
――――――――――説明省略――――――――――
坂本「ふふっ、いい事じゃないか。バルクホルンが妹に会いに行くわけでも無く、ただ息抜きに外出許可を求めるだなんてな」
ミーナ「1日しかあげれ無かったのよ。もっと日にちがあれば、ゆっくり妹さんのお見舞いに行く事も出来るのだろうけど」
ミーナ「・・・でも、本人は『それで十分だ』って言っていたわ」
坂本「十分、なぁ・・・」
ミーナ「・・・それと、俺さんもなのよ」
坂本「俺も?」
ミーナ「ええ。トゥルーデとまったく同じ日に休日。そして外出許可の申請が出ているわ」
坂本「偶然・・・では無さそうだな。一体───」
ミーナ「デート、かしら?」 ふふっ
坂本「Σ デ、デート!?デートって、あのデートか?」
ミーナ「あら、トゥルーデだって女の子だし、俺さんだって年頃ですもの。お互い、まんざらでもないと思うわよ?」
坂本「あの2人がか・・・。師弟、もしくは姉弟のような関係だと思っていたんだが」
ミーナ「きっと、あの日に何かあったのよ」
坂本「2人で暗い穴の底・・・。吊り橋効果と言う奴か?」
ミーナ「あら、それはあくまできっかけよ、きっかけ。私は何時こんな風になってもおかしくないと思っていたけれど」
坂本「そうだったのか?」
ミーナ「そうよ。(まったく鈍いんだから・・・)」
坂本「・・・なら、我々に出来る事と言えば」
ミーナ「トゥルーデがこちらの問題に気を使わないで済むように、私達で何とかしましょう」
坂本「責任重大、だな」
429 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/28(金) 14:19:19.14 ID:F5imbFbyO
見てるぜ、支援する
430 :試作な俺-15話 支援ありがとー[sage]:2011/01/28(金) 14:26:03.60 ID:oATZHqL20
<同時刻・バルクホルンとエーリカの部屋>
バルクホルン「・・・・・」 ウロウロソワソワ
バルクホルン「・・・よし」 スタッ!
エーリカ「あれー。こんな時間にトゥルーデどっか行くの?」
バルクホルン「俺に会いに行ってくる」
エーリカ「俺に?」
バルクホルン「あの時の様子が気にならないのか?会って確かめてくる」
エーリカ「止めといた方がいいよ」
バルクホルン「・・・何故だ?」
エーリカ「あんな事があったからこそだよ。今顔を合わせたって、きっと俺に辛い思いをさせるだけ」
バルクホルン「だが・・・」
エーリカ「向こうから立ち直って来るまで待ってた方がいいよ。大丈夫、俺はそんなに柔じゃないって」
バルクホルン「・・・・・・・」
エーリカ「そこら辺は、トゥルーデが一番知っている筈でしょう?」
バルクホルン「・・・そうだな。そうだった。今日は止めておこう」
バルクホルン(大丈夫だよな?俺……)
<翌朝・基地内食堂>
宮藤「俺さん、全然来ないね・・・。部屋にも居なかったし」
リーネ「うん。もうみんな食べ終わっちゃうのに・・・」
和気藹々と朝食をとる501の一同
だが、いつも金髪の少年が座っている筈の席は空席で、そこだけポッカリと哀愁が漂っている
シャーリー(やっぱ顔出しづらいのかなー……)
バルクホルン(俺・・・・・)
ガチャッ
俺「おっはよ~」 オッス
エイラ「あ、オハヨー俺」
サーニャ「おはよう……」
ペリーヌ「寝坊ですわよ?まったく」
シャーリー「お、来たな~俺」
ルッキーニ「俺おっはよーっ♪」
バルクホルン「俺……、もう大丈夫なのか?」
俺「大丈夫って・・・何が?」 ケロッ
バルクホルン「何がって・・・おまえ昨日模擬戦の後、何か苦しんでたじゃないか」
俺「あー、あれ?ちょっくら魔法力使い過ぎてフラフラってなっちっただけだぞ。もう大丈夫だ」
バルクホルン「本当に大丈夫なのか?」
俺「ホントに大丈夫だって。ホラホラ!」 グルグル
バルクホルン「・・・そうか、なら良かった」
エーリカ(やっぱりちゃんと立ち直れたみたいだね・・・。ていうより全然気にしてないみたい)
シャーリー(どちらにせよ、本人が元気なら問題ないさ。良かった良かった)
俺「ああー、腹減った。昨日夕飯食いっぱぐれちってさ~。宮藤、俺の分って残ってる?」
宮藤「もちろんだよっ。はい♪」 コトッ
俺「お、サンキュー♪」 ルンルン
パクパク
俺「美味い!やっぱり宮藤達の作る料理は最ッ高だなー」 ハハハ
宮藤「えへへー、ありがとー♪」 (俺さん、元気になってくれて良かった♪)
リーネ「ありがとうございます///」 テレテレ
エーリカ(うーん、何だろうこの違和感)
エーリカ(何か・・・・明るすぎない?)
434 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/28(金) 14:41:11.40 ID:Zj2sr2GV0
ちょっとずつ雲行きが怪しくなってきたな
435 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/28(金) 14:46:01.98 ID:cO+kkXSc0
試作さん頑張ってください。応援してます!!
この想い受け取れー支援。
436 :試作な俺-15話 [sage]:2011/01/28(金) 14:46:52.80 ID:oATZHqL20
<日中・哨戒任務中>
俺「愛と~嘘の~境界も~♪ 奥ゆかしき側を逃げる~♪」
俺「飽くなき挑戦者~♪ 愛なき Love-nation~♪ 我が身も冷~めればただのオブジェ~♪」
バルクホルン「やけに上機嫌だな」
俺「いやー、だってトゥルーデと一緒の哨戒任務だし。そりゃあ気分も良くなるよ」
バルクホルン「そ、そうか///」
俺「これで俺も1人前ってか?」 ハハハ
バルクホルン「コラ、だからといってあまり気を抜きすぎるなよ?」
俺「おおっ!1人前を否定しないって事は、俺もとうとうトゥルーデに認められたのか~」 ジーン
バルクホルン「み、認めたなんて言ってない!おまえはまだまだ半人前だっ」
俺「えぇー……」 ガックシ
バルクホルン「だから、まだまだ私が鍛えてやるっ。それに約束しただろ?一緒に守る為、共に戦う為に2人で強くなるって」
俺「・・・ああ!そうだな」
バルクホルン「そうだ。気を引き締めろよー」 ハハハ
俺「・・・・・・・・」
俺(一緒・・・・・一緒、か…………)
437 :試作な俺-15話 支援ありがとー。なのにこんなシーンで申し訳ない[sage]:2011/01/28(金) 14:52:51.06 ID:oATZHqL20
<同時刻・ラオホウ内部・助手の部屋>
助手「・・・・・・・・」
助手は独りベッドに腰掛けて黄昏つつ、昨夜の出来事を思い返していた
~~~~~~~~~~<昨夜・ラオホウ内部・実験室>~~~~~~~~~~
ドゴッ!
俺「がっ……、は・・・っ」 ドサッ
ダルシム「言った筈だ・・・・。”口の利き方には気をつけろ”と!」 ドゴッ!
俺「あ"ぐぁっ!」
ダルシム「貴様が私に逆らったのなんて1、2年振りか?」 ドグォッ!
俺「あ"・・・が・・あっ……」 ゲホッ、ゴホッ
ダルシム「何か言うことは無いのか?『ごめんなさい』は?」 ドゴッ!
助手「止めて・・・下さい!この子には、私がよく言い聞かせます。だから、もう止めて下さい!」
床に横たわった無抵抗な俺を蹴り続けるダルシムに、助手が涙目になって懇願する
ダルシム「・・・言え。『ごめんなさい、許して下さい。もうしません』と」
俺「う・・・・・ぐ・・・・うぅ」
しかし無言。俺は応えず、黙り込んだままだ
438 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[]:2011/01/28(金) 14:54:48.57 ID:F5imbFbyO
ダルシムめ……支援
439 :試作な俺-15話[sage]:2011/01/28(金) 14:55:16.70 ID:oATZHqL20
ダルシム「なぜ言わない?」 ドゴッ!
俺「ゲホッ、ゴホッ・・・ガハッ!」
ダルシム「死にたくなければ私に従え。貴様に選択肢など初めから在りはしない」
俺「・・・・・・・」
ダルシム「・・・何だその目は!」 ドグォッ!
俺「っ・・・あ"…………」
ダルシム「そう言えば貴様は最近、奴らと共に訓練なんぞに励んでいるそうだな・・・」
俺「う………………」
ダルシム「そんな事をしても、何も変わりはしない。変えられはしない」
ダルシム「”流れ”を変える事など不可能なのだよ。それなのに、何故無駄に足掻く?貴様の努力は、全て無意味だ」
俺「・・・・・・・・」
ダルシム「理解出来んな、貴様の行動は。何故意地を張る?何を庇う?そんなに”お仲間”が大事か?」
ダルシム「脆弱で役立たずのウィッチ共に、そこまでする価値はあるまい」
ダルシム「・・・それとも、惚れでもしたのか?はははははは!」
俺「おま・・・えが・・・」
ダルシム「ん?」
〔坂本『ウィッチに不可能は無い!必ず勝つ!』〕
〔ペリーヌ『別に、ガリア貴族として当然の行いをしたまでですわ』 〕
〔ルッキーニ『私もロマーニャが大好きー!』〕
俺「おまえみたいなのが・・・・・・アイツらを馬鹿にするんじゃねぇ・・・!!」
ダルシム「!」
〔バルクホルン『……家族や仲間―――そして人々をネウロイから守る事。そして、故郷をネウロイから取り返す事だ』〕
俺「おまえが・・・・!おまえみたいなのが────いや、”俺ら”みたいなのがッ!!」
俺「アイツらの想いを!誇りを!踏みにじってッ・・・いい訳ねぇだろうがああああああああああ!!!」
ダルシム「・・・!」
俺「気に食わねぇんだよ、テメェッ!!」
ダルシム「気に食わない・・・・・。 ” 気 に 食 わ な い ” だと!?」 ドゴォッ!!
俺「がっ・・・・・はっ…………」
ダルシム「まるで人間のような物言いだな?消耗品の分際でッ!!」 ドガッ!
俺「がッ・・・・!」
ダルシム「奴らの影響を受けすぎたんだ。貴様は!」 ドゴッ!
俺「ゴハッ…………」
ダルシム「矯正してやろう・・・・・身の程を知れ!!」 ドゴッ!
ドガッ!ドゴッ!ドグォッ!
助手「止めて・・・!もう止めてぇっ!!」
ダルシム「・・・だ、そうだが?」
俺「気に・・・・食わねえ・・・・・」 ゼェ、ハァ
ダルシム「・・・・・どうやらこれではわからないようだな」
ダルシム「A、γ-グリフェプタンの用意を。濃度レベルはE-1だ」
研究者A「はっ!」 タッタッタッタッ・・・
助手「E-1!?それでは、直ぐに『拒絶反応』が・・・!」
ダルシム「弱性だ。そう簡単に死にはしない」
俺「・・・・・・!!」 ガクガク
助手「その子には、私がちゃんと言い聞かせます……っ!お願いです!それだけは───」
ダルシム「営倉へ連れて行け。外に出すな」
研究者B「・・・了解」 ガシッ
助手「待って下さい!その子は少し動転しているだけなんです!だから、『拒絶反応』だけは・・・。待って!・・・俺!俺ーーーっ!」
ガチャッ、キィッ……、ガチャン
Bに助手が連れて行かれ、直ぐに声も聴こえなくなる。入れ替わるようにAが戻って来た
研究者A「準備、出来ました」
ダルシム「飲ませる準備をしろ」
研究者A「はっ!」 ガシッ!
俺「うっ・・・・」
ダルシムに蹴られ続けて床に力無く横たわっていた俺を、Aが髪の毛を乱暴に掴んで頭を上げさせる
片手でプラスチック容器を折り開けると、恐怖心を煽るように俺の顔前でそれを見せつける
ダルシム「もう一度聞いてやろう。01」
ダルシム「貴様は人間か?『ごめんなさい、許して下さい』と言え。無能なウィッチ共に懐柔された事を心から詫びろ!」
俺「・・・・・・・」
俺「・・・・・・ふふっ」
俺「ふっ・・・くくっ。ははっ、あっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!」
ダルシム「・・・・・・」
俺「禿げて死ね。クソジジィ」 ニヤリ
ダルシム「 や れ 」
研究者A「はっ!」 グイッ!
研究者Aが嫌がる俺を抑え、無理やりγ-グリフェプタンを飲ませた
俺「(ゴクン)ぐが・・・、あ…………」 ゲホッ、ゴホッ
ド ク ン !
俺「ガッ・・・・・あ、あア"・・・ッ・・・・」
───────それは、『シナップスシンドローム(時間切れ)』など比ではない―――――――
研究者A(・・・うわっ。えげつねぇ……)
ダルシム(馬鹿者…………馬鹿者が・・・!)
―――――――死に等しい激烈な苦痛が、俺の全身を縦横無尽に這いずり廻る―――――――
俺「ぐっ・・・ガッあぁ、ギっ…?が、あ、ア、あ"、あ・・・・・・」
俺「ぅあ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"っ!!!!!!」
――――――――――――――――――――
<数時間後・ラオホウ内部・営倉>
ガチャッ
研究者B「・・・出ろ」
助手「あの子は・・・!あの子は無事なんですか!?」
研究者B「既に”処置”を施したから命に別状は無い。傷の手当てでもしてや───」
助手「」 ダッ!
タッタッタッタッ・・・
研究者B「・・・哀れだな」
研究者B(人形は所詮、どこまで行っても人形、か・・・)
研究者B(矛盾しているな。俺も……おまえも……全てがな)
<実験室>
助手「俺!───────!?」
俺「ぅ………………あ・・・・・」 ピクピク
所々が血塗れになった実験室の床の上に、俺が力無く横たわっていた
体の至る所に、爪で引っ掻いたような無数の傷痕が出来ている。血が滲んでいる物も多数ある
恐らくは悶え苦しみながら、自傷行為を
繰り返した結果なのだろう
助手「お、俺・・・・・」
俺「ふ・・・・・くく、ははっ…………。やったぜ・・・?」
俺「最後まで耐え切ってやった・・・。ざまー見やがれクソ……ジジィ・・・」
ガクンッ
助手「俺っ!」
〔~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~〕
助手(あの子は知っていた筈なのに。わかっていた筈なのに。大佐に逆らったら、ああなるって)
助手(『拒絶反応』の苦しみも、誰よりも知っている筈)
助手(それに一歩間違えたら、『首輪』を作動させられていたかもしれないというのに……)
助手(それなのに、あの子は・・・・・)
ギュッ・・・
胸元で握りしめた己の右手を、包み込むように左手を重ねて抱く
その右手には以前(※8話)俺から感謝の気持ちとして受け取った、琥珀色のブローチが握られていた
助手「ごめんね・・・・・、ごめんね・・・・・・・・・」
彼女は独り、その場には居ない実験体の少年への謝罪の言葉を述べるのだった
453 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage]:2011/01/28(金) 16:08:23.26 ID:+hdKA/0n0
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| ダルシム .|| __.ノ || ヽ__
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YF-19 ジェットバーニア テウルギスト
強化ウィッチ専用の特殊装備。増加艇体の一種であり、両肩の後ろに一基ずつ装着する形で装備する。バスターライフルと同様ダム・ダ・ダルシム大佐が、立案及び開発に深く携わっている。
コンセプトは『超加速』及び、『規格外の最大飛行速度』。外見は大型の噴射口がついた巨大なバーニア。内部に魔改造大出力噴流式魔導エンジンを左右2基搭載している。
ストライカーと共に装着する事により、従来のストライカーでは到底不可能な姿勢制御と、全く異質な軌道の飛行を可能とする。機体の重量過多は、全てバーニア出力で補っている。
リミッターを解除したりしない限りは一般ウィッチでも一応の使用は可能だが、魔法力を大量に消費するという問題は全く改善されていないので、短時間のみ飛行可能。
名前の元ネタ・・・ってかモデルはガンダムWのMS”トールギス”
リミットシステム
本機には「リミットシステム」と呼ばれるリミッターが存在しており、それを解除する事により上位の飛行が使用可能になるが、使用者には「魔法力の大量消費」以外の多大なリスクが付き纏う事になる。
リミッター解除で使用可能になる飛行
エクストリームブースト(遷音速連続性加速軌道転換飛行)
強化ウィッチの「超反射」、γ-グリフェプタンの肉体「超強化」、テウルギストの「超加速」の3つが揃って使用可能になる変則飛行
遷音速での飛行中に、「超加速」によるほぼ”減速無し”での方向転換が”連続で”可能になる。バーニアの角度を変える事により無理やり曲がり、ほぼ直角での方向転換をも可能とする。
「超加速」は静止状態から一瞬で遷音速まで加速し、エクストリームブーストは飛行中に連続でそれを行う。魔法力が尽きるまでずっと使用する事も可能。
最大加速
マッハ2を超越する測定不能の最大加速飛行が使用可能になる。
詳細はそのうち追加
エクストリームブーストってのは、分かり易く言えばガンネクのNEXTダッシュもといガンエクのエクストリームアクション。ようは魔法力尽きるまでキャンセルし放題というチート
本当は名前「オーバーブースト」とかにしようと思ってたんですが、先駆者がおられるのでこうなりました。特徴的にはピッタリ合ってるとは思いますが
最終更新:2013年01月29日 15:19