最上の空陸両用

俺「ストライクウィッチーズですよ」 >>899-930
俺「ストライクウィッチーズ?」 >>238-262
※途中で外出したため一度中断しました

全体の表紙はこちら


899 名前:それじゃ失礼します[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 11:43:02.64 ID:zrBZ6yTT0
ネウロイとの戦闘により傷ついた扶桑の重巡洋艦【最上】は
501統合戦闘航空団、ストライクウィッチーズの基地に収容される。
最上に搭乗していた<俺>少尉は501へ派遣され、
この日、リーネ・ビショップ曹長、宮藤芳佳軍曹とともに哨戒任務に向かう。

哨戒の途上にてネウロイを発見した三名。
本隊の到着まで待機の命令を受けたが、ネウロイの急襲において
<俺>少尉のストライカーユニットの速度が遅いという欠点により
敵ネウロイを振り切れず、止む無く交戦を行う状況に陥る。

この一連の任務において、戦果を上げるどころか自らが原因となって僚機に
危機を呼びこんでしまった<俺>少尉は501で戦っていく自信を失いかけることになった。

しかし、そんな彼に501の指揮官ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ中佐は
『自分は<俺>少尉を信頼している』という事を告げる。
その、根拠こそないものの確固とした信頼を受けたことをその心底に感じ入り、
<俺>少尉は頑張る決意を固めたのであった。

………
……

艦長「まるで見てきたように詳細で、妙に生々しい日誌だな…」

副長「細かいことはお気になさらず。
   ところで、今回は一件みなさまに報告とお願いがあります。
   今回は若干状況説明が細かい部分があるのと、地図が出てくるんですが
   いわゆる『てれびじょん版』等との差異だとか、細かいことは気にしないでいいのですよ?
   全部まったくの捏造ですので!ただのフレーバーですので!」 (`・ω・´)9m

艦長「どこを見ているのかね君は」

後記
一応キャラクターの設定は大体2期をベースに書いているんですが、放送の何話頃かとか
考えるが面倒なので舞台ごとまるまる捏造しています。

901 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 11:48:56.44 ID:zrBZ6yTT0
リーネ「おはようございます。今日もがんばろうね」
………
……

宮藤「おはようリーネちゃん!天気がよくて嬉しいね」

エーリカ「ねむいよー」

バルクホルン「こんないい天気の日くらいちゃんと起きられないのかハルトマン」

ルッキーニ「てんきと眠気はかんけーないのだーねむいー」

シャーリー「まあ、ルッキーニの場合は天気どころか寝る場所も関係ないもんな、あはは」

ペリーヌ「まったく皆さん、坂本少佐がブリーフィングを始めようとなさっていますのにだらしないですわよ!」

エイラ「朝っぱらから怒鳴るなよツンツンメガネ、サーニャが起きるだろ!」

サーニャ「もう起きてるわ、エイラ」

坂本「まったく、たるんでるぞお前たち…まあ、これで全員集まったな。
   それでは、ブリーフィングを…」



ミーナ「…あれ、ちょっと待って美緒。
    <俺>さんがいないわ?」

坂本「なにィ!?」

902 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 11:55:33.57 ID:zrBZ6yTT0
俺(久しぶりにゆっくり寝れたと思ったら叩き起されて吊るし上げられているでござるの巻)
………
……

俺「いや、ンヶ月ぶりのふかふかのベッドが気持良すぎてつい…」

坂本「ばかものォ!
   そんな理由で寝坊するヤツがあるか!」

俺「はッはいぃ!申し訳ありません少佐!」


エーリカ「まったく、なっとらんぞー」

ルッキーニ「まったくですなあ。これはおしおきがひつようですぞしょーぐん!にしし」

バルクホルン「お前たちにだけは言われたくないだろうが、確かにそのとおりだな」

リーネ「ま、まぁまぁ…きっと昨日のことがあって疲れてたんですよ」

バルクホルン「同じく昨日哨戒についてたお前たちが起きている以上、それは言い訳にならないぞ」


坂本「罰として、朝の訓練後さらに構内20週だ!」

俺「はっはい!ありがとうございます!」

ミーナ「罰も決まったことだし、そろそろブリーフィングを始めるわよ?」

903 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 12:01:26.87 ID:zrBZ6yTT0

ミーナ「昨日撃退したネウロイについて、軍司令部より行動目的の調査の要請があったわ。
    ついては、昨日ネウロイと接触した地点を中心に、付近の情報収集を行ないます」

宮藤「行動目的の、調査…?
   あの…ネウロイは大陸に向かっていたわけだし、普通に大陸への侵略をするために
   現れたんじゃないんでしょうか?」

坂本「その可能性は高いが、それにしては妙に規模が小さかったし
   ネウロイは通常、海を長距離に渡って侵攻することを嫌う。
   奴らが出発したと推測される巣からは、海を横切らないですむ進行路が存在するから、
   わざわざ海路を選ぶ以上、何がしかの理由があったという可能性があるのだ」


シャーリー「でも、あの哨戒ルートだって、充分に侵攻されるだけの理由があるから
      哨戒してるわけだろ?」

ミーナ「もちろん、シャーリーさんのいうとおり、あの地点からでも
    ネウロイ侵攻の可能性があるからこそ哨戒をしているわ。
    だから、昨日の一件もただの侵攻以外に彼らの目的がないことがわかれば
    それに越したことはないのだけれど…」

坂本「だが軍上層部としては、万一ネウロイがなにか我々に隠して何かを企んでいる可能性を捨てていない。
   今回の調査任務は、ネウロイの企ての有無を確認するためのものだ。

   我々が気づいていないなんらかの意図があったとして、、それを発見、阻止することができれば最良だが、
   もしくは、数日かけて調査を行ったうえでなんらの企図も見いだせなければ、それも仕方ない」

904 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 12:06:43.29 ID:U0R/l91D0
支援

905 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 12:07:16.49 ID:zrBZ6yTT0

宮藤「あの…バルクホルンさん。
   ちょっと話の内容がよくわからないんですけど、
   その、結局今回の任務ってどういう事なんですか?
   あの空域にネウロイが出たのはおかしいって事なんですか?

バルクホルン「半分正解だが、それだけでは足りないな。
       あの空域にネウロイが出ること、それ自体は有りうることだが
       ただ攻撃しに来たにしては戦力が少なかったから
       連中には何か隠れた目的があるのではないかと疑っているのだ」

エーリカ「宮藤だって、どこかに行くために道を歩くときには歩きやすい道を選ぶでしょ?
     わざわざ歩きにくい道なんて普通は選ばないでしょー?

     なのに、ネウロイの巣からは大陸に向かって歩きやすい道があるのに
     昨日のあいつらはわざわざ歩きにくい道を進んでた。
     なら、その歩きにくい道を行かなきゃならないワケがあるんじゃないかー、って
     司令部のオジサンたちは心配してるって事だね」

バルクホルン「ネウロイだって、わざわざ考えなしに悪路を通って撃たれに来るほど間抜けじゃない。
       侵攻であれば、本来もっと大戦力で来襲してしかるべきだし、
       そうでないなら、侵攻すること以外になにか目的があってあそこにいたかもしれない。
       その目的を調べるのが今回の任務だな」

宮藤「な、なるほどー」


906 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 12:14:32.66 ID:zrBZ6yTT0

ペリーヌ「しかし、ネウロイの行動目的なんて…
     それも、すでに倒してしまったネウロイの目的なんて、どうやって測ればよろしいんですの?」

ミーナ「そうね。
    確かに、いまさら彼らの目的を推し量ることは容易じゃないのは確かよ」

坂本「とはいえ、軍司令部から下りた正式の任務だ。
   本日より数日をかけて、昨日3人がネウロイと遭遇した地点を中心に、周辺を調査する。
   また、訓練他の日程についてもこの任務を中心に再編成するからそのつもりで」

ミーナ「できれば昨日哨戒に出た3人には調査に同行してもらいたいんだけど…。
    調査飛行となると広い海域を長時間飛行してもらうことになるし、
    3人の体力、魔力の消費も考慮して、1日ごとに1名に参加してもらうようにします。
    詳細については、後ほど改めて通達します」

坂本「では、解散!」


907 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/10(水) 12:17:04.71 ID:gVeVwpMVO
支援
空陸両用の人だよね?


909 名前:>907はい。そういえばもう3回目だし名前入れたほうが良かったですね[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 12:19:37.08 ID:zrBZ6yTT0
おひるごはん
………
……

俺「ううう…訓練あとはご飯がおいしいですね」さすさす

エーリカ「<俺>、横っ腹いたいの?だいじょぶ?」

バルクホルン「同情するなハルトマン。
       訓練ではなく、罰でそうなったんだろう<俺>少尉」

俺「は、は、はひそのとおりです、バルクホルン大尉」

リーネ「でも<俺>さん、足腰強くなかったでしたっけ?」

俺「いや、足腰は人並みには、自信ありますけど…」

シャーリー「けど?」

俺「その…罰で走ってる間ずっと坂本少佐が伴走してて…
  ずっと無言で見つめられるし、話しかけても『走れ』って返されるだけだし…
  もうすっごいキンチョウしたというか気まずかったというか…
  そのせいで今になって脇腹がひきつり始めて、あたた…」

ルッキーニ「うじゅー…そりゃ怖いよおおおおおお」



ペリーヌ「坂本少佐に見つめられて二人きりで伴走なんて、羨ましい…!」

912 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 12:29:07.21 ID:zrBZ6yTT0

宮藤「一日目の調査は、シャーリーさん、ハルトマンさん、私の三人で行ってきます」
シャーリー「ま、初日だし、ざーっとひとまわりしてくるさ」
………
……

坂本「さて、今日の調査組にはすでに説明済みだが、3人が調査を行っている間に
   この場でも改めて今回行う調査の範囲と、周辺環境について確認したいと思う」

このシーンは、前話の内容を振り返りながら読まれたほうが分かりやすいと思います。前話はこちらよりどうぞ。

でもまぁ、ぶっちゃけた話読み飛ばしちゃってなんの問題もありません…多分。

ミーナ「説明の前に、まずはこの、私たちが防衛している、この地域を表した地図を見てちょうだい」



┌──────────────────┐
│.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;  へ        ......│
│.;.;.;.;ネウロイ侵略圏.;.;.;.;へ^へ       ......│
│.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.;.; へへ^へ          .│   前回の顛末
│   _ノ' ̄ ̄`--、へ^へへへ         │
│            ̄`-、へへ          │   哨戒中の3名、×地点でネウロイ発見
│              ヽへ           ...│        ↓
│   @      ×遭遇 `、            ..│   発見される。坂本少佐指示により後退
│  ↑巣     ↓     ノ  大陸     .│   同時に501基地より迎撃部隊出撃
│         ◇交戦  」            .│        ↓
│          /撃破 ノ             .│   ◇地点にて捕捉され、3名戦闘開始、後に
│ 海            ./                │   迎撃部隊と合流し、敵撃破
│          ○-「             ...│
│          ↑501基地              │
└──────────────────┘


AAずれちゃってすいません。どうもwikiの補正でも限界があるみたいですね。
まぁだいたいわかればいいので、こんな感じで。

914 名前:>912のAA分かりにくかったらすいません。このあたりは聞き流してくださいorz[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 12:35:25.85 ID:zrBZ6yTT0

ミーナ「昨日、哨戒にでてもらった3人に報告してもらった内容を元に作った地図よ。
    今回ネウロイが発生したと思われる巣と、遭遇地点、大陸の位置関係に注目してみて」

ペリーヌ「問題になるのは『最初にネウロイがいた場所』であって、交戦地点は3人が逃げるのを止めた場所、
      つまりこちらで決めたようなものですから、そちらはひとまず気にしないでいいんですのね」

バルクホルン「ふむ…朝のブリーフィングでも出た話だが、
         大陸に向かっていたのだと仮定すると確かに妙だ。
         すぐ近くに侵略圏が存在するのにわざわざ海を渡っている」

エイラ「でもさー、侵略圏と人類側の土地の境目にはでっかい山脈があるじゃんか。
    それを避けるために海を渡ったんじゃないのかー?
    ネウロイだって、高い山を超えるのは大変だろうしサ」

サーニャ「でも、それなら侵略圏から海岸沿いに飛べば山脈を避けられるんじゃない…?」

エイラ「え? そ、そうかなー」

ルッキーニ「あ、わかった!
       きっと方向オンチのネウロイだったんだよ!」


坂本「…とまぁ、お前たちの間でもいろいろ意見が分かれるとは思っていた。
   確かに、この地図だけ見ても奴らの目的は確定できない。
   そこで、リーネ、<俺>両名の意見を聞きたい」

リーネ「は、はい!?」

俺「は…私たちのですか?」

915 名前:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 12:40:19.00 ID:zrBZ6yTT0

ミーナ「昨日は状況の報告をしてもらったけれど、
    一晩あけて落ち着いた今なら、何か思い出せることがあるかも、と期待しているのよ。
    もちろん、何も思い浮かばなければそれで構わないけれど、
    もう一度思い出してみてくれないかしら?」

坂本「うむ、私たちとしては現場…特に遭遇地点について知っているお前たちの意見を尊重したい。
   ささいな事でも構わない、気になることがあれば言ってみろ」

俺「う、うーん…」

リーネ「は、はい…」


俺「最初に奴らを発見した時の事なんですが、行く先に大陸があるって教えてもらった時ですけど…
  奴らは本当に大陸に向かっていたんだろうか、とは思いました」

坂本「ほう…それは奴らが海洋を渡ることを嫌がるから、か?」

俺「それもそうなんですけど、私は昨日は土地勘がなかったですから
  巣の近くにネウロイが上陸できる場所があることもよく知りませんでしたし。

  そうですね、大陸侵攻するにしては戦力が少ないことが気になったんだと思います。
  あの規模だとせいぜい斥候部隊とかじゃないか、と思いました」

リーネ「…あ!」

916 名前:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 12:46:26.12 ID:zrBZ6yTT0
ミーナ「リーネさん、何か気づいたことがあるかしら?」

リーネ「あ、はい…あの、合ってるのかどうかわかりませんけど
    多分ネウロイの目的地は、私たちと遭遇したあの地点というか…
    えと、もっと正確に言うと、あのあたりの調査だったんじゃないかと思います」

坂本「ネウロイが…あの地点を調査?」

リーネ「ネウロイに気づかれた時のことを思い出してみたんです。
    私たちは、ネウロイから充分な距離をとっていましたし、
    気づかれるような事もしていなかったのに、ネウロイがいきなりこっちを向いたんです。

    あれは、最初は私たちのことに気づいたんじゃなくて、捜し物をしていて
    たまたまこっちを向いたんじゃないでしょうか?
    それを私たちが気づかれたと勘違いして逃げ始めて、そのせいで
    ネウロイが気づいて追いかけてきた…んじゃ、ないでしょうかって、思って…」

ミーナ「……美緒」

坂本「……」

リーネ「あ、あの…すいません、わたし」

坂本「…素晴らしい意見だ、リーネ!」

ミーナ「確かに、その発想はなかったわね。
    あの海域に、ネウロイが目標にしうる何かがある…?
    あとは、それが何かがわかれば」

917 名前:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 12:52:10.41 ID:zrBZ6yTT0

俺「あの、それって島じゃないでしょうか?
  ネウロイって基本的に海に潜らないですし、ヤツらが目標にできそうなのって
  あのあたりでは島しかないんじゃないかな、と思います」

バルクホルン「確かにあの海域には大きな地図には乗らないような小さな島がいくつかあるな。
         私も、哨戒の際には位置を確認するのに使っているが…
         そういえばこの地図には載っていないな」

ミーナ「なるほど…そういうことね。
    私は普段哨戒には出ないし、細かい地図は見ることも少なかったし…。
    この地図をいくら睨んでもわからないはずだわ、迂闊だったわね」

坂本「バルクホルン、小さい島もちゃんと載っているような地図はあるか?
   できればこの遭遇地点のものがあるといいのだが」

バルクホルン「私が哨戒ルートの確認に使っているノートでよければ出してこよう。
         少し待っていてくれないか」

坂本「ああ、頼む」

918 名前:出社時間が近づいてきている恐怖;;[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 12:57:28.56 ID:zrBZ6yTT0

バルクホルン「よし、ノートを持ってきたぞ」


坂本「なるほど、このあたりには島が大小あわせて7つか。
   このどこかで、ネウロイが何かを行っているのか、
   もしくは連中が着目するなんらかのモノが…?」

リーネ「で、でも少佐…あの、私の考えが間違っているかもしれませんし、その…」

俺「恐縮ですが、私の意見も確信があるわけではありません」

ミーナ「いいのよ、二人とも。
    そもそも、最初から分かっていないことだらけだったのだし、
    調査の方針を決められるだけでもありがたい事だわ」

坂本「ミーナの言うとおりだ。
   ふたりとも、本当に助かったぞ」


ペリーヌ「それでは、明日からの調査ではこれらの島について注意して実施するんですのね」

バルクホルン「そういうことになるな。
         とは言え、それぞれの島が若干離れているから一日ですべて回るのは難しいな」

エイラ「ま、数日かけて調査するんだから、毎日それぞれ別のところに行けばいいんだろー」

919 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/10(水) 13:00:30.28 ID:Lna2y6U2O
支援するぜ

920 名前:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 13:01:17.00 ID:zrBZ6yTT0
夕方、調査任務についていた3人が帰投
………
……

エーリカ「つかれたー!あるかどうかわからないナニカを探すのは大変だよー」

リーネ「おかえりなさい、みなさん」

宮藤「ただいまーリーネちゃん」

ミーナ「三人ともご苦労さま。
    まずはゆっくり休んでね」

ペリーヌ「もうご飯も出来てますわよ」

坂本「それと、お前たちが出た後で調査方針を再検討したので説明を行ないたい。
   すまんが、夕食の後にでも少し時間をもらうぞ」

シャーリー「りょーかい。
       その様子だと、何か手がかりが見つかったって感じ?」

ルッキーニ「んーとね、リーネとおっちゃんのお手柄みたいだよ」

リーネ「そ、そんなことないよルッキーニちゃん」

エーリカ「でもま、何も分からないまんま闇雲に探すよりずっといいよね。
     リーネと<俺>のお手柄ってのに期待かなー」

921 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/10(水) 13:05:01.70 ID:/hOqURNMO
しえん
次空いてるなら投下していいかな?
オカマといってもガチじゃなくソフトな感じだけど

922 名前:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 13:06:02.80 ID:zrBZ6yTT0
翌日、ひるー
………
……

エーリカ「いーってらっしゃーーい!!」( ・∀・)ノシ

シャーリー「今日はリーネ、ペリーヌ、ルッキーニかー。
       何か見つけてこれるかなー」

バルクホルン「そして明日が私、エイラ、<俺>か。
         そういえば、明後日からの編成はどうなるんだろうな」

エーリカ「多分1日目のと同じ、私たちのチームじゃないの?」

エイラ「さっさと全部しらべて終わりにしたいよなー」

俺(あれ…そういえば、ちょっと気になることがあるような…)

俺(えーっと…宮藤、シャーリーさん、ハルトマンさん、
  リーネ、ペリーヌ、ルッキーニ、バルクホルン大尉、エイラ中尉、そして俺…
  やっぱり足りないよな)

俺「あの、ミーナ中佐と坂本少佐は司令官ですからともかくとして、
  サーニャ中尉は任務には参加されないんですか?」

シャーリー「サーニャ?今の時間はベッドの中じゃないかな」


923 名前:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 13:11:30.97 ID:zrBZ6yTT0

俺「べ、ベッド…?」
  (ね、寝てるのかよ!?)

俺「あ、あのー…俺まだあんまりここに慣れてないせいで知らないだけなのかもしれませんけど
  あのサーニャ中尉って、その、アレでいいんでしょうか?」

エイラ「ん…?
    オマエなにいってんだ?」

エーリカ「さーにゃんがどうかしたの?」

俺「いや、なんかあの人、朝のブリーフィングでも半分以上寝てる感じですし
  無口でぼーっとしてる事多いし、何やってるのか知りませんがあんな状態で大丈夫なんでしょうか?」

バルクホルン「ん?まさか、まだ聞いてないのか?サーニャはない
エイラ「なにいってんだよ<俺>!
    サーニャは夜間哨戒に出てるんだし、スクランブルならともかく
    日中に長時間飛ぶような任務なんてできるわけないだろー!」

俺「おわっなんですかエイラ中尉!?」

エイラ「エーイうるさい!
    サーニャをそんなふうに言うなよな!サーニャはいつも夜ひとりでがんばってんだゾ!
    おまえなんかダイキライだバカ!」ばたばたっ

俺「……え?」


924 名前:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 13:16:41.66 ID:zrBZ6yTT0

俺「……え?」

エーリカ「ぽかーん、としすぎだぞ<俺>、だいじょぶー?
      それとも大ショック?」

バルクホルン「しまったな、まだ誰も教えてなかったのか…。
         <俺>、サーニャはナイトウィッチなんだ。
         いつも夜は飛んでいて、帰ってくるのは夜明け頃になる。」

シャーリー「ブリーフィングの時間帯なんて最高に眠いはずだからなー。
       ホントは必ずしも出なくてもいいはずなのにがんばって
       船こぎながらでも出てきてるし、あたしはたいしたもんだと思ってたけど」

俺「…え、えええええええっ!?
  そんな…俺聞いてないですよそんなの!

  っていうかそんなんじゃ日中眠そうなの当然じゃないですか!」

バルクホルン「いや、説明していなかったことは正直すまないと思っている…すまん」

エーリカ「<俺>の今のセリフはちょっと逆ギレっぽいけど」

925 名前:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 13:22:29.58 ID:zrBZ6yTT0

バルクホルン「しかし、こう言ってはなんだが、<俺>少尉は軍属もそれなりに長いんだろう?
         だいたい察しがついているものだと思ったんだが…
         ウィッチとして夜間任務の経験はないのか?」

俺「いや、俺は陸軍から海軍に流れてきたクチですけど
  船に乗ってる時は夜間飛行は原則禁止でしたし、
  陸軍の時は夜警は週番制というカタチでみんなで負荷を分け合うようになってましたから…。

  …っていうかこの501では夜間哨戒を彼女一人に任せていたんですか?」

シャーリー「エイラも一応できるけど、やっぱりサーニャが圧倒的に多いな」

バルクホルン「陸上を歩くのと違って、夜間哨戒は日中飛ぶのとは全然違うから
         慣れてないと危険だし、彼女の固有魔法である全方位広域探査は
         暗くて視界の悪い夜でも早期に敵を発見できるという点でも適任だからな…」



926 名前:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 13:28:07.96 ID:zrBZ6yTT0
シャーリー「まぁ、それはそれとしてさ。

       さっきのアレは<俺>が良くなかったと思うぞ。
       そりゃ知らないのはしょうがないけどさ、だからって
       ああやって友達を悪しざまに言われたら気分を害したってしかたないだろ」

俺「…た、確かに、今思えば配慮が足りなかったかも…」

エーリカ「まあ、まずはエイラに謝らないとダメじゃないかな。
      さすがにさっきの言い方じゃエイラが怒ってもしょうがないよ」

バルクホルン「確かに、ハルトマンたちの言うことにも一理ある。
         <俺>の疑問は、知らない立場としてはあるいは然るべきだったのかもしれないが、
         やはりそこは物の言い方というものがある。
         第一、知らないというならまず私にでも聞けばよかっただろう」

俺「う、うう…」


シャーリー「ま、<俺>も反省と後悔の色を見せはじめてるって事で。

       ここはバツとして基地内一周!
       って事でどうですかな、バルクホルン大尉にハルトマン中尉?」

バルクホルン「基地内一周?ずいぶんと中途半端な…」

エーリカ「ほうほう、それはよいですなシャーリー大尉。
     じゃ、<俺>少尉、エイラのところまで全速力だ!」

バルクホルン「…! なるほど、そういう事か」

927 名前:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 13:34:13.16 ID:zrBZ6yTT0
シャーリー「…まぁそれはともかくまいったな、エイラはサーニャの事になるとマジだからなあ。
       ありゃ本気で怒ってたみたいだしなぁ」

エーリカ「そこは、さーにゃんの事はよく知らなかったから誤解したって、
      本当のことを伝えるしかないんじゃないかな」

バルクホルン「うむ…ハルトマンの言うとおりか」

俺「そうですね。俺、謝りに行ってきます。
  …許してくれるかどうかはわからないですけど」

シャーリー「ま、どうにもならなかったらあとであたしも執り成してやるさ」

バルクホルン「ま、まぁ…明日は私たち3人で飛ぶ以上、このままでは
         任務に差し支える可能性もあるからな。
         どうしても必要なら助けてやるから、行って来い」

俺「はい、行ってきます」ばたばたっ

エーリカ「がんばれー、<俺>ー」

……

エーリカ「なんかさー、<俺>ってたまにトゥルーデ以上に石頭なところあるよね」

バルクホルン「石頭とはなんだ、まったく…。
         しかし、あの時折見せる狭量さは確かに少し気になるな」

シャーリー「悪いヤツじゃないと思うんだけど、なあ」

928 名前:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 13:39:53.07 ID:zrBZ6yTT0
俺、エイラ探し中
………
ミーナ「エイラさん?
    いえ、私はみてないわ」
……
宮藤「エイラさんですか?
    いや、私は見てないですねえ」


俺、へばり中
………
……

俺「エイラ中尉どこだー…」へたり

サーニャ「…あの、えと、<俺>、さん…?
      そんなところで座り込んでどうしたんですか?」

俺「うわサーニャ中尉!?」

サーニャ「!?」ビビクッ

俺「あわわ、すいませんサーニャ中尉!
  あの、この時間はおやすみだと聞いたのですが」

サーニャ「起きたんです…。
      ゆっくり寝れて…それに、夜から飛ばないといけないから、
      ちょっとご飯を食べようと思って…」

929 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします[] 投稿日:2010/11/10(水) 13:44:02.20 ID:/hOqURNMO
支援

930 名前:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2010/11/10(水) 13:47:08.74 ID:zrBZ6yTT0
ごめんなさーい!
出勤時間到来の罠orz

残りはどこかスキマ時間にでもお邪魔します。
では

ここで一旦中断しました。次のページはこちら
最終更新:2013年01月30日 14:03