最上の空陸両用 12
/ i ∧ ' , ヽ, ,, -‐ '' ` ‐- 、
/ i ! .! / / ', ', i /イ'' ヽ,
. / ! ! / ∧ .! i / /∧', ! i ', ! // `ーヽ
! i i /l / ', NトV/V ヽ', ! l .! ! / / i ヽ,
! i i_,/-l i‐‐-.', i ヽ l --,,,_'_ i ∧i i ./ / .! i ,∧ l i ヽ
i ! i / ,,V==、 ', i V ,== ,,_ .!` i .!V i / / .! .! ∧ l ∨ / 、 l i !ヽ
. i ィl lィ<´代jチi ヽ.! イ代jュヽ,! !/ i ./ ィ !∧ N/ i l /∧ヽ ヽ l i ! i i
! i Vメ、 `ー- ' ` `ー-' イ V i .! .レ' i } ∧-‐''  ゙̄i ! //i .! ヽ‐-i__∧i !人
i ヽ _l , , , , , , , , , /ソノ i i W l、 ! _, ==、ヽi ' ヽ -、 ==、 ヽl i i `
i l 、 /`y' レ' ∧l ヽ i ィ' イ::ナi r'イ::ナヽ i ノ∧
l l ヽ . イ i { / トt `ー゙-' `ー゙-´ .! / ヽ
.! l ! i! 丶 ,, イ i! l ! i. リ ヽ , , , , , , , , , ィ' .!
i. l i i! rス ` ´ __ソヘ! i! l i .! .! i { i、 / i
l ! ! i!/ o`7Y´o ヽ ! ! i V ヽN、 i ヽ . ,イ l ,イ/V
l ,,, l__ fヽ, o ハ|ハo 〉、l__i i ヽMNヽ'ヽ` ュ __ ィラソ^i iレ' メ
fヽ _ -=ニチシ `ヽ\o/ | ヽo_/ \三ニ=L__ fヾ,ーt+t‐´Υ V
ヽ ヽィ‐fヽr´ r〉 ヽ | o / ` ー-/ヽ.. f 、 __ ノ ヽ V| | | !__
ヽ / /ヘ ! r' \ l / / l ! .l _,-、-‐‐' ! i r'ニニ弋.l| ゙ ケー-- 、
i ,-__ら i 〈 \ / / i . .i V ヽ」 i ! r'-- ヽ、ミ 、 // | 1
\ \ \ i ヾヘ_ \ / / ! ∨/__ヘ レ'入ー, `l ヽニシ | |
l \ ヽ { l \__/~~\l二二二]/ >. 〈 ´ ィ、j ∨\. ~ ヽ ヽ { t
l __}__,,-'' ̄l / \ l r' .N ヽ Y\\ /ヽ__ -‐'^ヽ.-‐、 ∧ }
l r' l / / \ l i .|∧ | { \\ // __〉 V乂 r'
l l __,,,l \ / \ ! .!__〉 __ __ン¨l K , - ' ∧ | |
l --‐‐ '''' l |\/ \ i. r' イ^ ! .! ヽ / ∧ i i
エイラとサーニャが
[[四日目]]をお知らせします
・・・なんダナ!
598 自分:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2011/04/06(水) 00:52:00 ID:h2PZrhkc [19/37]
特別任務四日目 1820時
第501統合戦闘航空団基地 ブリーフィングルーム
………
……
…
ルッキーニ「うー…おっちゃんまだ帰ってこないのー!?」
シャーリー「まだ任務が終わってないんだし、ガマンだルッキーニ。
あたしだって待ってるんだぞ」
リーネ「それにしても、今日で四日…<俺>さんは大丈夫でしょうか…」
バルクホルン「まあ、大人の男で、かつ陸軍出身の<俺>なら問題はないとおもうが…」
ペリーヌ「一応通信で無事は確認できているようですけれど、信号通信でしょう?
細かい様子まではわからないし、健康状態とか、気にかかりますわ」
ルッキーニ「もー、やだやだやーだあ!
ねえシャーリー、もう任務なんていーから帰ってきてっておっちゃんに言おうよ!」
バルクホルン「何を馬鹿な事をいっているか、ルッキーニ少尉。
まあ、確かに納得のいかない部分もあるが、任務は任務だ。邪魔をしてはいけないぞ」
ルッキーニ「なにいってんのさあ、バルクホルン大尉。
おっちゃん、あのお船が壊れてる間しかいられないんだよ。
もし任務から帰ってきたときにお船が直ってたら、もうおっちゃんとお別れになっちゃうじゃん」
バルクホルン「む…!」
599 自分:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2011/04/06(水) 00:54:40 ID:h2PZrhkc [20/37]
ペリーヌ「それは…確かにそうですわね。
ルッキーニさんの想像は少々極端ではありますけれど」
ルッキーニ「そーだよ!だから、あたし反対したのに」
リーネ「私も、すっかり忘れていましたけど、<俺>さん、船が直るまでの臨時の増員なんでしたっけ…」
シャーリー「…あはは。
なんか、まだ2週間ちょいしか一緒にいないってのに、妙にこう…いるのに慣れちゃってたな。
そうだ、多分そう遠くない時期にアイツ、いなくなっちゃうんだよな」
ペリーヌ「最初から予定されていたはずの話でしたのに、改めて意識すると、すこし寂しいですわね」
バルクホルン「こら、お前たちしんみりするな。
<俺>が無事に任務を終えられるよう、私たちだって頑張らないとならないんだぞ」
シャーリー「わかってる。
さ、みんなも、もういいだろ。そろそろミーティング始まるぞ」
リーネ「あ、はい」
……
…
坂本「みんな集まってるな、それではこれから明日以降の体制に関するミーティングを…どうしたバルクホルン。
何か落ち込んでいるように見えるが?」
バルクホルン「な、なんでもない、少佐。始めてくれ」
シャーリー(やれやれ)
600 自分:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2011/04/06(水) 00:55:57 ID:h2PZrhkc [21/37]
特別任務四日目 2000時
Y島 護衛ウィッチ用駐屯テント前
………
……
…
俺「やれやれ…」
ぼっ
ぱちぱちぱち…
俺「……」
鍋まぜまぜ
俺「……!」
俺「さて…」もぐ…
俺「ああ、食える、食えるわ。
久しぶりの雑草スープだけど、まぁ食えるわ」もぐもぐ
俺「……」もぐもぐ
俺「ごちそーさん」
俺「……」
俺「…風呂はいりてえな。海で魚取ってたら髪がべたべたになりやがったし」ぽりぽり
601 自分:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2011/04/06(水) 00:56:59 ID:h2PZrhkc [22/37]
.___,,_,_,,._...、 、、、、、、 --- ――――
|
| ○月×日 四日目 日誌
本日も異常なし。
特に書くこともない感じ。
゙、
、、、、、、 --――''`
特別任務四日目 2320時
Y島 護衛ウィッチ用駐屯テント
………
……
…
俺「ぐがーぐがー」Zzz
俺「…へーっくしょん!」ふがっ
俺「……たりい」布団もぐりもぐり
ざざっ ざざざっ
俺「ん、通信?誰からだ…」
《こちら、サーニャ…<俺>さん、聞こえますか?》
俺「!」がばっ
602 自分:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2011/04/06(水) 00:58:27 ID:h2PZrhkc [23/37]
俺「こちら、<俺>だ!サーニャさん、聞こえますか!?」
《サーニャあ、毎日アイツに呼びかけてるけどさ、やっぱ聞こえてないんじゃないか?
いままでアイツから返事返ってきたことないだろー》
《うん…
でも、今日は電離層の状況は特殊だから、今なら<俺>さんのところまで通信が届くかもしれないの》
俺「あれ、こっちの声が届いてない!?
だめだ、出力が足りないのか、そうだ信号通信なら…」
ぽーん、ぽーん
《これは<俺>さんの信号…!》
《ホントか、サーニャ!?》
《ええ、ミーナ隊長から教えてもらった、無事を伝える符丁よ》
俺「やった、伝わった!
ああ、そうだ、俺はここにいる、無事でここにいるぞ…」
《でも、なんで音声通信してこないんだよ》
《たぶん、<俺>さん側の送信出力が弱いんだと思う…しかたないわ、エイラ》
俺「一緒にいるのはやっぱりエイラか」
603 自分:最上の空陸両用 電離層さんありがとうございます![sage] 投稿日:2011/04/06(水) 00:59:50 ID:h2PZrhkc [24/37]
《きっと聞こえているんですよね、<俺>さん…。 あの、その…みんな応援してますから、がんばってください》
俺「サーニャ…ありがとう」
ぽーん
《あ…お返事がきた、ふふ…ほら、エイラも、何か言ってあげて》
《べ、別に私はいいって、アイツに言いたい事なんてないし》
《エイラ…<俺>さんはひとりで頑張ってるのよ、この通信だっていつ切れるかわからないんだし、応援してあげて》
《しょうがないなー…えーと、<俺>聞こえてるのかー?
別に私はオマエの事なんてどうでもいいけど、サーニャやほかの連中は心配してるからさー、
えーっと…だ、だからまぁなんだ、無茶すんじゃないゾ!》
俺「はは…エイラのヤツめ、かわいくねえなあ」
びびっ
《う゛ぇ!? ちぇー、なんで私への返事はヘンな音なんだよー》
《ふふ…もうすぐ電離層の状態が変わるから、通信も切れちゃうと思います。
<俺>さん、どうか無事に帰ってきてください…みんな、待ってますから》
ざざざっ
俺「…切れた、か。
サーニャ、エイラ…久しぶりに、二人の声聞いた、な…。
元気みたいで、よかった、な…」
_ -- _
, - ´ ` 、
/ ヽ
/ / ヘ. ヘ
_, イ/ //{ l ! ヘ ヘ
 ̄ / ///,j / ノ. } ハハ
'イ 7ナT´ l /^ー-くj,イ | i l | , -、
|ハ /! __ V / ノ'`ト、/ | | ! リ / ) / /
Vレ} '⌒ヽ// _ニ=、 |/Y/ / l { / /_ / / , -― 、
/ / ''' r ,,,,, ヽ ./ / } ハ i 〃 ノ ー ´_ -―‐'
〃 八. _ _,.イ_, イ} 从|ヽヽ { / { ー──- 、
lハ /ヽ ゝニ ヲ /″/ ノ i. | | ,ヾ , - -‐- _゛ 、-――‐'
V /.ヽ、 / /ノ | l ! /: : : `ヽ、_ -‐ 、\
_,-く __ T二三≦-‐', イ| | ヽ! /: : : `丶、:\ `丶.)
__≦ミー >彡'_ ― ≧ー- 、 |ヽ ヽ /、: : ○: : l: : :/
|f: : :/ ̄イ―=ニ二ニ>': : :/: : : : ハ | \ .∨: : ヽ-ー ': : :/ 五日めー。
.! /イ-‐: : : :iー,、_ro、ヽ: 、 /: : : : : : ヘ ! y: : : : : : : :..:::/
/..::::::::::....: : : : :`v' /、: : :ヽ: : : : : : : : ::\ヽ /: : : : :....:::::/
::::::::::::::::::::::::.......: `ー <): : :::::ヽ : : : : : : : : :ーV: : : : :.:::::::::/
:::::::::::::::::::::::::::::::::::....: : : : :.:::::::::::ヽ : : : : : .::::::/: : : : :.:::::::::::l
604 自分:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2011/04/06(水) 01:02:32 ID:h2PZrhkc [25/37]
特別任務五日目 0930時
Y島 護衛ウィッチ用駐屯テント前
………
……
…
俺「朝の哨戒偵察おわりー…と。
今日を乗り切れば終わり、なんだよな。頼むぜ」
俺「それにしても…疲れるな、なんか。
技術屋の連中は割と気のいいヤツが多いけど、歩兵連中がどうにも、俺に対する目線がびみょーな感じだよな」
俺「…でもそうか、男のウィッチなんて珍しいし、元歩兵だなんてなおさら珍しいからか。
連中からすれば羨ましさ半分、妬ましさ半分って感じなんだろうけど…なんだかな。
別に、そんな『いい』だけのもんじゃねーぞ、とは言いたいが、まぁ俺が言ってもしゃーねーか?」
俺「いや…たぶん、昔の俺―ウィッチになる前の俺も、同じような目で見たかもしれないよな…。
そう思ったら、あいつら責められないわな」
俺「それにしても、もう五日か…みんなどうしてるかなあ。
まあ、今までだって俺がいない11人で回ってたんだし、仕事には影響ないとは思うけど、はは」
俺「ははは」
俺「……」
俺「ちぇ、あーあ。
認める、認めてやんよ。寂しいよな、この状況はさ。
昨日サーニャたちの声聞いて、気にしないようにしてた分がぶりかえしちまったのかもな」
俺「ちぇー、ふて寝だふて寝」ごろん
605 自分:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2011/04/06(水) 01:04:14 ID:h2PZrhkc [26/37]
俺「…最上の連中や501のみんな、今頃どうしてんだろ」
俺「501のみんなもこの任務期間中は負荷かかるって話だし、大丈夫かな。
ルッキーニあたり、文句言って怒られてなきゃいいけどな、はは。
最上の修理は順調かな、そーいや修理はいつ頃終わ――」
俺「――!」がばっ
俺「そうか、最近は俺もなんとなく意識の隅に放っておいた話だけど、今だって修理進んでるはずだよな。
この前の休日の時、他の船とドッグの中で積荷のやりとりをしてたのが修理部品だとすると
ひょっとして…もう、501にいられる時間ってほとんどねーんじゃねえのか?」
俺「やばい。何がやばいのかうまく言えないけど、やばい。
ここでこんな風にぼーっとしてる間にも、タイムリミットは迫ってきてんじゃねえか。
ヘタすりゃ、この一週間で修理終わって、この任務終了と同時にオサラバなんて話も…?」
俺「いや、さすがにそれはないハズだ、そこまで期限が見えてるんなら俺に話が来ないはずはねーし、まだ大丈夫だ。
でも…そうか。やばいな、今までも何度かこの事は考えてきたはずなのに、ちゃんと実際の問題として
自分の中で整理することを怠ってきたよな」
俺「……むーん」
俺「…俺、なんつーか、もっと一日一日を大事にしなきゃダメだよな。
まあ、大事にするたって、具体的にどうすればいいのかはよくわかんねーけど」
俺「…まずは、与えられたいまの仕事をしっかり頑張るところから始めますか!」えいえいおー
. / / / i '
! / / / / ハ , ヽ
!/ / ィ / /! ! i i
レ /_ -≠=- _// , / i ト、 i i
. / / / / / / /-ム _.i ハ ! i
/ / /ィ7ニュ≠ / // / i メ、 ! i i ,
. / ! /イ .i::::!:てト/ / / ニ=ュL/ ト/! ! , , -、
/ / !/i!丶 {::::し:リ {/ / イ /::i::::::ヽ レ/ / , / ⌒Y
/イ:::::::/:::レ:::::! ゙ー¨ {::::し::::ハi!/ / , / }
!/!:::::/!::∧::i:l :::::: 弋ニシ ィ/ // イ ./ ./ 最終日!
!:::::i V V { ′ :::::: /::::::::::::/:/i/ i/ ./ /
!::i _ _ゝ、 ┌ - ─ 、 /::::::::::::/::/ ./ ./
,-、 V,..:::::ヾ ヽ::::\ ヽ、 -- ノ /:::::::::::イ/ / /
, - v ヽ _/:::::::::::i! i!:::::}:\  ̄ ̄ _ ィ::::::::/::レ:::-_ __ / /
-/⌒ 丶 ヽ ヾ:::::::::::i! i!:::リ::::::::!丶 _ - _フ /--<:::::::::::::::::::/ ./ { _
、 丶 \ }r-、::::::::i! i!::ソ::::::::::! >t< ィ人 ヾ::::::<..イ / .}
、 \ \ ゝノィ:::::ヾ::i!._ 」T!:::::::::::::::! / } ! /丶 ヾジ ./ ー、
:::.、 ヽ _ノーイ:::::::::::::::::丶::::::i !:::::::::::::::::V ! !/::::::::::::::::....._ 丶 ./ / .}
:::::::ー::::::´:::::::::::::::::::::::::::::::!::::i !:::::::::::::::::::>_//:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ ./ / / ヽ
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}:::i !:::::::::::/::/::::::ト::::::::::::::::::::::::::/::::::, .{ / / }
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/ T:::: ̄:::::::::::i:::○:::!:::\::::::::::::/:::::::::!:::, ーィ / ノ
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606 自分:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2011/04/06(水) 01:06:30 ID:h2PZrhkc [27/37]
特別任務六日目 0730時
Y島 護衛ウィッチ用駐屯テント前
………
……
…
俺「そんなこんなで最終日!」
俺「今日のスケジュールは…午前中には施設の最終確認が終了して、
昼には兵員が帰還…全部見送って、荷物整理して、夕方には俺も出発か。
ま、頑張りますか!」
……
特別任務六日目 1120時
…
俺「……」
ぴこーん、ぴこーん
俺「きたきた…試験官どのへ、こちら501JFW、Yis01より発信。
1120時、受電器にテスト発報入感。
ええ、ええ…ランプその他もろもろオッケー、正常です」
俺「これで全作業終了っすか?
ええ、ええ、はい…あはは、いやいや、こちらこそありがとうございました。
ええ…はい、最後までちゃんと見送りますよ、迎えの船が来たら伝えますから今はゆっくりしててください。
それじゃ、またあとで」がちゃん
俺「よし、接岸ポイント行くか」
607 自分:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2011/04/06(水) 01:07:22 ID:h2PZrhkc [28/37]
特別任務六日目 1400時
Y島 浜辺
………
……
…
ざばーん
ごうんごうんごうん
ざばーん
俺「さよーならー!」 (`・ω・)ノシ
俺「ふー。
ま、なんだかんだで、気のいい奴も結構いたし、悪いことばかりでもなかったな。
なぜか技術屋の連中からは部隊のワッペンだのなんだの渡されてるし…」
俺「…ま、何にせよ無事に終わって良かった」
俺「さて、俺も撤収準備始めますかね」
608 自分:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2011/04/06(水) 01:08:47 ID:h2PZrhkc [29/37]
特別任務六日目 1600時
Y島 護衛ウィッチ用駐屯テント跡地
………
……
…
俺「これで最後…と!」ぐいぐいー、きゅっ
俺「やれやれ、これで荷物も全部纏まったぜ。
さらばY島、愛しき我が任地よ。なんてな。
まあ、魚は美味かった。どーせならちょっと燻製にして持って帰れるようにすりゃよかったなー」
俺「よし、あとはムササビ式に調整してたFw61をもっかい空戦用に調整すれば、この島ともバイバイだ」
びーーっ!
びーーっ!
俺「警報!?」
俺「これは…レーダー施設がネウロイの姿をキャッチした、だって…?
おいおい、なんだってこんな時に…しかもこっちの方角に向かってんじゃねえか!」
俺「SOS、SOS!
501JFWコマンド、こちらY島<俺>少尉、こちらの早期警戒網がネウロイの反応を捕捉。
至急応答されたし、繰り返す…」
俺「…あーくそ、繋がらないじゃねーか!
ちくしょう、こうなったら…」
609 自分:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2011/04/06(水) 01:10:33 ID:h2PZrhkc [30/37]
特別任務六日目 1605時
Y島 レーダー施設
………
……
…
俺「自前で持ってきた装備と、連中が残していった中途半端な武装しかないけど…」がちゃ
俺「この俺が!」がぎゃこん
俺「やるっきゃ!」がしん!
俺「ないじゃんか!」ばばんっ!
俺「九八式二十ミリ高射機関砲!
九七式迫撃砲!…は、空の相手にちゃんと当たるのか不安だけど。
九九式二号二型改13mm機関銃!…はいつもと同じ。
M712シュネルフォイアー!…も同じ、っていうかこの状況で拳銃を何に使うんだ。
扶桑刀!…もうなにもいうまい。
ま、まぁとにかく、こんだけの火力があればなんとかなる!かもしれない!」
俺「まあ、使う人間が俺一人だから、使える武器も一つだけだけどな、たはは…」
俺「と、とにかくだ!
もう守るべき人間がいないとは言え、せっかく連中が作った施設をむざむざ俺の目の前で壊させやしないぜ。
こいよネウロイ!」
俺「…いや、来ないでくれればそれが一番いいんだが…な」
610 名前:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2011/04/06(水) 01:12:00 ID:h2PZrhkc [31/37]
俺「見えた…ネウロイを目視!
Y島に近づきつつある」
俺「来てる、来てる…やっぱこの施設をぶっこわすのが目的なのか?」
俺「距離8000…7000…まもなく高射機関砲の有効射程に入る。
撃つぞ、撃っちゃうぞ…お互い1対1だ、男らしく真っ向勝負といこうぜ…!」
俺「有効射程に入った!
ロックオン…刺し違えてでもお前は落とすぞ」
坂本『その必要はないぞ、<俺>!!』
俺「!?」
…………ぎゅんっ
………ぎゅんっ ………どひゅんっ
………ひゅんッ
俺「うわっ!?
今の4筋の疾風は、まさか…」
俺「ストライクウィッチーズかっ!?」
611 名前:集中読書週間開催中!詳しくはWikiトップページにて![sage] 投稿日:2011/04/06(水) 01:12:44 ID:KcnoSk5k [2/5]
もっさんかっけえ…
支援
612 自分:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2011/04/06(水) 01:13:02 ID:h2PZrhkc [32/37]
特別任務六日目 1615時
ばーん!ネウロイはくだけちった!
………
……
…
俺「うわー、あっという間に終わった…。
相変わらずすげーな、烈風斬」
坂本「おお、<俺>大丈夫だったか?」
俺「坂本少佐、なんでここに!?」
ペリーヌ「何を言っていますの、<俺>さんを迎えに着たんですのよ」
俺「ペリーヌさん、それにみんなも…わざわざ迎えに来てくれたんですか?」
坂本「行きだって送っていただろう、帰りだって迎えにくるさ。
それにしても、ネウロイまでやって来たとは、タイミングがいいんだか悪いんだかわからんな」
俺「あはは…とにかく、ありがとうございます。 助かりました」
シャーリー「まったく、刺し違えてでも、なんてバカな事考えるなよな。
ルッキーニや宮藤が聞いたら怒るぞ。それ以前にあたしも怒る」
エーリカ「わたしもね。
ま、あのタンカはちょっとかっこよかったけどさ、でも怒るー」
俺「ん…はい。ごめん、シャーリーさん、ハルトマンさん」
坂本「そろそろいいだろう、さあ、帰るぞみんな」
613 自分:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2011/04/06(水) 01:15:59 ID:h2PZrhkc [33/37]
シャーリー「さあ、帰ろう帰ろう。
帰ったら宮藤の作った美味いメシがまってるぞー」
ペリーヌ「あなたの大好きなお風呂も、用意してありますわよ」
エーリカ「まるでペリーヌが準備したみたいな言い草だけど、頼んだのは少佐だからねー」
ペリーヌ「ちょっハルトマン中尉、わたくしは別に…!」
坂本「こらこらお前たち、続きは帰ってからにしろ」
俺「はい…あ、でもまだストライカーの調整が終わってなくて上手く飛べないんです。
調整にちょっと時間を貰いたいんですけど…」
シャーリー「別にそんなの帰った後いくらでもやればいいじゃんか。
ほら、あたしたちが引っぱってやればお前が飛べなくても関係ないだろ」
俺「ああ、なるほど…あ、でも俺、手ぇ土汚れやら汗やらでぐっちょぐちょですし
1週間ちかく風呂にもロクに入ってないから、ばっちいっすよ?」くんくん、うげ
シャーリー「あははははっ!
そんなの気にしないさ。ほら、あたしはこっち支えるからペリーヌはそっち頼むな」がしっ
ペリーヌ「ええ、シャーリー大尉。
…あなたも、そんな気になさるんじゃありませんわ。名誉の負傷(?)というものでしょ」がしっ
俺「うわわわわっ!?」
坂本「はっはっはっ!
それでは、私たちは残りの荷物を運ぶぞ、ハルトマン」
614 自分:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2011/04/06(水) 01:17:43 ID:h2PZrhkc [34/37]
特別任務完遂
基地近傍 上空
………
……
…
ペリーヌ「そろそろ基地が見えますわ」
俺「ああ…なんか、ずいぶん懐かしいな」
シャーリー「なにしみじみつぶやいてんだよ。
ほら、みんな迎えてくれてるぞ」
「「「おーい、おーい!」」」
エーリカ「お船の人たちもいるね。 おーい!」ノシ
坂本「みんなお前のことを心配していたんだぞ。
さあ、<俺>も手を振ってやれ」
俺「ええ、ええ…」
俺「あの、み、みんな…」
615 自分:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2011/04/06(水) 01:18:23 ID:h2PZrhkc [35/37]
俺「…みんな、たっだいまあああああ!!」
616 自分:最上の空陸両用 〆パート[sage] 投稿日:2011/04/06(水) 01:22:32 ID:h2PZrhkc [36/37]
――――
俺「……」
俺「えっ?
あ、今回は〆パートも俺がやんの?
うーん…あんまりメタのパートに顔を出すのはよくないと思うんだけど…まあ、たまにはいいか」
俺「ええっと、まぁ今回は、なんつーか…ぶっちゃけた話、物語としては何も進展してないんだよね。
501のみんなとの関係が大きく変わったわけでもないし、ネウロイとの勢力図が塗り変わったわけでもない。
ただ1週間、俺がみんなと離れて生活してたっていう、ただそれだけの話なんだけどさ」
俺「そう、そんな、他愛もない話」
俺「でも、そうだな…そんな話にあえて意味を求めるとするなら」
俺「俺は、いままで何を思うことなく最上にいて、501に来た。そこにいる人々と触れ合ってきた。
頼りにしたり、たまには頼りにされたり、ただすれ違ってきたり、そういうふうにやってきた。
でも、この一週間で、いままでそうやって自分が何気なく接していたものの大切さを、知った。
寂しいとか嬉しいとか、そんな子供じみた感情を感じて、でもそれがとても大切なものだとわかった」
俺「…だから、大切なものを、もうちょっとだけ大切にしようって、思った」
俺「たぶん、言葉にすればそれだけの、つまらない話、か。
しっかし、なんか自分で言うと恥ずかしいな。
それはそーと、メタパートとはいえ俺がこんな事言ったなんて、みんなにはナイショだぜ?」
俺「じゃ、また今度な」
おわりおわりーっと
617 名前:集中読書週間開催中!詳しくはWikiトップページにて![sage] 投稿日:2011/04/06(水) 01:23:50 ID:5.jWHrlA [2/13]
乙乙~
誰か他に投下する人いるかな?
618 自分:最上の空陸両用[sage] 投稿日:2011/04/06(水) 01:24:58 ID:h2PZrhkc [37/37]
というわけで今日はここまでです
なんか、ふつーの俺スレっぽくない感じだったけど、どうでしたか?
スレに乗っけてみて、ずっと俺「」俺「」ってやってるのって、なんかのコピペみたいだと思ったorz
けど、まぁちょっと寂しい感じが演出できてれば多分勝ち
それでは、また次回
半月ごとにやっていけるような感じにしたいな、と思ってます
619 名前:集中読書週間開催中!詳しくはWikiトップページにて![sage] 投稿日:2011/04/06(水) 01:25:42 ID:KcnoSk5k [3/5]
乙
こういう話は心がほんわかしてとてもイイ
620 名前:集中読書週間開催中!詳しくはWikiトップページにて![sage] 投稿日:2011/04/06(水) 01:27:23 ID:l5ytcBj2 [2/2]
おつん
621 名前:集中読書週間開催中!詳しくはWikiトップページにて![sage] 投稿日:2011/04/06(水) 01:36:09 ID:AxC.oF1M [4/18]
おつおつ
最終更新:2013年01月30日 14:15