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俺「あっミーナ中佐!俺の検査の結果はどうだったんです?」
ミーナ「それについてこれから説明するわ」
ミーナ「まず、単刀直入に言います。やはり中尉には魔力があります。並のウィッチよりかは多めの」
ミーナ「それと固有魔法の方は私と同じ空間把握能力ね。」
俺「空間把握って言うと地図なんか見て頭の中で立体化させたり、対象の位置や距離、形状なんかをぱっと見で把握出来る感じのやつか?」
ミーナ「まぁそんな感じかしら」
ミーナ「それに加えて自分の近隣の声や気配を感知して目標物を立体的に把握することもできるわ」
俺「ほー」
ミーナ「それで中尉の今後の事なんですが、ウィッチになるかならないか」
ミーナ「中尉は魔力量も身体能力も優秀なので訓練さえすれば一流のウィッチになれると思うの」
ミーナ「それに私達の部隊に来てくれれば人員が増えて、かなり助かるわ」
ミーナ「強制はしません。やるかやらないかは貴方が決めて下さい。」
俺「俺でいいならやらせてもらいますよ」
俺「人手不足で困ってるようだし、それに世話になってるのに何もしないで恩義を返さないんじゃ男が廃るしな」
ミーナ「わかりました。そう言ってくれると助かるわ!それでは私は手続きなどを済ませてくるのでもう少し待っててくれるかしら?」
俺「了解です!よろしくお願いします。」
その日の夜
ミーナ「皆さん聞いて。今日からここに配属になる新しいメンバーを紹介するわ」
俺「えー今日から第501戦闘航空団に正式に配属となった俺です。階級は、えーと」
ミーナ「そのままの中尉でいいわよ」
俺「はい。階級は中尉。歳は20歳です。ですが気軽に俺と呼んで下さい。ウィッチとしては新人同様なので迷惑かけるかもしれませんが、これからよろしくお願いします。」
宮藤「私、宮藤芳佳です!階級は軍曹です!宮藤でも芳佳でも好きなように呼んで下さい。」
リーネ「あの…リネット・ビショップです。階級は曹長です。リーネって呼んで下さい…」
ルッキーニ「あたしフランチェスカ・ルッキーニ!階級は少尉!ルッキーニって呼んでー!」
シャーリー「私はシャーロット・イェーガー。階級は大尉です。シャーリーでいいですよ!」
ペリーヌ「私はペリーヌ・クロステルマンですわ。階級は貴方と同じ中尉。ペリーヌでいいですわよっ」
バルクホルン「ゲルトルート・バルクホルンだ。階級は大尉。歳は貴方の方が上ですが階級は私が上なのでここでは指示に従ってもらいます。」
エーリカ「私はエーリカ・ハルトマン。階級は中尉。エーリカでいいよ~!」
エイラ「エイラ・イルマタル・ユーティライネン。階級は中尉ダ。エイラでいいゾ。でもサーニャに何かしたら許さないカンナー」
サーニャ「サーニャ・リトビャクです。階級は中尉です。よろしくお願いします。」
ミーナ「私と美緒についてはもう知ってると思うけど改めて」
ミーナ「ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケです。階級は中佐。よろしくね俺中尉。」
坂本「坂本美緒だ。階級は少佐。よろしくな俺中尉。」
ワイワイガヤガヤ
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外、夜
カチッ、シュボッ
フゥー
俺「明日からウィッチとしての活動か」
俺「訓練頑張って早く役に立たないとな」
♪~
俺「歌?」
サーニャ「ラ~♪ララ~♪」
俺「サーニャ…ちゃん?」
サーニャ「あっ」
俺「あーまた邪魔しちゃったか?悪いね」
サーニャ「い、いえ」
俺「それにしてもよく遭うな俺ら」
サーニャ「そう…ですね」オドオド
俺「あーサーニャちゃんは何故ウィッチに?」
サーニャ「えと…私が小さい頃にオラーシャで活躍してるウィッチがいたんです。その人に憧れて」
サーニャ「俺中尉はなんで急にウィッチに?」
俺「昨日の風呂の時言ったろ?俺はヒーローになるって。それは戦闘機乗りになった理由だけどまぁ似たようなもん」
俺「今日、魔力があってウィッチになれると言われてさ、そしてこの世界はネウロイに苦しめられてる。ならウィッチになってみんなを守るしかないだろ?」
俺「元の世界に戻れない以上こっちの世界で出来ることをして生きなきゃいけないし、それに女の子達が戦ってるのに男の俺が戦わなくてどうすんの」
俺「男は女の子を守るのが仕事だからな!」
サーニャ「真面目…なんですね」
サーニャ「正義感があって凄いです」
俺「そうか?そんなことはないと思うけどな」
俺「おっと長々とごめんね。そろそろ戻るわ。歌よかったよ!また後で聴かせてな!それじゃ」
サーニャ「明日からの訓練、が、頑張って下さいね」
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格納庫
俺「しっかし色んな機材があるよなー」
俺「そういえば俺が使うやつはどれなんだ?」キョロキョロ
ミーナ「中尉」
俺「あぁ中佐殿。調度よかった。俺が使う機材とかって…」
ミーナ「それについては今、説明するわ」
ミーナ「急だったからこれ位しか用意出来なかったのだけれど」
俺「どんなのでも構いませんよ」
俺「えーこれがストライカーユニットでしたっけ?」
ミーナ「えぇそうよ。ストライカーユニットのBf109」
ミーナ「私やハルトマン中尉、ユーティライネン中尉が使っているのと同じタイプね」
ミーナ「それで銃器の方なんだけどこれを」
俺「これまた古いやつが出てきたもんだなー」
俺「ウィンチェスターのM1887か」
俺「ショットガンにレバーアクションとかカッコイイよなー」カッシャン
ミーナ「そういうものかしら?」
俺「そういうものなんです」
俺「でもまあ、ショットガンで戦うとなると近接戦闘中心の戦い方になるな」
俺「でもこれだけじゃ流石に辛いかもな。サイドアーム的な何かがあれば」
ミーナ「それならこれも使って」
俺「M1911か。まぁあとはナイフでも持ってればいいか」カシャン
ミーナ「危険な戦い方をさせてしまう感じでごめんなさいね…」
俺「気にしなくていいよ。捨て駒的な扱いをしてくれても構わないよ」
ミーナ「そんな扱いは私がさせません!!!」
ミーナ「今は中尉も私達の仲間です。仲間を見殺しにするような作戦は私が許しません!!!」
俺「おおぅ…そんなに気を荒立てなくても」
ミーナ「あ、あらごめんなさいね…」
俺「ところで少し飛ぶ練習だとか訓練したいんだけど」
ミーナ「そうねぇ」
テクテクテク
宮藤「今日も頑張ろうね!リーネちゃん!」
リーネ「うん!芳佳ちゃん!」
ペリーヌ「全く…訓練と言っても遊びじゃないんですわよ」
ミーナ「あなた達!」
宮藤「あっミーナさんと俺中尉」
リーネ「どうしたんですか?」
ミーナ「あなた達、これから訓練?」
ペリーヌ「そうですけど、どうされたんです?」
ミーナ「調度よかったわ。俺中尉と一緒に訓練をやってほしいんだけど」
リーネ「俺中尉と…ですか」
ペリーヌ「む、無理ですわ!!」
宮藤「わかりました!」
リーネ&ペリーヌ「芳佳ちゃん(宮藤さん)!!!」
宮藤「だってみんなで訓練したほうが楽しいじゃないですか!!」
坂本「おっやってるなーお前ら」
坂本「俺中尉も訓練か!三人共ちゃんと教えてやるんだぞ!」
ペリーヌ「し、少佐は…訓練は…?」
坂本「私はこの後用事があるのでな!だから頼んだぞペリーヌ!!」
ペリーヌ「は、はいぃぃ」///
ペリーヌ「さぁあなた達!早速訓練を始めますわよ!!!」
宮藤「俺さん頑張りましょうね!」
リーネ「あの…頑張りましょう」
俺「優しいご指導よろしくお願いします」
ペリーヌ「先ずは飛び方ですが、こんな感じで」
俺「こんな感じか」ヒョイヒョイ
リーネ「銃の撃ち方ですが」
俺「こうだろ?」カッシャン、ズダンッ
宮藤「シールドの張り方ですが、こんな風に」キィィィン
俺「こうか?」キィィィン
宮藤&リーネ&ペリーヌ「(凄い…)」
宮藤「凄いです俺さん!」
リーネ「こんな短時間にこれだけ出来るなんて!」
ペリーヌ「ま、まぁまぁですわね!」
俺「そうか?まぁ銃なんかは軍にいたころ結構撃ってたからな」
ミーナ「凄いわね俺中尉。それだけ出来るなら
模擬戦でもやってみたら?」
俺「習うより馴れろ!か」
俺「それじゃやらせてもらいます」
宮藤「じゃあ、じゃんけんして誰とやるか決めましょう!」
俺&宮藤&リーネ&ペリーヌ「じゃ~んけんポン」
宮藤「私、ペリーヌさんとですか~」
ペリーヌ「なんですのその言い方。私では不満とでもいいますの?」
宮藤「いえそんなつもりじゃ」
俺「俺はリーネとか」
リーネ「よろしくお願いします…」
俺「よろしく。お手柔らかにな」
ミーナ「先ずは宮藤さんとペリーヌさんお願い。二人共頑張ってね」
ダダダダダダッ
ババババババッ
シャーリー「お~やってるな~」
ルッキーニ「なになに~模擬戦やってんの~?」
ミーナ「えぇ今は宮藤さんとペリーヌさんが」
ミーナ「その次はリーネさんと俺中尉ね」
シャーリー「もう模擬戦出来るんですか俺さん!?」
ルッキーニ「ほぇ~俺すごーい!!」
ダダダダッ
ダダダダダダダッ
宮藤「負けちゃった…」
宮藤「やっぱりペリーヌさんは強いですねー」
ペリーヌ「これくらい当然ですわ!!!」
リーネ「お疲れ様!芳佳ちゃん!」
ミーナ「それじゃ次はリーネさんと俺さんね!頑張って頂戴」
ルッキーニ「頑張れ~俺~!リーネ~!」
宮藤「頑張ってねリーネちゃん!俺さん!」
ミーナ「それでは始め!!」
ダンッダンッ
俺「おっといきなりかいっ!」ヒュン
リーネ「当たらないっ!」
俺「(この距離から精確に狙ってきてる…流石だなー)」
ダンッ
俺「うおっと!」ヒュン
俺「(これじゃ迂闊に近付けないな…)」
俺「(対装甲ライフルに固有魔法の弾道強化&視力強化は伊達じゃないってか)」
俺「(ここはハンドガンで牽制しつつ地道に距離を詰めて近付いて行くしかないか)」
バンッバンッ
ダンッダンッダンッ
エーリカ「お~みんな元気だね~」
バルクホルン「誰がやっているんだ?」
宮藤「バルクホルンさんにハルトマンさん!」
シャーリー「今はリーネと俺さんがやってるぞー」
バルクホルン「俺中尉だと!?もう模擬戦まで出来るレベルなのか?」
ミーナ「えぇ。凄い上達の速さよ。あれを見て」
バンッバンッバンッ
俺「(糞ッ!当たんねーし中々近付けねーよ)」
リーネ「(このままいければ!!)」ダンッ
バルクホルン「上手く飛べているが押され気味だな」
ミーナ「そうね。これからどう出るのか楽しみね」
エイラ「ん?何だ?模擬戦ヤッテンノカ?」
サーニャ「誰がやってるのかしら」
ルッキーニ「今ねーリーネと俺がやってるよー!!」
エイラ「俺さんガ!!もう飛べてるのカ?」
ルッキーニ「ほら!!あれっ!!」
サーニャ「凄い…」
ダンッダンッ
俺「(押されてんな…どうするか?)」
リーネ「(もう少しで!!)」ダンッ
俺「(あぶねッ!)」ヒョイ
俺「(太陽は…リーネの後ろ。俺の正面)」
俺「(俺が逆光浴びてたって固有魔法でリーネの気配を感じれば見えるけどこのままじゃ勝てないし)」
俺「(ちまちま考えたって意味ねぇ!!)」
俺「(とりあえず突っ込むか!!)」ギューン
エーリカ「俺が動いたよ!」
ペリーヌ「突撃するつもりですの!?」
俺「(前方にシールドを張って、相手がリロード中に撃つ!)」ズダンッ、カッシャン
サーニャ「シールドを張りながら片手で撃ってる」
リーネ「(く、来る!?)」ダンッダンッ
俺「(焦ってる!今だ!!)」ギューン
俺「(リロードの隙を狙って!!!)」
リーネ「(シールド!)」キィィィン
俺「(当たれやっ!!)」ズダンッ
リーネ「きゃあっ!!」
俺「(シールド張られたけど怯んでくれた!今の内に!)」ギューン
シャーリー「リーネを通り過ぎていったなー」
エイラ「ナニヤッテンダー?」
リーネ「(俺さんは!?後ろ!!)」チャキッ
リーネ「(ま、眩しいくて見えないっ)」
俺「(これで!)」バンッ
ペチッ
ミーナ「そこまで!!勝者、俺中尉!」
俺「ほーギリギリ勝てたか…」
リーネ「負けちゃった…」
俺「強かったよリーネは!あれはただ俺の運が良かっただけだ」
宮藤「二人共お疲れ様ー」
ミーナ「お疲れ様!リーネさん、俺中尉!」
ミーナ「凄いわね俺中尉!太陽を上手く利用した戦い方だったわ」
ミーナ「でも途中の特攻行為は褒める事は出来ません」
バルクホルン「それが無ければいい戦いでしたよ中尉」
俺「気をつけるよう精進します」
ルッキーニ「でも凄いねー俺ー!」
ペリーヌ「まぁあれだけ出来れば十分ですわね」
スゴイスゴーイ
その後、俺は坂本少佐の訓練漬けの日々を送りながら戦闘にも参加。
徐々ににネウロイの撃破数も稼ぎつつ模擬戦ではバルクホルン大尉やハルトマン中尉、ミーナ中佐や坂本少佐ともそこそこの勝負が出来るようにはなってきた。
とまではいかないが他の隊員とはそこそこの勝負ができるようにはなってきた。
周りは驚いていたが一番驚いたのは自分だった。
まさか自分にここまでの実力があるとは。
最終更新:2013年01月30日 14:42