―― A戦闘地区 地上――

キュィィィィィィィィヴゥゥゥゥ! ドシューン! ヴゥゥゥン ドーン! ヴゥゥゥン ドーン!
キュィィィィィィィィ ドーン! ガキン!ヴゥゥゥン ヴゥゥゥン ドーン! ガキーン!

俺「第3陣が合流したか…結構増えてきたな…大型ネウロイがいないだけましだが……」

加東「警報!!超大型陸戦型ネウロイ接近!タイプは4脚艦船流用タイプ、機銃多数!本体下部に大型砲塔を確認!」

俺「……いってるそばからお出ましか!」

ズン…ズン…ズン…
でけぇ…巡洋艦をベースにどっかのATの足を流用した大物……まさか報告にあったコード「S.O.W」?
こんな戦区で出会うとは夢にも思わなかったが……。

マイルズ「う、うわぁ……」

シャーロット「お、おっきい……」

パットンガールズ「「「大物だ…」」」

北野「…大きすぎますよぉ」

俺「……全ウィッチ聞け。やる事は変わらん。俺が囮、お前らが狩るコレは変わらん。行くぞ!」キィィィィンィィィィィィィ!!

マイルズ「よし!全車両横隊!前進!俺が誘導してきたネウロイに片っ端から鉛弾をご馳走するわよ!!」

マイルズ隊「「「「「了解!」」」」」

シャーロット「俺さんを狙うやつはみんなふっ飛ばします!」バウゥ!!   ガン ドオオオオオオオオン!!

パトリシア「男に尽くすのも!」ガギャギャギャギャギャギャ ドーン!
マリリン「良い女の!」ガギャギャギャギャギャギャ ドーン!
アビゲイル「条件だもんね!」ガギャギャギャギャギャギャ ドーン!

俺「どうした?隙見せたやつから俺の一物で串刺しだぞ。いいのか?」ガキン!ドキャン!…キーン  ドーン!

シャーロット「俺さん下品です……」ガキャン!

俺「す、すまないシャーロットだからそのでっかい大砲こっちむけないでくれ」ィィィィンィィィィィィィ!!

シャーロット「常に紳士的にですよ。俺さん」

俺「は、はい…っと」ヴゥゥン ガキン!ドキャン!…キーン キィィィィンィィィィィィィ!!

稲垣「どっせええい!」ドゴオオオオオオン

俺「!!どあわあああああ」」キィィィンィィィィ!!ゴシャアアア…

ボヨールドの流れ弾が俺の機体の真横に着弾…間一髪でそらしたがこ、殺すきか。

稲垣「す、すみません俺さん!大丈夫ですか!」

俺「だ、大丈夫だけど…もうちょっと気をつけて撃ってくれ!40mmなんてモン食らったら俺がミンチよりひどくなる
  ただでさえ、機体の装甲紙切れみたいなもんなんだからさ。頼むよ…」

稲垣「わ、わかりました!」

北野「敵大型ネウロイより反撃!来ます!」

ゴオォオオオ!! ヴゥゥゥ!キュィィィィィィン! ゴォォォォォンンン!!

下部大型砲塔からとんでもない光の濁流が俺を狙い放たれる。
ターンピックを使い、急旋回し間一髪でよけるが後方で大爆発が起きた。

俺「何ちゅう威力だあんなのかすったら一発でミンチだ……」

シャーロット「俺さんはやらせない!絶対に!」

ガウゥ!!   ガン   ガウゥ!! ガン 

俺「!?ティーガーの化け物砲が効いてない!」

マイルズ「嘘でしょ……」

パットンガールズ「「「こいつはどうだ!」」

ガギャギャギャギャギャギャ ドーン!
ズン…ズン…ズン…

北野「き、きいてません~」

マルセイユ「下からはダメかもしれないけど…上からならどうだ?」バララララララ ガキン!

稲垣「どりゃあああああ!」バウゥ!!   ガン  キラ

ライーサ「着弾確認!……見えた!コアを中央上部に確認した。マミやっちゃって!」

稲垣「す、すみません…弾切れです…」

加東「えぇ!?」

マルセイユ「それじゃあ私がもうらうよ!…!」バラララララ キッキキン

ライーサ「さ、再生が早すぎる!」

マルセイユ「それじゃもう一度!」バラララララ キッキキン

ライーサ「効果なし!?…装甲が強化される……」

加東「っく!やっかいだな」

北野「敵反撃きます!射線は……!マイルズ少佐を狙っています!」

マイルズ「っ!!」

俺「マイルズ少佐!!」

キュィィィィィィィィィィィィィィィィィンィィィィィィィ!!
ローラーダッシュを全開にして向かうが…

キュィィィ…

シャーロット「だ、だめ間に合わない……」

バシュン!

マイルズ「ぐ、ぐううぅぅぅ」パキィィィィィィィィ

マイルズ隊員「少佐!」

マイルズ「も、もう……だめぇ…」パキィィィィィィ

キュィィィィィィィィィィィィィィィィィンィィィィィィィ!!

俺「マイルズゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!」ガシ!

マイルズ「お、俺?きゃ!」

シールドを張っているマイルズを無理やり右腕に抱え込み
ビームから引き剥がす。

ドゴォォォ!

行き場を失ったビームは地面に命中し大爆発を起こし爆風で
スコープドッグごと吹っ飛ばされてしまう……

加東「っく!全機!俺とマイルズをカバーしろ!」

全員「了解!」



マイルズ「いたたた…っは!俺!大丈夫!?俺!ハッチを空けて!!」

バシュ

俺「あいてててて……無事…だったか?マイルズ…っつ…」

マイルズ「っ!馬鹿!人のことより自分の心配しなさい!」

俺「あ、あぁ……ぶっ飛んだ時に…肋骨が…2本ほど折れちまって…る…だけだ…モルヒネでも打ちゃ…まだ戦える」

マイルズ「お、俺…」

俺「頼む…マイルズ…モルヒネを…とってくれ」

マイルズ「……」ス…

俺「一つ…貸しだな…ありがとよ(プス)っぐ……はぁ…はぁ…」

マイルズ「……まったく…また無茶して…」

俺「好きな女の前で…良い格好したいのは当たり前…だろ?」

マイルズ「……心配ばかり掛けて…ひどい人」

俺「そういうな…間に合ったんだからキスの一つぐらいほしいもんだがね」

マイルズ「終わったら好きなだけしてあげるわよ…いまはあの大物よ……やれる?」

俺「愚問だな。…さっさとあいつを地獄に叩き落してたっぷりマイルズを可愛がってやりましょうか」

マイルズ「お、俺!!」

俺「ははは…約束は…してもらえるんだろ?」

マイルズ「…あいつをぶっ飛ばしてくれたらね…でも…方法はあるの?」

俺「当たり前だ」
                   レッドショルダー
俺「不可能を可能にするソレが特殊部隊の一員としての面目ってもんさ」

シャーロット「ぐぅ!もう残弾が…残り少ない……」

パトリシア「こっちも残り少ないよ…」
マリリン「こいつ全然堪えてない……」
アビゲイル「……きつい」

北野「も、もうシールドを張るのもつらいです…」

俺<<全員聞け!!>>

北野「俺さん!?」

俺<<今から俺とマイルズ少佐があいつの上に飛び乗って零距離射撃をしかけ、コアを破壊する。援護してくれ>>

アビゲイル「援護しろったって…どうやってあのデカブツの上に飛び乗るのさ!!」

俺<<ATのバックパックについてるワイヤーアンカーを使用すれば登れるさ。
  問題は接近するまでに俺がスクラップになるかならないかにかかってる
  ……どうだ皆?俺に賭けてみないか?>>

シャーロット「そんなの…俺さんに賭けるに決まってるじゃないですか」

マリリン「賭けるまでも無いじゃん?」
アビゲイル「出来るっていってるようなもんだモンね~」
パトリシア「賭けになってないよ俺!」

北野「俺さんがそういったときはいつも出来てました!今回も俺さんに賭けます!」

俺「…よしまかされた。そんでは…いくぞ…」

俺「レッツパアアアアアリイイイイイイイイイイ!!」

キュィィィィィィィィィィィィィィィィィンィィィィィィィ!!
俺の叫びを合図にローラーダッシュを全開にして飛び出す
中型・小型が俺に気づきビームを放ち始めるが最小限の
反撃のみで回避、無視する

シャーロット「俺さんに手を出すな!」
ガウゥ!!   ガン ドオオオオオオオオン!!! ドウゥ!!   ガン ガッギギギン
俺に手を出した哀れなネウロイはティーガーの餌食になり片っ端から吹っ飛んでいく。

北野「!!警報!大型が攻撃態勢!射線は…俺さんです!」

マイルズ隊員「撃て撃て!俺とマイルズ少佐の邪魔をさせるな!」ガギャギャギ ドーン!
マイルズ隊「了解!」

パットンガールズ「「「残った弾薬ぜんぶもってっけー!」」」ガギャギャギ ドーン!

ギャギャギャギャギャギャ  ドーン!

マイルズ隊&パットンガールズの集中砲火を受けた大型ネウロイの砲塔は破壊され
沈黙するがまた再生し始める

マイルズ「俺!いまのうちよ。再生する前に早く!」

俺「わかってる…これでも飛ばしてるんだ」

さっきの爆風の衝撃でローラーダッシュ機構にダメージを受けたのか
思うようにスピードが安定しない。
そうしている間に砲塔の再生が完了してしまった。

マイルズ隊員1「っく!もう一度砲塔に一斉射を!」
マイルズ隊員2「だ、弾薬欠乏!」
マイルズ隊全員「な、なんてこった!」

パットンガールズ「「「こっちも弾切れ!…シャーロット!」」」

シャーロット「任せてください!!」
ガウゥ!!   ガン ドオオオオオオオオン!!!
ガウゥ!!   ガン ドオオオオオオオオン!!!
ガウゥ!!   ガン ドオオオオオオオオン!!!

ティーガーの化け物砲が砲身に無理を掛けながら連射を行うが…

俺「か、火力が足りない……あと少しだけ足りない……」






「ステンバーイ……ステンバーイ……ゴゥ!」







ガゴォーン! ガン!

俺「今のはアハトアハト?どこからだ」

マクミラン「ビューティフォー…素晴しいヘッドショットだったな」

マーカス「これがプランBか…なかなかいいもんだなぁBも」

ドム「あぁ?ねぇよ。そんなもん」

ジョンソン「話は聞いてる!」

ギャズ「もちろん全額お前さん賭けだ!」

ソープ「終わったら一杯おごってもらうぜ!」

プライス「さっさとそのデカ物沈めちまえ!」

ルーキー「……」ターン ターン ターン ガキン…ガチャ ターン

チーフ「こっちは撃ちまくる…いくんだ」バララ バララ バララ

ノーブル「……」バシューン!…ドン! カキン ガチャ バシューン!…ドン!

俺「ははは!あんたら最高だ!レッドショルダーに入るか?」

「「「「「遠慮しとくぜ」」」」」

俺「言うと思ったよ……よし。最後の仕上げだ。アンカーの射程内に入った」

しかし、アンカーの射程内といっても、ネウロイの動きをとめなければ昇れない。
そこで右肩に装備された虎の子の6連装ロケットランチャーをネウロイの脚部間接部に
全弾叩き込む。

ブシュシュシュシュシュシュシュゥゥゥゥ! ドーン!

俺「全弾命中。姿勢を崩した」

マイルズ「俺!ワイヤーアンカーを!」

俺「了解」

左のバックパックに装着されたワイヤーアンカーをネウロイの胴体に打ち込む。

俺「…よし、アンカーの安定確認。行くぞマイルズ、舌かむなよ?」

マイルズ「え、ちょっと!」

言うな否やアンカーを巻き、ネウロイの胴体をローラーダッシュで無理やり駆け上がり。
勢いをつけ強引にジャンプし、ネウロイの上に飛び乗る事に成功した。

マイルズ「ぐうううう~。しひゃかんだ~。もっひょソふとにひゃくひしなひゃいひょね・・・(もっとソフトに着地しなさいよね!」

俺「す、すまない。……えーっと、さっきマルセイユ達が破壊したところは……」

マイルズ「…あった!前方50m先に変色してる部分があるわ!あそこよ!」

俺「了解した…マイルズ、残弾は?」

マイルズ「あと10発よ」

俺「それだけあれば十分だ」

キュィィィィィィィィィィィィィィィィィンィィィヴゥゥゥゥン…

俺「ここか……!うわ!」グラグラ

ネウロイが上に乗った俺達に気づいたのか振り落とそうと思い切り
体を振り回してくる。

マイルズ「きゃああ!な、なんとかならないの俺!?このままじゃ落とされる…」

俺「くそったれええええ!」

ATの脚部に取り付けられたターンピックを打ち込み、ピックを強制固定し
振り落とされないようにする。

俺「まだまだあああああ!!」

さらにマルセイユが破壊した付近にアームパンチを右腕のみ1発のみ残し
打ち込み。さらに左腕のアームパンチを全弾打ち込んだ上に、パイルバンカーをぶち込み完全に機体を固定する。

俺「よし、マイルズ!出番だぁ!やってやれ!」

ハッチを開放し、マイルズが身を乗り出し砲を構える。

マイルズ「とまれええええええええええええええええ!!」ガンガンガンガン!!

弾を撃ち込む…!撃ち込む…!撃ち込む…!撃ち込む…!撃ち込む…!

俺「装甲に亀裂がはいった…そのまま行け!」

さらに撃ち込む…!撃ち込む…!撃ち込む…撃ち込む…!…見えた!

マイルズ「コアが見えた!……とどめぇ…!?

ガァーン チュン!

マイルズ「しまった!コアが!」

最後の一発を叩き込んだ瞬間コアが移動を開始し最後の一発が外れてしまった。
さらにコアは移動し、さらに奥に引っ込もうとするが…

俺「させるかよ!」

俺はすばやく反応し、スコープドッグの右腕を引き抜きマイルズが空けた風穴に突っ込む。

俺「……おっと……どこ行こうってんだ?」

アームパンチを作動させ無理やり、リーチを伸ばしコアをつかみ引きずり出す!

マイルズ「こんないい女と男を置いてさ」

コアをコクピットの前に移動させ腕を固定する。
俺は腰の2つホルスターからAT乗り愛用のバカラ・メタル社製バハウザーM571アーマーマグナムを引き抜き
弾切れの砲を放棄したマイルズに1丁手渡し一緒にアーマーマグナムを構える。

俺「お前には」

マイルズ「あたし達と」

俺&マイルズ「「地獄まで付き合ってもらう」」

ガーン!!!    パリーン!

ズン……ズ……ン

…コアを破壊された事で完全に機能を停止し、このデカ物の息の根はとまった。

俺「俺軍曹より司令部。および全部隊に通達」

俺「超大型ネウロイのコアを破壊。機能停止を確認…作戦終了は…終了した」

ヤン<<了解した。……よくやってくれた…感謝する>>



無線機<<ワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!>>




無線機から怒号のように歓声が聞こえてくる…俺たちは…勝ったんだ。

マクミラン「ビューティフォー…やりやがったぜあいつ!」

マーカス「ったく…さすがは赤肩ってやつか!」

ドム「たいしたもんだ!」

ジョンソン「っへ、俺たちの援護がなきゃあぶなかったが…よくやったもんだぜ」

ギャズ「こりゃ一杯どころじゃすまんな!」

ソープ「貸切だ!貸切で飲むぞ!」

プライス「ティルドーンか…ひさびさだな」

ルーキー「……」
チーフ「……」
ノーブル「……」
アビーター「たやすいことではない」

シャーロット「さすが俺さん!やってくれました!」

マリリン「ふ~しんどかった~早く戻って熱々シャワー浴びたい~。わたし、いっちばーん!」

アビゲイル「私にばーん!」

パトリシア「もう!あんたたち!基地に戻るまでが戦闘よ?気を抜かないの!」

北野「でも…きょうほんとにしんどかったです~」

シャーロット「けど、俺さんとマイルズ少佐はどうするんです?」

アビゲイル「あの二人?あのままほっとけばかえってくるからだいじょぶよー」

マリリン「久しぶりに二人っきりになってんだからほっとこー」

北野「い、いいんですかそれで・・・・」

全員「い~のい~の!」

―――俺搭乗スコープドッグ・コクピット内―――

俺「…やりましたな。マイルズ少佐」

マイルズ「ふふふ、ほんとにやっちゃったわね…まぁ当然の結果だけど…ね?」

俺「それじゃあさっきの約束…果たしてもらおうか?」

マイルズ「……えぇ、それと。さっきドサクサにまぎれて名前だけで呼んだでしょ?」

俺「も、申し訳ありません少佐…つい」

マイルズ「そんな腕だけはいい出来の悪い子にはご褒美はなし…ね?」

俺「……了解しましたマイルズ少佐…それでは帰還準備に入ります」

マイルズ「……俺、こっち向きなさい」

俺「…っは…なんでむぐぅ!」

マイルズ「ん~……れる…ちゅう…あむ」

俺「ぷはぁ!…ご褒美話だったのでは?」

マイルズ「あのデカ物をやった分はなし…コレは私を助けてくれた分よ…納得いただけた?」

俺「はい…納得…しました」

マイルズ「はいはい、いつまでもほうけてないで!帰還しましょ?」
俺「…マイルズ?」

マイルズ「もう!勤務中はよばないでってムグ!」

俺「ん…」

不意を疲れたのが悔しいので無理やり奪ってやった。

マイルズ「ん~……れる…ちゅう…あむ」
マイルズ「れる……ちゅう…ふぅ…」
マイルズ「むう……ふぁ…れる…」

俺「(よしもう十分だろ)」

十分に堪能した俺は唇を離そうとするが…

マイルズ「むう……あ…まだ…だぁめ…もっと…ね」

俺「お!おい!ま」
マイルズ「むう……ふぁ…れる…」

その後10分位むさぼられた後開放された…

俺「く、くそ・・・」

マイルズ「もう……まだまだ青いわね~。ほら、続きは基地に帰ってからね?帰還するわよ!」

俺「ふぅ…了解しました!特殊任務班X-1、『レッドショルダー』ウィッチ随伴機担当!俺軍曹!
  マイルズ少佐と共に帰還いたします!」

マイルズ「はい、帰りましょ。私達の家へ。続きはそのときにね……ん?……!!……っきゃ!」バシューー!!

準備に取り掛かろうとしたとたんコクピット内部の破損した部分から液体が噴出した。

俺「液漏れ!?中和剤を!」プシュー!

ATに搭載されているポリマーリンゲル液は安定性が低く爆発の危険があるため
緊急時用にコクピットには中和剤が搭載されている。ソレを俺はすばやく取り外し噴射する。

マイルズ「うう~、べとべと~せっかく決まったとおもったのに~」

俺「申し訳ありませんマイルズ少佐……っ!?」

マイルズ「?どうしたの俺?……!!」

俺の視線をたどってどんどん視線を下にしていくと……

そう、ATに搭載されているポリマーリンゲル液は安定性が低く爆発なる薬品
…『圧縮エーテル水』が使用されている。圧縮エーテル水は人体には影響はないが
魔法繊維で編まれた服を…





マイルズ「ふ、ふくも…ず、ズボンも…と、溶けてる!!!」





そこにはもう少しで胸の突起が見えそうになった服と役目を果たしていないズボンを
足に引っ掛けた……非常に官能的な姿をなされたマイルズがいた。
……溶かすのだ。それがAT…アーマードトルーパーが最低野郎と呼ばれる真の理由なのだ。情けない。

マイルズ「き、き、き!!」

俺「ま、まてマイルズ落ち着けマイルズ!ベットの上じゃソレよりすごいことしてるだろ?それに!
  扶桑の巫女服とか!セーラー服とかいつもしてくれたじゃないか!!」

マイルズ「ここここ、此処はベットじゃないの人もいるし昼だし!もう!こっちみないでぇぇ!!」グオン!

俺「ぐぉ!!」グメシャァ!!

その瞬間目にも留まらぬ音速のボディーが見事に俺に炸裂した…不吉な音を立てて。
…骨折している肋骨へ。

俺「……」

マイルズ「俺?…俺!!俺~~~!!」

見事に撃沈した。

――第31統合戦闘飛行隊 アフリカ 野営基地・将軍達のテント――

パットン「…まさかてめぇが戦力をよこしてくれるなんておもってなかったぜ」

ロンメル「本当にそうだな…不本意だが貸しを作った事になるな」

モンゴトメリー「…本当に不本意だがな」

パットン「なぁ?ヨラン・ペールゼン准将?」

ペールゼン「……」

パットン「お前さんが動くという事は、何か裏があるってことなんだが……どうなんだ?」

ロンメル「その件についてはずっとだんまりというわけにも行かんぞ?」

モンゴトメリー「で?本当の所はなぜ突然お前さんの虎の子『レッドショルダー』の面子を貸し出したんだ?」

ペールゼン「……」

パットン「……だんまりじゃわかんねぇんだよ!しゃきしゃき答えやがれ!」バン!

ペールゼン「…至極、簡単な話さ…」

ロンメル「…簡単な話だと?」

ペールゼン「……キリコ以外に中々面白い素材が見つかったものでね」

パットン「キリコ……例のお前さんが研究してる異能生存体のことか」

ペールゼン「そうだ…ウィッチと共に戦う事でその性能が120%増幅され
      キリコと同等…いやそれ以上の異常なまでの生に対する執着をもった個体が確認されたのだ」

ロンメル「…そいつの実験てことか…まさか!」

ペールゼン「そうだ…帰還と同時に医務テントへ担ぎ込まれた奴がそうだ」

モンゴトメリー「俺軍曹か」

ペールゼン「そうだ…奴は原因はわかっていないが、肋骨が折れ、骨が肺を突き破りさらには心臓まで達していたが」

パットン「…蘇生していたな…医者どもが騒いでたのを見たぞ」

モンゴトメリー「それが今回の増援の理由というわけか?」

ペールゼン「…それだけではない…今回最も重要だった理由……それは」

三将軍「それは?」




                   ウィッチ

ペールゼン「儂のハニーたちを救うためにきまっておろうが!!抜けぇ!!貴様らぁ!!」




三将軍「上等だぁ!!」





         アホドモ
その後……4人の将軍の激戦は熾烈を極め約100時間に及ぶ場外大乱闘に発展した。

その様子眺めていた兵士はこう語った

兵士「あの爺どもなんで将軍やってんすか?正気っすか?」

後に、この血みどろの戦いは『アフリカ戦線・血の100時間戦争』と呼ばれる事になる。




最終更新:2013年01月28日 01:33