880 :リンクスな俺:2010/12/22(水) 23:01:20.78 ID:a5H4ti2z0
※アーマード・コア知らない人はスルーした方がいいかも・・・説明とかないから
投下開始

序章<始>

クレイドル03防衛戦


高度数千メートル上空・・・


そこには2機のネクストがいた。


片方は古王が操縦する悪魔のような形をした機体。
もう1つは俺が操縦する黒と赤を基調としたネクスト。


元々は5機あったクレイドルは古王によって3機まで減っており、
4千万人の尊い命が地上で真っ赤な花を咲かせて散っている。

だが、古王とともにクレイドルを襲撃した自律ネクストは
すべて俺によって撃墜されている。



881 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/22(水) 23:03:43.99 ID:qMRRtbX20
俺も基本空き巣投下屋です。早く書き溜め終わらしたいなー

早速始まったな、支援するぜ


882 :リンクスな俺:2010/12/22(水) 23:05:46.63 ID:a5H4ti2z0
俺「お前・・・なぜ、4千万人もの人間を殺した!
何が目的だ!!答えろ!古王!!」


俺は怒りを隠そうともせずに、感情をそのまま古王にぶつけている。
それと同時にブーストを使って一気に接近し、
左腕の突撃ライフルを撃っている。


古王「目的?そんなものはない。ただ殺したかった、
だから殺した。何か問題でもあるのか?」


俺の怒りを宿している言葉に、古王はさも当然のように軽い口調で言い放ち、
一気に上昇して俺が放った銃弾をすべて避けている。


そして降下しながらショットガンを放ち振り向き様にミサイルを放つ。



883 :リンクスな俺:2010/12/22(水) 23:10:35.33 ID:a5H4ti2z0
俺「おまえは自分の欲望を満たすために4千万人を殺したのか!
ふざけんじゃねぇ!!」


そう叫ぶとクイックブーストでジグザグに移動しながら古王に接近して行く。


俺「おまえは必ずここで殺す!!!」


そう言うと俺は真正面から突っ込んでいく。自棄になったのか知らないが、これではただの的だ。


古王はこのバカ正直な突撃に落胆しさっさとこれを始末して、
残りの3機のクレイドルをどうやって潰そうかと考えている。



884 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/22(水) 23:13:05.48 ID:S52zb/tX0
これでアーマードコアは2作目だな


885 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/22(水) 23:15:03.78 ID:qm1SCB8j0
支援!
空き巣ナカーマ!ww >>881  


886 :リンクスな俺:2010/12/22(水) 23:16:32.12 ID:a5H4ti2z0
古王(じわじわとなぶり殺しか・・・
それとも派手にぶっ壊してやろうか。
デカイ花が咲くな、地上でも見えるんじゃないか?)


そんなことを考えているうちに、古王の銃弾により俺のネクストは
すでに右腕が破損しており火花を散らしている。


だがお構いなしと言わんばかりには俺は突っ込んでくる。
その無謀な突撃に半ば呆れながら古王は照準を合わせる。


だが、少し今の俺の行動に古王は疑問を持った。


こんな簡単に感情的になるバカが、ここまで生き残れるのか?
もしかしてこれは演技で、何か考えがあるのではないか・・・?と


そう考えた瞬間、古王は俺が考えていることを瞬時に思いついた。
そしてすぐに後退しようとする。だが・・・



887 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/22(水) 23:18:24.33 ID:YUv47YIP0
ACはみんな4faなんだよなぁ~

いつになったら俺レイヴンがでるんだ?


888 :リンクスな俺:2010/12/22(水) 23:25:11.12 ID:a5H4ti2z0
887いつかアフリカに出そうと思ってる


俺「遅いんだよ!虐殺王!!」


後退しようと動いた瞬間、その隙を狙っていた俺は
一気にブーストを使って古王の目の前に躍り出た。そして・・・


俺「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!!」


俺は捨て身のAAを発動した。緑色の光が周りを蹂躙し、染めていく。
ネクストの攻撃の中で一番危険な攻撃で、一番強力な兵装である。


だがこれで、しばらくはPAを張れない。もしこれで古王を倒せなかったら
俺に残されているのは・・・死、のみだ。


そして徐々に光は収まっていき、しばらくすると、周りの様子が見えてくる。



889 :リンクスな俺:2010/12/22(水) 23:29:11.26 ID:a5H4ti2z0
俺「終わった・・・か?というかむしろ終わってくれ・・・」


そんなことを言いながら息を整え、周りを確認し、古王の機影が見えないのを確認した後、ため息をついた。


俺「クレイドル、2機も落とされたな。4千万人も・・・死んだんだよな。
ま、6千万人も守れたんだ。薄汚い傭兵にはこれくらいがちょうどいいだろ・・・」


そんなことをぼやき、ふと上を見るとはるか上空にかすかに光が見えた。
その光から大量のミサイル群が降ってくる。


ミサイル群の先にいる光の元は、古王のネクストだ。


俺「しつこすぎだろ!さっさと落ちろ!!」



890 :リンクスな俺:2010/12/22(水) 23:32:28.70 ID:a5H4ti2z0
すぐにネクストを動かし避けると、上空に向かってライフルを撃込む。
何発かは外したが、古王のネクストはもう動くこともままならない 。


すぐに命中し、ボッ!と火の玉を吹き、落ちて行った。
しばらくすると派手に花火を咲かせた。


だが俺はそんなものを見る余裕がなかった。


いつもは右腕のマシンガンで迎撃できるが、
右腕が使えないのでミサイルをすべてライフルで迎撃しなければならない。



891 :リンクスな俺:2010/12/22(水) 23:36:08.00 ID:a5H4ti2z0
俺「クソ・・・!!俺も死ぬのかよ!!
死ぬのは古王だけで十分だって!
ああもう!こんなことなら両腕マシンガンにすればよかった!!」


そんなことを言っているうちに、
俺が打ち漏らしたミサイルが右方向から飛来。


ミサイルは元々破損していた右腕に直撃した。
その攻撃によって右腕は跡形もなく消え去ってしまった。


俺の右腕に激痛が走る。


その激痛が走った瞬間、俺は自分の意識が
徐々に薄れていくのを自覚した。



892 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/22(水) 23:39:53.47 ID:qMRRtbX20
支援


893 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2010/12/22(水) 23:40:05.77 ID:hNyBIeFU0
支援
最近のACって両腕銃装備できるんだな
右手装備の補助銃は3位からあったが


894 :リンクスな俺 とりあえずこれで投下終了:2010/12/22(水) 23:41:48.86 ID:a5H4ti2z0
俺「ここで意識失ったら。地球に落ちんじゃねぇか
。つーことはもう俺の人生終了か・・・
もう少し人生を楽しみたかったな。
あ~死にたくねぇ~でもゆっくり寝られるし、別にいいかな・・・」


それが・・・この世界での俺の最後の言葉だった・・・


俺は、そのまま気を失ってしまった。


操縦する者がいない黒色と赤色を基調としたネクストは、
地球に引き寄せられるように・・・徐々に落ちて行った・・・


序章 <終>



  • 此処まで見ていただきありがとうございます。変なところがあった教えてください。すぐに治しますんで (2010-12-23 16:52:20)
  • 治さなくておk早く続きを (2011-01-29 11:30:16)
コメント:
最終更新:2013年01月31日 15:46