「蒼穹の絆1-5」

―慰労会― ミーナ視点

基地防衛隊と管制部で勤務時間の者にはアルコールは無しだが彼らはそれを受け入れてくれた。
ごめんなさいね、とミーナは呟く。戦争が終わったら・・・皆で一緒の時間にお酒を楽しむ日が来るでしょう。

隊員は勢ぞろい。今夜の警急任務は隊員と機材の点検・休息のために不可として司令部に報告、了承を
得ている。まあ、最悪のことが起きてもなんとかするけど・・・。大丈夫よ。

食堂では、いつもの着座スタイルとは趣向を変えて立食形式としてテーブルを用意してある。椅子は壁側
におかれ、小テーブルも付属しているので自由に動き回ることが出来る。
日頃の戦績にシャンパンで乾杯し(司令部からの差し入れだ)、皆歓談しながら大量の料理(主に宮藤・
リーネの努力の成果)に取り組んでいる。

ミ「リーネさん、宮藤さん」

 まだ厨房でゴソゴソやっている二人に声をかける。あなたがたも楽しんで。

ミ「まだ、続くの?」

芳「いえ、これから一時間以上大丈夫です!」

 デザートかしらね?作っているのは・・・。

ミ「そう。なら、その間は皆と楽しんでね? 若いんだから、沢山食べなくちゃ・・・」

 息抜きしてね・・・。

「「はい!有難うございます!」」

 元気よねえ~。ケータリング部隊?として、整備部・基地防衛隊そして管制部に飲食物を大量に製造・搬送
 もしてくれた。なにか、彼女達をねぎらうことを考えましょう。

 会場に戻ると、サーニャとエイラが手を引っ張って小テーブルに私を着かせてくれた。

サ「ミーナさん、しっかり食べてください・・・」

 あら。有難う、と微笑むとにっこり笑ってくれる。癒されるわ。

エ「美味しそうなのを、少しずつ品数多く用意したからナ。すぐに別のを持ってくるから!」

 有難う。戴くわね。

 数分のうちに、両手に其々お皿を持って帰ってきた。あらあら、まだ終わってないわよ?

ミ「ありがとう。じゃあ、一緒に戴きましょうよ?」

 誘うとにっこりして座ってくれた。静かな音楽がスピーカーから流れる笑いに満ちた空間。肩の力が抜け、
 胃のしこりが解れる。美味しい・・・。リラックスしながらの食事だわ。いつもとなにが違うんだろう?

 3人と歓談しながら、ゆっくりと食べたつもりだったけど・・・私、あれだけあった食事を食べちゃった?
 気付くと、料理の山もあらかた片付いたみたい。皆もしっかり食べたのね。私だけじゃなくてよかった。

 シャーリーさんが音頭を取って、食事の移し変えとテーブル配置の変更をしてくれて、ソファで寛ぎ
 ながら続きが出来るようになった。リーネさんと宮藤さん、俺さんの声がキッチンからしている。
 ガラガラと台車の音もしているから、デザートを各部に運び始めたんでしょう。私も手伝おうと、顔を
 出したけれど俺さんに連れ戻されてしまったw。

俺「ミーナさんはゆっくりしてくださいよ」 

 はいはいw いい子にしますww。

 あちこちに出来たグループをゆっくり廻りながら軽い会話をする。皆、寛いでいるわね。成功だわ。

芳「俺さんが作った焼きプリンですよー」

 宮藤さんたち、戻ってきたのね。俺さんが作ったの?

リ「暖かいうちに召し上がってくださいねー」

 リーネさんと宮藤さんがお皿に乗ったカップとスプーンを皆に配る。
 私の元にも一つ手渡された。本式みたい。

シ「俺さん、凄いじゃないですか!」

 うん、これは褒めるレベルだと思う。柔らかな良い香り。

ル「いっただっきマーーーーーーーーーーす!」

 ルッキーニさん、早速頬張ってる。あら、ニコニコね。

ル「すっごいおいしいー!おれ、すっごーい!お代わりちょーだい!」

 あらあらあらw

リ「沢山ありますよー!余裕もたせて作りましたから!」

 ルッキーニさんが飛び上がって喜んでる。よかったわね。

 私も、そっとスプーンで掬って口に含む。美味しい・・・。香料も何か入っているらしくて、口から鼻に
 抜ける香りも素晴らしい・・・。目を瞑って、楽しみながら食べる。

 ブランデーも皆に配られた。飲むかどうか、そして量は各自に任される。早速口をつけたルッキーニさん、
 咽ているわね。あなたにはまだ少し早いかな?香りを楽しむといいわよ。
 プリンとブランデーも相性がいいわね・・・。

俺「お気に召しましたか?」

 あら、俺さん。ええ!とっても!

俺「リベリオンで覚えたんですよ。喜んでいただけて嬉しいです」

ミ「初めての味です。俺さん、お料理もお得意なんですか?」

 思わず尋ねてしまった。失礼だったかしら。扶桑の男性は、料理をするのは恥とかなんとか聞いたような・・・?

俺「いえ。限られたレパートリーしかありません。デザートで作ることが出来るのはこれだけです」

 本当かしら?笑いながら言うけれど、眉唾ねw。

ミ「レシピは難しいんですの?」

 私にも、作れるのかな・・・。

俺「簡単ですよ。プリンそのものは牛乳と卵の黄身、三分の一の白身、あとは砂糖と香料です。私が作れる
 のですから、ミーナさんならもっと美味しく作れますよ」

 なんてことはない、と軽く説明されても・・・。困ったわ。

ミ「そうかしら?・・・私、実は料理は余り・・・」

 笑われちゃうかな・・・。笑われちゃうわよね・・・。

俺「大丈夫。私も昔は、ね。ネコまたぎ製造機、とあだ名をつけられたことがあります」

 ネコ・・・なんですか?それは??

俺「不味過ぎて、腹を空かしたネコも無視して跨いでいく、ということですw」

 私の周りで大爆笑が起こる。私も涙が出るほど笑ってしまった。

ル「ねえねえー。おれ~。黒豹はこの味大好きだから!」

 また爆笑。
 黒豹はネコとちがいますわよ!とペリーヌさんも合いの手を入れて更に爆笑w。ああ、苦しい・・・。

サ「私も・・・大好きですよ」

 あら、サーニャさんも?

リ「ええ!ブリタニアのプリンより美味しいです」

 お菓子自慢のリーネさんまで。

 連続して、ネコが使い魔の隊員が声を上げていた。

ペ「最高ではないですか?本当においしゅうございます」

 あら、ガリア自慢のあなたが。変わったわね・・。俺さんのあの一件以来・・・。

シ「リベリオンだって美味しいものは あ・る・ぞ!すごいだろー!w」

 また爆笑。胸を張ると凄い迫力だわw。

エ「なんだよー!キツネだってこの味は最高だと思うぞー」

 あらあら、エイラさんまでw。

美「犬も大好き!まっしぐら!わっはっはっ」

 私もそう思うわ、トゥルーデも沢山食べたし。
 エーリカは・・・喋るより、食べるほうに忙しいのねw。甘いもの好きだから・・・。
 はあ!腹を決めて!いくのよ!ミーナ!

ミ「じゃあ、今度教えてくださる?/////」

 ドキドキしながら言ってしまった・・・。断られたらどうしよう。
 周りはピューピュー煩いわね///。お願い、からかわないで。でも、出来が悪かったら・・・笑われるかしら・・・。
 言わなきゃ良かった。嗚呼。私のバカ・・・。

俺「では、次の射撃訓練のあとでやりますか?銃の掃除をしたあとですから、手をしっかり洗いましょう。
 オイルが匂ったら、ちょっと残念ですからww」

 また笑いが沸く。よっし!がんばろう!俺さんに認めてもらえるようにがんばるわ!見ていなさい!

 トゥルーデがシャーリーさんをからかう。

バ「シャーリーは大丈夫さ、オイルが大好きだからな!」

 トゥルーデがねえ、珍しいw。

シ「おう!まっかせておけ!そのときは私がプリンを独り占めだ!うれしいねー!」

ル「あ!シャーリィーー!ずっこーい!半分、いや、9割頂戴!!あ、でもオイル臭いのか・・・。う”-。
 ドウシヨウ・・・ウーン」

 私も大笑い。


皆が別のお酒を出してきて、お酒メインの時間となった。俺さんがタバコを吸うからとテラスに出る。
さっき、勇気を振り絞ったおかげで、なんか気が楽になった。言ってみてよかった。
カヨさんが、なにやらボトルにグラス、ソーダサイフォンそして氷をトレイに載せて一直線に私のところ
にきた。

香「ミーナさーん!」

 はいはい?なあに?カヨさん?

香「私が作ったお酒、飲んでみてください!」

 あなたが作ったお酒??お酒を?器用なのね!

 廻りも寄ってきた。

香「はい!梅酒です。プラムをショーチューというお酒に氷砂糖と一緒にして漬け込んで作るのが基本です」

 果実酒ね?砂糖をいれたの?甘すぎない?

香「その分量とかが各家庭の秘訣なんですよww 坂本さんの家の梅酒と微妙に違うはずです」

 家庭独特ですか。

香「ええ!加藤家スペシャル!美味しいですよぉーw」

 色がちょっと・・・怪しくない?

 香代子が手早く、梅酒を2、ソーダを5として、混ぜたものを氷を入れたグラスに注ぐ。

香「どうぞ!濃さはこのくらいがよろしいかと思いますw」

 手を添えて渡してくれた。では・・・。

ミ「!とっても美味しい!!」

 思わず二口目。ほんっとにおいしい!果実風味が素敵。

 私の反応で、周りからもオーダーがカヨさんに集中する。美緒は?と見やると、ニコニコしながら日本酒
 をヒヤで呷っている。あれは危険なのよね・・・。ギンジョウシュ、だったかしら。
 ルッキーニさんも薄く作ってもらったのを喜んで舐めている。皆気に入ったみたい。口に含んで笑顔に
 なってるわ。少佐は一升瓶抱えてるけどw。

ミ「カヨさん、もう一杯お願いできます?w」

 微笑みながら作ってくれて、自分の分を(私のより)濃い目にしたカヨさんが私の横で落ち着いた。

「「カンパーイ!」」 

 うわぁ、一気飲み。凄いわね。

香「お酒しか、楽しみがないんですよ。私w」

 笑いながらこぼすカヨさん。そんなにお綺麗なら、沢山お楽しみもあるでしょう?

香「いーえ!ダメです。俺さんの下で働く限り!」

 あら・・・俺さんって実は問題がある人なの?暴力を振るうとか、酒乱とか、浮気性とか、ギャンブル好き
 とか、借金王とか・・・。聞くのが怖くなってきた・・・。
 それに、俺さんとあなたの関係も気になるのよ。

 ゴクゴクと呷って、新しいのを作り出す。あ、私はまだ大丈夫よ。ちらっとトレイを見ると、同じ瓶が5本。
 残り全部、一人で飲み干しそうね。美緒もそうだけど、扶桑の女性って酒豪なのかしら?宮藤さんを見る。
 梅酒のソーダ割りをちびちび飲んでは笑ってる。素質ありそう。顔に出ていないもの。

香「私、結婚したいんですよ。幸せになって、子供育てて。子供が大きくなったら、小説を書きたいんです」

ミ「いい人、いないの?」

 ちょっと不安な質問。

香「ぜーんぜん!私、男運が悪いみたいで!」

 そんなこと無いわよ。お綺麗で、気立ても良くて。わ、私が男だったら、モーション掛け捲るわよ? 
 はあ、なに言ってるんだろう、私。

 遠くで梅酒のグラスを抱えたエイラさんが騒いでいるわ。ああ、カヨさん、今度彼女がタロット占いして
 くれるっていってるわよ?  当たるかどうかは・・・言わないほうが、ね?

香「理想の男がいるんですよ。言い寄ってくる男は皆それに及第しません!なぜですか!」

 絡み酒・・・かしら。えーと、理想が高すぎるのかしらね?どんな男性なんでしょ、理想の人って?

香「理想の男は!」

 急に私に顔を近づけてきたわ 目が座ってない?(汗

香「今、テラスにいるオヤジです」

 エッ!!!!!!!!!!!!! 頭にショックが生じ、背中に走り抜けた。
 今 なんていったの?俺さんをあなたは好きなの?知りたい! 息が苦しくなってきた・・・。

香「それがケチのつきはじめです!!運の尽きですよ。まったく」

 顔を戻し、彼女は呟いた。運の尽きって・・・悪い人なのかしら。体が冷たい。

香「4年前にアレに告白したんです。勇気を振り絞って!で、相手にもしてもらえませんでした!」

 周りの音が聞こえ出した。落ち着くのよ、私。冷静に。冷静に・・・。シンコキュー!

香「そりゃ、年は離れていますよ。27歳差ですけど」

 ・・・・私と三つしか違わないのね。

香「『気持ちはありがたい。でも、私には人を愛することはもう出来ないと思う。すまない』って」

 えっと・・・。

香「昔の恋人のことで引きずっているんですよ。あの人は」

 また、心臓が・・・。本当だったのね、あの話。嘘じゃ無かったのね。

香「でも、それじゃあダメでしょう!!」

香「その過去をわすれちゃえ、とは言いません!」

 ええ、そうね。そうよ・・・。それではあまりに・・・。

香「人を愛することを恐れて、また傷つくのが怖くて、吹っ切れないだけだと、私は読んでるの」

香「いつか、あの人の心を動かす人が出てくる、って思うんです」 

    心を動かす人・・・。

香「あの人が選ぶ女性を見てから」

 そういうことは・・・今あの人は恋人が確かに、間違いなくいないのね!動きが鈍っていた心臓が高鳴り
 だした。頭と胸がまた熱くなる。

香「私・・・あの人をその女性に託してから ね。絶対すっごくいい人を探すんです!」

 カヨさん・・・。あなた。あなたも、ひきずっているのね。俺さんと同じ囚われ人・・・。

ミ「ひとつ・・・聞いてもいいかしら?」

 あ 私何を・・・でも、知りたいの。 
 身体を近づける。

ミ「あの人のどこに惹かれたの?」

香「ふー! あの人は、自分の気持ちより相手を優先、ってか自分のことは一切!考えないんです」

香「其処ですね・・・」

 そうなのね・・・。わたしも、それは感じていたわ。そして・・・。

「カヨハイボール おかわりぃぃぃ!」と叫ぶシャーリーさん達へカヨさんが去った。
 私は、氷の解けた露だらけのグラスを握り締めていた。相手のことしか考えない・・・。クルト。あなたと
 そっくり・・・。ふと気付く。クルトの顔がはっきりと思い出せなくなっている。 飲みすぎたかしら・・・。
 すこし、お酒を控えよう・・・。



―ダンスタイム―息抜き

シャーリーとルッキーニが、俺が戻ってきて水割りを作ったのを見て、そそくさとレコード棚に走った。
少しすると、「これこれ!」だの「こっちだよー!」と騒がしくなる。
グラスを片手に、バルクホルンやハルトマンと歓談する俺。陽気な雰囲気に誘われたのか、よく笑う
バルクホルンが珍しいのか、徐々に参加者が増える。ミーナはぼんやりとそれを見ていた。

ひょこりとシャーリーが顔を出す。

シ「なあなあ、俺さん。ダンスは出来るよね?」

ニマーと笑いながら聞くシャーリー。

俺「ダンスですか?クラシックバレエはダメだよ!w」

 ドッと周りが盛り上がる。サーニャは何を想像したのか顔を赤らめている。まさか、俺がタイツで踊る姿
 を想像したのか?

シ「あはははは!いや、そりゃ勘弁してくれよw! BGでスイングしようよ!」

ル「ねぇねぇ、BGってなーに?」

俺「ベニー・グッドマン!聞いたことあるでしょ?」。

 わかってるねー!じゃあ、それでいこうや!とシャーリーが引っ込んだ。

ペ「ジャズ、なんですか?」とペリーヌ。

俺「そう。リンディ・ポップってこっちでは言うことが多いかな?リンドバーグが大西洋を横断した頃、
 リベリアンで生まれたジャズがヨーロッパに渡った。それで、そう呼ばれるようになったらしいですよ」

 そうなんですかぁ、と素直に感心するペリーヌ及びエイラーニャ、そして宮藤。

シ「準備してきた!少し片付けよう!」

 ダッシュで戻ってきたシャーリーが猛烈な勢いで空間を作る。
 皆も手を貸した。

ル「もういいかーーーーい?シャーーリーーー?」

シ「オッケー!針を落としたらすぐに来いよ!スリーラップにセットだぞぉ! 
 さて、と!みんな、楽しもうぜ!」

ペ「え?でもわたくし、スイングなんて踊ったことが・・・」

 わたしもー、と声が上がる。

シ「大丈夫!難しいことは考えず、リズムに乗れ!そうすりゃ、身体が自然と動くから!!あ、俺さん、
 私と組んでもらいますよ?本場のダンスブチかましてやりましょうよ!」

俺「ああ、わかったよ。上着脱いでおこうかね」

―ダンスタイム Benny Goodman SingSingSing― シャーリー視点

俺さんと私が中央に。皆は周りをコの字型に取り囲んで、そわそわしている。あれ?宮藤がワクワク
してるな。あいつ、知ってるのかな?

ル「セット完了!スリーラップじゃなくて5ラップにしたよー!」

 ルッキーニが駆け込んできた。 ワォ!体力持つかな??

俺「派手に行きますかw?」

シ「そうこなくっちゃ!楽しくやろうね!」

 俺さんがニコリと応えた。かわいいな、おっさんだけど。

  ttp://www.youtube.com/watch?v=uQIHx0qgc0Q&NR=1&feature=fvwp
  Swing Kids - The Lady in Red  SingSingSing 一番雰囲気はあるかと。

ドラムがビートを刻み始める。俺さんとアイコンタクト。よし!
二人でチャップリンスウィングをはじめる。よし!あった!やるじゃん、俺!
トロンボーンが情熱を煽る!トランペットが身体を揺らし始める!皆もリズム取り出した!
聞いたことあるだろ!!!

さあ!いこう!クラリネットの旋律にあわせて!
俺さんの腕が的確にタイミングを取って私をリードしてくれる。ああ、いい!ステップもバシッと合う!
ルッキーニと宮藤、ちゃんと踊ってるじゃないか!いいぞ!Come' on!!
ループもジャッキアップも完璧!皆も手でリズム取りながら踊ってる。いいよいいよ!
Swing Hot!Swing Hi!
手拍子しながらホッピング。俺さんも笑ってる。私も笑ってる。皆も笑ってる。
トランペットの響きが頭を痺れさせる。サックスがハートに響く!ああ!堪らない!
自然と生じた『ゴー!ゴー!』の歓声でアンダーパスもオーバーパスもきっちり決めたぜ!
両腕アップして胸を強調して腰をくねらせる。ルッキーニも宮藤もやってるw そうそう!
二人の目がキラキラしている。私もきっとそうだ。宮藤がリーネを引き込む。ルッキーニはミーナを。
もう、誰も壁にくっついていない。そうだよ!みんな!みんな若いんだ!今を楽しもう!!

1ラップ終わり。ああ!久しぶりにスウィングした!俺さん、余り息があがってない。まだまだいけるねw

2ラップスタート。では、とww。
スルッとバックスウェイして、身代わりにミーナを押し出す!エエーとか無理よーとか言ってるが、
いいのさ!!ダイジョブ!心と身体で踊ればいい!弾けろ!俺さんに任せときゃいい!

手拍子しながらミーナを見守る。俺がリードがウマいから安心してなよ、ミーナ!恥ずかしがっちゃ
だめ!ビートに負けないよう、大声で声援を送る。周りの手拍子と声援も大きくなる。
ほら、できるじゃない! あ、やっと笑った。そうそう、緊張しちゃダメさ!ほら、上手いじゃないか!
さあ!盛り上がろうぜ! Let's Swing Hot!!! バルクホルンを引っ張り込む。ウィンクすると笑って
応えた。オケ!お手並み拝見だよ!!石頭ちゃん!おっ!やるねえ!

ペリーヌと少佐も一緒に踊ってる。あれあれ、あんなに嬉しそうなペリーヌ、はじめてみたぜ!
ルッキーニはリーネ、宮藤がハルトマンをリードしてるよ。やるじゃん!わぉわぉわぉ!
サーシャは当然エイラかとおもったら、カヨも一緒にやってるよ!踊れ笑え!頭空っぽにしていこうぜ!

3ラップ目だぞー。
パートナーチェーンジ!とルッキーニが喚いている。カヨと宮藤がすぐにペアを組んだ。なに?将校
クラブでやったことがある?カヨー、早く言えよなw皆も其々チェンジ・・・おーい!エイラ、サーニャ!
三人でブローしようぜ!いや、思い切りやってドカーンと吹きぬけようぜってことさ。
あらら、俺とミーナは話に夢中で?交代無し?それもよし!
おら!いくぞー!
・・・・・・
5ラップ終了。    はぁ・・・楽しかった! ちっとしんどいわw
結局、俺とミーナはその後のパートナーチェンジ無し。いいのいいの、スウィングは社交ダンスと
その辺違う。だから選んだのさ! あ、カヨ!さっきのお願い!濃い目で作って!

 ルッキーニがニヒヒと笑いながら抱きついてきた。何か企んでないか?ルッキーニ?

ル「ばれたちったー。あのねあのね、チークダンスどうかなーって!」

 ほおー。いいねー。気が利くねー。ルッキーニはお利口さんだ!とモシャモシャしてやる。

ル「どんなのがあるの?」

 目がきらきらしてるね、大人の世界に来るかい? よし!道案内しましょう!

シ「まっかせなさーい!」

 ルッキーニをつれて、またレコード棚に。あるだろ?今夜はアレしかない!

・・・あった。やっぱりね。

テーブルにレコードをそっと置き、リピートとしてセット。ボリュームは下げ気味。針を下ろしたがる
ルッキーニにタイミングを教え、その後はすぐ私の元にくるように指示する。さて?
帰るついでに、照明を少し落とす。ムードが無くちゃーね!

「シャーリーさん、照明暗くしたの?」

 二人で立ち話していたミーナが声をかけてきた。笑顔が輝いているじゃない。そうだよ、ミーナだって
 青春なんだぜ? ふふ。距離がぐっと接近しているじゃないか。

「ああ、ダンスを続けようよ!」

 にっこり笑う。ミーナ、何時もみんなを見守ってくれるミーナ。その笑顔が素敵だ!

「えっ! 私、もう足がパンパンで・・・」

 ふふふ。逃がすもんかい。

「スローなムードミュージック、今夜は月夜だよ??ミーナ?」

 ミーナ、ちらっと俺さんの顔を見たな。ふっ、すぐに解るよ・・・。わたしも結構ロマンティックなんだw。

 おっ!グッドタイミング!ルッキーニ!さすがだ。

  ttp://www.youtube.com/watch?v=U2YyWZYOMuA&feature=fvw
  Glenn Miller Orchestra - Moonlight Serenade

  ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm4375136
  ニコニコのアカウントがあればこちらをお勧め。音質良好。一曲目です。

ルッキーニがそっと私の後ろに立った。

「さぁ ダンスを楽しみましょう。楽しい時間は、楽しく過ごすから思い出になるんでしょ?」

 二人に微笑みかけ、ルッキーニの手を取って心に沁み入るメロディに身体を浸す。。

ル「あのねぇ、シャーリー・・・」

 ん?なんだい?ルッキーニ?

ル「映画とかでこういうシーンを見てね、いつか、私もって思っていたの」

 うん。

ル「シャーリーとこうして踊れるのが夢みたい・・」 

 背中をかがめて、有難う、と囁く。

ル「エヘヘ・・・幸せ・・・」

ミーナが俺に手を曳かれて加わった。照明は暗いけど、ミーナの顔がほんのり赤くなっているような。俺の
肩に顔を埋めて・・・目を閉じている。うん。俺って、ムード作るのが上手だよな~。

皆、それぞれ加わる。バルクホルンはソファでニコニコしながらそれを見ている。左手で5、3、1と
指を立てて、最後の1を左右に振った。ああ、そうか。13人だったなー。すまん、気を使わせて。
人数のこと、忘れちまった。口だけ動かして、『スマン』というと、『キニスルナ』と。目で笑いあう。

坂本少佐と踊るペリーヌの表情は、ミーナと同じだな~。サーニャをリードするエイラが真っ赤な顔を
して、ぎこちなく踊っている。サーニャの足、踏むなよ?ww



―テラス― ミーナ視点


チークで酔ってしまったみたい。外の風に当たりたいというと、エスコートしてくれた。
椅子をそっと引いてくれる。さりげないから、素直に甘えてしまう。

肩越しに囁いて部屋に戻った彼は、氷がタップリ入ったレモネードを持って戻ってきた。
グラスと氷が月の光を煌かせる。蒼い月明かりが照らす初夏の夜・・・。

俺「酔い覚ましにどうぞ」

ミ「これは・・・俺さんが?」

俺「ええ」

ミ「酔いを醒ましてしまうのは、勿体無いです」

 心からそう思う。

二人で目を見詰め合って笑う。笑うと出来る目尻の小皺が可愛い。

俺「月が綺麗ですね・・・」

 海岸を見ながら、彼が呟く。私に背を向けている。

ミ「ええ・・・・・・」

 室内からグレン・ミラーが聞こえている。「星に願いを」だったかしら?
 私たちの時間・・・・。蒼く染められた私と俺さん。

ミ「ずっとこうしていれるなら、いいのに・・・」

 また、心の呟きが、声となってしまった。

俺「もうすぐ、平和が・・・平和を取り戻せますよ・・」

ミ「きっと遠くない日に・・・」

俺「そうですね・・・。信じて・・・進むしかないですね」

ミ「ええ」 

 進む、か・・・。立ち止まったら・・・前には進めない。


 進もう・・・。未来へ。
 決心して、ぽつりと言った。

ミ「私は・・・家族も恋人・・・・も喪いました」

俺「・・・・・」

ミ「恋人、だったと思います。世間では、そうとは言わなかったかもしれません・・・」

 抱きしめられることも、キスもしたことが無かった・・・・。

ミ「私はブリタニアに飛びましたが、彼はここへは来ることが出来ませんでした。今もカレーにいます」

俺「ダイナモ作戦・・・ですね」

 確認の言葉だった。

ミ「ええ・・・・」

ミ「苦しみました。ついこの前まで・・・」

俺「・・・・あなたの悲しみは、あなたにしかわからない・・・あなたが解決する以外に答は出ない」

ミ「そうですね。慰めてもらっても、やはり私の気持ちは・・・」

ミ「でも、やっと歩き出す決心が出来ました。先に歩くことが、残された人へ見せるべき態度ではないか・・・
 と・・・そう思ったんです」

俺「・・・・・」

ミ「ごめんなさい。自分のことばかり・・・」



俺「私は・・・私もね、ミーナさん」

ミ「あなたと同じような、そういう人間なんですよ・・・」

 え?

俺「私は、贖罪をある人にしなくてはならない、と。・・・そう思い続けて生きてきました」

俺「今、あなたの言葉を聞いて。言葉を聴いて、私の行き止まりで苦しんでいた気持ちが・・・・道を
 見つけたような気がしているのです。私は、ずっと立ち止まってしまいました」

 心の波紋が鎮められない・・・・・。自分の気持ちをもう一度考えてみる。

 言ってしまおう・・・。

ミ「あの・・・私・・ご一緒させていただけません・・・か?」

 言った瞬間、私は後悔した。彼の背中がビクリと硬直したから。でも、もう止められない。

ミ「わたし・・・あなたが・・・あなたと一緒にいたいんです・・・・」




 言ってしまった。でも、俺さんは答をくれない・・・。あ!

俺「・・・あり・・・がとう、ミーナさん。
 あなたの気持ちがとても嬉しい・・・。私は・・・・どう・・・」

 椅子から立ち上がり、彼の背中を抱いた。私、混乱している・・・。こんなことをしたら、決定的に彼は
 離れてしまうかも・・・。

 でも、今は、今このときは彼の背中を感じていたい・・・。

俺「あなたの気持ちが、わたしは嬉しい・・・そして・・・・怖いのです」

 彼の胸に回した手の甲が暖かいしずくで濡れた。・・・・私、この人を愛している・・・。
 彼が身動きをした。思わず手が緩んでしまった。

 突き放される?! 嫌!

 抱き締めてくれた・・・。温かい唇・・・。離さないで!・・・離さない!・・・!


―慰労会会場 その後― 坂本視点

ふと気付くと、俺さんとミーナの姿が見えない。よった眼で探すのも・・・面倒だw 子供じゃないしな。
時計は2400時になろうとしている。隊員の殆どは自室に戻ったらしい。

「そろそろ、お開きにしようか?」

 声を抑えて提案する。多分、二人はカーテンの翻っているあの向うだろ。そっとしておくに限る。

 片づけをする、というリーネ、宮藤に

「明日でいい。午前中の訓練は無しとするから、始末は明日でいいさ。それにな、音も・・・」

 思わず、目がカーテンに。それに気付いた二人が肘で互いを突っついている。なんだ、こいつらも知って
 いたのかw 

「そういうこと、だな。明日の朝食だが、皆結構飲んだ。おかゆと味噌汁で十分だろう?」

「解りました!」と宮藤がいつもの調子で。慌てて口をリーネが押さえる。

 三人でちらりとテラスを伺うが・・・大丈夫だな。 では・・・撤収しようかね?

「よーし。では皆、お休み。解散・・・」

 忍足で自室へ向かう集団。私はペリーヌを抱っこして運ぶ。
 香代君だけ、足を止めてテラスに向かって頭を下げた・・・。

 「ミーナさん、お願いします」



―バルクホルン自室― バルクホルン視点

ハ「ハァーッ!たっのしかったぁー!」
 おい、そりゃいいが、其処は私のベットだぞ?お菓子を散らかすな。

ハ「いいじゃーん。今日は一緒に寝てあげる!」 

 いらん。お前の寝相は知っている。蹴られたらばからしい。

 頬を膨らませて抗議しているエーリカは放置して、窓のカーテンを閉める。

ハ「ねえねえ、あの二人はどうしてる?熱烈キッス中?」

 ば!ばか!私が覗きをすると思ったのか!

ハ「いいじゃーん。じゃ、わたしが見る!」

 まてぇぇぇぃ!させるかっ!

 ジタバタするエーリカをベットに押さえつける。二人はな、決して見るつもりだったんじゃないんだが、
 見えてしまった。私は夜目も効くんでな。わかったか?

ハ「やっぱり見たんじゃん!で?で??」

 靴ぐらい脱げ!まったくもう・・・。寝具が汚れるだろう?

ハ「もっと優しく脱がせてよー。で、何してたの?」

 え  えーとだな/////

エ「あ!トゥルーデ真っ赤だよ?はっはぁーん、さては!月明かりの下、生まれたままの姿で熱烈な
 白兵戦?!きゃー!やるぅ!ろまんてぃっくぅ!」

 ちがう! 思わず真剣に頭を殴ってしまった。
 す・・・すまん。つい。

ハ「トゥルーデ!私を殺す気?あ・・・トゥルーデが3人いる??」

 えっ!医務室にいこう!抱っこするから掴まるんだぞ!

ハ「あはは。冗談だよ!痛いのは本当だけど。パワー、セーブしてよね」 

 ほっとして、ベッドに座りこんでしまった。気をつけるよ、すまなかった。

ハ「頼むよ~。で、何していたの?二人」

 頭をさすりながら、涙目で問い直すエーリカ。
 私も頭を撫でながら説明する。テラスで二人寄り添って海を眺めていたよ。腰に手が廻っていた。
 静かに二人で・・・な。

エ「ふふ。よかったよね、トゥルーデ!」

 ああ。ミーナも踏み出すことが出来たんだな・・・。

エ「・・・・・・・・ほんと よかった・・・・よ」

 泣いているのか・・・。

エ「うれし涙だよ・・・」

 そうか。私も嬉しいんだ。よかった・・・・。



―宮藤自室― リーネ視点


灯りもつけず、窓に一直線に向かう芳佳ちゃん。どうしたの??

芳「あっ!ねえねえ!リーネちゃん!こっち!来て!」

 指差すほうを見てみると・・・・あ!あああああっ!///////
 す・・・すごい。現実なのね!映画じゃないのね!わぁー//////////

芳「ロマンティックだよねー。はぁ、キスしてください!ミーナ隊長!」

 え?ちょっと、芳佳ちゃん!

芳「なにやってるんですかあ!ミーナさん!もう!いっちゃってください!」

 肩をツンツンしても・・・無視? ちょっと・・・!

芳「憧れるなあ~。私もいつか、ああやって・・・・////」

 ・・・・よしかちゃん・・・・・
 思わず、芳佳ちゃんの腕を引っ張って窓から離す。

芳「ど、どうしたの?リーネちゃん?」

リ「余り見ちゃ・・・いけないとおもうの・・・・」

 二人の時間なのよ?恋人同士の大事な時間なの!なにはしゃいでいるの。

芳「でも~、私、初めて見たからワクワクしちゃって」

 ダーメ!

芳「だめ、か。  そうだよね!恋人同士の二人見ちゃダメだよね!」

 寂しくなって、芳佳ちゃんを抱きしめた。

リ「今夜は・・・一緒に寝てくれる、かな?芳佳ちゃん・・・・」

 芳佳ちゃん・・・・!私・・・寂しいよ・・・・。失恋、か・・・。




―香代子自室― ソロ


ふう・・・。あのおっさん、やっと腰を上げたか!これで私も安心して・・・・ 何で私が泣くのよ!
私の新しいスタートラインよ!祝杯よ! 
バックに、この日の為がにずっと用意してきた・・・。


あったあった。今夜はこれからがお祝い本番!!
・・・・・
でも、一人で祝杯ってのは寂しいわね・・・。一人は、ねーぇ?空しい酒はやめろ、って俺さんがよく言うし。
既になんか、空しいわよ。チッ!

あ、坂本さん!お酒いける口だったわね!よぉーし!



―坂本自室― 坂本視点

畳みを床に置いた寝床。
布団を広げ、夜具に着替える。帯を締め終わったとき、ドーン!とドアを開けて駆け込んできた奴!

「誰かっ!」

 思わず刀を握り締め、抜こうとしたが・・・・。

香「坂本さーん!お祝いしましょう!あれ?居抜きの練習中でしたか?」

 ・・・加藤か。ああ、常在戦場。

 で、どうした??

香「お祝いなんです!付き合ってください!酒はこれです!」

 ドン!

 おお!泡盛か!なに?30年もの!(正しくは34年)ほぉーーーーー!これはすごい。よし!やるか!

香「そうこなくっちゃ!さすが、坂本さん♪」

・ ・・いや、待てよ。あと一名呼んでもよいかな?

香「沢山のほうが楽しいですね!」

 よーし。香代子、ちょっとペリーヌを拉致って来い!全兵器使用許可!

香「はっ!ペリーヌ少尉を拉致、参加させます!征ってまいります!」

 ダッシュで飛び出し、すぐにペリーヌを肩に担いで連れて来た。よくやった!香代子!

ぺ「な・・・なんなんで! あら? 少佐??」

 まあ、座れ。今夜は祝杯だ!付き合え!

ペ「え・・・・ よくわかりませんが・・・祝杯ということでしたら、よろこんで!はい」

 よーし!女はそうでなくてはいかん!!さあ、牛肉の大和煮がつまみだ!

香「はい♪どうぞどうぞ~!」

  タプタプタプ

 かんぱーい!

ペ「グガッッ!」

一気に飲んだペリーヌは即撃沈、後ろにひっくり返った。二人は大笑い。ペリーヌの寝顔は幸せそう。



―エイラ自室― 妄想者視点


アア、みーなモ俺モ ヤルモンダナー!!

 カーテンを閉めようとして、偶然二人の姿を見てしまったエイラ。衝撃である。5分ほども見たか。
 エイラに問われるまでじっと見た!耳と尻尾まで出して。

?「ふふ。ふふふふふふふ」

?「(あんなにしっかり抱き合って・・・あんなに長くキス・・・・おおおおおお!)」

 ハァハァ

 横では、サーニャが着替えているのだが・・・。ベッドにひっくり返ったまま。

?「(あれが私とサーニャなら・・・・私はサーニャの腰に左手、手のひらはしっかり腰に密着させて、
 サーニャを引き付けて・・・右手は・・肩甲骨のあたりにおいて、そのあと、首筋に手をスライドさせる
 んダナ!そして、私が少しかぶさるようにして、サーニャの唇を・・・・!!)」

 ハァハァハァエヘラエヘラ

サ「エイラ・・・・?」

?「(ソ そして!キスの合間も抱き締めて! サーニャの耳に囁くんだナ!『サーニャ 愛してる』
 トカ!!! すると、サーニャは私の顎を優しく撫でて『エイラ・・・私のエイラ・・・』って私の目をあの目で
 見て微笑んでくれるんだ!!!!)」

 ハーッゼーッハーッゼーッ!

サ「エイラ ってば・・・・」

?「(そうだ!今までの私は子供のキスしかしたことが無いんダ!ニパとの事は過ちだ!大人の、恋人同士の
 キスは!サーニャ!軽くチュッチュッしたあと、情熱的に唇を舌でこじ開けて!サーニャの舌と絡めあう!
 唇を離しても、二人の唇は銀色の糸で結ばれているんだ!!アアアア!!!!!!!ドウシヨドウシヨッ!)」

サ「(ツン・・・ツン・・・)」

?「あああああああああ!!さーーーーーーーーーーにゃぁあああああああああああああああああ!」

サ「バ・・・・カ」


1-5終
最終更新:2013年02月02日 12:01