「蒼穹の絆2-4」
―現在と過去―
翌日。軍医の許可を貰った俺が飛行業務に復帰した。
坂本少佐が帰国したので、少佐の二番機を勤めていたペリーヌが俺の二番機になった。
俺「では、ペリーヌ少尉。今日からよろしく。早速だがロッテの練習をしよう」
ペリーヌ「(坂本少佐に鍛えてもらった腕、見せて差し上げますわ!)ええ。お願いします」
二人が魔法陣を展開し、離陸を開始する。二人とも緊急事態に備えて通常兵装している。
管制に届け出た訓練空域に向かう。高度6000.
俺「よし。ペリーヌ、行くぞ」
声をかけた次の瞬間、全速をかけつつ右上方にアップし、そのままインメルマン・ターン。
水平に戻した瞬間、更にロールしてスプリットSをはじめる。終わる手前で右回転のバレルロール。それを
10回繰り返す。その間、一度もペリーヌを振り返って目視確認しない。耳だけを頼りにしているらしい。
バレルロールのお仕舞いに、俺は弾かれるように急激に上昇し、機動を変える。
足を左右別々に振ってそのまま背面、ロールし垂直上昇。失速反転で急降下させて速度を稼ぎ舵を更に
効かせて縦のループへ。フルGでの旋回を10回転。ペリーヌの背骨がきしむ。目が眩む。苦しさが急激に
増して来る。でも、無様な真似はしたくない。歯を食いしばり、無理に呼吸してついていく。負けるもの
か! 負けるもんか! 動きをしっかり見るのよ! 他に何も考えることは無い!人にできることが自分
にできないわけはない!負けたくない!向うはあんな重機材抱えて飛んでいるのよ!
ふと気付くと、先に
繰り返した機動を繰り返しているらしい。何度目なんだろう。合間に大きく息をしながら
ペリーヌは思う。まだ繰り返すの?何時まで続くの?でも、負けを認めることは出来ない!私だって
ガリアの
エース!負けられない!
視界がノイズが入って見えてきた。いけない。頭の血が・・・貧血だわ。でも、ギブアップはしない。いける
ところまでやってやる・・・・。
俺「ペリーヌ、よく頑張った。少し休憩して機体を冷やすぞ」
俺「管制。ラスカル。10分ほど機体を冷やす」
管制「ラスカルさん、了解。隊長がそちらに飛行中。まもなく会合予定。ペリーヌさん、お疲れ様!」
溜息をつきたいが、息が完全に上がってしまった。俺大尉の二番機の位置を頑張って保つ。
既にGが抜けたので、脳に血液が行き届いて視界が正常に戻っている。
巡航速度。機体に篭った熱を脚に感じる。俺大尉が私を呼んでいる。スロットルを少し入れ、並行して
位置を保つ。お小言よね・・・。
俺大尉がインカムを指で叩いている。送信をきれ?
俺「よく頑張ったな。見事だ。すぐに俺の癖を掴んだな」
ペ「え? そんなことありません。ついていくのに必死でした」
俺「最初は遅れたり、俺に噛み付きそうになっていたけどねw。でも、三回目でほぼ完璧。7回目以降は
安定していたよ」
ペリーヌ「でも・・・」
俺「最初にあれだけできれば満点だ。お前の事は俺が見ている。安心して付いて来い。後は二番機の
やることをやってくれ。多分、すぐに練習が出来るだろ? あ、来た来た!インカム戻そう」
ミーナ「俺さん、ペリーヌさん、お疲れ様。凄かったわね!」
ペリーヌ「あ!中佐!」
ミーナ「ずっと見ていたわよ。よく頑張ったわ!」
ペリーヌがようやく顔を緩めた。
俺「バルクホルン大尉やハルトマン中尉の二番機、そして私の一番機も勤まるね」
ミーナ「それはよかったわ!ペリーヌさん、自信を持ってね?ええ。あなたはできるわ。私の訓練にも付き
合ってくださらないかしら?俺さん?ペリーヌさん?」
俺「いいですよ。それじゃあ、高度6000、相互距離500の反航で開始、で?」
ペリーヌ「私は俺さんの二番機ですわね」
ミーナ「ええ。ではやりましょう。管制、こちらミーナ。模擬空戦をこれより・・・・」
俺大尉に認めてもらえた!落伍しないでよかった・・・・。もっと頑張りますわ!
気持ちのよい汗に塗れて三人が帰投する。ケッテではなく、横並び一列。
俺大尉・・・いえ、今は俺さんでいいのね。俺さん、最初に思った印象とあなたは違いました。
勤務中は厳しく、それ以外では気さく。すこし破天荒なんですけど・・・。悪い人じゃなかったんですね。
坂本少佐とどこか似ておられます。豪放磊落なところとか。ちょっとエッチなのが俺さん、でしょうか。
隊長と話しをしているときの笑顔、素直な笑顔です。良い人でよかったですわ・・。
俺「ん?どした?ペリーヌ。俺の顔に何かついてる?ヒゲの剃り残しでもあるかな?」
ペリーヌ「!いえ!なんでも有りませんわ!////」
ミーナ「ペリーヌさん、俺さんを尊敬しているんですよ。そういう目でしたよ?」
隊長!微笑みながら凄いことをおっしゃらないで下さい/////! それに、隊長の目だって!
俺「へー!そりゃ有り難い!尊敬が愛への第一歩とか何処かの哲学者が・・・・」
ミーナ「本当ですかw?」
俺「俺が今言いました!哲学者ラスカルが!」
ペリーヌ「パスカルじゃ無いんですねw?」
俺「偽者だとばれちゃったよ!」
大笑いしつつ帰投する3機編隊。
*****
早朝の501に警報が響き渡る。
夜間哨戒を終えたサーニャも急遽出動。総力出撃である。
全員が最大速度で上昇していく。俺分隊はペリーヌが組んだ。
予定高度に達した編隊は、目標を視認する。
ミーナ「情報のままね。大型二機、大型同士の相互距離は2キロ。随伴小型60、これは大型よりも
突出して一団を形成しています」
サーニャ「・・・そのほかの空域には敵は居ません。あれだけです・・・」
俺「どちらもここで止めないと。手薄なほうが突破してロンドンに突入する腹だろう」
バルクホルン「ああ。ラスカルの増幅が使えない可能性もあるな?」
俺「そうだ。余裕が余り無い。大型間の距離を縮めるか?先に先行を足止め。後続がどれだけ
迂回するかが疑問だが・・・」
ミーナ「大火力担当と、小型担当に分けましょう。サーニャさん、リーネさんは私とバルクホルン大尉
それにシャーリーさん、ルッキーニさん、以上にて高度を+1500とって上空から大型へ。他は小型を
殲滅して、すぐに大型の我々と合流してください」
バルクホルン「ああ、妥当だな。右は私とサーニャ、ルッキーニでやろう」
ミーナ「ええ。私はリーネさんとシャーリーさんとで左を!」
エイラ「ハイ!私はサーニャと組むべきだ!」
ミーナ「小型の殲滅も大事なの。急いで片付けて、サーニャさんをバックアップしてあげて。いいわね?」
エイラ「うん。解った!サーニャ!待っていて!」
サーニャ「うん!」
ミーナ「大型担当!全力上昇開始!+1500よ!」
俺「小型担当!落としやすい奴から始末する。丁寧に迅速に落とせ。ハルトマンはエイラと!ペリーヌ!
着いて来いよ。少し高度をあげる!装填及び安全装置解除確認!試射!」
右側のボルトハンドルをしっかり2回前後させ、馬蹄トリガーを親指で押して試射を済ませる。よし。
俺「小型担当より。開始する。行け!」
2つの二機編隊が小型ネウロイに上空から反航攻撃を掛ける。ほぼ同時に双方が射撃を開始。
俺もペリーヌも撃ちまくる。激しく振動するブローニング。焼けたでかい薬莢とリンクが右腕を掠める。
浅い角度で進入したので、敵部隊に大きく二つの穴が開く。其処を突破し、下がった高度をスピードで
運動エネルギーに変えて二編隊が敵後方に上位する。敵がこちらに向けて動き出した。
俺「ペリーヌ。敵が乱れているうちに稼ぐぞ。突入後左上方!行くぞ」
ペリーヌ「後ろは守ります!どうぞ!」
健気だな、と微笑む。全速突撃。進路を塞ぐ敵に向け、引き金を引き続ける。後ろでペリーヌも激しく
撃っている。仲間だ。大事な僚機。後ろは大丈夫。気にせず敵を落とせ。おし、上昇開始。
フルGでインメルマンターン。上昇しつつ問い掛ける。
俺「ペリーヌ。いいぞ。残弾は?」
ペリーヌ「はい!あと一航程分!」
俺「よし。突っ込む。お前は一端俺から離れて再装填しろ。おれは一往復する。それで俺もカンバンだ。俺の
再装填の間は待機。いいね?相棒」
ペリーヌ「大丈夫ですか?」
俺「ああ。大丈夫!頼むぞ! よし!攻撃!」
突っ込み、撃つ。後ろでもペリーヌが頑張っている。通過。かなり減ったな。もうちょっとだ!
ペリーヌ「俺大尉、本当に?」
俺「おい。ラスカル、だ!相棒!ブレイクし装填しろ!周囲に注意しろよ!では!」
ペリーヌ「はい!気をつけて、ラスカルさん」
仲間はいい。喪うことは恐ろしい。突入。ブローニングから2発の緑曳光弾が放たれた。あと25発!
反転。すばやく数を数える。10か11。ハルトマン隊、大食いだな? 敵が相互距離を置いている。仲良く
近くに居ろよ、死ぬときは一緒がいいぞ?
突入。手近なのをさっさと葬り、次に進路を向ける。後ろよし。アイツの左に居る奴は・・・今はおれの
脅威になりえない。その後が・・・ま、よし、いくぞ。
何とか屠る。弾倉空!離脱!下降角度を増やして増速。先ほど目障りだった奴はハルトマンが片付けて
くれた。手を振って感謝する。 ペリーヌはあそこだな・・・。
ペリーヌ「ご無事で!」
俺「おう。周囲警戒頼む!」
空になった弾薬箱を捨て、腰の新しい弾倉を取り付ける。ベルトガイドが面倒でな・・・。
よし。ボルトを2回しっかり操作。完了。 ハルトマン達がすべて敵を片付けた。凄いね・・・。
俺「エーリカ、イッル、お見事。大型に行こう」
「「「了解!」」」
俺「ミーナ隊長、ラスカルだ。小型殲滅。応援に向かう」
全員全速。
ミーナ「お願いします。現在足止めは成功中」
俺「この部隊の戦力を均等に分けるか?俺は一機に集中することを進言する」
ミーナ「了解。右手をお願い」
俺「了解」
ふとエイラが目に留まる。尻尾がパタパタしている。ああ、サーニャと仲がいいからな。
俺「イッル。気持ちはわかるが逸るなよ。サーニャを援護し、ロケット砲発射のチャンスをな!」
エイラ「ウンウン!気をつける!」
ハルトマン「いつもより楽だったよ、ラスカル。増幅有難うね!」
エイラ「うん!はっきり敵の動きが読める。三手くらい先まで!スゴイナ!」
ペリーヌ「弾の威力もいつもより高威力で!」
俺「うまくいってよかった。さあ?そろそろだ。」
「バルクホルン。ラスカルだ。応援に来たぞ」
バルクホルン「遅いぞ。上から頼む。コアは機体中央、さっきちらりと見えた」
俺「了解。上面を攻撃する。イッル!サーニャと合流。さて、三人でブッ叩こう!敵後方より攻撃する」
離脱したエイラが早々にサーニャと合流。こちらを見ている。
ハルトマン「私たちの後に注意して。チャンスがあったら攻撃を」
俺「行くぞ!突っ込め!」
敵がどんどん大きくなる。まだ・・・まだ・・・。ビームを避けつつ三人で一気に距離を縮めて・・・
俺「撃て!」
三人の射線が敵の殻を叩いていく。密に編隊を組み、なおかつ射線を横に振らないので大きな溝が敵上面
に穿たれていく。半分ほどまで来たところで、赤く光る塊が破片の中に見えた。通過しつつその周囲に
銃弾を撒き散らす。見えたか!サーニャ!
サーニャ「コア視認。撃つ!」
ビームを避けつつ上昇開始。ちらりと後ろを振り向くと、灰色の排気煙がコアに飛び込んでいくのがみえた。
一瞬後の大爆発とともにネウロイが砕け散る。すげぇな!ありゃ!
一つ完了。次!
俺「残敵に向かう。各機残弾を確認しろ。弾切れのものは申告」
サーニャ「ロケット弾、残弾ありません・・・・」
俺「了解。ブレイクしてミーナ隊長を補助してやってくれ」
サーニャ「了解」
イッル、我慢しろよ? さて・・・。同じタイプだな。コアも同じ位置だろう。
ミーナ「俺さん、部隊全員で上面を集中攻撃してください。リーネさんが直上で待機中」
おお、ボーイズライフルのスナイパーか。
俺「了解。トゥルーデ、右側を」
バルクホルン「・・了解」
あ、すまん。うっかりした。
俺「用意・・・・。攻撃!」
ビームを必死で掻い潜る。どうにも避けようが無いものは僚機を犠牲にするわけにもいかぬのでシールド
で防ぎとめる。もうちょっと!もう少し! まだまだ・・・・50まで!
俺「撃て!」
溝を穿ちつつ、二番機三番機を気にしつつ攻撃。曳光弾二発。クソ!弾切れか! スリングでM2をぶら
下げた状態としつつ背中のM3サブマシンガンを手繰り寄せ、何とか攻撃に穴をあけずに撃ちまくる。
中央部!念入りに!
ネウロイの絶叫が銃声を押して耳に届く。何処だ! バルクホルン側でコアが露出した?
ミーナ「リーネさん!」
リーネ「撃ちます!」
リーネ「外しましたっ!」
シャーリー「私がやる!」
シャーリー?
一瞬後、ネウロイが砕け散った。
白亜の薄片が舞い落ちる中、歓声がインカムに響き渡る。 やれやれ。
ミーナ「負傷者は居ますか?・・・・誰か、墜された人・・・」
指揮官の辛い務め、か・・・。
返事は無い。数を数える。10人。全員無事だ。良かった・・・・。
俺「うぉーい、隊長~!一服しようや~」
ミーナ「ええ、いいわよw」
ハルトマン「ラスカルゥ。なに持ってるの?出してよ、ホレホレw」
ふふ。戦いが終わってからみんなでと思ってな?
ハルトマンに、ポケットの中のものを「みんなに配って」と渡す。
ハルトマン「わぁぃ!ありがとう!イャッホーゥ!」
ハルトマンがミーナを初めとして飛び回って配る。手にした隊員から嬉しげな声が聞こえる。
ミーナ「あら!懐かしいわねえw。ありがとう」
ルッキーニ「ん!!なになに!美味しいもの?わっ!キャホー!」
リーネ「わぁ!有難うございます!」
ふふ。持って来てよかった。
基地へ皆揃って帰投。編隊は乱れ気味。皆の口から棒が突き出ている。配ったのは棒付きキャンデーの
ロリポップ。 ま、俺はタバコだが。
バルクホルンが真横にやってきた。そっちを見ると、横目でこちらを見ている。さっきはすまん。
咥えタバコの火口を上下に振ると、向うもキャンディの棒を振って答える。そのまま離れていった。
皆が揃って帰れる、なんていい日だろう。
*****************************************************************************************11
―シシリア島1943年7月―
俺「12時マイナス10距離60。大型ボギー3」
左右にバンクを振り、隊機に注意を促す。
?「隊長、今日のプレイは?」
第二分隊長のトーマ・フレデリクソン中尉。北欧の祖先に因んでヴィーキング1。ブロージョブマニア。
俺「ボギーは3とも出産中だな。ふん。年上から順でお相手しよう。第一・第二!軸線から右にずらした
進入でブロージョブ。次のお楽しみは右に捻ってからの後背位。その頃には向うも娘っ子だしてくる
から乱交だ。第三から第五!娘っ子共に男を教えてやれ。第一・第二はママンを逝かせる。いいか?」
敵ネウロイの大型は、現在陸戦ネウロイを降下させている。陸上戦闘部隊の手間を減らす為にも、先に
大型を墜す必要がある。通常機の3個分隊は毒ガスと火力の問題があるので小型機を引きつけて貰う。
無理をしなくていい、時間を稼ぎつつ墜されるなよ。
ヴィーク「あいよ。豪華プレイだな。何回逝けるだろww」
第三ピンナップ1「うぉ。相変わらず年増好みだねww」
第四ブロンディ1「了解!」
第五ニップル1「年増よりピチピチがいいよなーw」
第三分隊長ブレンダン・フィニュケイン中尉。センズリマニアを自認しているロマーニャ系。ピンナップ1。
第四分隊長ジョージ・グッドマン中尉。堅物だがブロンド娘にめっぽう弱いブリタニア系。ブロンディ1。
第五分隊長ヨセフ・フタンティシェフ大尉。三度のメシより乳好きなオストマルク系。ビックニップル1。
分隊僚機も性癖に関しては将来有望。
俺「とにかく、奴等が『巣』に変態することだけは防がなくちゃいかん。第三から第四。悪いが頼む!」
「「「いいってことよ」しっかり頼むぜ!」」
すまんな。通常機のお前たちに・・・。
俺「おら、変態共。変態キングに続け!」
増速し、高度を更に上げる。一撃離脱に必要なのは高度エネルギー。チャッチャッとやっつけよう。
高度差25.これ以上だと角度が深くなりすぎる。いくかね?ボチボチ。
俺「全員ズボンを脱げ!おっ立てろ!最初のお相手は一番右!」
装填、安全解除。
俺「第三から第五、待機! 第一・第二!ママンの口に突っ込め!」
ロールしてダイブ開始。全速をかける。スピードが上がるにつれ、視野が狭まる。機体が振動する。
ビームがこっちに向かってくるが、何、当たらなければなんて事はない!どんどん時間の経過が遅く
なってきた。よし、コンセントレーションもばっちりだ。
俺「撃て!」
敵の機体背骨の中央辺りを狙って火力を集中させる。着弾も飛び散る破片もしっかり見える。
何本かビームがかすめ、猛烈な熱を感じる。うるせぇ!今はシールド張る時間より!!
コア露出!更に集中、撃破!
スピードを殺さず急上昇していると、インカムからボヤキが。
ヴィーキング「おれっち、出してませんぜ~!欲求不満で死にそうだ!」
ヴィ2「チンポコ、爆ぜちまうよ・・・」
俺「あははは!わりい!感度がよすぎてな!次のママンはヴィーキングが先頭に立て!」
ヴィーク「わぁぉ!ありがてぇ!タップリ突っ込んでやらぁ!」
残り2機が陸上型の放出をやめ、小型機を展開し出した。急がないと。
ヴィーキング隊を前にして、今度は左の一機を狙う。突撃開始。
ヴィーク「おらおら!太いだろ!味はどうだよ!」
ビームの狙いがさっきのよりいいな。俺たちも掃射開始。第二がコアを撃破。よしよし!
弾倉を取替える。さて?残りのコイツは勉強しちまっただろうな。
俺「さて、一番美味そうなママンだ。チンポコをよく知ってる年増だぜ。趣向を変える。第三から第五!
小型機と乱交しろ! 次!第一が深く角度を取って右から左へ!第二!浅めで左から右に抜けろ!
野郎同士のガチンコはご免だ!合図はヴィーク、お前が掛けろ」
ピ「ピンナップ。了解!漏らしちまいそうだ」
ブ「ブロンディ。ブロンドは戴くぞ!」
ニ「ビックニップル。おい!ピュービックヘアがブロンドなのは貰っていいか?」
ヴィーク「いいんじゃね?腰振ってるときは見ねえよ! 第三から五!行け!....第一!レディ・・・Go!」
真剣に突入開始。後ろも遅れずついてくる。
軸線から少しずらして、敵の狙いがそれるように。狙い越し・・・。横で突入開始したはずのヴィーキングの
ことは考えない。信頼しているから・・・。ビームを撃ちまくってきやがる。この野郎。
俺「撃て!」
ほぼ同時に向うのヴィークからも射線が飛んできた。背骨を両方向から抉りまくる。まだか!!残弾が!
出た!赤いクリットに向けて集中射。撃破!
無事、交差して上昇。
俺「リードより第三・四・五!これより支援に向かう!落とされた奴はいないな!いたら返事しろ!」
インカムに笑い声。大丈夫のようだ。
俺「第一・第二。いくぞ!蹴散らせ!」
ニップル「でっかい乳と・・・やってるぞぉ。タマらねー」
ニ2「揉みがい有るよぉ」
ピンナップ「この角度から見る ケツは最高・・・」
ビ2「横乳もいい よな」
ブロンディ「黒髪に赤い飾り も結構いいかも?」
ブ2「ワァォ!2!撃墜!」
ブロンディ「お!オメ!先に逝かせたな! おらこっちもだ!」
第一・第二の支援で残りも全て撃墜。よし。結構!全機揃っている!M2に最後の弾倉を装着。
大飯喰いなのがこまるな、コイツは。
管制「スタリオンズ。コン。交代がそちらに向かう。ETAは20分後。周波数は同じ」
俺「スタリオン1。交代?別のが来るのか!」
管制「ああ、超大型2がな。そいつらのETAは30分後。対応は504が担当する」
ほお?あの504JSW?こっちで補給してか。俺たちの支援は必要ないかな?
俺「了解。それまで地表の陸戦型を叩く。お嬢さん達と交代してから帰投する」
管制「対地攻撃了解、承認。しっかりやれ!」
全員から歓声が上がる。陸上部隊の役に立てる。
全員に残弾を確認させる。第一・第二は3航過程度か。第三少ない、第四と第五は、まあ問題なし。
俺「よし。第三から行け。次、第四そして五。第一・第二は援護に廻る。地面に溝を掘るなよ!」
笑い声がそれに答える。
俺「気を抜くな!溝掘ったら504の美少女の極上ケツを拝めねえぞ!おシリ合いになりたくない奴は
構わんが!」
爆笑がインカムに響く。スケベ心がありゃ、大丈夫だ。
ピンナップ「んじゃ、からかってくるわ。突入開始!おりゃ!」
コルセアがロールして進入開始。第一が支援。第二は第四の支援でちょいと待機。
AAAが撃ち始めた。ビームは少ない。小型の陸上にはビームは無いのか?ふむ。ジェネレーターの
問題とか。びびるな。びびったら殺られるぞ!なあに、運命の弾は一発しかないんだよ!
くそ、ケツがむずむずする。撃たれっぱなしは怖い。ヤロ・・・!タップリお返しするぞ!
前線に近いものから襲い掛かる。
うん。陸戦小型なら通常機でも比較的楽に破壊できるな。角度を深くしての集中射。
俺たちも両脇のAAAを点射で吹き飛ばす。陸戦型ストライカーユニットを装着した連中が手を振っている。
ご苦労さん!もちっとやるからな!プリプリオッパイ達!
第四と第二が突入開始。俺たちは上空へ退避し、第三を上空警戒に回して第五と組む。
第四のブロンディ1が翼に被弾。火が付かないから大丈夫だろう。怒り狂っている第四を帰らせる。
俺「第五分隊。進入しろ!汚ねぇケツは俺たちが守るからな」
谷間の前線に高速で侵入開始。俺はAAAを片付ける。無事終了。第五も弾がつきそうだ。では、第一と
第二でやりますか。
俺「第二。時間差進入でいくぞ。二秒カウントで付いて来い。AAAはひきつける!Go!」
進入!AAAがいい照準で俺たちを襲う。シールド全開で無視!大物狙いでぶち込む。
上昇し、インメルマンで折り返す。眼下では第二が破壊の嵐を巻き起こしている。AAAが混乱したな。
俺「スタリオン2。横から進入、捻りこんで谷間に沿って攻撃!いくぞ!」
スタリオン2「あいよ、隊長」
バート・マクミラン少尉。たいした落ち着きだ。
急降下で谷間へ。裾野に向かいつつ無理に捻りこんで軸線を前線に向ける。撃ちまくり破壊しまくる。
下で起こる爆発で生じた破片が体を叩く。うぜぇ。
弾が切れた。カンバンだ。うむ・・・予備兵器が欲しいな。軍曹に何か見繕ってもらおう。
上昇し、ラフベリーサークルを組んで交代を待つ。通常機は皆帰した。
待つほどのことも無く、504のウィッチ達を発見。綺麗に編隊を組んでお出ましだ。バンクを振りつつ
通信。
俺「こちら合衆国海兵隊2MEF2MWFスタリオンズ俺大尉。504の美女達、宜しく」
?「504JFW竹井大尉です。ご苦労様。被害はありませんか?」
俺「ああ。被弾だけで済んだ。そちらのパーティが終わって、余力が残っていたら下の連中を助けてやって
くれないか?苦戦している」
竹井「ええ。了解しました。あなた方も?」
横に並んだ。敬礼する。おや、笑顔の目元がすっげぇキュート♪わぉ。
俺「残弾全て撃ちつくした。再補給してすぐに戻ってくる」
竹井「お願いします。私たちも全力を尽くします」
俺「頼む。で、竹井大尉?お名前は?」
五月蝿い!騒ぐな!野郎共!リーダー先頭だ!よっく見てろ!
竹井「え? 醇子ですけど・・・何か?」
俺「ジュンコ・・・・素敵な名前だ。平和になったらお食事しよう。綺麗な瞳のお嬢さん?」
竹井「あら?スマートなお誘いね。ええw、喜んで。でも今は・・・」
あっちはキャーキャー五月蝿いなw。俺の身内は・・・涎たらしてらw。
俺「ああ、再装備してくる。対地攻撃用でね。では、頼むよ?ハニー」
竹井「お上手ねw 後でね?紳士さん」
手を振って全速で基地に戻る。後で飲み会やろうぜ、と騒いでいる連中を引き連れて。
ふふ、ロマーニャ娘狙いが多い。火傷するぞ?お前たち。ま、俺達、野郎ばっかりだしな・・・。
おら、ロケット弾も装着してパーティ会場に戻るぞ!急げよ!
対地攻撃ロケットをシコタマ抱えて戻った我々が見たものは、地表すれすれを何度も攻撃している
504の姿だった。誰か落ちたか?
俺「504リード、スタリオンリード。状況は?」
竹井「二名が対空砲でストライカーが破損。陸上ウィッチ隊は近づけない。救助中」
俺「了解。こっちでやる」
竹井「お願いします!」
俺「おい!地上の天使!聞こえるな?返事しろ」
?「騎兵隊? やったぁ!ちょっと待ってね・・・・・お待たせ、五月蝿いのを袖にしたわ」
俺「二名の状況は?」
バカ野郎。陸軍のアホと一緒にするな。
?「あたしはフェルナンディア!もう一人はルチアナ!囲まれている!」
俺「フェル、アナ、これから一航過して確認、次の航程で救助する。障壁を確保しろ。南南東から進入
攻撃する。何か目印は?」
フェル「えーと。赤い布を振る!」
俺「了解。ジュン!そちらは少し避退してくれ。地面を穿る!」
竹井「了解!」
俺「第一、第二!単縦で進入。第二は適当にバラけろよ。他は待機!いくぞ!」
バンクして航過開始。目星をつけた地点の周囲にロケット弾をぶちまける。着弾を待たずに
掃射開始。構わず1弾倉撃ちまくる。いた!頭と手だけ出してシールドの影で赤い布を振っている。
ドハデなハンカチだ。よし、弾倉交換しつつ通信機に怒鳴る。
俺「フェル、アナ!確認!スタリオン、第一が彼女達を抱いて離脱、第二!徹底的に援護しろ!」
ヴィーク「あいよ、変態キング!」
フェル「お願い!弾が尽きる!」
危険だが、同じ方向から進入する。角度だけ変えて。残りのロケット弾を全部ぶち込む。オケ!
パワーオフ!フルGで上昇!スピードを殺せ!
俺「着陸!円周防衛だ!撃ちまくれ!」
ドンピシャ。二人の隠れ場所の真上で停止。降下する。
転げるように二人の少女が出てきた。彼女達も撃ちまくる。おお、弾全部使い切っちまえ!
俺たちの横を第二がカバーしてくれる。銃身が焼けはじめたが知るか!
手近に来た黒髪の子を二番機に押しやり、遅れてきたブラウンヘアの小柄な子を抱き寄せる。
俺「首に手を回せ!早く!」
彼女は茶色の目を瞬かせて、俺の首に両手を回した。ブローニングから両手を離し、彼女をお姫様
抱っこする。もう一度、銃を握った。射撃再開。弾倉交換したいところだが!彼女はブローニングの
機関部に足先を乗せた。
俺「しっかり捕まってくれ!バート?」
バート「ハネムーンにいけるぜ!リード!」
俺「垂直離脱開始!撃ちまくれ!行け!」
俯角が強くなったので左手を離し、少女をしっかり抱き締める。緑の曳光弾が連続した。クソ。
弾切れだ。少女を抱いているのでブローニングを捨て、GIコルトを引き出して撃つ。
俺「スタリオン待機中の野郎共!やれ!!!」
間に合え!絶対この子たちを死なせるわけには!
弾倉が尽きた・・・・。彼女を遮るようにシールドを全開にして、更に上昇を続ける。クソ!俺のケツを
撃ちやがったな!ぶっ壊す!
下から猛烈な衝撃波が体を揺さぶる。下を見ると土ぼこりと炎の混合物が追いかけてきた。その隙間を
曳光弾をぶちまけながらコルセアが吹っ飛んでいく。
ああ、間に合った・・・。
俺「いい仕事だ!変態共!」
ニップル「リード。ニップル。下に行き過ぎた。破片と爆風で機体損傷。先に帰るぞ」
ああ。助かったよ。ギリギリまで降りたんだな・・・。
ピンナップ「機銃弾あと1航過分。下のクソにプレゼントしてくる。隊長!大事な荷物落すなよ!」
ブロンディ「オレッチもちょっと損傷。上空援護に廻る。ピンナップ、いいな?」
ピンナップ「ほいよ!タップリぶちまけて来いや」
俺「ピンナップ、ブロンディ。リード了解。気をつけろよ。504。帰ろうや。弾切れだ」
竹井「了解。ありがとう、スタリオンズ。504各機、スタリオンズをエスコート!」
其々編隊を組み飛行するが・・・何をそんなに暴れる?首に手を回せっていっただろう?お嬢さん?
フェル「あっ!ちょっと!見ないで!だめぇ!」
なに真っ赤なズボンを引き上げて?・・・おおっ!
フェル「きゃん!//////見ないで」
あー?振っていたのはズボンw?ほー。となりますと今は・・・・くそ!片手は股間、残りはズボンを押さ
えてるwww。いい眺めだ。真っ赤な顔が可愛いよ。
もしや・・・くそ。バート!なぜ右側にお前がいるんだ。左を飛べバカヤロ!ケツしか見えねえ!
俺「おい、バート。俺の斜め上を飛べw」
フェル「させちゃ駄目よ!ルチアナ!」
おーおー。黒髪め、肘打ち入れやがったw。がんばれ!バート!金髪の小柄な子がバートの顎を上から
引っ張りあげてらw 三人とも頑張れw。
竹井「紳士の皆さんw?」
お・・・殺気・・・。ジュンを見ると、微笑んでいるが・・・俺の野生の感は絶対だ。
彼女とは食事以上は難しそうだな・・・でもな?そういうストロングポイントこそ海兵のご馳走だぞ?
俺「もういいかw?お嬢さん?」
フェル「ええ・・・・フェルナンディアよ/////。さっきは有難う・・・」
首に手を回して、熱いキスを・・・・。おお・・・・直進できねえ・・・・。
インカムに殺到する少女達の歓声と野郎共の怒号。アハハ・・・・俺も答えようかね?では大人のキスを。
おお。柔らかい舌!左手指が勝手に動いちまう・・・・。右手には柔らかな太もも♪
俺「フェルでいい?君の唇、とても情熱的だな。まるでロマーニャの蜂蜜・・・」
目が覚めた。ほっとする。このまま見続けていたらまた・・・。
腕時計を見る。もう、起きてしまおう。二度寝して、続きを見るのは敵わん。トレーニングしよう。
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最終更新:2013年02月02日 12:05