ポケモン強弱の変動記【第8世代】


第8世代前半(ソード・シールド発売後~鎧の孤島配信)

一部ポケモンが登場せず、メガシンカ及びZワザが廃止となった。
現時点で使用できないポケモンのうち一部は追加コンテンツであるエキスパンションパス『鎧の孤島』『冠の雪原』で入手可能。
性格補正を変更するミントの登場(とめざめるパワーの廃止)により、厳選難易度が更に低下。

新勢力ポケモン

  • アップリュー
隠れ特性であるはりきりと今作の目玉要素であるダイマックスとの相性がよく、専用技である「Gのちから」も確定で防御が1段階下がる強力な技。
またキョダイマックスが使用でき、こちらは相手の回避力を1段階下げるため、仲間のサポートは勿論、自身のはりきりのデメリットを帳消しにする強力な効果を持つ。
だが技範囲と耐性面では不遇で、鋼タイプには基本的に手も足も出ない。

  • アーマーガア
序盤鳥の1匹なためか全体的なステータス自体は高いわけではないが、タイプはひこう・はがねと優秀であり、隠れ特性であるミラーアーマーの能力ダウンを跳ね返す効果が強力。
今作ではダイマックスによりステータスダウンが頻繁に起こるため、ミラーアーマーで跳ね返しやすいのも優れている点。
またキョダイマックスが使用でき、相手の壁やフィールド効果を消し去る効果を持つ。
ただしキョダイマックスの場合、ダイジェットによる味方の素早さ強化が出来なくなるため注意。

  • イシヘンジン
HP100防御135と高い物理耐久を持つが、特防20とかなり低い特殊耐久とかなり極端なステータスを持つ。
特性はパワースポットで味方の攻撃技威力を1.3倍にするバッテリーの上位互換という強力な特性を持つ。
ただし、自分自身には効果がないためシングルバトルでは実質特性なしとなる点には注意。

  • インテレオン
今作の御三家の一匹でゲッコウガ同様高速低耐久の水タイプ。
流石にゲッコウガほどぶっとんだ強さはないものの、専用技であるねらいうちはこのゆびとまれなどで妨害されずに攻撃できる。
また、隠れた効果として急所に当たりやすい効果を持つ。
隠れ特性はスナイパーのため、ねらいうちとは相性がいい。

  • ウオノラゴン
パッチラゴンより攻撃が10低いが、こちらはがんじょうあごと準専用技のエラがみを持ち、水無効特性以外の受け出しを許さない高火力アタッカー。
はりきりと違い命中が下がらないため安定感はコチラが上だが、ダイマックス時は適用技がないためダイマックス適正は彼方が上。
がんじょうあごを活かす技はエラがみのほかにサイコファングやかみくだくなどがある。

  • エースバーン
今作の御三家の一匹でインテレオン同様高速低耐久の炎タイプ。
専用技のかえんボールは威力120命中90と(物理特殊の違いがあるため単純比較はできないが)だいもんじの上位互換であり、
ほかにもとびひざげりやしねんのずつきなど様々なタイプの技を覚える。
隠れ特性のリベロはへんげんじざいと同じ効果である自身のタイプを攻撃タイプと同じにする効果を持つ。

  • オーロンゲ
特性のいたずらごころを利用した壁貼りや能力強化などを行える。
いたずらごころでの補助技はあくタイプには無効となるが、自身はフェアリータイプであるため一致で弱点を突くことができる。
専用技のソウルクラッシュは相手の特攻を1段階確実に下げるため、ビルドアップを積む際に隙ができる特殊相手に有効。
またキョダイマックスが使用でき、こちらは相手を50%の確率であくび状態にするやや運に左右されるものの強力な効果を持つ。

  • カジリガメ
隠れ特性のすいすいを利用した雨パエース候補の一匹。
雨さえあれば、タイプ一致のもろはのずつきで上から大ダメージを与えてくる。
またキョダイマックスが使用でき、相手の場をステルスロック状態にする。
ただしキョダイマックスを使用するとダイストリームが使えず、すいすいを利用できなくなる点には注意。

  • カマスジョー
水タイプ最速の素早さ種族値136を持ち、更に特性はすいすいのため雨パエース候補の一匹。
攻撃種族値も123と高水準であり、技範囲も水技はもちろんじごくづきやインファイトなど多種多様に覚える。
ただし耐久はないも同然なので、いかにして相手を上からなぎ倒すかが問われる。

  • コオリッポ
特性のアイスフェイスは物理技を一度だけ無効にする強力な特性。
ばけのかわと違い特殊には無力だが、アイスフェイス発動後も天気をあられにすることで再発動できる。
アイスフェイス発動前はちょっと耐久高めなだけだが、発動後は素早さ130と氷タイプ2位となり上から攻撃されやすくなる。

  • ゴリランダー
今作の御三家の一匹で中速高火力アタッカーの草タイプ。
専用技のドラムアタックは相手の素早さを1段階確実に下げる強力な技。
またはたきおとすや10まんばりきなど技範囲も決して狭くない。
隠れ特性はグラスメイカー。

  • サダイジャ
能力自体は防御が高めなだけでこれといって特筆するものはないが、特性のすなはきにより受動的にすなあらしを起こすことができる。
すなおこしであるバンギラスやカバルドンと違い攻撃を受けることで発動するため、すなあらしターンを後続に最大限まで残すことができる。
攻撃力はそれなりにあり、とぐろをまくやへびにらみなど蛇らしい技も習得可能。
またキョダイマックスが使用でき、相手全体をすなじごく状態にする強力な技。

  • サニーゴ(ガラルのすがた)、サニゴーン
サニーゴはしんかのきせきを利用した高耐久ポケモン、サニゴーンは低速高火力のポケモン。
サニーゴは原種同様かなり技を多く覚え、更にちからをすいとるで回復も可能。
サニゴーンは特殊相手であれば高めの特防でそのまま殴り倒しやすいが、物理はサニーゴの時より低くなっているためかなり脆い点に注意。

  • ザシアン
今作の禁止級の一匹。
くちたけんを持たせた場合は、攻撃170素早さ148という素の状態でもかなりの高速高火力アタッカーでありながら、
特性のふとうのけんにより更に攻撃が上昇する超火力アタッカーとなる。
更にタイプにはがねが付き、アイアンヘッドがきょじゅうざんに変わる。
きょじゅうざんは相手がダイマックスしている場合ダメージが倍になる効果を持つため、はがねに耐性がない場合かなりのダメージを負わせることが出来る。
また技範囲も相手の防御上昇を無視するせいなるつるぎ、タイプ一致のじゃれつくなど広範囲なので受けるのが困難である。

  • ザマゼンタ
今作の禁止級の一匹。
くちたたてを持たせない場合は素早さ138と高めだが、持たせた場合は防御特防が30増加する代わりに素早さが10落ち、はがねタイプが付く。
素の状態でも防御特防110と高めなため、くちたたてを持たせないのも一つの手。
特性はふくつのたてにより防御が1段階上昇する。
タイプ一致技としてインファイトがあるが、自身の長所である高耐久を台無しにするため相性が悪く、ほかの格闘技はリベンジ、きしかいせいなどザマゼンタにとってそこまで有用的なものはない。
くちたたてを持たせた場合はアイアンヘッドがきょじゅうだんに変わる。
効果はきょじゅうざんと同じだが、あちらと違い攻撃上昇は自動で行われないためザシアンほどの火力はない。
そのため高耐久でありながら攻撃素早さも高水準でワイドガードや各種壁技など味方サポートもばっちり行えるため決して弱くはないというかかなり強いのだが、シングルバトルではザシアンの陰に隠れがちである。

  • ジュラルドン
はがねドラゴンタイプと優秀なタイプであり、全体的に高めのステータスを持つが特防は低い。
技範囲はタイプ一致技はもちろん、物理はストーンエッジやかわらわりなど、特殊は10まんボルトやソーラービームなど広範囲。
そのため初見では物理か特殊か分かりにくい。
またキョダイマックスが使用でき、相手の最期に使った技のPPを2減らす効果を持つ。
ただしキョダイマックスを使用するとダイドラグーンが使用できなくなるため、PP2しか減らないということもあって微妙か。

  • ストリンダ―
性格によってフォルムが変わるでんきどくタイプ。
フォルムによって覚える技がちょっと異なり、別フォルムだけが覚える技は覚えることができない。
特性のパンクロックは音技の威力を1.3倍し、更に受ける音技を半減にする。
専用技のオーバードライブやばくおんぱなどパンクロックを活かせる技を覚えるため、特攻種族値114とそこそこあるところから更に高火力を出すことができる。
耐性は優秀だが、地面が4倍どころか地面と鋼に弱点を突ける技が物理技しかなく、音技をメインに扱うのでぼうおんやじごくづきに弱いのが欠点。

  • セキタンザン
物理耐久が高めな鈍足ポケモン。
鈍足ではあるが特性のじょうききかんにより水、炎技を受けると6段階上昇するためうまく繰り出せば高速高耐久アタッカーとなりえる。
ただしいわほのおタイプのため水技は即死級のダメージを受ける点には注意。
専用技のタールショットで相手の素早さを下げつつほのお弱点を付与することができ、じょうききかん発動後に交代読みで当てられれば苦手な相手もそのまま倒せるかもしれない。
またキョダイマックスが使用でき、相手に4ターンの間、いわタイプ以外に毎ターン最大HPの1/6ダメージを与えると強力な性能。

  • タチフサグマ
マッスグマ(ガラルのすがた)がさらに進化したポケモン。
素早さは下がったものの、それ以外が上昇している。
特性はすてみ、こんじょうで隠れ特性はまけんきとどれも優秀。
専用技のブロッキングは攻撃を防ぎつつ防御を2段階下げる強力な性能。
耐性はノーマルあくタイプのためかなり悪いが、攻撃範囲はもともと広かったマッスグマを2足歩行にしたため更に広くなっている。
流石にしんそくは覚えないためこれまでのマッスグマとは完全に別物として考えた方がいいだろう。

  • ダイオウドウ
鈍足高火力アタッカーのはがねタイプ。
体重650kgと重いため、ヘビーボンバーとは相性がいい。
特性のちからずくは適用技がアイアンヘッド、じゃれつく、じならしくらいだが、これでも十分だろう。
またキョダイマックスが使用でき、相手にはがねタイプ版ステルスロックを撒く追加効果がある。

  • ドラパルト
今作の600族であるドラゴンゴーストタイプ。
素早さが飛びぬけて高い142であり、更に攻撃特攻どちらも高水準。
物理は専用技のドラゴンアローを始め、苦手な相手から逃げるとんぼがえり、相手のダイマックスターンを消費するゴーストダイブ、苦手なフェアリーに一矢報いるはがねのつばさが使用でき、
特殊はりゅうせいぐん、シャドーボールはもちろん、かえんほうしゃ、ハイドロポンプ、10まんボルトなどドラゴンらしい広範囲を持つ。
更に高い素早さを活かした壁貼りも行えるため、今作におけるトップメタ。

  • バイウールー
特性のもふもふとコットンガードを利用した高い物理耐久をほこるノーマルタイプ。
序盤ノーマルながら物理に対してはめっぽう強く、素早さも決して低くない88。
更にコットンガードと相性のいいボディプレスを覚える。

  • パッチラゴン
攻撃100素早さ75と平凡なステータスだが、特性のはりきりと準専用技のでんげきくちばしにより地面タイプ以外の受け出しを許さない高火力アタッカー。
でんげきくちばしは威力85とそこそこだが、先制時や交代時に威力が倍になる効果を持つ。
でんげきくちばし以外にはタイプ一致のドラゴンクロー、タスキ潰しもできるロックブラスト、はりきりのデメリットを活かせるじだんだなど広範囲。

  • ヒヒダルマ(ガラルのすがた)
これまではほのおタイプだったが、ガラルにてこおりタイプとなった。
特性のごりむちゅうは特性版こだわりハチマキであり、もともと高めの攻撃を更に上げるもの。
そのため受け出しがかなり困難になるが、ダイマックス時は特性が無効になるので注意。
また隠れ特性のダルマモードは原種と違い攻撃素早さ上昇と能力がかみ合っており、タイプもこおりほのおとなる。

  • ブリムオン
鈍足高火力アタッカーのエスパーフェアリータイプ。
防御特防どちらもそれなりに高いが、HPは低いため耐久自体はそこまで高いわけでもない。
フェアリー技はマジカルシャイン止まりなものの、苦手なはがねタイプをマジカルフレイムで焼くことができ、補助技もかなり豊富。
またキョダイマックスが使用でき、効果は相手全体をこんらん状態にする。
こんらん自体は強化されていないが効果範囲は全体なので動きを阻害できるかもしれない。

  • ポットデス
今作でのからやぶバトンコンボのバトン役候補の一匹。
バトンタッチしなくとも特攻は134と高水準であり、シャドーボールやギガドレインなど自分で殴っても普通に戦える。
専用技のおちゃかいはきのみを能動的に発動できるが、シングルバトルではやっている余裕はほぼないため実質ダブル専用。

  • マホイップ
専用技のデコレーションにより味方の攻撃特攻を2段階上昇させられるサポーター。
かといってシングルで戦えないわけでもなく、とけるめいそうじこさいせいなど要塞化する技を覚えるため、うまく積めればそのまま相手に何もさせずに勝つことも可能。
またキョダイマックスが使用でき、効果は自分と味方の体力を最大HPの1/6回復するという強力な技。
フェアリー技は無効化する手段がないため、毎ターンの回復がほぼ約束されたようなものである。

  • マルヤクデ
攻撃115特攻90と物理特殊どちらでも行けるほのおむしタイプ。
防御はやや低いものの、それを補えるとぐろをまくを覚える。
物理技はフレアドライブ、パワーウイップなど高威力な技を覚え、特殊はオーバーヒート、むしのさざめきのほかに炎タイプでは珍しいねっとうを覚える。
またキョダイマックスが使用でき、効果は相手全体をほのおのうず状態にするもの。
キョダイマックスを使用するとダイバーンが使えなくなるため、2発目以降は威力が劣るものの、タスキを潰せるためキョダイも通常もどちらも有用である。

  • ムゲンダイナ
今作の禁止級の一匹。
高い素早さと特攻を持つどくドラゴンタイプ。
専用技のダイマックスほうはダイマックスしていると威力が倍になる効果を持つ。
ダイマックスほうはドラゴンタイプのためフェアリーには無効だが、かわりにタイプ一致のどく技で抜群を取れるので、受け出しは難しい。
更にはがね対策のかえんほうしゃを覚え、コスモパワーとじこさいせいによる耐久型も可能。
ちなみにムゲンダイマックスは敵専用なので使用できない。

  • モスノウ
特攻が高めなこおりむしタイプ。
隠れ特性のこおりのりんぷんにより特防が2倍になり、更にちょうのまいを覚えるため(鋼炎以外の)特殊相手にはめっぽう強い。
ただし技範囲はかなり狭く、基本的に鋼には何もできないので苦手な相手にはかなり弱い。

  • ヨクバリス
今作の序盤ノーマルの一体。
HPと防御がかなり高く、更に専用技のほおばるによりきのみを能動的に使用し更に防御が2段階上がる。
特性はほおぶくろで更に体力回復まで出来るというきのみのエキスパート。
ただしリサイクルは使えないので回復は一度きり。
技範囲はノーマルらしく結構広く、攻撃も95と意外と高め。

大幅な強化がされたポケモン

  • ギャラドス
パワーウイップ取得。
これにより水地面のトリトドンなど苦手な相手を倒すことが出来るようになった。
一方でいかくを無効にする要素が増えた為、いかく型は相対的に減少。

  • キングラー
キョダイマックス取得。効果は相手全体の素早さを2段階下げる。
実質ダイアタックの上位版とみていいだろう。

  • シルヴァディ
マルチアタックの威力が120に上昇。
メモリを持たせた場合での火力不足問題が大分軽減された。
しかしZワザも使えなくなったので、ノーマルZで倒した後のだいばくはつで退場するコンボができなくなった。

  • トゲキッス
第7世代では競合相手が大量に居りやや影が薄かったが、それらのポケモンが軒並みいなくなり、
控えめだった技威力もダイマックス時に130まで上がるとかなり使い勝手が上がった。
てんのめぐみエアスラッシュも、ダイジェットの追加効果である素早さ上昇と相性抜群である。
だがダイマックス中の相手には怯ませられないのが惜しい。
はりきり型もじゃれつく習得やダイマックスにより強化されている。

  • バタフリー
ライバルであったビビヨンが登場しないだけでなく、ふくがんと相性のいい暴風を取得。
更にキョダイマックスを取得した。効果は相手全体を毒、麻痺、眠りのうちどれかにするもの。
ランダム要素はあるものの、どれもかかると嫌なものなので有用であり、虫技の一貫性の低さも隠れ特性のいろめがねで補える。
ただ飛行技を覚えるとは言え自身も飛行弱点である故、自身より速いダイジェット使いには弱い。

  • ブースター
ダイマックス時にHPが倍増するので低い物理耐久を補えるだけでなく、マジカルフレイムの入手もあって特殊耐久にも更に磨きがかかるように。
更にフレアドライブなどを反動無しで撃てる、Zワザと違い持ち物が固定されず最大3回まで出せる、技マシンで復活したあなをほるが威力130で撃てるなど、
ここに来て第八世代の新要素がブースターにとっては初めて味方するようになった。その代わりニトロチャージ没収は痛い。
ウインディや新勢力のマルヤクデなどライバルは依然として多く、物理アタッカー寄りの環境、素のステータスはそのままと相変わらず不遇な面はあるが、
今までがもっと酷かったのもあったので、まともに戦えるようになっただけでもまずは有り難いと言える。

  • ラプラス
キョダイマックス取得。効果は攻撃時に味方にオーロラベールを貼るというもの。
通常はあられが必要だが、キョダイマックス技の場合あられは不要である。

  • 特性「はりきり」持ち全般
ダイマックス時でもはりきりの1.5倍はそのまま付与され、さらに必中になるためデメリットなしと至れり尽くせりな性能。
特にアイアントは高い素早さと高い攻撃を両立しているため、受け出しはかなり困難になり、ダイマックスにより低い特防も補えると大幅強化。

  • ノーマル全般
格闘タイプの人材枯渇と徹底した包囲網により一致弱点を突かれにくくなり、安定性が増した。
特にカビゴンは持ち前の耐久もあって突破されづらく、シングルでは第2世代以来のトップメタに名を連ねる事になった。

  • 悪全般
格闘の弱体化とカプのリストラによる天敵の減少と、ゴーストの流行による役割の増加により地位がある程度回復。
しかし躍進したトゲキッスや相変わらず健在のミミッキュなど、いまだ課題は残っている。

弱くなったポケモン

  • オニゴーリ、オクタン
特性であるムラっけで回避命中が変動しなくなった。
そのため上がってほしい能力が上がりやすくなったともいえるが、逆に下がりやすくもなり、回避運ゲーが出来なくなった。
ダイマックスにより強引に突破されやすくなったのも痛い。

  • ギルガルド
シールドフォルム時は防御特防が10ずつ、ブレードフォルム時は攻撃特攻が10ずつ下げられてしまった。
また専用技のキングシールドの追加効果である攻撃2段階ダウンは1段階になった。
更に新システムであるダイマックスとの相性の悪さもネックに。
インファイトやてっていこうせんと言った高威力技を得たが、全体的に下方修正の面が強いのは否めない。

  • ビークイン
耐久型の命ともいえる回復技のかいふくしれい、はねやすめ、第2のメインウエポンとも言えるまとわりつく、妨害技のいとをはくやさきおくりが没収され、更に新規習得した技はクロスポイズンくらいしかまともな技がないと悲惨なレベルの弱体化と言える。
過去作産であればかいふくしれい以外は使用可能だが、ランクバトルでは使用できない。

  • メガシンカポケモン全般
メガシンカが廃止されたことでメガシンカ時の強さを理由に採用されていたポケモンは軒並み採用理由を失った。
ただしメガシンカがなくとも普通に強いバンギラスやギャラドスは相変わらずメジャー級であり、リザードンもXYの読み合いこそなくなったものの炎飛行という広範囲を活かして戦えている。

  • 専用Zワザがメインだったポケモン全般
具体的にはイーブイ、ミミッキュ、ジャラランガ(現時点)。
イーブイは強力な積み技がなくなったため、バトンパでの採用理由がなくなった。
ミミッキュはZワザこそないものの、代わりのダイマックスで高火力を出せるため、あまり弱体化とは言えないが。
ジャラランガは代わりとしてソウルビートを取得したが、ダイジェットの流行やいまだ健在のフェアリーの前では焼け石に水にすらならず、
最弱600族の汚名を不動のものにしてしまった。

  • めざめるパワーの搭載率が高かったポケモン全般
今作ではめざめるパワーがないため、苦手な相手に一矢報いることが出来なくなった。
特に電気タイプの特殊アタッカー(極一部除いて)はその影響を大きく受けている。

  • どくどくを利用した耐久型全般(どくどくを自力習得するポケモンを除く)
どくどくの技マシンがないため、自力習得者以外はどくどくして耐えて流しや撃破が出来なくなった。

  • エスパー全般
ゴーストタイプが幅を利かせる環境になった結果、そのゴーストはおろか、
対策として需要を増した悪・ゴースト技によるついで狩りの被害にあうようになってしまった。
環境の逆境を跳ね返せるだけの高種族値ポケモンが軒並み不参加なのも大きな痛手。

  • 草・格闘・虫全般
攻撃しながら素早さを上昇させるダイジェットの流行により、弱点を突かれることが日常茶飯事になった。
特に深刻なのが格闘で、有能な人材の一斉リストラ、追加効果の代償によるダイナックルの低威力、
幅を利かせるゴースト・フェアリー、エースバーンによるシェア奪取等大量の負債を抱えており衰退が著しい。

  • レベル1戦術のポケモン全般
今作ではレベル49以下のポケモンもレベル50になるため、レベル1戦術が使えなくなった。

強くなった面も弱くなった面もあるポケモン

  • ニンフィア
上記のめざめるパワー廃止があるものの、マジカルフレイム取得で鋼相手に一矢報いることができるようになった。

  • ミミッキュ
ばけのかわ発動時に最大HPの1/8ダメージを受けるようになった。
それでも攻撃を無効にできるというのは強力であり、ダイマックスとの相性の良さもあって相も変わらずメジャー級である。

その他


削除済みポケモン




意見処

  • とりあえずで作成。一回で全部書ききるとか不可能なので、意見あればご自由にお願いします - 名無しさん (2020-01-16 21:17:05)
  • ビークインは別項目に分けてもいいくらいに特筆して弱くなったポケモンに追加してもいいのではないでしょうか?技没収が尋常ではないレベルですし - 名無しさん (2020-05-08 00:27:39)
    • 別枠にするかは置いといて、追加しました - 名無しさん (2020-05-09 19:57:42)
  • エキスパンションパス以降のことだけど、ページ名を分けて作成かここのページの下側に追記する形のどちらがいいだろうか。個人的には前半はソードシールドにしておきたいから後者かなとは思ってるが - 名無しさん (2020-06-02 18:50:26)
  • 8世代中期(今後新たな展開があるかもしれないので)にしてページ分割の方がいいと思う、弱くなったポケモンに技大量没収(毒毒、バリアー等)のドククラゲやダイマックスとの相性が悪すぎる(ダイマックスポケモンは怯まない、ダイジェット等積まれたら麻痺しても抜けにくい)ノコッチが入るのは確実だが - 名無しさん (2020-06-27 14:55:28)
  • パックマン - 名無しさん (2021-09-06 22:12:13)
  • あさりちゃん - 名無しさん (2022-05-30 22:24:18)
  • 月詠 - 名無しさん (2023-08-15 22:01:12)
  • Dr.リンにきいてみて! - 名無しさん (2023-11-30 22:06:41)
※名前欄を空欄にしてコメントすると「名無しさん」として表示されます。
※どれに対する発言かわかりやすくするため返信機能を使うこと推奨。該当する◎をチェックしてからコメントを書くと返信になります。
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最終更新:2024年04月15日 10:19