ストリートファイター6初心者wiki

初心者対戦講座

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だれでも歓迎! 編集

少しの工夫で対戦を楽しく、初心者対戦講座(メニュー)

一人前の格ゲープレイヤーを目指す対人戦初心者の基礎格ゲー力向上のための講座。
まず「スト6対戦のセオリー」を見てセオリーを把握しよう。
対人戦の前にまず格ゲーというジャンルに慣れたい、基礎力を上げたい場合は「格ゲー基礎力講座」を見よう。

立ち回り.間合いをとる、近づく

  • 距離を取る
対戦ではラッシュが怖い、必殺技などを見てから対応したいという理由で開始位置よりもう少しだけ相手と距離を取ってみよう。落ち着いて様子を見ることができる位置で相手を見る。
  • 近づく(フリをする、お伺いを立てる)
そこでそのまま必殺技などを出して戦ってもいいが両者が防御的な立ち回りをして試合が動かないときは半歩、前に出てしゃがみガードしながら相手の出方を伺うということをしてみよう。半歩前に出て様子を見た後、やっぱり後ろに下がってもいい。この半歩前に出るという行動が何でもない行動に見えて戦略的に重要。相手が下がるなら画面端に近づき、相手が留まるならより試合が動きやすい近距離の展開になる。プロの試合でもよくある駆け引きの初手。
相手との距離が近づくにつれ半歩をさらに4分の1歩とさらに短く刻んでいこう。
なおこちらのキャラの移動速度が遅いほど、相手キャラの移動速度が速いほど距離のコントロールで主導権を握られやすい。遅い側は相手との速度差を理解して短く細かく前後に動き回って主導権を握らせないようにしたい。
  • やっぱり距離を取る
近距離戦のときに対応できない、と思ったら迷わず距離を取ろう。
格ゲーはお互いのキャラがそれぞれに意図を持ち、別々に動くゲーム。絶えず予想外に局面が変化する。慣れないうちは状況把握が難しく、操作も当然追いつかなくなる。間合いを取って安定させよう。
画面の動き(スクロール)の仕様に慣れるという意味もある。昨今のゲームはキャラ表示が大きめで相対的にステージ位置を把握するのが難しくなってるので一度意識して動いて画面を動かしてみよう。

対人戦に慣れてない間は後ジャンプで仕切り直しするのもいい。
知らないキャラに知らない技でけちょんけちょんにされてしまう場合はとりあえず落ち着いて操作可能なとこまで持っていくため後ジャンプで間合いを離そう。
  • 防御手段、インパクト対策として
また後ろに下がって距離をとることはそれだけで防御になる。
相手はもう少し深く踏み込まなければラッシュや差し込み技を当てることができず、そうしたら逆にこちらのラッシュからの攻めなどが通りやすくなる。
さらに地上戦の技の差し合いを拒否してとりあえず下がる、という行動が自然とインパクトに反応しやすい対策となってる場合が多い。
下がるときはインパクトボタンだけは意識しておこう。(できれば前ジャンプも)

その他にも前にズンズン歩いてこちらの通常技が届くぎりぎりで前ジャンプするという、やられると対処しづらい強い行動があるがそれへの一番有効な対応策でもある。

近~中距離の基本

  • 一番リーチの長い通常技を意識
一番リーチの長い通常技、これを先端当てすることを絶えず意識しよう。
一番リーチの長い技は大抵は強攻撃。なのでドライブゲージ削りも兼ねる。この技でゲージを削ったりインパクトを誘ったりして戦う。
もう少し踏み込めばしゃがみ中Kなどを当てることができるがまずこれを使って相手を動きにくくさせることでしゃがみ中Kなど別の技も活きるようになる。対戦ではまず最初にこの技を振ろう。
  • ちょっとでもいいから間合いをずらす
前の項目でも言った通り歩き速度の遅いキャラがやはり間合い取りで主導権を握られ、この先端当て合戦で不利になりやすい。速度差によっては一方的になることもある。
その場合でも1㎜でもいいからこちらも前後に動き、間合いをずらして先端当てを外しやすいようにしよう。
この1㎜の移動が重要。相手も一筋縄ではいかなくなる。例え一の矢は防げなくても次の二の矢をスカしやすくなる。

もちろんインパクトやジャストパリィを狙いに行ってもいい。先端当てならタイミングも読みやすい。またドライブリバーサル(ガード中に前+インパクトボタン)でも返せる。
この技より近い間合いではしゃがみガード様子見、または後下がり様子見が基本。下がることで地上戦を無効化しつつもインパクトだけは返せるよう相手を見ておこう。

(歩き出し速度)  スト6は前後の歩き出しの最初の1F目(1Fは60分の1秒)が少し遅い。ちょっとだけ意識しておこう。従来の等速のつもりで動いてると立ち回りやフレーム感覚(時間間隔)にズレが生じる可能性がある。足の速いキャラ(キャミィ、春麗)や足の遅いキャラ(ザンギエフ、JP)は影響を受けにくく、標準の歩き速度のキャラ(リュウなど)が影響を受けやすい。これはそのキャラと対戦するときもそう。

中~遠距離でのラッシュの使い方

ラッシュは近距離でのキャンセルラッシュ、近~中距離でのラッシュ小技、中~遠距離でのラッシュ延ばし攻撃とラッシュ停止と二択、この三つの使い方がある。
それぞれ強い使い方だが特に中~遠距離で攻め手に欠けると感じた場合にラッシュの攻撃と停止の二択を仕掛けてみよう。ラッシュはガードなどの方向ボタン入力で最速で23F(1Fは60分の1秒)で急停止することができる。このラッシュ停止とリターンの高いラッシュ延ばし強攻撃などを使い分けて、相手の無敵技などを誘ったり停止からのジャンプ攻撃したりしよう。

突進技や飛び道具の危険のないキャラ、またそれらがいったん落ち着いたタイミングで雑に仕掛けてもいい。雑にいっても驚くほど返されないし潰されない。

インパクトの使い方&対策(初級編)

インパクトの使い方が地上戦では重要。

インパクトの使い方

対戦ではとりあえずドライブインパクトを打ってみよう。インパクト返しされたら仕方ない。
特にリーチを把握するのが大事。こちらのインパクト返しにも大いに影響する。

インパクト(返し)を意識する相手は守りがちになる。そうなったら一番リーチの長い通常技、または飛び道具必殺技、または突進必殺技をしかけていこう。
こうすると相手はリスクのある先出し(先読み)インパクトをせざるを得なくなる。(できればそれをインパクトで返す。)
差し込み(+必殺技)とインパクトを4:1くらいの割合で混ぜて攻めてみよう。相手がガチガチのガードでインパクトをひたすら待ってると感じたらダッシュ、またはラッシュからの通常技、またはジャンプからの投げを狙いに行く。

インパクトの対策.インパクト返し

相手のインパクトはこちらのインパクトで受け止めて逆に反撃。
基本的な対応の仕方はしゃがんでガードしながらインパクトだけを見てインパクトボタンを押す準備をする。(密着付近なら遅らせ投げ抜けをしとくとインパクトも自動で投げ返せる)
間合いが少し離れたら今度は後下がり(後歩き)で地上戦を拒否しつつ、インパクトだけを見てインパクトボタンを押す準備。
最初はこれから始める。地上戦の細かいことはインパクトの攻防に慣れた後でもいい。
インパクト返しをしないという手もある。対応手段は他にもいろいろある。パリィでリスク少なく凌いだり端に行く前にドライブリバーサルで押し返したりといろいろ。こちらのページを見てみよう。→特設ページ「インパクトどうする?

インパクトへの反応を上げるのに有効な方法がある。
ネット対戦を始めようとする前、またはもう始めてる場合でも一度トレーニングモードでインパクトを返す練習をしてみよう。
最初のうちは来るとわかってるインパクトですら返せないことが多い。数をこなして目と耳と体で覚えると自然に出る。インパクト返しの成功率に効果絶大。
簡単練習設定メニューのインパクトを返す練習を利用するのがいい。
特設ページ「インパクト返しの成功率を上げる

差し込みや牽制の通常技からキャンセルしてインパクト返しをする場合は差し込み技なら強の通常技がやりやすい。牽制技は振るとき、特に弱や中の牽制技を振るときはちょっとまって出す、またはちょっと歩いて出すようにしよう。相手のインパクトを振るタイミングと重なってちょうどキャンセルしやすいタイミングになる。

こちらからインパクトを使っていくのも大事。常に相手にインパクトを当てるイメージを持てばインパクト返しもかなり出やすい。こちらのインパクトが当たらない距離は相手のインパクトも当たらない。リーチも把握しておこう。
とりあえずパリィでもしのげるのでインパクト返しをせず当面はパリィ受けに絞るというのもあり。

(表示遅延の軽減) 表示遅延の軽減設定をONにしてないなら絶対にONにしておこう。モニタによってはちらつきが出るかもしれないがこれをやってる人とやってない人ではインパクトや対空の反応に致命的な差が出る。黒画面メニューのグラフィックから設定。

連続技(コンボ)の練習の仕方

(練習する前に) ボタンを押す音が結構大事なのでヘッドホン勢やイヤホン勢は一度取って練習してみよう。ノイキャン(ノイズキャンセリング)機能があるものなら外音取り込み(アンビエント)機能もあると思うのでそれでボタンを音を聞こう。

パーツを分ける

4段以上の長いコンボは二つずつに分けたり、1番目の技と2番目、2番目の技と3番目、3と4…など細かく分けて練習しあとでそれらを全部つなげるという練習の仕方をしよう。

空入力してみる

レシピの長い(段数の多い)コンボはいったんコントローラーだけで空入力してみよう。
ゲームを起動してない状態、またはゲームに繋いでない状態でコントローラーを使ってコンボ練習をする。
コンボレシピを暗記するのに有効。自然に手を動かせるようになるのが大事。
コンボを手が覚えたらモニターを見てキャラをイメージしながらそのコンボをやってみる、というのもいいかもしれない。
応用:失敗しても入力を続ける
レシピが長く入力の多い難しいコンボは、コンボが途中で失敗してもそのままコマンドや入力をレシピどおりにやり通す、という練習がいい。

先行入力の弊害

先行入力のおかげで猶予0Fコンボがバンバン繋がるがその反面、ボタンを押したタイミングと実際に技が出るタイミングがズレるのでその分、次の技やその次の技の入力タイミングがとりづらくなってしまうことがある。
中攻撃>中攻撃>必殺技、中攻撃>強攻撃>必殺技などに多い。
先行入力は最大で4F(60分の4秒)。画面を見てる分には一瞬の出来事だが手でタイミングをとって入力するとなるとこの最大4Fのタイミングのずれは致命的に大きい。
先行入力分のタイミングのズレをしっかり頭に入れ、先行入力で遅れて出た技のモーションをしっかり見てタイミングを取ろう。

(先行入力を理解する)  先行入力を理解するには実際に先行入力を体感してみよう。
まずぎりぎり連続技になるフレームの通常技>通常技コンボを実際に押して繋げてみる。繋がること(コンボになること)を確認したら次に通常技>通常技を徐々に早く、または徐々に遅く押していく。これで技がでなくなるタイミング、または技がつながらなくなるタイミング、その間の長さが先行入力の時間。
この出る、出ない、繋がる、繋がらないのぎりぎりのタイミングをたくさん押してみて体に覚えさせるといいかも。

右手でやるコンボと左手でやるコンボを意識

左手(方向入力キー)に意識を割いてやると上手くいくコンボと右手(攻撃ボタン)に意識を割いてやると上手くいくコンボの二種類ある。
右手を意識するといいコンボは先行入力でタイミングがずれやすいコンボ、コマンド入力が早めのコンボに多い。
どうしても上手くいかないときはこれを意識してみよう。

ヘッドホン(ノイキャン)勢は注意!

ボタンを押す音が重要なのでゲームに慣れるまでは一度ヘッドホンを取って操作してみる。ノイズキャンセリング機能があるとさらによくない。ヘッドホンをしていてもボタンを押す音は聞こえる、と思うかもしれないが音の大きさで聞き取りやすさ(=タイミングのとりやすさ)がぜんぜん違う。コントローラーの生の音を聞こう。
ボタンを押す回数の多いコンボだけでなく立ち回りや反撃でもとても重要。

先行入力や表示遅延に慣れるという意味もある。スト6を始めたとき、新しいコンボを練習するとき、新しいキャラに挑戦するときは必ずヘッドホン(ノイキャン)を取ってプレイしよう。ある程度慣れたら戻す。
ノイキャンは高性能なものほどヤバい。外音取り込み(アンビエント)機能があるなら必ずそれにしよう。

対空技を実戦で出すコツ

対空技のボタンに指を置いておく、画面とその指を両方意識する

まず指を対空するボタンの真上、触れるくらいの位置においておく。そしてボタンを意識するのではなく、ボタンを押す指を意識する。相手が飛んできたらその指の直下のボタンを押す。
対空は相手が飛んだら対応するボタンを押すだけの行為だが、実はそれが対空初心者には難しい。なのでできるだけ「ボタンを押す」という行為を楽に、簡潔にするため上記のことをやっておく。

指を意識する際は単に頭で意識するだけでなく、その指に力を込めておくのもいい。スマートな方法ではないが自然と意識がいくので効果的。

次に画面のほうの話だが、画面上の相手キャラ前方上空辺りにその指のイメージを持っていく、というのがいい。対空するボタンが人差し指なら人差し指、中指なら中指を画面のその位置に意識する。
最初のうちは上手く体が動かないかもしれないが慣れればその辺をいちいち意識せずとも自然に出せるようになる。

近~中距離でのジャンプ

スト6では画面の位置が絶えず両キャラの中間位置が画面の中心になるようスクロールする。左右もそうだし上下でもそう。
そのためステージ(地面)でなくキャラで間合いを見てる場合、近~中距離の前ジャンプは少し変則的な軌道を取ってるように見える。
実際は普通の放物線状の軌道だが画面スクロールとの作用によってそう見える。キャラじゃなくステージ(地面)をみることや最初から近~中距離ではそういう動きをすると意識していれば支障なく対空できる。座学として理解しておこう。

トレーニングモードで反復練習

とにかく体に、飛びに反応してボタンを押すという行動を覚えさせることが大事なので反復練習は必ずしよう。
トレーニングモードのレコーディングで相手キャラに前ジャンプを覚えさせ、上記のコツを意識しながらそれを対空する。
単純作業の繰り返しでいい。無意識に指がボタンを押せるようになると実戦でもかなり対空が出せるようになるだろう。

通常技とジャンプとのフレーム感覚

トレーニングモードでダミーを常にジャンプ状態にし(ダミーの状態、立ち/しゃがみ/ジャンプから選ぶ)、自分のキャラに立ち弱Pやしゃがみ弱P、しゃがみ中Pを空振りさせてみよう。
どのジャンプタイミングで技を空振ったら対空が間に合うか、間に合わないかの時間間隔(フレーム感覚)がわかる。これを前もって体感しておくと対空が出やすくなる。
また下の項目でも書くが歩き出しと歩き出した後の速度の違いについての感覚も、相手のジャンプ速度とすり合わせておくと対空が出やすくなる。

(0.5秒以下の技からのジャンプ)  弱P、中Pなど動作の短い技からジャンプを出されるとフレーム(時間)の感覚が狂いやすい。
0.5秒以下の動作はどうしても感覚で覚えづらいという人の脳の特性のせいらしい。
立ち弱P>前ジャンプ、しゃがみ中K>前ジャンプなどをトレーニングモードのダミーに覚えさせ、ワンセットとの技として覚える。またこちらの置き技、弱Pやしゃがみ中P、しゃがみ中Kなどとのフレーム感覚をすり合わせて対空のタイミングをつかもう。

少しずつ歩く

歩くとどうしても注意が散漫になり、相手の飛びを見逃しがちになる。(お互いのキャラが同時に別々に動くので画面の見なきゃいけない箇所が予測不能なくらい変動するせいもある)
相手もそれを見越して(つまりこちらが前歩きしたのに反応して)飛び込んで来やすい。
慣れないうちは少しぎこちない戦い方になるが歩く距離を減らしてみよう。少し歩いて上を見る、少し歩いて上を見ると言った感じ。
昇龍拳などのコマンド入力を必要とする対空技を持つキャラは後ろに歩く場合も少しずつの方がいい。
後ろに入力が入った状態から対空技を入力して間に合わせるのはかなり難しい。

また歩き出し1F目が少し遅いというスト6のシステムがあり、歩き速度が等速と思い込んでると間合いやタイミングにズレが生じて対空がちょっとしにくくなる。2F目から加速していくと考えるといいかもしれない。

フェイントを使って意識的に飛ばせる

そもそも対空も重要なダメージ源であり、飛ばして落とすというのがストリートファイターシリーズの主要な戦略でもあるのでフェイントを使って相手を飛ばせることを意識する。
近づいて技をさすフリをして隙の少ない弱技を出し、飛んできたところを落とす。または飛び道具を出すと見せかけて屈伸した後、弱技を出してフェイントするなど。
フェイントで使う技はしゃがみ弱Kがいい。しゃがみ弱Kを出して相手が飛んでいたらそのまましゃがみ入力で昇龍拳入力をし、Pボタンを押す。
対空必殺技がKボタンのキャラはしゃがみ弱Pでフェイントしよう。

インパクト返しと両立(中級以上)

少し、いや結構難しいが対空とインパクト返しは両立できる。
反応はインパクト返し優先、操作は対空とインパクト返しの両方をするというイメージで手元と心の準備をしておこう。
両方ってどういうことだと思うかもしれないが本当に両方やるつもりで構えておいて相手が何かアクションを起こしたらまずインパクト(返し)を押そうとする、そしてインパクトじゃなかったら操作をずらして対空のボタンを押す。
昇竜拳などのコマンド入力技で対空する場合はインパクトボタンよりもコマンド入力の方を意識、そしてコマンド入力(昇竜拳なら前→下→前下)の一つ一つにインパクトを押そうとする。
昇竜拳で言うと前(>インパクト)→下(>インパクト)→前下(>インパクト)→Pというふうに普段から意識して入力しておくと相手が前ジャンプじゃなくインパクトを選んだときにインパクト返しが出やすい。

ヒット確認もそうだが何かをやろうとして止める、またはやめて別の何かをするという行動は格ゲーのみならず素早い認知判断操作を要するすべてのワークに有効。

投げ抜けの練習方法→こちらが当て投げをしてみる

投げ抜け(遅らせ投げ抜け)は非常に大事なテクニック。これができればとりあえず投げだけで殺されるという事態は避けれる。
投げ抜けの基本的な対応はこう
  • しゃがみ弱P→投げ
投げに反応してボタンを押すのは難しいので小技一発をガードした時点で投げ抜けを押すようにする。
  • しゃがみ弱P→しゃがみ弱P→(歩き)投げ
小技2発からは必ずちょい歩き投げになる。前に歩いたのを見たその瞬間に押すことで投げ抜けが間に合う。ただ液晶TVなど遅延のある環境では難しいかも。

フレーム感覚を養う.当て投げをしてみよう

昨今のゲームはどうしても表示遅延、入力遅延があるので直感的に投げ抜け(遅らせ投げ抜け)のタイミングをつかむのは少し難しい。
その対策としてまずこちらが当て投げをしてみよう。こちらから当て投げするときのタイミングを覚えることで投げ抜けタイミングも覚えるというもの。
小技からの当て投げ、ジャンプ攻撃からの当て投げ、有利な技からのちょっと歩いて投げ、ラッシュ→フレーム有利通常技からのちょっと待って投げ、この4つを練習してみよう。
ジャンプ攻撃は弱中強でタイミングが異なる。早すぎると相手がガード硬直中で投げがスカる。早すぎるタイミングというものを覚えるのも大事。
タイミングに加えて投げる側の心理状態などもわかるはず。あとは実戦で投げる側の気持ちになってそれよりちょっとだけ遅いタイミングで投げ抜け入力をしよう。

トレーニングモードを活用する方法もある。
トレーニングモードでダミーキャラをレコード設定にして複数の当て投げパターンをレコード、複数ONにしてランダムで当て投げさせると実戦的な練習になる。

牽制.通常技にキャンセル必殺技を仕込む

通常技先端当てを狙う距離はラッシュ攻撃の射程圏内でもある。相手のラッシュを潰すため間合い取りをしながらもこまめに立ち弱P、しゃがみ中Pなどを打って相手ラッシュを牽制しよう。
相手に動いたら当たるくらい、ラッシュしてきたら当たるくらいの距離で隙の少ない技を置く。
その際、キャンセル可能な通常技を置き、必殺技を入力しておこう。ヒットした場合、キャンセル必殺技が出てコンボになる。
またラッシュ(→→またはラッシュボタン)を仕込んでもいい。

近~中距離のラッシュ.基本はラッシュ小技

→→パリィボタンからの最速小攻撃が近~中距離のラッシュ攻撃の基本。一番最速で攻撃できてガードさせた後も投げ間合い。
ラッシュ空走距離、多様な選択肢、通常技相性など難しいことは抜きにしてこれをまず覚える。そこからいろんなラッシュ技を使っていこう。(コンボはまた別、立ち回りでの話)
相手のラッシュが怖い場合はラッシュ小技投げ圏内に入るときに前歩き>立ち弱Pを打ってからにすると相手としては相当ラッシュを出しにくい。黙らせてこっちのラッシュ小技を通そう。

ラッシュ小技が通った場合ガードで+1Fの状況に注意。投げの発生が5F、小技の発生が4F、そして投げと打撃の発生がかち合うと打撃が勝つ、という仕様のせいでわかってる相手だと+1F状況で小技で割り込まれ、投げが負けてしまう。

特設ページ→「ラッシュからの投げ連係」(どの技が投げにいけるかとその有利フレームをキャラ別にまとめたページ)

技相性もちゃんと調べる

ラッシュが強いというゲーム性のせいで技相性を調べずに対戦を続けてるプレイヤーが多い。
しかし通常技の相性はストシリーズ立ち回りの基本、ラッシュの話においても判定は通常技のそれと全く同じのため勝ち負けは結局は技相性に左右される。
ここをおろそかにすると成長が止まり、ゲームやキャラに対する理解度も上がらず飽きやすくなる。
二回言うが飽きやすくなる。
技相性をしっかり調べて自キャラと自分を強化しよう。

どこみたらええの?

ドライブラッシュのスロー時間を意識する

ゲームをやってると薄々わかってくるがドライブラッシュの出始めには一瞬だけ相手がスローになる。
これで相手はリバサ必殺技や見てからジャンプなどが出なかったり、思ってるタイミングで牽制技を出しても潰せなかったりする。
このスロー時間をしっかり意識し、対戦に活かせるようにしよう。
煩わしいだけと思うかもしれないがこれのおかげで歩き牽制(置き技)がちょうど最速ラッシュ潰しになりやすい。

牽制を二回押す

ラッシュの暗転でボタンを押したのにボタンの有効時間が過ぎてしまって技が出ない時がある。
そういう時は二回ボタンを押そう。しゃがみ中Pで牽制するなら二回しゃがみ中Pを押す。うまく暗転にかみ合えば二回目の入力で最速でラッシュを返すことができる。お手軽にプロと同レベルのことができるのでおすすめ。
立ち弱P牽制などは弱P>中Pという押し方にすると弱Pが連打キャンセルにならずにいい。

この時間停止が一番わかりやすいのが相手がジャンプしてる時のラッシュ発動。相手が10Fほど(1Fは60分の1秒)空中で止まってるのがわかる。

ゲームに慣れよう.小技三発確認のススメ

弱攻撃を三発打ち、ヒットしてたら必殺技でコンボという行動をしてみよう。
理由はいろいろあるが先行入力、入力遅延、視覚(目)によるガード硬直の把握、操作(手)によるガード硬直の把握、ヒット確認、コンボなどなど重要かつ不可欠なことを最短で慣れることができる行動。これを多用してスト6ならびにネットでの対人戦に慣れよう。

三発ガードされたら歩いて投げ、ちょっとまって中攻撃などをしてみる。当て投げは初心者には防ぎにくく心を折りやすい厳しい選択肢だが三発ガード>歩き投げなら相手にも自分にも優しいのがミソ。
  • モダンの小技三発確認
モダンの弱アシストコンボはだいたいしゃがみ弱K>しゃがみ弱P>(オートヒット確認)必殺技というコンボが設定されている(そうでないキャラもいる)。オートヒット確認というのは本当に自動でヒットしてたら必殺技が出る、ヒットしてなかったら押しても必殺技が出ない(二発目で止まる)というもの。これにさらにもう一発アシストなしの弱技をはさんで三発にしよう。
  • クラシックの小技三発確認
クラシックの場合はしゃがみ弱P>しゃがみ弱K>しゃがみ弱P>(ヒット確認)必殺技というコンボを狙おう。しゃがみ弱Pとしゃがみ弱Kを混ぜるとそのわずかな発生の違いのおかげでいろいろなことを体感し学ぶことできる。

勝つことを目指していく脱初心者講座

ガード硬直のフレーム感覚を養う.確定反撃(打ち返し)

ガード硬直を体感で覚えて最速の打ち返しでカウンターを取ったり、反撃猶予の短い確定反撃を決められるようになろう。
ガード硬直を体感で覚えることでフレーム感覚を養うと別の動作に換算するとどのくらいの長さに相当するか、例えばしゃがみ弱Pを空振りしてる時間の分、キャラを前歩きさせるとどのくらいの距離を移動するか、みたいなことが感覚でわかるようになる。対戦中の頭の回転の速さ、判断の早さの向上に繋がる大事な部分。

(フレームとは) fps(フレームパーセコンド)のfの部分でスト6は一秒間に60フレームの絵を描き替えて滑らかに見せている。ゲームにおける時間の流れも技のモーションも1フレーム単位で構成されている。

  • 硬直を手で覚える(単発の通常技)
通常技など単発の技のガード硬直は手(入力)で感覚を覚えよう。シンプルかつ効率的な方法があってガードしたらとにかく反撃技または打ち返し技を連打してみる。これが一番手に馴染みやすい。どのタイミングで技が出たか、そして「どのタイミングで出ないか」を覚えられる。
とりあえず最初にどのキャラでもいいので(しゃがみ)弱Pや(立ち/しゃがみ)中Pの反撃タイミングを覚えよう。全キャラ使いどころもタイミングもほぼ共通で対戦中使用頻度も高い。これを覚えるだけで全然違う。先行入力が感じ取れるくらいまで続けると完璧。

(先行入力)  先行入力とは4F先に押してもボタン入力が有効となる非常に便利な入力補助システム。これのおかげで猶予0Fコンボ、猶予1F確定反撃がバンバン決まる。ボタンを押したタイミングよりちょっと遅く技が出た、のはこれ。
  • 硬直を目で覚える
もう一つコツがあって硬直の切れ目を目で覚えるというやり方がある。ガード硬直が長めの強攻撃なんかはこっちを先にした方が覚えやすいかもしれない。しゃがみ中Kや立ち強P、立ち強K、または必殺技などの動作や硬直が長めの技をガードしたら、なるべく早く前歩き、後歩き、バクステなどを入力し動き出しのタイミングを見る。ガードした瞬間から入力するのがコツ。
この時、長めの前歩き(密着まで)、後歩き(ある程度離れるまで)や前ステやバクステにするとフレーム経過の感覚を掴むことができる。この技をこのタイミングで出すとその間、相手のあの技がこのくらい進む、みたいなフレーム感覚の組み立てが脳内でできるようになる練習。これができると対戦中の頭の回転も速くなり相手に翻弄され後手に回ることもなくなる。ただ歩き出しの1F目が少し遅いというスト6のシステムがあるのでそこをちょっとだけ意識しよう。

(硬直の短い技を目で覚える) 人の特性として0.5秒以下のモーションは感覚で覚えづらい(脳がタイミングを計りづらい)というのがあるらしい。単発の弱P、中P(のガード硬直)など動作の短いものがこれに当たる。その場合、反撃の動作を二つ以上組み合わせる、例えば立ち弱P>前歩き、立ち中P>前ステ、しゃがみ弱P>しゃがみ中Pなどセットにして0.5秒以上の組み合わせにして覚えれば視覚でイメージしやすくなる。これで目の感覚、フレームスケジュールが組み立てやすく、かつそれを対戦の流れに組み込みやすい。

パリィ力を上げる(偶然ジャスパを増やす)

パリィの反応速度をなるべく上げ、発生が早い技でもなるべくパリィを取れるようにしよう。
パリィ入力から2F以内にパリィ成功すればジャストパリィになり、受けた次の瞬間から動けて反撃ができる。発生が早い技にぎりぎり反応してパリィできるようになればこのジャストパリィに偶然になる確率が高く、ダメージが取れるようになる。

ケンの龍尾脚、マリーザのファランクス、ホンダの頭突き、リュウの波動拳などジャスパができれば状況が劇的に好転する技は多い。
特に飛び道具は反応が厳しくなる近距離になればなるほど最速反応がジャスパになりやすくまた距離が近いため反撃が確定しやすく、例え確定しなくても攻めに転じやすくなる。

この偶然ジャスパは初心者のうちから狙いにいっていい。
ぎりぎりのパリィを取れば取るほど、踏み込めば踏み込むほどジャスパの機会も増えていく。だいぶスト6力がついてきた証。勝率も確実に上がってくる。

状況にあった連続技をとっさに出せるようにする

本作は相手の技の隙、ゲージ状況、間合い、画面位置によって最大ダメージを取れるコンボが変わってくる。
様々な状況にあった連続技を咄嗟に出せるようになるのは非常に大事。

どうしても実戦で出せない時の具体的な練習方法として様々な種類の連続技を個々に反復練習した後、仕上げに全ての連続技を通しでやってみるという方法がいい。
その際、練習のキモとなるのは一つの連続技を失敗してもその失敗した連続技の練習で立ち止まることなく、一通り全ての連続技をやってみること。
通しで練習した結果、全部失敗した、でもいい。一つ一つの連続技をいったん忘れて再び思い出すのがこの練習で重要なところ。

刻み歩きを使おう

  • 刻み歩き(刻みガード)と上級者のアレ
相手と距離を詰めるときに前にちょっと歩いて一瞬ガード、前にちょっと歩いて一瞬ガード、という操作で近づいてみよう。
特にガイル戦でソニック連打に距離を詰めるときや本田戦で頭突きを警戒しながら近づくときに有効。
これをすると相手の技を見てからガードを入れるよりガード入力が早く、比較的安全に前に進むことができる。
刻みながら前移動し、相手の技が来たと思ったらそのままガードを入れっぱなしにしておこう。

これらは上級者がよくやってる刻み後下がり、前後ふらふら移動なんかも同じ原理。
あらかじめ前(後)に入力しておいて相手が前(後)に歩いたらそれに合わせて入力し続ける、または入力をやめることでより機敏に間合い調整できる。
  • インパクトに反応しながら間合い調整「一回ガード歩き」
インパクト範囲内においてはこの刻み歩きガードのガードの部分を長めにし、ガード中インパクトを警戒することでインパクト返しがしやすくなる。インパクトの圏内でインパクトを返しつつ間合いのかけひきをしたいときに便利。
歩き出しが一番反応しづらく、相手もそのタイミングで狙ってきやすい。再び歩き出したらあとは歩きっぱなし、下がりっぱなしでも反応しやすくなる。これは画面スクロールの変化の仕方も影響していると思われる。

対戦では動かないほうが負けやすく、上達しにくくなってる。これを使ってインパクトを返しながら能動的に間合い作りをしよう。

じっくり時間を使って攻め急がない

初心者ほど攻め急いで処理されるので、体力が多いならタイムオーバー勝ちも念頭に1ラウンド99秒間を戦おう。
劣勢を感じた時ほど時間をかけ、攻め急がない。
相手がこのタイミングで必ず攻めてくるとわかっていれば簡単に対応できるし、リスクある防御技を出すときのリスクも少なくなる。じらすのも大事。

ダメージの高い選択肢から順に狙っていく/対処する

格闘ゲームの基本的な読み合いとしてダメージの高い選択肢から順に狙っていく、対処していくというセオリーがある。
リュウ戦で言うならこの状況は他は喰らってもいいから密着立ち中Pだけはガードしよう、といった感じ。
二番目にダメージの高い技を喰らってもむしろ一番目とのダメージの差の分だけ得をしたと考えよう。もちろんダメージを受けること自体を回避しノーダメで凌げればそれに超したことはない。
結果として総ダメージが100~200違うだけでもラウンド中、何度かある読み合いを繰り返していくとそれが差となって積み重なってくる。

使うボタンを間合い別に意識して絞る+指の配置を変える

状況や間合いに応じてここはこのボタンとこのボタンを使う、といった感じに使うボタンを意識しよう。
意識するだけでなく手の構え方も押しやすいような構え方にしておこう。

スト6ではパリィとインパクトが大事。
中距離以遠ではパリィとインパクトに絞って意識、指を配置しておこう。
近距離では投げ(投げ抜け)とインパクト(返し)の二つを意識。
対空に使うボタンも意識したい。ただ対空はボタンを押すまでに少し余裕があるのでパリィとインパクトより優先順位を低く、二番手くらいで意識。

同時押しで入力する場合は(投げ入力の弱P+弱Kなど)事前に指を同時押しできる形に整えておこう。
これを怠っているととっさにボタンを押すときに反応は間に合ってるつもりでも入力は遅れてるといったことが起こりやすい。

波動拳(タマ)の撃ち方

基本的に近距離と遠距離で撃つ、中距離はあまり撃たない。
近距離ではダッシュや通常技差込みとの併用、遠距離ではジャンプ攻撃の届かない距離を保ちながら(下がりながら)撃つ。
中距離(ジャンプ攻撃は届くが通常技は届かない距離)はフェイントもしくは近距離や遠距離への移行を目的とする姿勢を相手に見せることを第一に行う。相手にこの間合いではあまり撃ってこないと思わせてから数を撃っていこう。

キャラごとの初見殺しネタを覚えて意識する

ネット対戦はアーケードや家での対戦と違って一試合ごとに対戦相手が変わる。非常に残念なことだが読み合いをするよりもネタ殺しを多用するほうが勝率が安定するということが多い。
初見殺しなネタはメモに取るなどして試合前に必ずチェックするようにしよう。

中級者講座もちょっと覗いてみる

実践、練習はしなくていいが座学のつもりで中級者対戦講座もちょっと覗いてみよう。
初心者講座の大半ができるようになってるころにはもうかなり基礎力がついてて中級者講座の項目もいくつかはすでにできるようになってる。

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