2017年度に附属中学校が開校した。
附属中学校開校に伴う変化
附属中学校開校に伴う設備の変化
プロジェクト工房→金工木工室
中学校の「技術」の授業を行う部屋が必要なため、改造された。
情報教室2→セミナールーム C21・22
たくさんありすぎる情報教室が普通教室になった。
PCが撤去され中央のパーテーションが普通の壁になり、ホワイトボードが移設され、情報教室2が普通教室として使えるように改造された。
元々情報教室のため、床がカーペット敷きであり、その下にケーブルを通すための空間がある。この空間からPCに配線をしていたと思われる穴がカーペット下の金属板に多数空いており、使用開始当初は授業中に学習机や椅子の足がはまる事象が多発した。
PCが撤去され中央のパーテーションが普通の壁になり、ホワイトボードが移設され、情報教室2が普通教室として使えるように改造された。
元々情報教室のため、床がカーペット敷きであり、その下にケーブルを通すための空間がある。この空間からPCに配線をしていたと思われる穴がカーペット下の金属板に多数空いており、使用開始当初は授業中に学習机や椅子の足がはまる事象が多発した。
国際交流室→講師職員室
講師職員室は開校時は講師職員室だったが、開校当初は職員室のスペースに余裕があったため、非常勤講師も職員室で業務を行っていて、講師職員室は国際交流室に改造されていた。
ただ、附属中学校が開校すると職員室のスペースに余裕がなくなってしまったので、国際交流室を講師職員室に戻し、非常勤講師の職員室として使っている。
そのため講師職員室には火災報知器の管理装置、非常放送設備、給湯設備などがある。
ただ、附属中学校が開校すると職員室のスペースに余裕がなくなってしまったので、国際交流室を講師職員室に戻し、非常勤講師の職員室として使っている。
そのため講師職員室には火災報知器の管理装置、非常放送設備、給湯設備などがある。
職員室
職員室生徒相談コーナー奥に置かれていた棚を講師職員室に移動させて、そこを附属中学校の教員が使うスペースにした。
プロジェクターとスクリーンの設置
以下の教室にプロジェクターとスクリーンが設置された。
あとから設置された感があって、スクリーンの場所が微妙すぎて使いにくい。
あとから設置された感があって、スクリーンの場所が微妙すぎて使いにくい。
- S21
- C21
- C22
- レクチャールーム 1
- レクチャールーム 2
教室名の変更
情報教室1と3だけが残ると変なので、情報系の教室の名前の再編が行われた。
変更前 | 変更後 |
情報教室2 | セミナールームC21 |
セミナールームC22 | |
情報教室3 | マルチメディア実習室 |
マルチメディア実習室1 | 情報教室2 |
マルチメディア実習室2 | 情報教室3 |
セミナールームC21 | セミナールームC23 |
グループ学習室1 | 教室S21 |
グループ学習室2 | |
プロジェクト工房 | 金工木工室 |
国際交流室 | 講師職員室 |
ロッカーの増設
各フロア80人分のロッカーが増設された。その影響で偉人が描かれたホワイトボードが見にくくなり、PCラウンジが若干狭くなった。
中学12組・高校12組→東側ロッカースペース
高校3456組→西側ロッカースペース
中学12組・高校12組→東側ロッカースペース
高校3456組→西側ロッカースペース
附属中倉庫の設置
S38横のラウンジ(ラウンジS3)の半分ぐらいのスペースとS31横の廊下のスペースに壁とドアが設置され、附属中学校倉庫になった
校門の学校銘板
「横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校」と書かれていた学校銘板が「横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校・附属中学校」と書かれたプレートに交換された。古い学校銘板は同窓会室に保管されている。
学校名の表示
管理センター横の「横浜市立 横浜サイエンスフロンティア高等学校」と書いてあるところに、「・附属中学校」が下の段に追加された。
教室の使い方の変更
- 附属中学校開校前は、高校のホームルーム教室はS○2~S○7で、端の2つの教室は空き教室になっていたが、中学が東側の2教室、高校が西側の6教室をホームルーム教室として使うようになった。
- 中学校には1クラス1サブ教室が割り当てられるようになった。中学が使ってない時間にサブ教室で高校の授業が行われることもある。
中学校の教室
クラス | HR教室 | サブ教室 |
中1-1 | S51 | S21 |
中1-2 | S52 | C23 |
中2-1 | S41 | C11 |
中2-2 | S42 | C12 |
中3-1 | S31 | C21 |
中3-2 | S32 | C22 |
学級数の変化
年度 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 | |
高 校 |
高3 | 6 | 6 | 6 | 6 | 6 | 6 | 6 | 6 |
高2 | 6 | 6 | 6 | 6 | 6 | 6 | 6 | 6 | |
高1 | 6 | 6 | 6 | 6 | 2+4 | 2+4 | 2+4 | 2+4 | |
中 学 校 |
中3 | - | - | - | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 |
中2 | - | - | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | |
中1 | - | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | 2 | |
合計学級数 | 18 | 20 | 22 | 24 | 24 | 24 | 24 | 24 |
附属中学校開校の経緯
いつから構想があったのか
サイエンスフロンティア高校は、東京大学名誉教授の和田昭允先生をはじめ、先端科学技術分野 における優れた功績を有する方に、スーパーアドバ イザーや科学技術顧問として参画いただいて開校しました。開校に向けてのコンセプトを皆様と一緒にまとめている段階から、「中高一貫教育なら、もっと教育理念に近い人づくりができる」という意見はあり、理数科の高校として開校しましたが、次のステップで中高一貫教育に取り組むことは視野に入れていました。
引用元:わかばナビ 注目の新設校インタビュー
PFI導入段階では、将来的には中高一貫という考えもあったようだが、具体的な想定までには至ってなかった。しかし、開校後、先に中高一貫校として開校した他校の状況や、本校の特別職からの「中学の時期からサイエンス教育を進めていくことが望ましい」という助言も踏まえながら検討が進められた。
引用元:横浜市 PFI事業手法効果検証報告書 30ページ
上記の趣旨の充実に向け、将来的には、中高一貫の教育システムの設置も視野に入れる。
引用元:「科学技術高校(仮称)」アドバイザリー委員会 報告書 (平成16年1月)10ページ
校舎について
収容人数が増えるため、グラウンドに仮設校舎を建てることなども市側で検討したようだが、結果的に既存校舎に収容できたので、影響は少なかった。
引用元:横浜市 PFI事業手法効果検証報告書 23ページ
元々、分割授業をするために、予備の教室が各フロアに2つずつあったので、その教室を流用する形で対応した。そのため、大きな工事をせずに対応できた。当初は、グラウンドに臨時教室を作るという検討もあったようだが、コストを抑えられる方がよいだろうということで、現在の計画となった。
引用元:横浜市 PFI事業手法効果検証報告書 36ページ
かかった費用
開校までに、およそ1億円ぐらい
引用元:横浜市教育委員会 臨時会会議録平成26年7月18日
市外から募集しない理由
募集定員が 80 名と少ないので、市外の枠は設けません。
高校は全県学区ですから、高校募集の時に挑戦していただきたいと考えています。
引用元:わかばナビ 注目の新設校インタビュー
志願資格でございますが、志願者本人及びその保護者が横浜市内に住所を有する者といたします。2クラス80人という募集でもありますし、中学生ですので通学面で安全を考慮しなければいけないということもございます。
引用元:横浜市教育委員会 臨時会会議録 平成27年1月23日 11ページ
一般的な公立中学校との違い
リンク集
- 横浜市立中高一貫教育校について
- 「横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校」の中高一貫教育校化に関する基本方針(平成26年7月)
- 横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校中高一貫教育校化に関する基本計画(平成27年1月)
- サイエンスフロンティア高、中高一貫を検討 横浜市の林市長
- https://www.facebook.com/groups/ysfh4life/posts/598580850184801/
- https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/kosodate-kyoiku/kyoiku/iinkai/kaigi/h26kaigi.files/260718.pdf
- 横浜の中高一貫校は併設型?中等教育学校? 産経新聞