ストライカーパックシステム

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ストライカーパックシステム - (2016/03/27 (日) 00:31:36) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/02/23(火) 00:31:11
更新日:2024/03/26 Tue 20:09:17
所要時間:約 8 分で読めます




機動戦士ガンダムSEED』及びC.E.世界を舞台にした作品全般に登場する、一部MS用の武器換装システム。




【概要】


地球連合軍の試作MSであるストライクガンダムに導入されたのが始まり。

背中のコネクタを通してバックパックを換装する事で、多種多様の武装を自由に選択でき、様々な戦況に対応する事が可能となる。
またストライカーにはバッテリーが搭載されているものもあり、換装して補給する事も可能。
スカイグラスパーにも装備可能で、スカイグラスパー自体の強化装備として使用できるほか、
スカイグラスパーからストライカーパックを射出してストライクが空中で換装すると言う運用を行ったこともある。

一部外伝では本来対応していない機体にも改造を施し装備するケースもある。


その汎用性からザフト軍も参考にしどっから情報を得たのか、
ストライクをまんま丸パクリしたX12Aテスタメントを経てザクシリーズの換装システム「ウィザード」、
インパルスガンダムの「シルエットシステム」を完成させた。

なおザフトはインパルス用のテストパーツとしてマルチパック機能を持つコアブロックも開発しており、
コアスプレンダーと交換することでストライカーパックを使用可能にしている。



【主な対応機種】





【ストライカーパック一覧】


ストライク・ストライクルージュ用


  • エールストライカー
高機動戦闘用(改修後は空中戦も可能に)。
バックパックに大容量バッテリーとビームサーベル二本が装備されている。
汎用性が高く、基本的にコレが選ばれる事が多い。
本来宇宙用で大気圏内での飛行はできないはずだが大ジャンプや短時間の滑空は可能で、長時間の飛行を可能にした改良モデルも作られている。


  • ソードストライカー
格闘戦用。バックパック右にレーザー対艦刀「シュベルトゲベール」、左肩アーマーにビームブーメラン「マイダスメッサー」、
左腕にシールド代わりにもなるロケットアンカー「パンツァーアイゼン」を装備する。
バックパックはバッテリーとウエポンラックの機能しかない。
ミゲルとニコルを真っ二つ。


  • ランチャーストライカー
遠距離砲撃用。バックパック左に主砲である超高インパルス砲「アグニ」、
右肩アーマーに近接防御用のバルカンとガンランチャーを積んだコンボウェポンユニットを装備する。
後に「開発当時のMS用装備としては過剰な火力」と言われている。
ソード同様にバックパックは主武装のウエポンラックとバッテリーの機能のみ。
最終的にヘリオポリスをぶっ壊したのはZAFTではなくコイツ。


  • マルチプルアサルトストライカー
翼の位置をずらすなどして、上記三種を全部乗せした全領域型ストライカー。
作中の描写では分かり難いが、ソードとランチャーのウエポンラックはそれぞれ片側にしか武装を装備できないため、
このストライカーパックでは通常とは別の、左右同時装備が可能なウエポンラックを使用している。
火力が高い分だけ電力消費も激しいため、多数の予備バッテリーを外付けしており、1個使い切るごとにパージされるようになっている。
装備時はパーフェクトストライクと呼ばれる。アークエンジェルに搬入された際、キラに初見で扱いづらさを指摘された。
リマスター版ではムウが使用して大活躍している。


  • I.W.S.P.
正式名称「Integrated Weapons Striker Pack」即ち「統合兵装ストライカーパック」の略称。
新日本プロレスのベルトでも池袋西口公園でもない。
エール(機動)、ソード(格闘)、ランチャー(砲撃)の機能を一つのストライカーにまとめることを目標に開発された。
コンセプトが上記のマルチプルアサルトストライカーと丸被りだが、「全部載せ」と言うより「整理して一体化させた」という印象。

レールキャノン、単装砲、対艦刀に加え、大型ガトリング砲とビームブーメランを搭載したシールドを持つが、
機体の重量バランスが悪いせいで並のパイロットでは扱えない上、当然のように燃費も最悪。
特に電力消費はオリジナルのストライクでは使い物にならないレベルで、パワーエクステンダー搭載の改良型ストライクが登場するまでは活躍の場は無かった。
モルゲンレーテ社に渡ってからはいくらかマシにはなったが、やはり器用貧乏感は拭えず。

最終的に一部のパイロットに気に入られたり、派手な外見から式典に使われるなど、ごく少数が生産されるに留まった。
後にこのストライカーのデータを活かし、または発展させる形でいくつかの派生機が生み出されている。
スパロボだと大抵隠し扱いで、設定を無視して物凄く強かったりする。


  • オオトリ
I.W.S.P.から発展した多目的ストライカーパック。オーブがカガリのストライクルージュ用に開発した。
両舷に火砲が突き出した航空機として単独航行が可能で、機首を折り畳み接続することでMS本体に飛行能力と遠距離火力を与えるという点、
そして名前から、アカツキ用のオオワシとの類似が見られる。多分技術的な繋がりがあるのだろう。

X字に展開する主翼下に小型ミサイルとドロップタンクを懸架し、機体上面には右に大型対艦刀、
左にミサイルランチャーや機関砲、電子戦兵器などに換装できる武装ポッドを装備する。
主砲となるのは機体下部に接続された右舷のビームランチャーと左舷のレールガン
……なのだが、プラモの解説でどちらの火砲もいかなるMSのPS装甲も一撃で貫通または破砕できるとかぶちあげてしまったことで、
PS装甲が更に可哀想なことになってしまった。


  • ガンバレルストライカー
メビウス・ゼロを小型化しストライカーとして運用させた装備。
支援戦闘機に近く、コクピットがあるので単体での運用も可能。合体時は折りたたんでプラグを露出させる。合体後、コクピットを切り離すことも可能。
空間認識能力者専用で、本来はムウ・ラ・フラガが使用する予定だったが諸事情により〝月下の狂犬〟モーガン・シュバリエに譲渡された。

コクピットを含めた外見は小型化したメビウス・ゼロそのものだが、ガンバレルの配置はX字となっている。
また、ガンバレルの内容も実体砲一門と小型ミサイル二基となっている。メビウス・ゼロが古い技術で作られたものだとしても、装備が豪華すぎる。
もちろん、メビウス・ゼロ同様、有線式のオールレンジ兵器であり、線が切れるとガンバレルは使えなくなる。
しかし、パイロットのモーガンは有線であることを利用し、敵機の動きを封じるのに使った。

CE73年には、ビーム砲搭載型も開発されており、PS装甲にも対応可能になる。しかし、ミサイルが搭載されているかは不明。


  • ライトニングストライカー
戦域パワー補給と超遠距離攻撃に長けるストライカー。初出はメカコンテストの一般公募作品。
超々大容量バッテリーにより狙撃用レールガンの使用を可能にした上、さらに余った電力を味方機に接続しパワー補給が可能な支援機。
でもムウさんがぶっ壊してから死亡フラグへ。胴体にも干渉する唯一のストライカーパック。
DESTINYより前に登場したパックの中では特にマイナーでガンプラ化もされていないが、ゲーム作品では『スーパーロボット大戦W』にて使用できる。


  • エールストライカー(コスモグラスパー用)
その名の通り、宇宙用スカイグラスパーであるコスモグラスパー用に開発された。MSにも装備可能。
別名コスモストライカー。


地球連合製・大量生産モデル


  • ジェットストライカー
重力下用の飛行用ストライカー。大量生産品。
翼下にミサイル等を搭載できる。
完全重力下用だが、一部漫画では宇宙で使われたりしている。


  • ドッペルホルン連装無反動砲
長距離砲を二門備えた砲撃用ストライカー。大量生産品。
上記のジェットストライカー共々、開発にあたってはI.W.S.Pの戦闘データが活かされた。
因みにドッペルホルンとは砲の名前で、ストライカーの名前では無い。
その砲の大きさからか、宇宙専用。でも外伝では普通に地上で使われていた。


  • マルチストライカー
大型のミサイル(核)を二基搭載可能な「青き清浄なる世界の為に」必要なストライカー。


アウトフレーム用


  • バックホーム
アウトフレーム用。三階建ての居住ユニットをバックジョイントを介して装備したもの。
キッチンなども完備されており、キャンピングカーよろしく長期の取材や長距離移動の際に役立つ。
劇中で長距離移動の弊害でジェスが小汚くなったことを受け、8の依頼で風呂が取り付けられた。
湯加減も調節できる本格的な風呂だが、湯を沸かす際の電力はMSから引っ張ってくるため、バッテリーが切れかかると湯がぬるくなるらしい。
上部には迷彩用隠れ蓑シューティング・コートを数種類収納しており、展開するとアウトフレームをすっぽり覆い隠すことができる。


  • Gフライト
アウトフレームの高速飛行用装備。
小型輸送機を丸々身に纏ったような形をしている。
大型盾のウイングシールドは飛行形態では展開し主翼となる。この時、手はフリーなのでこのまま撮影も可能。
取材でインパルスの速度について行く為8が設計し、ジャンク屋組合に発注して製造された。8GJ!!
余談だが、コイツをスカイグラスパーに装備させると輸送機が戦闘機を食ってるように見える。
というかファーストガンダムGアーm(ry


  • マルチパック
アウトフレーム用装備。正確に言えばストライカーではない。
これを使用する事でアウトフレームに

ストライカー/ウィザード/シルエット

この全てを装備する事が可能となるトンデモ装置(外付けアダプターみたいなもの)。
もう軍とか所属とか規格とか関係ねぇ!!
ちなみに、これはリジェネレイトを参考に8が設計した。8、お前どんだけ凄いんだよ……

まあ、アウトフレーム自体、ザフト製ストライカーパックシステム試験用MSと言うこれまたトンデモ機体だから仕方無いか。


  • ディバインストライカー
テスタメントガンダムが装備する飛行・格闘用ストライカー。たまにアウトフレームも使用する。
VPS装甲製で、大型クローアームとウイングの二つの展開状態を持つ。
可変式とはいえウイング形態では大気圏内の飛行も可能。
主に消費電力の関係で、核動力搭載のテスタメント以外では扱いにくい。


発展改良型


  • ノワールストライカー
I.W.S.P.を近距離戦闘寄りに調整、より実戦的に昇華させた統合兵装ストライカー。
かなりレアな装備で、スウェン等に極少数が配備された。
飛行能力、ビーム・実体兼用の対艦刀×2、レールガン×2、VPS装甲を実装し、悪魔の羽を思わせる細身でスタイリッシュな外観を持つ。

なお誤解されがちだが、このストライカー自体にバーニアはないので飛行能力はない。
飛んでいるのはストライクE自体の推力を極限まで強化して対艦刀をウイング代わりにして揚力で滑空しているだけ。
なのでアストレイとか下手なMSだとただのデッドウエイトになりかねない…と思いきや、
アストレイに限っては空中制御能力が効率よく働いたおかげで意外と相性がいいことが判明した。

HGの取説にはノワールストライカーの装備にシールドがないのはVPS装甲が使用されている為とあるが、
エールもI.W.S.P.もシールドでストライカーを守っている訳ではないので多分適当な出任せ。
そもそも、某漫画でも実体剣で斬られてしまったが、剣とバックパックを接合するアーム部は構造の都合上PS装甲化出来ていないので、
背中の防御をコイツのみに依存するのは自殺行為に近い。コンセプトを考えて、接近戦時の取り回しを考慮したためかも?


  • アナザーソードストライカー
ストライクEなど肩にマウントが無い機体用に改修されたアナザートライアル版ソードストライカー。
両腕に付けたパンツァーアイゼン基部にマイダスメッサーが移植された。


  • アナザーランチャーストライカー
同じくアナザー(ry
コンボウェポンポッドが肩から背部アームへと移動している。


ライゴウガンダム用


東アジアガンダムことライゴウガンダム用のストライカーパック。
ストライクガンダムの基本三種の発展強化型である。
日本(っぽい)企業製らしさを出すために各パックの名前は三種の神器「鏡」「剣」「勾玉」になぞらえている。
そのまんまの名前が使えなかったのは、オーブとかいうならずもの国家が商標を取得していたせい。

 八咫鏡:ヤタノカガミ(アカツキ)
 草薙剣:クサナギ(戦艦)
 都牟羽大刀:ツムハノタチ(ゴールドフレーム天)
 八尺瓊勾玉:オーブ(=宝珠≒勾玉)


  • スペキュラムストライカー
ライゴウ版エールストライカー。スペキュラムとは「翼鏡」という意味である。
シルエットはそっくりだが、翼下にミサイルポッドを搭載し、下に付く左右のスラスターは内側に90度回した形でくっついている。
VPS装甲はトリコロールカラー。


  • キャリバーンストライカー
ライゴウ版ソードストライカー。キャリバーンとはかのアーサー王伝説に登場する聖剣のことである。
背中の左側に付くエネルギーパックに代わり大型ビームソード「カラドボルグ」が追加。
パンツァーアイゼン、マイダスメッサーも大型化した。
VPS装甲は水色主体。
キャリバーン(アーサー王伝説)とカラドボルグ(ケルト神話)が混在しているあたりが、なんとも種世界らしい。


  • サムブリッドストライカー
ライゴウ版ランチャーストライカー。勾玉→弾→サムブリット という割と苦しいネーミングである。
右肩部分にカラミティから発展したトーデスブロック改、左肩にバスターから発展したミサイルポッド、
主砲にランチャーから発展したアグニ改を持った、ある意味全部乗せ。
アグニ改はMSの装備としては過剰威力なので普通のアグニや、バスターの高エネルギー収束火線ライフルにも換装できる。
VPS装甲は緑色主体。


ライブラリアン製キワモノシリーズ


派生作品『機動戦士ガンダムSEED VS ASTRAY』に登場するストライカーパック。
いわゆるMSVにあたり、ストライクなど優れたMSをカスタマイズしつつ、本体と装備をストライカーパシステムに対応させたというもの。
奇天烈なデザインのものが多数あるが、ライブラリアン製だから仕方ない。
(実際はストライクやデュエルの金型を流用しつつ別物っぽくするために、
既存パーツの配置を変えるだけでなんとかする」というガンプラ的大人の事情がry)


  • シールドストライカー
ストライクの発展機「ゲイルストライク」が装備するストライカー。
名の指す通りシールドが装備されていて、接続されているアームを稼動させる事で手を使わずにシールドを展開できる。
シールド展開範囲は背後と頭上のみだが、乱戦時の死角に当たる箇所をカバー出来る。オマケ的な機能としてシールドを制御翼としても使える。
エールストライカーを上下ひっくり返してブースターを外し、代わりにシールドをくっつけたような外見。
ぶっちゃけ非常にダサい。


  • バスターストライカー
バスターの発展機「ヘイルバスター」が装備するストライカー。
バスターダガーで成しえなかったパック化を実現したもので、バスター系ほどの性能は出せないが他の機体も砲が使える。
パイロットの趣味で砲の構成が左右逆になった。
中央部分が弾倉とパワーパックになっており、アームで接続された両火砲は分離させて手持ち武器として友軍機に貸したりもできる。
アームの可動範囲の都合で連結方式がバスターから変更されており、アームから外した状態で連結させることになる。
『VS ASTRAY』の中では一番まともなストライカーだが、背中から見るとデザインのやっつけ感が酷い。


  • バズーカストライカー
デュエルの発展機「レーゲンデュエル」が装備するストライカー。
バックパックに一本のアームがついただけの、シンプルな武装ラック。
アームはMSの腕と同じぐらいのパワーがあり、打撃などにも使えるとされている。

通常はアーム先端にデュエル用バズーカ『ゲイボルグ』がマウントされている。
ランチャーストライカーのデータを基にしており、ゲイボルグをアグニに換装もできる。
というか、見た目はランチャーストライカーのアーム先がバズーカになっただけ。

携行武装が増えるのはいい事なのだが、ストライカーパック使ってバズーカ一本追加されただけでは流石にガッカリ感が拭えない(他がぶっ飛んでるだけ余計かもしれないが)。
冷静に見てみれば、過剰火力と言われた「アグニ」をダウングレードしたうえで、威力と消費のバランスを取っているようにも思われる。
また、必要なくなったらすぐにパージするという運用思想のため、単純で安価なものにしたともとれる。


  • マガノイクタチストライカー
ブリッツの発展機「ネブラブリッツ」のストライカーパック。
ぶっちゃけゴールドフレーム天のマガノイクタチを赤くしてストライカーパック対応に改造しただけ。
ミラコロ搭載だが、使用するには特別な対応機でないと使えない。
つまりネブラ専用……と思ったらイライジャ専用機になったセイバーの発展機、ヴァンセイバーに装備してしまった。
ミラージュコロイドを空力制御に利用しつつマガノイクタチを翼にして飛行形態時の安定性を高めている。
また、ヴァンセイバーもミラコロ対応が可能なのかマガノイクタチによる強制放電も使えるため、実質戦闘能力向上に貢献している。


  • ドラグーンストライカー
プロヴィデンスの発展機「ニクスプロヴィデンス」の装備するストライカー。
外見は天帝のライフルにスラスターを付けただけのシロモノで、ドラグーンにしてはかなり大型。
計12基となり、これによりSEED世界のMSでは最多のオールレンジ兵器を有する結果となったが、
元々ドラグーンが大量装備されてる天帝に今更ひとつ増えた所で意味がない気がする。

ドラグーンストライカーもプロヴィデンスのデータを持った敵であれば位置情報により誤認させる使い方ができるみたいだが、
そもそもプロヴィデンスを相手取って生き残ったパイロットが少なく
だれを仮想敵にする機能かわからない(せいぜいキラ・ヤマトかダンテ・ゴルディジャーニくらいだろう)。
しかもドラグーンなので使える人間が限られる為、ほぼニクス専属装備。
固定砲台として使用が可能なのかもしれないが、それならバズーカストライカーでも使ったほうが現実的である。


ガンダムビルドファイターズ系


ガンダムビルドファイターズ』に登場するものたち。
「SEEDの世界に実在する」というのはいわゆる「俺設定」なので、もちろん実際にSEEDの世界にあるわけではないが、
規格上ストライク系列のガンプラにはすべて無改造で装備可能で、ストライカーパックの1つと言える。


  • ビルドブースター
ビルドストライクの追加装備としてイオリ・セイが制作した。
これを装備した形態はビルドストライクガンダム・フルパッケージと名付けられた。
オオワシをモデルにセイがフルスクラッチした装備で、大型の可変翼と二門の大出力ビームキャノンを備える。
また、オオワシ同様パック単体が戦闘機に変形できる。
ガンプラバトルのルールの都合、事実上の脱出機としての運用が可能である。
このため機動力、攻撃力と負けにくさが大幅に向上した。

翼を寝かせてビームキャノンを斜め後方に向けるとエールストライクっぽくなり、翼を広げてビームキャノンを前に向けるとフリーダムっぽくなるなど、
製作者のセイが生粋のガノタであるがゆえにガンダムの設定に縛られていたため、SEED本編に出てきてもおかしくないような大人しさがある。
逆に言えば地に足がついた設定であり厨二臭さがないため、ユニバースブースターよりこちらのほうが好みだというファンも多い。


  • ユニバースブースター
「ガンプラはどんな自由な発想で作ってもいい」という発想に辿り着いたセイが、作中設定などガン無視で創造の翼を広げた結果がこれだよ!!!

二門のビームキャノンを装備し、変形して戦闘機となる点などはビルドブースターを踏襲している。
一方で翼が廃されたため一見なシンプル外見となったが、その実態は敵のビームをシールドで吸収し、
そのエネルギーでV2ガンダムデスティニーオーガンダムのような光の翼(プラフスキーウイング)を形成して超加速できるという、
少なくとも種死後半ぐらいじゃないと出なさそうなトンデモ兵器である。


  • ビルドブースターMk-Ⅱ
イオリ・セイ製作のビルドガンダムMk-IIのバックパックとなるほか、分離して支援機として活用可能。
ガンプラ的に言っても厳密にはストライカーでなく、立ち位置的にはGディフェンサーなどの方が近く、外観もセイの考えた設定の下ギャプランなどをイメージしている。
しかしながら、製作者が同じと言うこともあってかスタービルドストライクの背中には対応しており、最終話でビルドMk-IIから託される形で装着している。
現実の商品では、接続用のパーツを使うことで換装可能。


  • リボンストライカー
べアッガイⅢ用のバックパックで、一応ストライカーパック。
ストライク系列のガンプラにry
これもおそらくセイが作った。
外見はどう見てもただのピンクのリボンだが、スラスターとしての機能を持つ。

厳密には、アッガイのバックパックの代わりにランドセル型のコネクタがついており、
そこにストライカーパックが接続できるようになっている。


  • チェアーストライカー
ガンダムビルドファイターズトライ』に登場。
べアッガイF用のバックパックで、プチッガイを座らせることが出来るイス。
というかもう、ただの凹凹接続用変換コネクタだが、一応ストライカーパック。ストライry

なお、こちらはセイにガンプラ作りを教えてもらったコウサカ・ユウマが製作に関わっている。


  • サインストライカー
セブンイレブン限定ベアッガイⅢ用のバックパックで、セブンイレブンの看板が付いている……もうこれストライカーパック関係ねえ!!


その他


  • ヴィーヴルストライカー
ブルーフレームD用にエールストライカーを改造したもの。
ビームサーベルの代わりに三枚のブレード中央にビームキャノンが付いたドラグーンを装備している。
一度切りの突進加速に特化した改造が施されており、最大に加速したところでストライカーを切り離し、重量を軽くして更に加速、という運用を目的としている。


  • 名称不明のストライカー
モノアイガンダムズ』に登場するストライクが装備しているストライカー。詳細は不明。
黒本のようなX字のものを背負っており、武装はエールと同じ。
宙間戦闘用なのだろうか?


アンチストライカーシステムを体現したシルエット。
シルエット?ここストライカーだよね?
詳細は該当記事に載せるが、簡単に言えばストライクとダガーの天敵。


アレ? ここガンダムの項目? 色々一緒だから間違えちゃった。テヘ。


  • キバブレイカー
もっと関係ない。


何者なんだ、おまえは!?





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