スカイグラスパー

登録日:2010/04/18 (日) 03:09:22
更新日:2020/07/27 Mon 17:31:13
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プレゼントを落とすなよ!


機動戦士ガンダムSEED』シリーズに登場する戦闘機。


目次





スカイグラスパー
Sky Grasper

基礎データ


型式番号:FX-550
全長:12.46m
本体重量:不明

武装:20mm機関砲×4
中口径キャノン砲×2
砲塔式大型キャノン砲×1
ウェポンベイ×2(対艦ミサイル×各1)
各種ストライカーパック兵装
…以下後述

特殊装備:垂直離着陸(VTOL)機能
備考:乗員2名



機体解説


大西洋連邦のP・M・P社が、地球連合軍主力制空戦闘機「F-7D スピアヘッド」を原型として設計・開発した大気圏内用の戦闘攻撃機。
ストライクガンダムの戦術支援機としても運用される。
重武装・多機能の制御を考慮して、コクピットはスピアヘッドと同じタンデム複座が踏襲されている。
機首全体の設計もスピアヘッドとあまり変わらないが、カナード翼は極端に縮小された。
また、G兵器開発のノウハウがインターフェイスに活かされた事で極めて良好な操縦性を持ち、錬度の低い初心者パイロットでも操縦する事ができる。
専用のシミュレーター(戦場の絆ではない)なども用意されている。


本機は胴体後部のコネクタと翼部のハードポイントに各種ストライカーパックをノンオプションで装備可能となっており、それらをスカイグラスパーの強力な武装として使用できる。
パージもノンオプションで可能なため、僚機として行動中のストライクの近くでパージして換装させることも可能である。
ただ、この運用方法については、同機を受領したばかりのムウ・ラ・フラガが「俺は宅配便か?」とぼやいていた。そりゃそうだ。

単体での戦闘機としての空戦性能も高く、またパイロット次第では噴進機としては破格の旋回半径の小ささと、
非誘導兵器でありながら射界の大きい砲塔式大型キャノン砲のオフボアサイト性を活かして、MSと互角以上に戦う事が出来る。

原型となったスピアヘッドと同じく、本機はVTOL機である。
機体胴部腹面前後端に可動式のエンジンノズルを2基備え、これを任意の角度に動かして噴射する事によって、垂直離着陸、ホバリング、微速後退などができる他、
艦上からの発艦の際にカタパルトを必ずしも必要としない。
ストライクが地球連合軍から失われたため量産計画は一時頓挫していたが、ダガーLの配備に伴い、新たに制式機がほぼ同仕様のまま量産される事になった。
その際、塗装はグレーを基調とした制式色になっている。

ダガースローターダガーダガーLウィンダム等とストライカーパックを互いに換装する事が可能。

本機と似たような運用をする機体にザフトのシルエットフライヤー(こちらは無人機で非武装)が存在する。



武装(未使用の物を含む)


◇本体

  • 20mm機関砲
機種付近の左右に内蔵。

  • 中口径キャノン砲
翼部の付け根に内蔵された大型機関砲。装弾数は多くない。

  • 砲塔式大型キャノン砲
コクピット後方の上部に内蔵された大型砲。キャノンと付いているがビーム砲であり固定火器の中でも破壊力に優れる。

  • ウェポンベイ
胴体下部に設置されており、以下のミサイルや爆薬など選択装備可能。

  • 中距離用対空誘導弾
  • レーザー誘導方式1000ポンド通常爆弾
  • 220mm径ミサイル(バスターやデュエルASのものと同型)
  • 滑走路破壊爆弾
  • 対艦ミサイル
  • 250ポンド通常爆弾
  • 1000ポンド通常爆弾


◇専用パック

ストライカーとは別に翼端部のハードポイントに装着するオプション装備。
接続部はストライクのビームライフルやストライカーの肩パーツと共通。

  • コンフォーマルタンク
燃料タンクにハードポイントだけのもの。

  • 偵察パック
コンフォーマルタンクにモノアイを搭載したもの。

  • 火力増強パック
固定装備である大口径機関砲と同じ物を二門ずつ装備。対地攻撃にも有効。

  • 電子戦用パック
ECM、ECCM能力の向上用。

  • ブースターパック
大気圏上層部まで短時間で到達、降下中の敵を迎撃するためのSRBパック。


◇共用ストライカーパックの運用

  • エールストライカー
ストライカーの推進力を利用して機動力を底上げする。
また、両翼部にストライクのビームライフルやシールドを装備する事も可能。

ちなみにこの装備で、大陸をまたいで(ただし本人の自己申告だが)航空した例が存在する。

  • ランチャーストライカー
320mm超高インパルス砲「アグニ」の使用により不足していた火力を補う。
また、右翼部に装備されたウェポンポッドは側面を向いている為、すれ違いざまに発砲するように使用する。

  • ソードストライカー
下部に装着したパンツァーアイゼンによる牽制や対艦刀シュベルトゲベールを展開し、すれ違いざまに戦艦に攻撃するという戦闘機らしからぬ戦い方をする。
一応左翼部にはマイダスメッサーも装着されているが、流石に使用は出来ない。



劇中での活躍


C.E.71(『SEED』)

アークエンジェルが地球に降下する際、第8艦隊から補給物資と共に2機搬入され、ストライクと共に活躍した。
1号機はムウが、2号機にはカガリが搭乗。カガリがオーブで艦を降りてからはトールが2号機に搭乗した。
1号機はランチャーストライカーを標準装備として、機体の機動力を活かして「アグニ」で攻撃を行い、大きな戦果を上げた。
2号機もソードストライカーを使ってレセップスにダメージを与えている。しかしインド洋周辺海域では、浮上してくるボズゴロフ級潜水空母の潮を浴びて怯んだり、その帰路で偶発的戦闘とはいえザフト軍輸送機と交戦して墜落するなど良いところがあまり無い。

その後、トールが乗った2号機は北太平洋の戦闘において、アスランの駆るイージスと戦うストライクを援護しようと乱入するも、
イージスが自機に向けて投擲したシールドにトールが反応できず、コクピットに直撃させられて撃墜され、トールも戦死した。
ちなみにこの撃墜(及びトール死亡の)シーン、全編通しても特徴的かつ印象的な描写であるためか、スペシャルエディションで詳細に描き直されている。

1号機はアラスカ基地脱出の際、アークエンジェルに戻ってきたムウが使用したが、その後オーブでムウがストライクに乗り換え間も無く舞台も宇宙へと移ったため出番は無かった。


C.E.71(『DESTINY ASTRAY』)

カイトが南アメリカに来る際などに搭乗している。


C.E.73(『DESTINY』)

ザフトがオーブを攻撃した際、ネオが脱出艇代わりにアークエンジェルからあてがわれ再登場。
しかしネオがアークエンジェルを助けるため舞い戻りミネルバを攻撃。
ミネルバにダメージを与えるが、自身も被弾してしまいアークエンジェルに収容された。

またその前後に、カガリがスカイグラスパーで出撃しようとしていた。
当然キサカによって止められていたが……。

C.E.73(『DESTINY ASTRAY』)

ジェスとカイトが地球に降りた際、哨戒中だった連合のスカイグラスパー編隊が登場。
しかし登場したイルドのプロトセイバーの量子コンピュータウイルスで機体制御を奪われ、カイトのテスタメントへの強制特攻を強いられてしまった。



バリエーション


◇コスモグラスパー

型式番号:FXet-565

武装:20mm機関砲×4
中口径キャノン砲×2
砲塔式大型キャノン砲

メビウスに代わる宇宙用航空機としてスカイグラスパーを再設計した機体。メインカラーは青。
基本スカイグラスパーと同型だがキャノピーは密閉装甲になり視界はモニター化。推進器は宇宙用に換装。
機体下部の左右に武装ステーションが設けられビーム砲や6銃身機関砲を搭載可能になった。
当然ストライカーパックも使用可能だが宇宙用に特化した新型エールパック(通称コスモストライカー)を標準装備している。



立体化


ガンプラ

PG、BB戦士、EXモデル、RGシリーズなどで発売。
恐らくストライカーを付けられる分ストライクとの組み合わせで売れやすいためと思われる。現在はRGが一番手に入りやすい。



ゲームでの活躍


  • Gジェネ
SEEDでは換装機能持ちで、ソードストライカー装備でのSAではまさかの原作再現。
エールやランチャーも燃費が良く、割りとまとも。
PORTABLEでは換装出来るが、燃費が劣悪。
追い討ちをかけるようにWARSからは換装すら出来なくなってしまった…が、CROSSRAYSで換装が復活した。
多くの作品においてストライクへの開発が可能であるため、序盤は使う必要がある。


  • 連ザ
家庭版に登場。
コスト200しかないが、ソードやランチャーが敵として出てくると少し厄介。
武装はバルカンとビーム砲が共通で、エールがブーストダッシュ性能がやや良く、ソードは対艦刀突進攻撃が、ランチャーはアグニ砲撃がある。
大気圏内とコロニー内ステージのみ使用可能で、レバーを上にするだけでステージの天井まで行くことができる。だが同じスカイグラスパーであれば空中戦ができるものの、通常MSだと射程範囲外なので決着のつけようがない。

長らくSEED系ステージのアフリカ砂漠で、背景のアークエンジェルから出撃する姿が見られた。
CPU専用機帯としての実装は無いため、機動戦士ガンダム Extreme vs. MAXI BOOSTからアシスト呼出されているメビウス・ゼロと比べると存在感が薄い。

機動戦士ガンダム Extreme vs. 2では、メビウス・ゼロに代わるアシストとしてストライクガンダムの格闘CSで登場。
ストライクのストライカーを換装しつつそれに応じた装備で召喚される。
エールストライク:ランチャーストライカー装備でアグニ2連射
ソードストライク:エールストライカー装備で回転しつつビーム連射
ランチャーストライク:ソードストライカー装備で対艦刀突撃


  • ガンダムアサルトサヴァイブ
主1:エールストライカー
キャノン砲によるビーム射撃。機動力は上昇しない。
主2:ソードストライカー
パンツァーアイゼンを使って敵を引き寄せる。そのまま格闘に繋げられるがソードストライカーだからといって格闘が上昇しているわけでもない。
主3:ランチャーストライカー
アグニによる狙撃ビーム。射角も広いので扱いやすい、この機体のメインウェポン。
副:ミサイル
誘導性はあまり高くないので使い辛い。
SPA:アグニの照射
ロック変更可。


  • スパロボシリーズ
サルファ:運動性を改造して宇宙適応を補ってやれば、後半までは小隊員として頑張ってくれたりする。

実はメビウスの改造段階を引き継ぐ上に補給持ちなのでかなり使える。
スペシャルでメビウスをフル改造したら…。

J:携帯機特有のフル改造で、終盤〜二週目は自由や正義より働くことも。
ただ、システムの都合で敵がなかなか狙ってくれない。

W:エール、ランチャー、ソードに加え、ライトニング、IWSPも装着可能。
登場パイロットも豊富で、多分現状のスパロボで最も輝いていた。
しかし参戦が遅すぎてスカイグラスパーが入る枠など、既にボスボロット辺りが占拠している。



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最終更新:2020年07月27日 17:31