トランザムシステム(機動戦士ガンダム00)

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トランザムシステム(機動戦士ガンダム00) - (2018/10/26 (金) 18:30:58) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/11/29(月) 14:08:47
更新日:2024/04/23 Tue 18:00:49
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GNドライヴ GN粒子 TRANS-AM V-MAX もしかしてV-MAX イアン「トランザムは使うなよ!」 ←刹那「了解!トランザム!」 ガンダム ガンダム00 クロックアップ コメント欄ログ化項目 サラ「お願い、トランザムは使わないで!」 ←リク「了解!トランザム!」 システム チート ティエリア「ダメだ!トランザムは対話の為の切り札!ここで使うわけには!」 ←刹那「トランザム!」 トランザム トランザムシステム パワーアップ パンドラの底に眠るもの ビリー「出力は40%までで抑えておいてくれよ。」 ←グラハム「承知した!トランザム!」 切り札 奥義 定番 必殺技 火事場の馬鹿力 界王拳 目に痛い項目 真っ赤な項目 紅に染まった項目 自爆 諸刃の剣 通常の三倍な項目



-それは、パンドラの底に眠るもの-



やはりいたか、イオリア・シュヘンベルグ。世界の変革見たさに、甦る保証も無いコールドスリープで眠りに就くとは……。
しかし、残念だがあなたは世界の変革を目にする事は出来ない。
あなたが求めた統一世界も、その抑止力となる、ソレスタルビーイングも…この私が引き継がせてもらう。
そうだ、世界を変えるのはこの私…アレハンドロ・コーナーだ!
ハハハハハハハハッ…!ハハハハハハハハッ……!ハハハハハハハハハッ…ハッハハハハハハハハハハハッ……!!!!!


何が……!?
リボンズ!これは……!?


この場所に、悪意を持って現れたという事は…残念ながら、私の求めていた世界にはならなかった様だ……。


イ、イオリア・シュヘンベルグ……!
システムトラップ……!


人間は未だ愚かで、戦いを好み、世界を破滅に導こうとしている。
だが……私はまだ人類を信じ、力を…託してみようと思う。
世界は……。人類は……
変わらなければならないのだから……。





[ TRANS-AM SYSTEM ]
エクシアが…赤く……!


GNドライヴを有する者達よ。
君達が、私の遺志を継ぐ者なのかは分からない。
だが……私は最後の希望を…GNドライヴの全能力を、君達に託したいと思う。
君達が真の平和を勝ち取る為、戦争根絶の為に戦い続ける事を祈る。
ソレスタルビーイングの為ではなく、君達の意思で。ガンダムと共に……。


トランザム…システム…?
これが……?トランザム……!



機動戦士ガンダム00』に登場するシステム。
本来の呼称は起動時のモニターから「TRANS Act Max」と推測されるが、綴りを繋げてそのまま「トランザムシステム」と呼称される。

1stシーズン第22話でアレハンドロ・コーナーが月にあるヴェーダで発見した、コールドスリープに就いていたイオリア・シュヘンベルグを射殺した事でシステムトラップが発動。
オリジナルの太陽炉内に組み込まれていたこのシステムが起動した。
それによりガンダムスローネツヴァイを強奪したアリー・アル・サーシェスと交戦中、追い詰められていた刹那・F・セイエイの窮地を救う。
国連軍との最終決戦では多数投入された疑似太陽炉搭載型MSにガンダム達はこのシステムを利用する事で戦力差を埋め、互角に渡り合った。



【概要】

このシステムを起動すると機体のGN粒子の精製量と圧縮率が飛躍的に向上し、機体内の粒子を完全解放する事でスペックの3倍相当の出力を得る。
赤い圧縮粒子が機体内部を巡る他、普段装甲用に使うGN粒子の代わりに周囲にも纏わりつく為、防御性能も向上する。
さらに粒子使用量の増大の影響により、一流のパイロットですら慣れないと捉えられない程の凄まじい機動力を得る。
移動している時に残像が発生する演出は、まともに素早さを描写すると何が起こっているのか視聴者に分からなくなるが故の配慮である。
但し、これは短所でもあり、相応の技量と慣れが無ければ、速過ぎて機体の制御が難しくなる。
(ガンダムマイスターたる刹那も交戦中に突然発動したトランザムに瞬時に対応は出来ず、間合いを図り切れずに斬撃ではなくパンチを繰り出してしまった)

また、この特性故に狭い空間での使用には向かず、場所を選ばずに使えば壁にでも衝突して自滅しかねない。


ツインドライヴシステムを搭載したダブルオーライザーは、太陽炉の稼働率の上昇によって同調率も格段に上がる。その為、出力は3倍を軽く超えて跳ね上がる。
ガンダムを超えた機体』としてガンダムを名前から外したダブルオーライザーと比べても別機体と呼べる位に性能が跳ね上がる為、トランザム中は「トランザムライザー」と呼称される。



【機能の発展】

このシステムはトラップと共に発動する手筈で、どのタイミングで出現するか分からない反逆者に備えたものだったので、
第1世代のオーガンダムの時点から一応トランザムに耐え得る設計となるよう、ヴェーダが密かに指示してきた。
その為、一応正当なガンダムの名を冠する機体であればトランザムは使用可能である。

しかし、1stシーズンの第3世代まではこのシステムに最適化した機体構造ではなかった為、
使用時は爆発的な性能を発揮する代償として、使用後はGN粒子を放出し切る影響で性能が大幅に落ちてしまう「諸刃の剣」であった。

2ndシーズンのガンダムはトランザムの使用を前提に開発されている為、任意解除が可能で、使用後も限界時間到達前に中断すればそれなりに戦えるようになった。

母艦プトレマイオス2も、収容しているガンダムがトランザムを起動する事で使用出来る。
また、トランザムに最低限必要なのはGNドライヴではなくその内部のブラックボックスに秘められたトランザム発動用のシステムなので、
これを解析済のチームプトレマイオスは、貯蔵しているGN粒子を消費する事でGNドライヴ抜きでも粒子貯蔵量が許す範囲で使用可能。


2ndシーズン中盤まではソレスタルビーイング(以下CB)側のみが有していたが、ビリー・カタギリがレイフ・エイフマン教授の手書きのメモを元に理論を完成させ、
グラハ……いや、ミスター・ブシドーの駆るマスラオに搭載。敵機初のトランザムを披露した。

ただし、ビリーの開発したトランザムシステムは「擬似太陽炉を無理矢理暴走させて出力を上げ、強引にトランザムに近い状況を作り出す」と言った方が正しいもの。
そのため、使用すると擬似太陽炉が焼き切れてしまう上に中断すら不可能なので、使用後は帰還用としてコンデンサーに貯蔵しておいた僅かな粒子で稼働する。

イノベイター勢力の使うトランザムはCB側から入手したデータを元に開発したもので、オリジナルのトランザムと同じく任意解除が可能。
ただし、トランザムの使用に伴う擬似太陽炉の破損は免れず、使用後はコンデンサーの残量頼りになってしまう点は変わらないため、急いで擬似太陽炉を換装する必要がある。



【関連システム】

・ライザーソード

トランザムライザーが使用する超巨大ビームサーベル。
膨大な粒子を制御する為オーライザー側にもパイロットを必要とする。
脳量子波で機体全体の制御が可能なイノベイターにもなると話が違ってくるが。

GNソードⅡでは粒子制御能力が完璧ではない為、一度使うと粒子をほぼ使い切ってしまう。
GNソードⅢを装備して以降は燃費が良くなったが、見た目が細くなってしまったので少々インパクトに欠ける。


なお、その射程は約10,000kmに及ぶ。

良男「な…何だ!?砲撃ではない?!ビームサーベルだとぉ!?」


・TRANS-AM BURST(トランザムバースト)

トランザムライザーが発生させる、GN粒子による脳量子波交信領域を更に拡大するシステム。
起動にはイノベイターに変革した者の網膜認識が必要。
変革を遂げた純粋種のイノベイターの脳量子波でGNドライブに干渉、
ツインドライヴの同調率や稼働率を引き上げて、GN粒子の粒子融合による純度向上と生成量を通常のトランザムライザーの比ではないレベルにまで高める。

脳量子波交信領域拡大と高精度化の他、細胞異常を治癒する等の不可思議な現象を起こした。
また、膨大な量のGN粒子を一斉解放する際には物理的衝撃もある程度伴い、
任意で脳量子波電波の助長や妨害を選択肢、脳量子波による機体制御に甚大な影響を及ぼす事も出来る。

文字通り、粒子を出し尽くしてしまう為、再チャージには時間を要する。


・QUANTUM SYSTEM(クアンタムシステム)

ダブルオークアンタに搭載されたシステム。
同調用に最適化したツインドライヴを直結させる事で起動し、
トランザムバーストを凌駕する効果範囲とGN粒子の純度による格段に高度な脳量子波交信領域を形成する。

装甲をパージしコンデンサーを展開した最大出力の状態は「クアンタムバースト」と呼ばれ、
その力は金属異星体ELSとの完全な対話を成功させた。

このクアンタムバーストは最も脳量子波伝播能力の高い緑色の高純度粒子を大量に生成・放出する目的の機能であり、
極限までその粒子生成能力を高められる為か、使用時は通常纏う高濃度圧縮粒子と同じ赤色に発光するが、
その直後に脳量子波を伝播し易い生成直後の散布用GN粒子と同じ緑色に発光する。

【使用可能な機体】




【使用可能な機体】(ガンダムビルドファイターズ)

ガンダムアメイジングエクシア
ガンダムエクシアダークマター
ガンダムアメイジングエクシアリペア
ストライカージンクス
ジンクスIV TYPE.GBF

【使用可能な機体】(ガンダムビルドダイバーズ)

ガンダムダブルオーダイバー
ガンダムダブルオーダイバーエース
ガンダムダブルオースカイ(トランザム・インフィニティ)
オーガ刃-X
セラヴィーガンダムシェヘラザード
ガンダムGP-羅刹(鬼トランザム)


HG GUNDAM 00ではナドレ以外の1st、2ndのCB製ガンダム、スサノオ、リボーンズが発売。
1/100、MGではエクシアに、プレミアムバンダイ限定でトランザムライザーも発売。
RG版もプレバン限定ではあるが、エクシアとトランザムライザーが発売された。

HG、MG、RGはグロスインジェクション、1/100はエクストラフィニッシュ加工が施されている。
赤系統の色で墨入れしてやるとカッコイイ。
劇中に登場する殆どのガンダムがトランザム化した為、全国各地のガンプラコーナーも真っ赤にトランザム化した。



【ゲームでの性能】

・VSシリーズ

NEXTではエクシア、ダブルオーライザー、リボーンズガンダム
Extremeではエクシア(アヴァランチ含む)、デュナメス、スサノオ、ダブルオー、ケルディム、ダブルオークアンタ、ラファエルが使用可能。

移動速度等も向上し、デュナメス、ケルディム、ラファエル以外には専用格闘が用意されている。
リボーンズガンダムは大型GNフィンファングの射出攻撃が可能になる。

使用すると原作通りに移動時に残像エフェクトが発生するが、誘導を切る効果はない。

トランザムライザーは後ろにGN粒子の光輪が発生する。
ダブルオークアンタはクアンタムバースト後に覚醒すると緑色になる。


・スパロボシリーズ

『00』系ガンダムの最強武器。スーパー勢並の威力を叩き出す。使用後に性能低下等はしない。
第2次Z再世篇では原作とは逆に何とイアン・ヴァスティがダブルオー起動にトランザムを使うよう刹那に指示する。了解、トランザム!
しかもこんな事もあろうかとイアンがダブルオーにトランザム用のリミッターを付けてくれている為、最初から使い放題である。「了解、トランザム!
地味に「ダブルオーがトランザム使い放題」がシナリオに影響を及ぼしているようで、刹那の革新がダブルオーライザーに乗る前から始まっている。
トレミーは中盤からコマンドで任意に発動する事が可能で2ターン能力が上がり、何と全武器P属性になる。因みに電池は不要。
当然敵方のイノベイターもトランザムを使い始め、最終決戦ではトランザム特攻もされる他、マスラオやリボーンズガンダムの最強武装でもある。…刹那のABで見る前に蒸発余裕でした?言うな
第3次Zではタッグシステムの導入に伴い、ダブルオークアンタ以外のガンダムのトランザムはALL武器に(クアンタはライザーソードがALL)。アニメーションは凝ったものばかりなので必見。
但し、後述のUXと違って天獄篇で完全改修されたクアンタでもクアンタムバーストは(武器やコマンドとしては)使用出来ない。
UXではスペシャルコマンドでクアンタムバーストも追加された他、気力が一定上になると『00』系の機体の移動エフェクトがトランザムとなり、移動力+1になる。
デュナメスリペアもトランザムする武器は無いのにしっかりこっちの能力は持っている。


・Gジェネシリーズ

「ウォーズ」では第3世代ガンダムとダブルオーガンダム、ダブルオーライザーが使用可能。
使用すると1ターンの間移動力が上がり各機体性能が+20される。
使用した次のターンは性能が半減してしまうので、深追いは禁物。
例外としてダブルオーライザーは使用すると5ターンも継続し、自軍の全機体のHPが回復するトランザムバースト、ライザーソードが使用可能になる。
だが、ミサイルゲーなのでダメージはライザーソード<マイクロミサイル
「ワールド」以降は武装に変更され、ユニットアビリティとしてのトランザムはダブルオーライザーとプトレマイオス2、プトレマイオス2改のみとなった。
そして「オーバーワールド」ではダブルオーライザーも武装に変更されている。


・うーさーのその日暮らし

2期の最終話、その続きとなる3期の第1話でうーさーがメカうーさーというロボットに乗ってトランザムを使用する。
うーさーの中の人が刹那の中の人である宮野真守氏であり、2期で劇場版00とコラボを行ったのが縁と思われる。
3期では水島精二氏が監督となったことでパロディがセルフパロディとなり、更にクアンタムシステムまで使用した。



【余談】

2008年中日ドラゴンズのプレーオフのスローガンでもあった。
CS初戦、2位の黄色の球団を見事倒し『トラ無惨www』等と話題になる。
しかし、黒い連合軍に敗北。
アニメ通りの筋書きを辿る事に。




この項目に、悪意を持って現れたという事は…残念ながら、私の求めていた良項目にはならなかった様だ……。

Wiki篭りは未だ愚かで、戦いを好み、アニヲタWiki(仮)を破滅に導こうとしている。

だが……私はまだWiki篭りを信じ、力を…託してみようと思う。

アニヲタWiki(仮)は……。Wiki篭りは……

変わらなければならないのだから……。


項目編集権を有する者達よ。

君達が、私の意思を継ぐ者なのかは分からない。

だが……私は最後の希望を…『項目編集機能』の全能力を、君達に託したいと思う。

君達が正しい情報を得る為、項目荒らし根絶の為に追記・修正し続けることを祈る。

冥殿の為ではなく、君達の意思で。この項目と共に……。

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