アレハンドロ・コーナー

登録日:2009/12/23(水) 10:02:28
更新日:2020/05/06 Wed 08:51:02
所要時間:約 16 分で読めます




ソレスタルビーイングの武力介入により世界は滅び、統一という再生が始まった。

そして私はその世界を……私色に染め上げる!!





機動戦士ガンダム00』の登場人物。

CV:松本保典
性別:男
誕生日:5月11日
年齢:36歳
身長:188㎝
体重:69kg
血液型:A型
所属:ユニオン私設武装組織 ソレスタルビーイング→国連軍

搭乗機

・GNMA-XCVⅡ アルヴァトーレ黄金便器
・GNMS-XCVⅡ アルヴァアロン金ジム



表向きはユニオンに属する国連大使だが、実は私設武装組織 ソレスタルビーイング(以下CB)の監視者の1人。これは代々彼の一族が担ってきたCBにおける役割。
コーナー家がチームトリニティを作り、ガンダムスローネを開発したのは引き継いだ彼とラグナ・ハーヴェイである。


1stシーズンに於ける一応のラスボスでもある。


コーナー家は予てからイオリア・シュヘンベルグの計画には賛同していたが、彼の人格に関しては(末裔のアレハンドロ曰く)「神を気取る不遜な理想主義者」と否定的な姿勢であった。
そして一族の悲願である「イオリア計画を乗っ取り、世界を私色に染め上げる」(一言でいえば世界征服)を実行に移すべく、
表向きはイオリア計画を遂行する素振りを見せながら水面下で策を弄しており、一族の末裔である彼もまたそれを受け継いで実行しようとしていた。

コーナー家は先祖代々、単独で情報収集に周り、太陽炉開発プロジェクトを担い、
事故に見せかけて情報隠滅して破棄された設備の一つ、探査船エウロパに潜入する等色々やってはいた。
……のだが、それで見つかったのはデータの大部分が抹消された初代ハロ(後のHARO)のみ。
それを入手するとすぐさま疑似太陽炉製造に着手したが、肝心のガンダムの乗り手の育成を含め、作業は難航し続けてきた。

そんなある時、自称「廃棄処分の烙印を押されたイノベイドリボンズ・アルマークを救い、
命を救われた恩を返したいという彼にヴェーダにアクセスする等して全面的に協力して貰った事で、全般的な工程が一気に進んだ。

そして、トリニティの出現やGN-Xの譲渡等の作戦の基盤が固まった事を機に、三大陣営を国連軍結成へと促す。


ラグナやトリニティを利用し、用が済めばアリー・アル・サーシェスを仕向けて始末させた。


その後月面にてリボンズと共にヴェーダを掌握。コールドスリープ状態のイオリアを調子ぶっこいて射殺。
しかし、イオリアが仕掛けたシステムトラップが作動。
ガンダムのトランザムシステムを目覚めさせる要因となってしまった。


国連軍のガンダム掃討作戦「フォーリンエンジェルス」では、自ら巨大MAアルヴァトーレで出撃。
これは、コーナー家として一族の名を栄誉ある形で世に知らしめ、統一政府に於ける地位を高める為の必要不可欠な段取りだったが、
自分の手で偉業を成し遂げたという満足感を味わいたいからでもあった。


当人的には、何かCBの悪行を見定める為に内部調査とかやっていて、義憤に駆られてCBが開発した機体に乗り込んだ的な主張をしながら参戦したっぽい。
………その辺にうっちゃられた最新鋭機に思わず搭乗とか、ガンダムの主人公にでもなったつもりらしい。

一応、中東での事件で刹那・F・セイエイの操縦を見て、「力任せだ…。ガンダムの性能に頼り過ぎている」と評価を下していたりもしたので、視聴者からは「MSに乗るんじゃね?」とは予想されていた。

その圧倒的な性能でもってCBに壊滅的な打撃を与えるも、トランザムを発動した刹那のガンダムエクシアに撃破された。


こんな戦績の為ネタにされがちだが、これでも彼はかつてユニオンでMSパイロットとして在籍していた事があり、そこそこ名うてのパイロットだった。
静止目標だったとはいえ、プトレマイオスのセンサー範囲外からの超遠距離狙撃を決めた事からも実力の片鱗が窺い知れる。
かつて刹那を「エクシアのパイロット足り得ない」と酷評していたのも自身の腕前があったからこその評価だろう。

ただし名うてのパイロットとは言っても所詮一般的な視点で見ればの話であり、ガンダムマイスターには遠く及ばないレベルでしかない。
彼が駆っていたアルヴァアロンは性能だけで言えば後の3.5世代型ガンダムと同等以上のとんでもないレベルの超高性能機でありパイロットの腕が互角であればエクシアに遅れを取るはずがない機体である。
刹那の成長やエクシアが太陽炉搭載型MSへのカウンターとして開発されている機体、大使は実戦から離れて久しい、といった要因が絡みこそしたもののそのような超高性能機、更になんの消耗もしていない万全な状態の機体を駆っておきながら連戦で疲弊していた刹那に倒されてしまった辺り、やはり彼の腕前が刹那と同等以上とは言い難い。


他人を利用し欺き続けてきた彼だったが、死に際にリボンズに真意を明かされる。
リボンズは恩義に報いるだの言っていたが、実際はリボンズ自身がイオリア計画を掌握する足掛かりとして、
ヴェーダも把握済だったコーナー家の離反行為の活動基盤を乗っ取る為に同行していたに過ぎなかった。

自分もまたリボンズという大ボスの掌の上で踊らされていた「中ボス」と言う名の道化でしかなかったと知り、憤怒しながら死んでいった。


「世界を私色に染め上げる」がモットーで、イオリアを撃った銃やパイロットスーツ、搭乗機のアルヴァトーレ、アルヴァアロンの色は目が痛くなる程の金塗装。
銃やコクピット、コクピットのモニターは恐ろしく凝った装飾になっており、悪趣味さに拍車をかけている。

金色への拘りとセンスの悪さ、ネタではなくガチっぽいBL臭、小物のくせにいちいち尊大なセリフ、搭乗機のインパクト、結局はグラハム・エーカー戦の前座に過ぎなかった事、
憤怒のあまりモニターをブッ叩いて乗機を爆破とネタ要素は満載。声優ネタと合わせてよくイジられ、愛されている。

ファンからの愛称は「大使」「ノリスケ」「中ボス」等。


死後は、リボンズの情報操作によってCBの行為の責任を全て押し付けられ、臭い物に蓋という連邦の方針もあって、
アロウズ打倒後にはその功罪まで転嫁されており、見事に悪役として世間に刷り込まれた。
結果、CB映画等の創作物でまで悪役、しかも「大ボス」を張る始末。

やったね大使ちゃん!これでばっちり歴史にその名を刻み込んだよ!!

因みにこの映画の中では搭乗機に尻尾があったり中の人が同じだったりでスペリオルドラゴンみたいになっていた。


なお、リボンズはリボンズで、何だかんだ言って大使の事が嫌いという訳ではなかったそうな。



【外伝での活躍】

スローネ ヴァヌラスのテストと性能評価をやらせる為に、
国連所属の戦力査察を仕事とするパイロット、デボラ・ガリエナと彼女に付き纏うストーカー眼鏡ロベール・スペイシーを秘密裡に招く。

が、口封じをする前にリボンズの手で逃がされた。
これはリボンズが仏心を見せたとかじゃなく、「大罪人アレハンドロ・コーナーの悪行を証言する生き証人」にする為。そして見事リボンズの思惑通りになった。


また、『00P』にて、公式に金色好きである事が初めて語られた。
あまりの金キラぶりに、2302年当時のリボンズに金色アレルギーを発症させる程。
ソレスタルビーイング号の居住スペースが落ち着いた配色なのはこの所為。無論、当の本人は気付いていない。


コミック『00I』には、監視者で彼の協力者だった老人の医者クレーエ・リヒカイトが登場。
本編のノベライズ版やフォトストーリー『00N』等に「リボンズの遺伝子を基にトリニティを作らせた」とあり、作ったのはこの人。

このイカれた爺さんはレイヴ・レチタティーヴォ達に心を動かされたが、証拠隠滅の為かリィアンの爆撃で建物ごと死亡した。


また、『00N』では、元ユニオン軍パイロットで、ユニオンリアルドを操縦していた事実が判明。
ガンダムマイスターに選抜されれば計画の乗っ取りが一層やり易くなる上、
実際にガンダム討伐を行って統一政府で実権を握り易くする実績を作る必要があるから、という目的で、彼の一族は皆パイロットを経験している。

この頃は白いパイロットスーツだった。
そりゃあ金のスーツ着てたら笑われるわな……。

マイスター候補に選出される程ではなかったものの、操縦技術は高かったらしいので、
本編でやたら自信過剰気味にアルヴァアロンを使いこなせたのは自身の優れた腕のおかげと思われる。







【ゲームでの活躍】

●GジェネWARS

『00』のGジェネ初参戦に伴い、大使もパイロットとして参戦。
何と「エリート」と「素人」のアビリティを併せ持っている凄いお方。

他のどの悪役キャラよりも自己主張が激しく、特に世界規模の戦いが起こるとじっとしていられないようで、
デュランダル議長デスティニープラン導入に真っ向から対立したり、トレーズ閣下には目もくれずリーブラの主砲をGNフィールドで無効化する等、本当に自由奔放なお方である。



スパロボでも00の初参戦に伴い登場。
同時に登場する国連の指導者格であるトレーズシュナイゼルと比べると小物臭い言動が目立つ。
また、小説版の設定でメメントモリの建造に関わっている描写もある。

次々回作『第3次スーパーロボット大戦Z時獄篇』では映画ソレスタルビーイングの方で登場しているが、よくよく考えると皇帝ルルーシュ等を差し置いて第2次Z再世篇のラスボス扱いになっているのは如何なものなのだろうか…?





リ、リボンズ……。

アレハンドロ・コーナー、あなたは良い道化でしたよ。

何……?

これは冥殿の計画ではなく、僕の計画になっていたのさ。

リ、リボンズ、貴様……!

追記・修正された項目の行く末は…僕に任せてもらうよ。

貴様ぁ…コーナー一族の悲願を…!

そういう物言いだから、器量が小さいのさ。

リィィボンズゥゥゥゥゥゥッッッッッ!!!!!

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