アクセルシンクロ

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アクセルシンクロ - (2023/03/30 (木) 09:39:07) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2011/02/10(木) 19:15:20
更新日:2024/02/11 Sun 15:32:13
所要時間:約 6 分で読めます





シンクロチューナーモンスターとシンクロモンスターで行う

更なるシンクロ召喚、それが…

アクセルシンクロ召喚だ!



概要

アクセルシンクロとは『遊戯王5D's』に登場した召喚方法の1つ。

シンクロモンスターとシンクロチューナーモンスターによるシンクロ召喚のことを指し、
基本的に相手ターンでもシンクロ召喚をすることができる事がアクセルシンクロモンスターのテキストに記されている。
OCGでは一部のシンクロチューナーが相手ターンでシンクロ召喚出来る効果が付与された。

また、アクセルと名が付く通り、スピードが重要となるためライディングデュエルでしかその力を発揮できないと思われる。
原理的には、揺るぎない確かな明鏡止水『クリア・マインド』の境地に達することで、
D・ホイールのモーメント(人の心を読み取る遊星粒子の力が用いられている)の力を最大限まで高められて初めて発揮できるらしい。

だからどうしてバイクに乗ってデュエルしてるんだ、なんて野暮な事を聞いてはいけない、遊戯王ではよくあることである。

そのため、クリアマインドにならなければ、召喚には失敗するなど条件が難しく、
実際、プラシドがその気があったのか知らないがモーメントによる破滅の歴史を遊星に語る(心理フェイズ)ことで、遊星を動揺させてクリアマインドを阻止してみせた。
その失敗シーンは、そのときの遊星のやけくそ具合から、通称「ヤケクソシンクロ」

作中での使用者は不動遊星アンチノミーの2人。
それぞれの切り札として、ここぞという場面で使用される。

ちなみにイリアステルの存在しない本来の歴史では、不動遊星が初めて開拓した者であり、
シグナーのような特別な才能・能力に恵まれずともクリアマインドの境地に達すればだれでも使用可能である(まずそこに至るのが大変だろうが)。


アクセルシンクロ

アクセルシンクロには、シンクロチューナーとアクセルシンクロモンスターが必要になるが、
遊星達の住む世界にはまだ販売されてないため、未来から手に入れるか、自ら生み出すしか方法は無い。


このアクセルシンクロは、バイクで全速力で疾走しながら眩い光に包まれ、
モンスターたちがアクセルシンクロモンスターへと姿を変える演出の熱さに対して非常に人気がある。

特に遊星のバージョンは遠藤正明が歌う『Clear mind』の音楽(通称プラシド処刑用BGM)と共に
スターダスト・ドラゴンと遊星が光に包まれ、「アクセルシンクロォオオオオーーー!!!」しながら、いったん消える。
その後、対戦相手の背後からワープしてくるという描写がなされる(話がシリアス気味の場合はなく遊星テーマの場合が多いが)。

この時、事情を知らない相手は毎回「消えた!?」と驚いている。
映像の都合かジャックも知らなかったようで驚いており、驚かなかったのはホセと遊星に教えた当の本人であるアンチノミーのみ。

この現象は、一瞬だけ光の速さまで加速し、一瞬でサーキットを一周してくるかららしい。
生身のまま光の速さとかどういう事とか突っ込んじゃいけない。


また、この時登場するシューティング・スター・ドラゴンは雲を突き抜け天まで登り、輝く流星となる演出があり、非常にかっこいい。

アクセルシンクロ成功まではクリア・マインドは明鏡止水のようなものを想像されていたが、熱い雄叫びをあげなければいけないらしい。


WRGPでは遊星はチーム太陽チームラグナロク、ニューワールド戦で使用。

いずれも切り札として登場し、勝利を攫っていった。
このようにアクセルシンクロは遊星の切り札であり、最強の召喚方法として使用されていた。


デルタアクセルシンクロ

しかし、敵に回ったアンチノミー曰く「アクセルシンクロは通過点に過ぎない」とのことだった。

アクセルシンクロには更なる道がある。
限界に挑むクリアマインドを更に越えた、限界を越える境地『トップクリアマインド』に至った時、
3体のシンクロモンスターによる『デルタアクセルシンクロ』が発現する。


デルタアクセルは光すら超える究極のシンクロである。

現にアクセルシンクロの加速によってブラックホールから抜け出している。





リミットオーバーアクセルシンクロ


アンチノミーのデルタアクセルを目の当たりにしZ-ONEから絶望の未来を知った遊星は、
未来を救うには自分一人の力ではなく、仲間と力を合わせなければならない』という答えへたどり着き
新たな境地『オーバートップクリアマインド』に至る、

それにより5体のシンクロモンスターによるシンクロ召喚『リミットオーバーアクセルシンクロ』を発現させ、
本来の歴史には存在しないはずのシューティング・クェーサー・ドラゴンを召喚した。



OCG

シンクロチューナー

星2=『フォーミュラ・シンクロン』『焔紫竜ピュラリス』『天輪の双星道士
星3=『たつのこ』『武力の軍奏』『HSRコルク-10
星4=『波動竜フォノン・ドラゴン』『水晶機巧-クオンダム』『ルイ・キューピット』
星5=『TG ワンダー・マジシャン』『TG スター・ガーディアン』『アクセル・シンクロン』『源竜星-ボウテンコウ』『B・F-霊弓のアズサ』『星杯の神子イヴ』
星6=『瑚之龍』『花札衛-月花見-』『ドラグニティナイト-ハールーン』『砂漠の飛蝗賊』
星7=『シューティング・ライザー・ドラゴン』『深海姫プリマドーナ』
星8=『ライフ・ストリーム・ドラゴン』『炎斬機マグマ

A BFはBFモンスターを素材としてシンクロ召喚した場合、白闘気は自身の効果で特殊召喚した時にチューナーとして扱うシンクロモンスターで統一されている。

アクセルシンクロモンスター

素材指定あり=『シューティング・スター・ドラゴン
素材指定なし=『TG-ブレード・ガンナー』『スターダスト・ウォリアー』『シューティング・スター・ドラゴン・TG-EX』
指定なしの例外=『真閃珖竜 スターダスト・クロニクル』(シンクロ召喚でしか特殊召喚出来ない)『水晶機巧-フェニキシオン』(星9、他は星10)

因みに星12のA BF-神立のオニマルは素材指定が無いが、一部効果の使用がシンクロモンスターのみを使用したシンクロ召喚で呼び出された時限定とされている。

デルタアクセルシンクロモンスター



リミットオーバーアクセルシンクロモンスター*1



準アクセルシンクロモンスター

シンクロチューナー指定

星10=『白闘気双頭神龍』
星8=『B・F-降魔弓のハマ(アニメ版)*3

非チューナーをシンクロモンスター指定

星12=『スカーレッド・スーパーノヴァ・ドラゴン』『琰魔竜王 レッド・デーモン・カラミティ
星10=『サテライト・ウォリアー』『琰魔竜 レッド・デーモン・ベリアル』『涅槃の超魔導剣士』
星9=『琰魔竜 レッド・デーモン・アビス』
星8=『クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン』『ゴヨウ・キング』『覇王白竜オッドアイズ・ウィング・ドラゴン*4

琰魔竜シリーズは更に闇属性ドラゴン族とも指定している。

非チューナーを特定のシンクロモンスター指定

星12=『スカーレッド・ノヴァ・ドラゴン(レッド・デーモンズ・ドラゴン)』
星10=『セイヴァー・スター・ドラゴン(スターダスト・ドラゴン)』『セイヴァー・デモン・ドラゴン(レッド・デーモンズ・ドラゴン)』
星8=『ライフ・ストリーム・ドラゴン(パワー・ツール・ドラゴン)』

●アクセルシンクロの前口上


遊星

「集いし夢の結晶が、新たな進化の扉を開く! 光差す道となれ! アクセルシンクロォオオオオーーー!!!
 生来せよ! シューティング・スター・ドラゴン!!」

『集いし星が一つになる時、新たな絆が未来を照らす! 光差す道となれ!
 リミットオーバーアクセルシンクロ!!!
 進化の光!!
 シューティング・クェ-サー・ドラゴン!!!』

ストラクのCM
「集いし力が拳に宿り、鋼を砕く意思と化す! 光さす道となれ! アクセルシンクロ!
 現れろ、スターダスト・ウォリアー!」

遊星役宮下氏考案
「集いし絆が、仲間の魂と重なり合う。照らし出せ!俺たちの未来のその先を!アクセルシンクロ!
カモン!シューティング・スター・ドラゴン・TG-EX!」

漫画版遊星

「星流れる痕に紡がれる全ての想い…!絆と共にこの世界を満たさん!!アクセル・シンクローッ!!
光来せよ!!真閃珖竜 スターダスト・クロニクル!!」

『古の天空を彩る星々よ!!神雨となりて世界を祓え!!
シンクロ召喚!!
レベル12超来迎!!聖珖神竜 スターダスト・シフル!!』

「サトマサのとことん遊☆戯☆王」第10回版遊星

「古の天空を彩る星々よ。神雨となりて世界を祓え。アクセル・シンクロ――ッ!!
 聖珖神竜 スターダスト・シフル シンクロ召喚!!」




アンチノミー

「リミッター解放レベル10!
 メイン・バスブースター・コントロール!
 オールクリアー!
 無限の力、今ここに解き放ち、次元の彼方へ突き進め!
 GO! アクセルシンクロ!
 カモン! TG ブレード・ガンナー!」

『リミッター解放、レベルMAX!
 レギュレーターオープン
 オールクリアー!
 無限の力よ 時空を突き破り、未知なる世界を開け!
 GO! デルタアクセル!
 カモン! TG‐ハルバード・キャノン!!』


余談


これにより、遊星 対 ジャックのスタンディングデュエルが実現するのならば、


ジ「遊星!! お前の弱点を見つけたぞ!!」

遊「俺の……弱点だと……」

ジ「スタンディングではお前の切り札、アクセルシンクロは通用しない!!
  だが俺にはこのバーニングソウルがある!!! 勝った……勝ったぞ!!!!」

遊「おしゃべりが過ぎる!!」


となりかねないが実際は不明。
タッグフォース世界観ではスタンディングデュエルでもアクセルシンクロは可能ではあるが。




一方、チームサティスファクションの鉄砲玉クロウ・ホーガン機皇帝対策はデッキを調整し、
シンクロモンスターの能力だけを使う、アドバンス召喚でも戦えるようにした。BFェ……


機皇帝対策なら、「スターダスト・ドラゴン/バスター」とか「波動竜騎士 ドラゴエクィテス」でいいとかいう人。
/バスターはOVA次元のもの(というか本編未登場)であり、かのアンチノミーによると「波動竜騎士 ドラゴエクィテス」では機皇帝には勝てないらしいので、
これでいいのだ。
もっと言えばターボ・ウォリアーでも戦えたことは秘密。



漫画版では未登場だが、9巻収録の特別篇で、遊星のデッキに速攻魔法「アクセル・シンクロ」として投入されている。
効果は「自場のシンクロ・チューナーとシンクロモンスターのレベルを半分として扱いシンクロ召喚する」というもの。
この効果でスターダスト・クロニクルを召喚した。


「サトマサのとことん遊☆戯☆王」第10回ではリンクモンスターである「水晶機巧-ハリファイバー」を使い、
フォーミュラ・シンクロン(アニメ)、ジャンク・ウォリアー(アニメ)、ジェット・ウォリアー(OCG)、の3体で、
聖珖神竜 スターダスト・シフル(漫画版)をアクセルシンクロした。



追記、修正はクリアマインドに達してからお願いします。

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