●BF-黒槍のブラスト
効果モンスター
星4/闇属性/鳥獣族/攻1700/守 800
(1):自分フィールドに「BF-黒槍のブラスト」以外の「BF」モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
攻撃力1700
《BF-疾風のゲイル》と同様の条件で自身を手札から特殊召喚できる。
味方BFが1体でもいればいいので、条件は無きに等しい。
初期に出たカードなので後年に出た同様の効果を持つモンスターと異なりターン1制限がないのが地味に役立つ。
レベル4なので《BF-疾風のゲイル》や《BF-上弦のピナーカ》などのレベル3チューナーと合わせてレベル7シンクロが可能。
他には、別のレベル4BFと併せてランク4エクシーズを狙いやすい。
下級BFの中では《BF-蒼炎のシュラ》に次いで攻撃力が高いので《黒い旋風》でサーチできる範囲が広い。
さらに貫通効果を持っており、裏守備モンスターを攻撃する際に有利。
《BF-暁のシロッコ》と組めば膨大な貫通ダメージを狙える。
《BF-疾風のゲイル》や《BF-残夜のクリス》と並んでBFの展開力の要である。
なお、アニメでは珍しく複数枚積みされている様子が確認でき、クロウは最低でも2枚は入れている。
● BF-疾風のゲイル
チューナー・効果モンスター
星3/闇属性/鳥獣族/攻1300/守 400
(1):自分フィールドに「BF-疾風のゲイル」以外の「BF」モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):1ターンに1度、相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターの攻撃力・守備力を半分にする。
攻撃力1300
自分フィールド上に他のBFが存在する時手札から特殊召喚できる下級BF。
チューナーなのでそのまま他のBFとシンクロできる。
レベル3チューナーなのでレベル7シンクロを呼びやすい。
さらに、フィールド上のモンスター1体の攻守を半減させるという凶悪な効果を持つ。
対象が攻撃力2600以下ならば自身で殴り倒せるようになり、それより高い攻撃力でも突破が大幅に楽になる。
《BF-蒼炎のシュラ》とは良好なシナジーを発揮しており、戦闘破壊の補助となる。
その恐ろしさ(および、ルールの複雑さ)は 該当項目を参照されたし。
シンクロ規制に巻き込まれた連中が色々帰って来る中長らく 制限カードであったが、
2014年10月1日からようやく準制限カードに。
そして1年後の2015年10月1日からは無制限となった。
● BF-極北のブリザード
チューナー・効果モンスター
星2/闇属性/鳥獣族/攻1300/守 0
このカードは特殊召喚できない。
(1):このカードが召喚に成功した時、自分の墓地のレベル4以下の「BF」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
攻撃力1300
自身の特殊召喚はできないが、召喚された際に墓地の下級BF1体を守備表示で特殊召喚できる。
優秀なチューナーモンスターであり、墓地にモンスターがいればこれ1枚でシンクロが可能。
特にレベル6の《BF-星影のノートゥング》を呼ぶ際には役立つ。
過去にはエラッタ前のDDBをチューニングして早期決着に一役買っていた。
新規BFの登場により劇的に展開パターンを増やしており、評価は今なお高い。
詳しくは 当該項目を参照。
● BF-蒼炎のシュラ
効果モンスター
星4/闇属性/鳥獣族/攻1800/守1200
(1):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時に発動できる。
デッキから攻撃力1500以下の「BF」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
攻撃力1800
BFの主力となるモンスター。戦闘で相手モンスターを破壊して墓地に送ると、デッキから攻撃力1500以下のBFを特殊召喚できる。
効果は無効になるものの、攻撃表示で呼べるのでそのままさらに追撃を加え、メインフェイズ2にはそのままシンクロ可能。
連れてくるのは、連続シンクロが可能になる《BF-隠れ蓑のスチーム》やサーチ効果を持つ《BF-上弦のピナーカ》辺りが手頃。
戦闘の補助には《BF-月影のカルート》や《BF-疾風のゲイル》が使える。
ボードアドバンテージを増やすことができる貴重な存在なのだが、戦闘を行わなければ効果が使えないのはややネック。
第9期からは墓地に送られない Pモンスターが登場し、《BF-残夜のクリス》や《BF-黒槍のブラスト》に枠を譲ることも増えた。
- 《BF-蒼炎のシュラ》で相手モンスターを戦闘破壊し、《BF-大旆のヴァーユ》を特殊召喚。
- メインフェイズ2で《BF-蒼炎のシュラ》と《BF-大旆のヴァーユ》を素材に《水晶機巧-ハリファイバー》をL召喚。効果でレベル3チューナーをリクルート。
- 墓地の《BF-蒼炎のシュラ》と《BF-大旆のヴァーユ》を除外して《A BF-五月雨のソハヤ》を特殊召喚。
- レベル3チューナーとレベル5の《A BF-五月雨のソハヤ》で《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》をS召喚。
● BF-月影のカルート
効果モンスター
星3/闇属性/鳥獣族/攻1400/守1000
(1):自分の「BF」モンスターが戦闘を行うダメージステップ開始時からダメージ計算前までに、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで1400アップする。
攻撃力 1400
BFが戦闘する時、手札から墓地に送る事でそのBFの攻撃力を1400アップさせる。
要はBF版の《 オネスト》。上昇値は1400固定だが、それでも十分すぎる数字であり、大抵のモンスターは突破できるようになる。
《黒い旋風》でサーチできることから《BF-蒼炎のシュラ》の召喚ついでにサーチし、リクルート効果の補助として使われることが多かった。
また、攻撃力1400というのは絶妙な値であり、このモンスター自身を召喚すれば《黒い旋風》で《BF-疾風のゲイル》をサーチし、そのままシンクロできる。
既に《BF-疾風のゲイル》があるならば《BF-極北のブリザード》を持ってきて、《BF-星影のノートゥング》で増やした召喚権を使ってさらなる展開に繋がる。
一時は規制されていたが現在は無制限。調整版の《BF-極夜のダマスカス》は泣いていい。
● BF-大旆のヴァーユ
チューナー・効果モンスター
星1/闇属性/鳥獣族/攻 800/守 0
(1):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、S素材にできない。
(2):このカードが墓地に存在する場合、チューナー以外の自分の墓地の「BF」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとこのカードを墓地から除外し、その2体のレベルの合計と同じレベルを持つ
「BF」Sモンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
攻撃力800
チューナーでありながら自身をシンクロに出来ないという変わり種。
代わりに、墓地から自分と他のBFを除外して疑似的にS召喚できる。ただし効果は無効になる。
【墓地BF】という型の主軸を担うカード。
主に《 おろかな埋葬》や《 終末の騎士》で落としてから《BF-暁のシロッコ》か《BF-漆黒のエルフェン》で疑似シンクロしていく。
その後、《異次元からの埋葬》で墓地に戻して使い回す。
かつては【旋風BF】よりもメジャーであったが、《異次元からの埋葬》が制限になったことで衰退した。
その後、《異次元からの埋葬》は2017年10月1日付けで無制限になったため、以前と同じようなことは可能になった。
2018年以降では、制限になった《BF-隠れ蓑のスチーム》のリペアとして、
なんと【旋風BF】に積まれるという驚くべき事態が起きている。
《水晶機巧-ハリファイバー》の素材にする分にはS召喚時の縛りは関係なく、
墓地から除外することで簡単に《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》の素材や、打点目的のシンクロBFを出せる点が注目されている。
《BF-大旆のヴァーユ》+《BF-残夜のクリス》or《BF-黒槍のブラスト》→《水晶機巧-ハリファイバー》+《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》
- 《BF-大旆のヴァーユ》を召喚し、《BF-残夜のクリス》or《BF-黒槍のブラスト》を特殊召喚。
- この2体で《水晶機巧-ハリファイバー》をL召喚。適当なレベル3チューナーをリクルート。
- 墓地の《BF-大旆のヴァーユ》と《BF-残夜のクリス》or《BF-黒槍のブラスト》を除外し、《A BF-五月雨のソハヤ》を特殊召喚。
- レベル3チューナーと《A BF-五月雨のソハヤ》で《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》をS召喚。
●BF-逆風のガスト
効果モンスター
星2/闇属性/鳥獣族/攻 900/守1400
自分フィールド上にカードが存在しない場合、このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、相手モンスターが自分フィールド上に存在する
「BF」と名のついたモンスターを攻撃する場合、その攻撃モンスターはダメージステップの間攻撃力が300ポイントダウンする。
攻撃力900
自分フィールドにカードが存在しない場合に特殊召喚できるBF。
《BF-そよ風のブリーズ》と同じく「THE SHINING DARKNESS」でひっそりと登場した。
BFのキーカードである《黒い旋風》と相性が悪いため、5D's後半に登場したBFにありがちな使いづらいカードという評価が一般的だった。
しかし、環境の変化に合わせてBFデッキも構築が変容していき、最初の1体が潰された場合のケアという役割を見出されるようになった。
昨今のBFでは《黒い旋風》が入らないケースも見られるため、デメリットも気になりにくくなっている。
カードパワー自体は高くないため、あくまで環境を読んで使っていきたい。
●BF-そよ風のブリーズ
チューナー(効果モンスター)
星3/闇属性/鳥獣族/攻1100/守 300
このカードがカードの効果によって自分のデッキから手札に加わった場合、このカードを手札から特殊召喚できる。
このカードをシンクロ素材とする場合、「BF」と名のついたモンスターのシンクロ召喚にしか使用できない。
攻撃力1100
《ブラックフェザー・ドラゴン》が収録された「THE SHINING DARKNESS」でひっそりと登場した。
レベル3チューナーであり、カードの効果でデッキから手札に加わると特殊召喚できる誘発効果を持つ。
他のデッキでも使えそうな効果だが、BFモンスターのS召喚にしか使えない効果外テキストを持つため【BF】専用となっている。
《黒い旋風》で手札に加えればそのまま特殊召喚できるが、同じことは《BF-疾風のゲイル》でも可能。
明らかに《BF-疾風のゲイル》の調整版として作られたカードであり、2つ名も「[ゲイル」の「疾風」に対して「そよ風」と控えめになっている。
フィールドに別のBFを必要としない利点はあるが、やはり《BF-疾風のゲイル》に対しての見劣りは否めず、そちらの規制が緩められるにつれ、立場は厳しくなっていった。
《RR-ワイズ・ストリクス》で呼び出した《BF-精鋭のゼピュロス》はL素材にできないため、別の召喚法の素材に使わなければ自己蘇生効果を活かすことができない。
本来は《BF-疾風のゲイル》と組み合わせてレベル7の《A BE-驟雨のライキリ》を出すところなのだが、《BF-毒風のシムーン》と相性のいい《BF-南風のアウステル》は攻撃力が1300のため、うまく《BF-疾風のゲイル》に繋がらない。
よって、《BF-疾風のゲイル》よりも攻撃力の低い、特殊召喚できるチューナーということで白羽の矢が立ったのである。
注意点としては、手札に加えたこのカードをうっかり他の手札と混ぜないようにすることである。手札は非公開情報ゆえにイカサマを疑われると証明できない。
特に《 強欲で貪欲な壺》などのドローするカードを使う時は特に気を付ける必要がある。
かつて必須カードといわれた《BF-蒼炎のシュラ》《BF-月影のカルート》《BF-暁のシロッコ》らを押しのけてマイナーなこのカードが採用されるというのは面白い現象といえる。
● BF-精鋭のゼピュロス
効果モンスター
星4/闇属性/鳥獣族/攻1600/守1000
このカード名の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
(1):このカードが墓地に存在する場合、
自分フィールドの表側表示のカード1枚を手札に戻して発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚し、自分は400ダメージを受ける。
攻撃力1600
デュエル中に一度限りだが自己再生能力を持つ非チューナー。
容易に特殊召喚できるレベル4モンスターということでシンクロ、エクシーズに便利。
自分の表側表示カードをセルフバウンスする必要があるものの、永続魔法の《黒い旋風》があるので問題ない。
むしろ《黒い旋風》を手札に戻すことで相手の除去から守ることに繋がる。
他には《BF-疾風のゲイル》や《BF-黒槍のブラスト》といった特殊召喚にターン1の制限のないモンスターを戻せばいいだけ。
使用済みの《リビングデッドの呼び声》などのカードを使い回すことも可能であり、なかなか器用な働きができる。
自重した性能が多い後期BFの中ではトップクラスに優秀なカード。BF以外でもよく使われている。
●BF-突風のオロシ
チューナー・効果モンスター
星1/闇属性/鳥獣族/攻 400/守 600
「BF-突風のオロシ」の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
(1):自分フィールドに「BF-突風のオロシ」以外の「BF」モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードがS素材として墓地へ送られた場合、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの表示形式を変更する。
攻撃力400
CP『伝説の決闘者編』にて登場。
手札から特殊召喚可能な星1チューナー。
別名「大根のオロシ」「紅葉のオロシ」「六甲の(ry
《黒い旋風》でサーチしやすい低ステータスであるのも嬉しい。
《BF-星影のノートゥング》を出した直後にこいつを出してレベル7シンクロし、
《BF T-漆黒のホーク・ジョー》の効果で先ほどシンクロに使った《BF-星影のノートゥング》を蘇生してやると非常に綺麗。
《BF-蒼炎のシュラ》や《BF-黒槍のブラスト》と組み合わせてレベル5の《A BF-五月雨のソハヤ《HSR チャンバライダー》を出すのもいい。
また、S素材として墓地に送られるとモンスター1体の表示形式を変更する効果もある。
邪魔なモンスターを突破する際の足掛かりになったり、《BF-極北のブリザード》で蘇生したBFが攻撃に参加できるようになる。
S召喚したモンスターが特殊召喚した時に発動する誘発効果にチェーンする形で発動すれば、《 幽鬼うさぎ》や《 灰流うらら》から守れる。大会に出るなら重要なプレイングなので、ぜひ覚えておきたい。
何かと便利なため、1枚入れておいてまず損は無いだろう。
● BF-隠れ蓑のスチーム
チューナー・効果モンスター
星3/闇属性/鳥獣族/攻 800/守1200
「BF-隠れ蓑のスチーム」の(2)の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
(1):表側表示のこのカードがフィールドから離れた場合に発動する。
自分フィールドに「スチーム・トークン」(水族・風・星1・攻/守100)1体を特殊召喚する。
(2):このカードが墓地に存在する場合、自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードをS素材とする場合、他のS素材モンスターは全て「BF」モンスターでなければならない。
攻撃力800
CP『伝説の決闘者編』にて登場。
新しいレベル3チューナー。
表側表示で墓地に送られるとレベル1トークンを生成。
《BF-精鋭のゼピュロス》同様一度限りだが、モンスターをリリースして墓地から復活出来る。
シンクロに使うとトークンが出てくるので、それをリリースすればもう1度シンクロが可能。
新マスタールール以降は、トークン生成と自己再生効果を悪用された結果、2019年1月1日には 禁止カードに指定されてしまった。
個別項目参照。
●BF-残夜のクリス
効果モンスター
星4/闇属性/鳥獣族/攻1900/守 300
「BF-残夜のクリス」の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
(1):自分フィールドに「BF-残夜のクリス」以外の「BF」モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードは1ターンに1度だけ、魔法・罠カードの効果では破壊されない。
攻撃力 1900
漫画版BFの1体。
1ターンに1度、味方のBFがいれば特殊召喚できるため、 シンクロ、 エクシーズのどちらにでも繋げられる。
自身の攻撃力は下級BFの中で最も高い1900なので、あえて普通に召喚し《黒い旋風》の効果で《BF-蒼炎のシュラ》や《BF-黒槍のブラスト》をサーチするのも悪くない。
また、1ターンに1度、魔法・罠の効果で破壊されないという隠された効果も持っているので、《 激流葬》と組み合わせて相手の場だけ一掃するというコンボも一応可能。
●BF-上弦のピナーカ
チューナー・効果モンスター
星3/闇属性/鳥獣族/攻1200/守1000
「BF-上弦のピナーカ」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
このカードをS素材とする場合、「BF」モンスターのS召喚にしか使用できない。
(1):このカードがフィールドから墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動できる。
デッキから「BF-上弦のピナーカ」以外の「BF」モンスター1体を手札に加える。
攻撃力1200
漫画版BFの1体。
BFモンスターのシンクロ召喚にしか使えないチューナー。
だが、フィールドから墓地に送られることで、エンドフェイズ時に好きなBFをサーチすることが出来る。
こいつをS素材にすればそれだけでサーチが可能。
戦闘や《ゴッドバードアタック》のリリースでも誘発するので、サーチ効果を使える機会はなかなか多い。
《BF-蒼炎のシュラ》や《黒い旋風》で連れてきたり、《BF-極北のブリザード》で何度も墓地から使いまわすのも有効。
BFは《黒い旋風》を張れないと手札がどんどん減っていくので、それに頼らずに手札を回復できるコイツの存在はなかなか重要である。
《BF-朧影のゴウフウ》《BF-隠れ蓑のスチーム》《BF-極北のブリザード》辺りを優先的に持ってきたい。
●BF-白夜のグラディウス
効果モンスター
星3/闇属性/鳥獣族/攻 800/守1500
(1):自分フィールドの表側表示モンスターが「BF-白夜のグラディウス」以外の「BF」モンスター1体のみの場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードは1ターンに1度だけ戦闘では破壊されない。
攻撃力800
漫画版BFの1体。
自分の表側表示モンスターがBF1体だけの場合、手札から特殊召喚できる非チューナー。
《BF-残夜のクリス》や《BF-黒槍のブラスト》に比べると頼りないが、レベル3で攻撃力も低いので扱いやすい。
《BF-疾風のゲイル》や《BF-上弦のピナーカ》の召喚時に《黒い旋風》でサーチし、
そのまま《BF-星影のノートゥング》のS召喚に繋げられる。
チューナーでないため、チューナーが手札でだぶついた時にも便利。
1枚入れておくとプレイングの選択肢が増えるので便利なカード。
特殊召喚の条件に縛りがあるので出すタイミングに気をつけよう。
《BF-朧影のゴウフウ》のトークン生成と相性が悪い点はややネック。
初出が定期購読特典だったため数あるBFの中でもトップクラスに高額だったが、
2016年11月にはDIMENSION BOXで再録されて価格は落ち着いた。
GX以降の漫画版遊戯王出身のモンスターとしては珍しく、2017年にARC-Vでアニメ出演を果たした。
●BF-砂塵のハルマッタン
効果モンスター
星2/闇属性/鳥獣族/攻 800/守 800
「BF-砂塵のハルマッタン」の(1)の方法による特殊召喚は1ターンに1度しかできない。
(1):自分フィールドに「BF-砂塵のハルマッタン」以外の「BF」モンスターが存在する場合、このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、このカード以外の自分フィールドの「BF」モンスター1体を対象として発動できる。
このカードのレベルをそのモンスターのレベル分だけ上げる。
攻撃力800
ARC-Vの新顔の1つ。
初期登場組のように味方BFがいれば1ターンに1回特殊召喚できる非チューナー。
また、召喚・特殊召喚に成功した時、味方BFのレベルと同じ数、自身のレベルを上げることが出来る。
例えばレベル3の《BF-疾風のゲイル》とならレベル5の《A BF-五月雨のソハヤ》かレベル8の《魔王龍 ベエルゼ》《煉獄龍 オーガ・ドラグーン》など、シンクロの選択肢を大幅に増やしてくれる。
《BF-白夜のグラディウス》と同じくシンクロのサポートに適した1枚。
性質上、偶数のレベルのシンクロモンスターと相性がいい。
攻撃力が低いので《黒い旋風》でサーチしやすい点もありがたい。
なお、(2)の効果は「時の任意効果」なので、状況次第でタイミングを逃す。
チェーンを組む際はこいつをチェーン1にしよう。
●BF-弔風のデス
チューナー・効果モンスター
星4/闇属性/鳥獣族/攻1000/守1000
「BF-弔風のデス」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、自分フィールドの「BF」モンスター1体を対象とし、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●対象のモンスターのレベルを1つ上げる。
●対象のモンスターのレベルを1つ下げる。
(2):このカードが墓地へ送られたターンのエンドフェイズに発動する。
自分は1000ダメージを受ける。
攻撃力 1000
ARC-Vの新顔の1つ。
召喚、特殊召喚時に自分のBF1体のレベルを1上げるか1下げることができる。
自身がチューナーなのでS召喚に適した1枚。
《BF-砂塵のハルマッタン》とこいつだけでもレベル5、6、7、8、10、12と幅広いシンクロが可能。
《黒い旋風》で持ってきた《BF-白夜のグラディウス》などで《BF-星影のノートゥング》をシンクロし、召喚権を増やしてそのまま畳みかけると強力。
《BF-蒼炎のシュラ》で連れてきて《 煉獄龍 オーガ・ドラグーン》や、《BF-朧影のゴウフウ》と併せてランク5を出すこともできる。
墓地に送られるとエンドフェイズに1000ものダメージを喰らうので敬遠されやすいが、そのデメリットに見合う効果なのは間違いない。
裏技として《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》を出して自分でカウンターしてしまうという手もある。
●BF-南風のアウステル
チューナー・効果モンスター
星4/闇属性/鳥獣族/攻 1300/守 0
このカードは特殊召喚できない。
(1):このカードが召喚に成功した時、除外されている自分のレベル4以下の「BF」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外し、以下の効果から1つを選択して発動できる。
●自分フィールドの「ブラックフェザー・ドラゴン」1体を選び、相手フィールドのカードの数だけ黒羽カウンターを置く。
●相手フィールドの表側表示モンスター全てに可能な限り楔カウンターを1つずつ置く(最大1つまで)。
攻撃力 1300
社長がパッケージを飾るDP20で登場したレベル4チューナー。
《BF-極北のブリザード》の除外版といった性能をしており、自身の召喚時に除外されたレベル4以下のBFを帰還させることができる。
同じくDP20で登場した《BF-毒風のシムーン》の効果とはデザイナーズコンボになっており、そちらのコストで手札のBFを除外しつつ《黒い旋風》の効果でサーチし、そのまま召喚できる。
自身がレベル4チューナーなので、《BF-砂塵のハルマッタン》をサーチすれば《BF-星影のノートゥング》がシンクロ可能。召喚権を増やして畳みかけることができる。
他にも《BF-大旆のヴァーユ》や《闇の誘惑》とは相性がいいので覚えておきたい。
自身を墓地から除外することで、「黒羽カウンター」か「楔カウンター」を置く効果を発動できる。
肝心の《ブラックフェザー・ドラゴン》についてはレベル4BFを帰還させたり、《ブラック・バード・クローズ》の効果を利用することで呼び出せる。
相手モンスターが並んでいれば バーンと戦闘ダメージで一気に相手LPを削ることができるのでうまく活用したい。
「楔カウンター」についても、《BF-フルアーマード・ウィング》でのコントロール奪取と全体除去に繋がるのでありがたい。《BF-毒風のシムーン》がレベル6なので即座にレベル10シンクロでき、一発逆転を狙うことができる。
カード名からも分かる通り、明確に《BF-極北のブリザード》を意識したモンスター。
そのためか、羽根に黒い部分が少ない点も共通している。
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