登録日:2019/08/24 (土曜日) 23:00:08
更新日:2025/04/05 Sat 15:55:14
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ついに台風の到来だ。それもとびっきりでかいやつだ。
B・Fとは
遊戯王OCGに存在するテーマのひとつ。
アニメ作品ではシリーズ5作目の
ARC-Vにて、
クロウの友人であるシンクロ次元のデュエリスト、シンジ・ウェーバーが使用した。
OCGではアニメでの登場より約4年後の2019年5月に発売した「COLLECTION PACK-革命の決闘者編-」にて初登場。
その後はしばらく音沙汰が無かったが、2024年7月の発売のレギュラーパック「RAGE OF THE ABYSS」にて新規カード4枚と1枚の関連カードが登場した。
概要
すべてのモンスターが
風属性・
昆虫族で統一されており、テーマ名の通り蜂をモチーフとしたデザインをしている。
所属モンスターの命名則は
「B・F-○○の××」となっており、蜂の針のイメージからか刺突武器や矢を射出する
弓などの名が由来として使用されている。
テーマ名及び命名則は
BF(ブラックフェザー)によく似ているが、アニメにおける使用者の設定を見るにこれは意図的なものであろう。
英語名(
Battle
wasp)もあちら(
Black
wing)と対になるように日本語名と同様にテーマ名に使われている英単語の頭文字が揃えられている。
そしてB・FもBFと同様に
S召喚を主体として戦っていくテーマとなっている。
カード効果の特徴を挙げると、2回攻撃や
バーン(効果ダメージ)などで
相手のライフポイントを積極的に奪う攻撃的な効果を持ったモンスターカードが目立つ。
その他、相手モンスターの弱体化や、相手の場や攻撃を利用する特殊召喚に
墓地からの蘇生効果と、劣勢からの反撃時に有効な効果を持つカードも多数存在する。
アナフィラキシーショックのイメージに合う2回攻撃、針の刺突を思わせる貫通や
バーン、毒を連想させる弱体化と、見方次第では実に「蜂」らしい効果が目白押し。
相手の場や攻撃を利用して特殊召喚されたB・Fも、さながら突かれた巣から応戦するために飛び出してきた働き蜂のようである。
加えて、立場の劣る者が強者に反撃し打ち倒す様は、アニメARC-Vの作中で使い手であるシンジが度々口にしていた「革命」に通じるものがある。
だがその一方で破壊などで相手のカードを直接的に除去するような効果を持ったカードが非常に少なく、戦闘一辺倒になりがちという弱点も抱えている。
現代遊戯王では持ってて当然といえる扱いになってしまった相手への妨害効果、いわゆる「
制圧」能力にも乏しく、この辺りが
デッキ構築をする上での課題となるか。
また、「B・Fモンスター」ではなく「昆虫族モンスター」を対象にした効果を持つカードも多い。
よって昆虫族メインの
デッキに一部のB・Fを出張戦力として採用したり、逆に様々な昆虫族を採用した【B・F】デッキを構築する事も可能。
ARC-V産の風属性Sテーマは
種族よりも属性を意識して活用するような効果を持ったものが多かったため、この特徴は珍しい。
ちなみに、アニメ産のS召喚テーマとしては珍しくテーマ内にシンクロチューナーを擁するという特徴も。
なのに
アクセルシンクロモンスターはおらず、「アクセルシンクロとは無縁なのにシンクロチューナーはいる」という
蜂なのに微妙な尻切れ蜻蛉感が無くはない。
類例には
徳松さんが使用した
花札衛が挙げられるが、あちらのシンクロチューナーはOCGで新たに追加されたオリジナルカードであり、アニメには登場していない。
カード一覧
下級モンスター
効果モンスター
星1/風属性/昆虫族/攻 100/守 100
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の「B・F」モンスターが、元々の持ち主が相手となるモンスターを戦闘で破壊した時、このカードを手札から捨てて発動できる。
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
(2):このカード以外の自分フィールドの昆虫族モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、そのモンスターをチューナーとして扱う。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は昆虫族モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
手札から発動するバーン効果と自身以外の場の昆虫族1体をチューナー扱いにする効果を持ったレベル1モンスター。
「ダート」は投げ矢や投げ槍を意味する。針が腹部ではなく顔に付いている事もあり、そのシルエットは確かにダーツの投げ矢っぽい。
バーン効果は相手の攻撃力を大きく下げる《B・F-突撃のヴォウジェ》や《B・F-決戦のビッグ・バリスタ》と相性が良く、状況次第では強烈なフィニッシャーになる事も。
チューナー化の効果は
露骨に《水晶機巧-ハリファイバー》を意識したかのような重めな制約もあり、活用できる場面は多くないだろう。
いずれにしても単体では機能しないカードであるため採用枚数はよく考えたいところ。
効果モンスター
星1/風属性/昆虫族/攻 200/守 300
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに昆虫族モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
自分フィールドの「B・F-必中のピン」の数×200ダメージを相手に与える。
自分の場に昆虫族が存在すれば手札から特殊召喚でき、場の同名モンスターの数に応じた効果ダメージを発生させるレベル1モンスター。
名前の由来は留め針や楔などを意味する英単語「Pin」だと思われる。「B・F」の一員だが、翅の枚数や針の位置など外見上の特徴は蜂よりも虻に近い。
《B・F-毒針のニードル》でサーチした後に特殊召喚する事で即座にリンク2や《
ゴヨウ・ディフェンダー》などのレベル3のS召喚に繋ぐ事ができる。
その際に細やかなバーンを放つ事もできるが、その場合《
幽鬼うさぎ》をチェーン発動されて破壊されたりしないよう気を付けたい。
そのレベルから対応するサポートは多く、《孵化》や《トランスターン》で《B・F-毒針のニードル》を呼び出すための
コストに使う事もできる。
チューナー・効果モンスター
星2/風属性/昆虫族/攻 400/守 800
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「B・F-毒針のニードル」以外の「B・F」モンスター1体を手札に加える。
(2):このカード以外の自分フィールドの昆虫族モンスター1体をリリースし、相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
同名モンスター以外のB・Fのサーチと相手モンスター効果の無効という2種の効果を持つレベル2チューナー。
「ニードル」は蜂の象徴ともいえる「針」を意味する「Needle」。つまり《
BF-疾風のゲイル》や
希望皇ホープでお馴染みの命名パターンである。
メインデッキに入るB・Fでは唯一のチューナーモンスター。
紛う事無き【B・F】デッキのキーカードであり、如何に手早くこのカードを手元に用意し、サーチ効果の発動を繰り替えし行えるかが重要となる。
重要なカードだけに《
連鎖除外》などで
メタられると致命傷になるので大切に使っていきたい。
効果モンスター
星3/風属性/昆虫族/攻1000/守 500
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分メインフェイズに発動できる。このカードを手札から特殊召喚する。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は昆虫族モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
1度に2回の攻撃と、そのターン
EXデッキから昆虫族しか出せなくなる代わりに1ターンに1度手札からの特殊召喚ができるレベル3モンスター。
「ツインボウ」は「
二張の弓」という事だろう。2回攻撃を行う針を2つ生やした2枚翅で飛ぶ蜂と、カード名以外も2を強く主張したデザイン。
《B・F-必中のピン》と同様に基本的にはS召喚や
L召喚の素材要員として使う事となるだろう。
だが現状昆虫族のEXデッキ枠は豊富とは言い難いので、今後の発展に期待したい。
一応、装備魔法や下記の《グレートフライ》などで強化してアタッカーにする事もできなくはない。
効果モンスター
星4/風属性/昆虫族/攻1800/守 800
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚に成功した時、自分の墓地のレベル3以下の昆虫族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。
(2):このカードが相手によって破壊された場合に発動できる。
手札・デッキから「B・F」モンスター1体を特殊召喚する。
召喚時の吊り上げに被破壊時のリクルートと、特定の昆虫族を特殊召喚できる2種の効果を持つレベル4モンスター。
「アルバレスト(Arbaleste)」とはフランス語でクロスボウを指し、その名を表すかのように後脚が弓のような形になっている。
《
ジャンク・シンクロン》や《
デブリ・ドラゴン》でお馴染みの吊り上げ効果と条件の緩いリクルート効果に加え下級アタッカークラスの攻撃力を持つという、地味に高スペックな1枚。
《B・F-毒針のニードル》を蘇生しあちらのサーチ効果を使う事で
アドバンテージを稼ぎながらS召喚に繋ぐ事ができる。
ちなみに蘇生効果は《
増殖するG》などのB・F以外の昆虫族も蘇生対象となり、【B・F】デッキ以外の昆虫族デッキにおいても採用価値は高い。
上級モンスター
効果モンスター
星5/風属性/昆虫族/攻1900/守 0
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドの表側表示モンスターが、存在しない場合または昆虫族モンスターのみの場合、手札から他の昆虫族モンスター1体を捨てて発動できる。
デッキから「B・F・W」1枚を自分の魔法&罠ゾーンに表側表示で置く。
その後、このカードを手札から特殊召喚する。
このターン、自分は昆虫族モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。
自分フィールドの昆虫族モンスター1体のレベルを1つ下げる。
「RAGE OF THE ABYSS」で登場した新規。
条件を満たせばデッキから《B・F・W》を表側で置きつつ自身を特殊召喚する効果と、墓地から除外して場の昆虫族1体のレベルを1つ下げる効果を持っている。
「レイピア」は細身の刺突用の剣を意味し、よく見ると腹部の針がレイピアそのものの形状をしている。
手札コストこそかかるものの、サーチ効果を持つ《B・F・W》を先に場に出してから特殊召喚するためあちらのサーチ効果を誘発させられると言う強力な初動となる。
更にこの《B・F・W》は
発動を伴わずに直接場に出しているため、あちらの
「1ターンに1度しか発動できない」制約をすり抜けて場に出しており、バウンスして回収からの張り直しが可能と言うコンボが可能。
シンクロモンスター
その羽で爆風を巻き起こし、その一刺しで真実の道を切り拓け!
来い!《B・F-突撃のヴォウジェ》!
シンクロ・効果モンスター
星6/風属性/昆虫族/攻2500/守 800
昆虫族チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがこのカードの攻撃力以上の攻撃力を持つ相手モンスターに攻撃するダメージ計算時に1度、発動できる。
その相手モンスターの攻撃力はダメージ計算時のみ半分になる。
(2):このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。自分フィールドの「B・F」モンスターの数×200ダメージを相手に与える。
アニメARC-Vにてシンジの初デュエルとなる「vs
月影」戦で登場したSモンスター。
名前の由来は長柄武器の「ヴォウジェ」で、イラストでもそれらしき武器を構えているのが確認できる。
武器を構えた昆虫人間のモンスターだがよく見ると左右に1本ずつ細い副腕が生えており、昆虫の6本脚が表現されている。
自身以上の攻撃力を持つ相手と戦闘する時に発動する弱体化効果と、戦闘ダメージを与えた場合に発動するバーン効果を持つ。
S素材に昆虫族チューナーを要求する縛りがあるが、劣勢からの切り返しに役立つ【B・F】デッキのアタッカー役を担う1枚。
《B・F-早撃ちのアルバレスト》や《B・F-連撃のツインボウ》を出張させれば既存の【昆虫族】デッキでも扱いやすく、未だにEXデッキ枠の選択肢に乏しいあちらの一助となるだろう。
完全に余談だが、このカードは《ポセイドン・オオカブト》と《
No.66 覇鍵甲虫マスター・キー・ビートル》に次いで3体目となる
攻撃力2500の昆虫族モンスターでもある。
高い攻撃力の相手モンスターに立ち向かえたり、戦闘ダメージを与えた後僅かにライフポイントを残し油断した相手に「
それはどうかな」的な追撃ができたりもする。
二次創作の架空デュエルで昆虫族使いの主人公を出す際にエースモンスターにしたら映える……かもしれない。
現れろ!レベル12!《B・F-決戦のビッグ・バリスタ》!
シンクロ・効果モンスター
星12/風属性/昆虫族/攻3000/守 800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードが特殊召喚に成功した場合、自分の墓地の昆虫族モンスターを全て除外して発動できる。
相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力・守備力は、除外されている自分の昆虫族モンスターの数×500ダウンする。
(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(3):S召喚したこのカードが相手によって破壊された場合に発動できる。
除外されている自分のレベル11以下の昆虫族モンスター3体を選んで特殊召喚する。
その名の通り巨大な弩砲を装備した、まさかの最高レベル12
とレベルの割に微妙な効果でアニメ視聴者の度肝を抜いた大型Sモンスター。
アニメ登場当時は初のレベル12を持つ風属性モンスターであったが、OCG化は
未来世界からの新規カードに先を譲る事となった。
「バリスタ(Ballista)」とは攻城用の大型クロスボウの事であり、上記「アルバレスト」も元々はバリスタを指す単語だった。
効果は墓地の昆虫族を全て除外して発動する相手モンスターの弱体化、貫通効果、自身の被破壊時に発動する自身より低いレベルの昆虫族を
帰還させる効果の3つ。
弱体化効果は豪快かつ派手だが墓地リソースを根絶やしにしてしまう発動コストはあまりに高カロリーであるため、出したターンで決着を付ける運用が望ましい。
ちなみに参照するのは「このカードが除外した昆虫族」ではなく「除外されている昆虫族」なので、《無視加護》などで事前に昆虫族を除外しておくと若干お得。
最高レベルのSモンスターではあるが、召喚素材には
ダブルチューニングのような特別な縛りも無く、昆虫族とは無縁のデッキでも出すだけなら苦ではない。
そのレベルと素材指定の緩さから《Sinパラレルギア》と《
Sin サイバー・エンド・ドラゴン》で不意打ち気味に出せる【
Sin】デッキの隠し味としても使えなくはない。
だが、正直単体で活用するよりも後述の《B・F-革命のグラン・パルチザン》との連携を意識して使用する方が活躍できるだろう。
- B・F-霊弓のアズサ
蜂出する憤激の針よ、閃光と共に天をも射貫く弓となれ!
現れろ!《B・F-霊弓のアズサ》!
シンクロ・チューナー・効果モンスター
星5/風属性/昆虫族/攻2200/守1600
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカード以外の「B・F」モンスターの効果で相手がダメージを受けた時に発動できる(ダメージステップでも発動可能)。
そのモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、自分の「B・F」モンスターの戦闘でモンスターが破壊された時に発動できる。
このカードを守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。
シンジのラストデュエル「vs
遊矢」戦で登場した、梓弓を携えたシンクロチューナー。
何故か「vs遊矢」戦のSモンスターのみモチーフが和風。遊矢の苗字の「榊」や、同じ和風モチーフで統一されたクロウの「A BF」を意識したのだろうか。
名前の由来の「梓弓」は神社での
シンジ神事で使用されるためか、このモンスターも巫女を思わせる人間の女性を象ったデザインをしている。
B・Fの発生させたバーンダメージに上乗せする更なるバーン効果と、B・Fの戦闘をトリガーに自身を墓地から蘇生する効果を持つ。
バーンの上乗せは特に《B・F-突撃のヴォウジェ》との相性が良く、一度の戦闘で3000ポイント以上のライフを余裕で奪っていく事も。
蘇生効果は自分のB・Fが相手モンスターを戦闘破壊しても発動できるが、
自身を除外してしまうデメリットがあるので発動タイミングに注意が必要。
ちなみに、《B・F-突撃のヴォウジェ》の戦闘後に墓地から《B・F-霊弓のアズサ》を蘇生し、そのまま2体のバーン効果を連続発動、という流れは不可能。
特に初心者の方やアニメシリーズの視聴者は勘違いしやすいが、戦闘ダメージを与える処理はモンスターの戦闘破壊よりも前に行うためである。
1.《B・F-突撃のヴォウジェ》が相手モンスターと戦闘し、勝利。相手モンスターの戦闘破壊が確定。この時《B・F-霊弓のアズサ》はまだ墓地に眠ったまま。
2.戦闘ダメージの計算を行い、相手にその数値の戦闘ダメージを与える。この時《B・F-霊弓のアズサ》はまだ墓地に(ry
3.《B・F-突撃のヴォウジェ》の効果が発動し、相手に場のB・Fの数×200のバーンダメージを与える。この時《B・F-霊弓のアズサ》は(ry
4.《B・F-突撃のヴォウジェ》に敗れた相手モンスターを戦闘破壊。このタイミングで《B・F-霊弓のアズサ》の特殊召喚効果が発動し、自身を墓地から守備表示で特殊召喚。
5.この時点で既に《B・F-突撃のヴォウジェ》の効果によるバーンダメージは与え終わっているため、《B・F-霊弓のアズサ》のバーン効果はタイミングが不適切となり発動できない。
- B・F-降魔弓のハマ
呼応する力。怨毒の炎を携え、反抗の矢を放て!
レベル8!《B・F-降魔弓のハマ》!
シンクロ・効果モンスター
星8/風属性/昆虫族/攻2800/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):Sモンスターを素材としてS召喚したこのカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
(2):このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。
相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力・守備力は1000ダウンする。
(3):相手が戦闘ダメージを受けなかった自分バトルフェイズの終了時に発動できる。
自分の墓地の「B・F」モンスターの数×300ダメージを相手に与える。
アニメでの扱いやOCGでの
レアリティを見るに、B・Fの切り札というべきレベル
蜂8のSモンスター。名前の由来は破魔矢及び破魔弓か。
ちなみにアニメではカード名が異なっており、漢字部分の読みが「
こうまきゅう」ではなく「
ごうまきゅう」となっていた。
破魔矢に通じる「悪魔を降伏させる事」を意味する「降魔」の読みは「ごうま」なので、この場合はアニメ版の方が正しい読み方をしているといえる。
条件付きの2回攻撃、相手モンスターの弱体化、戦闘ダメージを与えられなかった場合に発動するバーンと、攻撃的な効果を3つも持っている。
《B・F-霊弓のアズサ》と《B・F-連撃のツインボウ》、そして下記の相性の良いカードを使えば容易にS召喚できるため、連続攻撃で強気に攻めていきたい。
バーン効果は他2つの効果との噛み合わせが悪いが、《B・F-霊弓のアズサ》とのコンボで大きなダメージを与える事ができる。
上記の召喚口上はアニメARC-Vで使用されたものである。
だが、2024年配信の公式の動画「
遊戯王OCGタイムズ」でシンジ役の
石川界人氏が読み上げた際には「炎」の読みが「ほのお」となっていた。
召喚口上に使用される漢字のルビが変わる例は
遊戯王デュエルリンクスでも前例があるが、カード名といいなにかと表記の揺れに定評のあるモンスターである。
- B・F-神事弓のサチ
シンクロ・効果モンスター
星6/風属性/昆虫族/攻2400/守1200
昆虫族チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚した場合に発動できる。
このカードをチューナーとして扱う。
(2):1ターンに1度、自分フィールドの永続魔法カード1枚を手札に戻して発動できる。
このターン、自分は通常召喚に加えて1度だけ、自分メインフェイズに「B・F」モンスター1体を召喚できる。
(3):このカードがS素材として墓地へ送られた場合に発動できる。
自分の除外状態の「B・F」モンスターの数×100ダメージを相手に与える。
幸弓を構えた「RAGE OF THE ABYSS」で登場した新規。
紫&緑という体色及び「
神事弓」という名前を見て判る通り使い手のシンジを強く意識したカード。
そのせいで
TSしたシンジと言う風評被害も受けてしまっている。働き蜂は全員メスなんで仕方ないね。
S召喚時に自身をチューナーとして扱える効果と、自分の永続魔法を手札に戻してB・Fの召喚権を追加する効果、S素材として墓地に送られたら除外されているB・Fの数×100ダメージを与える効果を持つ。
特筆すべきは(2)の効果で、召喚権追加は基本的に《B・F・W》を戻す事になるだろうがあちら及び《B・F-猛撃のレイピア》とのシナジーは抜群。
先述の通りに《B・F-猛撃のレイピア》の効果で設置した《B・F・W》は回収からの張り直しが可能なのでサーチ効果を再び使いつつ召喚権追加でサーチ効果の誘発も出来る。
チューナー化は発動が任意のため状況に応じてチューナー・非チューナーを使い分けられるのは便利。
バーン効果は倍率が控えめなためおまけ程度と考えた方が良いが、《B・F-決戦のビッグ・バリスタ》とのコンボで大きなダメージが狙える。
総じて、連続S召喚の中継役として取り回しの良い優秀な働き蜂であるといえる。
- B・F-革命のグラン・パルチザン
立ち上がれ!レベル12!《B・F-革命のグラン・パルチザン》!
シンクロ・効果モンスター
星12/風属性/昆虫族/攻3000/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、効果では破壊されない。
(2):自分フィールドの昆虫族Sモンスターの攻撃力は、自分の除外状態の昆虫族モンスターの数×200アップする。
(3):このカードが除外された場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
その後、自分の除外状態の昆虫族モンスターの数まで相手フィールドのカードを破壊できる。
その場合、さらに破壊した数×500ダメージを相手に与える。
「RAGE OF THE ABYSS」で登場した新規。
その名の通りパルチザンを思わせる槍状の針を各所に装備した、まさかの2体目のレベル12の大型Sモンスター。
「パルチザン(Partisan)」は革命目的の反政府勢力などの事も指すため、革命を志すシンジにこれ以上なくマッチした名前となっている。
効果破壊耐性、自身を含めた自分の昆虫族Sモンスターの攻撃力アップ、自身が除外されたら自力で帰還しつつ相手の場のカードを破壊とバーンという3つの効果を持っている。
帰還効果はどこで除外されてもいいため、《嵐征竜-テンペスト》や
ビートルーパー関連のカードの墓地コストにしても場に帰ってくる。
効果で破壊されず実質除外もされず攻撃力アップで戦闘にも強いと、3つの効果の嚙み合わせが良く思った以上にしぶとい。
守備力以外のステータスやカード名、外見の特徴や召喚口上から見て判る通り、《B・F-決戦のビッグ・バリスタ》を強く意識してデザインされたカードである。
1.《B・F-決戦のビッグ・バリスタ》をS召喚してこのカードごと墓地の昆虫族を大量除外。
2.即座にこのカードが帰還し、巻き込まれた昆虫族の数だけ相手の場を大量破壊&バーン。
3.このカードの効果で強化された《B・F-決戦のビッグ・バリスタ》とこのカードでガラ空きの相手に攻撃してトドメ。
まだ相手の場にモンスターが残っていても《B・F-決戦のビッグ・バリスタ》の効果で弱体化しているため大体そのまま殴り倒せ、相手モンスターとバーンダメージ次第ではリーサルも狙える
一見ハードルが高そうに見えるが、《B・F-猛撃のレイピア》の墓地効果と《B・F・W》の効果でこのカードを素材として墓地に送りつつ《B・F-決戦のビッグ・バリスタ》のS召喚ができるため、1ターンでこのコンボを決める事も可能。
魔法カード
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、このカードを発動するターン、自分は昆虫族モンスターしかEXデッキから特殊召喚できない。
(1):相手フィールドのモンスターの数まで、自分の墓地のレベル4以下の「B・F」モンスターを対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
相手の場のモンスターの数まで下級B・Fを蘇生する魔法カード。
発動条件や蘇生モンスターのレベルに制限があるため運用には注意が必要だが、爆発力は高く窮地からの一発逆転に向く。
「蜂起」とは大勢が暴動・反乱を起こす事だが、漢字の通りその由来は蜂が巣から一斉に飛び出す様子である。
通常魔法
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の墓地の「B・F」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(2):墓地のこのカードを除外し、自分フィールドの昆虫族モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターは次のターンの終了時まで、戦闘・効果では破壊されない。
墓地のB・F1体を蘇生する効果と、墓地に存在する自身を除外して昆虫族に破壊耐性を与える効果を持つ魔法カード。
追加効果が付与されたB・F専用の《
死者蘇生》とでも言うべきカードで、蘇生対象となるB・Fモンスターのレベルや発動条件などの制限も無いため扱いやすい。
カード名の「蜂玉」は、ミツバチが作る「蜂球」と「宝玉」を掛けているのだろう。
永続魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):1ターンに2度まで、自分フィールドに「B・F」モンスターが召喚・特殊召喚された場合、その内の1体を対象として発動できる。
そのモンスターより攻撃力が低い「B・F」モンスター1体をデッキから手札に加える。
(2):1ターンに1度、自分フィールドのレベルを持つ昆虫族モンスターの1体を対象として発動できる。
このターン、自分は対象のモンスターをS素材とする場合、チューナーとして扱う事ができる。
「RAGE OF THE ABYSS」で登場した新規。
1ターンに2度まで召喚・特殊召喚されたB・Fより攻撃力の低いB・Fをサーチする効果と、場のレベルを持つ昆虫族モンスターを対象にしてそのモンスターをシンクロ素材にする時にチューナー扱いに出来る効果を持つ永続魔法。
先述した《B・F-猛撃のレイピア》の効果でデッキから直接置けるためアクセスしやすく、このカードが出てから《B・F-猛撃のレイピア》が特殊召喚されるため、即座に攻撃力1900未満のB・Fのサーチが出来るのが魅力的。
オマケに《B・F-猛撃のレイピア》の効果で設置する場合は発動を伴わないため、《B・F-神事弓のサチ》の効果で回収しつつ張り直す事で合計4回のサーチが可能と言う凄まじいシナジーを形成している。
場の昆虫族モンスターをチューナー扱いに出来る効果も、メインデッキに純粋なチューナーが少ないB・Fでは非常にありがたい。
「風」を意味する「ウィンド(Wind)」と言う名前と効果からして元ネタはBFの《
黒い旋風》。
あちらにも《BF-毒風のシムーン》と言う、デッキから直接場に出しつつ自身も場に出るサポートモンスターが存在している点も一致している。
罠カード
永続罠
このカード名の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分の「B・F」モンスターが攻撃対象に選択された時に発動できる。
手札・デッキから「B・F」モンスター1体を特殊召喚し、このカードにカウンターを1つ置く。
その後、バトルフェイズを終了する。
(2):エンドフェイズに、カウンターが2つ以上置かれているこのカードは墓地へ送られる。
相手の攻撃に反応し、新たなB・Fを手札かデッキから特殊召喚しながら場のB・Fを攻撃から守る永続罠カード。
効果自体は強力だが除去に弱く、2回目の効果発動は相手に存在が筒抜けなうえに自壊デメリットもあるので過信は禁物。
「ネスト(Nest)」は「巣」を意味する英単語であり、イラストに描かれているのも完全に蜂の巣である。
関連カード
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):手札・デッキから攻撃力1000以下の昆虫族モンスター1体を特殊召喚する。
この効果でデッキから特殊召喚した場合、自分フィールドのモンスター1体を墓地へ送る。
このカードの発動後、ターン終了時まで自分は昆虫族モンスターしか特殊召喚できない。
(2):このカードが墓地に存在する状態で、自分フィールドの表側表示の昆虫族Sモンスターが戦闘・効果で破壊された場合、このカードを除外して発動できる。
デッキから「一斉蜂起」1枚を手札に加える。
「RAGE OF THE ABYSS」で登場した新規。
厳密には直接「B・F」をサポートするカードではないためこちらに。
手札・デッキから攻撃力1000以下の昆虫族を特殊召喚しつつデッキから出したなら自分のモンスター1体を墓地に送る効果と、自分の昆虫族Sモンスターが破壊された時に墓地の自身を除外して《一斉蜂起》をサーチする効果を持つ魔法カード。
リクルートした場合は他にモンスターがいないとリクルートしたモンスターをそのまま墓地に送らないとならないが、それを逆に利用して《共振虫》や《ゴキポール》のサーチに繋げて実質的なサーチ手段として使う事が可能。
リクルート先がいない場合でも手札から特殊召喚も出来るので柔軟に動ける。
また、墓地に送るのは昆虫族以外でもよいため、コントロール奪取などで相手のモンスターを奪うなどの工夫も出来る。
墓地効果は発動条件がやや重いが、相手によって自分の昆虫族Sモンスターが破壊される様な状況はこちらが劣勢であり、サーチ先の《一斉蜂起》はそんな時こそ爆発力が増すカードなので窮地からの一発逆転に繋げやすくなるのは大きい。
相性の良いカード
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《ゴキポール》などの昆虫族モンスター及び関連カード
一部のB・Fと連携する事ができるカードたち。特に《
ゴキボール》関連や「
ビートルーパー」など第10期以降に登場したカードは強力なものが多く採用率が高い。
その他では昆虫族の
壊獣2種や、展開補助となる《プリミティブ・バタフライ》や《ジャイアントワーム》、特殊召喚効果を持つ魔法カードの《孵化》などが注目された。
●
《SRベイゴマックス》などの「
SR」モンスター及び関連カード
同郷のARC-V産風属性S召喚テーマの一つ。
展開力に長けたモンスターが多く、Lモンスターや更なるSモンスターの特殊召喚に役立つ。
●
《WW-アイスベル》などの「
WW」モンスター及び関連カード
同郷のARC-V産風属性S召喚テーマの一つ。
こちらはフィニッシャーとして《B・F-降魔弓のハマ》と《
クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》を容易に使い分ける事ができる他、バーン効果を持つモンスターを軸とする点でも相性が良い。
●
《オッドアイズ・アドバンス・ドラゴン》などの上級・最上級モンスター
B・Fの関連カードが持つデメリットは昆虫族以外の
EXデッキからの特殊召喚を封じるが、メインデッキのモンスターに対するデメリットは一切存在しない。
容易に特殊召喚できる《B・F-連撃のツインボウ》や《一斉蜂起》で大量展開したB・Fをリリースして
アドバンス召喚できる上級モンスターを隠し味として採用するのも面白い。
●
《破壊輪》などのバーン効果を持ったカード
B・Fモンスターは相手のライフを削る効果を持つものが多いため、バーン効果を持つカードと組み合わせると一気に相手ライフを追い詰める事ができる。
リスクこそあるものの、《破壊輪》や《
業炎のバリア -ファイヤー・フォース-》ならB・Fに不足している除去手段を補う事もできる。
●《虫忍ハガクレミノ》
●《熾天蝶》
B・Fと近い時期に現れた風属性・昆虫族のLモンスターたち。コナミの仲間からのありがたい差し入れ。
どちらも昆虫族モンスターを墓地から特殊召喚できる効果を持っており、《B・F-毒針のニードル》を繰り返し特殊召喚して更なる展開に繋げたい。
●
《グレートフライ》
属性強化Lモンスターの風属性担当で、種族・属性・効果・見た目の全てがB・Fとマッチする1枚。一応モチーフは蜂じゃなくて蝿らしいが。
一方で、
地属性モンスターの弱体化効果は《樹冠の甲帝ベアグラム》などの地属性の昆虫族と併用する際には明確なデメリットとなってしまう点に注意。
●
《甲虫装機 ピコファレーナ》
昆虫族2体でL召喚できる、
甲虫装機に属するLモンスター。応戦するGやゴキポールといったカードを採用した昆虫族寄りの構築にする際に重宝する。
《B・F-毒針のニードル》のサーチ先に加え、使い終わった《熾天蝶》や同名モンスターも回収しつつ
ドローできるため、複数枚採用すると継戦能力が大きく向上する。
●
《蒼翠の風霊使いウィン》
ご存じ
霊使いの風属性担当にして、Lモンスター化を果たした
俺の風属性デッキを愛するデュエリストみんなの
嫁。
風属性1体を含めば下記の昆虫族など風属性以外のモンスターもL素材に使える他、メインデッキのB・F全員が対象となるサーチ効果の存在もありがたい。
●
《フルール・ド・バロネス》
B・Fに不足している除去効果や強力な
カウンター効果に加え、《B・F-毒針のニードル》も出せる蘇生効果を持った、汎用性が高く優秀な風属性Sモンスター。
蜂と縁深い「花」の名を冠し、
漫画作品で披露された召喚口上など
「革命」に関するSモンスターでもあるためフレーバー面でもB・Fとのシナジーが強い。
●
《No.3 地獄蝉王ローカスト・キング》
《B・F-連撃のツインボウ》を利用する事で容易に
X召喚できる昆虫族の
偽ナンバーズ。属性もB・Fと同じ風属性。
相手のモンスター効果を牽制できる無効化効果と《B・F-毒針のニードル》をはじめとした昆虫族を展開できる特殊召喚効果が強力で、その高いスペックは本物である。
●
《円喚師フェアリ》
有用な効果を持つレベル3の昆虫族チューナー。昆虫族(と
植物族)のS召喚を手助けしてくれるかわいい蟻の妖精。属性もB・Fと同じ風属性。
その効果とB・Fのチューナーとは異なるレベルからS召喚の選択肢を大きく広げてくれる。
●
《スモーク・モスキート》
漫画版ARC-Vに登場した、戦闘ダメージの半減と自身の特殊召喚を行う防御効果に加え自身のレベルを変化させる効果を持った昆虫族モンスター。
元来汎用性の高いモンスターではあるが、《B・F-霊弓のアズサ》や《B・F-早撃ちのアルバレスト》などの一部のB・Fと強いシナジーを持つ。
●
《風霊媒師ウィン》
ご存じ霊使いの風属性担当にして、新たな力を得てレベルアップを果たした風属性デッキを愛するデュエリストみんなの
嫁。
そのターン風属性以外のモンスター効果を発動できなくなるデメリットと引き換えに、キーカードである《B・F-毒針のニードル》を手札に加える事ができる。
●
《嵐征竜-テンペスト》
ご存じ
征竜の風属性担当にして、真っ先に
禁止カード指定を解かれた最上級征竜。
風属性であるB・Fを除外して特殊召喚したこのカードを使って《B・F-決戦のビッグ・バリスタ》をS召喚すると墓地のモンスターを無駄なく活用できる。
●
《幻獣機オライオン》
墓地に送られると
トークンを生み出す効果を持った、
幻獣機に属するレベル2のチューナーモンスター。。
このカード使って《B・F-霊弓のアズサ》をS召喚すると、その際に特殊召喚された幻獣機トークンと共に《B・F-降魔弓のハマ》を容易にS召喚する事ができる。
●
《ガスタの神裔 ピリカ》
召喚・特殊召喚成功時に風属性チューナー1体を墓地から守備表示で特殊召喚できる、
ガスタに属する
サイキック族のスーパー幼女。
このカードで《B・F-毒針のニードル》を吊り上げると《B・F-霊弓のアズサ》を、《B・F-霊弓のアズサ》を吊り上げると《B・F-降魔弓のハマ》を即座にS召喚できる。
●
《一撃必殺!居合いドロー》
アニメGXにて橘一角が使用した、「夢の
ワンターンキルデッキ」の要でもある魔法カード。
蘇生やサーチを多用するB・Fたちはもちろんの事、上記で触れたゴキポールとのシナジーも抜群。また、バーンカードである点でもB・Fとの相性が良い。
●《ぶつかり合う魂》
お互いにライフポイントを使ってそれぞれのモンスターを強化して戦闘を行い、その後その戦闘でモンスターを失ったプレイヤーの場を空にする速攻魔法。
《B・F-突撃のヴォウジェ》《B・F-降魔弓のハマ》《蘇生の蜂玉》と相性の良い関連カードは多く、さらにバーンなどで事前に相手ライフを削る事で狙った展開に運びやすくなる。
●
《緊急同調》
バトルフェイズにS召喚を行う罠カード。バトルフェイズ中に蘇生する《B・F-霊弓のアズサ》や特殊召喚時に効果を発動する《B・F-決戦のビッグ・バリスタ》との相性が良い。
アニメARC-Vの作中でシンジが使用したカードでもある
が実用性はあまり高くないので、彼の
ファンデッキ的な
ノリで組んだ【B・F】デッキにどうぞ。
カードデザインについて
B・Fの初登場回であるアニメARC-Vの68話、「vs月影」戦にて初登場したB・Fたちには面白い特徴が存在する。
全員守備力が「8」00で、腹部に付いた針はもちろんのこと4枚翅や6本脚などの体の作りを含め「蜂」というモチーフを強く意識してデザインされたカードが多い。
虫の恰好をした人でさえ昆虫族と言い張る遊戯王においてかなり忠実に昆虫の姿形をした昆虫族テーマの登場に、一部の昆虫族好きは歓喜し
蜂のように舞い踊った。
しかしB・F2回目の登場回となる「vs遊矢」戦で初登場したB・Fたちのデザインはこの特徴とはあまり合致せず、特に守備力800のものは1体も存在していない。
OCGにおける【B・F】デッキはビートバーンデッキのような扱いだが、実は「vs月影」戦ではシンジはバーン効果を持ったカードは1枚も使用していない。
《B・F-突撃のヴォウジェ》の持つバーン効果はOCG化の際に追加されたものであり、むしろ同デュエルでは月影の方が
アクションカードを利用してバーン効果を連発していた。
アニメ初登場時のB・Fは「下級モンスターが戦線維持し、Sモンスターが相手モンスターを弱体化し殴り倒す」といった
ビートダウンテーマだったのである。
逆に「vs遊矢」戦で初登場したB・Fは即座にS素材となった1体を除き全員がバーンに関する効果を持っており、バーンの要素はここで追加されている。
また、上記の通り「vs遊矢」戦では「vs月影」戦では見られなかった和風モチーフのモンスターが
半ば唐突に登場している。
これらの点から、僅か2戦(計3話分)の登場回の内どちらで初登場したかによって所属モンスターのカードデザインが大きく異なるのもB・Fの特徴の一つといえる。
ちなみに「RAGE OF THE ABYSS」登場の新規カードには守備力800のものは1体も存在していない。
余談
OCG化を逃したアニメ登場カードに、相手がモンスターを召喚・特殊召喚する度にB・Fの攻撃力を400ポイント上昇させる永続罠《蜂の陣》が存在する。
ARC-Vより2作品後のアニメシリーズ
遊戯王SEVENSにも「革命」をキーワードとした昆虫族のカード群とその使い手である
有栖川ジャンゴが登場している。
OCGと
ラッシュデュエルで扱っているカードの種類は違えども、彼のデュエルを見てシンジやB・Fを連想した視聴者は多い。
ジャンゴの使用カードのモチーフである蟻は蜂に極めて近い昆虫として分類されているため、アニメスタッフによる意図的なキャラクター設定の可能性もある。
次のターンは俺ひとりじゃねぇ。コモンズ全員で追記するのさ!
いくぜ! 俺たちの修正!
- キラービーが再評価されるのホント好き -- 名無しさん (2019-08-24 23:10:49)
- ある意味、無視加護を最大限活用できるデッキ。粘られた挙句に一斉蜂起からビッグ・バリスタとダ・イーザで頓死したときは唖然とした -- 名無しさん (2019-08-24 23:21:35)
- 肝心のビッグバリスタが言うほど決戦仕様じゃないのがネック、もうちょいピーキーなフィニッシャーでも良かった -- 名無しさん (2019-08-25 20:48:17)
- 何!BFとはブラックフェザーの略ではないのか!? -- 名無しさん (2019-08-26 11:55:47)
- シンジ好き -- 名無しさん (2020-05-14 11:59:16)
- 月影に酷いこと言うだけなら嫌な奴だったが窮地で必死こいて戦ってる雰囲気出てたのが良かった 強くて謎ってのはそれだけで魅力的なもんだ -- 名無しさん (2021-01-23 02:49:42)
- 強化来ないかなぁ…EX虫縛りが発生する割にシンクロが少なすぎる -- 名無しさん (2022-05-24 09:47:11)
- ARC-Vはシンジを主人公にしておけば良かった -- 名無しさん (2022-08-11 05:23:05)
- 新規おめでとう! -- 名無しさん (2024-07-21 18:21:47)
- パルチザン、レベル12シンクロなのに除外されてからが本番とか微妙かな?と思ったらこれレイピアでレベル下げる→ピン出してB・F・Wでチューナー化してパルチザン素材にビッグバリスタ→ビッグバリスタでパルチザン除外、パルチザン帰還からの破壊&バーンってデザインか -- 名無しさん (2024-07-21 18:30:26)
- B・Fの新規発表された現地は革命コールで大盛り上がりしたとのこと シンジさん大人気だな -- 名無しさん (2024-07-21 23:28:52)
- 1枚初動3種追加で昆虫族に革命を起こした、パルチザンもエースとして申し分ない性能してるし、シンジすげぇよ -- 名無しさん (2024-07-23 10:30:58)
- 似たような略称が増えてきて訳がわからんぞ! -- 名無しさん (2025-03-16 17:56:41)
最終更新:2025年04月05日 15:55