ニナ・パープルトン

登録日:2011/03/21 Mon 02:35:52
更新日:2025/04/12 Sat 14:56:09
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1号機をよろしくお願いします…そして2号機を必ず取り戻して下さい。

◆概要

機動戦士ガンダム0083』の登場人物。
CV:佐久間レイ

アナハイム社の社員で、ガンダム開発計画担当のエンジニアの一人。21歳。
年齢の割にはキャラデザが老けて見えるが、キャラクターの見た目は「年齢+10」がガンダムシリーズのお約束なので気にしない。
お相手のコウは年齢にピッタリの見た目と性格だが気にしない。
とはいえ作中では絶世の美女のように扱われており、ベルナルド・モンシアチャック・キースなどは彼女を隠し撮りしていた。そして前者はシナプス艦長にバレてそのまま射出された。
自分が関わったガンダムに尋常ではない思い入れがあり、最初はパイロットなどは二の次で『私のガンダムが!!』と叫ぶような非常識な発言も見せた。
しかし別に非道だったりマッドな人物というわけではなく、あくまでも思い入れが凄まじかっただけである。
というか、年齢を考えれば如何に才女とはいえこれが自身の初の大仕事だった可能性が高い。入れ込むのは当たり前である。

……というか、前半までのニナのキャラ付けは仕事の才能はあるが成人した女性としては著しく経験不足で包容力の足りないリケジョである。
そんな頭はいいのかも知れないが色々と未熟なニナが、同じく理想は高くてガンダムの話が出来るが経験不足で未熟なコウに惹かれて(恐らく初期案では初めての恋を)緊急事態の中でも着実に距離を縮めていくというのが本来のプロットなのだ。
実際、7話位まではコウばかりでなくニナの成長物語でもあるので、視聴者が気恥ずかしくなるような、
ちょっとずつ関係が近づいていく二人を見て2828するのも『0083』の楽しみ方の一つである(意外に手の速いキースとかもね)。
……7話位までは。

後々考えると、こうした丁寧だったりエキセントリックな描写が、
最終的に視聴者からの印象を余計に悪くする形となってしまった……とも言えるのだが。
恐らくは、というか前半部分の展開を考えると元々のコンセプトはガンダム版『トップガン』だったと思われる。

ガンダム試作1号機および2号機の重力下実働試験の現場指揮者としてアルビオンに搭乗し、
トリントン基地に降り立ちコウ・ウラキと出会った。
2号機が強奪された後も、追撃任務に加わった1号機のサポートの為に艦に残る。

コウとは当初、自身の気の強さも祟ってか険悪であり、周囲とのトラブルも度々あったが、
次第に戦士として成長していくコウを見守るうちに徐々に彼と親密になっていく。
モーラからの「彼はガンダムから降ろされたとしても、ジムに乗ってでもガトーと戦う事を選ぶ」という叱咤と、コウとの対話を経て親密になっていった。
実際、前述の通りでコウとの関係を深め経験豊富な友人であるモーラからの忠告もあり、ニナはニナなりに自分に出来る形で本来の優しさを発揮できるようになっていっているのを前半では描かれていたのが解る筈。
フルバーニアン誕生のエピソード等は正にその証左で、当初のプロットではそうやってニナと共にコウが困難を乗り越えつつ愛を育んでいく物語であり、ガトーは二人で乗り越えるべき最良のライバルに過ぎなかったと考える方が自然である.(敵に一波乱というならシーマ様が居るのだから。)

━━が、実は物語開始以前にアナベル・ガトーと交際していたという過去(しかも言われるままに情報を明かしていた)があったという設定が唐突に付けられ、
コウとの仲が深まるにつれて、ガトーとコウの激突が彼女を苦しめることとなっていった。というか、そんな事があったのにニナがプロジェクト任されたままなのは不自然すぎる。アナハイムは相変わらず邪悪で、デラーズに試作4号流す位に関係が深いんだからニナにハニトラ仕掛けるのは寧ろ不自然である。


アルビオン隊とデラーズ・フリートの最終決戦の最中、突如として1号機のコア・ファイターで艦を飛び出す。
向かった先は、ガトーが地球に落とそうとしているコロニーであった。
そしてコロニー内で対峙するコウとガトーを見つけ、持っていた銃を取り出す。
銃を向けた先は、敵であり明らかに悪人でもあるガトーではなく、なんとコウであった
この行動はコウと大半の視聴者に衝撃を与えた。
小説版では『無抵抗のガトーを撃ち殺した罪悪感と後味の悪さをコウに与えたくなかった』という、凄く頑張ったフォローが入っており、
実際コウもニナの真意に気づいてそれに気づけなかったことに後悔する、というエンディングを迎えている。

◆考察と補足

第一に彼女はガトーとよりを戻すつもりはなかったという大前提が抜けている人は多い。
そもそもニナはガトーのコロニー落としに加担しようとしたわけではないし、そもそもガトーのやろうとしていることに対しては否定的である
当時は既にコロニーの最終軌道調整も終わってしまっていたため、彼女が何をしようとあまり関係はなかった
ただ、連邦・アルビオンの両方の命令に背きつつ*1、コロニー落としに関する攻防を無視しているということも事実である。
彼女的にはガトーを戦場から遠ざけようとしていたのだろうが、結果としてガトーが生き残り、ノイエジールで特攻を仕掛けた結果、連邦艦隊に更なる大被害が出ることとなった。
勿論ガトーを助ければこうなる可能性は予測できたであろうが、彼女はそこに考えが至らなかった、あるいは無視したということになる。

ただし重ね重ね記すが、これに関してもニナの一連の行動はあくまでガトーの凶行を止めるためであり、特攻を支持・支援するつもりで行ったわけではない。*2
このためにコア・ファイターを無断使用した件もどう思っているかは……。

元恋人という関係を念頭に置けば、こういった行動を取る理由も理解できなくはないし、
「ガトーに未練があった」という言われ方をされがちだが、実際劇中での彼女の心情を読み取ると、フォロー寄りにはなるが「コウ・ガトーのどちらにも死んでほしくなかった」というのが本意であろう。
よって誤解しないように気を付けるべきだが、その行動に好印象を持つ視聴者はまずいないだろう。
リアルっぽい?確かにリアルでも聞かない話ではないけどフィクション目線で嫌過ぎるよ。リアルだと言うならそう言うやつはどんなに不幸な人生歩んでるんだ、と。

そしてその後はコウを置いてガトーの後をついていくも、結局ガトーに気絶させられ、
ジオン軍の兵士によって戦闘区域から脱出させられ、号泣する。

終戦後にはどういう目的があったのか、罪状が消滅しオークリー基地に赴任したコウの前に現れ、
最初は後ろめたそうな表情で俯いたが、最終的には彼に笑顔を見せた

こういった行動により、多くのファンからの反感を買うことになったニナには、
「自己中心的過ぎる」「終盤で主人公裏切って最後ヒロイン気取って笑顔を見せるなんて何様だ」等の批判や非難が殺到し、
『最低女』『尻軽』『悪女』『偽善者』などと罵られ、名字のパープル(紫)トン(豚)にちなんだ『紫豚』という蔑称を付けられ、
「ガンダム三大悪女」として名前が挙げられる存在となってしまった。
現在ではガンダムがらみの話題で「豚」という言葉が出ると、ほぼ彼女の事を指すのが暗黙の了解となっている。
ついでにニナのそれと比べ真のヒロインは大抵シーマ様とされるのは最早お約束である。

なお、先行公開された劇場版では最後のシーンは入っておらず、後に発売されたOVA版最終巻で付け加えられた。
劇場版で見た人間にとっては悪印象のダメ押しであった。
よほど不評であることが当時から伝わっていたのか、劇場版では最後のシーンは丸々カットされていると言われがちだが時系列が逆。

ちなみに、ガトーの元恋人という設定は前述の通り、監督が交代した後に後付けで設定されたものであり、
そのため、監督が交代する前の1話では、2号機に乗り込んで華麗に強奪しようとするガトーに『誰よ!?』と誰何しているのを始め、
監督が交代して以降の話に入るまでは、ガトーのことを気にしていない……というか、そもそもガトーの事自体知らないような描写がされている。
※小説版ではヘルメットで顔が見えなかったというフォローが入っているが、アニメ劇中では制服姿なので補完には至らず、かの小説版自体のフォローそのものも結構厳しい。
仮にその場は分からなかったとしても、その後すぐにガトーだとバレているし、部隊内の話題になってることから、全く気にしていないのはやはり違和感が残る。

ついでに言うなら、後半の今西監督は重度のジオン信奉者であり、ジオンを美化し連邦を卑下する傾向があるので、
監督交代による急な設定と路線変更の煽りを最も食らってしまったと言わざるを得ない部分が大きい。
※因みに、というか知らない人にはダメ押しというか……だが問題とされる後半スタート部分&件の最終決戦にて脚本&演出を担当した大熊朝秀とは今西隆志監督自身の変名である

さらに言えば、ニナの印象が悪すぎてあまり話題に上がらないが、ガトーもガトーでこの設定により、
「朴念仁で思想こそ歪んでいるが実直な青年」という前半までのイメージに傷が付いているという見方もある。
完全なプライベートでニナに近付いたのだとすれば、大事な時に何ヤッてんだという話になるし、
アナハイム関係者だと理解したうえで近付いたのであれば、例え命令によるものだとしても外道過ぎるし、
そもそも命令だというのなら、ガトーよりもよほど適任者が居そうである。

実際、スタッフの中には矛盾を指摘する人間も居たし、何よりも中の人が「序盤にガトー見てるのに?」と疑問符だらけになったらしい。
重ね重ね、最後のアレだけでウザカワおばさんという評価を地に落としたと言ってもいいのである。

ただ、悪評のせいで多くの誤解が生まれているが、本編を見ればわかるように別にあの場面においても
「ガトーのことが忘れられなくてヨリを戻そうとした」ではなく、
「二人の戦いを辞めさせようとした」、という解釈が一応制作側の意図だと思われ、実際に劇中でもガトーに靡いている訳ではない。
あの場でコウに銃を向けたのも、仮にあの場でコウに付いてもガトーが死に急ぐのをやめないし、コウが勢いのままにガトーを殺して余計な罪を背負ってしまうと危惧したからであろう。

…勿論、先の通りで行動の筋は全く通ってはいない*3が、だとしてもよく勘違いされる
未練のあったガトーと復縁するべく、コウとの関係を精算する意図で銃を向けた
という解釈は大きな誤りだということは理解すべきだろう。

当時からしてひたすら叩かれ続けてきた彼女であるが、時代が下るにつれて多少は彼女についても一定の再評価はされるようになっている。(つまり、それ程に唐突だし意味が解らないと判断する視聴者が多かったのだ。)
最後のニナの笑顔に関しても、せめてもの救いとして間に「コウの許し」を示唆する描写ぐらい入れておくべくだったのだが、
それを入れなかったがために殊更身勝手な悪女としての印象が決定づけられてしまった。
ここもどう考えても尺配分の悪さと描写不足、ニナの「心情的にはわかるが……」という行動を描くタイミングの悪さ等が原因としか言いようがない。
よって最近ではとにかく本作後半の描写不足と制作中のゴタゴタの被害者である、という同情的な見方もされ始めてはいる。
そもそも当然ながら、制作側の意図としてもニナを尻軽の悪女として描きたかったわけではなかったというのは本編での扱いを見ても明らかである。
あまりにも現実を考えなさすぎたというのはあれど、ニナの目的はあくまでも無差別大量虐殺の引き金を引こうというガトーの愚かな行為を阻止させたかったし、軍人としての理想を抱いていたコウに戦場ですらない状況で著しく誇りに欠けるような単なる殺人行為をさせたくなかった━━ということに尽きる。

また、ガンダム開発計画に関わっているだけあって、
エンジニアとしては確かな知識と腕があったと思われ、感情面を抜きに考えれば彼女の存在が不要だったというわけではない。(一応はヒロインだし)
結局、後半からの展開のニナの何が問題かと言えば、前述の通りでの前半までの物語のフラグも彼女の基本的な設定をも無視するかのような無理やりに付けられたクライマックスの為に本来の役割すら果たせない役立たずどころか物語上の異物にまで追いやられてしまったこと。
仮にも、というか前半まで確りと役割を果たしていたヒロインに対して、この仕打ちは如何なものか?
その意味では、間違いなくニナは監督の交代による路線変更の最大の被害者なのである。

そして、例のコウと気まずい再会を果たした後に本編終了後にどうなったのかは定かではないが、少なくともOVA版のラストシーンを鑑みるにコウと合流してお互いに表に出ないことを約束でもした後に軍に関わる職に居ることをを辞めるラストだと思われる。

◆リメイク漫画「REBELLION」におけるニナの行動

同作では無理を押してガトーと戦う事に拘り続けるコウを心配するあまり、
「ガンダムから降ろせば彼を守ることが出来るのではないか」と考えたりと、当初は穏当なフォローが入っていた。
だが……中盤から奴は弾けた。
真っ当なヒロインとして描くのは無理だと考えたのか、エキセントリックな行動を繰り返す暴走ヒロインとして描くことで矛盾を無くす方向へ改変されたのである。
+ ...
  • ガトーの存在を知り、居ても立っても居られずデラーズ・フリートへ潜入。
  • 自殺を仄めかしてガトーが自分をどう思っていたのか問い詰める。興味がないフリをされたため本気で自殺しようとして止められる(なおガトーは内心では気に病んでいた)。
  • ノイエ・ジールの完成に協力。その後ガトーに「私を連れて行かないならコウと一緒にあなたを殺す」とヤンデレまがいの物騒な通信。
  • ガトーが拒否したので有言実行でデンドロビウムを大改造。カテ公?
  • コウの戦いに興奮しすぎてシナプス艦長から心配される。挙げ句、コウへの声援だけで自殺未遂で負った傷が開いて倒れる。
  • 落下するコロニーの制御室で星の屑の目的を調査。それを利用してガトーを誘い出す。
  • コウとガトーの戦いはいよいよ佳境に入るものの、どちらかに肩入れするどころか頭の中にMSのことしか残っていない自分に気付く。
『私のガンダムが!!』発言を中心にしてキャラクターをまとめたのだろうか……
とはいえ原作と違ってガトーとどういう関係だったかコウに話した上でデンドロビウムを強化しており、良くも悪くも自分の関わったことは自分で決着を見ないと気が済まないという形で行動は一貫している。


◆他媒体での活躍

原作で最大の問題点とされたビッチっぽく見られるような描写はほとんどなく、自己中過ぎるところもそこまでは出ていない。
ただ、ガンダムとか機体愛が凄まじいことは割と多い。


◇第~次大戦シリーズ
SFC版第3次より登場しメカニックとして頻繁に会話に参加する。
ガトーの元恋人設定は健在であるが、既に二ナはガトーを振り切ってコウの恋人である事を強調し
ガトー・コウ・二ナの三者が立ち会っても修羅場にならず、むしろ
ガトーが「ウラキ少尉を頼む」と二ナに託す場面があったりするなどドロドロ下場面は無い。
まぁこのシリーズのガトーは原作と違ってプレイヤー部隊に協力的な部分も多かったので…。
また、Fではアナザーガンダムと初共演した事で「私の知らないガンダムがいる…」ガンダムオタクとしての自信を失くしかける一幕も。


スーパーロボット大戦A
テツジンの中にあった多くのゲキ・ガンガーグッズに唖然となる。
ニナ「ゲキ・ガンガーざぶとん…」
この時、ウリバタケやプロから「機械をいじりすぎてどうかしちまったんじゃないのか」だの
「ガンダムガンダム言ってる時点でどうかしているとも思う」だの言われる始末。

スーパーロボット大戦IMPACT
キョウスケアルトアイゼンをノリノリで強化改造する。
OGシリーズでのアルトアイゼン・リーゼは「奇跡のバランス」「操縦者がキョウスケだから成り立つ」
と言われる危なっかしい尖った評価を下される機体になっているが
こちらでは別にそんな評はなく、単純にアナハイムと二ナによる純粋な強化型となっている。
が、IMPACTではバンカーにバリア貫通を付けるという地味にとんでもないことをした

◇ACE2
序盤のシナリオが0083をなぞっており、主人公の母艦がアルビオンであるためゲームオリジナル機体ガンアークの整備にも関わっている模様。
ガンアークの設計者であるバルクホルツ博士が失踪してからは機体の解析を担当しており、ガンアークに自己学習機能が搭載されていることや一部の人間にしか起動できないこと等を突き止めていた。
それ以上の活躍・イベントは特に無く、インターミッション画面において全編通してフルボイスで主人公にいろいろ情報提供をしてくれる親切なお姉さんである。

第2次スーパーロボット大戦α
ドクーガとの交戦中、ガンダムそっくりのドスハードを見て…
コウ「もしや、ガンダ……」
ニナ「やめて、コウ!お願いだからそれだけは言わないで!」
うん、気持ちは分かるが落ち着け。

第3次スーパーロボット大戦α~終焉の銀河へ~
終盤にもなってコウと喧嘩別れするというまさかの展開に。
これに関しては「生きて帰ってくると約束してほしい」と懇願するニナと、ニナへの配慮が足りず「約束できない」と言ってしまったコウと割とどちらの気持ちもわかるだけになんとも言えないものがある。
そして後で「ちゃんと別れを言えなかった」とビデオレターを送ろうとするコウに対して『大空魔竜ガイキング』のツワブキ・サンシローが僻み根性全開のイヤミを言った事でも知られる
これが尾を引いてEDでもコウはニナと顔を合わせていなかったのだが、しびれを切らしたのかニナの方からアルビオンに赴任するという形で再会を果たした。


◇SDガンダム外伝 聖機兵物語
主人公・騎士ガンダムGP01の所属する『ダバード王国』の女王ニナとして登場。
原作以上にガンダムに囲まれてウハウハ……ということは一切なく、敵方であるネオジオン族との戦いにおいて陣頭指揮を執る誇り高く勇敢な君主として活躍。
一時はダバードを占領されて国外に落ち延びる憂き目に遭うも、騎士アムロ率いるラクロア王国騎士団やキングガンダムⅡ世率いるブリティス円卓騎士団の援軍、
そしてスペリオルドラゴンの助力を受けて見事祖国を奪還する。
本人の活躍シーンは少なめだが、決めるところは決め、敵に追い詰められても剣を抜き最期まで戦う姿勢を見せる等、
女王としても、指揮官としてもかっこいいシーンもある。

このため原作でのニナを知るファンからは「綺麗なニナ、もといニナ様」「俺の知ってる紫豚と違う」「誰だお前」と絶賛(?)された。
ただしボンボン漫画版ではワガママなダメ女王に改変されてしまった。そっちの方がニナらしいとか言わない
ちなみにコウはニナ女王の婚約者・アルビオン国の王子として出演。本人は空気だがニナとはラブラブらしい。よかったね。
え、ガトー? ただの敵将その1ですが何か?

機動戦士ガンダム カードビルダー
『0083』から登場したが、彼女の能力「MSシステムエンジニア」で予備戦力消失後に再出撃した機体に対して攻撃を行う度に命中率・回避率を上げる効果のカスタムカード、「教育型コンピュータ」と同じ能力を付ける効果があった。
それを利用し、交戦した敵よりもHPが少ないと命中率、回避率の上昇するカスタム「対抗心」と同じ能力を持つVer.2レアのアムロ・レイ(イラストが脱走時の姿なので脱走アムロと呼ばれる)をカスタムカードでHP1/3以下で命中率、回避率、移動速度が上昇する「EXAMシステム」を装備させた機体を再出撃させて全ての能力が発動させると驚異的な回避率を叩き出してしまうというデッキが生み出された。
しかし、ありとあらゆる攻撃を回避しまくるアムロ1人で敵部隊を壊滅させかねず、ゲームバランスを崩壊させかねないと言うことで批判された。

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最終更新:2025年04月12日 14:56

*1 「軍法や軍法会議」とは「罪を犯した軍人を裁くもの」ではなく「軍に対して罪を犯した者を裁くもの」なので、彼女くらいの権限や裁量を与えられた人間があの状況で連邦軍の兵器を奪っている時点で、民間人であろうと軍法で極刑がありうるコースである。もしガトーを庇った件がバレていた場合は言うまでもない。

*2 実際、無理やり気絶させられたことからも、ガトーはその真意に気づいて引き離したのである。とはいえガトーのこれまでの行動原理から言ってその可能性を考えなかったのはあまりにも理想主義が過ぎたのだが。

*3 一応、路線変更後のニナの心情“のみ”を考えると「自分の愛した2人の男の双方に死んでほしくなかった」だけである。……それに感動できないから「何をしてるんだこのバカ女は」という評価が大勢なわけだが。