トリントン基地/トリントン湾岸基地

登録日:2012/02/15(水) 23:05:12
更新日:2020/05/07 Thu 06:43:21
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トリントン基地/トリントン湾岸基地は、機動戦士ガンダム外伝 コロニーの落ちた地で(小説)、機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY及び機動戦士ガンダムUC(OVA)に登場する地球連邦軍の基地。
所在地は、オーストラリア東部のシドニー湾*1北方。



【トリントン基地】

基地内部に核兵器貯蔵施設が存在し、戦時条約である南極条約で使用が禁止されている核弾頭が保管されていた。
核兵器貯蔵施設は核爆発にも耐える程の強度。
その為、稼動テストの為にガンダム試作1号機と核弾頭搭載のガンダム試作2号機が運ばれた経緯がある。

一年戦争時は、戦略的価値の低い後方支援基地として扱われていた。
しかし、実はこの時点から既に核兵器が貯蔵されていた(核兵器は宇宙世紀の初期にすべて廃棄・解体した「ことになっており」、一応使うつもりはなかったのだが)。
「戦略的価値の低い後方支援基地」という評価も、目立たせないため・敵に狙われないためにあえてそんな情報を流していただけである。

下記のトリントン湾岸基地との間には、大規模な市街地が広がっている。



【トリントン湾岸基地】

トリントン基地付近のシドニー湾に面した基地。
宇宙世紀0096年には、ジオン残党による襲撃を受けるが…


どうもジオン軍はこれらの基地が気になって仕方ないらしい…



【一年戦争】
キシリア直属の特殊部隊「マッチモニード」が、核の奪取を目論みトリントン基地を襲撃した。
しかしことに気付いた連邦軍オーストラリア方面軍上層部と、その麾下の遊撃部隊「ホワイトディンゴ」の奮闘と、
さらにマッチモニードの暴走をよしとしないジオン軍のヴィッシュ・ドナヒューの共闘により(ホワイトディンゴ側はそれを認識していなかったが)
ドムのみで構成されたマッチモニードをジムで壊滅させ、基地の防衛に成功した。
ちなみにこの際、重要な情報にアクセスできる権限パスワードがその対象者の誕生日という杜撰なセキュリティである事が判明している。

【デラーズ紛争】
稼動テストの為に、アナハイム・エレクトロニクス社からガンダム試作1号機とガンダム試作2号機が基地に運び込まれる。

宇宙世紀0083年10月に、アナベル・ガトーによるガンダム試作2号機が強奪される事件が発生。
その際、トリントン基地のテストパイロットコウ・ウラキがガンダム試作1号機に搭乗し、ガンダム試作2号機の追撃に加わるが、逃走を許してしまう。

これにより、デラーズ紛争が勃発した。


第二次ネオジオン戦争期においてはルナツーに旧世紀の核兵器が貯蔵されたことになっているが、一部はトリントン基地から移されたのだろうか。
また、この時の連邦軍ロンド・ベルも某所から博物館レベルの核弾頭を受け取っているが、その出所は案外ここかもしれない。
(なんの因果かこれらも強奪されてしまっている)


【ラプラス戦争】
過去の不祥事と戦略的価値の低さのために核の保有もなく軍部内からも忘れられるほど正真正銘の寂れた基地となっている。

ただし、OVA『機動戦士ガンダムUC#OVA|機動戦士ガンダムUC』では、南部にトリントン湾岸基地が確認される他、両基地の中間に位置する場所に市街地が広がっている為、寂れた基地という印象は薄い。

その性質から、人材も設備、兵器も厄介払いとでも言うべき有り様で、配備されている兵器も、ジェガンのような最新兵器は一切支給されず対MS誘導弾リジーナ、61式戦車 、セイバーフィッシュ、ミサイル戦車、ヒマラヤ級、ホバートラックといった一年戦争時またはそれ以前の兵器やジムII、ジムIII、アクア・ジム、ガンタンクIIやガンキャノン・ディテクター、ネモ、ネモIII、バイアラン、バーザム改(外伝での登場)といったエゥーゴやカラバ、ティターンズ、連邦軍の数世代前の旧型・型落ち連邦系MSが押しつけられる形で配備され多数ごった煮状態で混在するというグリプス戦役時のジャブローを思わせるような状況で、幹部、指揮官、職員、技術者、メカニック達もその殆どが元ティターンズ出身者を筆頭とした左遷組または軍の問題児、厄介者もしくは落ちこぼれや無能という、まさにこの世の果てといった荒涼ぶりを呈している。

ただジムII・セミストライカーのような現地改修機も少数ながら存在する。
また、当時は保管されていたバイアラン数機をベースにし最新ではなく既存の技術で改造する「MS単独滞空能力向上計画」が稼働しており、それに基づくバイアラン・カスタムの製作に「それ以外の計画ややることや目標が現地改修機の制作や基地の警備以外全くなく暇という悲しい事情もあり」基地の大半の人員が従事、熱中していた。


ユニコーンガンダムのLa+プログラムが提示する座標ポイントがトリントン基地である事に伴い、ガランシェールの助けを借りたバナージ・リンクスが訪れる。

同時期、トリントン基地は砂漠から、トリントン湾岸基地はシドニー湾からジオン残党軍が進行。
奇襲により、ジオン残党軍の優勢だった。
ロニ・ガーベイが操る巨大MAシャンブロにより、市街地は壊滅。多くの市民が虐殺された。

このままトリントン基地とトリントン湾岸基地はジオン残党軍に制圧される…かと思われた。
トリントン湾岸基地によって整備されていたバイアラン・カスタムの出撃により形勢逆転。更に多数のネモやジムⅢも出撃し一気に連邦軍が優位に立つ。

シャンブロはトリントン基地の破壊を進めていたが、ユニコーンガンダムとデルタプラスの活躍で沈黙、連邦軍は、両基地の防衛に成功した

※OVAでの展開。原作小説ではダカールが戦場となっている。



・主な人物

「ふん、バニングのスケベ野郎に手柄を渡すもんかい」
◇カレント
トリントン基地の守備隊隊長。階級は大尉。テストパイロット部隊の隊長バニング大尉に嫉妬していた。
二号機追撃の任を受けていた所を待ち伏せされ撃破された。


◇ディック・アレン
バニングの部下でテストパイロット、試作一号機のバックパックを装備したジム(早い話パワードジム)のテストを任されるなど
腕は確かだったと思えるが、試作二号機追跡中、バズーカでコムサイを狙い打とうとしたところ、突如現れたドムに、
コックピットにバズーカを接射されミンチとなった。
余談だが彼の狙撃中すぐ横にいたキースは周辺警戒を行っていない。



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