ガンダム試作1号機/試作1号機フルバーニアン

登録日:2010/02/23 Tue 22:49:44
更新日:2022/11/27 Sun 20:14:36
所要時間:約 7 分で読めます




ガンダム試作1号機/試作1号機フルバーニアンとは『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』に登場するガンダムである。

コードネームはゼフィランサス。
この名前は同名のヒガンバナ科の植物から付けられている。花言葉は「清き愛情」など。

が、普通にGP01で通じるためか、誰もその名前で呼ばない。
劇中の呼び方ももっぱら“1号機”
まぁ開発中のコードネームだしね

改装後のフルバーニアンと区別するため、地上戦仕様の方をゼフィランサスと呼称する事はある。

デザインはマクロスシリーズバルキリーVFのデザインも行っている河森正治。



ウラキ少尉、吶喊します!


◆ガンダム試作1号機

型式番号 RX-78GP01
所属 地球連邦軍
製造 アナハイム・エレクトロニクス社
全高 18.0m
全備重量 65.0t
出力 1,790kw
推力 108,000kg
装甲材質 ルナ・チタニウム合金

武装
60mmバルカン砲×2
ビームサーベル×2
ビームライフル
90mmマシンガン
シールド

搭乗者 コウ・ウラキ


ガンダム開発計画によって作られた機体で、一年戦争で凄まじい戦果を挙げたRX-78-2ガンダムをベースに開発された新しいガンダム。*1
コンセプトは「MSとしての性能を極限まで引き出すこと」。そのコンセプト通り、基本性能は初代ガンダムを上回っている。

機体には初代ガンダムと同じく「コアブロックシステム」を装備。ガンダムのようにファイターを縦に収納するのではなく、垂直に変形させてスラスター部をそのままMSのスラスターとしても使う方法が取られている。*2
そのため合体前には中心部が僅かなフレームのみとなってしまうため、「本体側からの駆動」から「四肢側からの駆動」に改めた新型の機動システムが装備されている。
ただしプラモデルRGの組み立て説明書によると、初代ガンダムと違い戦闘中の分離、合体には対応していないらしい。

この設計思想はのちに「ムーバブルフレーム」へと発展、以後のMS開発に貢献したとされている。

当初はアナハイム所属のパイロットであるニール・クレッチマンがテストパイロットを担当する予定だったが、ジェネレーター調整中のトラブルにより事故死。急遽連邦軍パイロットが担当する事となった。
これは連邦軍側でテストをさせるための妨害工作の1つだったのではないか、などと言われているが…


□武器

  • ビームライフル
交換可能なEパックを使用した初めてのビームライフルであり、後のほとんどのビームライフルの基本となった名銃。
砲身下に「ジュッテ」と呼ばれる小さなビームサーベルを出現させることで、とっさの防御に使える。


  • ビームサーベル
バックパックに2本装着されている近接武器。
コアファイターの時にはビームガンになるが、ほとんど威力なし。


  • 90mmマシンガン
ジム改等連邦MSの一般的な武器。
初期の陸上戦はよくこれを使用していた。


長めの形状だが伸縮して空気抵抗を減らせる。
裏にライフル用Eパックの予備が取り付けられている。後のガンダムMk-Ⅱにも影響が見られる形状。
また青い部分は対ビームコーティングがされておりビームライフルの直撃も1、2発なら耐えられる。


  • ロングバレルライフル
CDシネマ『ルンガ沖砲撃戦』で使用していた武器。
この機体専用の装備ではなく、照準精度を高めるためにアルビオンの主砲のスタビライザーを移植している。



□劇中の活躍

オーストラリア・トリントン基地試作2号機と共に実験のために戦艦「アルビオン」によって搬送されていた。

しかし試作2号機は核弾頭を積んだままの状態でジオン公国軍残党のアナベル・ガトーによって奪取される。
残った1号機は偶然居合わせた新人テストパイロットのコウ・ウラキが無断で乗り込み起動させた。

そのまま2号機と戦うも経験の差から圧倒されて防戦一方となり、2号機はそのまま逃亡。アルビオンと共にガンダム奪還任務に就く。
途中でモンシアに1号機パイロットの座を狙われたりする等のなんやかんやがあったが、無事コウがパイロットを務めることになる。

ニナによればコウはポテンシャルを完全に引き出していたらしいが、それでも2号機を宇宙に取り逃がしてしまう。

その後、宇宙に上がるもコウが独断で宇宙用の装備への換装や調整をしないまま、シーマ・ガラハウ率いる部隊と交戦。
コウが自力で調整したOSで出撃するが、それはニナの指摘を無視したことも祟りまともに動くことも静止することもままならないないポンコツOSに仕上がっていた。
敵1機を奇跡的に撃墜したものの、そのまま格好のカモにされてしまいシーマのゲルググマリーネによって大破してしまう。
危うくそのまま撃墜されかけるが、1号機の余りにも頑丈な装甲とバニングが治っていない怪我を押して強引に出撃・介入した事により事無きを得た。




貴様が忘れても、オレは忘れはしない!


◆ガンダム試作1号機フルバーニアン

型式番号 RX-78GP01-Fb
所属 地球連邦軍
製造 アナハイム・エレクトロニクス社
全高 18.0m
全備重量 74.0t
出力 2,045kw
推力 234,000kg
装甲材質 ルナ・チタニウム合金

武装
60mmバルカン砲×2
ビームサーベル×2
ビームライフル
シールド

搭乗者 コウ・ウラキ


シーマ艦隊との戦闘で大破したGP01を、アナハイムで宇宙仕様にすると共に改修した機体。
元々試作1号機は簡単な調整で宇宙戦闘が出来る機体であったが、機体が大破したために大幅な修理とそれに対応した計画の変更がなされた。
そのためフルバーニアンは当初の宇宙用試作1号機とは異なる機体になっている。


最大の特徴は機体各部に装備されたスラスターである。
コアファイターは翼を取り外し巨大な「ユニバーサルブースターポッド」を2基増設。
肩や足も改修され元々の物とはかなり異なる形状になった。
また胸にもバーニアを内蔵し、急激な制動が掛けられるようになった。

その推力故の機動力はまさしく圧倒的であり、全身のスラスターを駆使した跳ね回るような機動はシーマに「バッタか!?」と言わしめたほど。


一方、経緯と出来上がりを見れば分かる様に、悪く言えばその場凌ぎの設計変更&突貫工事によって宇宙に完全特化させているため、地上戦をまともにこなせるのかは怪しい。
余裕のある状況では無かったため、地上戦まで考えた設計・シミュレーションなどはそもそもしていないと思われる。
むしろ二日でこの急な魔改造を終わらせた時点でファンから驚かれている。
地上でもスラスター噴射時だけ見れば単純な移動性能だけは向上していてもおかしくないが、
燃料問題やパーツの重みや重心に加えて足を付けた時の挙動・小回りなどを考えると元の1号機よりも地上性能は落ちていると見た方が自然である。
(これで良いならそもそも最初からフルバーニアンに似た形で地上戦装備を組んでいると思われる)

そのため、媒体によって(というよりゲーム上の都合で)地上でも使える・地上でも元の機体よりパワーアップしているケースもある一方で、
地上ではフルバーニアンは使えないとしているケースもある。
もっともGP03を(ゲーム上の都合で)地上で運用する場合の圧倒的な違和感に比べれば些末なことなので影に隠れがちである。



□活躍

月面のアナハイム本社で修復・改造され、コウに戦いを挑んできた元ジオン兵であるケリィ・レズナー操るヴァル・ヴァロを分離機構を使って見事撃破する。
ケリィとの戦闘前のテストにおいて、本人は「上半身だけで動きまわるのって気持ち悪いな」と若干気持ち悪がっていたが、その機構に助けられた。

以後は「星の屑」作戦阻止に尽力するも、ガトーの試作2号機は観艦式開催前の強固な警戒網を強行突破。

旧「ソロモン」・コンペイトウに核を発射し、連邦軍艦隊は殲滅されてしまう。
その後離脱しようとする試作2号機と交戦。
激闘の末、ビームサーベルで刺されるも胸部バーニアの噴射でできた隙を衝いてサーベルを突き刺し、相討ちに持ち込む。
だが激闘と無茶なバーニアの噴射で機体全体が限界に達しており、小説版ではコアファイターで脱出を試みるがシステム回りも破壊されており止むを得ず機体を放棄。

コウとガトーが脱出後、試作2号機と共に爆散して宇宙に散った…。



□バリエーション

ガンダム試作1号機(ティターンズ仕様)

ゲーム『ガンダムトライエイジ』にて登場。
ガンダム開発計画が抹消されず(デラーズ紛争でGP01が失われなかったら)に予定通りに進んでいた場合の姿。
姿は機体色が単純にティターンズカラーになっただけで、ガンプラでもその色に塗れば再現可能。
ただ、本機の設定に関しては幾らかの無理をしてる部分が存在している。
原作「0083」を見ている人にはご存知だろうが、ガンダム開発計画の責任者でもあるジョン・コーウェン中将はティターンズを創設するジャミトフ・ハイマンとは政敵の関係であり、ジャミトフはガンダム開発計画を頓挫させるためにある謀略を打っている。※Gundam Evolve 04参照。
さらに言えば製造元であるAE社はスペースノイドの企業でもあるので、地球至上主義を掲げるティターンズとの相性は悪く(Z本編でAE社から引き渡され、使い潰されたマラサイの扱いが顕著)、試作1号機よりも「0080」に登場したNT−1アレックスの方が黒く塗られる可能性は高い。

しかし、ティターンズ結成の当初の理由がジオン残党狩りで、ジオンの象徴であるザクをベースにしたハイザックを採用し、その後もジオン系の特徴であるモノアイの機体を採用している、AOZのTR系機体の一部装備にガンダム開発計画の技術が反映されているとする資料がある、ティターンズがAE社と裏取引をしてガンダムMk-4を建造したという設定がある……といったあたりから、前記のような確執があっても利用価値があれば採用していた可能性はある。

色々設定面の問題はあるにせよ、あくまで「IF」の機体と割り切ってしまえば大した事はないが……。

なお、『トライエイジ』内ではビルドMSの時に使えるビルドアクションがラウンド1の敵MS全員のアタックを30%低下させる能力が頼もしく、この機体が実装されたビルド2弾の排出カードであったアリー・アル・サーシェスのパイロットスキルが同じ能力であるので、組み合わせてラウンド1を耐え凌ぐ戦法が取れる。
その後もビルドアクションの使いやすさがあって、多くのプレイヤーが格納庫に入れていた機体でもあった。

機動戦士ガンダム0083 REBELLION

漫画版『機動戦士ガンダム0083 REBELLION』においては2号機とのバディ機として設定され、耐核装備としてチョバムアーマーを装備し頭部の装甲によってジムカスタムのような頭にもなっている。
また、アクアジムのパーツを流用した水中仕様やGファイターⅡによるGアーマーⅡなど様々なオプションが用意されている様子。



□余談

設定上のフルバーニアンの推力は異常に高く、かなりのハイスペックとされるΖガンダムよりも高く設定されている。
しかもウェイブライダーよりも高い。
その為、ファンからはもっぱらオーパーツ扱いされている。

実際、カタログスペックだけで見ればグリプス戦役の新MSに対して終始戦い抜けるポテンシャルがある。

「星の屑」事件終結後、「ガンダム開発計画」は闇に葬り去られ、3機の試作機は全て登録抹消されたために本機で使用された技術も継承されなかった、というのがどうやら公式側の見解らしい。かなり苦しいが。
その際に予備パーツ等も廃棄されたらしいが、リック・ディアスの機体構成やガンダムTR-1[ヘイズル]のユニバーサル・スラスター・ポッドなどに僅かながら開発思想は受け継がれている模様。
その他、『機動戦士ガンダム MSV-R ジョニー・ライデンの帰還』に登場したゲルググ・ウェルテクスにFbのデータが流用されている。


尚、OPで試作1号機は地上用装備のままカタパルトで颯爽と出撃してガトーの駆る試作2号機と戦っていたが、
実際地上用装備でもOSの書き換えと多少の機体調整だけで、それなりに宇宙で戦えるという設定がある。
劇中シーマにフルボッコにされたのは前述の通り換装どころか、コウがいじっていたOS構成や計算が間違っていた事に加え、調整までも無視して出撃したため。
そんな状態でまともに戦えるわけがない。

そのため、そんな状態で出撃するぐらいならバニングのジム・カスタムで出撃した方が良かった。



ちなみに『機動武闘伝Gガンダム』最終回のガンダム連合の中にこっそり混ざっている。

かつて松戸にあったガンダムミュージアムにはGP01のコクピットの実物大模型があった

最近発売されたムック本にて一号機が表紙を飾ったのだがなんとサブアンテナが書き忘れられていた



□ゲームでの活躍

ガンダムVS.ガンダム
家庭版の隠し機体として登場。
GP03とは違い、こっちはニナがよく喋る。
被弾する度に紫豚に怒られてビキビキする人もいる。

撃墜されると以後はフルバーニアン形態で復帰する。
かなり特殊な挙動やコストを持ち、続編のNextではゼフィランサス時のコストが1000に下がった。


EXTREME VS
独特の挙動がなくなり、初心者でも扱いやすい機体に…と言いたいが。
ダウンをとれる武装が少ないが、単発150ダメージのCSである程度カバー出来る。
だが物凄~~~~~く当てづらいのでかなりの慣れが必要。
アテヌッ!!

横格闘からの前派生で、敵を掴み上昇後イズナ落としが発動。
『しぃぃずめぇぇぇ!!』
他にも格CSによるスーパーアーマー利用も可能。
弾数の多さから射撃の回転率も良い部類。

一方で機動力は初代などと同じで低くキャンセルルートもほぼ無く、火力は大きいものの攻撃の当てにくさ、ビーム依存などが響き、
一般的には2000コストの中では最弱の片割れという扱いになった。


次作のEXVSFBでも影は薄かったがAC終盤で怒涛の上方修正を受け、一転して2000としては上から見た方が早い程の強さになり、かなり戦える部類の機体となった。
具体的には相変わらずの火力・SA利用可能、2000トップクラスの総合的な機動力・それなりの射撃回転率・豊富なキャンセルルート・オバヒでも多彩な動き可能になり、
ビームに依存している部分をあることを除けば、2000としては隙が無い機体となった。
途方もなく強そうに見えるが、これで当時の環境としては実に丁度良いバランスとなったため、良調整と言われている。
ただ、他機体の数が増えたりして使用者が少なかったためか、前作の様に弱いという誤解を持ち続けたプレイヤーも多かったり、うっかり忘れられがちで評価されないといったケースもあった。

3作目のMAXI BOOSTにてゼフィランサスが復活。
しかしこのゼフィランサスは明らかに弱い上に最初はこちらの形態を強制される(一定時間後に換装可能)。
すぐ修正されたが当初は落ちた後の復帰後も強制される産廃っぷり。
フルバーニアン自体はほぼ据え置きということと周囲の強化っぷりと合わさり、
稼動初期から最後まで2000コスト最弱の一機と当然の様に言われるとてつもない弱体化となった。
このためか、次作ではゼフィランサス形態はオミットされた。

EXVSMBONでは上記の通りゼフィランサス形態が廃されたが、さりとて受けた調整は微妙なものだった。
全体的にブースト回りの性能が劣化し、機動力が命の当機には逆風を吹かせるハメになっている。
まともな強化といえばサブ射撃の弾数増加や特殊射撃の強化だが、それだけでは環境に追い縋る事もできなかった。

機動戦士ガンダム Extreme vs. 2ではアシストに照射が追加。
ただキャンセル補正の一律追加でダメージが低下し、微妙な修正ばかりで実のない性能に落ち着かされてしまったため、不遇に甘んじている。

機動戦士ガンダム Extreme vs. 2 X BOOSTでは一躍強化が入り目立つようになった。
覚醒中に一度だけ射撃CSがロングレンジビーム・ライフルに変更。銃口補正や威力に優れた照射ビームを打てる代物で、コンボの最中に入れてもダメージが伸びる。
ちなみにドラマCDでのみ登場した武器で外見はオリジナル。
また、ホバー中特殊射撃にはビームサーベル投擲が付き、前格闘も切り上げになるなど追い風は吹いた。
更に2022年6月には中間アップデートで強化が入る。
射撃CSは誘導が強化され、かつてはアテヌ砲と呼ばれたあの低性能が嘘かのような命中精度になった。アタルッ!
他にもアシストに突撃攻撃追加や、特殊格闘中特殊射撃に誘導切り追加、格闘前派生が追加入力によるダメージ増加ができるようになるなどの強化を受けている。


機動戦士ガンダム バトルオペレーション2
コスト550スタートの汎用機。ガンダム開発計画発の機体は全てこのコストとなっている。
ビームライフルが弾数制7発で即よろけと使い勝手がよく、更に格闘が強判定高威力かつ独自モーションのため下格の出が早いのが特徴。
…が、強みと言えるのは上記2点のみ。
特に下格はモーションが長いくせにキャンセルが出来ないため、折角転倒を生み出しても追撃の手段がない。再び格闘を出せるようになった頃には相手は起き上がりの無敵時間に入っているのである。
格闘が無理なら別の武装でと行きたいところだが、副兵装がバルカンしかないのでやはりダメージは稼げない。
特に熟練者同士の戦いでは「1回の隙、1回のよろけでどれだけダメージを与えられるか」が重視されるのだが、単独コンボが無きに等しい本機の評価はイマイチなものとなっている。
即よろけビームライフルを持ち込んだ結果、環境をぶっ壊した前世(前作)の懲役が未だに続いているとでも言うのか…。

一方でフルバーニアンは550宇宙における環境機となっている。
宇宙戦闘の必要なスキルを取り揃え、主兵装の試作大型ビーム・ライフルが低燃費・長射程・高威力と申し分ないスペック。
スピード性能は原作設定通り同コスト帯最速のため、交戦距離は本機に選択権がある。よって相手のアウトレンジを維持しながらちくちくと削っていく事ができる。
更に地上版とも異なる独自モーションの下格は、出が早くリーチが長く強判定と奇襲性に優れ威力も高い。
また貴重なスキルである「オーバード・ブースト」を持ち、条件付きで一定時間ブーストゲージを使い放題になるので、その間に緊急回避を連打すれば殆どの時間を無敵時間で過ごすことができる。まさに原作で「バッタ」と呼ばれた異常な機動性を再現している機能と言えよう。
ただし試作大型ビーム・ライフルは本体とは別にガチャ排出による入手が必要で、更に主戦術において遠距離から的確に命中させていくエイム能力はパイロット依存なので、誰が扱っても強いお手軽機体ではない。


Gジェネレーションシリーズ
武装は「ビームサーベル」「60mmバルカン砲」「ビームライフル」とごく基本的な物のみ。
特別な思い入れがない限り、図鑑埋め及び他のGPシリーズ初代ガンダムを開発するための機体と言える。
フルバーニアンは元の1号機とは別に開発する必要があったが、『WORLD』から換装パーツ扱いになった。


スーパーロボット大戦シリーズ
シリーズ初期の作品では武装が貧弱で火力が乏しすぎるため、数合わせか中盤までの繋ぎ程度の存在でしかなかった。
しかし、『第2次α』で「ビームライフル(連射)」追加、『IMPACT』で地形適応が陸A宇宙Sに、『A』で「ロングバレルライフル」追加とシリーズが進む毎に強化されている。
バニングら脇役パイロットにとっては選択肢に上がるレベルにはなったと言えるだろう。
地上用が登場したシリーズは少なく、専ら改修後での登場が基本となっている。


ガンプラでのGP01

1991年6月に1/144でゼフィランサスが発売。
後年キットと比べ設定画に準拠したプロポーションで、特にその後発売したフルバーニアンはより特徴を掴んでいる。
しかし色分けが非常に残念で、同時期発売されていた機動戦士ガンダムF91のキットと比べかなり劣悪。ビームライフルや盾が青色一色成形なのは見るに堪えない。
フルバーニアンはやや色数が増えたのもあってマシな部類にはなった。

1997年にはMGが発売。
設定画がカトキハジメによって再設計されたため、頭部を含めややスラッとした体形に変わった。
フレーム構造は脚部に導入され、盾の伸縮ギミックもここで初めて再現された。
フルバーニアンも程なく発売。腕や頭部など極一部を除いて新規造形になっており、特に脚部はフレームが共通しているので改修している風なのが味わい深い。
胸部のスラスター展開はさすがに差し替え再現ではあったが、肩部スラスターが装甲内部から引っ張り出せるなどギミックが盛りだくさんだった。

2000年にHGUCが発売。このブランド初のガンダムという名誉もこの時拝している。
ついに90ミリライフルが付属し、吶喊した時の再現が可能となった。
フルバーニアンも勿論発売したのだが、胸部と肩部のスラスターが展開状態のものしか付いていない。
このため2007年にガレージキットが発売し、上記の収納パーツや脚部のデザイン差替えが可能。
オマケとして地上用・宇宙用のいずれも、非変形のコアファイターⅡも付属。

2003年にPGが発売。
地上用と宇宙用に換装可能で余剰パーツは付属するハンガーにマウントしておける。
しかしパーツ数が1200と凄まじい事になっており値段もやや高め。
そしてなにより、換装可能にしたためかものすごいガチムチ体型である
いやマジで。比べる2号機がいないがすごく威圧感がある。

2013年7月にはRGで発売。
瀧川虚至デザインの設定画となり、顔つきはやや凶悪なものに。
アドヴァンスドMSジョイントはRGガンダムMk-Ⅱと共通している。
いくらRGといえど小サイズでは換装まで再現出来ないため、ゼヴィランサスとフルバーニアンが別々に発売された。
フルバーニアンは脚部がやや細く賛否の分かれるものだが、肩部や胸部スラスターが仕舞える利点は捨てがたい。
更に両形態共にコアファイターの分離・合体ギミックも差し替え無しで再現。ただ大きさや当時の技術不足で安定性に欠けるが……。

2021年にはフルバーニアンのみだがROBOT魂A.N.I.M.E.が発売。
アニメ準拠のプロポーションで可動域やエフェクトパーツなどが優秀。様々なシーンの再現も余裕で可能だった。



“コウ・ウラキ、追記・修正します!"

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最終更新:2022年11月27日 20:14

*1 戦後に行方不明となったRX-78-3がアナハイムに譲渡されており、それがベースになったという説もあるが定かではない

*2 メタな理由を言うとデザインを担当した河森正治があれだけの推力があるのに合体すると使えなくなるのは勿体ないと考えたため。