オルソン(FE)

登録日:2012/03/27(火) 13:35:13
更新日:2021/06/14 Mon 00:15:22
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ファイアーエムブレム』シリーズの登場人物。数人いるため、この項目でまとめて説明する。

1.『ファイアーエムブレム トラキア776』の登場人物・イリオスのあだ名。
解放軍に寝返る際、カリンが勝手にあだ名として付けた。
詳しくはリンク先を参照。

2.『ファイアーエムブレム 聖魔の光石』の登場人物。
クラスはパラディン

CV:小杉十郎太(ヒーローズ)

○ユニット性能

Lv-3
HP-34(80)
力-15(55)
技-13(45)
速さ-11(40)
幸運-4(25)
守備-13(45)
魔防-7(30)
体格-12

所持品
ぎんの剣
はがねのやり
きずぐすり

ルネス騎士団の一員。
王子エフラムの指揮の元でフォルデ・カイルの赤緑コンビと共に前線で戦っていた。
成長率は高い。
しかし運が低いため、同じくパラディンのゼトよりLvが上にも関わらず合計値で劣っており、
良くも悪くも恒例のジェイガンポジション寄りという所。
だっておっさんだし。
登場するのは5章外伝からで、やられても撤退扱いになる。
このことから「こいつシナリオに関わる重要人物じゃね?」と認識したプレイヤーは、オルソンのレギュラー入りを考えるようになる。
しかし後に、今までのシリーズにはなかった衝撃の展開が起こることをプレイヤーは知る由もなかった。
そう、この時までは…。

7章…水城レンバールで、オルソンは落ち延びたエイリーク一行と合流を果たす。
彼はこの城にエフラム達が囚われていること、自分は辛くも逃げ出せたことを伝える。
だがゼトは、オルソンの言動にどこか不可解なものを感じていた。
この時点でゼト同様に「?」と思ったプレイヤーはそれほど多くないだろう。

続く8章、エフラム達の元へ案内しながら、オルソンはルネスの聖石とエイリークの持つ腕輪の関係について語る。
すると突如、オルソンは不信感を募らせていたゼトに問い詰められる。
城外で戦闘があったにも関わらず、何故敵兵が姿を見せないのか。
エフラム達と共に囚われたにも関わらず、何故オルソンだけが一人で逃げ出せたのか。
そして何故エイリークの腕輪と聖石の秘密を知っており、なぜ、 懐に刃を隠し持っているのか…。

オルソンに助け舟を出すかのように現れたのは、「グラド帝国六将」の一人・ヴァルターの副官ティラード。
何と、オルソンはグラド帝国に寝返っていた。やられても撤退扱いになるのは、このための伏線だったのだ。
茫然とするエイリーク達(とプレイヤー)に対し、オルソンはユニットカラーを敵軍である事を示す赤に変えて「妻との幸せな日々がもう一度、この手に戻ってくる」と意味深な台詞を残してその場を去る。

プレイヤーはこう思ったに違いない。
なんだよこの展開…
とか
オンドゥルルラギッタンディスカー!!(#0w0)
とか。

そして超高性能で一品物のレギンレイヴを持ち逃げされたプレイヤーが続出したとかなんとか…(むしろこれが一番痛い疑惑)

以下、ネタバレ



かつてオルソンには最愛の妻・モニカがいた。その熱愛ぶりから、ルネス騎士団の間でも「愛妻家」と知られていた。
だが半年前にモニカは病気で亡くなり、そのショックの余りオルソンは騎士団を辞めてしまう。
ある時、双子の親友である皇子リオンがオルソンの前に現れる。
彼の持つ魔石でモニカが甦ることを知ったオルソンは、グラドに寝返ることを決意。前線で戦っていたエフラム達と合流し、情報を敵に流して騙し討ちに成功した。
…と思ったら王子が常識破り過ぎて包囲を突破。これは流石のオルソンも誤算だった。
しかしどうやらリオンに願いは叶えてもらえたらしい。

その後、オルソンは甦ったモニカを連れてルネス城へ帰還。城の守備もグラド兵の指揮もせず、王室に引きこもる日々を送る。
モニカは生ける屍と化しており、自分のことを「あなた」としか呼ばない。それでも、オルソンは構わなかった。
最愛の妻との幸せな生活を以前のように送ることができればいいと、考えていたからだ。

16章…そんな生活を送っていた彼の前に、「恩人」のリオンが現れる。
リオンからエフラム達が城に突入したことを知らされたオルソンは、「モニカとの幸せな生活を邪魔する」者達を排除するために戦うことを決断する。
モニカに「必ず帰ってくる」と、約束して…。

Lv-13実数値/(期待値だった数値)
HP-47/(42.0)
力-18/(20.5)
技-14/(17.5)
速さ-12/(15.0)
幸運-6/(6.5)
守備-14/(17.5)
魔防-9/(10.0)
体格-12

…一言で言ってしまえば 雑魚 である。
そもそも前の章のボスより合計ステータスが低い。そのボスですら弱いとか言われる時点でお察し。
妻のことばかり考えて、鍛練を怠っていたからだろうか、HPは成長率以上に(Lv10上がる間に13も)伸びているが、それ以外がからっきし。
技、速さ、守備に至ってはLv10も上がっているのに1しか増えていない。運魔防も2、一番マシな力すら3。HP以外は全部本来の期待値を割っている。
しかもレベルが上がっているのに武器レベルが上がっていない。仮に離脱前にSにしても容赦なくAに戻る。
極端な話、離脱前に2Lv以上上がっているなら結構な確率で ボス時にステータスが下がる

しかもエイリーク編に至っては前作で産廃と化したルーンソードと射程1しかないぎんのやりを振り回してくるため全く相手にならない。
エフラム編ではぎんの剣とスレンドスピアになって多少マシになっているが、
2章前に初期でスレンドスピアを持っている上にスキル持ちで、おまけに全ステータスで上回る化け物を相手にしているエフラムにとって今更この程度の能力でこられても相手になるはずがない。
持ち逃げされてなければレギンレイヴで追撃すれば1ターンで沈む。

かつての主君や同僚の言葉に耳を貸さず、勝負を挑むオルソン。
激しい戦いの末、彼は討ち取られる。最期まで考えていたのは、最愛の妻のことだった…。

後に変わり果てたモニカの姿を見たエフラムは、こう呟いている。
「オルソンは狂っていた…だが幸せだったのだろうな…」
本当に幸せだったかどうかは定かではないが、オルソンが心から妻を愛していたことが分かる台詞と言えよう。

そして2周目以降、例の5章外伝でオルソンの持ち物を剥ぎ取り、丸腰状態で囮として前線に出すプレイヤーが続出。
初回プレイでの反省から、「もうお前なんか信用するかぁぁぁ!」と思ったプレイヤーも多いだろう。

しかし、よく考えてほしい。
彼が祖国を裏切るといった行為をしでかしたのは、愛する妻への思慕があったからである。
魔王(笑)に唆されたのもあり、一概にオルソンの責任とは言えない。
最も憎むべき相手は、リオンに憑依していた魔王(爆笑)だろう。
…まぁ、裏切り者であることには変わりないのだが。


戦闘前の会話はエイリーク、エフラム(夫々の編のみ)、ゼト、フォルデ・カイルで発生する。
EXマップ「ヴェルニの塔」6階クリア後、再びオルソンを自軍で使えるようになる。
ルートに関わらず所持品はエイリーク編のルーンソードとぎんのやり。ついでに赤の宝玉。
ステータスはボス時のもの。成長率はというと、実はゼトのHP速さを5%下げ、力守備を5%上げただけなのでジェイガンとは思えない高さを誇る…のだが
伸びしろで大損してる分、やっぱり微妙なのだった。5章外伝のLv3で再び味方になってくれれば…
クラス的にも他に候補者が多い上に上限値の控えめなパラディンなので育て甲斐がない。

ちなみに味方のときと敵の時で顔グラと説明文が違っており、
敵時の場合瞳が茶色くなった上にハイライトがなくなり、目の下に隈ができている。


シリーズの定番「敵から味方に寝返る」という常識を大きく覆したオルソンの行動に、ショックを受けたプレイヤーも多い。
この時の教訓を元に『蒼炎の軌跡』のフォルカを「こいつデインのスパイなんじゃね?」と疑うプレイヤーもいたとかいなかったとか…。
真のスパイはナーシルおじいちゃんだったけどね!しかも二重スパイだし。
ついでに味方から敵に寝返るのも別の人だったね!

  • FEH
2021年5月より大英雄戦で登場。イラストは霜村航氏。
原作での敵時での変化は先述の通りだが、こちらではそれだけに留まらず、同月に実装される闇堕ち英雄の特徴を反映してか、
赤くなった目に闇のオーラをまとっているなど、自ら精神崩壊したにしては明らかに異常な変化を遂げている。
モニカを通じて魔王の持つ闇魔道の片鱗に触れてしまったからだろうか。被弾時の絵には彼の後ろにモニカと思しきものが現れる。

武器スキルは守備3と、戦闘中自身の攻撃、守備が周囲2マス以内の味方の数によって最大+6(範囲内の味方の人数×2ずつ減少)上昇し、周囲2マス以内の味方が1体以下の時は、戦闘中敵の強化の+を無効にする『虚ろな槍』。
Bスキルは自分のHPが75%以下で、敵から攻撃された時先制攻撃する『待ち伏せ3』。
Cスキルはターン開始時周囲1マスに味方がいなければ、自分の攻撃、守備を+6する『攻撃守備の奮起3』。

闇カムイなどと同様、ぼっち運用で用いることで強化を得られるユニット。
攻撃や守備は槍騎馬ユニットの中でもトップクラスで、待ち伏せもあるため物理受けに向く。
しかし魔防は低いうえに強化もされないので、待ち伏せはあるにしろAスキルに遠距離反撃を持たせるなどしないと魔法ユニットには基本無力。



追記・修正は平民生まれで愛妻家の方にお願いします。

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最終更新:2021年06月14日 00:15