登録日:2012/07/15 Sun 23:01:20
更新日:2025/07/04 Fri 11:20:06
所要時間:約 12 分で読めるど
ゆ…『友情』って……
い…いいもんだなぁ〜〜〜
ししっししっ
【概要】
仗助たちも通う
「ぶどうが丘高校」の中等部に在籍する男子中学生。
体重110kgという肥満体で、低い
身長&頭身に
ドラゴンボールの
ドドリアさんみたいなトゲ頭…というかなりデフォルメの利いた容姿をしており、全部を通して奇抜な恰好をしたキャラこそ多いが人体のデッサンは基本的に写実的なジョジョという作品ではこの体型は結構珍しい特徴である。
とはいえ4部中では
康一や
間田など一部のキャラが途中から極端に小柄に描かれることはあるが、重ちーは初登場時でも最初からこの外見だった。
ファンからはほぼ冗談で「成長したらポルポみたいになりそう」なんて言われてるとか。
顔は潰れた鼻に垂れ目とお世辞にも男前とは言い難い面相で歯の生え代わり途中なのか前歯が2本しかない。笑顔を作った時なんとも
無邪気で間の抜けた感じであるが、後述の
裏の顔を見せた時は
据わった三白眼に賎しい雰囲気のゲスな笑みと、別人のような卑屈で陰険な顔つきと化す。
他の4部の学生スタンド使い同様、ユニークなデザインの改造学生服を着ており、体型も相まってカットしたゆで卵のようにギザギザの裾、自身のスタンド名に掛けてるのか
「収穫」を思わせる鎌のワッペンを両肩に付けているほか、ボディラインをなぞるように前面にはスパンコールを貼りつけている。
一人称は
「オラ」。その他にも
語尾に
「〜だど」をつけるなどステロタイプな創作の田舎者のような口調。
音声化した際は間延びしたいかにもトロそうな口調をしており、自己紹介の時に
切手の値段ごとに舐めた時の味が違うのか確かめようとして叱られた過去をカミングアウトするなど、後述のように「地の頭は悪くないが、日常的にはかなり非常識でヌケた」ところがある。
「シシッ」と笑うのが口癖。
家庭的には非常に円満な恵まれた環境に産まれており、パパと割りと美人のママがいる。重ちーは両親を心から愛しており、基本的に常に細かい打算を気にして生きているタイプながら、両親を守るという事柄にかけてはそれこそ自分の保身を擲ってでも全力を注ぐ覚悟を持っている。
大好きなママの写真を常日頃から肌身離さず持ち歩いているあたりまだ精神的には幼く、親離れが出来ていなかったのかもしれない。
ペットにカメを飼っており、名前は「ゴン太」。
本来は温和かつ純真な少年なのだが、目先の損得に流されやすい上に金銭絡みの執着心が異常に強く、利益の独占のためなら殺人すら辞さないという危険な一面を持つ。
金絡みだと殆ど別人。別にお金に苦労してる訳ではなさそうだが。
こうした性格のせいで仗助らと邂逅するまで外の世界に親しい友人はおらず、孤独な青春を過ごしていたために非常に世間知らずで、「この場合、自分はどこまで踏み込んでも許されるのか?」という普通なら人の輪の中で何となく自然に学んでいく「呼吸」がよくわかっていないと思しき場面が何度となく描かれている。
そんな中で「金を持っていると便利で得」「だから持っている金額は大きい方が良い」という常識をたまたま金欠で利益に餓えていた仗助らがやや過剰な方向に煽ってしまった結果「大金を持っている方が偉い」とカン違いして暴走を始めてしまった可能性もある。
いずれにせよ、普段からそんな邪悪な本性を押し隠して生きているような人物ではなく、仗助たちとの出会いを経てまだまだ人間的に成長していける余地は充分にあったといえる。
…しかし、結果的にはその時が来ることはなかった。
【劇中の活躍】
初登場したときはスタンドで「街中の物陰に落ちている小銭を集める」という地道な小遣い稼ぎをしていた。
軽く12万円程度には達しており、仗助に「12万 俺の所持金 12円」と一句詠ませた。わざとではない
その金を友達だからという理由で仗助と億泰に渡そうとするなど、
この時点で少々危ういところが垣間見える。
当時壊滅的な金欠であった仗助がより効率よく稼げる方法(集める対象を小銭から現金化できるシールに変えた)を教えたあたりから態度が変わり始め、億泰が500万円の宝くじを発見した事と、仗助が下心から自分を(ちょびっとだけ)利用していたことを盗み聞いてしまった事によりゲス野郎と化しその賞金を独り占めしようとした。この時の彼は流石に擁護のしようがない。
一件愚鈍に見える重ちーだが、自らのスタンドを活用することにかけては天性の才能を持っており、奇抜な妙手で仗助と億泰をあと一歩のところまで追い詰めるものの、二人の機転により逆転され顔が変形するほどぶん殴られた。
この時に発した
「理解不能理解不能理解不能理解不能」
「あ…な…なるほど!理解『可』能」
「ええ!?再び理解不能理解不能理解不能理解不能」
「あっ!理解『可』能」
その後自分一人の力では賞金を手に入れることは出来なかったと悟り改心。500万円は平等に分けることにし、
本当の意味で仗助と億泰の友達となった。
…が、賞金を受け取るときに
「分配はスタンドの数で行うのが正当(仗助と億泰が1ずつ、重ちーは500)」と冗談半分でほざくなど守銭奴ぶりは変わらなかった。
それでも結果的にちゃんとお金は平等に分けた。
その後はどこから聞いたのか
杉本鈴美の話も知った模様。
しかし、かつてない「友達」という財産を手に入れた重ちーの幸福な生活は長くは続かなかった。
ある日のランチタイム、大好物の「サンジェルマン」のサンドイッチを買っていそいそと学校に戻ろうとする重ちーだったが、同じ店で買い物をし、似たような袋を受け取っていた男のそれを間違って持っていってしまったのだ。
その男は人殺しだった。
若い女性を襲って殺害し、その手首を切り取って
「彼女」としていたるところに持ち歩き生活するのが趣味の
凶悪殺人鬼。
これより以前に康一が接触した街に留まっている幽霊・
杉本鈴美が
「未だこの街に潜伏し人を殺し続けている」と警告した男の正体こそが、
この平凡なサラリーマンを装う異常者、吉良吉影であった。
吉良の袋の中にあったのは彼の「彼女」であり、それを誰かに見られる前に奪還せねばと
猛然と追跡を開始する吉良。
日中の学校に忍び込んで体育用具室で昼食を取ろうとする重ちーの眼を盗みどうにか目的を達成したものの、「自分のサンドイッチを盗られた」と勘違いした重ちーがスタンドでそれを奪い返そうとした弾みに袋が破れ、重ちーは吉良の「彼女」を目撃してしまう。
一息ついて、自分の致命的な秘密を知ってしまった重ちーに淡々と自己紹介を始める吉良。惜しげも無く開示される個人情報はとりもなおさずそれを知った重ちーを
「絶対にこの場から逃がさずに殺す」という決意表明にして殺しの儀式だった。
禍々しい漆黒のオーラを放ちながらその傍らに現れ立つ
影。吉良もまた、スタンド使いだったのである。
戦いが避けられないと判断した重ちーは即座に戦闘モードに移行。ハーヴェストは近距離パワー型にも何ら遅れをとるものではなく、吉良の頸動脈を断ち切る寸前まで追い詰めるなど善戦するものの、彼は吉良のスタンド
「キラークイーン」の能力を知らなかった。
それは、「キラークイーンは触れた物をなんでも爆弾に変えられる」という能力。
吉良が何か怪しげなものを持っているので「とりあげる」ことでそれを使うのを封じようとした重ちーだが、それは、起爆装置が別にある爆弾をわざわざ目の前に引き寄せてしまうことに他ならなかった。
キラークイーンの爆弾に変えたものに触れれば、起爆と同時にその物体は内側から粉々になるようにして破壊される。
ましてや、引き寄せたのは何の変哲もない100円玉だった。吉良の事を知らない以上、100円玉が爆弾に変えられてるなど想像できるわけがない。
運よく(?)かかりが浅かったために一命こそ取り留めたものの、顔が内側で半分吹き飛び、顔の肉と脳みそが1/3ほどシェイクされてしまった。(吉良談)
ダメージを負った重ちーは一瞬で形勢を逆転され、吉良に生殺与奪権を握られてしまう。
重ちーをいつでも始末できる状態になったことで余裕を取り戻した吉良は「自分以外にも特殊な能力を持つ者がいる」ことに興味を持ち、
重ちーを嬲り者にしてそれを聞き出そうとする。最初はしらを切ろうとした重ちーだが、その次の瞬間、吉良が半笑いで告げた禁句が消えかけた闘志に火を点けた。
「知らないってことはないだろう…いいかい?」
「しゃべらなければね…」
「君の両親も……始末するよ」
「なん…だ…と!!オラの『パパ』と『ママ』を…!」
それまで誰かに助けを求めることしか頭になかった重ちーが、最期の力を振り絞り自分からその場を離脱した。
保身ではなく、自分の得た情報を仗助たちに伝え、愛する家族を邪悪な
殺人鬼から守るただそれだけの為に。
じょ…『仗助』の… ところへ行…くど…
『仗助』の…『クレイジー・D(ダイヤモンド)』なら… オラを…治してもらえるど…
行かな………くては! そし…て…オ…………ラは
オッ オラはッ……
『パパ』と『ママ』を………守るど!
オラがッ!………『パパ』と『ママ』をあいつから守るどッ!
あんな薄ら汚らわしいヤツがッ…『パパとママ』が住むこの町にいてはならないどッ!!
金のためでも自分の安全のためでもなく、家族のため町のために生き延びようとする姿はまさしく
漢であった。
が、あと少しで仗助に会えるというところで開こうと手をかけたそのドアノブを、
吉良は既に爆弾に変えていた。
重ちーは今度こそ、粉々に砕け散って即死した。
…しかし、死ぬ直前に最期のハーヴェストが吉良のスーツのボタンをむしり取っており、そのことが
花京院や
アバッキオのように
ラスボスを倒すための手がかりとなった。
なお、学校の廊下には多数の生徒がいたのだが、誰も
保健室に連れて行こうとか介抱しようとはしなかった。フラフラの重ちーに
バスケットボールをぶつけてしまった女子生徒3人組でさえ、一旦は気にかけかかるものの「気持ちワルイ、行こ行こ!」と無視してしまった。
まあ、何のかかわりもない人間に対してまだ10代の子供がそこまでの洞察力を発揮しろ、というのも酷だし、ただならぬ重ちーの様子に「関わったらまずい」と判断したのかもしれないが…。
あまりこういう言い方はしたくないが、「容姿の面で敬遠されてしまった」部分もあると思われる。
他の生徒が重ちーを助けようとした結果、巻き添えとなる形で吉良に殺される可能性もあったので、被害が広がらなかったという点では幸運とも言えるが。
彼の魂が砕け散り空に消えていくのを杉本鈴美が目撃したことで
「重ちーはもうこの世に居ない」という事実が確定し、それを知らされた仗助たちは、彼には二度と会えないという事実をうまく受け止められないまま重ちーを殺した
殺人鬼を追うために決意を新たにするのだった。
この「重ちーを殺した奴を追う」という想いは即ち『4部後半の仗助の戦う動機』でもある。
…重ちーの両親は息子が死亡したことを当然知らず、4部完結の時点でもなお、失踪届を出している。
【スタンド】
スタンド名:『ハーヴェスト(収穫)』
破壊力-E
スピード-B
射程距離-A
持続力-A
精密動作性-E
成長性-C
虹村形兆の『バッド・カンパニー』のような小サイズ・群体型のスタンド。
大きな仮面のような胴体から直に4本の手と2本の脚、昆虫の腹のような
尻尾が生えたデザインをしており、顔の上部には拾ったコインをセットするための隙間が設けられている。
額に当たる部分には穴が開いているが、この穴からは出し入れ自在の注射針が隠されており、形のない液体でも吸い取って持ち運ぶことができる。
単独のパワーは低いがこちらはスタンドの総数が500体以上にもなり、行動範囲もけた外れに広い。
(重ちー本人は「杜王町の外に出ると迷子になるから行かない」と言っているため、恐らく杜王町全体は軽くカバーできるだろう。)
◆能力
なんでも集める。
物集めを得意とし、前述したように重ちーはこのスタンドを使って小銭を集めていた。
目当ての物品を発見した時は「ミツケタゾ!」と鳴いて教える親切機能付き。
その為、『ハーヴェスト』=『収穫』というスタンド名は実に言い得て妙な表現になっている。
一つ一つのパワーは弱いものの、群がるとかなりの脅威。
重ちー自身は肥満体なので鈍重だが、ハーヴェストが集まれば持ち上げて移動することができ、まるでバケツリレーのようにして運ぶことで高速移動が可能。
また、力は無いが殺傷力は持っており、手刀は人体を抉り取るほど鋭く、まるで彫刻刀の刃を突き立てるようにして相手の急所を狙う攻撃は非常に危険。
こっそりズボンの中に集団で忍び込ませ、億泰の足を削り取って決して小さくない傷を与えたりもしている。
「タマキンのとこまで来なくて良かったが…」
億泰は別の場面でも一匹に
眼球を攻撃され、片目が見えなくなった。治してくれる仗助がいたから良かったものの、そうでなければ目は完全に潰れていただろう。
またスタンドの数が非常に多いためその分ダメージも分散され、1・2匹どころか10~20匹程度潰しても本体には傷一つつかない。
その他にも、額の穴から出す注射針を使い、酒を直に血管に打ち込むことで急速に相手を酔っ払わせたり、スタンドで壁を作ることで眼くらましをしたり、葉っぱを集めさせて隠れ蓑にしつつ、一匹だけフェイクとしてわざと吉良に見つかるようにして後を追わせるなどかなり応用のきくスタンドである。
これらの多彩な応用を見せられた二人は、重ちーを
本質的には賢い人間なのではないかと評価しており、仗助は(一応二人がかりで降参させた後にも関わらず)
「『ハーヴェスト』に勝てるやつがいるとは考えられない」とも発言している。
また
荒木先生自身も『西尾維新クロニクル』に収録された
西尾維新氏との対談で、「最強ですか?」と質問されて肯定している。
それでも無敵のスタンドというものはなかなか存在しないのも事実。
『ハーヴェスト』の弱点は、
まず敵の攻撃を直接受け止める防御力は皆無に等しいこと。
そして
群体型とは言え、動かしている思考は本体ひとりのものでしかないということだ。
スタンド一体一体を個別に精密に動かせるわけでもなければ、一体一体が知覚している状況を同時に把握できるわけでもない。
スタンド像が拾ってきたものをその都度自分で確認し、指示は口頭で出しているので、スタンド像と視界や感覚の共有も出来ていない。
スタンド像が大量にあるとはいえ、やれることはひとまとまりの巨大な
遠隔操作型のスタンドと大差ないのである。
そのため、「特定の物品を拾え、又は誰かに届けろ」といったおおまかな指示であればスタンド像が自律して行動出来るが、戦闘のような臨機応変な対応を要する場面では、本体が実際に状況を確認しながらスタンド像の近くで都度細かく指示を出さねばならない。
つまり、戦闘時には重ちー当人が敵に近寄らなければならない。
なので、本体の不意や意表を突けば先手は取れるし、とっさの攻撃を防ぎきる防御力もないため一瞬の油断が致命傷につながりやすい。
本編ではまさにこの通りの展開で仗助たち、そして吉良に敗れることになった。
メタ的な意味では凝ったデザインであるスタンドを大量に描くという性質上「作画コストが高い」というのも弱点であり、
虹村形兆のバッドカンパニーと同様に「群体型スタンドは作者が描くのが大変だから早期に退場させられる」とネタにされることも。
5部に登場する群体型スタンドの
セックス・ピストルズも退場は免れたものの、初登場時はデザインがそれぞれ凝っていたのだが、再登場時には一部が簡略化されている。
ちなみにジョジョ4部-5部と同時期にジャンプで連載していた作品でも
似たような事例があった。
【余談】
- 憎めないやつという理由で荒木先生もお気に入りのキャラとして上げている。
とある番組で「(ジョジョシリーズで)描いていて一番悲しかったシーンは?」という質問にも、「重ちーが死ぬシーン」と答えている。
- モンスターハンター3Gとのコラボクエストでハーヴェストを模したお面が作れることが決定した。なお、そのクエストの依頼人は重ちーであるのだが、
1週間後に配信された「黒曜石は砕けない」では仗助が殺人鬼を追っている。
- 「〜だど」は実際に宮城で時折使われる方言。杜王町も仙台市がモチーフ。なお、「〜だよ」とか「〜だぞ」という意味合いなので、むやみやたらに語尾に付けたりはしない。
- 「話さないと君の両親も始末するかも」という吉良のセリフだが、吉良が何も知らない重ちーの両親をわざわざ本当に殺すとは考えづらい。
実際話すことを拒否されたが、その後両親に危害は加えていないので、他に自身を追っている人物がいるかどうかを知る為の脅し文句だろう。
追記・修正頼んだど!
- ↑5吉良があの世に送られた事で重ちーや吉良に殺された他の人達も成仏出来たと思う…そう考えるようにした -- 名無しさん (2016-09-04 13:40:38)
- 死んだのにスタンド操作できるとかラストは精神力カンストしてたな -- 名無しさん (2016-09-04 13:59:07)
- アニメ版シアハ1話の予告で泣いた。まだの人は観に行った方がいい -- 名無しさん (2016-09-04 17:21:19)
- こいつの成仏?シーンは天国にも地獄にもいけずに消滅したように見えた -- 名無しさん (2017-01-10 03:26:58)
- スタンドが弱かったら最後まで生き残れたかもね -- 名無しさん (2017-01-10 05:15:27)
- ニール・ヤングのアルバムの「Harvest」に「Heart of gold」という曲が収録されているが、これが黄金の精神の元ネタなんだろうか -- 名無しさん (2017-08-02 10:23:05)
- まさに大きな虫を潰すアリの大群やな -- 名無しさん (2017-08-31 17:44:47)
- 吉良もハァ-ベストに勝ったわけではないんだよね。 -- 名無しさん (2018-05-24 23:31:53)
- 黄金の精神(ダブルミーニング)を持ったスタンド使いだった -- 名無しさん (2019-03-28 13:32:05)
- ガイジで不潔でクズでみんな不快になってると思っていたらネットでは憎めないやつみたいな扱いでめっちゃびっくりした思い出 -- 名無しさん (2020-04-18 20:57:41)
- ガイジだけど両親を守るため、殺人鬼を倒すために命をかけたからな -- 名無しさん (2020-05-06 01:52:43)
- これまで自分の欲得勘定を第一にしていた奴が何かを守るために行動するのが尊い。いきなり聖人君子に目覚めるのもリアリティがないから、間近な家族の為というのがまた良い距離感なんだ -- 名無しさん (2020-06-12 14:10:17)
- 瀕死に追い込まれた状態の尋問で情報を吐かず、家族を人質に脅迫され、その段階で屈服してもおかしくないのに恐怖を消し飛ばし抵抗した『真実に向かおうとする意志』 そして家族や町のため勇気と死力を振り絞って仗助へと希望を繋いだ『黄金の精神』 個人的な解釈だが、そのビジュアルや性格も含めて荒木さんの世界観やポリシーが凝縮されてるキャラクターだと思う -- 名無しさん (2020-06-13 18:08:40)
- 吉良にとって、初見殺しの効果が高い最初に接敵したのがコイツだったのはデカイだろうなぁ…単純な物量による人海戦術で索敵も戦闘もかなり有利に立てるし、それこそ杜王町全体を監視できるんだから吉良が『爆発』の能力を持ってると分かってれば吉良がキラークイーンを封印しない限りシンデレラで変装しても捕捉できそう。吉良がスタンドを封印して殺人してもそれはそれで証拠が残るだろうし、スッパリ殺人を止めるくらいはしないと高確率でバレる。でもそれができるなら吉良吉影は殺人鬼になんてなってないという。最初に消せたのは本当に運が良かった。 -- 名無しさん (2021-10-15 14:59:22)
- 自分の身に何が起こったかわからないまま身体が砕け散りながら昇天するシーンがキツかった -- 名無しさん (2021-10-15 15:36:25)
- クズというか、まぁウザい奴なんだが何も死ぬことはなかったという感じのキャラ -- 名無しさん (2022-01-23 14:17:00)
- 大金に目が眩み仲間を裏切り毒を盛り目を潰した…って書き方すると随分とゲスな行動をした奴ではあるんだけどね。悪に命がけで立ち向かえばチャラになるからね -- 名無しさん (2022-02-13 13:06:14)
- 爆発の下りの見た目云々のとこは主観が過ぎるし要らなくない?作中で見た目に関して言われてる描写なんてないし個人的な意見持ち出して貶されてるみたいでいい気分しない。 -- 名無しさん (2022-02-13 15:59:40)
- 違反コメントを削除しました。 -- 名無しさん (2022-03-06 13:32:22)
- ハーヴェストの真の能力って…液体注入? -- 名無しさん (2023-04-23 16:15:36)
- その探知能力の高さと言い数匹倒した程度ではダメージにならない点と言い、なんだかんだ吉良にとって一番相性の悪いスタンドだよね。初見で倒せたのもまた吉良にとっての”強運”なんだろうな。 -- 名無しさん (2024-08-04 21:56:41)
- 仗助と億安にハーヴェストでアルコールを注入した時みたくガソリンを注入したら勝てたかも。 -- 名無しさん (2024-08-11 19:39:55)
- 正直原作を読んでる時は守銭奴な所が好きになれなくて爆◯した時も「残念だったな」程度の浅い感情しか湧かなかったけど、アニメで見た時は不覚にもほろっときてしまったわ。吉良の邪悪さと重ちーの必死さが伝わる怪演を見せてくれた声優陣ホンマにすごいと思うわ -- 名無しさん (2024-08-22 13:09:32)
- 「スタンド像と視界や感覚の共有も出来ていない。」とあるけど、スタンドで盗み聞きしてる描写がある(36巻その5)。また、空中移動もできる(37巻(3)(4)とか)。空中移動は、全スタンドの基本能力の可能性もあるが。 -- 名無しさん (2024-11-17 12:49:31)
- ↑ 集中すれば少数のハーヴェストとの感覚共有は可能、と考えるべきかなあ -- 名無しさん (2024-11-29 21:57:03)
- 数の暴力で襲ってくる上に結構素早く、やろうと思えば頸動脈を切断できる程度のパワーがあるのがヤバすぎる。しげちーが守銭奴気味な中学生で本当に良かったと感じるわ -- 名無しさん (2025-02-23 12:35:37)
- ログ化を提案します。 -- 名無しさん (2025-06-26 11:04:32)
- 優しい両親に愛されて両親を愛していたしげちーと、裏設定だが過保護という虐待を受けて殺人癖のサイコパスになった吉良っていうのも、いまさらながら思うと象徴的。逃げながら戦うの得意だし、下手すると街中で隠れてても吉良の情報を集めてきてしまうから最悪のスタンドだよね。ハーミットパープルの念写と合わせれば何でも見つけて探し出してこれるんじゃなかろうか。将来は探偵とか理想的だったかもしれない。 -- 名無しさん (2025-06-26 11:47:01)
- 結果論ではあるが、数百円程度のサンドイッチを諦めれば死ぬこともなく幸せな学生生活を送れたのかもしれないけど、よもや無くした昼食を探し当てたと思ったら最悪の殺人鬼とエンカウントするなんて普通は想像出来んて -- 名無しさん (2025-06-26 12:06:32)
- ログ化しました。 -- (名無しさん) 2025-07-04 11:20:19
最終更新:2025年07月04日 11:20