マイヨ・プラート

登録日:2012/02/19 Sun 13:44:47
更新日:2025/02/26 Wed 07:48:52
所要時間:約 3 分で読めます




※推奨BGM:リンダ・プラート


こんなのアリかよ?たかが紙切れ1枚で紐付きだぜ!

アタシにも、自分の人生設計ってあったんだけどね。

それより、とんでもねえ敵さんがご登場遊ばすんだと。

ギガノスもしつこいね。人間諦めが肝心なのによ。

新手ってどんな奴だ?

そりゃまあ、見てのお楽しみ♪


次回、機甲戦記ドラグナー!


ギガノスの蒼き鷹


バーロー!男は顔じゃない!!





泣きっ面に蜂か…かなり痛い蜂だぞ!



マイヨ・プラートは『機甲戦記ドラグナー』の登場人物である。


生年月日:2062年3月6日
血液型:A
身長:180㎝
体重:70㎏
所属:ギガノス帝国軍・大尉

概要

ファルゲン・マッフのパイロットであり、「ギガノスの蒼き鷹」とも呼ばれている。
リンダの兄であり、主人公であるケーンのライバルキャラである。
ガンダムで言えばシャアゼクスアスランゼハートあたりに相当するキャラである。
外見はアナベル・ガトーをもう少し優男にしたような感じだが。

D兵器追撃でケーン達と戦う事になるが失敗を重ねることになり、左還される。
更に月の本国で元首であるギルトール元帥との面会時にドルチェノフ大佐が元帥をうっかり暗殺、その罪をマイヨに被せたためやむを得ず逃亡。
これにより、マイヨを慕う「お坊ちゃま軍団」ことプラクティーズを始めとする親衛機甲兵団の反乱が起こる。
が、即制圧され全滅、マイヨは暫く最前線の孤島の陣地で匿われる事になる。

途中で元グン・ジェム隊のミンに惚れられることもあった。
マイヨさんパネー

ドルチェノフによって反逆者という濡れ衣を着せられるが、ギガノス要塞で深手を負わせることに成功。
そして途中から参戦したケーンと手を組み、ドルチェノフにトドメを刺した。
最終回のラストを閉めたのもマイヨであるのは余りにも有名な話である。


キャラクターとしては、序盤こそ自分のやってる事に酔ってるようなキャラで嫌味なライバルキャラの側面があったが*1
ケーンと京都でタイマンで会談した時に何か感ずる物があったのか、以後はシャアとガトーの良い面を足して割った感じにシフトし、
高潔な軍人キャラになった為か、あろうことかケーンより人気が出てしまい、終盤の活躍までも奪った。
本編の次回予告にても、タップから「ドラグナーの影の主役」と言われる始末である。
終盤ケーンが母親を人質に取られてしまい、「数々の戦いで強くなり、無類の強さを見せ付けるも身動きが取れず、ラスボスの小間使いになる」という
主人公にあるまじき拘束を受けてる間にマイヨは反ドルチェノフ活動で自由に目立ちまくったというのもある。

園田英樹氏によるノベライズ版でも、実質ケーンと並ぶ主人公として描かれている。
作中ではギルトールの息子であるクレスタ・ラナ・ギルトールの教育係を務めているという設定だが、
当のクレスタは凄まじいまでのヤンホモであり、半ば衝動的にマイヨの唇を奪った挙句、
TVシリーズのドルチェノフの代わりに父親であるギルトールを暗殺、マイヨに対してその容疑をかけるも
その真意は愛するマイヨにギガノス帝国の実権を握らせることだった……という、とんでもないヤンデレで、
当然ながらマイヨがこんな相手に従順する筈もなく、最終的に自らの手で始末するに至った。


各ゲームでの活躍

基本的にTV版序盤で見せた嫌味でキザったい面はほぼ無い。
スパロボAでは条件を満たすことで自軍に加入する。
加入時にケーンが「このままじゃ主人公の座を奪われるかも…」とメタ発言を呟いていたりする。

スパロボMXでは終盤にミンやプラクティーズと一緒に無条件で加入。
ドラグナー系ユニットの中ではトップクラスの性能を誇る。
ファルゲン・マッフは性能的にはD-1の上位互換にあたり、即戦力にもなり得る。
自軍の戦力がインフレしまくっているMXの環境においては、まさに鬼に金棒。

特筆すべきは原作でのドルチェノフへのトドメを再現したケーンとの合体攻撃「ツインレーザーソード」だろう。
これは他作品にも存在する技だが、MXのそれはバランスブレイカー級の異常な性能を誇る。
なにせ2機編成なのにファイナルダイナミックスペシャルに匹敵する威力を誇り(改造や技能次第では表示攻撃力がカンストする
それでいて必要気力110・消費EN10とコストはとんでもなく低いのだ。
こんなチート技に2人揃って覚える魂(ダメージ2.5倍)が乗ったり、反撃でもバンバン連発できるのだから恐ろしい。これの前では強敵エヴァンゲリオン量産機ウナギの蒲焼き同然である。
本人もアムロやクワトロにも劣らないステータスに加え、気迫(気力+30)を消費SPたったの10で使え、
加入時のPPでアタッカー(気力130以上で攻撃力1.2倍)まで即習得できてしまうのでチートっぷりに磨きがかかっている。
ただ、命中・回避率上昇の精神コマンドが集中しかないのが欠点。

スパロボGC(XO)ではシャアと共同で作戦に当たるなど夢の競演を果たしたりもした。

合体攻撃発動時でのケーンとの掛け合いは以下の通り。

<GBA版A>
ケーン「俺の言う通りにしてくれよ!」
マイヨ「フッ…、分かった」

<MX以降>
ケーン「行くよ、マイヨさん!」
マイヨ「貴様と組むことになるとはな…」
ケーン「今日のドラグナーは滅茶苦茶痛ぇぞ!」
マイヨ「命運尽きたか!滅び去れ!」
ケーン「覚悟ぉ―ッ!」


ライバル同士とはいえ、何だかんだで仲が良い二人である(特にMX)。


フロムソフトウェア制作のロボットアクションゲーム、Another Century's Episode 2でも大活躍。
高い機動性、並以上の装甲、瞬時にロックを完了するマルチディスチャージャー、
コンボ回数は最大の5と格闘戦もバッチリ、更には必殺の回転斬りも備えて最大火力にも不足が無い……等々、
どこをどう見ても欠点らしい欠点が無く、ネリー・ブレンやバスターアークと肩を並べる超性能機体として君臨。

続編のAnother Century's Episode 3 THE FINALでは派生機体のファルゲン・カスタムまで登場。
機動力が多少落ちたが、D-2の火力とD-3の索敵性能を加えたドラグナー全部乗せな豪華機体となっており、こちらも性能が高い。
しかもこの機体、アニメ未登場どころか設定すらあったかどうかが定かではない機体だったのに、
わざわざこのゲームのためにガワラ御大がデザインを書き下ろしてくれたくれたとのこと。

おまけにサンライズ30周年記念の機体もマイヨの乗るファルゲン・カスタムが登場。
ケーン、お前は今、泣いていい。


ケーン「ギガノスの鷹さんよ、ここを修正したかったら俺の言う通りに追記してくれ!」
リンダ「兄さん、ケーンの言う通りにして!」
マイヨ「リンダ!?お前も来ているのか!?」
リンダ「お願い、兄さん!」
マイヨ「フッ…わかった。ならば共同作業といくか!」


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最終更新:2025年02月26日 07:48

*1 自分に心酔するプラクティーズの序盤の所業も考えるとややアレ