登録日:2014/09/16 Tue 00:06:11
更新日:2025/04/22 Tue 21:10:46
所要時間:約 6 分で読めます
星十字騎士団“H”! “灼熱”! バズビー!
俺達相性が良さそうじゃねーか 随分とよォ!!
“ H ” バ ズ ビ ー
Bazz-B
[職業]滅却師
[所属]見えざる帝国「星十字騎士団」
[誕生日]7月14日(かに座)
[身長]179cm
[聖文字]“ H ”
[能 力]The Heat ― 灼熱 ―
― 炎を操る
[完聖体]?????
[CV]小野友樹 / 小林千晃(幼少期)
目次
† 概要
本名は
バザード・ブラック。
元々は滅却師たちが暮らす国の普通の少年で、領主の一族だった。
ユーグラム・ハッシュヴァルトとはこの頃からの知り合いで、当時弓を作ることも出来なかった彼を子分にして共に最強の滅却師になろうと呼びかけていた。
その半年後に自身の一族を
ユーハバッハにより城ごと焼き滅ぼされ、以来彼に復讐を誓った。
同じくユーハバッハに家族を殺され孤児となったハッシュヴァルトと共にユーハバッハの命を狙い、5年間共に修行を積んで「星十字騎士団」への入団を狙うが、
その過程でハッシュヴァルトがユーハバッハの半身であるという事実、そして彼の能力のおかげで自分の能力が飛躍的に伸びていたという事実を突き付けられる。
その後は「バズビー」と名乗り、ハッシュヴァルトに遅れて騎士団への入団を果たし、ハッシュヴァルトに何度も勝負を吹っかけるが、既に団長になっていた彼からは騎士団内での私闘は禁じられていることを理由に戦いを断られ続けていた。
仲間である騎士団をやたら攻撃するシーンが多いのも、そのユーハバッハとの因縁のせいかもしれない。
当初から実力の高さを見せつける場面が多く、人物も相まってインパクトの強いキャラ。
† 人物
性格は好戦的かつ直情的で、
炎使いらしく熱くなりやすい。
頭の方もあまりよろしくないように見えて意外とよかったりと、恋次を彷彿とさせる部分も多い。
他の騎士団メンバーに対する仲間意識は薄く、手柄を横取りしようとして仲間に向かって攻撃する場面も。
クズビーすぎる…
ただし、ハッシュヴァルトに対しては一人だけ「ユーゴー」と愛称で呼んで彼の実力の高さを認めており、副官である彼を差し置いて
石田雨竜がユーハバッハの後継者に選ばれた時は荒れていた。
一応擁護しておくと、仲間を攻撃する理由は彼の入隊理由と関係しているためである。
決して仲間のことを全くどうとも思わない性格というわけではなく、実際にユーハバッハに謀反を起こした際には「俺たち」と、謀反仲間である
リルトット・ランパード達を意識した発言をしている。
† 戦闘能力
銃弾 鉤爪 軍旗 刀剣
五本指折り
お前を待つ
(『BLEACH』69 AGAINST THE JUDGEMENT より)
敵を圧倒する場面が多いバズビーだが、相手が明らかに格下だったり、ハンデのある状態だったりで、いまいち真の実力が分かりにくい。
ただし、
- 聖文字の相性もあるとはいえ元柳斎の攻撃を受けても火傷程度で済んだ
- 真の卍解を会得した恋次と拮抗した戦いを繰り広げたと思しき描写
- 騎士団の創設前(約千年前)から生きているため、年季や経験は語るまでもなく豊富
- ハッシュヴァルトの能力によって力が高まっていた
この様に騎士団の中では上位クラスであることは判明している。
聖文字だけでなく弓矢もしっかり使っており、神聖弓はボウガンそのものの形状。
◇─ 灼熱
聖文字“H”の能力。
その名の通り灼熱の炎を操る。
ただ、バズビーは炎を出すといった攻撃よりも、超高温の熱線やそれによって生じたマグマによって攻撃することが多い。
◇─ 完聖体
頭に星型の天盤が出現し、両肩から棒が翼のように伸びる。霊子の色は赤色。
基本能力は上昇しているようだが、詳細は不明。
少なくともバーナーフィンガー1が連射出来るようになることは判明している。
技
指先に矢印上の紋章が浮かび、そこから熱線や炎弾を放つ。
使用する際の指の本数によって威力と呼び名が変わる。技名のダサさとは裏腹に威力は非常に高い。
- バーナーフィンガー1:人差し指から弾丸のように熱線を放つ。始解では全く歯が立たないほどの威力を誇る。
- バーナーフィンガー2:人差し指と中指から鉤爪のような形状の炎を発生させ、対象を焼き切る。
- バーナーフィンガー3:人差し指・中指・薬指から旗のように広い炎の波を発生させ、着弾地点をマグマへと変える。
- バーナーフィンガー4:親指を除いた四指から刀剣のような形状の炎を発生させ、対象を切ると同時に巨大な爆炎を起こす。
- バーニング・フル・フィンガーズ:最強のバーナーフィンガー。片手の指全てから超巨大な炎を螺旋状に飛ばす。
日番谷冬獅郎が生み出した氷の霧を払う際に使った技。
踏んだ場所を中心に熱を拡散させる技だと思われ、アニメでの描写で余波で彼の周りには熱を帯びていた。
† 戦歴
6回戦っているが、まともな戦いになったのはこのうち3回である。
◇─ VS 吉良イヅル & 戸隠李空 & 片倉飛鳥 & 吾里武綱
第一次尸魂界侵攻初戦。
三番隊副隊長+席官3人との対決。
登場早々、姿が見えないのを利用して奇襲をしかけ、吉良の右半身の大部分を吹き飛ばし殺害。
吾里・片倉は素手で頭を叩きつけ、戸隠はバーナーフィンガー1で瞬殺。一方的な勝利を収めるその様はもはや虐殺であった。
エス・ノト、
ナナナ・ナジャークープと共に急襲するも、流石に総隊長とは力の差があり過ぎた。
3人まとめて流刃若火の炎で焼かれて戦闘不能にされてしまうも、自分の炎によって防御したことで火傷程度で済んだ。
バズビーは元柳斎の炎を「相殺」したと言っているが、実際は黒焦げになっているため完全に相殺しきれてはない。
凄い自慢げに言っているが、
雑魚みたいに突っ込んで瞬殺され戦闘不能になっていたのであまり自慢にならない。
助かったのも相性的なものだし。
まあ同様のやられ方をして生き残っていたフラシオン三人娘もいるが、あちらは心意気に免じて手加減されており、
逆にこの場においては元柳斎が手加減することなどありえず、他二名の能力的にも彼が居なければまとめて死んでいたことについては恐らく間違いない。
(参考として
ドリスコール・ベルチへの攻撃は
一瞬で骨になるまで燃やし尽くし、その骨ですらすぐボロボロになっていた)
第二次尸魂界侵攻初戦。初めてのまともな戦い。
二人の合わせ技によって生み出された真空多層氷壁によって攻撃を防がれてしまい、氷の刃で貫かれ敗北…と思われたが実は戦闘態勢すら取ってなかった。
実力を解放してからはそれをあっさり打ち破り、指一本(バーナーフィンガー1)で日番谷を追い詰め、バーナーフィンガー2で彼に重傷を負わせた。
しかし、日番谷の卍解を奪った
蒼都が現れ、『奪った卍解でその隊長を殺せ』というユーハバッハの命令により、悪態こそ付きつつも日番谷と松本の始末は蒼都に任せて去った。
後に蒼都は卍解を取り戻した日番谷に敗北し氷柱に閉じ込められるが、彼からろくに攻撃を受けていない日番谷はそのまま気絶してしまったため、
実質日番谷は倒したも同然のダメージは与えていた模様。
ただし、この時点の日番谷は卍解を失っていたため、実力を全く発揮できていない。
日番谷戦から大分時間が経ち、
グレミィ・トゥミユーやバンビーズとの戦いで瀕死となった
更木剣八の元に駆け付けようとする平子達をバーナーフィンガー3で急襲し、マグマを浴びせる。
その後バズビーは無傷で
黒崎一護の元に現れているためそのまま勝利、そうでなくても彼が圧勝したものと思われる。
……と思いきや、実は平子達は逆撫を上手く使って逃げていた。
とはいえ、その後平子たちは助けようとしていた剣八の元に駆けつけられず、しばらく出てこなかったため、バズビーから
逃げるのが精一杯だったと思われる。
2度目のまともな戦い。
手柄を狙って一護と戦闘中のバンビーズに攻撃してみるが、所詮バーナーフィンガー1なので別に大したダメージにならなかったり、
バズビー以外にも手柄狙いの団員が続々集まってきたり、一護を先に行かせようと死神たちが集まってきたりと乱戦になったため、諦めて他と交戦。
恋次に
モヒカンを馬鹿にされたため激怒して先制のバーナーフィンガー4で恋次とルキアを襲う(戦闘シーンはカット)。
同時期の戦闘シーンはバズビー以外は一段落している割に、恋次とルキアの二対一にもかかわらずお互いにダメージは見受けられなかった。
とはいえ真の卍解「双王蛇尾丸」を得て
マスク・ド・マスキュリンを瞬殺するほど強くなった恋次にルキアを加えた二人と互角に戦っていたならば、相応の強さを見せた戦いだったと思われる。
聖別を受けたことで戦闘を中断する。
なお、聖別を受けた際にリルトットと叫んだ「こんなところで死んでたまるか!!!」は完全に尸魂界篇の一護と恋次の「魂にだ!!!!」を彷彿とさせる演出で放たれている。
「聖別」の対象となったものの辛うじて生存していたが力を奪われてしまう。
生存していたナジャークープらと合流し、彼が春水ら隊長、副隊長を殺害しようとした所を背後からバーナーフィンガーで急所を撃ち抜き始末する。
驚く春水らに生存したリルトット、
ジゼル・ジュエルと共に自分たちを見捨てた上に力と命を奪おうとしたユーハバッハに反旗を翻し、死神たちに共闘を持ち込む。
彼らと協力して春水らに真世界城への道を開き、自身はジジとリルトットと太陽の門経由で城の侵入を果たし、因縁のハッシュヴァルトと交戦することになる。
力を奪われて、完聖体の発動不可と満身創痍の状態で全ての「バーナーフィンガー」を1から順に使うが、ハッシュヴァルトに「世界調和」の能力を使わせることすらできず斬られ致命傷を負う。
自身の敗北と、ハッシュヴァルトが自分より強くなったことを受け入れて死亡した(明確な死亡描写はないためフェードアウトしただけの可能性もあるが後日談小説『
BLEACH Can't Fear Your Own World』に登場しなかったことから死亡した可能性が高い)。
…俺の敗けだ ユーゴー…くそっ…思い通りにゃいかねえもんだな…
…お前に敗けたら…もっと悔しいもんだと思ってたぜ
ハッシュヴァルトとの思い出の
回想シーンも挟まっているほか、1から順にバーナーフィンガーを披露するという集大成ぶりを見せるなど演出も豪華。
そして尸魂界篇の恋次VS
朽木白哉を彷彿とさせる雰囲気を放った戦いであり、読者からの人気も高い。
なお、皮肉にもハッシュヴァルトもまた、一護と陛下の最終決戦時にバズビー同様、聖別を受けたことが切っ掛けで石田の後押しをすることになる。
…オイオイ淋しいこと言うじゃねーか
小手調の途中で俺を置いてヨソへ行くってのか?
こっちはまだ 追記・修正してもいねえッてのによ!
- もしブレソルでCVつけるならバズビーはグリムジョー系の声か坂泰斗、ハッシュヴァルトは石谷春貴にしてほしい。 -- 名無しさん (2020-03-02 23:25:20)
- 過去編の出来かなり良くて好きな話の一つ ↑3恐らくそういう風に荒らしていいと思ったやつが当時いたんだろう -- 名無しさん (2020-04-14 16:04:11)
- ブレソルで声付くらしいけど檜山じゃないのなんか残念 -- 名無しさん (2020-08-04 01:49:39)
- ↑2あれが荒らしならハッシュヴァルトのポテト呼ばわりも荒らしでは? -- 名無しさん (2020-08-04 06:59:06)
- 別にバズビーの記事は荒れてはなかったろ。今はなんかコメント欄撤去されてるけど仮面の軍勢の記事のコメント欄の方がよっぽどアレだったと思うが -- 名無しさん (2020-08-04 07:03:59)
- 声は巨人族の花嫁のカイウスとかジョジョの仗助の人ね -- 名無しさん (2020-08-10 22:18:37)
- ンドゥールVS仗助が見れるのか。そしてテレンスがナックルヴァールに挑むのか。 -- 名無しさん (2021-06-22 21:35:59)
- バズビーと一護の共闘を見たい。 -- 名無しさん (2021-09-21 21:41:57)
- ちょっと恋次に似てる。 -- 名無しさん (2022-11-04 20:23:44)
- 関係ないけとボロボロの日番谷にダメージ与えられず負けたアイアンさん弱すぎて草 -- 名無しさん (2022-11-24 14:32:18)
- 「俺の炎でてめえらの総隊長の炎を相殺してやったんだよ!(黒コゲ)(戦闘不能)(直撃は回避した)」とかいうドヤ顔話盛り盛り発言はカットされたか -- 名無しさん (2023-07-18 19:56:23)
- 本人が戦闘面の相性は日番谷隊長と合うって言及してるけど性格的には一護か恋次と合いそう。 -- 名無しさん (2023-07-18 20:22:20)
- 小野友樹声はいい意味でクセがないし、ザ・不良って感じでハマり役だと思うで -- 名無しさん (2023-07-20 15:18:22)
- やはり完成大紅蓮の日番谷VS完性体バズビーの再戦は見たい -- 名無しさん (2023-08-06 14:30:24)
- 哀しき悪役のタグいるかな?他の滅却師連中もだけど、1から10まで身勝手な面しか見せてないから、ユーゴーとの悲友は同情するけど、それ以外で哀しい要素が見当たらん -- 名無しさん (2023-08-15 05:38:09)
- ↑×2 バズビーも嫌いじゃないが日番谷隊長のが好きなので日番谷隊長の勝ちに2枚。 -- 名無しさん (2023-09-02 20:09:31)
- 髪型貶されてキレるシーンがアニメだと仗助っぽい -- 名無しさん (2023-09-10 19:46:37)
- そういえば平子らの対決はアニメ無かったよな。冬獅郎→一護だったはず -- 名無しさん (2024-10-16 18:08:48)
- 山爺の炎を相殺できるのでかなりの実力者。 -- 名無しさん (2024-10-16 18:37:16)
- ↑×3 製作者側も完全に意識して作ったんじゃねえかな。小野さんの演技がそうとしか思わせてくれないw -- 名無しさん (2024-11-04 20:40:18)
- ↑×4 そういえば中の人東方仗助の人ですね。 -- 名無しさん (2024-12-08 17:34:45)
- 想像よりも悲惨な蹂躙だった。あんな目にあって良く千年も耐えてたな -- 名無しさん (2024-12-22 20:59:35)
- 最初は「アンタ」呼びで一定の距離を置きつつもハッシュを後継者に押していた。良くも悪くもハッシュがいたから復讐を断念していたという印象。聖別されたことで完全に未練を吹っ切ったな -- 名無しさん (2024-12-23 08:56:06)
- ズタボロになりながらもしっかりした足取りでユーゴーの元に向かい最期の言葉を言い切ったバズと無言でそれを聞き届けた後に無傷なのに今にも倒れそうな足取りでバズの死体から去ったユーゴーの対比というね… -- 名無しさん (2024-12-23 17:13:43)
- ↑無理っぽいけどお互いに心のたけを吐き出せば違う結末があったかもしれない。 -- 名無しさん (2024-12-23 18:56:34)
- クソキャラだと思ってたけどアニメみて好きになったわ -- 名無しさん (2024-12-30 17:44:42)
- ↑×4 ユーゴーもバズビーもお互いに気にかけあってるけど心のうちを言葉に出して伝えてない(一護と雨竜は言葉にして伝えあった、ユーゴーの静かな怒りを買った) -- 名無しさん (2024-12-30 17:50:29)
- ↑アニメOPの「言葉にせずとも」が刺さるな…。バズの場面は「なんてうっせー信じているよ」「ごめんお前嘘くさい」とそこだけ抜き出したら正反対のこと言っているのに気づいたわ。一方で一護雨竜は「言葉はもう必要ないさ。それ以上に通じ合っている」だから拗れたお友達とお話してケンカするのは大事ですよねと… -- 名無しさん (2025-01-12 14:34:13)
- コメントのログ化を提案します -- 名無しさん (2025-02-10 10:54:41)
- コメントをログ化しました -- (名無しさん) 2025-02-19 10:37:50
「オマケ?・〇〇ビー」
モヒカンがかの
ヤマジュンの『
男狩り』に登場する日高良司を彷彿とさせる…とか、それに加えて炎使い…とか、H(ホモの頭文字でもある)…とか、
日番谷に対して「俺達、相性が良さそうじゃねーか」と言ったり…とか、指が一本だとか二本…とか………
……色々とアレなことを想起させるためか、バズビーは一部から「ホモビー」呼ばわりされるようになってしまった。
その様子は、Googleで「バズビー」と画像検索したら……
上記以外にも女性集団(1人除く)であるバンビーズ達にいきなりバーナーフィンガーで攻撃したり、ハッシュヴァルトのことを一人「ユーゴ」と愛称で呼ぶ等、一部の男性陣に対して敵味方問わず随分馴れ馴れしかったり、一護の背後からバーナフィンガーをする様がカンチョーしているようにも見えたり、恋次の眉毛にセンスを感じて親しみを抱いていたりと、
そーいった見方が段々強まっているらしい……
どうしてこうなった。
最終更新:2025年04月22日 21:10