石田雨竜

登録日:2011/09/08(木) 00:44:47
更新日:2019/11/13 Wed 23:14:23
所要時間:約 12 分で読めます





ぼくたちは ひかれあう

水滴のように 惑星のように

ぼくたちは 反発しあう

磁石のように 肌の色のように

(BLEACH4 QUINCY ARCHER HATES YOU より)



滅却師の誇りにかけて――




石田 雨竜  
いしだ うりゅう

[肩書]混血統滅却師
[所属]星十字騎士団

 [身長/体重]171cm→177cm/55kg→57kg
 [誕生日]11月6日
 [血液型]AB型
 [CV]杉山紀彰
 [演]吉沢亮


BLEACHの登場人物。

 概要

髪は黒髪で前髪真ん中分け。
ツーポイントでスクエアの眼鏡をかけている。
黒崎一護のライバルポジション。

嘗て尸魂界によって絶滅させられた対虚退魔眷族「滅却師(クインシー)」の生き残り。
祖父である石田宗弦に憧れ弟子として修行をしていたが、大量の虚に襲われた際に死神に祖父を見殺しにされてしまう。それ以来死神を激しく嫌悪している。
が、死神を滅ぼす事等は考えていない*1。寧ろ祖父が死んだ時に怯えて隠れていた自分の事を最も許せていない。
決して口にはしないが一護との対話や友人になってからは死神への感情もそれなりに折り合いがついたのか、ルキアや恋次等の死神にも普通に接している。

父である石田竜弦は、"金にならない"という理由で滅却師を否定している為仲が悪い(力は持っている)。
ちなみに母親は混血統の滅却師であり、雨竜自身も混血統の滅却師。その為か才能はないと父親に言われている。
現在は一人暮らしで貧乏(庶民派)だが、父が大きな病院の院長なので家は恐らく裕福。

学内成績はトップクラスであるが、「父親が死んだ妻さえ(死因特定の意図もあるとはいえ)解剖することが仕事である」として医者にはなりたくないと思っている。
ある意味父親とは正反対の考え方である。
雨竜視点では母親は笑わない人だった事もあって父は冷淡にしか見えなかった様だが、竜弦は妻の写真を机に置いて未だに想っている。
そして竜弦の雨竜への言葉は常に刺々しいのだが、その裏に隠れた言葉の意味や実際の行動は作中キャラの中で最も激甘な親子共々激しいツンデレ。

性格は冷静沈着かつ天然で努力家。一護達の中で一番のカッコ付けたがり。嘘が絶望的に下手。
特技は料理と裁縫。得意料理は鯖の味噌煮と筑前煮で手芸部の部長でもある。
女性の服を作る才能はあるのだが、自身が格好良いと思う物のセンスはズレており勝手に泰虎の服やコンの後頭部にクインシーを司る十字を付け加えている。
自前の衣装は全てお手製である。

小さい頃は滅却師の伝統衣装がダサいと思っていた。
その当時に作った服装は勇者そのものであり(12巻)、今でもファッショナブルと考えている事からヒーロー願望も非常に強い。

弓矢の持ち手が逆でおかしいのだが、これは独学で学んで知らなかった為…という事になった。なんて適当な…
物質的な武器じゃないのでこれでも問題無いと言えば問題無い…かもしれない。因みに、父は普通に持っている。

虚に対しては容赦無いが、死神や品性を感じられた敵(チルッチ・サンダーウィッチ)に対しては甘く、再起不能に留める事が多い。
ヒョロい印象が強く、実際様々な人物から弱そうと思われているが滅却師として鍛錬してきた事から、一般人相手の喧嘩には体術で対応している。

死神とは実際は普通に接していると前述しているが、
自身の祖父達を嵌め殺して研究材料とした涅マユリの事は本気で憎んでおり、実際に本気で殺しに掛かって土手っ腹に大穴を開けた。
その後の彼への心情描写は無いので不明だが、止めを刺し切れなかった事や、状況が変わった事と余裕も無かったからか、マユリを殺そうとする素振りは見せていない。
ネムの件や、彼に救出された他にも特別アイテムを貰っていたり、死神からすると滅却師研究は必須だったので、現在の所は水に流す事にしたのかもしれない。
それに加え、何よりもツッコミに忙しかった。


 各章での活躍


【死神代行篇】
滅却師の力を証明する為虚の撒き餌を使い虚を誘き寄せ、どちらが多くの虚を倒したかを競う勝負を一護に挑む。
突如現れた大虚を倒し暴走した一護を助ける為に怪我を負う。
その際に師匠の願いが"死神と力を合わせる事"であった事、死神を恨む事で師匠を助けられなかった自分の弱さから目を背けていた事を再認識する。
その後ルキアを連れ戻しに来た恋次と対決するも大敗(しかも対決シーンは割愛)。
療養後、ルキア奪還の為一人山に籠もり、修行を開始する。

【尸魂界篇】
潜入後は井上織姫と共に行動。
なるべく敵との戦闘を避けていたが、隊長格であるマユリと遭遇。
織姫を逃がし一人で闘うが、マユリの攻撃を受け動けなくなってしまう。
その時、マユリが祖父の死の黒幕であった事を知り激怒。
滅却師最終形態になり卍解状態のマユリを一撃で倒すも、奥の手を使ったマユリに逃げられてしまう。
その後、最終形態が途切れ掛けた所に東仙の手によって気絶。もう少し早くに遭遇していたら東仙がやられていた
そして最終形態の代償として滅却師の力を失ってしまう。
その後捕まり牢屋に閉じこめられた際には、これら色々な事が重なった影響かおかしなテンションになっていた。

【破面篇】
力を取り戻す為嫌っていた父である竜弦の元で今後一切死神と関わらない事を条件に修行を開始。
力を取り戻した後は浦原からの情報から契約の穴が突けたので、一護・泰虎と共に織姫奪還に虚圏に向かう。
十刃落ちであるチルッチ相手に圧勝。
十刃であるザエルアポロ戦では恋次と共闘。
能力を封じられるも新技を披露し、辛くも勝利したかに見えたがギリギリ耐えたザエルアポロは一時撤退。
その後同じく道をグルグル回された挙げ句再戦。ザエルアポロの能力で内臓を破壊されて重症を負った他、仇のマユリに美味しい所取りをされる等で散々な目に遭う。
マユリの手によって治療後はウルキオラと闘う一護に合流し、ヤミーを退け織姫を預かる。
その後織姫と共に一護の元に行き、敗北した一護の代わりにウルキオラと闘うが左腕を失う。
終いには暴走した虚化状態の一護に斬られる…が、この石田とウルキオラの意図せぬ連携によって一護は助けられた。
因みに左腕は織姫に治療してもらい、無事に治った模様。

【死神代行消失編】
17ヶ月後髪型と眼鏡を変えイメチェン。
生徒会長になっているが、自分を「一護」と間違えたヤンキー相手に掌底をかましている。
初っ端に斬られて以降、治療の為に入院していた事もあって登場回数は少な目。
漸く登場し、一護に真相と黒幕の正体を告げるも、今度は背後から斬られまたもや戦線離脱。
死神達が登場してからは治療を受け一護と共に銀城に挑み、一護に幾つか忠告を送るも、あまり真面目に聞いて貰えなかった(この時の一護は信念が再び固まったと同時にストレスもかなり溜まっていただろうから仕方ない部分もある)。
一護の卍解以降は描かれず、千年血戦篇の序盤まで登場する事は無かった。

【千年血戦篇】
虛圏での戦いには参加せず、暫く出番が無かった。
その後「見えざる帝国」に接触し、星十字騎士団に参加。
混血統の滅却師でありながらユーハバッハの『聖別』を超えて生き残った事を評価され、彼の後継者に抜擢される。

その後は一護達を突き放しつつユーハバッハの側近の一人として扱われるが、
全てはユーハバッハの企みを内側から止める事と、友人達を守る為であった。

無論そんな事はユーハバッハやハッシュヴァルトに読まれてはいたが、
ハッシュヴァルトに常に疑われつつも上手く立ち回り、要所要所で一護に攻撃と見せかけて助けている。
城を崩壊させる仕掛けに関してはハッシュヴァルトに読まれた為に意味を為さなかったが、
ハッシュヴァルトに対して実力差があったがどうにか耐え、切り札を出すも能力相性の悪さもあって圧倒されたものの、
舌戦においては彼の心を一方的に抉りつつ、罵倒に対してむしろ嬉しくなった(※Mではない)所でユーハバッハの横槍が入って戦闘終了。

マユリとの戦いの時には戦う理由が曖昧だった雨竜だったが、
ハッシュヴァルト戦において仲間との関係に利害はなく正解(エサクタ)も不正解も無い。
「僕達は友達だからだ」と、彼にしては非常に珍しい飾り気のない言葉を使っている。
漸く自分の本当に守りたいものを見つけたという事だろう。

そして死にゆくハッシュヴァルトの提案を受け入れ万全の体調を取り戻した後、父竜弦と遭遇して切り札を受け取った。
殆ど描写されていないものの、祖父も竜弦もユーハバッハ率いる滅却師達とは反目していたらしく*2
そして母の解剖もユーハバッハへの打開策としての意図が強かった事が此処で判明した。

その後、ユーハバッハとの戦いにギリギリで間に合った事で勝利に大きく貢献した。

最終話では父の気持ち理解し、和解出来たのか医師になった様子が伺えるが、
休みが取れなかった為に休憩を利用して皆と一緒に見る予定だった時間に泰虎の試合を観戦していた。


 アニメでの活躍


【バウント篇】
まさかの主役級。
力を失っている為、一護達のサポートに徹している。
尸魂界への復讐を目論むバウント達から狙われる。
自分を助けてくれた芳野に母親を重ね惹かれるも、芳野はバウントのリーダーである狩矢に殺されてしまう。
その後、ネムから渡された装身具により一時的に滅却師の力を取り戻し善戦するも、狩矢との闘いの最中に装身具が壊れてしまい一護に後を託した。

【新隊長天貝繍助篇】
九頭竜四郎と対戦。
相性が悪く苦戦するも自爆覚悟のシュプレンガーで辛くも勝利する。

【斬魄刀異聞篇】
死神メインの為出番は少なめ。
実体化した千本桜との戦闘の際にゼーレシュナイダーで千本桜を吸収する。

【扉絵シリーズ】
原作の扉絵を元に話を制作。
ある時は泥棒のウーリオ。またある時はヴァンパイアである。
因みに親父はモンスターハンターである。

【護廷十三隊侵軍篇】
こちらも死神メインであり出番は少なめだがサポーターとしてちょくちょく活躍。
滅却師の衣装より私服で闘う事が多い。
またEDのアオイトリではなんとメインで扱われる。

●劇場版での活躍
第一作第二作とも出番は少なめ。第三作には登場しない。
第四作目では一護らと共に地獄へ突入。
新技を披露し活躍するも…

 使用武器


◇─「弧雀(こじゃく)
大気中に偏在する霊子を押し固めて形成される弓矢。媒介として滅却師十字を使用する。

◇─「散霊手套(さんれいしゅとう)
霊子を高レベルで拡散させる力を持つ手袋。
これをつけた状態で七日七夜弓を成す事が出来れば、滅却師の高みに限りなく近づく事が出来るとされる。
ハッシュヴァルトの台詞によれば、本来は「苦難の手袋(ライデンハント)」という名称らしい。

◇─「装身具」
バウント篇にのみ登場。
涅ネムから滅却師の力を失っていた際に手渡され、雨竜は一時的に滅却師の力を取り戻す。
出力が安定せず、放つタイミングによって強さが変わる。

◇─「銀筒(ぎんとう)
滅却師が霊力を溜めた小さい筒状の道具。
これを使って術を発動することが出来る。
予め霊力を溜めておく必要がある旧式の道具だが、使い方次第では大虚クラスとも渡り合える。
口上は何故かドイツ語かつオサレ。

◇─「銀嶺弧雀(ぎんれいこじゃく)
五角形の滅却十字を媒介に形成される特殊な形状の弓。
弓を引きっぱなしにする事で無数の矢が次々と放たれる。その連射弾数は実に1200発。

◇─「魂を切り裂くもの(ゼーレシュナイダー)
滅却師唯一の「刃を持った武器」。
竜弦が院長を務める空座総合病院内の隠し倉庫から拝借してきた。
外見は柄から青い光が出て刃になっているが実際はチェーンソーの様な武器である。
振動で切る事によって対象の霊子結合を弱め、対象物の霊子を自身の霊子として奪い易くし、霊子を拡散させる敵との戦闘では、霊子を蓄え一時的に刃を回復出来る。
滅却師は弓しか使わない為、厳密には剣ではなく矢。

 使用技


◇─「飛廉脚(ひれんきゃく)
滅却師の高等歩法。
足元に作った霊子の流れに乗る事で高速移動が可能となる。
石田は死神の瞬歩よりも上だと思っている。
マユリがこれを見た後に死神にも疲れるが高速歩法があると言いつつ瞬歩を披露しているため、恐らく瞬歩よりも負担が少ないと思われる。

◇─「滅却師最終形態(クインシー・レットシュティール)
散霊手套を外した時の形態。
霊子集束レベルが爆発的に向上し、大気中に偏在する霊子のみならず、霊子で構成された尸魂界の物質をも分解して自身の武器として再構築する事ができる。
しかし、人間が使用できるレベルではなくなってしまう為、余程の才のある者で無い限り滅却師の力を失ってしまう。

◇─「乱装天傀(らんそうてんがい)
無数の糸状に縒り合せた霊子の束を動かない箇所に接続し、自分の霊力で自分の身体を操り人形の様に強制的に動かす超高等技術。
この術を発動すれば手足が麻痺しようが骨が砕けようが、霊力の続く限り動き続ける事が出来る。

◇─「破芒陣(シュプレンガー)
ゼーレシュナイダーを使って描いた滅却印(クインシーツァイヒェン)の陣に敵を閉じ込め、
銀筒に集めた霊子をゼーレシュナイダーに流し込むことで陣内で爆発を起こす技で、十刃クラスでも通用するほどの威力を誇る。
なお術式に時間が掛かる性質上、一対一の戦闘で使用するのには不向き。

◇─「光の雨(リヒト・レーゲン)
相手の上空から、銀嶺弧雀による無数の矢を一斉に放ち攻撃する。

◇─「聖噬(ハイゼン)
大気の戦陣を杯に受けよ(レンゼ・フォルメル・ヴェント・イ・グラール)」の口上で発動。
四つ銀筒を投擲し、それが包囲する空間を瞬時に削り消滅させる。

◇─「緑杯(ヴォルコール)
盃よ西方に傾け(イ・シェンク・ツァイヒ)」の口上で発動。
銀筒を二つ使用。
高地からの落下時、地面へ叩きつけられる衝撃を銀筒に込めた霊力で和らげる。

◇─「五架縛(グリッツ)
銀鞭下りて五手石床に堕つ(ツィエルトクリーク・フォン・キーツ・ハルト・フィエルト)」の口上で発動。
相手へ銀筒を投げ発生した霊子の膜が相手を覆い包む。

◇─「封庫滅陣(ゲルトシュランク)
地獄篇で披露したアニメオリジナルの技。
シュプレンガーの応用でゼーレシュナイダーを相手の四方に打ち込み、陣内爆発させる鬼畜技。
シュプレンガーに比べ発動は楽であり、威力もほぼ同じである。

◇─「A―完全反立(アンチサーシス)
ユーハバッハから与えられた聖文字の能力。指定した2点の間で既に起こった出来事を逆転させる。
自身の「傷を負っている」事実と、ハッシュヴァルトの「傷を負っていない」事実を引っ繰り返す事で大ダメージを負わせた。


滅却師の誇りにかけて、僕は項目を追記・修正する!

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