ノイズ(戦姫絶唱シンフォギア)

登録日:2014/10/03 (金) 16:58:26
更新日:2020/05/24 Sun 23:38:45
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戦姫絶唱シンフォギアシリーズに登場する敵キャラ。


人類を脅かす特異災害の総称。
人間だけを襲い、接触した人間を自身ごと炭素の塊に変えて分解してしまう。

存在を異なる世界に跨らせる位相差障壁によって、
通常物理法則化にある物理的破壊力を減退または無効にする特性を持ち、人間側からの攻撃をほぼ受け付けない。
ただしノイズ側からの攻撃時にはこちらの世界に対する存在比率が増し、
そこにタイミングを合わせ攻撃する事で運が良ければ撃退する事は可能だが決定的な対抗策とは言い難く、
実質対抗できるのは位相差障壁を無効化できるシンフォギア・システムだけである。

実は自然発生率は、東京都民が一生の内に通り魔事件に合う可能性より低いが、
フィーネの仕業により私立リディアン音楽院高等科周辺では異常な頻度で発生が頻発している。

その正体はバラルの呪詛によって交互理解を失った先史文明の人類が、同じ人類のみを殺戮する為に作り出した自律兵器。
異世界に存在するバビロニアの宝物庫で生産&保管され、後述のソロモンの杖は鍵的な役割を持つ。

その物騒過ぎる特性や設定に反して、昭和の特撮の怪獣や怪人から凶暴さを抜いたようなユニークなデザインをしており、
視聴者や製作者からは実質作品のマスコットとして親しまれている。
また大概動きがゾンビのように緩やかで、登場人物達が戦闘中に会話しても攻撃してこないという状況が度々あり、空気が読める敵とも言われる。
自分たちの本拠地に乗り込んでくる適合者たちを、大勢のノイズたちが攻撃態勢も取らずに棒立ちで見送ったりする姿は最早ギャグである。
また、『G』『GX』のBD/DVDの映像特典『戦姫絶唱しないシンフォギア』シリーズではタイトル画面でどう見ても日常生活をエンジョイしているノイズ達が描かれている。

…と、完全に萌えキャラと化している感があるが、モブに対してはとても厳しく、容赦なく殺戮している。ゆるい見た目もあって余計に不気味である。
また、敵サイドの思惑によって主人公たちにとって嫌な場面で襲ってくることもあり、厄介な敵・人類の天敵という役割もきっちりとこなしている。


「特異災害」の名称の通り、この手の敵には珍しくある程度知名度がありニュースによっても報道されている。
上記の通り自然発生率は相当低いが対策として、都市部を中心に避難警報やシェルターを設置、疎開の検討、被害者への補償金があるが
効果があるのか疑問が残る上、この手でよくある政治アピールやと金の問題が指摘されている。
また上記の通りある程度は知名度はあるものの、その存在上シンフォギアや聖遺物が関係する為ノイズ災害の詳しい詳細(適合者の活躍や聖遺物の存在、物的被害)は
完全機密事項であり、その様子を一般市民の目に通る場合は多少の差はあれ政府トップにより情報隠蔽が行われている。

特に2年前のライブ会場の惨劇ではシンフォギアの存在、ネフシュタン機動実験など知られたらまずい事が多い為大部分を情報隠蔽により隠された為、
週刊誌がノイズ以外の死因の詳細を細かく指摘し多数の憶測、補償金などの要因もあり絶許マンと化した犠牲者遺族や俺は嫌な思いしてないから的の
正義感に走った住民により立花家は迫害、バッシング、いじめに合うという悲惨な状況と化した。


★完全聖遺物『ソロモンの杖
ノイズを任意で発生させ、更に制御して使役できる機能を持つ完全聖遺物。
1期2期通して敵役達によって使われる。多分OTONAへの対抗策。

アメリカ政府から研究目的でフィーネに譲渡され、1期開始前に雪音クリスの歌によって起動し、
前半はクリスが、後半はフィーネが使用した。
1期での戦いの後、回収され日本政府の管理下に置かれるが、
2期1話で米国の聖遺物研究機関と共同で研究する為、米国基地で搬送される途中で、
ノイズの仕業と見せかけウェル博士に強奪され、以降は彼が使用する事になる。
終盤で自責の念を感じたクリスと翼によって奪還され、
最終決戦では未来のダイナミック槍投げによってバビロニアの宝物庫にノイズ達や爆発寸前のネフィリムと共に封印される。

★種類一覧(名称は設定資料集から引用)

○雑魚ノイズA(オタマジャクシ型)
  両生類のような姿をしたタイプ。登場頻度は高い。シンフォギアの影響下でのカラーリングは青。
  普段はスライムのように可愛い形をしているが、時折生々しい手足が生える。
  響はこいつを素手で殴ったことがある。

○雑魚ノイズB(飛行型)
  鳥のような形をしたタイプ。
  シンフォギア影響下でのカラーリングは緑。……だったのだが、Gでは何故かこいつだけカラー変更され青色に。
  体を捻り槍状になり、空から人々に襲いかかる。

○雑魚ノイズC(人型)
  ウルトラシリーズの宇宙人みたいな形をしたタイプ。シンフォギア影響下でのカラーリングはオレンジ。
  体を不定形にし飛ばして特攻するのが攻撃手段。
  手がアイロンみたいな形状に見える事から、そのままアイロンさんと呼ばれる事が多い。
  登場頻度も高く、そのノイズを象徴するような愛嬌ある姿から代表格みたいな扱いをされる。

○雑魚ノイズD(攻撃人型)
  手が刃状になってるなど、人型をより攻撃的な形状にしたようなタイプ。
  シンフォギア影響下でのカラーリングは赤の頭部に青緑のボディ。

○雑魚ノイズE(ナメクジ型)
  オタマジャクシ型を一回り大きくしたような外見。シンフォギア影響下でのカラーリングは赤紫。
  前面の触手を伸ばして攻撃する

○雑魚ノイズF(捕獲型)
  水飲み鳥のような形をしたタイプ。シンフォギア影響下でのカラーリングはオレンジのボディに、薄い青緑の頭部。
  頭頂部から嫌らしい白濁の粘液を放ち、相手を拘束する能力を持つ。
  話の佳境である翼の絶唱や響の重症に関わったり、嫌な意味で空気を読むヤツ。

○雑魚ノイズG(空輸型)
  気球のような形をしたタイプ。
  ネフィリムを空輸するも、翼と二課の連携で撃破される。

○ボスノイズA(強襲型)
  レッドキングエレキングが混ざったような一際怪獣染みた外見のタイプ。
  1期では毎回OPラストで倒される。
  奏のLAST∞METEORの主な被害者。

○ボスのイズB(徘徊型)
  巨大な人型タイプ。シンフォギア影響下でのカラーリングは緑。
  首が無く、ジャミラキングジョーを思い出すようなスタイル。
  カットインは出ていなかったものの翼の天ノ逆鱗の(おそらく)唯一の被害者。

○ボスノイズC(合体型)
  雑魚ノイズが複数集合し、合体したタイプ。
  オタマジャクシ形のお歯黒べったりのような口が付いた外見。
  背中に生えた葉のような部分を飛ばして攻撃する。
  二期6話ではネフィリムに左腕を食われて暴走した響を止めるためにウェル博士に召喚されたが、
  その大口に飛び込んできた暴走ビッキーに体内からフルボッコにされて散った。

○ボスノイズD(分離型)
  ブドウをそのまま擬人化したような外見のタイプ。
  ブドウの果肉に当たる部分を飛ばし爆発させるのが主な攻撃手段。
  もはや人類の敵とは思えないような愛らしい外見から人気が高く、単独でTシャツの柄になってたりする。

○ボスノイズE(多足型)
  タコのような外見をしたタイプ。音に反応して獲物を捕捉する。
  そのため、ギアを纏っていない状態で出くわすと装者でも危険に。
  未来を追い掛け回して、ジャンプして押しつぶそうとしたり見かけに反してアグレッシブ。

○ボスノイズF(要塞型)
  都庁と怪獣が混ざったような外見のタイプ。
  かなりの重装甲を持ち、弾丸状のノイズを撃ちだして攻撃する。

○ボスノイズG(空母型)
  飛行形を巨大にしたような形のタイプ。
  自分から攻撃はしないが、体内に雑魚ノイズを大量に格納し地上に投下させる。

○ボスノイズH(翼獣型)
  ソロモンの杖を狙って現れたノイズを率いていたタイプ。
  機動能力がかなり高く、クリスの攻撃をことごとく回避し苦戦させるが、
  響の機転で倒される。

○ボスノイズI(巨大増殖分裂型)
  武装組織フィーネが二課との初戦で呼び出したタイプ。
  緑色の肉塊を纏い、その中の本体は脊髄に足が付いた外見で、ノイズにしては珍しくグロテスクな姿をしている。
  攻撃されると増殖と分裂をする特性を持つが、響達のS2CAトライバーストで一掃された。


黙示録の紅き竜
ネフシュタンの鎧と一体化したフィーネが自らに突き刺したソロモンの杖によってノイズを結集させて作り出した超大型躯体
デュランダルを含む完全聖遺物三つの重ね技で以てXDモードの響達を圧倒したがうっかりした発言から着想を得た翼とクリスの連携によりデュランダルを奪還され
ガングニールとデュランダルの共鳴で高められた響、翼、クリスの三人のエネルギーを込めた全力全開の一振り「Synchrogazer」の前に敗れ去った


『GX』では『G』の終盤でネフィリム・ノヴァがバビロニアの宝物庫内で引き起こした甚大な被害とソロモンの杖の消失により全滅したと推定されており、
『GX』の時間軸においてノイズ発生は確認されていない。しかし…



アルカ・ノイズ

キャロル一派が錬金術で以て作り出した新種のノイズ。
オートスコアラーらが持つ結晶体から発生し、赤い魔法陣のようなものから出現する。
外観こそ通常のノイズとあまり変わらないがチューニングさえすればあらゆる物を分解できるようになっていてシンフォギアすら分解する事が可能となったが、霧散する時は赤い粒子状に為って霧散するという違いが有る。
腕の先端などに位置する白い発光部位は「解剖器官」と呼ばれこの部位に接触されたものは干渉破砕効果によって赤い塵へと分解されてしまう。

などと物騒な力を持っているもののやはりノイズの系譜であるためか良く空気を読む。
エネルギーの大半を分解能力に回している為、位相差障壁は通常のノイズよりも弱くなっている。

第4期シンフォギアAXZにおいてはパヴァリア光明結社の暗躍で軍事政権国家の兵器と化しているのだが、元々ノイズはバラルの呪詛によって相互理解が出来なくなり、敵対する人間を鏖すために作り出された物なので、悲しい事に数千年の時を経た現代において本来の役割を担っているのである。


★種類一覧(名称は仮称)

○アルカ・ノイズA(オタマジャクシ型)
  雑魚ノイズAに非常によく似た姿を持つタイプ。
  腹部から腕が生えていて、先端に鎌状の解剖器官を持つ。
  立ち上がることが出来、よく見ると口らしきものがある。

○アルカ・ノイズB(砲撃型)
  顔と思しき部位からそのまま手と足が生えたようなタイプ。
  頭頂部から生える大きな管で解剖器官を撃ち出して戦う。

○アルカ・ノイズC(人型)
  雑魚ノイズC(アイロンさん)に非常によく似た姿を持つタイプ。
  アイロンさんとの大きな違いは腕であり、こちらはペロペロキャンディーのような解剖器官が付いている。

○アルカ・ノイズD(攻撃人型)
  侍を彷彿とさせる外見を持つタイプであり、戦闘力に優れている。
  解剖器官は腕先端から生える巨大な針状のもの。通称武士ノイズ。

   デザイン原案は翼役の水樹奈々氏であり、出典はシンフォギアライブ2013。
   一部のOTONAたちの悪ふざけにより本編に登場するノイズとして抜擢された。
   なお、劇中で翼が描いたアバンギャルド画力な武士ノイズ像は水樹氏の絵そのままである。

○アルカ・ノイズE(?型)
  皮を剥きかけた巨大なバナナのような一風変わった外見を持つタイプ。
  尻尾の先端に針状の解剖器官を持つ。通称バナナノイズ。

   デザイン原案はナスターシャ教授役の井上喜久子氏であり、同じく出典はシンフォギアライブ2013。
   武士ノイズ同様にツガイウイングらの手により本編へ登場することとなる。

○アルカ・ノイズF(飛行型)
  コウモリのような外見を持つタイプ。
  突進してありとあらゆるものを分解する。

○アルカ・ノイズG(空母型)
  まん丸の豚にプロペラをたくさんつけたタイプ。
  空を飛び、飛行型アルカ・ノイズを手足から放出する。

○アルカ・ノイズH(怪獣型)
  ウルトラ怪獣のツインテールのような外見を持つ大型タイプ。
  GXの最終決戦時にはXDモードの調と切歌の武器を合体させたルンバっぽい乗り物に切断された。

○アルカ・ノイズI(怪獣型)
  ハサミを解剖器官に持つ、まんまウルトラ怪獣な外見の大型ノイズ。
  最終決戦に登場し、都庁周辺を破壊した。
  また、AXZで召喚された際はハサミの内側から小型のアルカ・ノイズを量産してみせた。
  ちなみにGXデザインアーカイブにはバルロン・ノイズという名前で載っていたり



カルマノイズ

スマホアプリ『戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED』の期間限定イベント『片翼の奏者』において登場した新種のノイズ。
姿かたちだけならば通常のノイズが黒くなっただけに見えるが、その性能は段違い。
装者たちの攻撃を躱して反撃に出たり、生半可な攻撃では倒し切れず、復元してしまう。

しかし、カルマノイズの最大の脅威にして、通常のノイズとの最大の違いは、人間のみを無尽蔵に一方的に炭素分解できることである。

この項目の最初の方で述べたが、通常のノイズは捕捉した人間を自身ごと炭素の塊に分解する。
ノイズは同体積の人間を分解すると自身も炭素と崩れ落ちる性質を持っており、基本的に雑魚ノイズ一体で人間一人を分解すれば消える。
体積が大きく雑魚を生み出す能力を持つボスノイズがいなければ、言い方は悪いがノイズの数以上の犠牲者は出ない。
出現したノイズがアイロンさん一体だけならば、最悪でも犠牲者は一人で済むのだ。
しかし、カルマノイズにその常識は通用しない。たとえ小型のオタマジャクシ型であろうと、こいつが居続ける限り犠牲者は増え続けることになる。

よって、早急に倒す必要があるのだが、前述の通りこのカルマノイズ、通常のノイズやアルカ・ノイズよりも段違いに強い。
最初にこのノイズが観測された並行世界で交戦した際には、姿こそよく見るアイロンさんだったにも関わらず
翼とマリアという総合力がトップクラスの装者二人でも苦戦を強いられ取り逃がし、
響と並行世界の装者である天羽奏を加えて再戦した際にもイグナイトモジュールの使用をしてなおギリギリの戦いとなるほどの強敵だった。

……だが、カルマノイズの脅威はこれだけではなかった

カルマノイズを倒すために、イグナイトの使用をした響たち三人だったが、一瞬破壊衝動に飲まれそうになる。
その場のカルマノイズはそのまま倒すことが出来たが、異変は次のカルマノイズと戦った時に起きた。

新たに出現したカルマノイズを前に、イグナイト無しで戦える相手ではないと判断した響とマリアが抜剣を行おうとすると、
再び強い破壊衝動に飲まれそうになる。二人は咄嗟にイグナイトを解除することで対応したものの、反動でしばらくの間動けなくなってしまう。
その場はどうにかしてやり過ごしたものの、カルマノイズは再び姿を消してしまう。

機能に不安を抱えたまま戦うのは危険という並行世界の櫻井了子の忠告に従い、
元の世界でエルフナインにギアを見てもらうことになった響とマリア。しかし、ギアに異常は見つからなかった。

念のためにメディカルチェックを受けようとした時に、並行世界から漏れ出たノイズが出現。
元の世界で任務に当たっていたクリス・調・切歌が現場に向かい応戦していると、なんと並行世界で取り逃がしたカルマノイズが元の世界で出現。
しかもカルマノイズの周囲にいた人たちが互いに互いを襲い始め、ちょっとした暴動状態になっていた。
クリスたちは抜剣して対抗しようとしたものの、響たちと同じように破壊衝動に飲まれかけ解除。
カルマノイズは自然と消滅し、再び取り逃がすこととなった。

以上の件から、エルフナインが分析したことは二つ。
一つは、並行世界の異常を早急に収束させなければ、元の世界にもカルマノイズが出現するようになってしまうこと。

もう一つは、カルマノイズ自体が、人に破壊衝動を植え付ける『呪い』を持っているということである。
イグナイトの不調は、魔剣の呪いと、カルマノイズの呪いが重なった結果起こったものだったのだ。
このことから、カルマノイズ相手にイグナイトの使用は自殺行為と言うことで、以後イグナイト無しで戦っていくことを強いられる。
そしてエルフナインと、『片翼の奏者』の世界の了子の分析により、

  • カルマノイズは人の多いところに出現する
  • その中でもフォニックゲインが高いところに出現する
  • 一定範囲内の人の数が少なくなると撤退する

という法則性が有ることが判明している。
これらのことを元に、装者たちはカルマノイズ殲滅作戦を進めていくこととなる

しかし、続く並行世界イベント『ヴァルキリーズ・サマー』においては、人がほとんどいなくなった島という、
前述の法則性とは異なる条件下で出現したため、未だ不明な部分が多い。

後のイベントで登場した融合症例のままノイズとの戦いを続けていた『翳り裂く閃光』の世界の響は、融合した聖遺物によって増幅された破壊衝動の影響か、
弱ったカルマノイズを吸収してしまい、呪いとそれに抵抗する体内のガングニールのせめぎ合いで、生きているのが不思議な容体になってしまった。
その事を知って自棄になってしまった響は、更にカルマノイズを吸収してしまったことで、完全に暴走状態となってしまった。

そして並行世界のフィーネが登場するイベント『先覚の協力者』において、先史文明紀より記憶を継いできたフィーネでも知らないという事、
更にソロモンの杖のコマンドを受け付けないという特性も判明した。

+そして…
イベント終盤、ソロモンの杖によって大量発生したノイズと、デュランダルのエネルギーを暴走させ爆発寸前のカ・ディンギル、
さらに激戦によるフォニックゲインに引き寄せられたのか現れた3体のカルマノイズをどうにかするため、黙示録の赤き竜となったフィーネ。
先述通り、カルマノイズはソロモンの杖のコマンドを受け付けないため、竜になる時点では吸収されなかったが、フィーネが駆る竜が三体とも一気に喰らい消滅させる。
一件落着かと思われた直後……

「うッ、ぐう――ッ!オオオオオ――……ッ!」

突如苦しむかのような叫びを上げ、暴れ始める黙示録の竜。
そう、3体のカルマノイズを取り込んでしまったことで、あのフィーネでさえ破壊衝動に取り込まれ理性を失い暴走してしまったのだ。
それを示すかのように、黙示録の赤き竜の躯体もところどころ黒く変色し、どころかフィーネが手に持つデュランダルまでも一部変色してしまっていた。

響も暴走してんだし驚くことか?と思う者もいるかもしれない。
しかし1期の公式HPの用語集によると、響と同じく暴走の危険性を孕んでいる融合症例にも拘わらずフィーネの精神が安定した様子を見せていたのは、
彼女が数千年の時を生きてきた「精神の怪物」とまで呼ばれる存在であったから、と言われている。
数千年も他者の精神を乗っ取り続けてきたフィーネの精神力は、過酷な環境に翻弄され続けた少女のそれよりも遥かに強靱なのだ。
実際、黙示録の竜はネフシュタンの鎧と同時にソロモンの杖とも融合し、更に暴走を誘発させる危険性が大きいデュランダルの力を平然と奮っていたのである。
そして融合した聖遺物は、異物であるカルマノイズの呪いには抵抗する。

そんな状態のフィーネをもってして、辛うじて取り戻した理性も僅かな間しか押し留められないほど強力な呪い。
いったいなぜ、そんな得体の知れない呪いを持っているのか。
カルマノイズの謎は深まるばかりである……。



更に並行世界のセレナが登場したイベント『イノセントシスター』ではネフィリムに捕食され、完全体(ノヴァとはまた別物)にまで成長させるというまさかの事態に発展した。
ちなみに本来、ノイズは聖遺物とはまた別口で、ネフィリムのエサにはなり得ない。(『先覚の協力者』世界のウェル博士より)
というか、それでいいんだったらGでネフィリムのエサに困ったりしてない。
にも拘わらずカルマノイズを喰ったネフィリムは完全体へと成長を遂げた事に加え、カルマノイズの呪いまでも振りまく厄介極まりない形態に。
これはあらかじめネフィリムが喰らっていた無数の聖遺物のなにかしらが影響したものと作中では見られているが真偽は不明。
なおこの頃になると装者たちも相手するのに慣れてきたのか、相手がカルマノイズ一体ならば2人以上の装者が連携して再生の暇を与えない飽和攻撃を浴びせることで撃破できるようになっている。
依然として強力な敵という事に変わりはないが、絶唱やS2CA、エクスドライブ、一か八かになってしまうイグナイトなどの
リスクの大きな戦術に頼らなくても倒せるようになったというのは装者たちの成長の証であり、今までの軌跡の成果である。

ちなみに、基本的に通常のノイズがカルマ化したパターンが多かったのだが、
片翼の奏者ではラスボスとしてぶどうさんのカルマノイズと一緒に、砲撃型のアルカ・ノイズがカルマ化したものが出現した。
通常のノイズのみがカルマノイズになるというわけではない模様。




聖遺物持ちノイズ(仮称)

スマホアプリ『戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED』において登場したノイズ。
聖遺物や哲学兵装と言った異端技術の何らかを取り込んでしまったノイズ。

期間限定イベント『ヴァルキリーズ・サマー』においては、ポセイドンの槍で有名な聖遺物・トリアイナの欠片を取り込んだノイズが、
その後の期間限定イベント『和装乱舞』においては、犠牲者の怨念と伝承により哲学兵装と化し、
本当に呪いを持つようになってしまった妖刀・ムラマサの欠片を取り込んだ武者ノイズが登場した。

本来ノイズに聖遺物と同化してしまう性質はないのだが、
エルフナインは『多くの命を奪った武器』と『人を殺すために作られたノイズ』の性質が親和性を持つことで、同化してしまったのだろうと推測。
同化の原因は聖遺物・哲学兵装側にあるとのこと。

トリアイナを取り込んだノイズは通常種と大きな差異はないのだが全体的に強化されているらしく、海辺という環境も相まって、装者たちが苦戦するところが見られた。

武者ノイズに至ってはクリスの弾丸を斬って防ぐ、調と切歌の同時攻撃を見切っていなすといったSAKIMORIじみた芸当を見せるばかりか、
『周囲の者を不幸にする』という呪いを振り撒き、何もないところで転ぶ、避けた先にたまたま味方がいて激突する、などといったアクシデントを引き起こし、
担当していたクリスたちは対抗するために、弦十郎の2日間耐久時代劇アクション映画特訓と翼の防人講座という苦行に挑まなければいけないハメになった。

ちなみに、当然のようにこいつらもカルマ化する。バランス的な意味もあるからか流石にイグナイトやS2CAでないと倒せない、なんてことはなかったが



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