Gストリーム/スプレマシー・ギア

登録日:2016/12/14 Wed 07:13:13
更新日:2023/09/09 Sat 19:43:28
所要時間:約 7 分で読めます







◇Gストリーム


【概要】

漫画『ガンダムEXA VS』に登場する機体。
マーズIのアル・アダがセシア・アウェア・プリモを利用して入手したエクストリームガンダムのデータから開発した簡易量産モデル。
頭部はいかにも量産型なゴーグルタイプのメインカメラになっている。
カラーリングはアル・アダ軍仕様が黒、テミス機は白と緑、
ピーニャ機は赤いカラーリング以外にも頭部が彼女の頭髪をもとにしたセンサー搭載型に変更されている。

性能自体はオリジナルよりはるかに劣るが、非常識なex-機、進化したレオス用のtype-レオスと比べ扱いやすく改良されている。
また、オリジナル同様どのGAデータにもダイブ可能であり、アル・アダ軍は、多数のGAデータへ同時に侵攻する際に使用している。
設定画を見るにtype-レオスの各フェースの武装を搭載可能のようだ。
ちなみにオリジナルのセシアは機体を勝手に複製されて量産されたことに対して憤慨していた。

○主な武装

  • ビームガン
小型の手持ちビーム兵器。
おなじみ接近戦用武器。
  • バズーカ
肩に担いで使用する大型のバズーカ。描写を見るにビームらしい。主にテミス機が使用。

○劇中の活躍

アル・アダが「史上最大の戦い」(アルティメット・コンクエスト)のために生産を進めていた。
テミス機はプリモが西暦世界に宇宙漂流刑されたノーノを救助してもらうために与えられた。
ピーニャ機はプリモがコズミック・イラ世界にダイブしていたレオスを呼び戻すために与えた。
西暦世界ではテミス機がヤークトアルケーと戦闘を繰り広げる。
その後、遅れてやってきたレオス達と合流した後、アル・アダ軍の機体が襲来。
完成したエクストリームガンダム type-レオスⅡと激闘を繰り広げるも介入してきたガンダムハルートに消し炭にされた。

その後、「史上最大の戦い」では描写で確認されるだけでも宇宙世紀世界のア・バオア・クー宙域、西暦世界、
そして総大将アル・アダの進攻するコズミック・イラ世界のアメノミハシラ付近の宙域に侵攻を開始した。
(また、もともとマーズIに存在したダークセシアが軍備を進めさせたことから、
発言のあった未来世紀、及びそれ以外のほかのガンダム世界にも侵攻した可能性がある)

ア・バオア・クーでの戦いでは連邦ジオンお構いなしに攻撃していたが、再生したキース・オルス率いる部隊が迎撃している。

数は多いものの性能がオリジナルのエクストリームと比べはるかに劣るためか、
重装フルアーマーガンダム7号機やゴールドフレーム天ミナなど、各世界のワンオフ機との性能差にはかなわず撃破されている。

アル・アダ軍との闘いが終結した後はそれぞれの世界に進攻していたGストリームは退却した。



さあ始めよう
私の史上最大の戦い(アルティメット・コンクエスト)を!

◇スプレマシー・ギア


【概要】

アル・アダがtype-レオスIIとの闘いに備えGストリームをベースに開発された機体。
ロウ・ギュールにデータを与えて開発してもらった。カラーリングは白。
アル・アダの注文は「エクストリームガンダム type-アル・アダ」……なのだが丸みを帯びたデザインやむき出しのパイプ、
そして角みたいなのは生えているがカメラがツインアイではないとパッと見ガンダムには見えない。その上ベース機の面影がほとんどない。
(それでも角らしき部分のおかげでG-ルシファーよりはギリギリガンダムに近い頭部にはなっている)
また、その他の外見上の特徴として背部に4基のロング・スラスターやところどころ紫色に発光する部分がある。

○武装

手持ちのビーム兵器。拡散して再誘導する機構も持つ。
ビームの色はコズミック・イラ世界仕様か緑。

  • ビームサーベル
おなじみガンダムの接近戦用武器。サーベルの柄は黒。
ビーム刃はコズミック・イラ世界ベースかピンク。

  • スプレマシー・ブースト
肩部から放たれる射撃兵装。
エクストリームガンダムRたち4機を一撃で大破させた。

  • バリア・フィールド
エクストリームガンダムRたち4機の攻撃を同時に受けてもビクともしないほど頑丈。

○劇中の活躍

アル・アダが「史上最大の戦い」(アルティメット・コンクエスト)、そしてレオスとの決闘のためにロウ・ギュールに開発させた。
コズミック・イラ世界に侵攻したアル・アダとそれを迎え撃つレオスが激闘を繰り広げる。
途中、ダークセシア4人の介入があるもそれを意に介せず一撃で撃破、撤退させる。
スプレマシー・ギアのパワーが上がっていく中、type-レオスIIも食らいつくが、ジェス・リブルに「(レオスの)あの戦い方はヤバい」と言われるほどの状況になる。




まだ楽しみ尽くしてはいないからな
スプレマシー・アーマー!!

スプレマシー・アーマー


【概要】

スプレマシー・ブースターとも呼ばれる外部ユニットとスプレマシー・ギアがドッキングした巨大MA。
その破壊力・防御力はスプレマシー・ギアとは比べものとならない。
データ自体はロウ・ギュールが仕上げていたがアメノミハシラではスペースがないためアル・アダにデータを提出、その後アル・アダが完成させた。

○武装


  • 収納式巨大クローアーム
肩アーマーに搭載された収納式クローアーム。

  • ビーム砲門
全身に無数のビーム兵器の砲門が搭載されている。

また、ビームライフルの攻撃を防いでるような描写があるため、Iフィールドに類する機能を搭載していると思われる。

○劇中の活躍


「EA計画」の前の余興をまだ楽しみつくしていないと語るアル・アダがスプレマシー・ブースターを召喚。
ドッキングしtype-レオスIIと第二ラウンドを繰り広げる。
type-レオスIIもリミッターを解除し、データ世界に過剰な負荷をかけ、
「勝利のために命は要らぬか」と言われるほどの力でスプレマシー・アーマーと死闘を繰り広げる。
リミッターを解除したtype-レオスIIの一撃をもってスプレマシー・アーマーの右肩部を破壊する。
敗北を悟ったアル・アダは「EA計画」の真相とその真実を知った時の絶望をレオスに語る。
語り終えたアル・アダはレオスに「Gダイバーとして戦い、私を殺しEA計画の呪縛から解き放て」と叫ぶが
その時新たに出現した謎の巨大MAの襲撃を受ける。
端から見たらUFOキャッチャーのように捕獲されたスプレマシー・アーマーはダイブオフさせられた。

しかし、この戦いで機体にかかった負荷はtype-レオスIIとレオスを蝕んでいた……。


◇スプレマシー・ギア(再生産機)


【概要】

イクス・トリムが人類進化同盟の4人に与えたスプレマシー・ギア。
カラーページで登場していないので色は推測になるが、
カラーはおそらく「コメット」が赤、「マスター」が黒、「バロン」が白、「ドール」が紫と思われる。
「マスター」機は「極熱スプレマシーフィンガー」を使用可能になっている。
また、「ドール」はELSにスプレマシー・ギアとスプレマシー・アーマーの情報を与え、ELSに擬態させている。


◇量産型スプレマシー・ギア(仮)


【概要】

トリムが生産したと思われる量産型のスプレマシー・ギア。
量産型のカスタムモデルをベースに簡易量産型を生産したというずいぶんややこしい経緯である。
丸形の頭部にモノアイ、右肩にシールド、左肩がトゲ付きのショルダーアーマーとザクを意識したデザインになっている。
最初に登場したのはコズミック・イラ世界。アークエンジェルを襲撃するがエクストリームガンダム type-セシア エクセリアに撤退させられる。
その後宇宙空間で運悪くゴールドフレームを駆るロンド・ギナ・サハクに遭遇。ナイフで刺され機体は沈黙させられる。

また、この時のパイロットのセリフから、トリムはこの機体をあらゆるGAデータに潜ませているらしい。


■外部出演とか


漫画作品由来なためかガンプラなどの立体物化に恵まれない。
『ガンダムEXA VS』はゲーム『エクストリームバーサス』シリーズと連動しているが、登場できていない。
(関係者が語るには漫画版限定の機体らしい……)
当然(?)ほかのゲームにも出れていない。

しかし、ex-やアル・アダ、そしてトリムが過剰なまでの戦闘能力及び破壊力の兵器を求めたのは世界を破壊するために必要な
滅びることを知らぬ番人厄祭齎す天使の軍団といった化け物クラス複数体を同時に相手し、
確実に勝利すること」という前提条件を解決するためだったのかもしれない……。




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最終更新:2023年09月09日 19:43