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ア・バオア・クー(機動戦士ガンダム)

登録日:2011/12/31 Sat 11:21:13
更新日:2026/04/08 Wed 16:39:49
所要時間:約 5 分で読めます





「私は、ア・バオア・クーで指揮を執ります!
ま……勝って見せますよ。そのうえで、真のニュータイプの開花を待ちましょう……
ヒットラーの尻尾の戦いをご覧ください」


ア・バオア・クーとは、『機動戦士ガンダム』に登場するジオン軍の宇宙要塞である。


【概要】

名前の由来は「千夜一夜物語」に登場する魔物「ア・バオア・クゥー」から。
青葉区ではない。というか、機動戦士ガンダム放映当時「青葉区」という地名は存在していない。

アステロイド・ベルトに浮かんでいた小惑星を資源目的で地球圏へと運び、それを要塞に改装したという経歴を持つ。
傘ともキノコとも見て取れる外観が特徴で、円盤形の小惑星と円錐型の小惑星を二つ繋げて一つの資源衛星・一大拠点となった。
その独特な構成上、要塞の上部と下部を繋ぐ接続部が脆弱となっているが、言い方を変えればそこに向かう敵部隊に対して火線を集中させやすくもなっている。
また中央部分が接続部という都合からか、要塞司令部を中央や内部に設営できず、円盤部分の頂点から突き出たタワー部分が総司令部となっている。普通に危ない。*1
実はソロモンが「資源採掘は終わったので空洞部分が多く、それ故に内部に司令部を作れた」のに対して、ア・バオア・クーは「まだ資源は取り尽くしてはいない」ということで、それも司令塔が外にある理由らしい。
そのおかげでか、MSや各種兵器を生産する資源を自力調達できるというメリットもあり、内部の工廠をフル稼働させて生産拠点としても運用されていた。

立地的にはソロモン、グラナダと共にサイド3本国防衛ラインの一角であり、その中でも本国に一番近いが為に最重要拠点でもあった。
そのためジオンも強固な防衛体制を執っており、地球連邦軍は当初本要塞をスルーして直接サイド3に侵攻する予定だった。
しかし、連邦軍の集結地点ゲル・ドルバに撃ち込まれたコロニーレーザー「ソーラ・レイ」によって、連邦側の総大将レビル将軍もろとも連邦艦隊の約30%以上が失われてしまう。
(この時、独断で連邦と和平交渉に向かっていたジオン公国公王デギン・ソド・ザビも艦やクルーもろとも同時に死亡)

ソロモンから移送中だったソーラシステムも損失したことにより、戦術の変更を余儀なくされた連邦艦隊は、急遽目先の脅威であるア・バオア・クーの攻略を決定。
時に宇宙世紀0079年12月31日08:10、こうして一年戦争最後の戦いの火蓋は切られるのであった……。



◇連邦側戦力

戦艦18隻
巡洋艦98隻
MS約4800機(ボール等も含む)
輸送艦84隻
パブリク突撃艇110隻

ソーラ・レイの打撃で大きく戦力を減じ、司令部も壊滅、切り札ソーラ・システムも失うなど、戦う前からかなりの被害を受けてしまう。
数においてはそれでも敵より互角以上だったが、要塞攻略戦である点を踏まえると必要十分とは言い難く(実際、作戦説明の際にミライが「いかにも戦力不足ね」とこぼしている)、
主力のモビルスーツ(MS)であるジム・シリーズとボールの性能は敵の新型(ゲルググ等)よりも見劣りしてしまう上に、表記上でこそジオンのMS数を上回っているものの、ジムの数の不足をボールで埋めているありさまである(具体的にジムとボールが何割ぐらいなのかは不明だが、資料によるとジム1機に対してボール2機が標準的な編隊とされている模様)。
しかし教育型コンピュータの搭載によるパイロットへの負担軽減の他、兵士の大半がホワイトベースを筆頭にこれまでの戦闘を生き残ってきた歴戦の兵であり、その練度は高かった。
ジムもこの時期にはアップグレードが進められ、ジム改ジム・コマンドジム・キャノンが少数ながら投入され、敵新鋭機への対抗馬となった。



◇ジオン側戦力

戦艦数隻
空母2隻
巡洋艦41隻
MS3600機
MA10数機
ジッコ46隻

戦力はザクⅡリック・ドム等を中心として、性能で言えば連邦主力のジムを大きく上回るゲルググ、更にはモビルアーマー(MA)のビグロビグ・ラングなどが少数ながらも量産・配備され、数では連邦にやや劣るが、質面では上回った。
要塞の固定砲台やミサイル衛星ミサイルなども当然強力な戦力である。
加えてソーラ・レイによる打撃、ギレン・ザビ総帥の演説も加わり、兵士の戦意も絶好調に達する。
しかしこの時点では既にジオンは人的資源が尽きており、ゲルググやリック・ドムなど新鋭MSパイロットは学徒などの新兵が中心、熟練兵の搭乗機体はジムに劣るザクⅡやザクⅠが中心であった。


◆防衛体制

ア・バオア・クーは、周辺宙域を4つのエリア(フィールド)に区切り防衛体制を敷いていた。

各フィールドを時計回りにN・E・W・Sとし、それぞれのフィールド間の対空砲の「穴」を埋める形でドロス級空母を配置していた。




W←●→E


  • Nフィールド
サイド3、本国を正面に臨むエリア。
それだけにジオン軍の防備も厚く、連邦軍も戦力の多くを投入した為に同攻防戦で一番の激戦区となった。

ジオン側はドロス級一番艦「ドロス」を筆頭に新鋭機ゲルググ、MAのビグロやビグ・ラング等を多数投入。
更にエース部隊「キマイラ隊」をも配置し、万全の体勢で決戦に臨んだ。

対する連邦軍も、ソーラ・レイの被害を受けず無傷だった第二、第三大隊を中心とした艦隊主力でこれを攻め立てた。


  • Eフィールド
月の裏側、グラナダ方面を臨むフィールド。
そのため緊急時の撤退ルートとしても使用される。
IGLOOにてヨーツンヘイムが配置されたのはここ。

連邦軍は、ドロス級が配備されてない事もあり二線級のフィールドと見なし他のフィールド程戦力を投入していないためか、キシリア・ザビ率いるグラナダからの援軍艦隊がここから進入してきている。
それでも戦力比6:1とジオン側を圧倒していた。

ビグ・ラングなどの活躍もあり、戦闘終結と残存艦隊の撤退完了まで戦線が維持出来た唯一のフィールドでもある。


  • (Wフィールド)
…描写が無いため一切の詳細不明

  • Sフィールド
地球を正面に臨むフィールドであり、ア・バオア・クーの「正面」ともなるフィールド。

主にソロモンから撤退してきた宇宙攻撃軍の部隊が多く配備されており、防空担当のドロス級二番艦「ドロワ」も元ドズル麾下である。
アナベル・ガトーも同フィールド防衛に就いていた。
また、エギーユ・デラーズ大佐率いる親衛隊が配備されていたのもここ。
シャア・アズナブルジオングが出撃していったのもここ。

一方の連邦側は、第一大隊の残存艦とホワイトベースをかき集めてこのフィールド攻撃に挑んだ。艦艇数は25隻らしい。



◇戦闘経緯

まず、連邦艦隊はミサイル攻撃でジオン側の斥候を撃破。ついでパブリク突撃艇隊によるビーム撹乱幕の展開が行われた。
しかしジオン側がミサイル主体での対空砲火で対処した事により、あまり効果は無かった。

連邦艦隊はやむを得ず、MS部隊を展開しつつN・Sフィールドに接近。
これに対しジオン側は、衛星ミサイルを軌道上にあるものから順次発射。接近中の連邦艦隊はこれにより、かなりの数の艦艇を失う。

ギレンは当初、Nフィールドから進撃する連邦軍を唯一の敵戦力とみていた。
そのため、最初からNフィールドに展開していた戦力に加えて、反対側のSフィールドに駐屯した部隊の半数、更に途中グラナダから合流したキシリア麾下の艦艇もNフィールドに回し、一気に戦力を増強。
更に要塞からの激しい対空砲火と空母ドロスを前面に立てて、優位を保った。

一度はドロス艦隊を前進させて連邦軍に反撃を加えようとしたが、そこにSフィールドから連邦軍第一大隊が突撃を掛けてきたため、ドロスによる総反撃の機会は失われる。
この時点でSフィールドの戦力は先の移動により半減しているが、ギレンはその漸減した戦力でも防衛は可能と判断。
更にシャアのジオングを中心としたMS隊も出撃し、これの迎撃に当たった。
連邦艦隊の攻撃も激しかったが、Nフィールドではドロス、Sフィールドではジオングが粘り、連邦軍を阻み続けた。


しかしこの防衛線の最中、キシリアがギレン総帥を殺害。それにより指揮系統に乱れが生じた。
(これに際して、Sフィールドを進軍中だったホワイトベースのブライトとミライが要塞の防衛力が不自然に低下した事を訝っており、更に小説版の密会ではこの混乱がなければホワイトベースと言えども要塞に接近できなかっただろうとまで言われている)

連邦軍はこの隙を突き空母ドロス、ドロワを立て続けに撃沈。
防衛線を突破して、要塞へのMS隊の上陸・艦隊の直接攻撃に成功し、橋頭保を確保、揚陸開始、と一気に戦いを優勢に進める。

この連邦の猛攻に対し、ジオンは団結どころか、デラーズ大佐率いる親衛隊やそれに便乗した部隊が離脱するなど積年の内紛を引き起こし、防衛戦力は更に低下。
更にキシリアが学徒動員を正確に把握しないままMS部隊を前面に出した*2ため防衛網の乱れが悪化し、次々と壊滅する部隊も続出。
ついにはジオングをはじめとした新鋭MS隊も壊滅し、Nフィールド・Sフィールドともに陥落。
しかも、もとから乏しかった予備兵力まで枯渇して戦線の立て直しが利かなくなり、ついにア・バオア・クーの司令部は指揮能力を喪失。作戦参加の全艦艇に「戦闘を中止し各個の判断にて行動せよ」と命令し各隊に独自に撤退命令が下る。

キシリアもシャアの手で死亡し、要塞も弾薬庫及びミサイル工場から出火。ジオンの最後の頼みの綱であった要塞も断末魔を上げながら陥落した。


◇戦闘結果

最終的に両軍共に戦力を大幅に損耗。


特に連邦軍第一連合艦隊は、MSを4000機を喪失、戦艦・巡洋艦も大半が大破し、現在保有の戦力で一応戦力が残っている突撃機動軍拠点のグラナダ、ドロス級三番艦ミドロ擁するジオン本国サイド3を攻略することは不可能となった。
ただし、この時点でも(ほとんどは世界各地に分散していたにしても)ジム・ボールなどは8000機が実働可能であり、更に4000機以上が生産中だった。
ホワイトベース隊の補充戦力として、無傷のグレイファントムと修理中のガンダムNT-1も存在しており、ルナツー、ジャブローといった重要拠点も健在であることから、時間さえあれば再建は可能だった。
制圧したア・バオア・クーの砲台・防衛設備も、多くは連邦軍の砲撃により破壊されたとはいえ、残った部分だけでもジオンの反撃を迎撃する役には立つ*3
更に後の作品を見る限り、この作戦に参加した艦隊も相打ちに近いほどの被害を受けた訳ではなく、連邦の一般的な兵士やエースなどはかなり生還している。


一方のジオン側には、まだア・バオア・クー戦を生き残った兵士達や、地球や他サイドといった各地の部隊、グラナダとサイド3の戦力、更にミドロがあり、連邦の疲弊した第一連合艦隊と戦うだけの戦力は残っていた。
しかし指導者層が全滅&ザビ家の崩壊でこれ以上戦争をする理由が無くなったこと、デギン公王が生前からダルシア・バハロ首相に講和工作を行わせていたこと、
兵士を始めとする人的資源の枯渇で、連邦艦隊の撃破とア・バオア・クーの奪還はともかくジャブローやルナツー等の連邦軍の大規模拠点の攻略はもはや不可能なこと*4
地球上に残した部隊は今となっては宇宙への引き上げは望めないこと*5
ア・バオア・クーの陥落でジオン本国サイド3が無防備となったこと、
そしてなにより今なら五十億人虐殺やらコロニー落としやら核ミサイル使用やら条約違反やらの戦争犯罪やその責任、その他もろもろを一切合切全部ザビ家に押し付けられること(しかも相手は「死人で口なし」。唯一の生き残りも赤子で、やはり反論など不可能)などから、ジオン側が講和を提案して、連邦もそれを承諾。
ジオン公国は「ジオン共和国」となった。

ここに一年戦争は終結した。


◇戦後の動向

ジオン公国の講和条約締結は、ジオン公国政府の正式の命令(国家元首デギンの遺命と、それを奉じる首相ダルシアの命令)であった。
しかし、戦中からすでに派閥闘争と内紛を起こしていたジオン公国軍の将兵には、「ジオン共和国」を「連邦の傀儡」として認めず、その講和条約も無視。
ジオン残党軍」となって、反連邦ゲリラ作戦を開始する。
そのうちの一派はドズル・ザビ中将の忘れ形見であるミネバ・ラオ・ザビを擁して、マハラジャ・カーンが統治する小惑星アクシズへと逃亡。これに紛れる形でキシリア暗殺後のシャアも離脱している。
そして、ア・バオア・クー戦闘中に離脱したデラーズ艦隊やそれに便乗した部隊、一部の残存艦隊を中心とするジオン残党組織は「デラーズ・フリート」を名乗り、
三年後再び地球圏に混乱をもたらす事になる。



ア・バオア・クーは戦後もジオン共和国に管理され、七年後のグリプス戦役ではティターンズの要塞「ゼダンの門」*6として使用された。
またMS工廠としても使用されており、ヤザン・ゲーブルらが搭乗した事で有名なMSハンブラビはゼダンの門で開発されている。
しかし戦役終盤、マハラジャの娘ハマーン・カーンが小惑星アクシズを衝突させたことにより崩壊し、歴史から退場していった。



【その他の作品】

◇SD作品

SD戦国伝シリーズでは333年に一度出現し、天守閣に自軍の鯱誇を捧げれば天下を取れるとされる「暴終空城」として劇場版『SD戦国伝 暴終空城の章』に、
SDガンダム外伝ではザビロニア帝国精鋭部隊の「魔術師ア・バオア・クー」として『SDガンダム外伝 円卓の騎士編』のサイドストーリー「自由ブリティス」に登場している。

機動戦士ガンダム(小説版)

ギレンは現地に赴任せずサイド3で指揮を執り、現場の最高指揮官はランドルフ・ワイゲルマン中将、次席司令官はグラナダから撤退してきたキシリア少将。
更に連邦軍がソロモンを無視してア・バオア・クーに向かったことで、無視されたと怒るドズル中将も艦隊を動員。コレヒドール宙域にて追いつき、ドズルが直卒するガンドワ艦隊、ソロモン麾下のミドロ艦隊、正面のア・バオア・クー守備隊の三方から連邦軍を包囲・攻撃した。

一方で連邦軍は、事前のソーラ・レイ照射がないためレビル大将が参戦。またレビル艦隊と並行してカラル中将の支援艦隊、木馬ことペガサスジュニアの部隊なども参加した。
ペガサスジュニア隊がドズル・ガンドワ艦隊を撃破し、またレビル旗艦の幕僚のミス*7を切っ掛けとして、カラル艦隊を前進させて変針を支援させつつ、レビル艦隊がミドロ艦隊を攻撃。
背後の敵を倒した上で、補給と再編を終えて二度目の攻略に挑んだ。

この第二波の戦闘中に、ギレンはソーラ・レイを発射。テストを兼ねた一発目で、連邦軍カラル艦隊を消滅させた。
残されたレビル艦隊はソーラ・レイの第2射目を避けるべく、要塞に張り付くように突撃を掛けた。

ところがギレンは連邦軍もろともキシリアをも抹殺しようと企んでおり、フルパワーの第二射はなんとア・バオア・クー要塞の「柄」部分を直撃
「柄」部分はそこに攻め込んでいたレビル艦隊もろとも瞬時に蒸発し、直撃しなかった「傘」部分も、砲撃を受けた衝撃で要塞そのものが激しく揺れ、資材なども飛び跳ねた結果、内部の人間達もほとんどが押し潰されたり叩き付けられたりして、ランドルフ中将以下、大多数のジオン将校が死亡した。
要塞も機能不随・活動停止に陥った。

ところが肝心のキシリアは寸前で辛くも空域を離脱しており、更に前後してシャアやペガサスジュニア隊がキシリアと連合していた。
彼女達はア・バオア・クーが消し飛んだことでギレンを完全に敵と判断。続く怒濤の展開の切っ掛けとなった。


機動戦士ガンダム THE ORIGIN

連邦側の現地司令官はワッケイン中将。
しかしソーラ・レイの被害でジオン軍よりも戦力は少なくなっており、連邦政府首脳部としてはア・バオア・クーを陥落させての終戦交渉を望んでいた。

ジオン軍はギレンが陣頭指揮を執り、キシリアも宇宙要塞ドロスに乗って参戦。
シャア・アズナブル大佐のニュータイプ部隊も万全の状態でア・バオア・クーに着任し、アムロとララァ・スンの戦いもここで行われる。
ドロスが軍艦をも収納する宇宙要塞となっており、ミノフスキー粒子の妨害もものともせずワッケイン艦隊を背後から襲撃、殲滅する。
これに対して連邦軍はア・バオア・クーに取り付き、ドロスを「味方を撃てない」ために砲撃できない状況を作り、更にギレンを討ち取るべく、遮二無二突撃を掛ける。

その後キシリアがギレンを暗殺するのは原作と同じだが、これと前後してジオンの捕虜になっていたセイラ・マスが素性を明かし、「アルテイシア・ソム・ダイクン」として旧ダイクン派によるクーデターを起こさせる。ギレン派の軍人もキシリアへの反発からこれに呼応し、ア・バオア・クーは大混乱に陥る。

ここに到りキシリアはア・バオア・クー脱出を決意。連邦軍が利用できないよう施設の爆破を命じ、一緒にアルテイシア一派の殲滅も図るが、セイラの爆殺には失敗。
そしてキシリアも、宇宙要塞ドロスとグラナダ、本国の戦力ならば充分に連邦軍の残存戦力を滅ぼせると認識していたが、ア・バオア・クーからドロスに移るべくチベ級に乗り込んだところ、原作と同じくシャアに暗殺される。
この際にキシリアに付いた幹部達も全滅し、更に制御不能になったチベがドロスに突っ込んで大爆発。ドロスもア・バオア・クーに激突し、ドミノのように崩壊をもたらしてしまった。
そしてここまでにザビ家の主要メンバーを失った痛手は大きく、ジオンは一転して敗戦を迎える羽目になる。


機動戦士Gundam GQuuuuuuX

10話にて登場。
戦後ギレン派の本拠地になっており、多数のグワジン級ビグ・ザムが駐留していた。
キシリア派の奇襲を察知し出撃しようとするも、GFreDが起動したイオマグヌッソの引き起こしたゼクノヴァに飲み込まれ、艦隊諸共宇宙から消滅するという出オチをかました。
結果として戦中連邦のグラナダ落としに利用され失ったソロモン共々、この世界のジオン軍は正史同様2つの宇宙要塞を失っている。


【余談】

鬼灯の冷徹』のアニメ2期7話でRX-78-2デス・スターがシルエットで誤魔化されているにもかかわらず、コイツはシルエット処理がされずに背景に写り込んでいる。
一応2期のアニメ制作のスタジオディーンはファーストの頃からガンダムに携わっていたことはある。

『機動戦士ガンダム』で二機のパブリク突撃艇を迎撃するシーンは、ソロモン戦の作画が使い回されている。
しかしソロモンを消していないため、ア・バオア・クーの手前にソロモン要塞が浮かんでいるように見えてしまう。
この場面はいろいろ修正が入った劇場版でもそのままだった。





「ごめんよ、僕にはまだ追記・修正出来る項目があるんだ……。こんなに嬉しい事はない……」

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最終更新:2026年04月08日 16:39

*1 実際、戦闘中に天井がひび割れたり、外壁が大きく抉られたりと、相当直撃を食らっている。

*2 実はギレンは、主に大型艦やガトル突撃艇などを中心に戦力を動かしており、MS隊には「まだ動かすな」などと発言している

*3 ソロモンと違ってソーラ・システムによる大きな風穴もないので尚更である。

*4 というか本国の戦力は「ア・バオア・クーにも動員されなかった兵力」であり、練度は更に低かったと思われる。腕利きが大勢いるならア・バオア・クー戦に投入しただろう。

*5 生前のキシリアも「グラナダと本国の戦力」には望みを繋いでいたが、「地上の戦力」にはもはや言及もしなかった。もともと地球方面軍はキシリアの影響下にあったにも拘わらずである。

*6 厳密には旧ア・バオア・クーの周辺宙域を含めて『ゼダンの門』である。

*7 レビルは「戦力を集中して切り込むぞ」と発言したのを幕僚が「撤退し再集結する」と取り違えて撤退命令を発令。レビルは内心怒ったが、部下を混乱させないためにも「背後の敵を殲滅する」と発令し直した。