月曜から夜ふかし

登録日:2017/6/8 (Thu) 17:10:00
更新日:2024/12/22 Sun 06:42:20
所要時間:約 24 分で読めます




この番組は世間で話題となっている様々な件に対して

ちょっとだけ首を突っ込んだり突っ込まなかったりする番組です。


月曜から夜ふかしとは、日本テレビ系列で放送されているバラエティ番組である。
司会はマツコ・デラックスとSUPER EIGHT村上信五


【概要】

毎回4枚程度*1の「○○の件」と書かれたカードが存在しており、それを村上が選択し、そのカードに関するVTRを見た(フリップを見るだけの場合も)後、
マツコと村上がそれに関するトークを繰り広げるといった内容で構成されている。
深夜時代ではある程度の下ネタは許容されており、マツコや村上も容赦なく下ネタを連呼する事もあったが、流石にスペシャルを始めゴールデンタイムで放送するときは控えめになる。

マツコと村上のトークだけでなく、VTRに出演するアクの強い一般人達のおかげか、深夜放送ながらも人気が非常に高く、視聴率が2桁を記録する事もあった。

不定期のゴールデン特番を経て、2022年4月からは月曜22時台に移転した。

オープニング曲はエンニオ・モリコーネが作曲した1965年のイタリア映画「Slalom」のメインテーマ。

【主な企画】

  • 全国の○○問題
各都道府県・自治体が抱える「問題」に関して、その実態や原因を調査する当番組の代表的なコーナー。マツコ曰く「ケンミンSHOW」
これまでに鳥取スタバ問題熊谷市VS館林市どっちが熱いか問題・宇都宮VS浜松ギョーザ戦争などを取り上げている。
最近は2時間スペシャルで放送される方が多くなった。


  • ○○のニュースをお伝えする件
その都道府県に関するローカルなニュースを取り上げる。
これまでに大阪埼玉、北関東3県が取り上げられた。
リポーターは埼玉は上田まりえで、彼女が退社してからは豊田順子に交代している。
北関東に関してはそれぞれの出身の芸能人を起用している。(群馬:井森美幸、茨城:鈴木奈々、栃木:ガッツ石松)


  • 個人的ニュースを聞いてみた件
渋谷や巣鴨など様々な場所で、その地にいる一般人に個人的なニュースを聞くといったコーナー。
元々は渋谷限定だったが、どれもこれもアクが強いものばかりであったため、渋谷以外の地域のニュースを聞いたりと名物コーナーの一つとなった。
また、「色黒すぎるアニソン歌手」こと山形ユキオや、釣りバカ日誌でおなじみ漫画家の北見けんいち、安田大サーカスのクロちゃんなどの意外な有名人にそれとは気付かず声をかけていることも。


  • 言われてみれば見たことないものを調査した件
文字通り「言われてみれば見たことないもの」を取り上げる。
「イカリングで作るシャボン玉」「週間の週の字を使う週一さん」など、確かに見たこと無いものではあるがだいたいくだらないオチで終わる。
主にマツコから賛否両論のある件であり、あまりに内容がくだらなかった場合はVTR終了後にスタッフに対して公開説教が始まることもある。


  • 夜ふかし商品開発プロジェクト
よく分からないものを発明する人々を調査する。
なにわのエジソンこと木原さん作の「おちゃっぱー」の現状を追うのはお約束。
中には到底発明とは言えないようなものもある。
ちなみに当初はシリーズ化の予定がなかったのか、初回のみ「商品開発をしてみたい件」というタイトルだった。


  • 街行く人の恐怖体験を聞いてみた件
夜ふかしの夏の風物詩の一つ。その名の通り最近身の回りで起こった怖い出来事を一般の方々に聞いて回る。
夜ふかしらしい(良い意味で)くだらないモノが多いが、中には霊に取り憑かれた話やストーカー沙汰など、わりと洒落にならない話も。


  • マツコにとれたてを食べさせてあげたい件
「人生を現在は新宿区、渋谷区、港区、中央区、文京区の都内5区*2だけで生活している」と噂されるマツコに、全国各地でとれた食材をスタジオに持ち込んでおもてなしするといったコーナー。
始まって間もない頃は上記のメッセージが流れる度にマツコがぼやく様子が見られたが、最近は言われすぎて感覚が麻痺慣れてしまったのか何も言わない事がほとんど。
紹介される時は大体番組の最後であり、このコーナーが始まることで番組の終わりを感じ取る視聴者も少なくない。
深夜の時間帯においしい食べ物ばかりを映す為、もはや飯テロである。


  • 株主優待で暮らす桐谷さんシリーズ
棋士でもあり投資家でもある桐谷広人さんをメインに添えたコーナー。
近年はスペシャル版でしか放送されていない。
「有効期限内に全ての株主優待券を使い切る」ことをモットーに、自転車を爆走しながら都内各地を走り回り、
朝から晩まで時間に迫られながら優待券を消費している桐谷さんの奮闘ぶりを主に取り上げられている。


  • 自虐CM
主にお盆などの観光シーズン前に放送される。
流れとしては様々な要因で衰退した娯楽施設を取材し、如何にメジャー施設と差別化されてるか(しょぼくなってるか)取り上げるというもの。
遊園地系の場合、人が来ないため待ち時間0が大抵組み込まれる。
文章だと馬鹿にしてるのかと思われるかもしれないが、コンセプト自体はしっかりした場所も多くマツコたちが素直に褒めたりする。


  • 再生回数100以下の動画を調査した件
YouTubeに投稿された超マイナーすぎる動画を紹介し、その投稿者にインタビューする。名付けて「夜ふかしアンダー100tuber」
大抵は再生回数に違わぬ低クオリティさを誇るが、逆に有名YouTuberにはまず見られない異次元ぶりが発揮されるのも売り。


  • 中国から夜ふかし
主にゴールデン昇格後の特番時に放送されるコーナー。
番組がどういうわけか中国で人気らしいということで中国にて街頭インタビューを行う。
日本では考えられない風習などに驚かせられることもあるが、あまり日本と変わらないタイプの変人に出くわすこともしばしば。

【出演者】

  • 司会者
マツコ・デラックス
この番組の司会者の1人。毒舌をウリとしており、相方の村上のみならずVTR出演している素人に対してもズバズバと思ったことを口に出している。
ときどき彼女の夜ふかしで放った毒舌をまとめたVTRを流されたりすることがあるが、その際にワイプ越しから非常に恥ずかしそうな顔を拝む事ができる。
村上に銭ゲバキャラを定着させた。


村上信五
SUPER EIGHTでは主に突っ込み役を担当しているが、この番組ではマツコがいることがあってボケと突っこみの両刀である。

一度関ジャニの人気投票を番組内で行った結果、まさかの0票で断トツの最下位という不名誉な称号を与えられた。(2013年調査時点)
2017年夏には質問した相手も悪かったとはいえ「高槻といえば?」という質問にこの人と答えられる始末。
街の一般人に名前を間違えられたり、ジャニーズと認識されないのはお約束。そして大体事あるごとにそれが再放送される。不憫。
告知ゲストなどで他のジャニーズ所属アイドルが登場すると、必ず村上登場時以上の歓声が上がるなど、観覧のお客さんからの扱いも悪い。
また、自身が演じる関ジャニ内のラッパーキャラ「TAKATSU-KING」のこともおもいっきりいじられている。


  • スタッフ
イマイチ詰めが甘かったり、段取りが悪かったり、向井千秋を知らなかったり、モチ一つ満足に焼けなかったりする制作陣のみなさま。


中西ディレクター
頭の真ん中がつるつるしており、髪の毛が非常に危ないことになっているディレクター。
そのため、毛髪関係でのVTRに出演することが非常に多い。(シャンプーやエクステなど)


遠藤達也
ディレクターの一人で「言われてみれば見たことないものを調査した件」を担当している人物。
該当コーナーの終わりにマツコの説教を受けるのも大概彼。
比較的淡々と仕事をこなす他のスタッフと違い、インタビュー時は相手にしつこく突っ掛かかったり、何かと食い下がろうとするのが特徴。

17年10月30日放送の「渋谷で個人的ニュースを聞いた件」では彼の実の息子がインタビュー相手として偶然登場。
最近の悩みが父親のネットでの評判とアンチの多さであることを番組スタッフに吐露した。遠藤D生きろ。
また、最近父の言っていた面白い事は「Tポイントカードとノルウェーの国旗ってなんか似てるね」だったらしい。
節子、それノルウェーやない、スウェーデンや。


AD保原(優しいジャイアン)
恰幅のよい(元)AD。見た目が優しそうなジャイアンに見えることから「優しいジャイアン」という通称が与えられた。
登場時に専用BGMとして「おれはジャイアンさまだ!」か、秦基博の「ひまわりの約束*3」が流れる事もある。
あごの力が非常に強く、普通の人が噛むのに一苦労するとても堅い食べ物を彼ならば一発で噛めてしまう。
自分のお食事処を開こうと考えている為現在はADを辞めてしまったが、開業金を稼ぐため相変わらず様々なVTRに出演している。


AD瀬田
黒ブチのメガネをかけたAD。その素朴な顔立ちに反して、かなりの細マッチョ。
学生時代は陸上部に入っており、100mの記録は12秒だったらしい。

「様々な自慢を調べてみた件」にて、投稿者曰く「絶対出来ない」と豪語する一発芸奥義「一升瓶乗り」を試しにチャレンジした際、
その筋力で割とあっさり成功してしまい、投稿者を苦笑させた。
また、そのVTRが流れる前に何故か舞台裏で一升瓶乗りの練習をし、その際に失敗して瓶を倒す音をマイクに拾われるという軽い放送事故をやらかした。
その音を聞いたマツコからは「そこまでTVは崩壊してるの?」と突っ込まれた。


佐藤賢治
ナレーター。当番組以外ではアメトーークやロンドンハーツなどのナレーションで知られる。
それらでは明るいナレーションが印象的だが、当番組では対照的に淡々とした口調で悪意に満ちた(褒め言葉)台本を読み上げ、シュールな笑いを演出する。




  • 様々な有名人
石原良純
主に年末の年賀状企画で登場しており、その年に出す予定の年賀状を紹介している。


ジャガー
千葉県のローカルタレント。通称ジャガーさん。
ミュージシャンだが、作詞作曲した曲はいずれもクセがすごく、歌声はささやくように小さい。
かつてはチバテレビの放送枠を買い取り自主制作した番組「ハロージャガー」を放送していたが、非常にな映像に仕上がっている。
千葉出身かつ世代の合致しているマツコは彼のことを認知しており、「アレを見ていたから私たちの世代は強くなった」とコメントしている。

一般の方がイメージする「少しズレたメタル関係者」を髣髴とさせる特徴的な衣装とメイクで、本人曰く「宇宙の果てのジャガー星からやってきた」。
しかしジャガー星周りの設定はその場の思いつきかというほど雑。

人脈や交友関係の面でも謎が多く、本人のキャラと照らし合わせると凄いのか凄くないのか分からなくなる事請け合い*4
以下一例。
  • みうらじゅんにとって彼は友人であり取材対象である。そんな彼の取材の成果は著書「みうらじゅん大図鑑!」に記載されている。
    当のジャガーさんは彼との友情をテーマにした曲「ザ☆ピーナッツ」を書き下ろしている。
  • 江川ほーじんが爆風スランプを脱退した後、代役としてベースを弾いていたことがある。
    その時の実際の映像も番組で公開されたが、そこには現在と全く変わらない姿のままサンプラザ中野の左後ろでベースを弾くジャガーさんの姿があった。
  • 綾小路翔(氣志團)にリスペクトされている。また、綾小路曰くX JAPANHIDETAIJIが過去にジャガーさんの経営していた店(美容院と喫茶店)で働いていたらしい。

2017年度から市川市のふるさと納税の返礼品に彼のグッズがまさかの出品。市川市はいったいどこへ向かっているのか。

蛇足だが「2016年人知れずヒットしたモノを調査した件」で登場した音楽CD「インドカレー屋のBGM デラックス」の過去作品「ライス抜き」には、
当番組で全国的知名度を得る前の彼による特製「ジャガー星カレー」のレシピが掲載されている。


浜ロン
番組収録時の前説を担当していた芸人で、くりぃむしちゅー上田の付き人。芸歴はそこそこ長い(品川庄司らと同期)。そして付き人のギャラの方が芸人よりも高い
時折ロケにも出演しているが、スタッフが想定していた映像を取れなかったりと、引きが悪いというか「持ってない」。
収録の合間もロケに同行していた保原の方が通行人から多く声をかけられるという、芸人として屈辱的な目を見ている。
たまに持ちネタを披露する事もあるが、大概スベるか編集により芸の途中でカットさせられたりする。これはひどい。
最近では同じく日テレの深夜番組「うちのガヤがすいません」で、物の名前をものすごく早く言うギャグで小ブレイクしている。
現在はフリーランスとなっており、くりぃむ上田関連番組の構成作家も担当。


桐谷広人
かつては棋士として活躍しており、現在は投資家として活動している。
彼をメインに添えたコーナーが上述のようにスペシャル版で放送されている。

2017年頃、英有名メタルバンド「ドラゴンフォース」のアー写にて、
ギタリストのサムが桐谷さんのプリントされたTシャツを着用していた事が一部で話題となった。
この事は桐谷さん自身も知っており、後日彼らが公演の為に来日した際に本人自ら直撃取材する事となった。

インタビュー終了後、彼らのライブの一部始終が放送され、宣言通り桐谷さんTシャツ着用でライブに臨むサムの姿が映された。
最後は「Kiritani-san is cool.(桐谷さんはカッコイイ)」の一言を皮切りに「優待生活!」のコール&レスポンスが行われていた。


レジェンド松下
実演販売士。当番組では商品の実演前に「いくわよ」とコールをかけることでお馴染み。
マツコは彼のことを若干邪険に扱っており、彼の紹介した商品が想像以上に良かった時は悔しそうな表情を見せることもある。


田中美和子
「ジャガーさん千葉テレビの終身名誉応援団長に就任の件」にてVTRが流されたチバテレビの特番「お悩み解決 ジャガーだよ!県民集合!!」にて、
ジャガーさんのアシスタントをしていたおb……女性。
ジャガーさんと同じく、出身地である千葉県を中心に活動している(ただしローカルタレントというわけではない)。
数世代前のテレビタレントのような粘着質な口調が「何周か回って新しい」とスタジオのマツコ村上のツボに入り、以降度々出演。
実はニッポン放送のラジオ番組「鶴光の噂のゴールデンアワー」で12年もの長きに渡ってアシスタントを務めてきた結構スゴイ人。


青山めぐ
「言われてみれば~」で太股に時計を巻き付けた「もも時計」を見せた元レースクイーン。
その美脚を惜しげもなく晒す姿が村上とおっさんスタッフらにウケ、「言われてみれば~」のお色気要員に。
村上「もっぺん!もっぺん!もっぺん!」
マツコ「あんたホントになんにもいいことがないんだね」

中国人マジシャン・GOさん
当初は街頭インタビューで現れた素人の中国人のマジシャン。
決め台詞「これが運命です」がなんかしっくり来なくて決まらないが、そのマジックは非常に高いクオリティ。
そのマジックが反響を呼び、その他の番組にも出演するようになるが、ほぼ同じ表記の「GO!」という大阪出身の日本人マジシャンがいるため、夜ふかし以外では「マジシャン呉」と表記されることも。


  • 様々な素人さん
溢れる個性でお茶の間とスタジオを沸かせる、当番組の影の主役達。



古谷まさよ(ザ行が言えないお母さん)
和歌山県にいるブティックを経営するおばさん
地元の方言の関係でザ行が全部ダ行に変わってしまう。(例:ざぶとん→だぶとん、絶体絶命→でったいでつめい
実はダンスの先生でもあり、その道30年近いベテランらしい。
なお、最近旦那さんも登場したがやっぱりザ行が言えなかった。


須郷貞次郎(津軽弁のお父さん)
青森県でぶどう農家をやっているお父さん。その筋の人には有名らしい「ツル多はげます会」の会長でもある。
キツい津軽弁のせいで「し」と「す」、「ち」と「つ」などが曖昧になったりする。
夜ふかし出演で有名になったのか、弘前のショッピングモールのTVCMにも出演した。


イルマニア
入間で主に活動しているパーティーピーポー集団。
ここに属しているMCMA(エムシーマ)が、番組が企画した素人による川柳企画で「イルマニア・埼玉入間・代表さ(アーイ!)」という謎の川柳を詠んだことから、
番組で大きく取り上げられるようになった。

その後も番組で出演の度まるでスベリ芸のような扱いを受け続けていたが、2018年頃に解散。
だがその詳細は上述のMCMA以外の3人が抜け、その3人が新しくユニットを結成したという、「何かあったとしか思えない」状態。
MCMAの友人「ハブじゃん」


ゆっこママ
新宿2丁目のバー「Bench」に勤務するオネエのママ。「おつかレーシック~! 角膜ぺりぺり~」などの謎発言を連発している。
インタビュー中のスタッフと町中で出会うこともしばしば。


ホモ恵&アンジェリカ
新宿2丁目で働くマツコの友達。やっぱりオネエ。
ご意見番みたいな形で登場する。
ホモ恵はコスプレしていることが多いが、だいたい時代遅れ。


上原ママ
山口県でスナック「Lounge Tears」を経営しているママ。
「上原」というのは本名ではなくあだ名であり、顔が野球選手の上原浩治にそっくりである為にこの名が付いた。
本人曰く「(上原の)呪いが解けると釈由美子になる」との事だが、その兆候は未だに現れていない…。


Wあや(飯野彩奈&竹内彩乃)
由比ガ浜(由比ヶ浜)で登場したパーティーピーポーなギャル二人組。
スタッフにパリピとは何かと聞かれて「パーティーするピーポーですよ」などいかにもな感じの発言を連発。
本題の俳句では「由比ガ浜 パーティーピーポーするぞ ダブルあや」という字余り放題な句を詠んだことで話題となった。

片割れの彩奈さんはのちに職場の同僚と結婚し、彼の故郷である群馬県に移住。
今は規則正しい生活をしながら彼の実家で農業の手伝いをしており、お子さんも無事生まれるなど、パーティーピーポーとは無縁の生活を送っている。
「昔の血が騒ぐから」という理由で禁酒も行っているらしい。


芦田良貴(ポールダンスおじさん)
「渋谷ニュースを聞いてみた件」で初登場したおじさん。初登場時は67歳。
露出大目な衣服を愛用しており、やたら丈の短いホットパンツがトレードマークの一つ。
ポールダンスを習っている事から上記の呼び名が付いたが、Tバック一丁でダンスする彼の姿は変態そのもの。


奥野愛央衣(フェフ姉さん)&多田(ただ)さん
フェスをフェフと発音するほどかつぜふ(滑舌)が絶望的に悪い若い女性と、その友達。登場以来、基本的に二人で一組。
ニュースを読み上げる企画ではフェフ姉さんの滑舌の悪さが大きく露呈する事になる。そして多田さんの容赦のない言葉の針が飛び出す。
多田さんはタダが正式な読みだが、子供時代は太田(オオタ)だったので昔からの友達であるフェフ姉さんはそのままオオタと呼んでいる。
偶然にも同じ読みができるのでよく誤解される。
全国各地のフェスに体当たり取材も行うが、特にスポーツ系のイベントはフェフ姉さんの三輪車を高速で乗り回したりぐるぐるバットでほぼ目を回さない程の運動能力が垣間見られる。
たとえ子供相手でも全く手を抜かない姿勢は一見の価値あり。
しかし最近は喫煙が祟って下降気味。
またTOEICの勉強も始めたが、番組協力のもと英会話講師等とレッスンしても大体明後日の方向に突っ走る。
現在はほぼスペシャル版にしか出演していない。


万兆ち○子(珍宝館館長)
群馬県北群馬郡吉岡町に存在する秘宝館「珍宝館」の館長兼万兆を勤める謎の老婆。
卑猥なワードを流ちょうに話すが、どれも放送できないワードばかりなため常にピー音がかかってしまっている。
「私、珍宝館館長兼マン長、名前をち○子と申します」のあいさつがお約束。
たまに珍宝館の内部も映るが、こちらも8割方モザイクがかかる。気になる方は画像検索すると幸せになれるかもしれない。

なお、「夜ふかし」に先んじて江頭2:50のネット番組「江頭2:50のピーピーピーするぞ!」でも取り上げられたが、
下ネタトークであのエガちゃんを圧倒した挙句、生身の江頭を珍宝館に展示するという意味不明なことをやってのけた。


クソ出っ歯(岡田万里子)
「あだ名を調査した件」のVTRに登場した女性。
目鼻立ちは整っているのだが、あだ名通りのヒドイ出っ歯で、口紅が前歯に付着する、乾燥すると唇が前歯に引っかかって口を閉じられないといった悩みを抱えている。
しかし、そんな自身の欠点とも笑って向き合える器の大きさ、自ら進んでネタを提供したり突然の握手にも笑顔で応じられるサービス精神の旺盛さも持ち合わせており、
その前向きな姿勢はマツコ・村上だけでなく視聴者からも高く評価された。

番組で紹介後、オーストラリアに語学留学するが、そこでも「Fxxxxn' Teeth(訳:クソみたいな歯)」とあだ名をつけられ、万国共通の扱いを受けている。
ただし、こちらもいじめ・差別的な意味合いは無くあくまで愛称に近いニュアンスであり、
「あなたは、すごく心が強いと思うわ。だって、自分は自分だって言えるから」とスクールメイトが語るなど、その人間性は海の向こうの人達にも通じている模様。
オーストラリアへの移住を考えていると告白した際にはマツコも「人材流出」と冗談交じりながら落胆していた。

後に就活のため帰国、歯医者で「過去に一人いたかいないか」レベルの逸材と判明するも放置していたら老後は総入れ歯だと言われ数年かけて矯正。
就職当時は会社があだ名禁止のため出っ歯をネタにしづらいという悩みを抱いていた。


キャバ嬢ゆな
手帳に客のおじ様方の愚痴を川柳にしてしたためているキャバ嬢。
中でもハゲへのDisりはまったく容赦がない。
のちに「別れた元カレがハゲだった」のが、彼女のハゲ叩きの発端であったことが判明した。


よっちゃん
巣鴨近辺に出没する顔に独特のメイクを施した謎の老人。

元々は「シニア世代が間違えて覚えている事を正してあげる件」にて、
いわずと知れた名画「ムンクの叫び」の正式名称が「叫び」であることを教えるためにスタッフが呼び止めた人物だったのだが、
マツコと村上は彼の回答よりも顔のメイクが気になってしまい、おまけにVTRでは最後まで彼のメイクに関する指摘がなかったため、二人をヤキモキさせた。
ちなみに「ムンクの叫び」の名前を聞いた際には、そもそも作品名を正しく覚えておらず「モなんとかク」と連呼していた。
惜しいように見えて、冷静に考えると一文字も合ってない。
結局、VTR終了後にマツコがスタッフに問い詰めたところ「60過ぎに化粧したいと思い、油性ペンで描いた」ということが判明した。

反響があったためか、のちに「個人的ニュースを聞いてみた件GW編」で再登場。
彼の生活模様やメイクの工程などが放送されるに至った。
ちなみにメイクだけでなく婦人ものの派手なシャツなどを毎度自然に着こなすオシャレ上級者でもある。

また、2017年夏には当番組と同じく曜日が番組名に入っており毒気たっぷりな内容で人気を博する番組「水曜日のダウンタウン」にて、
「巣鴨のご老人が持ってる薬を集めれば頭文字50音全て揃う説」が取り上げられた際、取材対象の一人としてさらっと登場し、
初見の出演者達は勿論のこと、当番組で彼を知っていた一部の視聴者も驚かせた。
ちなみに彼が所持していた薬は正露丸とパブロン。


ハッピー
「沖縄で個人的ニュースを聞いてきた件」に登場した男性。
あだ名がハッピーなので胸に「HAPPY」とタトゥーを入れてから、次々にアンハッピーな出来事に見舞われたという悲運な男性。
下記嫁ニーとならび番組の沖縄県民代表者のように扱われている。

嫁ニー(平良 司)
おなじく「沖縄で個人的ニュースを~」に登場した男性。
ガッチリ目で色黒、笑顔が似合う好男子というマツコ好みな容姿でありながら、
「嫁が好きすぎて嫁の写真でオ○ニーする」「もし浮気されたら、その様子を想像してオ○ニーする」と臆面なく発言し、注目される。
その後、ニュースZEROの新パーソナリティ、元NHKアナの有働由美子をゲストに迎えての生放送時のVTRに再出演、「嫁でオ○ニー」を「嫁ニー」と名付けた。
取材の本題である「沖縄の中学生、学力全国最下位問題」については、「性に目覚めるのが早いから学業がおろそかになるのでは」と持論を述べていた。
また、初ニーは小学6ニーとも告白。
有働アナが見るとは知る由もなく堂々と下ネタ発言を連発したことで、ネットニュースにも多く取り上げられる事態に。

そして次の出演時には、実は沖縄で居酒屋を経営するオーナー社長であることが明かされ、着ていた変なTシャツも別に経営している海ぶどう専門店のものであることが判明。
銀行に融資を受けるため作成した、手書きでひらがなばかりの事業計画書も極一部公開していた。

一時は夜ふかしバブルの恩恵を受けて店も盛況だったのだが、コロナ禍で店が一つ閉店してしまい、銀行からの借金に悩まされている。


齊藤晃
「様々なマニアを調査した件」に登場した、東北社会人サッカーリーグのチーム・盛岡ゼブラのマニア。
たった一人で盛岡ゼブラのファンクラブを立ち上げる熱狂的ファンだが、その実態はフリーライターを自称するも月収3000円の典型的アラフォースネかじりニート
「親の財産は自分の財産」といってはばからなかったが、放送後視聴者にネットで叩かれて反省、週2でスポーツバーでバイトを始めた。
口では「働く喜びに目覚めた」と言っているが、母親からシフトを増やしてほしいと言われると、とにかく屁理屈と駄々をこねて嫌がり、最後には母親が諦めたように口論を終えるのが常。
You tube創生期からのYou tuberであることが発覚以降はUnder 100tubeで多く取り上げられるようになったが、母親とのコラボ動画以外は評判があまりよくない。
この件で分かりやすく調子に乗るお母さんと分かりやすく悔しがる齋藤さんの様子は必見。


郡司さん(郡司理加)
「様々な対処法を教えてあげたい件」で「スキップが出来ない時の対処法」に登場した主婦*5
かなり独特なスキップを披露したことで注目される。
その他の運動能力もなかなかにヤバいが(しかし元水泳部なので泳ぎは上手い)、
ただの主婦とは思えない闘志やガッツで、次々に苦手な運動に挑み克服していく姿に感動する視聴者も少なくない。


木戸孝之(竹ノ塚のMISIA)
竹ノ塚でギターの弾き語りをしているストリートミュージシャン。
初登場時にMISIAの「Everithing」の弾き語りを披露したことから「竹ノ塚のMISIA」と呼ばれる。
しかしその歌声はギターの音色に掻き消されるレベルの小声。


KENTA
「夜ふかしアンダー100tuber」のコーナーで紹介された歌い手。
ある意味何を歌っても安定の、非常にヘロヘロな歌唱力だが「カラオケの採点機能で100点を取ったこともある」と自称しており、村上マツコからは虚偽申告とみられている。


星野優美子
「夜ふかしアンダー100tuber」で紹介されたエアガンシューター。
女装してただただエアガンシューティングを行うだけという動画を多く投稿していた単身赴任中のおじさん。
しかしそのカオスながらも簡潔な独特な味わいがウケ、都内で行われるエアガンの大会に女装で参加す姿などを番組に密着されている。


木村佳代
錦糸町駅構内店を中心に、クレープ屋『ラップドクレープ コロット』で働く一般人女性。
地声が大山のぶ代時代のドラえもんそっくりすぎたため、就業中の呼び込みがお客さんから反響を呼んでいる。
番組での取材後もクレープ屋は続ける一方、声を活かした企画で呼ばれることも。TVCMにも出演し、お笑い芸人のサンシャイン池崎と共演している。


黒ホスト・ガイ
日焼けした黒ホストのみが所属しているホストクラブを取材していた時に登場した新人ホスト。
折れた前歯など悪い意味でホストらしからぬ顔面で多くの視聴者の印象に残ることに。
元は警備員などをしていたが、2007年ごろに爆笑レッドカーペットなどの番組でブレイクしたことで知られるギャル男芸人「慶」への憧れから歌舞伎町で働きたいと思い、29歳で一念発起。
しかしその後もホストクラブを飛んだり戻ったりしている。


(きん) 京錫(きよすず)(大都会PARTⅡおじさん)
インタビューにてアディダスのジャージ姿で、石原プロ制作で1977~78年に放送されたTVドラマ「大都会PARTⅡ」への愛を熱弁した、生まれも育ちも日本の韓国人のおじさん。
アディダスしか着用せず、ハローキティを「彼女」と称し、全国のHARD OFFを巡って掘り出し物を探すのが趣味という一見こちら側の人間ぽいが、実は自由が丘にビルを持ち目黒区に住む実業家である。
そう考えると同じ服ばかり着ているのもスティーブ・ジョブズぽく見えてくる。


  • 伊藤雪江(ゼリヤ姉さん)
インタビューにて「ゼリヤで呑んできたの。サイゼリヤで」と言いながら昼間から泥酔した姿で現れた中年女性。
シラフで出演することはほとんどなく、常に酒が入っている。
本業は川崎で「METALスナック雪江」を経営しているママ。


なにわのエジソン・木原さん
「夜ふかし商品開発プロジェクト」シリーズに登場する発明家。御歳79歳。
急須も湯のみも使わずにアツアツの緑茶を直に楽しめる「おちゃっぱー」を開発中だが、
一番最初に作ったものは「茶こしを直に咥えヤカンから熱湯を注ぐ」という発明とも言えなそうな代物。当然熱い思いをしただけ。
その後も色々と道具を追加して装置を改良し続けている。

こう見えて旭電機化成株式会社の特別顧問であり、同社がメディア出演の窓口になっている。(悪戯目的の凸はやめてください)








追記・修正はざ行がうまく言えなかったり、パーティピーポーな人だったり、滑舌が絶望的に悪かったり、常に卑猥な事を話している人にお願いします。

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最終更新:2024年12月22日 06:42

*1 かつては8枚の中からの選択制だった

*2 地上波キー局の本社がある場所。

*3STAND BY ME ドラえもん」の主題歌。

*4 一応多くの人物が同じ千葉出身という接点はある。

*5 しかし本人のtwitter曰く社会人とも言ってるので、専業主婦ではないようだ