GA計画/FA計画/EA計画

登録日:2017/09/25 Mon 16:17:25
更新日:2018/04/22 Sun 19:41:50
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GA計画、FA計画およびEA計画は、『ガンダムEXA』および『ガンダムEXA VS』に登場する計画である。

以下、EXAおよびEXVSフォースに関するネタバレを含みます。「覚悟はある、僕は閲覧する!」気持ちのない人はブラウザバック推奨です。


【概要】~希望と絶望の始まり~

滅亡の危機に瀕した人類の新たなる力を引き出し、新たな進化をさせるための計画群。
歴代ガンダムシリーズにおいて、人類が戦いの中でニュータイプSEEDイノベイターなど
新人類と呼ばれるような力を引き出したことから、GA(ジェネラルアンサー)と呼ばれる
歴代ガンダムの世界を再現した仮想空間にGダイバーと呼ばれる者たちがダイブして進化した者や
進化の兆しが見られる者たちと戦い、その戦闘データを収集・解析することにより『人類進化の答え』を得ようとした。
…え?XラウンダーAG世界の扱いがないがしろ?千葉キャラ以外全部ないがしろだから気にしないでね
設定的な理由を考察すると原作の時点でXラウンダーは「退化した人間」扱いされているため…だろうか

なぜダイブするのかというと、GAデータ群は現実世界に匹敵するほどの超高密度のデータであるため、
外部からの解析ができず、内部に入って直接調査せざるを得ないため。
まさに「君の目で確かめろ」というわけである。

ちなみに「∀ガンダム」の世界である正暦世界は「過去なのか未来なのかわからない」世界という扱いであり、
正暦世界のGAデータは「この世界が壊れればほかのガンダム世界も連動して崩壊する」と言われるほどの特別なデータである。
∀の前か後か不明瞭な「Gレコ」の世界であるリギルド・センチュリーも同様の扱いであると考えられる。
ただ、G-セルフのデータが存在することからリギルド・センチュリーに関するデータはある程度存在する模様。

○用語

○Gダイブ
GダイバーがGAデータにダイブすること。基本的にモビルスーツのコクピット内でダイブおよびダイブオフをする。
基本的にはダイブした世界に存在するモビルスーツを使用(使用する機体は外伝系の機体が多い)、コクピットから出た際の事態も考慮して基本的にはダイブ先のパイロットスーツを着用する。
エクストリームガンダム系列は例外的に世界外部から持ち込み可能。
GダイバーがGAデータからダイブオフすることでその世界の住人からGダイバーに関する記憶は消滅して、歴史も元に戻る。
しかし、Gダイバーによる干渉が過剰になるとGAデータの歴史に歪みが生じて本来とは違う歴史となってしまう。
この歪みが大きくなりすぎると、GAデータそのものが崩壊して消滅する。
具体的な例ではガンダム7号機(UC0081にて運用)に搭乗してUC0079のア・バオア・クー宙域で破壊活動を繰り広げた結果、
宇宙、閃光の果てに…」(ifルート)の世界が崩壊してしまった。

○Gダイバー
GAデータにダイブして進化した者や進化の兆しが見られる者たちと戦い、「人類進化の答え」となるデータを回収してくる者のこと。
その正体はGAステーションの管理コンピュータが生み出したGAデータ探索用のパイロットプログラム。

○エグザクター
GAデータ内部で生活し、そのデータ世界の詳細なデータを調べる任務に当たる者。必要に応じてダイブしてきたGダイバーのサポートも行う(機体の提供とか)。
エグザクターとはGA内部で任務に当たるもの達の総称であり、Gダイバーも広い意味ではエグザクターに含まれる。
『EXA』ではディック・ヒガサキとプロフェッサーもエグザクターという扱い(本物となり替わっているのかは不明)。

○ホロアクター
肉体を持たず、人間型の立体映像として存在しているプログラム。ジュピターXではセシアが該当する。
…と思われていたが『EXA』の終盤で真実を知ったex-によって、ジュピターXの中枢に眠るセシアの本体以外は全員がホロアクターであることが語られる。
つまり、活動している生身の人間は一人もおらず、ex-本人をはじめとしたGダイバーもただのプログラム、データでしかない。

○GAステーション
GA計画を遂行するために建造された宇宙ステーション。内部は巨大な管理コンピュータが制御している。
マーズIからジュピターXまで10基存在する。
  • ジュピターX
木星軌道上のステーション。『EXA』の主要な舞台となる。
  • マーズI
火星軌道上のステーションで、Iの名前が意味する通り最初のステーションである。
  • サターンII
土星にあるステーション。守るべき人類を失ったが他のステーションと協力して活動を続けていた。
  • マーキュリーIII
水星にあるステーション。
  • ヴィーナスIV
金星にあるステーション。

【FA計画(プロジェクトフォース)】~すべてのはじまり~

実験ステーション「アース0」にて行われていたプロジェクト。
このアース0で計画を実行していたGダイバーは疑似人格のex-(EX-A000)、サポートをするホロアクターはアイレとテレノ。
内容はのちのGA計画とほぼ同じであるが、対象区域が宇宙世紀一年戦争から第3次ネオ・ジオン抗争までと限定されたものである。
この計画の顛末については後述。

【GA(ジェネラルアンサー)計画】~かすかに残る人類の希望を仮想現実で探し続けてる~

FA計画の後に立案された計画。対象区域をUC0100年代以降および宇宙世紀以外の世界にも広げていった。
生存した数少ない人類を保存し、人類進化による再興を模索するため、それぞれのステーションに生存した人類が管理された。
しかし、管理された人類も永き時の中で一人、また一人と減っていき…

【EA(エグゾダスアンサー)計画】~もうどこにも戻れない~

GA計画の裏で秘密裏に進行しているプロジェクトであり、GA計画が失敗した際に実行されるサブプラン。
地球への未練を断つためにGAデータと地球を完全に破棄・破壊し、外宇宙に旅立つ事で人類進化を果たすという計画。
要するにネオ・ジオン総帥シャアやホワイトファング代表のミリアルド
やろうとしたことがさらに過激になったもの。
その計画の全容を告げられた男がとった行動は…


【関連人物】~希望と絶望と~

○ジュピターX

『EXA』主人公。

Gダイバーを支えるホロアクター。

  • ex-
エクストリームガンダムを作り出したマントをまとったGダイバー。
その正体は、Gダイバー管理プログラム「EX-A666」。
真実を知った彼は自らがプログラムでしかなかったことに絶望、理想の新世界を創造するため、全てのGAデータを葬り去ろうとする。
人類の新たな再生の希望を信じるレオスとの決戦に敗れることでその野望は阻止され、“絶望の先の希望”を見た事で、未来を託し、自ら消滅した。
しかし、彼は完全に消滅したわけではなく残渣が残っており…

  • キース・オルス
Gダイバー。フォン・スパークにこっぴどくやられて再起不能になった。
その後ex-に再生されレオスの前に立ちはだかることに。
『EXA VS』ではアル・アダ軍との戦いのために再生。宇宙世紀世界でアル・アダ軍と戦う。
その後はGAデータの保全のために活動しており、重要人物が行方をくらましていることをセシアに伝える。

  • ピーニャ・ハーシー
Gダイバーの一人。ヒイロ・ユイのファン。
自らの所有するホロアクターのセシアに対し着せ替えをしょっちゅう行っている。
『EXA』終盤ではex-に解体・再構築され、レオスと戦うことに。
『EXA VS』ではプリモの手により復元され、復活する。

  • ユウザ・シンドウ
レオスが活動を開始する前に活躍していた「烈火のユウザ」の異名を持つGダイバー。
ex-の手により復元される。
『EXA VS』では再生されてアル・アダ軍との戦いの準備を進めていた。
元ネタはかつてときた氏が連載していた『SDガンダム英雄伝』の真導勇座。

○その他

  • テミス・キロン
サターンIIの予備(リザーヴ)Gダイバー。
レオスにマーズIとアル・アダの脅威を警告して、行動を共にする。
ポジション的には小野寺ユウスケ
人類進化同盟との戦いでは崩壊し続けるサターンIIのデータを制御をすることに。
コイツがいなかったらAG世界は崩壊していた。

  • アル・アダ
マーズIの統率者であり、「人類進化の頂点に立つ王」と呼ばれる人間の男性。
その名の由来は「究極のアダム」(アルティメット・アダム)から。
『EXA』終盤の時間軸から様々な行動を開始し、自らの目的の実行に動き出す。
『EXA VS』で本格的に活動を開始、セシアを「真実の姫」と呼び、ジュピターXから強奪する。
その後は「史上最大の戦い」(アルティメット・コンクエスト)のために準備を整えていった。

「史上最大の戦い」ではコズミック・イラ世界にてレオスと激突。
敗北を悟ったアル・アダは「EA計画」の真実を語り、「EA計画」で進化した人類はもはや人類ではないと告げる。
たどり着く場所さえも分からぬ孤独と傘のささらぬ降りしきる現実による絶望に苦しんだ彼は、レオスに興味を抱き、彼との戦いの中で倒れることを望んでいたのだ。

その後はとどめを刺すよう懇願するもセシアの介入により精神をブロックされる。
彼の肉体はトリムのもとへと渡ることに。


  • ダークセシア
アル・アダがセシアのデータから作った4人のホロアクター。
エクストリームガンダムの複製機であるエクストリームガンダムRを駆る。
セシアをもとにしているためか揃いも揃ってレオスに好意を抱いている。

 セシア・アウェア・プリモ(MY-AA)
 最初に作成されたダークセシア。毒舌。ロリ。
 『EXA』でサブホロナビとしてジュピターXに潜入。データを入手しex-に真実を伝え、彼を暴走させた。
 フォン・スパークによって強制的に帰還させられるも『EXA VS』にて復活。
 本格的な行動を開始する。
 彼女だけレオスへの好意が自然発生(他3人は埋め込み)である。

 セシア・アウェア・アハト(TA-D8)
 体育系なセシア。髪型と性格以外は本物に近い。

 セシア・アウェア・セスト(CA-B6)
 根暗なセシア。腐女子。
 後半になるにつれ裏で色々やっている描写が増え、レオス達を助けることになった。

 セシア・アウェア・ノーノ(IG-F9)
 お色気セシア。本物よりスタイルと慎重を盛っている。
 2番目に活動開始したダークセシアで『EXA』終盤でも登場。
 『EXA VS』では割と大変な目に遭っている。

  • 老人
サターンIIにいた人類の生き残りの一人。
体力の限界で「EA計画」に参加出来ないことを悟り、アル・アダに託す。

  • イクス・トリム
プリモがex-のデータから生み出した存在。正式名称「EX-A667」。
言い方を変えるとプリモとex-の間に出来た子になる。
プリモはレオスを手に入れるために生み出したのだが、彼女の意に反した行動をとっていく。
彼自身の自我が形成されていくにつれ、自らの野望のために行動する。
その目的は「GAデータ」から自分の理想に合致した人物を再生させ、地球を蘇らせるというもの。
そのためにアル・アダの肉体を確保し、プリモを勧誘する。
また、この時の描写から「天啓に至った」キオ・アスノを評価していたことがうかがえる。
その後、プリモに叛意を翻されるがも彼女が離反することは想定内であったようだ。
トリムの性格と外見的にプリモに阿頼耶識埋め込みとかされなくて良かったものである

  • アイレ/テレノ
『EXVSフォース』に登場。「FA計画」を実行する疑似人格の主人公をサポート役を担うホロアクター。
人類が進化するためのデータを収集するはずだったFA計画は、アース0の管理プログラムが「人類と地球に壊滅的な打撃を与えて、人類を強制進化させる」と暴走、
疑似人格とアイレ、テレノはそれを阻止する。しかし、管理プログラムは消滅寸前にアース0を自爆させて地球へ落とそうとする。
それを阻止してアース0の崩壊を止めるため、アイレとテレノは自身の人格を消去し、新たな管理プログラムとして組み込まれる事を決意する。
『EXA VS』終盤ではセストが発見した残されたデータが登場。疑似人格にまつわる出来事やかつてジュピターXがアース0の頭頂部ステーションであったこと、
疑似人格「extra」のオリジナルのバックアップデータを残していたことを語る。

  • EX-A000
『EXVSフォース』の主人公。
「FA計画」を実行する疑似人格で、他作品の人物に直接ダイブする機能を持つ。
アース0の管理プログラムの暴走において、アイレとテレノを失わないように2人を止めようとするが叶わず、人格が消滅。
アイレとテレノは、消滅寸前に疑似人格に「extra」と名前を与える。
それから永き時が経過して「extra」と名前を与えられた疑似人格は、その記憶もおぼろげになり彼女達を失った絶望から、「ex-」と名乗るようになる…。

【顛末】~限りなき旅路は続く~

トリムとの最終決戦ではバックアップデータを使うことをよしとしないレオスは、同じ人類進化の志を持つトリムを力でねじ伏せるのではなく思いを伝えMk-II AXEを乗り越えていくことを決める。
レオスとトリムの激闘の果てに、完全な和解は果たせなかったものの、レオスは「GAデータの探求」、トリムは「地球環境再生」とそれぞれの道を行くことを選ぶ。

戦いから長い年月が経過し、ジュピターXは地球に移動してマーズIと接続、GAデータの管理タワーとして計画を遂行していくことに
精神のブロックを解除されたアル・アダは最後の旧人類として見守ることを選び、レオス達は新たに生まれてくる知性体のための
GAデータの探求と保全、トリムは地球環境を再生させ新しい知性体が生まれる土壌を作り上げていった。

レオス達の探求はこれからも続いていくであろう。(単に続編に色気を残しているだけとも言う)

追記・修正は千葉智宏を学んでからお願いします。



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