機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに…

登録日:2016/08/05 Fri 22:23:27
更新日:2024/04/05 Fri 18:27:35
所要時間:約 14 分で読めます





『機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに…』とは、機動戦士ガンダムにおけるサイドストーリーである。

かつてSDクラブで連載されていたモビルスーツコレクション・ノベルズの一つである、
「Act.2 ア・バオア・クー攻防戦」を、登場する兵器から人物設定までほぼ全てを大幅にリメイクした作品。
ゲーム「めぐりあい宇宙」でのサイドストーリーズモードとして初登場。

めぐりあい宇宙では結構な数の分岐があり、条件を満たすと異なる展開であるifルートに突入できる。
後のゲーム作品では原作ルートを追体験でき、漫画版は原作ルートとifルートのどちらも描かれている。


【ストーリー】

連邦軍本部ジャブローを発進する第13独立戦隊「ホワイトベース隊」。
それと同様に、第16独立戦隊である「サラブレッド隊」も、ジャブローを発進し地球を離れた……。

彼らの役割はジオン軍の月面基地グラナダの動向を監視し、サイド3方面へと侵攻する連邦軍主力艦隊の背後を守るというものだった。

これは歴史の表舞台に出ることなく、その任務を遂行し、戦争終結のための重要な役割を担った部隊の記録である。


【キャラクター】

  • 第16独立戦隊 サラブレッド隊

ホワイトベース級準同型強襲揚陸艦「サラブレッド」を旗艦とする、第16独立戦隊である。

隠密行動を主任務とするこの艦隊の目的は、チェンバロ作戦(ソロモン攻略戦)に備え、ジオン軍のグラナダから宇宙要塞ソロモンへの補給を秘密裏に断つこと、である。

これらは少数精鋭で行う必要がある、極めて重要な任務であるため、サラブレッドには優秀な人材が搭乗している。(熟練の艦長、好成績者のガンダムテストパイロット等)

搭載している兵器、MSもかなり優秀である。宇宙戦に特化した試作ガンダムを二機(G04、G05)。さらにガンキャノンも複数機搭載している。

基本戦術としては、サラブレッドがジャミングフィールドやビーム撹乱膜を展開した後、ガンダムで奇襲を掛けるという物。
後方からサラブレッドとサラミスが援護射撃を仕掛け、確実に敵部隊を殲滅する。

◆フォルド・ロムフェロー
中尉 24歳
CV うえだゆうじ

本作の主人公。G05、ガンダム5号機のパイロットで、オーガスタ基地出身。パーソナルカラーは赤色である。

少年のように無邪気な性格で、とにかく明るい青年。しかし自信過剰でもあり、よく軽口を叩くため、周りと度々衝突している。

高い腕前を持ったテストパイロットだが、訓練や実戦をゲーム感覚で楽しんだり、撃墜スコアを伸ばす為に突撃したりと無茶な行動が目立つ。
序盤ではガンダムの性能に酔いしれ、見事なまでに上官の頭痛の種だったが、助言やある人物のを乗り越えて成長。
戦闘でもチームプレイを重視するようになり、戦場で自らの戦う意味を見出す。

ルース、ミユとはオーガスタの頃から仲がいい。後にティターンズ所属となる。

◆ルース・カッセル
中尉 30歳
CV 増谷康紀

フォルドの相方である、G04、ガンダム4号機のパイロット。
フォルドと同じく、オーガスタ基地出身のパイロットである。パーソナルカラーは青色。

開戦当初から戦闘機に搭乗していた。戦闘慣れしており、冷静沈着。何かと突撃するフォルドのフォローにも回っていた。
しかし、殴られた時はしっかり殴り返したりと、内に熱さを秘めている。4号機でも結構な無茶をしていた。
「閃光の果てに」、バカげた戦いの終結を見出そうと戦っている。

余談だが、30歳にしては髪がかなり後退している。フォルドにもちょくちょくイジられていた。

◆ミユ・タキザワ
軍曹 20歳
CV 釈由美子(めぐりあい宇宙のみ)/大原さやか

サラブレッドのオペレーター担当。セミロングの髪型が特徴的。
何かと無茶をするフォルドやルースに振り回されながらも、真面目に任務をこなしている。
「閃光の果てに」におけるノエル・アンダーソンポジション。後に彼女と模擬戦でキャットファイトを繰り広げる。

漫画版は彼女が綴った設定となっている。
夏元雅人氏の書いたミユはボンキュッボンの美人。これだけで買う価値があるぞ。
ついでにLEGACYでは念願の水着姿も見れるぞ。こっちも買おう。

◆キルスティン・ロンバート
中佐 62歳
CV 阪脩

サラブレッドの艦長。ルウム戦役から長い間戦い続けているかなりのベテラン。
フォルドにUボートを例えにした戦術論やチームワークの大切さを説いているが、話が難しいのか理解されず、空回りしている。
むしろ「俺一人でなんとかする!」と返されてして呆気にとられる事も。
ルウムで息子を亡くしており、クルーが亡くなった際も悔やんでいた。

◆アニー・ブレビッグ
上等兵 21歳
CV 永山奈々

小説版、漫画版で登場したメカニック。
ガンダム戦記に登場したデルタ・チーム所属のメカニックその人。

◆ガンキャノン隊
階級、年齢不明
CV 無し

小説版、漫画版で追加されたパイロット達。
隊長であるウェスリー・ナバーロ、無口なダリル・ボイド、若いカーク・ウォルバーグの三名で構成される。

脇役ながらも、確かな腕前でガンダムをサポートする。
地味過ぎるからか、ゲーム化されるとガンキャノンを残して存在が抹消される。



殆どのキャラクターがメディアミックスからの追加設定であり、「めぐりあい宇宙」では名無しの兵士が数多く登場する。

リリア、ユイマン、ギュスターはめぐりあい宇宙におけるミッションモードで育成できるオリジナルキャラクターを流用している。

◆マレット・サンギーヌ
大尉 24歳
CV 笹沼晃

テストパイロットで構成されたマレット特戦隊の隊長で、専用アクトザクを与えられる程のエースパイロット。白髪や三白眼が特徴的。
軍家サンギーヌ家に拾われた孤児であり、左耳には母親の形見であるピアスを常に着けている。
高圧的なプライドと圧倒的な実力は一名を除く部隊員から高い信頼を得ており、メカニックからも認められていた。

ただ、時折部隊員や整備士にひたすら辛く当たる悪い癖がある。
階級も高く、何をしでかすかわからないので誰にも制止はできなかった。
戦闘面でも大局を見ずに「自力で戦えない連中にグラナダの戦力を割くべきでは無い」と発言したり、
中立地帯を抜けたギリギリで仕掛けたりと多くの点で問題が見受けられる。

負傷してからは徐々に狂い始め、信じられない行動に出る。もはや誰にも止められない。ジオンにはこんなのが割と多い

◆リリア・フローベール
中尉 18歳
CV 荒木香恵

マレット特戦隊の紅一点。ジオンの美少女枠。すげぇかわいい。
他のパイロットと違い、紫色のノーマルスーツを着用している。
若いながらに実力は高く、マレットとトップを争う程。

かわいい外見とは裏腹に、強烈な二面性を秘めている。普段は気弱な少女だが…
戦闘中には舌舐めずりをする、口が若干悪くなり、性格が変わる。
小説版では気弱な面が強調されており、劇中でも「怯えた小動物のよう」と表現されており、
ファンからも「いじめてオーラ全開」と揶揄されたが、スタイルは他のメディアよりも自己主張が激しく、パイロットスーツからでもはっきり判る程ムッチリした体形をしている。
そのため、存在自体がとにかくエロい。

何かに依存してしまうクセがあり、親の形見を無くした際には完全に戦意を喪失していた。
後に対象はいろんな意味で強烈なマレットに切り替わり、その依存症は悪化の一途を辿る…

正規パイロットにしては物凄く若いが、メイの登場によって最年少キャラクター枠は逃してしまった。

◆ユイマン・カーライル
中尉 49歳
CV 筈見純

マレット特戦隊では一番の年長者。隊長がいろいろぶっ飛んでるので部隊での調整役も務める。
士官学校の教官も務めていたらしく、過去にはマレットの指導もしていたとの事。

本来は隊長を務められる程の人物だが、自分より才のあるマレットを高く買っている。
一見しっかりした老兵に見えるが、横暴を止めない辺りリリアと同じくどっぷり心酔しているのだろう。

ガンダムの老兵では珍しく顔と年齢が一致している珍しいキャラクター。
シン・マツナガ(24歳)やランバ・ラル(35歳)やシャリア・ブル(小説版で28歳)よりも年上である。 むしろこの三人がおかしいんだけどね

◆ギュスター・パイパー
中尉 24歳
CV 福島潤

マレット特戦隊所属のパイロット。マレットとは同い年。家族の写真を常に持ち歩いている。

俗人のような性格をしているが、時折的を射た発言をする事も。例えるなら序盤のカイ・シデンが近いか。
隊長に夢中になっている他二名とは違い、現実を良く見ており、マレットの狂気にも早いうちから感づいていた。

部隊の仲間のフォローに回ったり、最後まで付き合ったりとなんだかんだ良い奴。

◆メイ・カーウィン
一般人 14歳
CV 仁後真耶子

ガンダム戦記に登場した少女系メカニック。名家カーウィン家の娘で、知り合いも多い。

原作終了後、ジェイクと共にHLVでグラナダまで上がってきた。
アクトザクのマグネットコーティングをすぐに見破る程のプロ。

◆ジェイク・ガンス
軍曹 28歳
CV 矢部雅史

同じくガンダム戦記に登場したパイロット。いつもノーマルスーツを着用している。

メイの付き添いで宇宙に上がり、そのままア・バオア・クー戦に合流した。

◆ノルド・ランゲル
少将 年齢不明
CV 大林隆介

グラナダ方面の艦隊司令官。良識のある軍人であり、ザビ家の勝利が何をもたらすかと漏らしていた。よくキシリアの右腕なんてやれたもんである

少将の階級は本物で、自らの指揮の下、マレット特戦隊を使ってサラブレッド隊を手球に取っていた。
戦況を考えず、目の前の戦いに集中していたマレットとは静かなすれ違いがある。
手の焼ける部下を持ち、話を聞いてもらえないという意味ではキルスティン艦長とそっくり。

「ガンダムバトルオンライン」「ガンダムネットワークオペレーション」にも登場している。


お馴染みソロモンの悪夢。デラーズ・フリート参加前であり、階級も大尉。
めぐりあい宇宙発売記念に専用リック・ドムでの活躍が書き下ろされ、漫画版にも収録されている。
ア・バオア・クー戦では試作ビームライフルを装備した専用ゲルググに搭乗。


二つ名は真紅の稲妻、紅い稲妻。国民からの人気も高いイケメンエースパイロット。
漫画版で登場、ア・バオア・クーの混戦の中、専用機である高機動型ゲルググでサラブレッドを強襲する。
この時のギリギリでの回避は見物。ダテに真紅の稲妻なんて呼ばれちゃいない。


【その他のキャラクター】


死神を乗りこなし、ジオンの騎士を打倒したエースパイロット。
漫画版で少しだけ登場、ア・バオア・クー戦にジム・コマンドで参加している。
セリフが呼吸のみの為、無口ユウか喋るユウかは不明。

◆ダルシア・バハロ
首相 年齢不明
CV 辻親八

劇場版機動戦士ガンダムにも登場したジオン公国首相。
実質的にザビ家の傀儡だったが、自らチベ級に乗って和平交渉へと赴く。
落ちぶれているが、影武者や数多くの戦力を用意する力がある。

◆トレイシー・ラムーア
アナハイム社員 年齢不詳
CV 無し

年老いたアナハイムの社員。ルースとは昔からの知り合い。
中立地帯から補給物資を提供する。何故か戦闘に巻き込まれたのかのようにオフィスがめちゃくちゃ。
彼女の昔話によって、フォルドは大きく成長した。ルースは嫌がった。


【登場兵器】

  • サラブレッド隊

ガンダム4号機/5号機
サラブレッド隊の主力である二機のガンダムタイプ。コールサインは「G04 G05」
宇宙での高機動を実現する為に各部にスラスターを増設しており、地上では満足に動けない。
詳しくは項目にて。

ガンキャノン
RXシリーズの1機。両肩のキャノンからの砲撃は威力、射程共に目覚ましい物がある。
そこまで量産されておらず、エースにも回される事が少ない高性能機だが、なんと3機も搭載されている。

ガンダムへの支援やサラブレッドの護衛を主に担当する。

◆サラブレッド
隠密性を高めた改ペガサス級強襲揚陸艦
ジャミングフィールドや、特殊弾頭のミサイルを装備していたりと他のペガサス級とはひと味違う。
詳しくは項目にて。

サラミス級巡洋艦
開戦前から使われ続けている宇宙巡洋艦。2隻のサラミスがサラブレッドに同行している。
ガンキャノン以上に活躍が少なく、かなり地味だが、モビルスーツが少ないサラブレッド隊には貴重な対艦兵器である。


【ジオン公国軍】

アクト・ザク
ペズン計画によって生み出された高性能ザク。これまでのザクには不可能だったビーム兵器の装備が可能。
マグネットコーティングを施して機動性を引き上げたり、ジェネレーターを高性能化させている。

マレットがカラーリングを変更、ブレードアンテナを取り付けた専用機に搭乗する。
めぐりあい宇宙ではブラウ・ブロとタッグを組んで襲い掛かってくる。
詳しくは項目にて。

リック・ドムⅡ
Mモビルスーツの異なる規格を統一するプロジェクト「総合整備計画」によって制作された新型リック・ドム。

マレット隊の3名が搭乗しており、突撃するマレットの露払い、支援を行っていた。各々装備が違う。
リリア機 ジャイアント・バズ×2 ヒートサーベル排除
ユイマン機 ジャイアント・バズ ヒートサーベル
ギュスター機 MMP-80 ヒートサーベル

ブラウ・ブロ
有線ビーム砲を駆使してオールレンジ攻撃を可能とした巨大モビルアーマー。
ニュータイプが操縦する事を想定されたサイコミュ搭載兵器ではあるが、人数を揃えればオールドタイプでも操縦可能。

めぐりあい宇宙ではアクト・ザクとタッグを組んで、ガンダム試作5号機に最後の戦いを挑む。
ホワイトベース隊とも戦闘しているので、詳細データがサラブレッドに保管されていた。

漫画版では余剰機体にマレット隊の三名が搭乗。マレット本人はブラウ・ブロを信用せず、アクトザクだけで十分と語る。

ビグロ
機動戦士ガンダム本編や、外伝でもよく見かける高機動モビルアーマー。

もしG04、G05が星一号作戦に投入されていたら…というif展開に登場。
かつてビグロ改が登場していた「ア・バオア・クー攻防戦」での名残。
二機同時に現れ、コンビネーションで二機のガンダムと激戦を繰り広げた。

ゲルググ
ビームライフルの装備をも可能にした最新鋭量産型モビルスーツ。

漫画版ではエースパイロットの機体としてクローズアップされている。
アナベル・ガトーとジョニー・ライデンが専用機であるゲルググに搭乗していた。
ジェイク・ガンスも量産型に搭乗する。

共同戦線を張った熟練したジオン軍人が和平実現の為に、サラブレッド隊と共にかつての友軍と戦う。
紛らわしい状況からか、フォルドも間違えて銃口を向けていた。

ザクⅡ
ジオン公国を長い間支えたモビルスーツ。やられ役としての登場が主。

漫画版ではマレットのアクトザクに突き飛ばされ、二機のガンダムにはひたすらボコられた。
サラブレッド隊と共同戦線を張った新兵のザクが新兵のジムとわちゃわちゃしていた。

リック・ドム
重モビルスーツ、ドムの宇宙対応型。基本的にはザクと同じくやられ役として登場。

「めぐりあい宇宙」でガトー専用リック・ドムが登場、鬼神の如き活躍を見せる。
漫画版3巻収録の「ソロモンの悪夢」では主役機となり、出撃演出も再現された。

LEGACYの前日談ではマレット特戦隊の3名が積み荷として積まれていた機体を使用した。

ガルバルディα
アクトザクと同じく、ペズン計画によって設計されたギャンの改良機。
ゲルググの生産ラインを活用しているので、ゲルググとギャン、どちらの面影を残している。

サイドストーリーで登場、マレット達と共に突撃してくる。

チベ級重巡洋艦ムサイ級軽巡洋艦
ジオン軍の宇宙巡洋艦。連邦軍のサラミスやマゼランと比べ、初期からモビルスーツの搭載を予定して設計されているが、砲戦能力はやや劣る。
ア・バオア・クーに向かおうとするも、サラブレッド隊の奇襲には対応しきれず、数多く破壊された。

撃破されても次々登場するので、マレットの言う通りにグラナダの戦力は相当の物だったのだろう。


【メディアミックス】

メディアミックスとして多数の作品が存在する。
全3巻の漫画版、一巻完結の小説版が存在しており、絵は夏元雅人氏が書き、シナリオを前者は千葉智宏氏、後者は宮元一毅氏が担当。
ゲーム化される場合はめぐりあい宇宙版では無く、こちらを原作としている。

2015年には内容は同じに、新規描きおろしされたエピソードが追加された漫画版も発売されている。
こちらは表紙も変更されており、絵柄は最近の夏元雅人氏のそれとなった。

後にGジェネスピリッツでは漫画版の原作ルートを元にフルボイス化された。
めぐりあい宇宙のBGMのリメイクはもちろん、マレットに専用BGMが追加されたりと大盤振る舞い。
マレット専用アクトザクの異常な高スペックは多くのプレイヤーを泣かせた(特に時系列順でプレイするタイプのユーザー)。

一年戦争の外伝作品を纏めたゲーム「サイドストーリーズ」にも収録。こちらも原作ルート。

宇宙世紀における外伝のさらなる外伝を描く「GUNDAM LEGACY」では本編の前日譚や、本作のキャラクター達の『その後』が描かれる。


ガンプラ

マスターグレードで4号機、5号機が発売されている。
専用武装はもちろんの事、Bstの着脱や、シールドの可変機能も再現できる。

ただし、マレット専用アクトザクはキット化されていない。
そもそもアクトザク自体がガンプラになっていないので、難しいだろう。


【カードビルダー】

機体は4号機、5号機とその武装、Bst装備形態が存在する。
パイロットはフォルド、ルース、ミユ、マレット、リリアが参戦した。

高威力な4、5号機のハイパービームライフルが特に人気で、高値で取引されていた。
ガチ編成では火力の為に二丁持ちされ、主にアムロの愛用武器とされた。

肝心のパイロットのルースには撃破された度にテンション上昇の効果がある為に、なんとも悲惨な運用法をされてしまう。
その方法とは{戦闘機のような貧弱な機体に載せられて、何度も特攻させるという物。]またルースが死んだ!この人でなし!

ジオンサイドはアクトザクが元々あるものの、またしても専用アクトザクが無いので完全な原作再現ができない。ぐぬぬ…

と、前フリはこの程度に。最高レアリティであるハイグレードとしてフォルドとマレットが選ばれたが…

「マレットのHGカードが何もかもおかしい。」

マレット特戦隊が全員揃い、ビシッと敬礼している一枚なのだが…

マレットの顔が妙にいかつくなり、顎が肥大化。悪人顔にされ、敬礼なのにガンをツけているようにしか見えない。何故かパイロットスーツが緑から紫色に。
リリアは顔に面影があるが、眼の色と髪の毛とパイロットスーツが真っ赤に。シャア専用リリアにでもされたのだろうか?
ギュスターは黒スーツに金髪のムキムキマッチョマンに。もう俗人チャラ男っぽい面影は何処にも無い。誰だお前。
ユイマンだけはなんとか原作のまま。若干肌が黄色い程度だが、他3名と比べれば違和感は無い。
もはや別人レベルに魔改造されており、何を資料にしたのか不思議なレベル。「マレット カードビルダー」で調べれば出てくるだろう。

能力も過去のマレットとまったく同じであり、実際にはイラストとレアリティを変えただけのカード。
カードビルダーも最後にはこのようなイラストだけを変えたカードが沢山あったが、その中でもなかなか強烈な一枚。
対してフォルドはめちゃくちゃになっていないどころか、ビシッと決まっている。さらに能力「前線の撃墜王」も追加され、レア感は増している。
一体何処で差がついたのだろうか…



追記、修正の果てに……。

この項目が面白かったなら……\ポチッと/

+ タグ編集
  • タグ:
  • ガンダム
  • 夏元雅人
  • 宇宙、閃光の果てに…
  • ガンダムシリーズ
  • ア・バオア・クー
  • ペズン計画
  • 一年戦争
  • 機動戦士ガンダム外伝
  • 釈由美子
  • ガンダム外伝
  • ガンダム4号機
  • ガンダム5号機
  • Uボート

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2024年04月05日 18:27