クリスマスイベント(Fate/Grand Order)

登録日:2018/09/22(土) 20:53:53
更新日:2025/01/11 Sat 11:08:13
所要時間:約 13 分で読めます




※この記事はイベントクエスト(Fate/Grand Order)の項目から一部内容を移転して編集した内容となっています。ご了承ください。

クリスマスイベント(Fate/Grand Order)とは、ソーシャルゲームFate/Grand Orderの期間限定イベントの一つである。

●目次

【概要】

クリスマスの時期に開催されるイベントクエスト。
くじのアイテムを集めてくじを引く、ボックスガチャ形式という形式。
だいたい一回ごとに「当たり」アイテムがひとつあり、それを引けば「リセット」できるが、FGOのボックスガチャの中身にハズレアイテムはほぼないので、よっぽど時間がないのでもない限り箱を全部開けきってからリセットしたほうが良い。
溜めている林檎(AP回復アイテム)を全部吐き出す勢いで走れと語る者もいるほど。
クリスマス」だけあって、総じて便利な素材ばかり揃っているのもポイント。
サンタ役の配布サーヴァントは、今現在第一部の章ごとに登場したサーヴァントから選ばれている傾向がある。

【一覧】

◆ほぼ週間 サンタオルタさん

「シャンパンの準備はいいな? ──プレゼントの時間だ!」

2015年12月中旬に実施。
脚本担当は奈須きのこ
クリスマスを迎えるカルデアに突如現れた悪のサンタクロースを名乗るライダー・アルトリア(オルタ)。
彼女にトナカイとして拉致スカウトされた主人公は良い子(どいつもこいつもいい年したサーヴァントだが)にプレゼントを押し付ける旅に出る。
しかし彼女たちが出くわしたサーヴァント達は皆、サンタへの敵意を隠そうともしない。
彼らを騙してプレゼントを巻き上げている、謎の偽サンタとは? そして、サンタ・オルタが最後に向かう先とは……?

「くつした」を集めてサンタオルタが用意したくじを回し、アイテムを取得するのが目的。
くじの中には謎の「黒い呼符」があり、それを集めると……?

まさかの実装前のサーヴァントがシナリオ限定で先行出演。
FGO初のボックスイベント。一般的なソシャゲのボックスと違い、 無駄なものが何一つ入っていない とまでされるボックスの中身に多くのプレイヤーが驚愕した。

2016年11月中旬に、15ハロウィンと同じく復刻ライト版が開催。でもボックスはライトにしないで欲しかった


◆二代目はオルタちゃん~2016クリスマス~

「好きなこと? もちろん、サンタ行為です。サンタ・サンター・サンティスト!」

…長い!! あざとい!! かわいい!!
だが、ボックスガチャ五回目に出てくる当たりアイテム「白銀の交換券」を手に入れないと正式加入できないので注意。
(1~4回目の当たりアイテムは限定再臨素材。少々きついが逆に言えば正式加入させれば必ず最終再臨させられるという事になる)
発表された瞬間人気が爆発し、Twitterや某イラストサイトでイラストを投稿するロリコンに目覚めたぐだ夫ぐだ子が続出した。

2016年11月下旬より実装のクリスマス第二弾。
去年と同じくいい年した良い子にプレゼントを贈るためトナカイ役に任命された主人公だったが、今回コンビを組むのはサンタ・オルタではなかった。
二代目サンタに任命されたのは…まさかまさかのジャンヌ・オルタが小さくなったちびっ子オルタちゃん!?
初代サンタから快く(?)二代目を任命されたオルタちゃんだったが、頑固で生真面目な性格が災いしてドジを踏んでばかり…
落ち込む彼女を「真のサンタ」に導くべく「ある人物」が現れ…!?

システムは基本的には去年とほとんど同じ。
「奇跡のくつした」を集めてボックスガチャに挑戦できる。
ただ、三日目に解禁される「こな雪級」まではくつしたのドロップ率がかなりしょっぱいので、
まずはケーキを集めてくつしたのドロップ数を増やしてくれる礼装「聖夜の晩餐」を必ず手に入れよう。
「聖夜の晩餐」自体もかなり強力(かつエロい)礼装なので、ゲットしておいて損はない。

第七章登場予定のイシュタルが先行登場する……という名目だったが、実際は期間限定ガチャにいる(ついでにイベント特効枠にも含まれる)だけで今回のイベントには一切登場しない。
それにしてもサンタアイランド仮面… いったい何者なんだ…(棒)

タイトルの元ネタは任侠映画「二代目はクリスチャン」。
…今の人にはわかんねぇよ!!

2017年11月中旬に、去年と同じく復刻ライト版が開催。そしてやっぱりボックスもライト版だった

◆冥界のメリークリスマス

「ふぉっふぉっふぉっ、サンタじゃぞ」

まさかまさかのアルテラサンタ。
めぇー。(CV.能登麻美子)

2017年12月下旬に開催されたクリスマスイベント第三弾。例年よりも遅めの開催のためイベント期間が上手いことクリスマスに被った。
クリスマス直前、唐突にカルデアが42℃の真夏に。
さらに、サーヴァントまでもが掛かる謎の熱病が発生し、サンタ2人にマシュ、ダ・ヴィンチちゃんもダウン。
何やら冥界に異変がある事が分かり、ぐだーずはやせ我慢の賢王の協力のもと、冥界に急行するが…?

散々アップデートの際に告知と催促があった*2通り終章クリア後のマスターのみ………というのは流石に酷なためか、第7章クリアが参加条件。
と言うよりは、事実上の第7章の続編である。
このシナリオにより、終局特異点にエレシュキガルが駆け付ける事ができたのは何故か、その時の言動の意味は何だったのか、ついでにデッドヒートサマーレースのイシュタルの悪魔の所業は誰の発案だったのかが明らかになる。
脚本担当は奈須きのこ

このイベントと同時開催のガチャで待望のエレシュキガルが実装。
特攻枠には第7章登場キャラと過去のサンタ二人…なのだがイベントの主役であるアルテラはわかるがなぜかパラケルススまでもが混じっていたことには変な笑いを誘った。CCCイベのトリスタンの再来である*3

システムは前年と一緒で、「冥界の砂」を集めてボックスガチャを引く形式。1〜4回目はアルテラサンタの再臨素材、5回目が正式加入券が当たりアイテムになっている。

第一部第7章が参加条件だけあって、シナリオの敵も周回の敵も前2回とは比べ物にならないぐらい強い。
今回も今回で一部の特攻が通らないというバグがあり、ジャックちゃんによる高速周回が捗らないという不満が出た。
また、冥界の砂の最高効率のフリークエストの敵のHPが多すぎて高速周回ができないという点にも批判が出た。

タイトルの元ネタは大島渚監督の名作「戦場のメリークリスマス」。ビートたけし(北野武)氏の名シーンが有名。
前回捻りすぎた反省からか、今回はタイトルがわりと分かりやすい

余談だが、イベント開催時期が例年より遅れてクリスマスに被った=年末になった事と、このイベントの終了直後にメインストーリー第2部序章が始まったことに関して、
エレシュキガルに悲しいネタが生まれてしまった。詳細はエレシュキガルの記事にて。


2018年11月に例年通り復刻。ボックスもいつもどおりライト版
前回の不具合は解消され、限定鯖のアルテラサンタに特攻(攻撃力2倍)が付くようになった。
復刻に際して6人目以降の限定鯖入手時にレアプリズムが入手可能になったため、復刻前の時点で宝具5にし終わった人も取りに行く価値はある。
ただし、開催期間が非 常 に 短 い(約1週間)事には批判の声もあった。

前述の通り第1部第7章と地続きの内容であり、ストーリー的にも重要なエピソードであるため、2020年2月26日よりメイン・インタールードにこのイベントが追加された。
第1部7章をクリア後、レアプリズムを支払うことでストーリー部分のみ開催期間なしでいつでも解放可能になり、アルテラサンタも入手可能となっている。
更に2022年1月26日からは条件が緩和され、無償開放が可能になった。

◆クリスマス2018 ホーリー・サンバ・ナイト ~雪降る遺跡と少女騎士~

サンとサンを盛大に間違えた結果、先代をも超える露出度になってしまった太陽の女神。配布初のルーラー。
簡易霊衣が用意されている他、イベント中は獲得経験値が二倍になるため非常にレベルが上がりやすい。
イベント中は攻撃力補正がかかり、言わば防御の硬いバーサーカーとも言える仕様となっている。

2018年12月下旬より実施されたクリスマスイベント第四弾。
アルテラ・ザ・サン(タ)にサンタの跡継ぎとして任命されたケツァル・コアトル。
しかしサンタ化する際のアクシデントにより神性が半分に分かれ、いずこかへ去った後に微小特異点が発生してしまう。
特異点の発生地である南米のメキシコへ向かった主人公一行だったが、そこではケツァルの半神が「真のサンタクロース」を決めるためのタッグマッチトーナメントを開催しようとしていた…。

参加条件は前回よりも厳しいLostbelt No.1(第2部1章)クリア。
ただし先に開催されたハロウィンイベントが更に厳しいLostbelt No.2クリアを条件としていたため、今回はイベント参加のために緊急攻略に勤しむマスターは然程見受けられなかった。

システムは以前と同様。
専用アイテム「アミーゴタオル」を集めてボックスガチャに挑戦できる。
1〜4箱目はサンバサンタの再臨素材、5箱目は正式加入券が当たりアイテムとなっている。

新規サーヴァントとして星5ランサー、シャルルマーニュ十二勇士の一人であるブラダマンテが恒常実装。
当然本イベントの特効枠に入っている他、ストーリーでも主役の一人として活躍する。
また、今回の特攻サーヴァントはアイテムのドロップ数ではなく、攻撃力と絆ポイントの獲得量が上昇する。
あと実装1週間足らずでUMAが特効に入った事がちょっとした話題に

イベントの特徴として、メインクエストがキン肉マン夢の超人タッグ編タッグマッチトーナメント形式のため一部ボス戦はサポート含む2騎のみで出撃しなければならない
一応相手も2騎でHPも調整されているが、それでもストーリーボス戦の難易度はやや高め。ひとチームだけ滅茶苦茶卑怯な奴らがいるが
攻撃力増加礼装はないが、配布サーヴァントが防御力の高いルーラークラスかつ強力な攻撃力特効補正持ちなので、上手く活用しよう。
唯一、セイバークラスの特攻鯖はりゅうたん一人だけなので、それだけは注意。

上記の通り、プロレス題材だけあって、怒涛のキン肉マンパロディの連続でマスター達の腹筋をことごとく粉砕した。

☆例☆
  • 森の四次元殺法コンビ(ジャガ村&アタランテオルタタッグ)
  • モースト・デンジャラスコンビ(カーミラ&不夜アサタッグ(タッグ?))
  • マルタ52の喧嘩殺法
  • 「メインの体の上にオーバー体というのを着ているのよ」
  • 1000万ツァーリパワー
  • 「「マンモスタスク・トレイン!!」」(イヴァン雷帝&アナスタシアタッグ)
etc…

翌冬には例年通り復刻されると思われたが、代わりに第五弾が発表されてしまい、まさかのイベント未復刻に
おかげでサンバ難民が発生する事態となった。
ただし2023年に「巡霊の祝祭」キャンペーンで過去の配布サーヴァントが手に入るようになり、
その第1弾からサンバもラインナップされたため、交換用の「巡霊の葉」さえ集めれば入手自体はいつでもできるようになった。

◆クリスマス2019 ナイチンゲールのクリスマスキャロル

五代目にして史上最もサンタらしいサンタ服に身を包んだ我らが婦長。ただしサンタの自覚/Zero。
最終再臨のセイントグラフは多くの患者プレイヤーに衝撃を与えた。
サポートスキルをありったけ詰め込んだ上にアタッカーまでこなす地味にトンデモ性能の持ち主。そして安定の「狂化EX」。

いつもの様にクリスマスを祝い始めるカルデア。だがいつもならいるはずのサンタがいない。
そして時を同じくして微小特異点が発見されるが、そこではなんとカルデアのサーヴァント同士が戦っていた!
サーヴァントという兵士を治し、特異点という病を消し去るため、何故か五代目サンタとなったナイチンゲールはマスターと共に雪空を駆ける。

なんでか知らんが前年の復刻をすっとばしやがってまで開催されたクリスマスイベント第五弾。
第二弾以来となる11月下旬と早めの開催だが、これは本編第二部最大の山場と目されるLostbelt No.5の実装が12月に控えていたため。
参加条件はプロローグ「特異点F」クリア。

システムはいつものボックスガチャ。
例年と違うのは、全プレイヤーのがボックスをリセットした回数が「みんなが開けたボックス数」としてカウントされ画面上に表示されている事。
このカウントが一定数以上になると、1回のみ挑戦できる代わりに素材が貰える「バトルロイヤルクエスト」が開放される。
過去のボックスガチャの周回数を鑑みてかカウントのボーダーはかなり高め...と思ったら特にそんな事は無かった。(ノルマを軽々突破されたという意味で)

物騒なあらすじだが、シナリオ自体は歴代クリスマスイベントでも比較的平和。
その一方で鋼の看護師ナイチンゲールの過去や内面に触れる描写が多く、彼女の成長物語の側面も強い。
そのためクリスマスイベントというよりは、イベントの体を借りたナイチンゲールの「幕間の物語」とも呼ばれている。FGOにはよくあること
また、新規サーヴァントとして、セイバークラスのアストルフォが限定星5で登場。リヨぐだおの願望がこんな形で現実になるとは...。

イベント自体は普通に行われるはずだったのだが、Apple Storeの反映トラブルにより久々となる超長期メンテナンスが発生。
奇しくも北米版ではわずか数週間前に「二代目はオルタちゃん」復刻時のトラブルに伴う長期メンテにより、連続ログイン記録が途切れてしまうという悲劇に見舞われたばかりであった。
そのため日本でも同じ事になるのではないかと心配されていたが、ここでようやく運営は「長期メンテ中に限り全プレイヤーをログイン状態扱いとする」特例措置を実施。
結局30時間にも及ぶメンテの末、イベントは一日遅れで無事(?)開催された。*4

2020年10月にライト版として復刻。
遂にクリスマスを通り越してハロウィンより先に開催された。そしてまたスルーされるサンバ復刻
バトルロイヤルクエストは当初前回と同じノルマが設定されていたが、復刻時は様々の要因が重なりボックスの開封率が想定を下回ったため、途中アップデートでノルマが下げられた。さもありなん。

◆栄光のサンタクロース・ロード 〜封じられたクリスマスプレゼント〜

6代目にして初の男性サンタになった施しの英雄。
何故かボクシングに目覚めた、剣では無く拳で戦うセイバー。武器など不要。真のサンタは拳で殺す。
何もかもおかしいが気にしてはいけない。

クリスマスシーズンが到来し、色々とズレながらもサンタとしての責務をこなしていくカルナ
だがいつの間にかプレゼント箱が黒く変色し、開けられなくなってしまう。
原因究明のため特異点にレイシフトすると、そこにいたのは強大な力を持った「邪竜」だった。
黒い箱の謎を解き明かし、クリスマスのあるべき姿を取り戻すため、カルナは聖拳を武器に立ち上がる。

2020年12月に開催されたクリスマスイベント第6弾。
メインストーリー第2部5.5章が12月初めに実装された関係でタイミングがやや遅く、歴代で初めて12月25日以降も続くクリスマスイベントとなった。
参加条件はプロローグ「特異点F」クリア。

シナリオを進めるには、ボックスガチャから排出される「ブラックプレゼント」を一定数集める必要がある。
これに合わせてかボックスガチャの仕様が一部変更されており、景品を全部引いてからでないと箱のリセットが出来なくなった。

シナリオクリア後にはブラックプレゼントで回す特殊なボックスガチャが解禁される。
リセット出来ない一箱こっきりのガチャだが、それが妥当にしか思えないレベルの超豪華ラインナップでマスター達を驚愕させた。
ただし幼角テメーは駄目だ

新規サーヴァントとして星5ランサー「ヴリトラ」が恒常実装。
アルトリア・キャスターと相性が良いArts全体宝具の持ち主だったため、哀れ早速周回で過労死させられる羽目に・・・。

このイベントも翌冬には例年通り復刻されると思われたが、復刻したのは翌々年の2022年冬となった
レイドイベント「非霊長生存圏 ツングースカ・サンクチュアリ」開催などで予定が詰まり過ぎていたためだと思われるが、
クリスマスイベントはどうにも年末にメインストーリーイベントをぶち込むかトラブルをやらかしがちな悪癖の煽りを受けがちである。

◆メイキング・クリスマス・パーティー!

7代目サンタは凄女をスカディがちょちょいと弄った結果爆誕した新しい料理人。実は本当はこっちのほうが正しい姿である。
今までのアタッカーぶりはどこへやら完全サポート特化。キリスト教関連サンタ・補助宝具持ち配布サーヴァント・Quick補助宝具…等々多くの面で2例目になっている。


不良サーヴァントの相手に疲れていたマルタに対し、エリちゃんからいわゆる「魔法使い」の存在を聞いたスカディがルーン魔術をかけた結果、聖女になる前の料理好きのお姉さんに戻ってしまった。
そんなマルタはサンタとして、「クリスマスパーティー」を企画。パーティーといえば勿論料理ということで、カルデアが誇る料理人たちと、スカディがこれまた弄った食材倉庫から食材を調達しに向かうのであった。

2021年12月に開催されたクリスマスイベント第7弾。
FGO史上でも稀に見る超絶平和なイベント。多少マルタの原点に触れる要素こそあるが後はほぼパーティーのために食材を集めに行くだけ。むしろマスターの胃袋へのダメージのほうが大きい。

ボックスガチャは今回から11箱目以降は100個まとめて貰えるようになるという待望されていた機能が実装。安心してボックスに精を出すことができる。
中身も少し変更されており交換系の枚数が増えたりしている。

更に、今回から高難易度クエストが2個になった。片方は2部6章をクリアすると解禁され、コンテンニュー不可と超高難易度クエストのそれに近いスタイル。

ただ、直後に2部6章から地続きとなるレイドイベント「非霊長生存圏 ツングースカ・サンクチュアリ」が控えているためか、イベント期間はたった8日半。そのため数を開ける場合はかなり忙しいことになる。

なお、新規サーヴァントはなし。
代わりにイベント主役格になったスカサハ=スカディが久々に復刻されているので持っていない人にとっては最大のチャンスとなっている。

◆ 雪原のメリー・クリスマス2023 ~7days / 8years Snow Carol~

8代目サンタには第2部における重要キャラクター・ネモ船長が就任。
サンタ化してもクラスが元のままというちょっとした変わり種で、陸上装甲車ペンギンポーターを駆りプレゼントをお届けする。
当然船長だけでなく他のネモシリーズも全員がサンタクロースやトナカイの装いに身を包み、とても賑やかな雰囲気。

1年飛んで2023年12月に開催されたクリスマスイベント第8弾。
参加条件は2部6.5章のクリア。ただしフリークエストは冬木クリアで参加可能。
今回もこれといった黒幕がいるわけではなく「帰省中のサーヴァント達にネモがプレゼントを配達すべく奔走する」という比較的平和な内容のイベント。
最後のお届け先のために、マスターの力を借りずにあくまでも自分自身の善意から死ぬほどの無茶をするネモの献身こそが見所である。
また第2部メインストーリー終章へ向けたものと思われる重要な伏線が示唆されるシナリオでもある。

イベント形式はお馴染みのボックスガチャ。
今回は1日目から7日目までの間、推奨Lv90と推奨Lv90+のクエストが日替わりで別物に差し替えられていくという形式になっており、周回時に手に入る素材が毎日変わる。

◆ポホヨラのクリスマス・イブ 夢見るサンタとくるみ割り人形

9代目サンタを拝命した銀の鍵の魔女。バレエ動画の影響でバレリーナ属性が追加された。
マスタースキル強化スキルを2つ持つArtsサポーター。水着でもフォーリナーのままだったアビゲイルは初の別クラスとなる。
ストーリー参加条件は2部6章クリア、フリークエストは冬木クリアで参加可能。

また、アルテラ・ザ・サン(タ)、シトナイ、楊貴妃の強化クエスト、
特攻には入ってないが、バレエ発祥のオペラ座があるフランスに関連した、ファントムとデオンの二度目の強化クエストが、日毎に分ける形で追加された。

新規サーヴァントとして星5バーサーカー「ロウヒ」が恒常実装。
イベント特攻、全体バーサーカー、NP供給能力などがかみ合った結果周回に駆り出され1週間も経たずに絆10を超えてしまうマスターも多数。
また、例年ボックスガチャはクリスマスを含め1年に2回程度あったのだが、
今年は前回のクリスマスから今回に至るまでボックスガチャが1度も実施されなかった異常事態であった。
そのためQPや素材供給でボックスガチャを当てにしているマスターは元々悲鳴を上げており、いざ実施された際には周回に過去一いそしんだのである。

だというのに開始直後にマスターミッションとデータベースに重大なバグが発生してしまい、その解消のために12時間を超える緊急メンテナンスを実施せざるを得なくなり、加えてイベント期間延長を行わなかったため、バグ騒動やこれに関する運営側の対応ミスもあり少々炎上を招いてしまった。
一応の救済措置で最高効率クエストが早期に開放、更に緊急メンテナンスと被ったせいで実質的に前倒して復刻PUが終わったラスプーチンのピックアップ召喚も後日再開催された*5

ストーリーは不穏な内容もあり、実際クリスマスとしては過去トップクラスにやばい事態も発生するのだが、クリスマスならではの心温まる終わり方であった。
しかし一方で、『ハロウィン・ライジング!~砂塵の女王と暗黒の使徒~』同様本当の意味で事件は解決せず、今後大きな事件が起こることが示唆されている。

+ クリスマスが一度だけなんて誰が言った?
◆スペース・ファンタズムーン アナザー・クリスマス 真夜中のこんふぁんた

ポホヨライベの終了時刻は12月24日23:59。13:00に終わるイベントが大半である中変則的な形となっていた。
そして24日に入ると、マスタールームのデジタル時計が、12月25日0:00に向けてカウントしていた。
そもそも前イベントのメンテ騒ぎについて、終了後が虚無期間なら日程を延ばすのはさして問題ないはずなのに、伸ばすと言う対応を取らなかった。
このため、12月25日に入った瞬間に何かあるのでは?とマスターたちは予期していた。

そして始まったのはなんとクリスマスイベントお代わり。
流石に配布サーヴァントはいなかったが、新規サーヴァントとして実装されたのは星5プリテンダー、ファンタズムーンというビッグサプライズ。

カルデア内でサンタ活動や動画配信をするアルクェイドもといファンタズムーンに、何をやらかすかと思った腐れ縁の謎の代行者はファンタズムーンを追跡していく。
一方で、その裏側ではとある復讐者が蠢動していた…

開催期間7日の小型イベント。
一般的なイベント形式ではあったが、目玉は12月29日18:00から始まった、約1年ぶりのレイド戦。
藤丸「レイド!?いまレイドって言った!?」
ポホヨラのボックスイベントでリンゴの備蓄を消費していたマスターも多かったはずだが、それでも彼らは2000万もの敵ボスを翌日も拝ませないペースであっという間に風前の灯火に追い込む。
3000万の残機が追加されたが、マスターにとってはただのお代わり。翌日の正午を拝ませずに刈り尽くした。

今回の黒幕(エモノ)はシエルの宝具でレア演出として射出される例のアイツ(NECO)
事象の地平にデッドエンドシュートされる扱いに叛逆するために立ち上がった筈が
クラス相性の都合で復讐対象にデッドエンドシュート高速周回されるという本末転倒事態と相成った。
「どんだけバフ盛ってんだよぉ!」

+ 収穫祭終了。殺したかっただけで死んでほしくはなかった・・・・
「アイテムドロップもここまで。素材?そこになければないですね。」
「――――――。(何もかも失った絶望の顔)」
「藤丸君のメンタルが物凄い不調になった!」

と思ったら、その直後に30日18:00からのレイドお代わりが告知。
最初から残機6000万が設定されていた上、動きが前日と比べてやや鈍く、年越しもあり得るか…?と思いきや、それでも26時間52分で討伐完了。
Fate年末特番放送開始前に刈り尽くして年越しを迎えたのであった。

なお、この時のレイドボスは除夜の鐘モードで、クリスマスイベントと同時に年越しイベントでもあった。
ボスのクラスがアルターエゴに変更となったため、今度はプリテンダーのファンタズムーンがクラス相性有利に。
加えてファンタズムーンの宝具は悪特攻付きの単体攻撃のため
悪名高い冤罪コンボ(敵に悪特性を付与し悪特攻で攻撃)が可能だった。
なお今回のレイドボスは1陣のアヴェンジャー版、2陣のアルターエゴ版ともに悪特性を持っていない。
「ワンパン出来ましたかにゃあ?」


事前告知ではレイド終了後6時間程度、大晦日の18:00~23:59しかエピローグが読めないと告知されていたが、流石に酷と思われたのか翌年1月3日まで解放が延長された。


追記修正はいい大人にもプレゼントを届けられる器量を得てからお願いします。


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最終更新:2025年01月11日 11:08

*1 2023年のネモは入っていないと思われるかもしれないが、ネモの素性は原作では「ダカール王子」であるためその意味では継続している。

*2 終章までの消費APが通常の1/4、更に終章のクリアで石を30個配るなどのキャンペーンも行われていた。

*3 一応、トリスタンもパラケルススも全くの無関係ではない。トリスタンはとある会話の選択肢に名前だけ出てくる。パラケルススはイベント冒頭で熱を出していたため冷蔵庫に押し込められる。それだけ。

*4 ちなみにこの連続ログイン日数に応じた報酬は本作では基本的には無い。身も蓋も無く言えば本当にただの記録でしかないのだが、これでモチベーションを維持しているマスターも多い。また幸いトラブルには見舞われていないが、キャンペーンによる特定期間内の連続ログボ自体は存在する。

*5 ただし元々の開催期間の都合上、こちらにはロウヒが入っていない