登録日:2012/11/16 Fri 03:42:12
更新日:2025/04/11 Fri 22:20:01
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大邪神ゾークの復活の時だ! フハハハハハハハ! ハハハハハハハ!
《闇の支配者-ゾーク》とは
遊戯王OCGに存在するカードであり、《闇の支配者との契約》によって降臨する儀式モンスターである。
以下、カードの詳細
●闇の支配者との契約
儀式魔法
「闇の支配者-ゾーク」の降臨に必要。
(1):自分の手札・フィールドから、レベルの合計が8以上になるようにモンスターをリリースし、手札から「闇の支配者-ゾーク」を儀式召喚する。
●闇の支配者-ゾーク
星8/
闇属性/
悪魔族/攻2700/守1500
「闇の支配者との契約」により降臨。
(1):1ターンに1度、自分メインフェイズに発動できる。
サイコロを1回振り、出た目の効果を適用する。
●1・2:相手フィールドのモンスターを全て破壊する。
●3・4・5:相手フィールドのモンスター1体を選んで破壊する。
●6:自分フィールドのモンスターを全て破壊する。
上記の2枚は読み方が異なり儀式魔法が『やみのしはいしゃ』でモンスターが『ダークマスター』と読むのでカード名を宣言するときには注意が必要。
《
サンダー・ボルト》とコストのない「死者への手向け」を内蔵しており非常に強力。
自分へのデメリットが1/6と確率的にも低いので破壊効果が決まりやすく、戦況をがらりと変えることもできる。
また、破壊するモンスターの数が1体なのかそれ以上なのかと不確定なため
モンスターを2体以上破壊するカードに対してカウンターできる《スターライト・ロード》によって無効化されないのも強みとも言える。
ただし、
いずれにしろフィールドのモンスターを破壊する効果になるので自分のモンスターのみを破壊から守れる効果は素通りするが、守る対象は自他問わない《
スターダスト・ドラゴン》などにはカウンターを喰らってしまう。
幸い《スターダスト・ドラゴン》は《闇の支配者-ゾーク》より打点が低いので殴り倒すことは可能だが。
強力なカードではあるが召喚するのに手間がかかり、儀式魔法+リリース要員+このカードと必要なカードも多いのでモンスターの召喚時に発動するカウンター罠などには注意が必要。
儀式召喚を容易にできる《高等儀式術》やデメリット効果を発動してしまったときの万が一の保険として儀式モンスターを蘇生できる《契約の履行》などと組み合わせることで負担を軽減できる。
また《儀式の下準備》対応なので近年では《高等儀式術》以外の手段でも出しやすくなった。
●収録パック
闇魔界の脅威
EXPERT EDITION Volume.1
MILLENNIUM PACK
と、3回しか収録されていないが、意外とレートは低いので現在でもカードショップなどで安価で入手可能。
●原作において
モンスターワールド編にて
闇バクラ主催のTRPG「モンスター・ワールド」と言うボードゲームの
ラスボスとして登場。
バクラと一心同体の存在で、
ゲームに敗北しない限りゾークが倒れてもバクラは消えないが、ゾークが受けたダメージがバクラの肉体に及び、その部分だけ獏良の意志に奪回されるリスクがある。
この関係性の暗示か、実は髪型がバクラと同じ。
不公平なステータス設定から来る力の差で遊戯達を苦しめたが、バクラが心の底に幽閉していた本物の獏良の意思によってダイス目を逆に操作され、先制を取り損ねる、ファンブルを誘発され
自爆するなどで追いつめられる。
ここに目を付けた
闇遊戯の機転により、ビーストテイマー・ユーギの能力で内部に潜んでいたレベル13のNPC「白魔導師バクラ」を引きずり出され、獏良にユニットを与えてしまう。
白魔法で防御力を失いHPを危険域まで削られたゾーク。たまりかねたバクラはゾークを最終形態「ラスト・ゾーク」に変貌させるが、白魔導師バクラの防御魔法でしのぎ切られたところにビーストテイマーの攻撃を弱点に受けてしまう。
トドメに戦士ジョーに両断されるもギリギリ余力を残し、バクラは
闇遊戯と先制攻撃権を争うダイス・ロール勝負に出る。パラサイト・マインドによってダイス目をスーパークリティカルに固定することで勝利を確実なものとしたかに見えたが、ダイスに入り込んだ表人格の意思によってダイスが砕かれ、出目が消えてしまったことで先制は
闇遊戯に移る。
満身創痍のゾークにはもはや何もできず、魔術師アンズの「ファイナル・ビッグバン」を食らって爆発四散した。
必殺技は
「魔手刀閃」
「暗黒魔法ダーク・カタストロフィー」
の2つ。
ラスト・ゾーク時には「ゾーク・インフェルノ」が加わる。
大邪神ゾーク・ネクロファデス
記憶編で登場した
ラスボスにして、闇遊戯ことアテムの宿敵。冥界の扉に
封印されていた邪神。史実においてはこの邪神の力を得た神官アクナディンが「ゾーク・ネクロファデス」を名乗りアテムの前に立ちはだかった。
闇の支配者の方はこれの記録をもとにバクラが作ったキャラ。
千年リングに潜んでいたバクラの人格の正体は、この大邪神の魂の一部がアクナディンによって千年リングに植え付けられ、
盗賊王バクラの人格と混ざり合った闇の存在。
ゾークとしての自覚がなかった当初は闇の力をただ追い求めていたが、
闇遊戯たちと関わり続ける中で徐々に記憶を取り戻し、美術館の隠し部屋の中に密かに闇の
TRPG用のフィールドセットを作らせていた。
そして記憶の世界を再現した
ゲームの中で、闇の大神官となったアクナディンによって全ての千年アイテムが揃ったことで復活(史実ではパズルをアテム、ロッドをセトが持ったままであるため封印が解かれていない)。
股間から竜の首が生えていて、そこから貫通するように
尻から竜の尾が生えているという凄まじい姿をしており、多くの読者・視聴者を別の意味で驚かせた。
●その他
DUEL TERMINALで闇バクラがこのカードを使用してくる。
リリースは
トラゴエディアやダーク・ネクロフィアが使われる。
デッキが10枚で初期手札がドロー込みで5枚になり、LP4000のルールなので先攻を押し付けられると即死させられる可能性が高い。
また、アニメ(DM)にはなかった専用ボイスがいくつか用意されており、さっそく専用ボイスである
ククク…キサマらの命運も、このダイスが地に落ちた時に尽きるのだ…
と言うカッコいい掛け声と共にサイコロを振り、上記の効果を使用してくる。
発動した効果などによって専用ボイスが変わる豪華使用。
ただ原作と違って洗脳ダイスを使ってると言っても
当然!!正位置ィ!!なぐらい異様な豪運は発揮してこないし、サイコロが割れたりはしない。
と、どれもカッコいい。
ついでに6の目を出して自爆した場合も、
と言ってくれる。
CVはDMでもバクラ役を演じた
松本梨香さん。
なおデュエルリンクスでもバクラが使用するとカットインが入る(ムービーはなし)。
ちなみにDTでもリンクスでも、バクラは一貫して「大邪神ゾーク」と呼んでおり本来のカード名は一切呼称しない。
スーパークリティカル!!
すべての項目の追記・修正を破壊する
- サルベージしました -- 名無しさん (2019-05-28 23:16:13)
- 大邪神の方は召喚したっていうかバクラが召喚されてたっていうか -- 名無しさん (2019-05-29 02:56:58)
- MILLENNIUM PACKに再録され、3回収録された旨を追記いたしました -- 名無しさん (2019-05-29 21:55:44)
- ゾークの姿がバクラに似てるのって今思うとラスボスとバクラの布線になってたのね。 -- 名無しさん (2019-10-19 21:15:22)
- ラスト・ゾークもどこかで拾われてカード化するかもしれんな... -- 名無しさん (2024-09-11 18:55:04)
- 3,4,5の出目の効果は対象を取らないので手向けよりは破壊できるモンスターの範囲は広い -- 名無しさん (2024-12-24 14:01:35)
最終更新:2025年04月11日 22:20