登録日:2020/05/08 Fri 18:25:08
更新日:2025/02/21 Fri 15:19:54
所要時間:約 7 分で読めます
召喚に応じ、参上致しました。アーチャーのサーヴァント、清少納言と申します。
既に筆を置いた我が身ではありますが、このあふれる知識が役立つ事もありましょう。
間違っていても責任はとりませんが、おほほほ
えーと……挨拶ってこんなもんでいいかな?これからよろしくね、ちゃんマス!
清少納言とは、『
Fate/Grand Order』に登場する
サーヴァント。
基本クラスは
アーチャー。
イベント予告時の仮の名前は
キラキラのアーチャーだったが、2020年バレンタインイベントにて明確に清少納言と判明した。
一見すると傘を持った派手な女子高生、しかし心は常に「
エモい」を追い求める
最先端系平安
残念美人である。
◇真名:清少納言
万葉集の訓読に携わった「梨壺の五人」の一人、清原元輔を父に持つ平安期の作家・歌人。
男性中心の社会であり、女性は学問をすること(知性を示すこと)自体「はしたない」とされた平安時代の貴族社会において、
深い知識と生来の才気煥発とした気性で男性の貴族とも渡り合った、まさしく型破りな女性である。
一方、自分を私的な女房として傍に置き、寵愛してくれた一条天皇の皇后・中宮定子を生涯の主人と定め、
彼女が亡くなるまでずっと寄り添い続け、彼女が崩御すると自身も宮仕えを止めるという、強い忠誠心を持った人物でもあった。
そして、そんな彼女が崩御した主に捧げた散文の数々は、後に『枕草子』として集成されたが、それが彼女の最初で最後の作品となり、
宮から去った後の彼女がどこで何をしていたかは(一部資料は残っているものの)分からず、いつ亡くなったのかも伝わっていない。
鎌倉時代に書かれた『古事談』などでは、「出家した後に頼光四天王に兄の巻き添えで殺されそうになり、陰部を晒して女性だと示した」、
「醜い老婆となった」などの話が書かれているが、これらには『女の才はかえって不幸を招く』という当時の思想や紫式部の酷評の影響がうかがえ、真偽は不明である。
なおアーチャーとして召喚された理由は不明。本人も「自分は本来キャスタークラスでは?」という感覚があるそうだが、詳しい理由は「わからん」との事。
「清原さんちの娘」ということで、「
姓はせい、名はしょうなごん」というのが正しい。
…と言いたいが、実は彼女の近い親族で少納言職を務めた者はおらず、どっからその名前が来たのかイマイチ不明である。
本名も伝わっていないことから当時の女性観が垣間見える。
ちなみに江戸時代の書簡には「清原諾子(きよはらのなぎこ)」と注釈されており、その事と少納言の説明が面倒という事からから自称は「なぎこさん」。
マスターに対してもその呼び方を要求してくる。
◇アーチャー
◆プロフィール
性別:女性
身長:157cm
体重:46kg
出典:史実
地域:日本
属性:混沌・善
◆ステータス
筋力 |
耐久 |
敏捷 |
魔力 |
幸運 |
宝具 |
E |
D |
B |
C |
A |
D++ |
◆スキル
対魔力:C
単独行動(自己中):A
マスターから離れて行動が可能。
Aランクなら数日以上、マスターを失っても現界し続けることが出来る。
とはいえ彼女の場合は「エモい」を優先するため、指示を無視してどっかに行ってしまう可能性もある。
高炉峰の雪:A
一乗の法:B
詳細不詳の謎のスキル。
ゲーム的には自身のクイックのクリティカル威力と自身の魅了耐性をアップするというもの。
名前の元ネタは『枕草子』にて、主の中宮定子と共に過ごした他愛のない日々である。
歌仙の詩歌(B)
味方全体の攻撃力をアップし毎ターンNP10%獲得状態とHP回復状態を付与する。
ライバルの
紫式部と同じ名前のスキルだが中身は全く違うものとなっている。
逢坂の関:A
自身に回避状態とクリティカル威力アップを付与する。
元ネタは山城国と近江国の国境となっていた関所。歌枕としても知られ、
小倉百人一首でも清少納言の歌を含め三つの歌で詠まれている。
ちなみに清少納言曰く「和歌は不得手」だとか。
星はすばる:B
自身のQuickカード性能をアップし、NPとスターを増やす。
清少納言は星が好きで、枕草子の一文にもこの一節を使用している。
『枕草子・春曙抄』
ランク:D++ 種別:詩歌宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:50人
春はあけぼの 夏は夜 並べてこの世はいとをかし! 塗り潰せ、枕草子!
秋は夕暮れ 冬は朝 世界は今日もいとエモし! ときめく、最高!
『枕草子・春曙抄』!!
武芸や陰陽の術ではなく、ただ書き綴ることで辿り着いた一つの境地。
感情の泉の湧き出すに任せ、自著『枕草子』の内に構築した心象風景を現実世界へと具現化させたもの。
すなわち──
固有結界である。
彼女が描く情景は、「いつか、どこかで見た懐かしい風景」、もしくは京都の四季。
それらの映像が、結界内に取り込まれた相手の心に侵食した後、満面の笑みを浮かべた清少納言がデカデカと登場し、パリピ的なエネルギーで全体攻撃する。
ダブルピースてへぺろ(・ω<)宝具は非常に可愛いものの、なんでダメージを受けているのかよくわからない宝具である。
絆レベルを上げれば開放されるマテリアルによれば、
「湧き上がってくる強い感情に心をかき乱され、ほんの一瞬でも戦いを忘れてしまったのなら、この場を支配した彼女から放たれる、強烈(で理不尽)な攻撃を避けられはしないだろう。」
とあるので、つまり、
「相手が感動のあまり呆けている隙をついてえげつない追撃を喰らわせている」ということだろうか。割りとひどい。
ゲーム的には[人の力を持つ敵][中立のサーヴァント][シャドウサーヴァント]に特攻効果がのる全体宝具。
ちなみに中立、人属性の
紫式部には
ぶっ刺さる。
他には陰キャラ
マイフレンドや、逆に
ポジティブの塊にも見事に刺さる。
なお、バトルキャラが第3段階だとダブルピース
てへぺろが満面の笑みになるパターンがある。こちらもかわいい。
また、レア演出で途中から真名詠唱に飽きてほっぽりだし、京都に向かうというものも。
春はあけぼの…ってもうメンドくさっ!
あっ、そうだ、京都行こう! おいでやす京都、お越しやす京都…
ぶぶ漬けオイシー!やったー!
割とよく知られている地方ネタだが、“京都でぶぶ漬け(お茶漬け)を家主から勧められる”の真意は「帰ってくれ」である。
どんだけ長く居座ったのだろうか。ってか「おいしい」って、まさかホントにぶぶ漬け出たの?
◆人物
「キラキラのアーチャー」という仮の名前に加え、色鮮やかに染められた黒髪。
そして女子高生のような衣装にサングラスというのような外見…。
その事から分かる通り、人々を魅了した女流詩人は「をかし(エモい)」をこよなく愛するキラキラ女子として現代に蘇った。
才気煥発にして天衣無縫。
意外性が炸裂する鋭い観察眼とフットワークでとにかくあちこち動き回るウザカワ系女子。
そのあまりのうるささに、基本女性ならOKの
黒髭ですら、おざなりな扱いをしたり、ツッコミ役に回ってしまうほど。
人を騙すことしか考えていないメフィストフェレスですら対処できなくて
多分お菓子渡しておっぱらった。挙げ句なぎこさんには「良い悪魔」とか言われている。
下記のイベントで自分が召喚される要因の一端を担った紫式部に関しては
「こんなところで会えるなんて運命感じない!?」「親友といっても過言じゃなくなくなーい?」と非常に好意的だが、
そのイベントを見る限り、紫式部は自分と対極に位置するかのような言動の清少納言を(作家としては評価しつつも)非常に苦手としているのが見て取れるため、
清少納言実装時点では紫式部側の対応台詞はないものの、少なくとも「親友」呼ばわりに関しては
ほぼ間違いなく過言であろうと思われる。
ただ、清少納言実装後に登場した水着Verの紫式部の衣装の一つには(
邪気眼系中二病アレンジの)女子高生服があり、ある程度は清少納言の影響を受けているのかもしれない。
他にも、子どもの姿のサーヴァントたちを煽って食堂襲撃して
赤い人に正座させられた上で説教されたり、
ゲオルギウス先生に写真を教えてもらおうとしたり、
メイヴちゃんにネイルしてもらったり、同じくJKモーフしている
鈴鹿御前を「鈴鹿パイセン」と呼んでちゃんマスを耐久カラオケに誘ったり、
おっきーの部屋まで絡みにいって
全力で拒否されたり、挙句の果てには
アルターエゴ・リンボの服を剥ぎ取ろうとして「おやめなされ!」と言われたり…と、割と好き放題しているが、
平安時代の人間だけあって、流石にカルデアで
大江山の鬼が人間と敵対するどころか普通に馴染んで生活しているのには引いていた。
また電子書籍が嫌いな
香子さんと違い最新の文明にも興味津々で、一部モーションや宝具使用時にスマホを使っている。
なおJK姿なのは、史実でも年齢を気にしていた一面があったからだろう。
――とまあ、悩みもない出オチキャラに思えるが、その心は意外と繊細。
ふとした事ですぐ不貞腐れたりと感情の振れ幅が大きく、また肝心なところは素直でない。
基本的に他人に対しては遠慮も距離感も皆無だが、それは空気が読めないだけで決して相手に嫌がらせをしようとしているわけではなく、
弱い者の心に寄り添い、仲間の危機には駆けつける人情味あふれる一面も持つ。
マスターに対しても変わりなく、大好きオーラを隠そうともしない。
また、平安時代を代表する作家・歌人だけあり、随所でそのパリピ言動に隠された深い教養が随所で見え隠れする。
基本的に他人が言っている事の真意はすぐ読み取り、相手が読み取れないような難しい事は言わない。
その上で、伝えたい人にちゃんと伝わる文学的な言い回しをする。
サーヴァントになった後にも勉強したのか、「
走れメロス」など没後の文学から引用する知識も見せている。
そんな彼女だが、第三再臨まで進めると平安時代に着ていた十二単の姿となる。
この辺りは紫式部と同じで、染めて
ツインテールにしていた髪も、漆黒のロングヘアへと後戻り。
なお本人はこの十二単姿は余り良い思い出がないらしく
「ぐへぇー…はぁ、まさかまたこいつを着る日が来るとは」と愚痴っている。似合うと言われたら喜んでくれるが。
戦闘モーションも天衣無縫。
まず
アーチャーなのに弓を使わない。
それどころか短剣も銃も使わない。主に使うのは
体術と蹴鞠やその辺の小物。
「どぅらっしゃい!!」というドスの効いた声と共に高速で空中横スライドしながら肘鉄をかますわ、
蹴鞠をオーバーヘッドシュートで蹴り付けるわのやりたい放題。
言いたいことやりたいことズバズバやってるからアーチャーなのでは…
十二単の姿となる第三再臨では衣装がクソ重いからか体術は控えめになり、肘鉄やオーバーヘッドはしなくなるが、
謎の小物攻撃は変わらない他、「どぅらっしゃい!!」の掛け声でどこからともなく出現した机諸共、何故か浮きながら正座で相手の脛辺りに突撃する攻撃も。脛はやめろ脛は
さらにEX攻撃では『平安ビーム』なる謎のビームを発射するようになる、よし!ギリギリアーチャーだな!
だがそれはあくまでマスターが
ぐだーずだから見せる態度であり、元々貴族の娘である彼女は礼儀正しい態度を取ることもできる。
事実召喚時の台詞は上述の通り、
途中まではすごく真面目である。最終的にいつものノリになっているが。
サーヴァント恒例の好き嫌いだが中宮定子に関しては「(話が)めっちゃ長くなる」、
嫌いなものは「沢山あるが、好きなことだけ考えておけば全部忘れる」。
茶化したように言うその言葉の裏には、払うことの出来ない闇に立ち向かう、1人の女性の強さが存在している。
ちなみにステータスだが、流石に武術の類をやっていないのでフィジカル面は低い…と思いきや敏捷が割と高い。
この子から続く、貴族は足が速い系譜なのかもしれない。
◆ユニットとしての性能
2020年
バレンタインイベントに際して限定の星5アーチャーとして実装。
魔境とされる星5弓勢に混ざって遜色ない程度には
強い。
味方の火力とNPを増やしつつ、自分は大量のスターを生成し暴れまわるのがメイン戦法。
自前でもクリティカル威力アップスキルと回避もできる為、「味方のサポートも出来るQuickアタッカー」である。
どのスキル、攻撃も優秀なため基本的に何でもできるバランス型である。
弱点を挙げるとすれば
シリアスブレイカーなところとスキルCTが全て6〜8と長めかつ、スターを生み出してもスター集中スキルを持っていない為バラける事くらいだろうか?
感覚としてはアーチャーの金ピカをQuick型にしたもの近い。向こうはBuster主体のため火力は割と差があるが。
2021年夏イベントにて、アゲアゲなサマースタイルに変貌したなぎこさん。
童顔とハジけたキャラに隠れて目立たないが、実は中々のグラマースタイルの持ち主。
再臨すると一段とド派手になり、最終的にハンマーを持ったスケバンに。
◆プロフィール
属性:混沌・夏
◆ステータス
筋力 |
耐久 |
敏捷 |
魔力 |
幸運 |
宝具 |
C |
D |
B |
E |
A |
D++ |
◆スキル
狂化:D
単独行動(自己中):D
一乗の法:B
サマー・ストリート!:A
思い付きで巨匠ゴッホの元で修業をするが、自分には絵の才能はないと思い知らされるだけであった。
だが目覚めたビビッドな色彩感覚は彼女の綴る文字に新たな息吹を与え、目にした者の心を捕らえてしまう。
ナイトプール・スライダー:A
スピードがもたらすスリル。その興奮を知ってしまった彼女は、もう平凡な日常には戻れない。
夜の闇さえはねのけた、煌めくステージがそこにある。
飛び込んで行こうぜ、キラキラの向こう側へ……!
アテナル・サマースイーツ:A
削り氷にあまづら入れて……ですっかりお馴染みの、
あてなるもの(上品なもの)。日本最古のかき氷。
現代では製造方法さえ失われた、幻のシロップ。
だが……今年の夏はこれが流行る! みんな急げ!
◆宝具
『夏は、世に知らず暑き』
ランク:D++ 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1人
海まで続け、エモーショナルストリート! 冴えない気分も染め上げる、千変万化のビビッドフルセンセェーーーション!!
彼方に届け、エモーショナルストリート! 夜の闇にも咲き誇る、千紅万紫のビビッドフルセンセェーーーション!!
エモーショナルエンジン・ビビッドフルセンセーション。
誰も体験した事がないほどの、暑い夏が良き!
……という作家・清少納言のスタンスが宝具として形になったもの。
固有結界の源となる想像力───エモーショナルエンジン。そこから生み出されるエネルギーを全て推進力へと変換し、ボードでストリートを疾走する大技。
彼女のスプレーが綴る華やかな書き文字によって、敵対する相手は身も心もそのエモさに貫かれるのだ。
◆劇中での活躍
- イベント「いみじかりしバレンタイン ~紫式部と5人のパリピギャル軍団~」
2020年のバレンタインイベントで初登場。
その陽キャラっぷりで
香子さんや主人公を振り回すも、なんで召喚されたのかよくわからない為、とりあえず目先の目標を片付ける事にした。
その旅の途中で、なぎこさんが召喚された理由が判明する。
それは、聖杯の力によって「紫式部が思い描いていた清少納言」として、中宮定子を失脚に追いやり、失意のうちにこの世を去らせた中宮彰子や自分を含めた彼女の関係者を憎み、
生き生きとした生前の定子の姿を描いた枕草子を書くことで自分たちを呪っていた、恨みと憎しみに溺れた「ロクジョウ」が召喚されたことに呼応し、
彼女へのカウンターとしてまた別の聖杯によって本物の清少納言であるなぎこさんが呼ばれたというものであった。
なお、なぎこさん…もとい清少納言本人は、主を失脚させた連中に関して「本当はたくさん恨んだ」「置いてきた」といいつつも、紫式部には別段恨みはなく、
「紫式部日記」でこき下ろされたことに関しても「同僚と爆笑しながら読んだ」と気にしないどころかむしろ好意的に見ていたため、
ロクジョウが生まれた原因である香子さんの「清少納言は自分を憎んでいる」という認識はほとんど彼女の被害妄想だったというオチだった。
そして、恨みを撒き散らすロクジョウになぎこさんは自身の宝具を開放し、彼女の恨みや憎しみも自らのものとして吸収。
それによって事態は無事収束し、最終的に主人公らに召喚される可能性を考えるとともに、
「『源氏物語』を書いた人とずっと一緒にいられて……あたしはすごく、すごく嬉しかったんだ。けど光君だけは無理だった」と言って消滅した。
その後、無事カルデアに召喚されたらしく、
ノッブや
沖田さん、同じくJK
モーフをしている同士の
鈴鹿御前と絡んでいる。
ノッブとはかなり噛み合うようで二人で他人を振り回しまくり、中身が一番まともな鈴鹿と常識人枠な沖田さんがひたすらツッコミを入れる羽目に。
ただ、基本的にはボケ倒すなぎこさんも根は常識人なことから、周りが自分より酷いことになると一転してなかなか鋭いツッコミを入れていたり。
普段が普段なのでおまいう感は否めないが
ボケに某小説からさらっと引用してたりする辺り地味なところで教養の高さが出てたりもする。沖田さんがそれに反応できてる辺り、どうやらカルデア全体で教養レベルが上がっているようだ。
ちなみに香子さんからはやっぱり苦手とされている。
当人のバレンタインボイスでもノリは変わらず、騒がしく部屋にやってきたせいで開幕早々主人公に「うるさいのがきた」と言われた上、
お手製チョコエッグをノリと勢いで大量に作りすぎた上にそのまま全部持ってきて「こいつバカフォーウ!」とコメントされたりと、甘酸っぱい雰囲気など欠片もない…と思いきや、
主人公の思わぬ発言に素で照れて一瞬絶句し、「あっぶねぇな!」「油断するとこれだよ!」と赤面したままツッコんだり、
なぎこさんが入れた「当たり」のメッセージカードは、かつて彼女が大切な主から送られた『言はで思ふぞ』だったりと、
ノリと勢いだけに見えて彼女なりの気遣いや愛情がうかがえる、ある意味彼女らしい内容になっていたりする。
翌年のバレンタイン2021では
カーマを小脇に抱えたままカルデア内を爆走するなど、命知らず…もといフリーダムっぷりに磨きがかかっており、短い出番の中でもやりたい放題を尽くした。
その様は声が聞こえただけで主人公に
「嵐 が 来た」と言わしめる程。
しかし勢いだけに行動に見えて実は彼女なりの哲学に基づいた目的があり、頭の良さと繊細さも相変わらずの様である。
4年後のバレンタイン2025では小野小町が登場。
目の前の少女が大先輩である小野小町と知るや紫式部共々スタンしてしまうと言う、衝撃的な反応を見せた。
平安時代を舞台とした「地獄界曼荼羅」にもサーヴァントではなく現地に住まう人間として登場。CMにも登場していた。
なお時代が西暦1008年であるところ、清少納言は1000年に定子の死亡に伴って宮仕えを辞めており、一応は京都に住む貴族の女性として振舞う。
主人公らが平安時代にレイシフトしたのは良いものの宿泊場所が無く困っているところに登場し、
全く逢ったことがない紫式部香子さんの屋敷を紹介した。
流石にJK言葉は使わないが、軽い口調でどこか図々しいのは変わらない。
格好は第三降臨時の姿であるが、既に宮仕えを辞めているため「その格好は未練なのか」と言及されている。
金時は「清少納言」と紹介しようとしたが、物書きでなくなっているためかそう呼ばれるのを嫌いなぎ…ではなく、「清子」と自称している。
また見た目は若いが
かなり年を召しているらしく、その事を言うと無言で叩いてくる。
サーヴァントではない一般人であり当然ながら戦闘力は皆無だが、一度だけ式神を使役して敵対する。
香子さんの書く物語の大ファンであり彼女の家を知ってる程。前述の敵対もそれを守るためのものであった。
後半は突如現れた異形の存在により、周りの人間に比べて多少は耐えるものの精神を汚染されそうになるが、既の所で
通りすがりの貴人によって救われ正気に戻る。
以降は事の顛末を見届ける事となった。
ちなみにマイルーム会話では平安時代同士か向こうからの専用台詞があるが、シナリオ上はリンボとは全く絡まなかった。
後にイベントで絡んだが、まぁ予想通りの掛け合いをしていた。
いつも通りである。
しかし宮仕えを始めた時は引っ込み思案で大人しく、弱々しい性格だったらしい。
だが定子様が何かをしたらしく、今のハイテンションななぎこさんが誕生した事が判明した。
◆余談
- 宝具演出の〆はなぎこさんの笑顔がドアップで映されるという、なんとも彼女らしいものなのだが、
あくまで敵の後ろに映っているだけの為、でかい敵が相手だと笑顔が隠れてしまったり、仮面のように見えたりしてしまう。
- 紫式部が彼女の悪口を文にしたのは有名な話だが、当人は気にしておらず、それどころか友達の和泉式部が爆笑しながら見せに来たのを楽しんでいたとか。
- マスターへの「ちゃんマス」、紫式部への(本名とされる香子から)「かおるっち」を始め、他人を独自の愛称で呼ぶ。
そのため、イベント等で新たなサーヴァントと絡む度にその相手に変なあだ名が付くのが恒例になっている。- カーマへの「カマちょ」などは性格も相まって妙にハマっており、プレイヤー達までまでちらほらカマちょ呼びしだす始末である。
- 上記の通り黒髭にはかなり拒否られているらしく、部屋に入ろうとすると追い出される。
- しかしゲーム的には彼の紳士的な愛はちゃんと2倍の回復量になっている。
- また彼女の初登場イベントや2021年夏イベントでの様子を見る限り、実際に絡んだ際の性格の相性自体は特に悪くないようである。
- カルデアを散々苦しめてきたリンボこと蘆屋道満からも明らかに苦手意識を持たれており、幕間やイベントでも度々道満の方が振り回されて痛い目に遭っている。
- 彼女のアペンドスキルが何故か「対アルターエゴ攻撃適性」になっている理由は言わずもがな。
- なお道満+リンボなのか「マンボちゃん」という愉快な愛称をつけられている。
- 彼女の宝具演出が判明した際、紫式部のイラスト担当・本庄雷太氏が香子さんが恥ずかしそうに同じポーズをやっているイラストを公開した。何やってるんすか先生!
- これ以外にも彼女の宝具演出のダブルピースを他のサーヴァントはもちろん、他作品のキャラにまでさせるパロイラストが続出。pixivでは該当イラストがすでに3桁を超えている。
- 中の人は『ダンベル何キロ持てる?』の紗倉ひびきで有名。
なぎこさんも中の人の素の声と同じく割と「汚い声」なので、中の人のお望み通り「ファイルーズは今日も汚い声だな!」と言ってあげよう。
- 当初は「キラキラのアーチャー」の通称以外不明だったため活発な真名予想も行われていた。
前年のバレンタイン実装の流れから正解である清少納言という予想も多かったが、「吉良killerで性転換した大石内蔵助」「歌舞伎のような服装であることから歌舞伎の始祖である出雲阿国」
「石川県の会場で発表されたため性転換した石川五右衛門」「巨大な傘とド派手な格好から性転換した前田慶次」
「直前のイベントでクレオパトラが活躍&楊貴妃が実装されたため世界三美人最後の一人である小野小町」などが有力候補として挙がっていた。
なお出雲阿国は後にぐだぐだイベントで、小野小町は5年後のバレンタインイベントで本当に実装された。
- デザインがどことなく「Vtuberっぽい」と言われる事があるが、担当絵師のMika Pikazo氏は実際「輝夜月」等の人気Vtuberのデザインを手がけている。
断じてクラス:Vtuberではない
- ま、まさかこれは、光●氏も鯖として呼ばれる前フリ!? 有名な物語のキャラが鯖となることもあるみたいだし。 -- 名無しさん (2020-05-08 18:31:35)
- 物語のキャラが鯖になるとしたら私はアルセーヌが出てきて欲しい -- 名無しさん (2020-05-08 18:42:32)
- 新宿のアサシンの劣化版だけど怪人二十面相とか出てきて欲しい -- 名無しさん (2020-05-08 18:51:12)
- とにかくうるさい(良い意味で)、イベ終了後のショップボイスですらうるさい(良い意味で) 良キャラ -- 名無しさん (2020-05-08 19:39:41)
- キラキラのアーチャーにかこつけて「ヨボヨボ」「モテモテ」「キンピカ」「ムラムラ」「ムキムキ」「イライラ」「ポロロン」などとにかくたくさんのアーチャーに変なあだ名を付けるのも流行ったねえ -- 名無しさん (2020-05-08 21:43:54)
- みんなかかってほーい -- 名無しさん (2020-05-08 21:53:53)
- この人頼光さんの弟に殺されそうになったことあるんだっけ -- 名無しさん (2020-05-08 21:56:55)
- ↑なお頼光を見て思った感想が「何詰まってるんだろうな…アレ」である -- 名無しさん (2020-05-08 22:37:59)
- やかま進藤を思い出す -- 名無しさん (2020-05-09 00:05:05)
- ↑×8 ルパンが出るならフェイカークラスとして出てほしいな。アルターエゴの対になるクラスとしてはピッタリだと思う。真名候補では出雲阿国は一番しっくりきてたなぁ… -- 名無しさん (2020-05-09 00:48:21)
- ハイポ作ってゲロりそう。 -- 名無しさん (2020-05-09 02:07:03)
- 使ってて楽しいサーヴァント筆頭、ただし代わりにシリアスはぶっ壊れる -- 名無しさん (2020-05-09 06:11:22)
- 晩年は出家したらしく「暗殺者に襲われそうになって股間を見せて女性だと証明し難を逃れた」なんて逸話が残ってる。 -- 名無しさん (2020-05-09 08:50:26)
- グラサン、簡易礼装でオナシャス! -- 名無しさん (2020-05-09 09:16:59)
- ブブヅケオイシーwwwヤッターwwwwwwほんと好き -- 名無しさん (2020-05-09 13:19:23)
- 誰かが春は曙を春はあげぽよって言ってて吹いた -- 名無しさん (2020-05-09 23:29:34)
- どこぞのVtuberみたいなツラしてんなって言ってたらホントにそのVtuberのデザインした方が絵師様で驚いたのはいい思い出 -- 名無しさん (2020-05-09 23:35:37)
- 清少納言自体が史実でもイケイケで、Fateでない漫画媒体でも流行に敏感な人という描かれ方をしているので, -- 名無しさん (2020-05-10 13:55:16)
- ↑続き Vtuberみたいな今風デザインもまた納得って存在なんだよね。 -- 名無しさん (2020-05-10 13:56:03)
- 日本最古のインスタグラマーにしてインフルエンサーだからな。召喚に際して現代的にチューンアップしたはあの外見にはそりゃなるわ -- 名無しさん (2020-05-12 22:36:46)
- 史実だと祇園みたいな騒がしい場所はあんま好きじゃないようだけどな -- 名無しさん (2020-05-18 16:46:06)
- ↑騒がしいトコじゃなくて、自分が、自分らが”楽しく”騒げばいーじゃんスタンスなんだろうなあ 遊園地で列並んで時間潰すぐらいなら、郊外のアスレチックでバンジーとかする!みたいな感じなんだろうか -- 名無しさん (2020-09-10 16:23:44)
- ロリ●ンでバ●らしいと最近知って衝撃を受けた -- 名無しさん (2020-10-24 18:25:13)
- リンボからすら引かれるとか無敵かよこの人 -- 名無しさん (2020-12-09 19:28:11)
- 京都旅行行くと宝具名すら言わなくなるの草なんだ -- 名無しさん (2020-12-14 11:25:31)
- ↑2 「世界はこんなにも残酷」と突き付けてくる連中に「残酷だけどこんなにも綺麗」って正面から叩き返してくる人だから、って考察を読んだときはなるほどと思った -- 名無しさん (2020-12-15 13:01:29)
- Fate知らん友人は最初に見たときvtuberよりパーフェクトノックアウトを連想したらしい -- 名無しさん (2021-01-01 23:30:06)
- ↑(2020-05-09 23:29:34) 語感だけじゃなく意味も何となく似通ってるところがいいな -- 名無しさん (2021-01-01 23:48:42)
- この子すごい隠れ巨乳だった…! -- 名無しさん (2021-09-23 18:40:32)
- マイフレンドにした「ワカメ野郎」という罵倒にあれ程の意味があったとTwitterで知った時は目からウロコだったわ…。ホントこの人のセリフから教養が深まる展開になるのなんなんだw -- 名無しさん (2021-09-23 18:45:11)
- だんだんリンボの天敵と化してきている(ギャグ的な意味で) -- 名無しさん (2021-12-13 20:24:07)
- ↑その暗殺者たちが頼光さんと四天王たちである -- 名無しさん (2022-02-07 01:07:24)
- ぶぶ漬け食ったんか。 京都でもやる人はまず居ない風習だが、たまに言葉のみでやり取りする人はいる。 ほとんどの場合冗談みたいなものだが、本気交じりの時に席を立たずに要求したら( &提供したら &食ったら)、たぶん断交レベルの遺恨を残す。 -- 名無しさん (2022-05-13 11:04:03)
- 師匠が来ないので現状師匠のライバル(リンボ)と自分のライバル(凪子さん)との絡みが多い -- 名無しさん (2023-04-06 19:42:09)
- 道満特効は「藤丸立花はわからない」でも健在。 -- 名無しさん (2023-06-13 18:52:20)
- リンボキラーの一人。GSの美神さんよろしくギャグ空間に引きずり込んで三枚目として葬るのが得意技 -- 名無しさん (2023-06-13 19:05:23)
- 春はあげぽよ。 -- 名無しさん (2023-11-01 19:17:20)
- 実は天狗なのでは? -- 名無しさん (2023-12-04 14:42:02)
- 小野小町も2025年のバレンタインイベントで実装されたな -- 名無しさん (2025-02-20 15:08:40)
最終更新:2025年02月21日 15:19