高崎駅

登録日:2020/08/11 Tue 10:44:50
更新日:2020/09/20 Sun 20:40:10
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高崎駅(たかさきえき)は、群馬県高崎市にある鉄道の駅である。
JR東日本の新幹線と在来線、上信電鉄が使用する。

概要

群馬県最大のターミナル駅であり、事実上の県の中心駅となっている。
上越新幹線長野経由北陸新幹線のジャンクションであり、群馬県の玄関口である他、信越地方や北陸地方への交通の要衝として名高い。
長距離輸送に関しては新幹線にその役割を譲ったが、現在でも在来線のターミナルとしての座は失っておらず、群馬県内の各都市に向かう列車がたくさん運行されている。
在来線は高崎線上越線両毛線信越本線八高線吾妻線が乗り入れている。

当駅は東北新幹線などが停まるJR宇都宮駅と並び、北関東最大のターミナル駅と名高い。
在来線の利用者数は宇都宮駅のほうが多いものの、路線数やホーム数、列車停車本数は高崎駅のほうが多い。

また、新幹線のみの利用者数は高崎駅のほうが宇都宮駅より多い。
これには理由があり。
栃木県は宇都宮駅だけでなく観光地の那須塩原駅や水戸線両毛線の乗換駅として北関東を繋ぐ小山駅にも新幹線が停車するため利用者が分散しているのに対し、
群馬県も高崎駅の他に上毛高原駅と安中榛名駅の2つ新幹線停車駅があるのだが、どちらも新幹線単独駅で在来線との乗り換えが困難な上、周辺立地も悪いためそれぞれ上越新幹線北陸新幹線とで利用者数路線ワーストを争う状態になっている。
県庁所在地の前橋市に新幹線駅がないこともあり、群馬県の新幹線利用客は高崎駅に集中する形になっているのである。

ちなみに群馬県の県庁最寄り駅は前橋駅なのだが、両毛線しか乗り入れない小さな駅である。
一応朝晩には在来線特急や上野東京ライン湘南新宿ラインの直通運転があり東京まで1本で行くこともできるが
前橋駅から1駅隣の新前橋駅が上越線(吾妻線直通列車を含む)と両毛線の分岐駅となっており、新前橋を始発終着とする東京直通列車も前橋駅より多い状態である。
高崎駅と前橋駅の関係は他県で言うと埼玉県大宮駅と浦和駅の関係に近いか。(もっとも埼玉県は同じ市内の駅だが群馬県の場合は他市である)


駅構造

JR在来線

島式ホーム3面7線(そのうち1線は行き止まりホーム)を有する。北関東の駅としては最大規模である。
八高線以外は発車ホームが路線ごとに固定されておらずランダムであるため、電光掲示板(発車標)をよーく見ておくこと。

2番線から8番線まで存在する。昔は1番線(信越本線の特急列車のホーム)もあったのだが、現在は廃止されて回送列車や貨物列車の通過線となっている。

当駅には回送列車や貨物列車を除き、全列車が停車する。
また、ほとんどの列車は当駅を始発または終点としており、当駅を跨いで直通運転を行う列車は少ない。


  • 高崎線上り(新町、本庄、深谷、熊谷、鴻巣、桶川、上尾、大宮方面)
当駅始発の列車は主に2番線を使用する。4番線、7番線、8番線を使用する列車も一部存在する。
前橋方面から高崎線に直通する列車は7番線または8番線を使用する。
多くの列車は上野東京ライン(上野、東京品川横浜方面)または湘南新宿ライン(池袋、新宿横浜方面)に直通し、東海道線(大船、小田原、熱海方面)にも乗り入れる。
普通列車の場合、次の停車駅は倉賀野。


  • 八高線上り(倉賀野、群馬藤岡、寄居、小川町、高麗川方面)
この路線のみ専用ホームが存在する。
3番線から発車する。行き止まりホームのため、他線への乗り入れは不可能。
高麗川で運転系統が分断されているため、拝島、八王子方面に向かう場合は乗り換えが必要。


  • 上越線下り(新前橋、渋川、沼田、水上方面)
2番線、4番線、5番線、6番線のいずれかから発車する。当駅始発の列車は5番線から発車する。
普通列車の場合、次の停車駅は高崎問屋町。

上越線は水上駅を境に運転系統が分断されているため、土合、越後湯沢方面に向かう場合は乗り換えが必要。


  • 吾妻線下り(新前橋、渋川、中之条、長野原草津口方面)
2番線、4番線、5番線、6番線のいずれかから発車する。
渋川までは上越線との共通区間である。

沿線には温泉地が多い。沿線の中之条町は吾妻郡の中心都市であり、小渕恵三元首相(故人)の出身地としても有名。


  • 両毛線(新前橋、前橋、伊勢崎、桐生、足利、佐野、栃木、小山方面)
2番線、4番線、5番線、6番線のいずれかから発車する。
高崎線からの直通列車は2番線または4番線を使用する。
当駅始発の列車は6番線を使用する。
新前橋までは上越線との共通区間である。

なお、県庁最寄駅の前橋駅や群馬北部への分岐である新前橋駅を通るためか、群馬県側の高崎~桐生間はローカル線にしては本数が多い区間である。
一方で桐生から先の栃木県側は本数が激減するため注意が必要。
また両毛線は全線単線ですれ違いの待ち合わせ時間がそれなりにあるため、高崎から小山に向かう場合は両毛線よりも高崎線快速→宇都宮線快速で大宮駅を通ったほうが早いときもある。


2番線、4番線、5番線、6番線のいずれかから発車する。ほとんどの列車は5番線から発車。
次の停車駅は北高崎。

昔は軽井沢長野方面へ向かう列車も運行されていた。
…が、長野新幹線開業後は横川駅から軽井沢駅までの区間が廃止されたため、今は横川止まりとなっている。

終点の横川は峠の釜飯で有名なところ。横川駅はJR東日本の自動改札機設置駅の中で最も利用者数が少ないらしい。
ちなみに広島県にも山陽本線可部線の同名駅*1が存在する。


  • 特急列車
上りの特急列車(大宮、上野、新宿方面)は7番線または8番線から発車する。
下りの草津号(新前橋、渋川、中之条、長野原草津口方面)、あかぎ号(新前橋、前橋方面)、スワローあかぎ号は2番線または4番線から発車する。

草津号は主に吾妻線沿線地域の観光のために運行される。

あかぎ号、スワローあかぎ号は高崎線におけるホームライナーの代わり。上りは朝に、下りは夕方に運行される。

ちなみに上越新幹線が並走しているにも関わらず、高崎線に特急が運行されているのは、新幹線が停まらない地域(前橋市など)の需要をカバーするため。


新幹線

新幹線は島式ホーム2面4線と通過線2線を有する高架駅となっている。
全列車が停車する仙台駅盛岡駅長野駅などと異なり通過列車が設定されているため、ホームは副本線上に設けられている。通過列車はほとんどの場合、本線上を高速で通過する。
当駅から下り方面(上毛高原、安中榛名方面)に、上越新幹線北陸新幹線の分岐点がある。

上越新幹線は、ほぼ全てのたにがわ号(ガーラ湯沢発着の臨時便を除く)と、大部分のとき号が停車する。通勤需要を考慮して、数本だけ当駅始発の上り(上野、東京方面)のたにがわ号も設定されている。逆に当駅を終点とする下り列車も数本設定されている。
北陸新幹線は、あさま号全列車と、大部分のはくたか号が停車する。かがやき号は全列車が通過する。ちなみに当駅を通過するはくたか号は軽井沢には必ず停車する(逆に軽井沢通過のはくたか号は高崎には必ず停車)。


  • 11番線
主に北陸新幹線の下り列車(安中榛名、軽井沢長野、上越妙高、富山、金沢方面)が使用するホーム。
上越新幹線の下り列車や、上り列車も一部設定されている。


  • 12番線
主に上越新幹線の下り列車(上毛高原、越後湯沢、長岡、新潟方面)が使用するホーム。
北陸新幹線の下り列車や、上り列車も一部設定されている。

終点の新潟駅では、東北地方日本海側へのアクセス特急いなほ号(鶴岡、酒田、秋田方面)への乗り換えが考慮されている。
ちなみに高崎から秋田に向かう場合、大宮秋田新幹線に乗り換えて行くよりも、新潟で特急いなほ号に乗り換えたほうが早いし料金も安い。


  • 13番線
上り列車(本庄早稲田、熊谷、大宮、上野、東京方面)のホーム。主に上越新幹線の列車が使用する。


  • 14番線
上り列車のホーム。主に北陸新幹線の列車が使用する。

当駅を通過する北陸新幹線の一部の列車は本線ではなく14番線を通過する。ホームドアが設置されていないため、通過列車は在来線特急並み(最高速度110km/h)にスピードを落として通過する。


上信電鉄

上信線(富岡、下仁田方面)のホームは行き止まりホームの0番線である。
JRとは改札口は分離されており、上信電鉄の改札口には自動改札機がなく有人改札となっている。
世界遺産の富岡製糸場へのアクセス路線。


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最終更新:2020年09月20日 20:40