Newスーパーマリオブラザーズ U

登録日:2019/10/21 Mon 22:45:00
更新日:2025/03/19 Wed 19:18:55
所要時間:約 23 分で読めます





ひとりでも、みんなでも、

最大5人で遊べる。


NewスーパーマリオブラザーズUとは、2012年12月8日に発売されたWii U用のゲームタイトルである。
本項では、追加ダウンロードコンテンツNewスーパールイージ U」、および2019年1月11日に発売されたNintendo Switch用ソフト「Newスーパーマリオブラザーズ U デラックス」(以下DX版)についても解説する。


★概要

Wii U本体と同時発売となるロンチタイトルの一つ。Newスーパーマリオブラザーズシリーズとしては4作目にあたる。
マリオシリーズの中でも王道といえる横スクロールのジャンプアクションシリーズとなっている。
実は、2011年に初めて発表された時は「Newスーパーマリオブラザーズ Mii」というタイトルだったのだが、Wii U最初のソフトになることから現在のタイトルに改められた経緯がある。

前々作「Newスーパーマリオブラザーズ Wii」同様にWiiリモコンを4個用いた最大4人プレイが可能だが、本作ではさらにWii Uゲームパッドを使用した「バディプレイ」も併用する事でシリーズ最多となる5人同時プレイが可能。
(DX版はWii Uゲームパッドを使用できないので、バディプレイは廃止されている)

ゲームの難易度自体は歴代シリーズの中でも比較的易しめ。
しかし、ノーヒントではまずわからないような隠しゴールはあり、おだいモードの金メダルコンプリートに至っては一転してかなり難しい。

★ストーリー


クッパ一味にピーチ城が乗っ取られた?
今度の冒険は占領されたピーチ城を目指します。

ある日、マリオ達がピーチ城でお茶会をしていると、クッパ軍団の飛行船が飛来してきた。
飛行船から巨大な手が伸びてきて、いつものようにピーチ姫をさらっていくのかと思いきや、今回はマリオ達を攻撃して気絶させ*1、その隙にマリオ達をピーチ城から遠く離れた場所へ投げ飛ばしてしまったのだ。

マリオ達はクッパ軍団に乗っ取られたピーチ城を奪還すべく、ピーチ城へと歩を進めるのであった。


★ゲームモード

○ストーリーモード

本作のメインモード。
ストーリーの通り、クッパ軍団に乗っ取られたピーチ城の奪還を目指す。


○おだいモード

各カテゴリごとに決められた条件をクリアしていくモード。
ジャンルは「タイムアタック」「コイン」「連続1UP」「その他」「バディプレイ(DXでは廃止)」。
お題クリア時の成績によって銅・銀・金のメダルを獲得できる……が、どのお題も金メダルの条件が非常に厳しくなっている。
オール金を目指すのはかなりの苦行になるであろう。例えば、タイムアタック系では少しでも足を止めると金メダルは取れない。
また、「コインを取らないでクリア」「チョロプーを船に乗せ続けてクリア」など、普段と全く違うプレイングを要求するおだいも多い。


○ブーストモード

簡単に言うとタイムアタックモード。
全コースが強制スクロールとなっており、コインを取っていくことでスクロールスピードが早くなっていく。
しかし、ミスすると上昇したスクロールスピードが少し遅くなってしまう。
如何にミスせずコインを集めて高速スクロールを維持できるかがタイム短縮のカギ。


○コインバトル

2人以上専用モード。
コース内に散らばるコインを集めながら進んでいき、ゴールした時点でコインを最も多く獲得していたプレイヤーが勝ちとなる。


Newスーパールイージ U


New SUPER

LUIGI BROS. U

有料追加コンテンツ。
すでにWii U版「NewマリオU」を買っていればダウンロードできたが、「NewマリオU」を持っていなかったりネット環境が無かったりする人のために、単体でパッケージ版も発売された*2。DX版でははじめから収録されている。
ルイージを主人公として、ストーリーモードと同じルートでコースを攻略していくモード。マリオはOPデモで本体帽子が出てくるだけで、本人は一切登場しない。

プレイ中の操作性も、ジャンプ力が上がっている代わりにダッシュ時のブレーキがききづらいといった少々クセのあるものに変更されている。
コースレイアウトは全て一新されており、コースの仕様も全て共通でタイムは100カウント*3中間ポイント無しとなっている。
ついでに様々なところにルイージのイラストが隠れている。(後述)

難易度はマリオUのストーリーモードと比較してかなり高め。
さすがに歴代最高難易度とも謳われるスーパーマリオブラザーズ2や、途中セーブできないのが最大の敵と言われるスーパーマリオブラザーズ3 3Dでは文句なしの最高難易度といわれる スーパーマリオサンシャインよりは簡単だが、少なくともマリオUのストーリーモードはクリアできていないとキツいだろう。


★登場キャラクター


◆プレイアブルキャラ


マリオ

毎度お馴染み主人公。
ルイージUではOPで彼の帽子だけ飾られており、マリオ本人は一切登場しない。

ルイージ

こちらもお馴染み緑の人気者。
前々作に引き続き同じコースで何度もミスをした際に見られる「おてほんプレイ」でも登場。

○黄キノピオ・青キノピオ

やっぱりお馴染みキノコ王国の従者。

DXでは↓のキノピコがプレイアブル化したことに伴って青がリストラされてしまった…と思ったら裏コマンドでカラーチェンジできる旨のアナウンスが公式よりされた。
これで旧作での青キノピオ使いの方々も安心だね!

キノピコ

最近出番&プレイアブルなタイトルが増えてきてる子。オリジナル版では全く出番なしだったが、DXで青キノピオに代わってプレイアブル化。
他キャラよりもダッシュ時のブレーキがききやすいため、初心者向け。
また、キノピコ使用時には専用アイテムのスーパークラウンが出現するようになり、取るとピーチ姫ソックリなキノピーチに変身できる。
キノピーチについては後述するパワーアップの項を参照。


◆サポートキャラ

ヨッシー

毎度おなじみでっていうスーパードラゴン。
通常では踏めない敵を踏んでも平気な脚力とあらゆる物を食べてしまう鋼鉄の胃袋は健在。
空中でジャンプボタンを押しっぱなしにすることで、ヨッシーアイランドのように踏ん張りジャンプもできる。過去に多くのマリオ達がお世話になった、ジャンプ中に降りる乗り捨て二段ジャンプも可能。
コース内にある木の実を5個食べることでパワーアップアイテム入りの卵を産む。
ただし、本作ではマリオワールドと違ってノコノコの甲羅を食べても特殊能力は使えない。
また、前々作に続き本作でも一部のコースのみ登場し、コースをクリアするとその場で別れてしまうため乗り継ぎは不可。

○ちびヨッシー

ヨッシーの子供。Newマリオシリーズとしては初登場となる。
自分で歩くこともできるが、基本的には持ち運ぶ必要がある。持った状態で敵に接触すると敵を食べてくれる。
スーパーと違って、どれだけ敵を食べさせても大人になることはないが、持った状態でZRボタンを押すと特殊能力を発動可能。
肝が据わっているのか、大人のヨッシーが怖がって入れないオバケ屋敷も平気で、テレサだろうと構わずに食ってしまう。
また、持った状態で水中に入ると沈まずに泳ぐことができ、ZRボタンを押すことで前方へ高速移動ができる。

  • フウセンちびヨッシー
赤色。
地上・空中問わずZRボタンを押すと身体を風船のように膨らませて上昇できる。続けてZRボタンを押すとさらに上昇できるが、上昇できる高さは段々と低くなっていき、最終的には落下する。
高所のアイテムやスターコインの回収に役立つ。

  • アワちびヨッシー
青色。
ZRボタンを押すと前方に泡を吐き出す。敵が泡に当たるとアイテムに変化する。大抵はコインになるのだが、稀に1UPキノコになったりも。
また、吐き出した泡は上に乗ることで足場代わりにもできる。特にマメ状態だとよく跳ねる。
攻撃能力は高いが、持っている間はスピンジャンプ及び空中スピンが出来ない。(DX版ではスピン操作をZRのみにしている場合のみ不可)

  • ヒカリちびヨッシー
黄色。
自身が常に発光しており、暗所でのライト代わりになる。持った状態でZRボタンを押すと、一瞬だけ強いフラッシュを発生させて周囲を照らしてくれる。
また、このフラッシュには一部の敵を怯ませる効果もある。
↑の2種はマップ内で接触して連れ歩くのだが、この子だけは特定のコースにしか出現せず、ゴールまで連れていってもその場で別れてしまう。
その代わりに、ゴールまで連れて行けば1UPのボーナスをもらえる。


赤キノピオ

赤い斑点模様のキノコ頭と青い服を着たシリーズでもお馴染み基本カラーの彼等だが、前々作に続き今回もサポート要員としての登場。
各所に点在するキノピオの家がメインの出番だが、ゴール時に花火が上がったり*4、後述する「トッテンをつかまえろ!」をクリアした際にも登場し、アイテムをくれる。バーボン!


◆クッパ軍団

クッパ

お馴染みラスボス
前々作、前作に続き初代スーパーマリオブラザーズのように背後のスイッチを押して橋を落とせば倒せる。(ファイアボールだと40発必要)


クッパJr.

クッパの息子。
飛行船のボスとして2度マリオ達の前に立ちはだかり、最終コースでも妨害してくる。
飛行船でマリオ達を圧殺しようとしてクッパメカハンド攻撃を外してしまい、飛行船を爆破させてしまったのはご愛嬌。

クッパ7人衆

前々作からコクッパの設定が一新されたクッパが我が子同然に可愛がっている7人の部下達。
各ワールド最後の城でボスとして立ちはだかる。
順番はレミー→モートン→ラリーorウェンディ→イギー→ロイ→ルドウィッグ。
ワールド3とワールド4は分岐になっているため、好きな方と戦える。
最短ルートでもルドウィッグだけは必ず倒さなければならない。
強さ的にはイギーとルドウィッグはかなりの強敵。
今回は飛行船を所有しており城の奥にある大砲で突入する。
飛行船の速度はそれぞれ異なり、特にイギーは滅茶苦茶速い。逆にモートンは遅い。

ブンブン

スーパーマリオブラザーズ3の砦ボスでおなじみのアイツ。
本作でもロックさんみゃくの1つ目の砦までのボスとして登場。
各砦ごとにカメックの魔法によって行動パターンが変化してくるが、3回踏めば倒せるのは同じ。(ファイアボールは18発必要)

K.K

スーパーマリオワールド以来、約22年ぶりの復活となった。
ロックさんみゃくの2つ目の砦のみ登場。踏むことは出来ず、倒す方法は下からの突き上げのみ。
また、砦にはカメックの魔法によって巨大化した「ボスK.K」が立ちはだかる。

カメック

毎度おなじみクッパ軍団の魔法使い。
本作でも自慢の魔法で各砦のブンブン達を援護してくる。
さらに、マシュマロうんかいの砦では自らボスとしてマリオ達の行く手を阻んでくる。


◆その他のキャラ


ピーチ姫

お馴染みキノコ王国のプリンセス。
今回は攫われるのではなく、城を乗っ取られるというパターン。
最終コースでは使用キャラに応じてセリフも変わる。

トッテン

本作初登場の完全新規キャラ。ゲーム中のセリフは無いが、一人称は「オイラ」

時々キノピオの家からアイテムを盗んでどこかのコースに潜伏する。
潜伏しているコースに入ると、ミニゲーム「トッテンをつかまえろ!」がスタート。
コース内を逃走するトッテンを100カウント以内に捕まえればクリア。成功すればお礼としてパワードングリをもらえる。
なお、距離を詰めると速くなる。

また、ルイージUでは裏コマンドでプレイアブルキャラとして使用可能になり、DXでは性能そのままに通常プレイアブルキャラとなった*5
アイテムを取ってもパワーアップは出来ない(スコアは入る)が敵に触れてもダメージを受けずにすり抜けられるという反則級の能力を持つ。*6
キノピコ同様にダッシュ時にブレーキがききやすいので初心者にも安心。こんなんもう弟用やん
ただし、トッテンでクリアしたコースはマップ上の表示が通常と異なるものになる。

★アイテム

一部のアイテムはストック可能。ただし、本作ではストック可能数が10個とかなり少ない。
名称の後ろに☆が付いているものはストック可能アイテム。


コイン

お馴染みの通貨。100枚集めると1UP。
特定の場所に行くことで出現するものもある。

スターコイン

Newシリーズから定番の収集要素となる、星型のマークが付いた大きなコイン。
各コースに必ず3枚配置されており、集める事で隠しワールドのコースを選べるようになる。
スターコイン獲得時に点灯するアイコンで、そのスターコインがコースのスタートから何番目に位置するかも判別可能。

スーパーキノコ ☆

お馴染み赤いキノコ。
もちろんスーパーマリオになる。

ファイアフラワー ☆

こちらもお馴染みの花。
当然ファイアマリオに変身する。

アイスフラワー ☆

前々作から登場した青い花
ファイアフラワーが青くなったと思ってもらえば分かりやすい。

マメキノコ ☆

初代Newシリーズから登場している水色のちっこいキノコ。

スーパースター ☆

スーパーキノコ、ファイアフラワーに並ぶお馴染みの星。
取ると一定時間無敵状態になる。無敵状態の間に敵を倒していくと8体目以降は1UPになるのも変わらず。

場所は限定されるが、「通常は1コインしか出ないが、無敵状態で叩くとスターが出るブロック(通称連続スター)」も健在。
そういった場所では、うまく利用すれば無敵状態を長時間維持できる。

1UPキノコ

お馴染みの緑キノコ。
取ると残機+1。隠しブロックのものを取ると拍手喝采が鳴り響く。
本作はこれ以外にも残機アップ手段が豊富なので無理して探す必要は無いかも。

3UPムーン

スーパーマリオワールド以来の登場となる。
取ると残機+3。1UPキノコと比較して見つけづらい。
なお、オリジナル版はバディプレイ時のみ出現。

スーパードングリ NEW! ☆

キノコやフラワーみたいな目の付いたドングリ。
?ブロックから出るもの以外に、敵のズングリが持っていることも。

パワードングリ NEW! ☆

「トッテンをつかまえろ!」クリア時のみもらえるアイテム。
使用するとパワームササビにパワーアップ。

スーパークラウン NEW! ☆

DXで追加されたキノピコ専用アイテム。
取るとキノピーチに変身。

DX発売前にこのスーパークラウンの存在が発表されてからしばらくの間、二次創作界隈がすごく盛り上がっていた。

プロペラキノコ ☆

Wiiに登場したプロペラのついたオレンジ色のキノコ。
とあるワールドのキノピオの家でのみ入手できる。

ペンギンスーツ ☆

Wiiに登場したそのものズバリなペンギン型のスーツ。
とあるワールドのキノピオの家でのみ入手できる。

ブロック

正確にはアイテムじゃないけどこちらに記述。
前々作から登場しており同じコースで何度もミスすると、再スタート地点に出現。
叩くとルイージによる「おてほんプレイ」が見られる。
どうしてもクリアできない時には、そのコースをすっ飛ばして次のコースに行くことも可能。
その場合、すっ飛ばしたコースは未クリア扱いとなる。
なお、このブロックを一度も出現させずに完全コンプリートするとファイルセレクトの星が一際輝くようになるが一度でも出現させると輝かなくなってしまう。

Mブロック

こちらもアイテムじゃないけど(ry
ルイージUのみ、且つゲームクリア後から出現。
各コースのスタートに配置され、叩くとマリオUの性能でプレイすることができる。
コースを出ると元の性能に戻る。

ルイージ

そもそもアイテムじゃないけど(ry
各コースにはどこかの背景や隠し部屋にルイージが隠れている。*7
発見してもゲーム達成率への影響は無いが、余裕があったら探してみるのも面白いかもしれない。
ただし、一部は明らかに発見させる気が無いんじゃないかと思いたくなるほどに意地の悪い隠し方をしていたりするが。


★パワーアップ

操作に関してはデフォルトのボタン設定(ジャンプ:A・B、ダッシュ:X・Y)で記述しています。


ちび

初期状態。この状態で1ダメージ受けるとミスになってしまう。

スーパー

チビ状態でスーパーキノコを取ることで等身がアップし、レンガブロックを下から叩いたり上からのヒップドロップで壊せるようになる。
ダメージも1発分耐えられるが、ダメージを受けるとチビに戻る。

ファイア

初代からの伝統あるパワーアップ形態。
地面を跳ねて進んでいくファイアボールを投げる。殆どの敵に有効だが、メット等一部の敵には効かない。
基本的にスーパー以降のパワーアップ形態ではダメージを受けてもチビではなくスーパーに戻るようになっている。

アイス

NewマリオWiiから続投。
敵を凍らせるアイスボールを投げられる。投げたアイスボールは地面に着くまではファイアボールと同じ軌道だが、
一度地面に着くと少し跳ね上がり、もう一度地面に着くと消えてしまう。
凍らせた敵は近づいてY+ZRで持ち上げることができ、ノコノコの甲羅同様の投擲武器としても使える。
しかし、一部のデカい敵は凍らせても持ち上げることが出来ず、中には一瞬だけ凍ってすぐに動いてしまう敵もいる。
持ち上げられなくても凍らせられるなら、凍らせた後にヒップドロップをぶちかませば完全に倒せる。
踏んでも一定時間で復活・ファイアボールも効かないカロンやホネメットを完全に倒すことの出来る能力だったりもする。

マメ

初代Newシリーズから登場しており、本作でも続投。
チビよりもさらに小型化。チビ同様に1ダメージでミスになる。
チビ状態でも通れない狭い通路や土管に入れる他、ダッシュで水面を走れる。
また、本作では加えて垂直な壁をダッシュで登ることも可能になった。ダッシュジャンプにかなり強い慣性が乗るのも変わらず。
ただし、パワーはチビ以下なので、チビなら普通に踏んで倒せる敵もヒップドロップでなければ倒せなかったり、敵によっては何をやっても倒せなくなってしまう。

ペンギン

これもNewマリオWiiから続役。
アイス同様にアイスボールを投げられるだけでなく、氷等の滑りやすい足場でも滑らなくなり、移動中にしゃがむと腹滑りができる。
腹滑りはスピードに乗っていれば敵を体当たりで蹴散らすことも可能。倒せるのは一部の敵だけで、倒せない敵に触れると弾き飛ばされてしまう。
また、水中では沈まずに泳ぐことができ、ジャンプボタンで水をかいて前方へ素早く泳げる。
本作では限定アイテムといえ性能はアイスマリオの上位互換である

プロペラ

これもNewマリオWiiから(ry
空中でZRボタンを押すとプロペラの回転で上昇できる。
上昇後はゆっくりと下降していき、下降中に↓を押すと高速回転しながら真下へ急降下。
急降下はヒップドロップと同じ性質を持ち、真下にレンガブロックがあれば破壊でき、一部の敵も1発で倒せる。

ムササビ

本作新登場のパワーアップ形態。
空中でジャンプボタンを押しっぱなしにしている間、空中を滑空できる。
また、この形態では少しの間壁に張りつくことも可能。
滑空の途中にZRボタンを押すとプロペラ同様に少し上昇でき、上昇後は滑空せずにゆっくりと下降していく。
上昇後の下降は横の移動距離が短くなってしまうので注意!
プロペラと違い、上昇後でも敵を踏めば再び滑空に移行可能。
何気にスピンジャンプも高くなる。
実はU限定アイテムなのにスーパーマリオメーカーに出れなかったのは内緒

パワームササビ

↑のムササビの強化版。
スーパーマリオブラザーズ3に登場したP羽根のように、そのコース中に限り滑空からの上昇が無限に行えるようになる。
パワームササビの状態でコースをクリアすると通常のムササビに戻るが、ダメージを受けるとスーパーにパワーダウンしてしまう。

キノピーチ

DXでプレイアブル化したキノピコ専用パワーアップ。
新アイテム・スーパークラウンを取るとピーチ姫ソックリの姿になる。なんということでしょう
基本的な能力はムササビと同じなのだが、穴に落ちても一度だけミスにならず復帰できるという能力を持っている。
この能力は1コース1回なんてケチ臭いものではなく、復帰後に足場へ着地できれば復帰チャンスが復活する。もちろん、復帰後に足場へ着地できず再度落ちたらミス。


★ワールド

本作は一部を除いて全ワールドが1つのマップに繋がっている。各ワールドに地名がついている代わりに、通し番号が振られていない。そのためステージ名の表記は「ドングリへいげん-1」のようになる。
また、各コースには2Dシリーズでは初めてコースの特徴を表した名称が付けられている。
ちなみに隠しゴールをまったく使わずにクリアすることは不可能。

ドングリへいげん

ピーチ城から投げ飛ばされた先となる第一のワールド。
最初のワールドだけあってシビアな操作を要求される場面はほとんど無いので、本作の基本を学ぶのに最適。
ドングリへいげん-1から早くも新アイテムのスーパードングリが登場。

マップ内で遭遇する敵はパックンフラワー、ボスはレミー。

デザートさばく

名前の通り砂漠のエリアなのだが、マップ内の一部がケーキみたいにも見える。デザート(dessert)と砂漠(desert)だからか?
乗ったままでいると段々と沈んでいく流砂や、モアイ的なオブジェ・イワヘムが特徴。

マップ内で遭遇する敵はクリボーとファイアブロス、ボスはモートン。

ミントしょとう

諸島というだけあって、水に関するコースが多い。
オバケ屋敷が初登場。(本ワールドでは沈没船)

マップ内で遭遇する敵はプクプク、ボスはラリー。

フローズンだいち

一面雪景色のエリア。
滑りやすい氷の足場や天井から落ちてくる氷柱等、気を抜くとミスに繋がる要素も増えてくる。

マップ内で遭遇する敵はペンタロー、ボスはウェンディ。

なお、ミントしょとうとフローズンだいちはデザートさばくからの分岐となっており、どちらを先に攻略しても問題ない。

ソーダジャングル

前半は森の入口、後半は森の中…と、マップが2段階に分かれているエリア。
特に後半の森の中は隠しゴールが非常に多い。
また、毒沼のあるコースが多く、落下の危険が常に付きまとう。

マップ内で遭遇する敵はテレサ、ボスはイギー。

ロックさんみゃく

岩場やら崖の多いエリア。
ここも足場の悪いコースが多く、気を抜くとミスの危険がデカい。

ボスはロイ、マップ内で遭遇する敵はいない。

マシュマロうんかい

空に浮かぶエリア。
ほとんどのコースがアスレチック的な構成になっており、落下の危険がこれまで以上に大きい。

マップ内で遭遇する敵はチョロボン、ボスはルドウィッグ。

ピーチ城

一応の最終ワールド。クッパに乗っ取られた影響か、城の外観に変化は無いものの、周辺の堀がマグマに変化している。
コース数自体は少ないが、結構な難易度となっている。

ワールド6同様にマップ内で遭遇する敵はおらず、トッテンも出現しない。ボスはクッパ。

スペシャルスター

一度ゲームをクリアすることによってオープンする隠しワールド。マップから直接歩いて行くことは出来ず、ワールド間移動に使う土管からしか行けない。トッテンも出現しない。
各ワールドのスターコインをフルコンプすることによって、そのワールドに対応したコースがオープンされていく形式となっている。例えば、ワールド1のスターコインを隠しコース含めてコンプリートすると、コース9-1が遊べる。また、9-1から9-8までのスターコインをコンプリートすると、最終コース9-9が遊べる。
どのコースも中間ポイント無しの激ムズもしくは一風変わったコースデザインとなっている。
特にルイージUでは本来のプレイ層である子供達がガチで泣きだしかねないほどの高難度コースも…(一応トッテンという救済策はあるが…)

ひみつのしま

スペシャルスター同様に一度ゲームをクリアすることによってオープンする。
島には小屋があるだけ…なのだが、実はこの小屋はトッテンのアジトであり、プレイヤーがゲーム中に行った特定の行動をカウントしている。


★スーパーマリオメーカー

自分でマリオのコースを作って遊ぶ事ができるゲーム。
1では初代と共に最初から選べるゲームスキンでもある。
スーパーマリオワールドから久しぶりの2Dマリオでもあり背景やキャラクターのグラフィックは美麗。
ワールドスキンと同じくスピンジャンプが使用可能でさらに壁キックやヒップドロップ、3段ジャンプに空中スピンで滞空時間を稼げたりと全スキンでもっともアクション性が強いがその分、覚える事が多くテクニカルな操作を求められるコースが多いのでワールドスキンと同じく上級者向けか。
専用アイテムはスーパードングリ…ではなくWiiで登場したプロペラキノコである。
しかし、続編の2で2020年4月22日のアップデートVer.3.0にて、ようやくスーパードングリも追加された。

以下はUスキンでのみ可能なアクションを記述する。

・カベキック/カベすべり

スーパーマリオ64から登場している高度なアクションのひとつで2D作品では初代Newシリーズから本作まで継続されている。
このアクションの存在で他のスキンと異なり穴に落ちそうになっても落ち着いて対応すれば復帰する事も可能。
続編の2ではEXスキンのスーパーマリオ3Dワールドでも可能。

・ヒップドロップ

ヨッシーアイランドでヨッシーが初めて使ったアクションでその後、スーパーマリオ64でも登場しておりこちらも初代Newシリーズから継続されているアクション。
ノコノコなどを一撃で倒したり下のブロックを壊したりアイテムを下から出す事もできる。
こちらもスーパーマリオ3Dワールドスキンでも使用可能。

・空中スピン

スピンジャンプはスーパーマリオワールドスキンでも使用できるがUスキンでは空中でもスピン可能でこちらは前々作のWiiから登場したアクション。
発動すると一瞬だけ滞空時間が延びてジャンプの飛距離を伸ばす事ができる。
Wii版では長年、任天堂ゲームのデバッグを担当しているマリオクラブのスタッフ達の人間離れしたスーパープレイが見れるおたからムービーが用意されており、ムービーではこのアクションが非常に多く活用されている。

・2段/3段ジャンプ

ダッシュ状態でジャンプして着地時にタイミングよくボタンを押すとマリオの掛け声とリアクションが変わり、ダッシュ中のジャンプよりさらに高く飛べる。
こちらもスーパーマリオ64から登場しているアクションで空中スピンと同じくWii版から登場。
ストーリーモードでは役に立つ場面が少ないが、こちらも上記のおたからムービーでは頻繁に活用されており、どちらかといえば魅せるアクション用か。



追記・修正はマリオU・ルイージU両方でセーブデータの★5を達成した方がお願いします。


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最終更新:2025年03月19日 19:18

*1 しかもこの時、器用にピーチ姫をマリオ達から少し遠ざけていたりする。

*2 DL版より少しお値段が張る上2013年内限定出荷だったが

*3 砦や城といったボスがいるコースは例外で、ボス部屋の扉に入るとタイムが100カウント(ピーチ城最終コースのみ250カウント)加算される。なお、実は1カウントあたりの長さが「マリオU」よりほんの少し長い。

*4 本作の花火の条件は「残りタイムの下2桁がゾロ目の時にゴール」

*5 「裏コマンドで出現するキャラ」というポジションは前述の青キノピオに引き継がれた

*6 あくまで「敵に触れた時のダメージを無効化」するだけであって、落下死・圧死は防げない。

*7 最近のシリーズ準拠のシルエットだったり、ブロックで表現されたファミコン時代のドットキャラだったりと様々。