ムテバ・ギゼンガ

登録日:2021/01/28 (木曜日) 00:47:19
更新日:2024/04/23 Tue 09:34:52
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これから行われるのは闘いではない

一方的な人間狩り(マンハント)


ムテバ・ギゼンガとは『ケンガンアシュラ』及び続編の『ケンガンオメガ』の登場人物。

CV:楠大典


●目次

【プロフィール】

異名:「虐殺者(ジェノサイダー)」「コンゴの死神」「伝説の殺戮傭兵」「アフリカの最強生物」「暗黒大陸の殺人マシーン」「非情の拝金戦士」
所属:岩美重工(企業序列第7位)
身長:199cm
体重:122㎏
拳願仕合戦績:初参戦
年齢:43歳
誕生日:8月16日
趣味:ファッション
今一番欲しい物:休暇


【概要】

アフリカ・コンゴからやってきた伝説の傭兵。
全身に彫られた禍々しい刺青が特徴の巨漢の黒人。
『四川の人食い虎』の異名を持つ岩美重工最強の闘技者・洪 小虎(ホン シャオフー)*1拳願絶命トーナメント2ヶ月前にゴールドプレジャーグループと行われた拳願仕合で御雷零に倒され重症を負ったことで、急遽洪を超える闘技者を求めた岩美重工社長の東郷とまりが探し当て、同社の代表闘技者となった。

傭兵という仕事柄か人間関係は広いようで、煉獄の主宰者、豊田出光ともドバイでの護衛の仕事を受けたことから顔見知りである。


【人物】

傭兵らしく依頼と報酬さえあらば躊躇無く人を殺す殺人者であり、冒頭の台詞のようにトーナメントのことを「闘い」ではなく、「一方的な人間狩り(マンハント)と称する。

「誰でもいい、早く始めよう」「狩りこそが我が人生」などと嘯き、とまりから絶命トーナメント出場の依頼を受けた直後に発生した、ソマリア沖で新兵器を輸送した岩美重工商船が現地の海賊にシージャックされるという事件の際には、商船の船員が巻き込まれて死亡するのもお構いなしに海賊達を皆殺しにしてしまうなど、どこか人を殺す事に対して喜びすら見出しているようにも思える危険人物。
その為か、同じく“殺し”を生業とする暗殺者である因幡良からさえも、一緒にされた際には、「コイツらみたいなのは快楽殺人鬼(シリアルキラー)っていうの!」と露骨に嫌がられていた。

一方でムテバ本人からしてみればそう思われるのは不服のようで、本人曰く「快楽殺人鬼ではない」とのことらしく、殺人をためらうことはないが無用な殺しは嫌う傾向にある。
あくまでもムテバにとっては殺人は傭兵としての仕事の一環で行っているだけであり、前述した凶行もとある理由から行っただけであり、本当に血に酔う快楽殺人鬼という訳ではない。


「非情の拝金戦士」の異名の通りに金銭関係には厳しく、劇中では呉一族*2に狙われた某国の要人を警護していた際には、報酬を巡って依頼主とトラブルになった結果、依頼を放棄して見殺しにしてまったことさえあった。


金銭関係には厳しく、分不相応な生き方を否定するなど数多の修羅場を潜り続けた歴戦の猛者らしい現実的な人生観の持ち主。
だが、関林ジュンとの戦いでは「プロレスの流儀」にのっとって敬意を示して最後は裏投げの後にカウントを取ってプロレスの勝ち方で殺さずに制圧したり、東洋電力がクーデターを起こした際には、理由を付けて加勢に向かうなど、決して血も涙もない冷酷な人物という訳ではない。
依頼主のとまりとは同じ合理主義者同士考えが合い、彼女の「命の価値は不平等」という意見にも同意している。その為、雇用主と闘技者という関係においては相性は非常に良い。


なお凄まじいまでの性豪で、トーナメント開催地に向かう拳願号内では、とまりからあてがわれた女性たちを食い散らかしており、仕合の入場前にも女性たちを「つまみ食い」*3していた。


ファッション

その恐ろし気な外見とは裏腹に、意外な事に趣味はファッションである。作中ではパン一*4で描かれることが多いためわかり辛いが服はサップ風のコーディネートを好んでおり中々のファッションセンスを持っている
…のだが、その拘りは凄まじく、一度ファッションについて語りだすと相性のいいとまりですら「私が悪かった」と白旗を上げるほど語りが止まらなくなってしまう

さらに単行本のおまけ漫画では海賊討伐前のとまりとのやり取りが描かれているが、その際はえらく高いハットにめっちゃ高いスーツ、すごく高い靴などを身に着け、挙げ句服を掛けるポールまで持参し、任務前にもかかわらずファッションについて長々と語りだし、ヘリから飛び降りる時ですらスーツの扱いについて注意をしていた。


【戦闘能力】

呉一族の中でも戦闘経験豊富な呉堀雄をもってしても「正直、二度と戦いたくない相手」と言わしめる程であり、かつてシエラレオネで反政府クーデターが起きた際には鎮圧のため政府から雇われ、その際完全武装した反乱軍を単身・素手で一発の銃弾に当たることなく皆殺しにするという離れ業をやってのけている。
アフリカでは数多の異名でその名を轟かせており、最新鋭の銃火器で武装したソマリア沖の海賊たちですら震え上がるほどである。
自身を人類最強と豪語してはばからないが、雇用主のとまりからも「テメーに勝てる人間はこの世に居やしねえ」と太鼓判を押されている。


流儀は傭兵時代から鍛えられたルール無用の軍隊格闘技(サイレント・キリング)
急所攻撃、騙し、化かし等の“なんでもあり”での戦いではムテバの右に出る者は居ないと言われており、負傷時の対策のみならず、多対一・武器術・素手での銃火器への対応も可能としている。恐らく単純なルール無用の殺し合いならば作中でトップクラスの実力者。
徒手空拳での戦い方は、終盤まで深追いせず慎重に攻め立て、敵のウィークポイントを的確に突いて無駄なく倒すファイトスタイルを好み、相手の負傷部位を容赦なく破壊していく。

また「中国拳法」の使い手でもあり、強敵に対しては中国拳法の暗技など中国医学を応用した技も用いる。
格闘家との意識の違いから、格闘技ではタブーとされる目潰しや金的などの急所攻撃、三半規管の破壊も躊躇いなく行い、勝利の為なら対戦者の殺害も厭わない。


超感覚

ムデバ最大の特徴。
過去の戦いで失明した全盲であるが故に失った視力の変わりに研ぎ澄まされた他の感覚による空間把握能力の持ち主である。
失明したときの反省から五感の一部を遮られても遺りの感覚で戦闘を継続できるように訓練している。
以下ムテバの感覚補完能力
肉体部位 効果
聴覚 音の反響による地形探知や相手の動作音を拾い攻撃を予測する(モニター越しでも可能)
嗅覚 匂いを基に相手の人数や健康状態、装備などを把握
触覚 聴覚によって得た地形情報の微調整を行う
となる。

これらの超感覚を駆使することで
  • 間合いの離れた位置から心拍音や呼吸を聴き取り相手の心理を読む
  • 聴覚と嗅覚で観客席を含む会場全体の様子を知覚する
  • 臭いの情報だけで対象の年齢はおろか人種すらかなり正確に把握する
といった全盲ながら超人的な認識力を発揮しており、一度でも面識があれば離れた観客席にいようとリング上の個人まで特定が可能となる。
本人曰く「常人以上に視えている」とのこと。
このため私生活においても健常な目を持った人間と変わらない所作・行動が可能になるため、当初は盲目だとは全く思われていなかった。

また空間把握能力以外にも、目は義眼に過ぎないため目を標的とした相手の攻撃を無力化できる初見殺し要素も含まれている。


  • 目突き
人差し指と中指を伸ばして突きを放ち、相手の眼球を直接穿って破壊する殺人技。
眼球そのものを潰すため一度決まれば逆転も夢ではなく、目を抉った箇所により深く撃ち込めば眼窩を貫通して脳すら物理的に破壊する威力を持つが、シンプルさ故にその分対策もし易い。
ただし視覚的なインパクトの凄まじさから、威力以上に相手の意識を惑わすブラフとしての効果こそが真髄といえる。
応用として伸ばした中指を耳穴に突き刺し、鼓膜を突き破って三半規管を貫き破壊することもできる。

  • 心臓抜き
古代中国から伝わる暗殺術。
皮膚、筋肉を越え、肋骨の下を潜り抜けた上で心臓に直接軽く触れることで意図的な心停止を発生させる貫手技。
心臓が僅かな衝撃でその動作に異常をきたす特徴を利用しているため筋肉そのものを貫く力も必要も無く目立った外傷も残らない。
闘技者随一のタフネスで知られる関林ジュンすら一撃で戦闘不能に追い込む危険な技だが、胸部の筋肉が緩んでいなければ十分な威力は発揮できないことから対象が力を抜いた瞬間を狙う奇襲技の域を出ない。
そのため目突きなどのインパクトのある技を繰り返すことで注意を逸らした上での使用が効果的な模様。
ムテバの技量であれば、例え心臓抜きを撃ち込んでも殺さずに昏倒させる程度に威力を抑えることができる。

  • 経穴突き(仮称)
中国医学の知識技術を転用した攻撃。
相手の体にある経穴目掛けて鋭い貫手を撃ち込み、相手に強烈な激痛を与える。
劇中では若槻の怪力による組技から脱出するために使用。若槻の強靭な精神力と肉体ですら耐えきれず拘束を緩まざるを得ない程の激痛が生じる。


装備

  • 義眼
岩美重工が開発した新型義眼の試作品。
プレデターらしき宇宙人のマスクをイメージしたらしく5種類のモードを搭載。
ムテバが持つ絶命トーナメントでの奥の手であり、劇中では「振動感知」「赤外線感知によるサーモグラフィー」を披露した。
これにより擬似的にではあるが視力を取り戻した。*5
ただし外科手術で視神経と接続し人間の眼の役割を果たすためか、通常の義眼と異なり安易な取り外しはできない様子。


【劇中での活躍】

ケンガンアシュラ


「アフリカの最強生物」「暗黒大陸の殺人マシン」「非情の拝金戦士」

この男の異名イコール伝説の数!!!

伝説の傭兵が今拳願仕合という戦場に立つ!!!

身長199cm体重122kg!拳願仕合初参戦!岩美重工所属


虐殺者(ジェノサイダー)”ムテバ・ギゼンガァーッ!!!


前述のとおりにソマリア沖での岩美重工商船がシージャックされる事件では、現地に赴くと無装備のままパン一でヘリから海にダイブして商船に乗り込み、僅か2分足らずで海賊達を皆殺しにして鎮圧し、その際商船の船員も見殺しにしている
これはムテバ曰く「乗員の救助は依頼になかった」とのことで、とまりも「コイツら(船員)も武器商人の端くれだから程度のリスクは承知の上だったろう」と意にすら介していなかった。



トーナメント1回戦では目黒正樹と対戦。
開始早々に背負い投げを決められていきなりマウントポジションを取られ、首を絞められながらも目黒の右目と三半規管を潰すが、自身は両目を潰されてしまい、目黒の特異体質である「多幸感*6」に苦戦しつつ金的攻撃を行いマウントポジションから離脱する。
上記の通りムテバは元から盲目のため目を潰されても問題なく、目黒の攻撃にカウンターを仕掛け、どんなに大怪我をさせても戦い続ける目黒へ「目黒を殺処分する」と宣言し、首をへし折り、潰した右目から脳に到達する二本貫手で目黒を殺害し勝利する。

2回戦目では関林ジュンが魔界から呼び寄せたデスマッチレスラーという設定で関林が扮したのマーヴェラス・セキと対戦。
試合開始直後に目潰しを行うも、相手がプロレスラーだったため目潰しの対処法を知っていたことで目潰しを不発にされ、体格差もあって圧倒され、両鼓膜を破られる深手を負う。
しかし研ぎ澄まされた嗅覚を頼りに戦闘を続け、目突きの多用で生じさせた意識の隙を突いて決定打となる「心臓抜き」を放り大ダメージを与えるもなお立ち上がられ、一撃を食らわされたことで自分と対等に戦う彼に対し、失明以来初めて「久々に『戦士』として戦いたい」と感じる。だが既に意識を失い戦えない状態でも立ち上がる彼が貫いた「プロレスの流儀」に敬意を示し最後は裏投げの後にカウントを取ってプロレスの勝ち方で勝利する(本人曰く「プロレスは嫌いじゃない」*7
関林は死を免れているが、これは本人は無益な殺害を好まないことと、耳を再生可能な程度の破壊に済ませた関林に免じてのことであったという。
合理主義者はロマンチストな面もあるという事だろうか。

また東洋電力のクーデターの際には「金にならない仕事に興味は無い」と嘯いていたにもかかわらず、金にならないクーデター鎮圧に協力。
怪我人が多く守護者に苦戦していた医務室に駆けつけ、関林へ向かって「そういえば、「プロレスの授業料」を払ってなかったな?」「あいにく持ち合わせがなくてね。働いて返すぜ。」と言い、理由をつけて協力するという義理堅さ・誇り高さを見せた。これには医務室にいてムテバのことを快楽殺人者と嫌っていた因幡は「なんだ良いやつじゃん」と言い、ムテバの評価を改めた。

また1回戦終了後、岩美重工から振動感知、赤外線感知などの機能が備わった特殊義眼を提供されており、仕合で性能のモニタリングを行うつもりでいた。関林戦で使わなかったのはムテバがまだ義眼に慣れてないことであったから。

3回戦は若槻武士と対戦。
2回戦での鼓膜へのダメージが治りきっていない状態ながら嗅覚で補い、義眼にも慣れてきたこともあり、組み技に持ち込もうとする若槻の経穴を突くことで回避し彼の圧倒的なパワーへの警戒から一進一退の攻防を繰り広げるものの、鼻を攻撃され嗅覚を奪われてしまうが、実際はムテバの貫手が若槻の首筋に刺さっており、逆に攻めた若槻の方が重症を負うことになった。
しかし若槻にはムテバの視線の動きから目が見えていることを悟られており、貫手を筋肉で止められ警戒していた「爆芯」を食らってしまい、致命傷は免れたものの右手が破壊される重症を負ってしまった。
そして…


俺は棄権する


とまさかの棄権宣言をし、3回戦で敗退となった。
)闘技者は勝ちを第一に考えるが、傭兵は生き延びることが第一と考える(関林談)」という傭兵としてのスタンスからこれ以上の継戦は本業に差し支えると判断し独断で棄権したのである。

優勝を狙っていたとまりは当然ブチ切れたが、「優勝できなければ報酬は前金のみ」という条件なので契約違反はしてない、と返すも納得はしてもらえず、とまりからの追求を避けるために「一回だけ無料で仕事を請け負う」と自身の直通番号が書かれた名刺を渡して会場を去った。とまりは怒りながらも、『伝説の傭兵のムテバへの依頼が一回だけ無料の名刺』と言う置き土産を「良いカードが手に入った」と笑みを浮かべ、ムテバを許すことにした。


ケンガンオメガ

トーナメント後はアゼルバイジャンでの目撃情報を最後に消息を絶っており、一時期は生存が危ぶまれた
……が、「コンゴの死神」がそう簡単にくたばる筈もなく、実はとあるリゾート地で優雅に休暇を取っていた
煉獄との対抗戦で岩見重工派閥に所属する関林と河野春男が出場出来なくなってしまったため、活躍できる闘技者以外の強者を求めるとまりから二年前に渡した名刺から接触を受け、出場を要請される。
しかし試合が煉獄の「不殺」ルールだったことから自分ではやりにくいと考えたため、コネを使ってユリウス・ラインホルトを招聘し、岩美重工派閥の代表として出場させることにした。

ちなみに報酬は美女と美味い酒の各1ダースで、ユリウスが勝てば追加報酬が出ることになっている。
とまりとはビジネスパートナーとしてなんだかんだ良い関係となっており、対抗戦も一緒に観戦しているが、その際にはリングからかなりの距離があるにもかかわらず、の正体を正確に言い当てるという芸当を見せた。

また対抗戦第5試合において、龍鬼が「」からの潜入者だったナイダン・ムンフバトを殺害したことで何かを感じた豊田から「仕事」の依頼を受ける。
そして第十二試合開始から程なく、モニタールームを襲撃したもう一人の十鬼蛇二虎に奇襲を仕掛け交戦状態に入る。
第十二試合決着後に戦闘シーンが描かれることなく壁にめり込まされていたが大きなダメージは負っておらず、二虎が撤退したこともあって深追いはしなかった模様。


【余談】

関林戦やクーデター時に意外な義理堅さを見せたことで、これ以降ムテバの人気は一気に上昇した。

アニメ版の中の人はONE PIECEで一部の読者からカルト的な人気を誇るウルージさんと同じ人である。
またアニメでは入れ墨が原作よりも薄くなっており、角度や光のあたり具合では見えにくいときもある。






追記・修正は五感を研ぎ澄ませてからよろしくお願いします。


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最終更新:2024年04月23日 09:34

*1 脳内麻薬をコントロールし、それによって痛覚をシャットアウトして戦い続ける事が出来る「極意拳」の使い手。過去に『滅堂の牙』、加納アギトと戦って再起不能にならなかった数少ない闘技者だが、戦った相手があまりにも悪かった

*2 報酬さえ出されればどのような相手も暗殺するという暗殺一族。1300年間“品種改良”をし続けた結果、脳のリミッターを故意に外せる「外し」という奥義を会得しており、常人では抵抗すらできない程の戦闘能力を持つ

*3 本人曰く「ウォームアップ」とのこと

*4 恐らく触覚を最大限に発揮するため

*5 視界はサーモグラフィーカメラの映像を見た状態と同じになるので完全回復ではない。

*6 すべてのダメージが快楽に転化される体質。

*7 試合開始前にも同じ事を言っていた為恐らく本当にプロレス自体は嫌いではないのだろう