ローラ(トロピカル〜ジュ!プリキュア)

登録日:2021/03/14 Sun 00:00:32
更新日:2021/06/07 Mon 20:23:15
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私の目的は任務を果たして女王様に認められ、次の女王になることよ!

そう!人間の子なんて、私が女王になるための捨て駒ぁ~!


ローラとは、『トロピカル〜ジュ!プリキュア』の登場キャラクターである。


概要

海の奥深くにある人魚と海の妖精の国「グランオーシャン」に住む人魚の少女で、本名はローラ・アポロドーロス・ヒュギーヌス・ラメール
ウェーブの掛かったピンクのロングヘアと、水色の魚の尻尾が特徴で、本来人間の耳が生えている個所からはエラのようなものが生えている。

あとまわしの魔女たちによってグランオーシャンが壊滅状態に陥った際、その統治者である人魚の女王からトロピカルパクトを授けられ、伝説の戦士プリキュアを探すべく人間界に上陸。
そこで夏海まなつ達プリキュアと出会い、行動を共にすることになる。

概要

一人称は「私」
その性格は端的に纏めると「腹黒い野心家」「高飛車」という一見正義の主人公側の人物とは思えないもの。

グランオーシャンの次期女王の座を狙っており、プリキュア探しも本人にとってはその為に足掛かりでしかなく、人間と関わらなければならないこともあってあまり大きな使命感は持ち合わせていない。
一方で、女王になると言っても描写を見る限り「国や世界をより良くしたい」といった使命感や情熱に起因するものではなく、単に大勢からチヤホヤされたいといった自己顕示欲を満たすことしか考えていない模様であり、その責務は頭にないことが伺え、実際第5話でも滝沢あすかから「あんた自分が偉くなりたいだけなんだろ?」と指摘されていた(当のローラはそれに対して「それのどこがいけないの?」と開き直っているが)。

理由は不明だが人間を見下しており、プリキュア探しも人間の手を借りなけれならないことには不本意であった。
その為、上記の台詞の通りプリキュアの変身者達のことも平然と捨て駒と言い切っている*1上、まなつと出会った当初も、名乗られたにもかかわらず「人間」としか呼ばない等人間に対してはドライに接する。
一方でアンデルセンの『人魚姫』等を筆頭とする「人間の人魚に対する勝手なイメージ」には一家言あるようだ。

まなつがプリキュアに覚醒すると名前呼びして体よく部下扱いする等調子のよい部分もある。
とは言え、自分の未来が掛かっていることもあってプリキュア探しにはそれなりに熱心ではあるものの、選考基準は見た目重視な上に変にこだわりも強いので中々見つけられずにいる上、傍から見るとあまり緊張感は感じられないことも多かった。
他にも、度々自分の容姿を鼻にかけるナルシスティックな面も強い。

この様に自己中心的な部分が非常に多いものの、思ったことを何でも口にしてしまう迂闊さやいざという時に慌てて逃げ遅れてしまうようなポンコツさもあり、絶妙に憎み切れない部分も多い。
尚彼女も彼女で、某少女漫画風の白目を剥いたり、ピカソのような顔になったり、女児アニメらしからぬゲス顔を晒す等まなつに負けず劣らずの顔芸率を持つ。
また、自分がヤラネーダに襲われても助けに来たまなつに逃げるように促す等根は優しいと取れるような面もあり、決して悪人ではないことが知れる。

「楽しく学校生活を送りたい」まなつと「プリキュア達にはあとまわしの魔女たちと戦って欲しい」というお互いの優先事項を押し付け合ってしまい喧嘩になってしまったことこそあるが、その後でも自分を助けてくれたまなつに多少感化された面もある等、単に「性悪」というよりは精神的に「幼稚」な面が大きいと言え、これから成長していく可能性も大いにあるだろう。
他にも、自分含め周りが暗い顔をしていたりウジウジと悩んでいるのが大嫌いでもあり、そういった際には自分から動いて相手を激励しにいく。
実際、話が進むにつれてこうしたことに裏打ちされた面倒見の良さも現れつつあり、何でも口にしてしまう性分も相俟って当初自分の感性に自信が持てなかった涼村さんご一之瀬みのりの背中を後押ししたことも多く、少しずつだが人を導く存在である女王としての資質を開花させつつある。
また、意外とかまってちゃんな部分もあり、まなつが自分と取り合ってくれないと露骨に不機嫌になることも増えてきている。

ここから先の彼女の心境変化もまた、本作の見所となると思われる。

なお、各種宣伝のためのものやアパレル関連のグッズにプリントされた宣伝画においては、プリキュア4人と同列に扱われており、まるで彼女もプリキュアのメンバーのような高待遇を受けている。
これが意味する事とは....?

スペック

一目見て分かる通りの人魚だが、見た目に似合わず行動力とその範囲は意外に広い。
まず、海水を泳ぐのは勿論のこと、用水路や地下水といった淡水でも自由に泳ぎ回れる。
また、こう見えて陸上を進むことも可能。その際にはのように尻尾をくねらせており、進んだ後には水の道ができる。

但し、基本はその存在故に人目を避ける必要があるので自由に動くことはできず、普段はマーメイドアクアポッドに入ってまなつに運んでもらっている。
加えて、本人曰く「人魚はプリキュアになれない」為、戦闘はできないのが現状。

あと、気になる「人魚の食事情」だが、3話ではボッドの中で紫色のタコさんウインナーが入った弁当を食べている。味はともかく、今作の人魚族は文化的には現代日本人に近い物を食べているようだ。
だが、グランオーシャンにはパンが無いらしく、5話でトロピカルメロンパンを食べて以来メロンパンにハマる
また、グランオーシャンには海ぶどうジュースなる謎の飲み物がある様子。

所持アイテム

  • マーメイドアクアポッド
女王から託されたアイテムで、クリアブルーの香水瓶のような形をしている。
内部にはローラ専用の簡易な居住スペースがあり、彼女のみが自由に出入りできる。
また、中央にある小窓からローラと会話することも可能。
周囲の環境によっては移動手段にもなり、劇中ではまなつに運ばれる他にも、潮の流れに任せてあおぞら市まで向かったシーンもある。
その他にも、ヤラネーダの体内のどこに奪われたやる気パワーがあるのかを探り当て、そこから「やる気パワー、カムバック!」の掛け声と共に抽出することも出来る。
そうして抽出したやる気パワーは、プリキュアの必殺技の発動に使われた後、元の人間へ還っていく。

余談

日高氏は今作がプリキュアシリーズ初出演となる。
インタビューにて「マネージャーさんから直接報告をしていただいたのですが、ビックリしすぎて一瞬時が止まったかのようでした。あとからひしひしと喜びが込み上げてきて、胸がいっぱいになりました。ですがそれと同時に、たくさんの方に愛され続けるプリキュアシリーズなので、責任を持って頑張っていこうと身が引き締まる思いになりました。わたし自身も子供の頃から憧れの存在だったプリキュア。可愛いキラキラした部分はもちろん、仲間を守るために必死に敵に立ち向かうカッコ良さ、諦めない姿勢、全てをひっくるめて「プリキュアってすごい!」と思えるのだと思います。そしてキャラクターたちの悩みや葛藤に共感できるところ、それを乗り越えようと前に進む勇敢な姿は、沢山の勇気を与えてくれます。観ている人の背中を押してくれる。そこがプリキュアの魅力だと思います」と語っている。

なお、日高氏は幼少期の子役時代に『ふたりはプリキュア』のグッズのCMに出演しており、名前もガッツリと出ている。
かつてCMに出ていた子供が成長して声優としてプリキュア出演を果たした事実を受け、なぎさ役の本名氏とほのか役のゆかな氏はTwitter上で親戚の子供の成長を喜ぶかのような会話をして日高氏を激励していた。

可愛い顔なのに腹黒いゲス顔をしたり、下半身が人外の形状だったりで、1話放送直後から一部の視聴者から『邪神ちゃんドロップキック』の主人公の邪神ちゃんと比較され、「ニチアサの邪神ちゃん」「きれいな邪神ちゃん」「マイルドになった邪神ちゃん」など散々言われたりもしている。


追記修正、これからよろしくね...wiki籠り!

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最終更新:2021年06月07日 20:23

*1 幸い(?)その時は力むあまり傍にいたまなつを尻尾で締め上げていたことで聞かれなかった