登録日:2021/06/21 Mon 17:42:00
更新日:2025/05/02 Fri 00:06:14NEW!
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不快で傲慢で許しがたい……。個の思いを大切にする我が主が、一番嫌う邪悪そのものだ。
だから倒します!たとえ弱い私一人でも……倒さざるを得ない!
変身……!
Start your engine!
ブレン・ザ・カメンライダー!
CV:松島庄汰
スーツアクター:浅井宏輔
【概要】
ブレンが
何故か持っていたベルト
「ブレンドライバー」を用いて仮面ライダーに変身した姿。
ライダーズクレストは脳。
変身に必要な
シフトカーは存在せず、ドライバーのキーを回すだけで変身する。
なお、変身エフェクトは他のドライブ系ライダーと同じ。
外見は緑色の
プロトドライブといった感じであり、ブレンロイミュードのような
マントを羽織ったような姿をしている。
また、頭部はまるで脳味噌のように内部の機構が剥き出しになっているが、これに反して強度が非常に高い。
スペック自体は相手が実質再生怪人とはいえ、人数差を物ともしないぐらいに高いが、
特殊能力が仮面ライダーらしくないトリッキーなものばかり。
更には
蹴りや突きはともかく、
瞬時に裸絞めを極めて首の骨をへし折るといった異常にエゲつない格闘センスを発揮する。
良くも悪くも仮面ライダーとしての当たり前を逸脱しており、その戦法には大蜘蛛大首領は完全に振り回されっぱなしであった。
ちなみに松島氏は「(どうせブレンだから)絶対にふざけたデザインになる」と思っていたらしい。
変身や
必殺技の発動に
シフトカーを介さずドライバーのみで賄う事から、システム的にはゴルドドライブに近く、
ドライブであれば本来タイヤが装着されている部分も、プロトドライブやゴルドドライブ、及びゼロドライブと似た造形となっている。
覚悟を決めた切っ掛けがゴルドドライブを思い出したからなのに、彼と似たシステムで変身するというのは何の因果か。
なお、東映のWebサイト『
仮面ライダー図鑑』によれば、アイテムなどはクリスタル・ペプラー博士が作り出したものと解説されている。
【スペック】
身長:203cm
体重:115kg
パンチ力:17.5t
キック力:25.1t
頭突き力:33.3t
ジャンプ力:42m(ひと跳び)
走力:100mを3.秒
ドライブ・マッハのデッドヒート形態に匹敵するスペックを誇るが、見ての通り何よりも
ヘッドバットの威力が尋常ではないのが特徴。というか頭突き力の表示されているのは仮面ライダーブレンぐらいである。
全体的にブレンの持ち味である
毒をフル活用しており、戦闘のみならずライダーシステム自体の運用にも毒が使われている。
頭部「ブレインブレインメット」はブレンの頭脳を保護しつつ処理能力を高めるため、ゲル状の毒液をクッションとした多重装甲「グリュンヘッドカウル」と、
脳の意匠を持った銀色の装甲「オーバークロックアーマー」内部に冷却用の毒を流している。
またこの装甲は過剰なほどに強度が高められているため、キックよりも頭突きの方が威力を発揮できる。
複眼である「TOX-ハイビームアイ」は熱源・動体反応を捉え素早く広範囲の情報を得る他、センサー部分の発光機能で目くらましをかますことも可能。
それだけでなく
目の毒になる映像を空中投影し相手の注意を逸らすと言うもはや
抽象的な比喩表現の領域に到達した毒絡みの機能が搭載されている。
さらに額にある丸いシンボルは「ヘッドクラッシュチャージャー」という攻撃ユニットで、全エネルギーを頭部に集中することでブレンヘッドクラッシャーの威力を最大に高めるとともに、オーバークロックアーマー表層のパイプから閃光毒を噴射してそれを補助する。
アンテナ型のパーツ「ポイズンレーダー」は毒噴射を制御するものだが、恐ろしいことに変身完了と同時に不可視の毒ミストの散布を開始しており、敵味方に気づかれないよう毒を浴びせる。このため、戦闘エリア内の毒の濃度が時間と共に上昇し、最終的にブレン以外は敵も味方も行動不能になるというはた迷惑すぎる代物である。
クラッシャーに当たる「デンジャーフェイスガード」は開閉可能であり、調合した毒液を不意打ちで吹き付けることもできる。
右胸には新型の動力源「コア・ドライビア-BN/CP」が内蔵されている。
これは、クリスタル・ペプラー博士がロイミュードのボディを解析、再現する過程で作り出したものであり、ドライブのものとほぼ同等の性能を持つ。
両肩のアーマー「BN-ディフレクター」は敵の攻撃を受け流す機能を持つ他、毒の注入・吸収を行うニードルが隠されている。
ちなみにこれで毒を吸収する過程で異物や老廃物の類も消し去るのか、毒吸収を受けた相手は健康になる。
腕部アーマーの「モータルアームガード」は強化毒による飛躍的な腕力増大能力がある他、邪悪な敵の首をへし折る機能という謎の凶悪な機能が搭載されている。
ドライブのタイヤに当たる部分には毒素調合ユニット「TOX-ブレンディングギア」が装備されており、格納された999の毒素を調合することで敵に応じた最適な毒を作り出すことができる。
手先を覆う「ヴェノマスターグローブ」はライダー毒手の威力を飛躍的に高め、その他発火毒を用いて爆発するライダーパンチを放つ機能が備わっている。
さらに脚部「ケミカウルブーツ」は閃光毒エネルギーを纏うことで必殺の
ライダーキックを放つことができるが、この動作をフェイントに使った頭突き攻撃へ移行する技もある。
背中に広がる「ハンカチーフマント」は猛毒結晶金属を線維化したものであり、ポイズンハンカチーフに使うハンカチはここからプリントアウトされる。
【装備】
変身用ベルト。ドライブドライバーを参考にクリスタル博士が開発したと思われるもの。
非使用時は違和感なくポケットに入るサイズへと圧縮される模様。
モニター部分にはメガネをかけたようなグラフィックが浮かんでいる。
色合いや操作はドライブドライバーよりもバンノドライバーの方が近いが、中に人間の意識を移植する機能が残っているのかは不明。
シフトカーをセットするためのブレス。
ドライブのものと異なり変身には関与せず、用途は不明。
内部機能に何らかのロックがかかっているようだが……?
機能部分としては非常にのだろう、ようだ、らしいなどと言葉にを濁してこそいるものの、
既視感のある剣型武器を概ね毒属性にした名称、機能をしている。
しかし、機能的にあまり変わらない部分は名称がちょくちょくそのままのようで、例えば特殊反応炉ブレンダーファーネスという名前などは元々名前に「ブレン」が付いているからか変わってないのに仮面ライダーブレンらしいものとなっている。
反応炉のエネルギー源として柄の眼鏡部位に入っているのは眼魂ではなくなんと高濃縮毒素で満たされた目玉型ユニットというなんとも言い難い代物で、直接投げつけ猛毒を浴びせることも可能だそう。
そのため、比較的には元ネタのサングラスラッシャーのギミックを変更したものが多い。
実際、原典で因縁があり、使用した事もあるダークゴーストはこれで腹部を刺し貫かれつつ、今際の際に
「そ、それ…色塗り替えただけで、お前の武器じゃない……!」と
メタいツッコミをかまして倒された。
【乗用マシン】
ライドチェイサーに酷似しているが、カラーは緑で、フロントカウルの
髑髏は脳味噌に置き換わっている。
『仮面ライダー図鑑』によれば「毒
ミサイルや毒まきびしといった兵装も搭載されているらしい」との事。
両手から毒液を垂れ流しながら行うパンチやチョップや貫手の類。
TOX-ブレンディングギアに格納された999の毒素を用いるため、触れるだけで致命傷となる。
上述の様に格闘攻撃に纏わせ威力を強化するだけでなく、毒液を相手の顔面にネットリと丹念に擦り込んで悶え苦しませるという、仮にも仮面ライダーのやる事じゃないだろと思わず言いたくなるような悍ましい使い方まで披露する有り様。動きもあいまって思わずダークライダー達がヘタれた。
更には敵を害する毒だけでなく強化毒による自己の腕力強化も入っているので単純に打撃としての貫通力も理不尽に高まっている。
また、『仮面ライダー図鑑』の解説によれば、これら999の毒素を「調合」して猛毒を作り出しているらしく、これが事実ならそれこそ猛毒の種類や性質はほぼ無数と言っても過言ではないと考えられる。
ライダー毒手の派生技。毒液でベトベトになったハンカチを背中のハンカチーフマントから生成し、敵に投げつける。
まともに顔面に浴びたアナザーパラドクスとダークキバは毒と窒息状態に悶絶し苦しみ抜いた挙句ぶっ倒れた。ご愁傷様です。
ブレンの個性、ここに極まれり。
ドライバーのイグナイトキーを回して発動する大技。
ライダーキックを放つ……と見せかけて敵の目の前に着地し、
敵が驚いている隙に集約したエネルギーを頭部に移動させ、頭突きを叩き込む。
いや、頭脳が武器ってそういう事じゃないだろ。
ともあれ、これらの凄まじく個性的な技の数々を以て無の面々を圧倒し、最後に残った大蜘蛛大首領もブレンヘッドクラッシャーの一撃を浴びて、
と、とても納得のいく断末魔と共に爆散したのだった。
まさかまさかのスピンオフ代表として登場。
残念ながら松島氏による台詞の新録は無いものの、「ライダー毒手」で貫かれたカッシーンが
緑色に光って溶けるような水音を響かせて倒れるという、恐ろしくも腹筋崩壊間違いなしな登場の仕方をした。
残念、アマゾンズではありませんでした!
ドライブ勢として登場。
どこから調達したのか、存在しないはずのドライバーを所持している。
だから追記します!たとえ弱い私一人でも……修正せざるを得ない!
- 武器は眼魔世界の技術も解析されていることから、無の組織の規模もやばい。正体はたぶんアレだから納得もするが -- 名無しさん (2021-06-21 18:01:12)
- ロボットを溶かす毒ってなんだよって思ったけどむしろブレンの十八番だった -- 名無しさん (2021-06-21 19:30:51)
- 「平成ライダーの歴史において正真正銘最後に新登場したライダー」ギンガ、ツクヨミ、OQの敵ライダー一行「え?」 -- 名無しさん (2021-08-21 17:10:25)
- いやだって君ら令和になってからのライダーだし -- 名無しさん (2021-09-25 17:44:54)
- 仮面ライダー図鑑で情報開示されました。 -- 名無しさん (2022-12-16 00:44:39)
- アウトサイダーズでも登場。 -- 名無しさん (2023-08-04 23:29:15)
- ドライブ10周年に向けてチェイサーとハートと共にライダーとして3人揃い踏みする姿は見てみたいが実現出来るだろうか? -- 名無しさん (2023-10-08 14:08:07)
- アウトサイダーズではさも当然のように仮面ライダーに変身していたが、さすがの蛮野や財団Xのエコル達も「なぜブレンが仮面ライダーになっている?」という疑問を抱いていたはず。ゼインのフォーカード(4枚の複製Kによる強化)からアークゼロを庇った際にはキングラウザーの斬撃を頭部のオーバークロックアーマーで防御。ブレン自身は無傷など異常な頑丈さは健在。 -- 名無しさん (2024-06-02 20:29:52)
- ギャグキャラ扱いだから許されるけど -- 名無しさん (2024-08-16 00:34:37)
- ↑ほぼ解毒不能で無機物すら溶かす毒を使うとかあまりにも邪悪だろ… -- 名無しさん (2024-08-16 00:36:00)
最終更新:2025年05月02日 00:06